夏のダメージを解消するお肌と頭皮のケア-ポイントは朝のスキンケア

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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(編集・制作 (株)法研

紫外線やエアコンによる夏ダメージは早めにリセット!
バリア機能が低下した肌のリセット法は、保湿、抗酸化、抗炎症。頭皮も保湿、消炎、血流促進でリセット!

肌の夏ダメージは必ず秋口にリセットを

この夏、日本列島を襲った猛暑は危険レベルでしたね。日中をアウトドアで過ごした人はもちろん、ずっとエアコン下で過ごした人も、肌が夏バテしているのでは?
外気が乾燥し始める前の秋口に、夏ダメージをリセットしておかないと、老化スイッチが入ったまま冬に突入してしまいますよ。

夏最大のダメージの元といえば紫外線。肌老化の8割は紫外線による光老化が原因と言われるくらい、肌にとって強敵です。紫外線を浴びると肌の奥で炎症が起こり、活性酸素も大量に発生し、シミやシワ、たるみ、肌荒れなど、総合的な老化を招いてしまうのです。

肌の炎症を止めることが老化を防ぐ第一歩

肌をサビさせる活性酸素についてはよく知られていますが、最近ではインフラメイジング(炎症老化)といって、炎症と老化の密接な関係について美容界でも注目が集まっています。

赤く火照るわけでもないわずかな炎症が、シミや肌荒れ、ニキビ悪化など、肌老化につながることがわかってきていて、老化を防ぎたいなら、まず炎症を止めよ、というわけです。
まして日焼けで赤く火照っているのなら、なにはともあれ冷水でクールダウンして熱を鎮めないことには老化の連鎖は止まりません。

夏の後半の肌のごわつきはバリア機能低下のサイン

さらに、くり返し紫外線を浴びると、防衛反応で肌表面の角層が厚くなるため、細胞間がスカスカになり、バリア機能が低下してしまいます。
すると、肌で水分を維持できなくなり乾燥が悪化するばかりか、肌が無防備になりダメージをより受けやすくなるなど、悪循環が起こります。

夏の後半、肌がごわつくのはバリア機能低下のサインなんです。
この夏はほとんどエアコン下で過ごしたという人も、エアコンによる乾燥でバリア機能は低下している可能性大。しかも、エアコンの効いた室内・車内と、外の湿度の極端な差が、肌を不安定にさせる要因であることもわかってきているんです。

また、汗をかく夏は顔の洗い過ぎもバリア機能低下に拍車をかけています。肌のかさつきを感じるなら、クレンジングや洗顔料でしっかり汚れを落とすのは夜のみにして、朝やスポーツ後は、ぬるま湯か水で汗を軽くすすぐにとどめて様子をみましょう。

夏のダメージリセットは、保湿、抗酸化、抗炎症

ともかく夏のダメージリセットは、まず肌のバリア機能を回復するケアを心がけるべきなのです。そのために洗顔後すぐ、水分や油分のうるおいをしっかり補給し肌内部に留めておく心がけを。

さらに抗酸化成分や抗炎症成分が配合されたスキンケア化粧品で、老化の連鎖を断ち切ることが大切です。最近では、一つの化粧品で高保湿、抗酸化、抗炎症が同時にできるものも沢山あるので、チェックしてみて。

リセットのポイントは朝のスキンケア

さて意外かもしれませんが、肌を効率よくリセットするには、朝のスキンケアをしっかりすることがポイントです。日中、肌がダメージにさらされると、夜にたっぷりケアしても、肌はすでに乾燥も酸化も炎症も始まっています。そこへいくら高機能コスメを使っても、睡眠中の回復ケアには限界があります。

それよりも、お手頃価格のコスメでいいので朝しっかり高保湿、抗酸化、抗炎症コスメとUVプロテクターでケアすること。そうすればダメージが最小限にとどめられるので、夜はシンプルなスキンケアでも、寝ている間に脳から成長ホルモンが分泌され、朝までにリセットしてくれるのです。

そのためにも、夜はたっぷり睡眠をとることも大事。とくに強い紫外線を長時間浴びると体の免疫力が下がることもわかっています。アウトドアで過ごしたあとは十分な休息をとらないと、老化はもちろん、かぜなど感染症にかかりやすくなります。もちろん抗酸化、抗炎症作用のある食品やサプリメントをとるのも効果的です。

