健康維持と老化防止のためにこれだけはしておきたい5つのこと

上符正志(うわぶ・まさし)

【お話を伺った人】上符正志(うわぶ・まさし)先生

銀座上符メディカルクリニック 院長 1960年、山口県下関市生まれ。九州大学工学部在学中、医師が社会で果たすべき役割にめざめ転身、産業医科大学医学部に入学。卒業後、横浜市民病院外科、北里大学医学部救…

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(編集・制作 (株)法研

体が老化する原因は、活性酸素の増加!?

“体が錆びる”という言葉を聞いたことはありませんか? これは体が老化していることを指し、実年齢より老けて見えたり、不定愁訴などの症状があらわれます。そして、原因を作っているのが「活性酸素」です。

活性酸素は、呼吸で酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出すときに、体内に残る燃えかすのようなもの。微量の活性酸素は、白血球と結びついて細菌などの異物を攻撃する働きをしますが、活性酸素が必要以上に増えると、今度は健康な細胞まで傷つけてしまいます。これが体の酸化、つまり錆びて老化が進むメカニズムです。

活性酸素が増える要因として、紫外線や排気ガス、アルコール、喫煙、電磁波などがありますが、ストレスもその一つです。

仕事や人間関係、緊張を強いられる場面などでストレス感じると、それに対抗するために「コルチゾール」という物質が分泌されます。コルチゾールは、ストレスに対抗するために血糖値や血圧を上げて、必要なエネルギーを作り出すホルモンです。ただ、コルチゾールと同時に発生するのが活性酸素です。ストレスが続きコルチゾールがしょっちゅう出ている状態は、活性酸素の量も増やすことになります。

20代の頃は活性酸素を除去する酵素が体の中でたくさん作られますが、年をとるにつれてその量も少なくなります。最近、以下のような症状があらわれてきたと感じることはありませんか?

● 以前に比べてシミやシワが増えた
● 白髪、抜け毛が増えた
● 筋肉がたるんできた。運動していないのに筋肉の張りが気になる
● 風邪をひきやすくなった
● 気分が沈むことが多くなった。イライラするようになった
● 甘いものを食べる量が増えた
● お酒の量が増えた
● 間食が増えた

このように、体の酸化によってさまざまな症状があらわれます。4つ以上当てはまる人は、すでに体の老化が進んでいるかもしれません。

今日から始める健康で美しい体づくり

体を酸化させずに若く健康に保つには、食生活や行動の見直しが必要です。まずは、5つのポイントを普段の生活に取り入れてみましょう。

1. 抗酸化作用のある食材を摂る
緑黄色野菜、グレープフルーツや、“スーパーフード”といわれるブロッコリー、ベリー系には抗酸化作用があります。ブルーベリーやラズベリーなどのドライフルーツが入ったグラノーラは、手軽に食べられて便利です。

2. サプリメントを活用する
抗酸化作用のあるビタミンCやコエンザイムQ10のサプリメントを活用しましょう。とくにビタミンCは、夜寝る前に摂取するのがオススメです。寝ている間にコルチゾールによる体の酸化を防ぎ、朝の目覚めもスッキリです。

3. ゆっくり食べるように心がける
食材の細胞を粉々にしたほうが、体への吸収率が高まり消化器官に負担もかけません。老化防止にもつながるので、ゆっくりよく噛んで食べましょう。消化器官に負担をかけずに栄養を吸収してくれるグリーンスムージーなどを食事に取り入れるのもオススメです。

4. 筋肉トレーニングとストレッチを行う
筋肉を刺激する筋トレは、健康を維持するのに大切です。週2回程度、翌日軽い筋肉痛になるレベルで行いましょう。また、副交感神経を刺激して体をリラックスした状態にするストレッチも忘れずに。就寝前に行うと、手足の末端まで血管が広がり体がポカポカになり、心地よい眠りにつくことができます。

5. ネガティブ思考にならないように心がける
コルチゾールの分泌を減らすために、ストレスをためない工夫を。まだ起きてない先のことまで考えて不安になるより、「なるようになる!」という気持ちを持つように心がけましょう。

この5つのポイントを普段から心がけることで、自分の体が若々しく元気に変化していくのが実感できるはずです。今年1年の目標として、頑張って続けていきましょう。

※この記事は2014年1月に配信された記事です



年をとると記憶力が悪くなるのはなぜ? 記憶力アップの7つの秘訣

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

年齢を重ねるにつれ、記憶力の低下を感じることは多いもの。加齢と記憶力の関係と、記憶力を上げる方法をまとめてご紹介します。

年をとると記憶力が悪くなるのはなぜ? 記憶力アップの7つの秘訣

「年齢を重ねても記憶力は低下しない」がホント!?

