有害重金属が体内に溜まると?

頭痛や倦怠感、不眠、イライラなど、最近身体の不調に悩まされていませんか? これらを引き起こしているのは「有害重金属」かもしれません。

水銀や鉛、カドミウムなど身体に入るとリスクになる重金属が、私たちの生活の中にはたくさん入り込んでいます。

排気ガスや水道水、魚介類や食品添加物などいたるところにあり、体内に少しずつ蓄積されていくのです。そして活性酸素を出し、さまざまな症状を引き起こします。

主な有害重金属が引き起こす症状と含まれているモノ

●水銀
(主な症状)手足のふるえ・しびれ・集中力低下・不眠・視力低下・疲れやすい・情緒不安定・頭痛・言語障害
(含まれるモノ)歯科治療用金属充填剤(アマルガム)・汚染された魚介類・マグロ・金目鯛・フカヒレ・メカジキ・電池・農薬・防カビ剤・柔軟剤

●鉛
(主な症状)貧血・不安感・めまい・イライラ感・免疫低下・骨や筋肉の痛み・頭痛・発ガン
(含まれるモノ)有鉛ガソリン・殺虫剤・塗料・はんだ・油絵具・水道水・メッキ加工のアクセサリー・蓄電池・ヘアカラー

●ヒ素
(主な症状)疲労・手足のしびれ・神経症状・胃腸障害・色素沈着
(含まれるモノ)殺虫剤・除草剤・ひじき・わかめなどの海藻類・野菜・果物

●カドミウム
(主な症状)脱毛・貧血・腎機能障害・骨折・疲労・血圧上昇・神経過敏
(含まれるモノ・場所)タバコ・排気ガス・メッキ工場・電池・米・玄米

●ニッケル
(主な症状)無気力状態・疲労・下痢・不眠・皮膚炎・発ガン
(含まれるモノ)タバコ・マーガリン・ニカド電池、メッキ加工のアクセサリー

※参考資料:銀座上符メディカルクリニック

溜まった有害重金属は外に出す!

現代の生活では、有害重金属が体内に入ってしまうのはどうしても避けられません。だったら、溜めなければいいのです!

そのために最も必要なのは、「汗をかく」「便秘をしない」です。通常、体内に入った有害重金属は汗や尿、便と一緒に外に出されます。

運動や入浴で汗をかくと、新陳代謝が活発になり便秘の解消にもつながります。入浴はシャワーではなく湯船に浸かる習慣を付けましょう。

また、有害重金属を身体から排出するのに効果的な食材もあります。

●たまねぎ・しょうが・にんにく
ツンとした臭いある食材には「硫化アリル」という成分が含まれていて、有害重金属を包み込んで外に出す働きがあります。これらは、デトックス効果のある食材ともいわれています。

●きのこ類・海藻類
有害重金属に絡むようにくっついて外に出す働きがあるのは、繊維が多く含まれる食材です。ただし海藻類は、有害重金属の一つ「ヒ素」が含まれているので、食べ過ぎには注意しましょう。

サプリメントでは、クロレラがおすすめです。“デトックスサプリ”とも言われ、有害重金属や老廃物に吸着して外に出してくれる働きがあります。

また、アンチエイジングクリニックで行っている「キレーション療法」で、体内から排出する方法もあります。キレート剤を点滴をすると、体内に溜まった有害重金属はその後、尿と一緒に外に排出されます。

身体に良いといわれる食べ物も、食べ過ぎるとかえって有害重金属が溜まってしまう場合もあります。適度な量でバランスのよい食生活と、身体の新陳代謝アップを心がけましょう。

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2015年2月に配信された記事です