夏は頭皮コンディションも乱れがち

見落としがちなのが、頭皮ケア。頭皮は髪で守られていると思っているかもしれませんが、黒い髪に直射日光が当たるとその温度たるや、50度越え!
さらに頭皮は汗や皮脂の分泌が多く、雑菌も繁殖しやすいので、炎症から湿疹ができている人も少なくないはず。それでいて、紫外線やエアコンの乾燥で頭皮の内側が乾燥していたり、頭皮コンディションも乱れている可能性が大。

シャンプーで頭皮を清潔にしたら、スカルプエッセンスとマッサージで保湿、消炎、血流促進をして頭皮もリセットを。顔とつながっている頭皮をマッサージすることで、顔がシャキンと引き締まる効果も望めます。

夏ダメージ、受けてしまったら仕方がない。早めのリセットで秋を美肌で迎えてね。

※この記事は2009年8月に配信された記事です



【シワ・シミ・たるみ】老け顔の原因になる9つの食べ物

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

鏡で自分の顔を見て「老けたみたい…」とショックを感じたことのある人は多いはず。それ、いつも何気なく食べているものが原因になっているかもしれません。老け顔の原因になる食べ物をまとめました。

ふだんの食べものが老け顔の元に!

健康のため、美肌のためにと、体にいい食べ物を選ぶ人も増えています。でも、いいものを食べるだけではダメなんです。アンチエイジングのためにやってほしいのが、老け顔の原因になる食べ物を避けること。食べてはいけない、あなたを老けさせる食べ物をまとめてご紹介します。

【シワ・シミ・たるみ】老け顔の原因になる食べ物9つ

老け顔の原因になる9つの食べ物がこれ

1)やらかい食べ物

やわらかくてふわふわなパンなどを食べると、幸せを感じますよね。でも、こういったやわらかい食品ばかり食べていると、口の周りにある「口輪筋」などの噛む筋力が衰えて、顔にシワやたるみができます。口元にできるほうれい線やマリオネットラインは、一度できると消しにくいといわれるもの。できないように日頃から予防するため、やわらかい食べ物ばかりを選ぶのは避けて。

2)スナック菓子

スナック菓子には、発がん性も指摘されているトランス脂肪酸が含まれています。肌にも悪影響があり、動脈や毛細血管の流れを悪くして、肌を硬くすることに。その結果、シワやたるみにつながります。

3)レモン

ビタミンCを含む食品として美容目的で積極的にとっている人も多いレモンですが、摂るタイミングに注意を。レモンには「ソラレン」という紫外線の吸収しやすくする物質が含まれています。ソラレンは、レモンだけでなく、柑橘類に含まれているもの。ソラレンは、摂取してから2時間で体内に行き渡るので、日中出かける前に食べると、紫外線を吸収しやすくなります。柑橘類を摂るなら、夕方から夜がおすすめです。

4)乳製品

日本人は「乳糖不耐症」といって、牛乳の成分を分解できない人が多くいます。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして、腹痛や下痢気味になるという人がそれ。お腹の調子を崩すだけでなく、乳糖による炎症が顔のたるみを引き起こすとされています。

5)インスタント食品

インスタント食品や加工食品には、いろいろな食品添加物が含まれています。食品添加物は体にとっては食べ物でなく異物なので、肝臓で解毒されます。そのため、たくさんの食品添加物をとっている人は、肝臓にかなりの負担が。肝臓と肌は密接な関係があり、メラニンを抑制する成分を分泌したり、コラーゲンをつくる役割を持っています。そのため、肝臓に負担がかかる食品添加物を含む食べ物をたくさん食べていると、シミやたるみになりやすいとされます。

6) 揚げ物

顔の老化を防ぐには、体のサビをとる「抗酸化物質」が必要です。油を多く含む食べ物は、体内の抗酸化物質を消費するので、肌のシワやたるみができやすく。特に、揚げてから時間が経ったフライや天ぷらは、油分がすでに酸化しています。酸化しているものを食べると、体も酸化し抗酸化物質の消費が激しくなります。揚げ物は、揚げたてを少量楽しむ程度にとどめて。