テレビを見ながら「この女優さん、なんて名前だっけ?」と思い出すまでに時間がかかったり、用事があって隣の部屋に行ったものの何をしにきたのか忘れたり……。
こんなことが続くと「やっぱり、年のせいかなあ」と感じますよね。でも実は、最近の研究で、年齢を重ねても記憶力は低下しないことがわかっているのです。それでも「昔より思い出せなくなった」と実感している人は多いもの。その理由は、人生の長さにあります。

例えば、20歳の人と、60歳の人を比べてみましょう。20歳であれば脳には20年分の記憶が蓄積されています。そして、60歳なら60年分の記憶が蓄積されています。つまり、年をとればとるほど、情報が蓄積される量も多くなります。そのため、記憶を呼び起こすのに時間がかかるということ。これが「思い出せなくなった」という感覚につながります。
また、脳には情報を整理する機能が備わっています。60年分の情報の中で優劣をつけて整理しているので、呼び起こされる機会が少ない記憶は奥の方に収納されてしまうのです。

特に、記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、初めて会った人の名前や今日やるべきことなどは、短期記憶に分類され、もともと短期間で消えてしまいやすいこと。これらは、反復して覚えたり、下記のような方法を用いると記憶に残りやすくなります。

<記憶力アップの7つの秘訣>

1)運動する

机に向かって暗記するという方法は、単調で脳が退屈してしまいます。歩きながらなど、何かをしながら覚えることで、脳がより刺激されて記憶しやすくなります。特に有酸素運動と相性がよく、脳への血流もアップしてより活性化します。

2)睡眠時間を6時間半~7時間とる

睡眠不足は、作業効率が落ちるのはもちろん、集中力にも欠けてくるので、その状態で記憶するのは非常に困難です。脳をしっかり休ませることで、スムーズに記憶できるように。逆に寝過ぎも逆効果です。6時間半から7時間の睡眠が、一番記憶力が上がるという研究結果があるそう。

3)眠る前に勉強する

記憶力が高まる時間のひとつが、眠る1時間前。集中力が高まる時間ということと、その後の睡眠で記憶が定着するという利点もあります。脳が情報を睡眠中に整理整頓。寝る前に得た知識が、整理されて使える状態になり、朝を迎えることができるのです。

4)休憩を取る

脳が集中できるのは、30分から1時間程度。30分ごとに5分、1時間ごとに10分など、こまめに休憩を取り脳をリラックスさせると、集中力が高まるとともに記憶力もアップします。

5)脳を刺激しながら覚える

何かを覚えるときは、何か刺激があると記憶が定着しやすいもの。英単語を覚えるなら、まず自分の興味のあるジャンルの言葉から覚えたり、お気に入りのカフェで勉強するなどが有効。脳への刺激が高まり記憶力が上昇します。

6)記憶したことをアウトプットする

覚えた情報をアウトプットすることでより記憶が定着します。アウトプットするには、脳にインプットした情報を整理して、理解することが必要。勉強したことを口に出して復唱したり、人に説明したり、ブログを書いて覚えた情報を整理するのもおすすめです。

7)笑顔で勉強する

記憶力を高めるため、笑顔で勉強をしましょう。無理やりでも笑顔を作ると脳は「楽しい」と判断し、ドーパミンを分泌。脳が活性化することで、集中することができ、記憶力が高まります。

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ほうれい線を解消! ペットボトルだけで出来るエクササイズのやり方

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

これがあるだけで、見た目年齢がかなり上がってしまう“ほうれい線”。「できてしまった!」とショックのあなたに、ほうれい線が解消できるエクササイズをご紹介。

 ほうれい線を解消! ペットボトルだけで出来るエクササイズのやり方

ほうれい線があるだけで見た目年齢は10歳プラス!?

