はやく改善したい便秘には『温罨法』が効く|看護現場の便秘解消法

ノーイメージ

【お話を伺った人】菱沼典子

聖路加看護大学看護学部長・教授  聖路加看護大学卒業。筑波大学大学院修士課程医科学研究科修了。天理よろづ相談所病院で看護師として勤務した後、聖路加看護大学に勤務。解剖生理学、基礎看護学、看護技術学…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

蒸しタオルを使う温罨法(おんあんぽう)で自然なお通じを。
お通じがない患者さんの看護に、蒸しタオルを腰に当てる方法が効果的。職場では湯たんぽなどを利用しても。

看護師の経験をヒントに始まった

入院患者の便秘の緩和に、「温罨法(おんあんぽう)」という方法が看護の現場で効果を上げています。蒸しタオルで腰やおなかを温めるだけ、という簡単な方法ですから、家庭や職場でも使えそうです。

病院では、手術後の患者さんや介護の必要な人など、自由に動けない人の便秘を緩和する方法として行われてきました。具体的には、蒸すかお湯で温めて絞った60度ほどの熱いタオルを10分ほど腰にあてがっておくやり方が一般的です。
聖路加看護大学看護学部長・菱沼典子教授らの研究報告によると、病院や老人保健施設で便秘に悩む人たちに上記の方法を行ったところ、半数以上でお通じがありました。さらに便秘を自覚している健常女性を対象に行った調査では、60度の熱布(1日1回10分)と40度の温熱シート(1日5時間)を使用し、いずれの温度でも効果を確認しました。後者では「4週間便秘している」人の割合が58%から14%と明らかに減少しました。

病院での温罨法は、看護師の経験をヒントに始まったようですが、元々は漢方医学の治療法の1つ。患部を温めることで痛みや咳(せき)を軽くしたり、痰(たん)を出しやすくする効果もあります。便秘の緩和に効果がある理由の1つとして、温熱刺激によって血液循環が良くなり、気持ち良いことから、腸の運動を促すためではないかと考えられています。

職場では湯たんぽや温熱シートで

温罨法を家庭で行うなら、電子レンジでぬれタオルを温めるのが手軽。電子レンジで使えるビニールの食品保存パックなどに入れて60度ほどに加熱したものを、さらに乾いたタオルにくるみ、腰やおへその下あたりに10分ほどあてがいましょう。レンジからぬれタオルを取り出すときは、熱いので直接手で触らないように注意してください。

職場でも、寒い季節はとくに腰やおなかが冷えがち。暖房も節電モードで低めの温度設定だとなおさらでしょう。こんなとき、マイセルフ暖房を兼ねて40度くらいの湯たんぽや温熱シートを利用してみましょう。1日5時間ほどしっかり温めることで、便秘だけでなく生理痛や腰痛などにも効果が期待できます。

便秘になりやすい生活習慣を改めることから

そもそも便秘はどうして起こるのでしょう。直接的には、便を送り出す腸の機能が正常に働いていないのが原因といわれています。それをもたらす要因として、朝食抜きとか野菜をあまり食べないような偏った食生活、夜更かしや昼と夜が逆転したような生活リズムの乱れ、心身への強いストレス、運動不足、便意があるのに我慢する──などが指摘されています。

便秘の人は、改めて自分の生活ぶりを振り返り、便秘につながるようなことがないかどうかチェックしてください。思い当たることがあれば、それらを改善することが大切。温罨法プラス生活習慣の改善で便秘を解消しましょう。

●朝に起こりやすい便意を我慢しない

大腸は、食事や水分摂取などをきっかけに総ぜん動という大きな運動が起こって便が移動し、便意が起こります。特に朝は、空っぽの胃に水や食べ物が入ってくるので大腸のぜん動運動が活発になりやすいとき。
総ぜん動は1日に1~2回しか起こらないため、朝の便意は大事にしたいもの。それを我慢して便をためてしまうと、便は硬くなって出にくくなります。朝の起きぬけにコップ1杯の水を飲んだり、朝食は必ずとるようにして便意を促し、トイレタイムも十分にとれるよう起床の時間配分をしましょう。

●食物繊維をたっぷりとる

食物繊維は便の量を増やして、大腸のぜん動運動を促します。この意味でも根菜類、きのこ類、海藻など食物繊維の豊富な食事をとっておくと、早ければ翌朝には立派な便がスムーズに出るようになるでしょう。

●水分もたっぷりとる

便は腸内に長くとどまるほど水分が吸収されて硬くなり、排便しにくくなるため、水やお茶などでこまめに水分補給をしてください。糖分の入った飲料はエネルギーのとりすぎにつながるので、無糖のものがおすすめです。

●運動で腸を刺激する

運動不足が便秘の一因になるのは、腸や排便に関係する筋肉の働きを弱くするためと考えられています。散歩やそれより少し強めのウオーキングなどは腸の運動を促します。腹筋体操やストレッチングなどで、おなかの筋肉を刺激するのもよいでしょう。