7) 冷たい飲み物・食べ物

冷たい飲食物は、体を冷やします。体の冷えは自律神経の働きに影響し、血流を悪くしたり、ホルモンバランスを崩します。女性ホルモンは美肌を保つ働きがあるので、ホルモンバランスが崩れると、肌が乾燥してシワになったり、肌代謝が低下して、シミやたるみの原因にも。血流の低下も、同じような結果につながります。

8)スイーツ

スイーツの糖分は、体内で過剰になると、タンパク質と結合し「糖化」という現象を起こします。この糖化は、肌にさまざまな悪影響を及ぼします。まず、糖化によって肌のコラーゲン繊維が破壊されると、たるみに。また、糖化で生じた老廃物が皮膚の細胞に沈着すると、シミやくすみに。ちなみに、ホットケーキやクッキーは、焼かれるとき糖とタンパク質が結合して糖化が起こった状態であり、肌の糖化も同じような状態を引き起こします。ホットケーキの表面がこんがりキツネ色になるように、肌も色がついて黄ぐすみに。また、クッキーが焼かれて硬くなるように、肌も硬くなるのです。スイーツの糖分は、肌に大敵といえます。

9)お酒

アルコールを摂取すると「コルチゾール」というホルモンが分泌されやすくなります。コルチゾールは、コラーゲンやエラスチンなど、肌の弾力を維持する成分の代謝を遅らせてしまう働きがあるのだそう。そのため、お酒を飲み過ぎると、顔たるみの原因になるので気をつけて!

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大人の女性にはピンクが必要!?『若返りカラー』を生活に取り入れよう

【お話を伺った人】木下 代理子先生

カラーカウンセラー、カラーセラピー研究所 所長 色彩と深層心理を研究、クレヨンを使う心理分析法(Human Color Counseling)を実施。個人から企業までのカウンセリング、講演・執筆で…

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(編集・制作 (株)法研

(「健康のひろば」法研より)

色のもつパワーを効果的に利用しよう!

色には人を動かす力があると言われています。色は視覚に直接訴えることで心理や生理に大きな影響をもたらし、人の心や態度を動かす力になります。この色のパワーを効果的に使えば、自分の気持ちや行動を変えることができるだけでなく、周りの人の気持ちにも影響を与えることができます。

ピンクカラーの女性に嬉しい効果とは?

前回はストレスをやわらげる癒しの色を、クールカラー(寒色)を中心に紹介しました(『リラックスできる部屋は何色? カラーパワーでストレスを克服!』参照)。今回は夏に向けて、心と体に活気と刺激を与えてくれるウォームカラー(暖色)のなかから、明るく若々しいピンク色のパワーを紹介しましょう。

ピンクというと何を思い浮かべますか? バラの花、赤ちゃんの肌、砂糖菓子など、かわいらしくて、見ている人が幸福感につつまれ、優しい気持ちになってくる――、そんな色がピンクです。
さらに、ピンクは内分泌を活発にし、卵巣ホルモンの分泌を促すと言われています。女性ホルモンである卵巣ホルモンは、肌のうるおいやハリを保ち、若々しい美しい肌をつくる助けをしてくれます。そのためピンクは、色彩心理学では「若返りカラー」とも呼ばれます。ピンクの服を着たり、インテリアや小物にピンクを使うことで、心身ともに若返りの効果が得られるのです。

若いころはどんな色の服を着ていても、ホルモンがさかんに分泌して若々しく見えますが、年とともにホルモン分泌は減っていきますから、ピンクは年を重ねた人にこそ着てほしい色! ピンクの服に抵抗のある人は、下着やホームウエアなどから試してみてはいかが?

ピンクの空気をイメージしてリフレッシュ

若返り効果とともにリフレッシュ効果を期待するなら、「ピンク呼吸法」を試してみてください。やり方は簡単です。

(1)まず目を閉じてリラックス。心の中でピンクをイメージします。
(2)ピンクの空気を吸い込んでいると思いながら、ゆっくりと深呼吸を3回繰り返します。(肌にうるおいとハリが戻っているイメージを描くことが大切。若いころの自分を思い浮かべると効果的です)
(3)これを1日3回、朝目覚めた時、日中のリラックスした時、夜、就寝前の布団の中で行いましょう。