鼻から口元に伸びるほうれい線は、顔を疲れた感じに見せてしまい、それがあるだけで“10歳は老けて見える”とも言われています。ファンデーションやハイライトでごまかそうとしても、へこんだ部分に入り込んできれいに隠せません。しかも、ほうれい線は顔のシワの中でもいちばん解消しにくいともいわれるところ。できてしまったほうれい線はもちろん、予防のためにも日頃からケアしておくことが必要です。

ほうれい線ができる原因のひとつが猫背です。スマホやパソコンを使う時間が長い人は、首が前に出て顔に重力がかかりほうれい線ができやすくなります。日頃から人と話す機会が少ない人も、顔の表情筋が衰えやすいため、ほうれい線ができやすくなりがちです。
また、頬は顔のなかでも骨の支えがない部分。そのため、加齢とともに顔の筋力が低下すると、その上にのった皮膚をキープできなくなり、頰がたるんで口の脇にシワができてきます。これを解消するには、顔の筋肉を鍛えることが必要です。

ペットボトルを使えば確実に「口輪筋」を刺激

ほうれい線解消のカギは、口のまわりにある筋肉「口輪筋」をピンポイントに鍛えること。口のまわりを囲むようにあるのですが、自分で意識して動かそうとしてもなかなかできないもの。それをサポートしてくれるのが、ペットボトルなんです。

<ほうれい線を解消するペットボトルエクサのやり方>

空の2リットルペットボトルを、1本用意します。

1)息を吐く

背筋を伸ばし、両手で2リットルのペットボトルを持ったら、息を吐く。この時、限界まで吐ききるのがコツ。

2)ペットボトルのなかの空気を吸い込む

両手で持ったペットボトルを、唇だけでくわえる。歯は使わないで、唇だけでくわえるのがポイント。しっかりくわえたら、空のペットボトルの空気を、頰をへこませて一気に吸い込む。ペットボトルがへこむほど、がんばって息を吸って。

3)6~8秒キープしたら吐く

ペットボトルの空気を吸い込んだまま、6~8秒キープしたら、息を吐き出す。これを3回行う。

そのほか、500mlの空のペットボトルに100mlほど水を入れたものを机の上に置き、それを唇だけで10秒間持ち上げるという方法も。この時も、歯を使わずに唇だけを使って行って。数回続けると、口のまわりの筋肉が疲れてきます。翌日、筋肉痛になる人も。これはしっかり口輪筋に働いている証拠です。このペットボトルエクサを毎日続けて、ほうれい線を撃退しましょう。

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いつでもどこでもできる“くちびるエクササイズ” でたるみやしわを撃退!

【お話を伺った人】宝田 恭子先生

宝田歯科医院院長 日本アンチエイジング歯科学会理事、日本歯科人間ドック協会理事、日本歯科東洋医学会理事。日本歯周病学会、国際口臭学会、メディカルアロマテラピー研究会などに所属。くちびるエクササイズ…

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(編集・制作 (株)法研

(「すこやかファミリー」法研より)

口輪筋のトレーニングで顔全体の老化をストップ! 口の中を健康にするだけでなく、肌のたるみやしわも防ぐ一石二鳥のエクササイズ。

口輪筋に負荷をかけると、顔中の表情筋が鍛えられる

「くちびるエクササイズ」は、もともと鼻呼吸を意識できるようにすることや、歯周病予防のために宝田先生が編み出した表情筋を鍛える体操。くちびるを取り囲む筋肉である口輪筋(こうりんきん)にうまく負荷をかけると、つながっている他の表情筋も連動して動かされるので、結果として顔中の表情筋を鍛えることになります。

このエクササイズを始めて7年になりますが、これを実践して美人度がアップした人が続出したことから、本格的にヘルス&ビューティーエクササイズとして考案されたものです。その美人効果とは次のとおり。

(1)ほおやあごの周りの筋肉が引き締まって小顔に。視界が明るくなり、目が開きやすくなる。
(2)しわや毛穴が目立たなくなる。
(3)肌の血行がよくなり、新陳代謝が活発になって肌がきれいになる。むくみも解消される。
(4)口角が上がりやすくなり、笑顔が魅力的になる。
(5)筋肉のバランスが整い、ゆがみが矯正されて顔が左右対称になる。

さぼっている表情筋を鍛えてたるみやしわを撃退!