●ストレス解消に努める

精神的に緊張すると自律神経のうちの交感神経が優位になり、大腸のぜん動運動が抑制されます。おなかが動くのは副交感神経が優位なときです。そのため、自分なりのストレス解消法を工夫するのがいちばん良いのですが、腹式呼吸は自律神経を整え、横隔膜も動かすので大腸の刺激にもなります。
やり方は、初めに息をすっかり吐き切ります。そうすると自然に大きく吸い込みます。鼻から息を、おなかを膨らませるようにいっぱい吸い込み、次に口をすぼめてできるだけゆっくり吐き出します。これを何回か繰り返しましょう。

※この記事は2012年12月に配信された記事です



お腹の調子を整えると肌がキレイになる!?お肌プルプルマッサージのやり方

ノーイメージ

【お話を伺った人】劉 勇先生

「コリとれーる」代表・医学博士 1958年中華人民共和国遼寧省沈陽市生まれ。北京軍医学校第二軍医大学卒業後、外科医として活躍。1983年来日し、86年中国鍼灸治療院(東京・銀座)で治療を始める。1…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

呼吸とマッサージの組み合わせで相乗効果!数多くあるマッサージのなかでも、より効果的な方法を紹介します。

胃腸の調子が悪いと肌に影響が

前回に引き続き「呼吸マッサージ」を紹介しましょう。今回は、ハリのあるプルプル肌に近づくためのマッサージです。

胃もたれや便秘の状態が続くと、吹き出物が出るなど肌に悪影響を及ぼします。きめが細かく、ハリのあるプルプルした肌にするためには、常に胃腸の調子を整えておくことが大切です。

そのためには、胃の入口部分を手のひらで覆うようにして、なでるようにゆっくりと時計まわりにマッサージするのが効果的です。ポイントは、3~5回まわしながら息を吐き、2~3回まわしながら息を吸うこと。これを10~30回ほど繰り返すと、消化活動が活発になり、便秘が予防できます。

さらに入浴時は、胃の上を、少し熱めのシャワーで時計まわりに円を描くようにあてると、水圧による刺激と温熱効果で、胃腸の血行がよくなります。

お腹の調子を整えると肌がキレイになる!?お肌プルプルマッサージのやり方

効果的なマッサージの方法は

日常生活では、激しい運動をしなくても、さまざまな筋肉を使い、疲れがたまっていきます。疲労を解消するために最も効果的なのは、就寝前に行うマッサージです。血行が促進されることで、熟睡できるからです。

控えたほうがいいのは、食後すぐにするマッサージです。食後は、食べたものを消化するために、血液が胃に集中します。そのときにツボを押すと、押した部分に更に血液が集まって、胃が消化不良を起こしてしまうからです。

また、妊娠している人、とくに妊娠3か月以内の不安定な時期にある人は、マッサージを控えましょう。体が敏感になっているので、外からの刺激を与えないほうが安全です。同じく、病気や手術後の安静期、お酒を飲んだ後も好ましくありません。

一方、頭痛や肩こり、腰痛などの症状を改善するためのマッサージは、すぐに行うほうが望ましいでしょう。

マッサージの後は水分補給

マッサージを行う際は、最初はやさしく、筋肉がほぐれてきたら徐々に力を加えていく方法が効果的です。このとき力を入れすぎると、筋肉繊維がこわれて筋肉が痛くなります。この状態がもみかえしです。ちょっと痛いけれど気持ちがいい、「イタ気持ちいい」程度の力で押したりさすったりすれば、筋肉を痛めること(もみかえし)は防げます。

また、マッサージを終えたら、必ずたっぷりと水分補給をしましょう。体の血流がよくなっているため、体内の老廃物の排泄が促進されて、新陳代謝が活発になるからです。睡眠をたっぷりとることも重要です。

自分にあったマッサージの方法を知り、水分補給と睡眠で、翌日に疲れを持ち越さず、健康的な美しい肌を保ちましょう。

(「呼吸マッサージ」2006年2月刊、劉 勇著、法研より)

※この記事は2006年5月に配信された記事です

続きを読む




女性はお腹にガスが溜まりやすい? その原因と解消法

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

お腹が張って苦しかったり、おならをガマンしてつらいと感じることが多いなら、それはガスが溜まっているからかも。女性がお腹にガスが溜まりやすい理由と、その解消法をご紹介します。

女性はお腹にガスが溜まりやすい? その原因と解消法

ガスの元は口から飲みこんだ空気

「ポコッと出た下腹」、「お腹の圧迫感」、「おならがでやすい」など、ガスが溜まることで起こる不快症状に悩む女性が多くいます。実際、20〜50代の女性の約3割がお腹にガスが溜まっていると感じているそう。お腹に溜まったガスのほとんどは、口から飲み込んだ空気です。
人は気づかないうちに、飲食をしながら空気も一緒に飲み込んでいます。その一部は、ゲップとして口から排出されますが、それ以外は腸に送られます。特に早食いの傾向がある人は、食事の時に空気もたくさん飲み込んでしまいがちです。また「副鼻腔炎」、「蓄膿症」などの人は、口呼吸になりがちで、喉に空気が流れ混みやすくなるため、ガスも溜まりやすくなるのです。