ピンクをイメージしにくいときは、実際にピンク色のハンカチやお花、色紙などを見ながら行うとよいでしょう。半年ほど続け、周りから「10歳若返ったね」と言われるようになった、という報告もあるほど、効果は実証ずみ! 呼吸法なら、「ピンクの服を着るのはちょっと…」という人にも抵抗なくできるでしょう。

女性からの好感度もアップ

ピンクを身につけると、おだやかで優しい気持ちになれるだけでなく、人から見たイメージもやわらかくなります。ピンクは、表情や性格をやわらかく見せてくれ、明るさと柔軟性をアピールします。
男性なら、シャツやネクタイ、靴下などに使ってみてはいかがでしょうか? 実際ピンクをうまく使っている人は、固定観念や常識にとらわれず、柔軟な考えをもっている人が多いので、女性からの好感度も高いのです。

肌を若々しく見せてくれるピンク色ですが、黄みをおびた日本人の肌には、ラベンダー系のピンクよりもサーモンピンクなどが肌うつりがよいようです。

※この記事は2007年4月に配信された記事です

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水素水は本当にからだにいいの? 水素の健康・美容効果とは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

話題の水素が体に起こす作用とその健康効果、効果的な摂り方を解説します。

水素水は本当にからだにいいの? 水素の健康・美容効果とは?

善玉と悪玉を見分ける水素の特別なパワー

スーパーやコンビニでもよく目にするようになった「水素水」。飲むとよさそう、とは思いつつ、どんなものかをよく知らない人も多いのでは? そもそも水素水とは「水素を含ませた水」のこと。
水素は砂糖や塩のように水に溶けるのではなく、水中に分子として存在している状態です。そして水素は、水と一緒になることで、体内に取り込みやすくなります。すると水素が持つ賢い性質で、私たちの体を守ってくれると、予防医学の観点から水素治療をいちはやく取り入れた、辻クリニック院長の辻直樹先生は言います。

体が老化する大きな原因は「活性酸素」によって体が酸化するから、とされています。
活性酸素は、疲労や糖尿病、脳梗塞など、体の不調から大きな病気にいたるまでの元凶。皮膚の細胞にもダメージを与えて、肌を老化させます。でも、もともと活性酸素は、体に侵入していたウイルスを殺すなど、体に必要な働きをするもの。しかし、過剰に発生すると、逆に自分自身の体を攻撃してしまいます。いわば、活性酸素には体にいい“善玉”と、病気や老化の原因となる“悪玉”の2つのタイプがあるということ。

そして水素には、活性酸素が善玉か悪玉かを見分けて、悪玉だけにくっつくという能力があるのです。さらに、活性酸素と水素がくっついても水ができるだけなので、体への負担は少ないのだそう。これが“水素は究極のアンチエイジング物質”と言われる理由なのです。こうした水素の働きによって、体内から悪玉の活性酸素が減ることで、さまざまな不調を予防する健康効果が期待できるのです。

美肌やダイエットにも効果が

また、健康だけでなく、美肌へのこんな効果も。悪玉の活性酸素は、皮膚の細胞にダメージを与えますが、これに働くのが水素。水素が加わると、皮膚細胞の酸化が抑えられ、機能を正常化して、皮膚が再生されるという研究結果があります。

また、肌トラブルの原因となる、肌の「糖化」を阻止する働きも。糖やアルコールが活性酸素と結びつくと、体内のたんぱく質が変性して「AGEs(糖化最終産物)」となります。これが、肌の成分であるコラーゲンやエラスチンに異常を起こし、肌トラブルの原因になるのです。しかし、水素によって活性酸素を抑えると、AGEsができにくくなって、肌の若々しさを取り戻す効果が期待できるというのです。

ほかにはダイエットにも働きます。水素によって活性酸素を除去すると、脂肪細胞の炎症が軽減し「アディポネクチン」という成分が増加することがわかっています。このアディポネクチンは、脂質を燃焼させる作用をもったたんぱく質。そのため、アディポネクチンがしっかり分泌されれば、体脂肪が減ったり、つきにくくなると考えられます。

水素は、水素水を飲むだけでなく、体の外から与えても効果が得られるそう。たとえば、水素風呂などを活用してみても。また洗顔のとき、水素水ですすぎを行うといった方法も。水素には、健康はもちろん美容にも役立つスーパーパワーが秘められているようです。