顔の皮膚の下は、顔の表情をつくっている表情筋で覆(おお)われています。表情筋は24種類もの筋肉から成り立ち、顔面神経に支配されています。それぞれの筋肉は複雑に連携しながら表情や輪郭を作っていますが、表情豊かでよくしゃべる人でも、使われている表情筋は3割くらいといわれています。つまり、残りの7割の筋肉は使われずにさぼっていることになります。

表情筋が衰えると、皮膚を支える力も弱まり、肌のたるみやしわとなってあらわれます。口輪筋の筋トレで、たるみやしわを解消、肌の老化にストップをかけましょう。

まずは次の方法で口輪筋の筋力チェックをしてみましょう。
500mlのペットボトルに水150ml(女性は100ml)を入れ、歯は使わずくちびるだけでくわえて下を向きます。10秒キープできないときは、口輪筋が衰えている可能性が。次に紹介するエクササイズで、口輪筋、ひいては表情筋を鍛えましょう。

4つのエクササイズで美人度アップ

「くちびるエクササイズ」は、いつでもどこでもできてとても簡単! 正しい姿勢で行うこと、わずかな時間でも毎日続けることが大切です。左右の肩甲骨がくっつくくらい胸を張ったら、ストンと肩を落とした姿勢をとり、歯みがきのときや入浴中、食器を洗いながらなど、ながら時間を使ってできるときにやるのが長続きの秘訣。

●歯みがきエクササイズ →お肌にハリ、毛穴も目立たなくなる
歯ブラシをくわえてくちびるを閉じ、ほおを思いきりすぼめたり、ふくらませたりします。くちびるを閉じたまま歯みがきをすると、口輪筋が鍛えられます。

●うがいエクササイズ →フェイスラインくっきり、すっきり
『かたつむり』の歌をハミングしながらリズミカルにうがいをします。水なしの「空気うがい」なら家事をしながらでも。

(1)「でんでんむしむしかたつむり」のリズムに合わせ、右ほおをふくらませてうがいをする。

(2)「おまえのあたまはどこにある」で、うがい水を左ほおに移してうがいする。

(3)「つのだせ」で、くちびるの上部のみをふくらませてうがいする。

(4)「やりだせ」で、くちびるの下部のみをふくらませてうがいする。

(5)「めだまだせ」で、目を見開き、両ほおを思い切りふくらませる。

『舌スイングエクササイズ』 →二重あごと首のしわ予防に
胸の前で両腕を交差させ、首をゆっくり後ろにそらせて真上を向きます。舌を真上に向けて突き出し、左右に10回ほど往復させます。このとき、舌が口角にしっかりとぶつかるようにスイングさせ、目も一緒に左右に動かしましょう。

はっきり読みエクササイズ →新陳代謝アップでお肌きれいに
「ありさんあつまれアエイウエオア」、「かにさんかさこそカケキクケコカ」、「さかだちさかさまサセシスセソサ」など、口を大きく開けて一語一句はっきりと読んでいく発声練習法があります。滑舌(かつぜつ)の訓練に使われるこの方法は、表情筋を鍛えるのにも効果があります。顔全体を動かすように大げさに口を開け、目を見開いて行います。

※この記事は2008年8月に配信された記事です

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こんな症状があったら薄毛予備軍かも! 女性の薄毛危険度をセルフチェック

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

「私の髪、大丈夫?」と不安になっていませんか? そこで、薄毛の危険度がわかるセルフチェックをご紹介します。

こんな症状があったら薄毛予備軍かも! 女性の薄毛危険度をセルフチェック

頭皮のかゆみ、食事制限のダイエットも薄毛予備軍に

加齢にともない、髪の悩みは増えるもの。今は大丈夫でも、「将来、私の髪は?」と気になる人は、下記のセルフチェックを試してみましょう。

薄毛危険度セルフチェック

下記の項目にいくつ当てはまりますか? 3つ以上当てはまる人は、薄毛予備軍。薄毛になる危険性があります。すぐに薄毛対策を始めましょう。

・頭皮がべたつく

毎日シャンプーしているのに、頭皮がべたつく人は、皮脂が過剰になっている可能性があります。皮脂が出すぎていると、髪がぺたっとするだけではなく、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮トラブルがおこりやすく。毛穴も詰まりやすくなるので、健やかな髪の生育を阻みます。皮脂が過剰になっている原因は、揚げ物や肉に偏った食生活やシャンプーの仕方などが考えられます。べたつくからとシャンプーをしすぎると、かえって皮脂が過剰になることも。今のやり方やシャンプーを変えてみて、頭皮のべたつきが変化するか、確認しましょう。

