体が老化する原因は、活性酸素の増加!?

“体が錆びる”という言葉を聞いたことはありませんか? これは体が老化していることを指し、実年齢より老けて見えたり、不定愁訴などの症状があらわれます。そして、原因を作っているのが「活性酸素」です。

活性酸素は、呼吸で酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出すときに、体内に残る燃えかすのようなもの。微量の活性酸素は、白血球と結びついて細菌などの異物を攻撃する働きをしますが、活性酸素が必要以上に増えると、今度は健康な細胞まで傷つけてしまいます。これが体の酸化、つまり錆びて老化が進むメカニズムです。

活性酸素が増える要因として、紫外線や排気ガス、アルコール、喫煙、電磁波などがありますが、ストレスもその一つです。

仕事や人間関係、緊張を強いられる場面などでストレス感じると、それに対抗するために「コルチゾール」という物質が分泌されます。コルチゾールは、ストレスに対抗するために血糖値や血圧を上げて、必要なエネルギーを作り出すホルモンです。ただ、コルチゾールと同時に発生するのが活性酸素です。ストレスが続きコルチゾールがしょっちゅう出ている状態は、活性酸素の量も増やすことになります。

20代の頃は活性酸素を除去する酵素が体の中でたくさん作られますが、年をとるにつれてその量も少なくなります。最近、以下のような症状があらわれてきたと感じることはありませんか?

● 以前に比べてシミやシワが増えた
● 白髪、抜け毛が増えた
● 筋肉がたるんできた。運動していないのに筋肉の張りが気になる
● 風邪をひきやすくなった
● 気分が沈むことが多くなった。イライラするようになった
● 甘いものを食べる量が増えた
● お酒の量が増えた
● 間食が増えた

このように、体の酸化によってさまざまな症状があらわれます。4つ以上当てはまる人は、すでに体の老化が進んでいるかもしれません。

今日から始める健康で美しい体づくり

体を酸化させずに若く健康に保つには、食生活や行動の見直しが必要です。まずは、5つのポイントを普段の生活に取り入れてみましょう。

1. 抗酸化作用のある食材を摂る
緑黄色野菜、グレープフルーツや、“スーパーフード”といわれるブロッコリー、ベリー系には抗酸化作用があります。ブルーベリーやラズベリーなどのドライフルーツが入ったグラノーラは、手軽に食べられて便利です。

2. サプリメントを活用する
抗酸化作用のあるビタミンCやコエンザイムQ10のサプリメントを活用しましょう。とくにビタミンCは、夜寝る前に摂取するのがオススメです。寝ている間にコルチゾールによる体の酸化を防ぎ、朝の目覚めもスッキリです。

3. ゆっくり食べるように心がける
食材の細胞を粉々にしたほうが、体への吸収率が高まり消化器官に負担もかけません。老化防止にもつながるので、ゆっくりよく噛んで食べましょう。消化器官に負担をかけずに栄養を吸収してくれるグリーンスムージーなどを食事に取り入れるのもオススメです。

4. 筋肉トレーニングとストレッチを行う
筋肉を刺激する筋トレは、健康を維持するのに大切です。週2回程度、翌日軽い筋肉痛になるレベルで行いましょう。また、副交感神経を刺激して体をリラックスした状態にするストレッチも忘れずに。就寝前に行うと、手足の末端まで血管が広がり体がポカポカになり、心地よい眠りにつくことができます。

5. ネガティブ思考にならないように心がける
コルチゾールの分泌を減らすために、ストレスをためない工夫を。まだ起きてない先のことまで考えて不安になるより、「なるようになる!」という気持ちを持つように心がけましょう。

この5つのポイントを普段から心がけることで、自分の体が若々しく元気に変化していくのが実感できるはずです。今年1年の目標として、頑張って続けていきましょう。

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2014年1月に配信された記事です