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美肌をつくるコラーゲンの効果的な摂り方|若々しい肌を保つ秘訣

【お話を伺った人】吉木 伸子先生

よしき皮膚科クリニック銀座院長 1967年東京都に生まれる。1993年 横浜市立大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院皮膚科学教室入局。1994年より浦和市立病院(現さいたま市立病院)皮膚科勤務、埼玉…

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(編集・制作 (株)法研

不足するとお肌だけでなく骨や目にも影響が! コラーゲン+ビタミンCで全身のアンチエイジングを手に入れましょう。

効果は美肌づくりだけではない

コラーゲンといえば美肌!? コラーゲンを主成分に「お肌のハリを保ちしわを防ぐ」とうたった化粧品や健康食品が数多く市販されていますから、みなさんよくご存じですね。でも、その効果は美肌づくりだけではなく、骨や目の老化も防ぐことを知っていましたか?

コラーゲンはたんぱく質の一種。人間の体重の約20%はたんぱく質で、そのうちの30%がコラーゲンです。人間の体は数えきれないほど多くの細胞からできていますが、細胞と細胞を接着剤のようにくっつけているのがこのコラーゲンなのです。
コラーゲンは全身に存在し、特に皮膚や腱(けん)、骨、軟骨、血管などに多く含まれます。皮膚にあるコラーゲンはハリのあるみずみずしい肌を保ち、軟骨ではクッションの役目をして体重を支える関節の負担を減らしています。また、血管を柔軟に保ち、骨を頑丈にするといった働きをしています。

このように、コラーゲンは体全体の健康を保つうえでなくてはならないものです。だから、コラーゲンが不足したり働きが悪くなると、皮膚だけでなく骨や血管など全身にさまざまな支障が出てきます。逆に、コラーゲンを若く保つことができれば、体全体を若々しく保つことも不可能ではありません。

コラーゲンの老化はシワやたるみの原因に

皮膚は、一番表面にある表皮と、その下にある真皮からなっています。このうちコラーゲンが含まれるのは真皮で、真皮の中ではコラーゲンの繊維の束が縦横にからみ合って網目のような組織を作っています。この網目構造が皮膚に弾力性と伸縮性をもたせ、力が加わっても元の状態に戻ることができるのです。

コラーゲンはもともと体内で作られる成分ですが、加齢とともに減少し、紫外線や喫煙による悪影響などで効果を失っていきます。そして、コラーゲンの繊維がまばらになり、細くなってからみが少なくなると、皮膚の弾力性がなくなり、シワやたるみができてしまうのです。たとえば、笑ったときにできる目元や口元のシワが戻らなくなって、老けた印象になってしまいます。

コラーゲンの老化による影響はそれだけではありません。血管の弾力が失われ、高血圧や動脈硬化を起こしやすくなったり、軟骨がすり減って関節が痛むようになったりします。骨のコラーゲンは、鉄筋コンクリートでいえば鉄筋の役目をして、コンクリートにあたるカルシウムをしっかりとつなぎとめる働きをしています。コラーゲンの老化により、骨の組織が粗くもろくなると、骨粗しょう症になってしまいます。目の水晶体にもコラーゲンが含まれているため、老眼や老人性の白内障になりやすくなります。

体内での再合成にはビタミンCが必要

体内では、常にコラーゲンの分解と合成が行われています。
たんぱく質であるコラーゲンは、アミノ酸がつながってできています。コラーゲンを含む食品を食べても、そのまま吸収されるわけではなく、いったん消化されてアミノ酸に分解され、それが再合成してコラーゲンができあがります。この再合成のためには、ビタミンC、酸素、鉄や酵素が必要です。つまり、コラーゲンを生み出すには、たんぱく質をとるだけでは十分ではなく、ビタミンCなどの手助けが必要なのです。コラーゲンの合成を促すために、野菜や果物をたっぷり食べてビタミンCをとりましょう。

また、女性ホルモンの一種であるエストロゲンも、コラーゲンを維持するのに不可欠です。ダイエットや生理不順の影響でエストロゲンの分泌が低下すると、コラーゲンも減少し肌のハリが失われます。コラーゲンを維持するためには、普段の生活や生理周期にも気を配ることが大切です。バランスのよい食事をこころがけ、早寝早起きで生活リズムを整えましょう。