・分け目が目立つ

いつも右側で髪を分けている人は、左側で分けてみて。その時、右側の分け目の方が頭皮が目立つようなら、薄毛になりはじめています。ずっと同じ分け目をしていると、同じ方向にばかり髪が引っ張られるため、分け目の部分から薄毛になりやすく。また、分け目の部分には紫外線が当たるので、頭皮ダメージもおこります。分け目を変えたり、その部分を重点的に頭皮ケアするなどの対策をとって。

・頭皮がかゆい

頭皮がかゆい人は、乾燥していたり、逆に皮脂が過剰になっている場合も。シャンプーやスタイリング剤が頭皮トラブルを起こしている場合もあるので見直してみて。頭皮が乾燥してかゆい人は、シャンプーをする時に熱いシャワーは避け、また、シャンプー剤を使う日と、ぬるま湯だけで汚れを落とす日を交互にしましょう。乾燥からくるかゆみの場合は、フケをともなうこともあります。

・頭皮が赤い

洗浄力の強いシャンプーを使っている、またはシャンプーの時に頭皮を強くこすりすぎている可能性があります。健康な頭皮は、青白い色です。頭皮が炎症を起こしているので、健康な髪が育ちにくい環境になっています。

・10年以上同じ髪型をしている

ずっと同じ髪型をしていると、シャンプーやブローも常に同じやり方になりがち。常に同じ方向に髪が引っ張られるので、頭皮が硬くなりやすくなり、分け目や生え際から薄毛になる可能性があります。

・カラーとパーマを両方している

カラーやパーマは、それぞれ髪や頭皮に負担のかかる施術です。両方を行っているとたとえトリートメントしたとしても髪にダメージが残ります。頭皮にもカラー剤やパーマ剤がつくのでダメージは避けられません。どうしても両方したい人は、将来の髪のためにも極力同じ日に行うのをさけ、数週間あけてから行って。

・頭皮が1cm以上動かない

頭皮に、親指以外の指の腹4本を当て、上下左右に動かしてみましょう。1cm以上動かない人は、頭皮がかたくなっています。頭頂やサイド、襟足付近など、頭皮の部分によっても動き方が変わるのでチェックを。頭皮が動きにくい部分は、頭皮マッサージやブラッシングをしてほぐしましょう。

・食事制限を行うダイエットをしている

髪の育成のためにバランスのよい食事は必要不可欠。ダイエットで食事制限をしていると栄養不足になり、髪に栄養が届きません。食事制限系のダイエットをする場合は、1日に必要な栄養素が食事で確保できるか確認をしましょう。

・1日2回以上シャンプーしている

頭皮の皮脂は、天然の潤い成分。皮膚の常在細菌のバランスを整え、頭皮を外敵から守ってくれます。皮脂は健康な髪を育てる環境に欠かせないものです。皮脂が過剰にでるからと1日2回以上シャンプーすると、皮脂を取りすぎて頭皮の乾燥、またはさらに皮脂を過剰に分泌します。シャンプーは1日1回までに。

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老けない肌の作り方|肌の老化を防ぐ抗酸化物質を上手に摂ろう!

ノーイメージ

【お話を伺った人】福生 吉裕先生

財団法人 博慈会老人病研究所所長 昭和47年日本医科大学医学部卒業。53年微生物学免疫学にて医学博士号修得。日本医科大学内科助教授、中国長春中医学院客員教授などを経て、平成13年より現職。日本医科…

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(編集・制作 (株)法研

(『エプロンサイエンス お肌の美しさを保つ秘訣
~抗酸化ビタミンとマルチカルチノイド健康法』福生吉裕監修、法研より)

シミ・シワも活性酸素が原因のひとつ

鏡に向かったとき、「あら、こんなところにシミが…」とか「いつの間にシワができちゃったのかしら?」とドキッとしたり、暗い気持ちになったりすることはありませんか? 仕事が忙しいとか睡眠不足が続いているというわけでもないのに、お肌にハリがなくなって若々しさが感じられなくなってきたとしたら、それは活性酸素のせいかもしれません。

活性酸素てなに?

活性酸素は、体の中で酸素が活用される過程で作り出される物質です。がん細胞や雑菌を攻撃する働きをもち、余分な活性酸素は体に備わった機能によって取り除かれます。しかし、現代の生活では大気汚染や放射能、紫外線の増加、ストレス、喫煙などによって活性酸素が大量に作り出され、体内の機能だけでは処理しきれなくなっています。
この過剰な活性酸素が攻撃性を発揮し、体内の細胞や遺伝子を酸化させてサビつかせ、傷つけるようになります。活性酸素は脳や心臓、血管、目、関節など、体のあらゆる器官や細胞にダメージを与え、老化を早めたり、病気の引き金になったりするのです。

お肌も例外ではありません。紫外線にさらされた皮膚には活性酸素が発生し、皮膚の細胞中の抗酸化物質を攻撃して撃退してしまいます。その結果、皮膚の細胞はダメージを受け、シミやシワをつくってしまいます。シミやシワは、金属が酸化されてサビつくのと同じことなのです。

過剰な活性酸素からお肌を守るには

活性酸素は微量であれば、体内のがん細胞や雑菌を攻撃するよい働きをします。問題は、大量に作られ、体内で過剰になってしまうために起こるのです。過剰になった活性酸素の攻撃性を抑え、無害なものにすれば、お肌のキズ(シミやシワ)は少なくてすみます。

悪事を働く活性酸素をおとなしくさせるのが、抗酸化ビタミンやカロチノイド、ポリフェノールなどの「抗酸化物質」といわれるものです。
抗酸化ビタミンというのはビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEなど、またカロチノイドはα-カロテン、β-カロテン、リコピン、ルテインなどです。最近注目のポリフェノールは植物がもつ色素や苦味・しぶみなどの成分。アントシアニン、イソフラボン、カテキン、セサミノールなどがあり、いずれも強い抗酸化力をもちます。これらの物質がもつ抗酸化力によって、活性酸素の暴走を抑えることができます。

抗酸化物質を豊富に含むのは、野菜や果物です。成分であるカロチノイドは緑黄色野菜に含まれていて、ビタミンCやビタミンEと一緒にとると、抗酸化能力がフルに発揮されることがわかっています。特に熱帯でとれる果物にはこの抗酸化力が強力です。毎日の食生活に、多種類の緑黄色野菜や果物を取り入れ、お肌の健康を守りましょう。

加熱・調理方法を知って上手に抗酸化物質をとろう!

これらの抗酸化物質を上手にとるには、ちょっとしたコツがあります。

●ビタミンC

水溶性で熱に弱いため、加熱方法などに注意。ゆでるときは大量の熱湯で手早く、加熱は短時間にして、果物は生で食べる、料理の煮汁やスープは残さず飲む、加熱するなら汁ごと食べらるものにする、など。

●ビタミンB群

B1、B2、B6、B12、パンテトン酸、葉酸、ナイアシンなどがあり、一緒にとることでより効果が高く、水溶性。魚介類、レバー、卵、牛乳、種実類など多くの種類を少しずつ食べる、料理の煮汁やスープは残さず飲む、大豆や大豆製品、ビール酵母、玄米などを努めてとる、など。

●ビタミンE

種実類や食用油に多いが、食べすぎには注意。魚、緑黄色野菜にも多い。熱に強く脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収が高まる。

●カロテン

緑黄色野菜に多い。熱に強く脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収が高まる。

●ポリフェノール

果物に豊富なので毎日欠かさずとりたいが、食べすぎはエネルギーオーバーになる可能性がある。

綺麗な肌を保つために必要なことは?

お肌のトラブルは活性酸素だけが原因ではありません。女性に多い便秘も、肌のハリやツヤを失わせ、肌荒れやシミ・ソバカスなどの原因に。便秘を防ぐには水分、食物繊維をしっかりとり、腸内の善玉菌を増やすこと。食物繊維はイモ類、きのこ類、精白していない穀類、乾物、豆類、野菜、海藻類、果物などに豊富。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれます。

お肌の健康に保つには、体の中からきれいに健康になることです。それには、こうした食事の注意だけでなく、ストレスをため込まない、過労や睡眠不足を避けるといった心がけも必要です。また、適度な運動を定期的にすることも大切です。栄養バランスのとれた食事と規則正しい生活で、心も体も若々しく、いつまでもきれいなお肌でいたいですね。

※この記事は2008年5月に配信された記事です

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