ほかにも、以下のことに気をつけましょう。

●紫外線と喫煙はコラーゲンにダメージを与えるため、季節に応じたスキンケアで紫外線を防ぎ、禁煙する。
●ビタミンCを大量に消費するタバコやお酒、過度のストレスを避ける。
●深夜0時前に寝ると、睡眠直後に肌の新陳代謝が活発になるといわれるため、夜更かしをしない。

※この記事は2007年4月に配信された記事です

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疲れ目解消で顔の印象まで変わる!?出会いの季節に役立つ即効目元ケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

目は顔の印象を大きく左右する重要なパーツ。出会いの多い季節に、第一印象をよくする目元ケアをまとめました。

疲れ目解消で顔の印象まで変わる!?出会いの季節に役立つ即効目元ケア

こまめなケアで疲れ目を解消してイキイキした目に

初対面では、まず目をみてあいさつしますよね。そのとき、目に力がなければ自信がなく見えますし、白目がクリアなら清潔感のある印象に。つまり目は、顔の一部というだけでなく、人の印象までも左右する重要なパーツです。
しかし、現代の生活では、パソコンやスマホなどの時間が増え、目にかかる負担が増えています。また、コンタクトレンズを日常使いしていると、ドライアイになり目の疲れに。目の疲れをそのままにしておくと、目の下のクマ、たるみ、しわなどの原因になります。
さらに、目が疲れると小さくなってくるので、顔全体に力がなく、疲れた印象を与えるように。そこで、目の疲れを取り、顔の印象をよくする方法をご紹介します。

<出会いの季節に役立つ速攻目元ケア>

1)ツボを押す

目の疲れに速攻で効くツボを押しましょう。目の疲れを感じたら、下の3つのツボを刺激して。ゆっくり息を吐きながら押し、吸いながら指を離して。ツボ押しはイタ気持ちいいくらいの強さが目安ですが、目の周りは皮膚が薄いので、優しく押しましょう。

・魚腰(ぎょよう)…眉のほぼ中央で、黒目から真上のラインにあたる部分。押すと痛みを感じる。
・攅竹(さんちく)…眉頭(眉毛のいちばん内側)の、すぐ下にある骨のきわの部分。
・晴明(せいめい)…目頭と鼻の横の間にあるくぼみの部分。

2)目を潤す

コンタクトレンズを使っていると、目の潤い物質が蒸発しやすくなり、目が乾きます。ドライアイは目の疲れの原因になるので、ドライアイ専用の人口涙液をこまめに使用しましょう。また、目の疲れがひどい時はメガネにするなど、コンタクトレンズを使い続けるのを避けることも必要です。

3)目を温める

手をこすり合わせて温めたら、目を閉じて手のひらを目元に当てます。すると、じんわりした温かさを感じるはず。目のまわりの血行がよくなり、目の疲れが取れます。疲れが楽になるまで、何回かくり返しましょう。

4)ストレッチをする

目元に疲れを感じている場合、首や肩、背中の筋肉も疲労しています。トイレに立つついでなどにストレッチをして、血流を良くしましょう。体内の疲労物質が流れて、目元がパッチリします。

5)耳をまわす

耳にはたくさんのツボが集中しています。耳を両手でつかみ、軽くひっぱりながら前に10回、後ろに10回まわしましょう。耳を前に折りたたんだり、上下に二つ折りにするのもおすすめ。疲れ目で血行が悪い人は、耳が冷たく、触ると痛い人も。少しずつほぐすことで顔の血行がよくなり、目の疲れが軽減します。

6)目の充血用の目薬を使う

目が疲れてくると、目の血管が目立ち、白目の部分が少しピンク色に見えます。目の充血用の目薬を使うと、白目がクリアに。速攻ケアとして目薬を常備するとともに、日頃から紫外線、パソコンなどのブルーライトなどから目を守りましょう。真っ白な白目をキープして、清潔感のある印象を与えて。

7)まつげをカールさせる

目が疲れている時、応急処置としてビューラーでまつげをカールさせるのも効果的。まつげを上向きにすることで、目が大きく見えるのはもちろん、目に光が入りやすいので、目が輝きイキイキして見えます。顔の印象を変える、即効テクとしておすすめです。

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