女性ホルモンの影響で女性はお腹にガスが溜まりやすい

そして、女性は女性ホルモンの影響で、ガスが溜まりやすいのだとか。排卵から月経までの半月は、腸が便を送り出すぜん動運動が鈍くなります。そのため腸に便が溜まりやすくなり、溜まった便がガスを発生させます。
また、炭水化物が好きな女性も注意が必要。イモ類、パン、ごはんなど、でんぷん質が多い食べ物は、腸内のガスを発生しやすくするのだそう。ガスが溜まったらおならとして排出すればよいのですが、人前では出しにくいもの。トイレなどで排出するのだけでは不十分で、日中ガマンし続けていると、なんと腸に穴が開く場合もあります。女性はお腹にガスが溜まりやすい要素がたくさん。お腹にガスが溜まってきたなと感じたら、こんな方法を試してみましょう。

<お腹に溜まったガスの解消法>

◯ヨガのガス抜きポーズをする

腸内のガスを排出して、腸内環境を整えるのが「ガス抜きのポーズ」。床に仰向けに寝たら、両ひざを腕でかかえるようにして胸に近づけます。お腹が圧迫されるのを感じるはず。そのまま、ゆっくり呼吸を10回程度行いましょう。終わったら足を戻し、仰向けのまま数回呼吸してリラックスします。

◯うつ伏せで寝る

お腹の下に枕やクッションなどを入れて、うつ伏せで寝ます。10分くらいを目安にお腹を圧迫して、おならを出しやすくしましょう。左右に体を揺さぶるとより効果的。寝る前に、うつ伏せになりながら読書をするなどを習慣にすると、ガスが溜まりにくくなります。

◯腸内環境を整える

ヨーグルトやぬか漬けなどに含まれる乳酸菌や、不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよくとって、腸内環境を整えましょう。食事の量が極端に少ない女性は、便の量が少ないため便秘がちになります。同時にガスも溜まりやすくなるのです。3食きっちり食べることも心がけて。

◯腹式呼吸をする

ストレスを感じると、腸のぜん動運動が起こりにくくなります。すると便秘になり、ガスがお腹に溜まりやすくなります。朝起きたとき、腹式呼吸を行ってリラックスし、腸のぜん動運動を促してスッキリ便が出せるような体を目指して。

◯お腹を冷やさない

お腹が冷えると腸内細菌のバランスが悪くなったり、腸のぜん動運動が鈍くなったりします。夏でも薄手の腹巻をする、素足にならないなど、お腹を含めた下半身を冷やさないようケアを心がけて。

続きを読む




頑固な便秘もこれで解消! 4分で完了「腸マッサージ」のやり方

ノーイメージ

【お話を伺った人】松生(まついけ) 恒夫

松生クリニック院長 1980年東京慈恵会医科大学卒業後、同大第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長などを経て、2004年より現職。医学博士。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門…

もっとみる

便秘はさまざまな不調や病気の原因―美容にも悪影響

皆さんは毎朝おなかスッキリしていますか? 女性を中心に、便秘で悩む人は少なくありません。便秘はおなかがはって苦しかったり痛いだけでなく、さまざまな不快な症状や病気を引き起こします。

便秘によって腸に悪玉菌が増えるとガスが発生しやすくなり、ガスがたまると腹部膨満(ぼうまん)感や腹痛を起こします。胃が圧迫されて食欲不振や吐き気、胸やけなどが起こることもあります。頑固な便秘は痔の大きな原因となりますし、頭痛や肩こりを起こすケースもみられます。また、肌荒れやニキビができたり、おなかがぽっこりするなど、美容面でも大きなマイナスに。さらに、腸内環境の悪化は免疫力を低下させ、アレルギー疾患やうつ病とも関連があることが指摘されています。

こうしてみると、心身の健康を保つために、便秘を防いで腸の健康を保つことがいかに大切かがわかります。全身の健康は、毎朝のおなかスッキリ=腸の健康から始まるといっても過言ではないでしょう。

便秘の原因と4つの改善方法

便秘は、ぜん動運動など便を送り出す腸の働きが低下したり正常に動かないことが直接の原因となります。そしてぜん動運動は、朝食抜きや食物繊維の不足、運動不足、ストレスなどの影響を受け、その活動が弱まってしまいます。
そこで、便秘を防ぎ腸の健康を保つために、次のようなライフスタイルをこころがけましょう。

●排便に最適な朝のタイミングを逃さない

腸管の働きは、副交感神経(心身をリラックスさせる神経)によって活発になります。朝はまだ副交感神経が優位で頭はぼおっとしていますが、胃腸の働きは活発になりやすく、腸のぜん動運動が最も強い時間帯。このタイミングを逃さずに朝食をとることが、スムーズな排便に欠かせません。

●食物繊維と水分をたっぷり

食物繊維は便の量を増やし、ぜん動運動を活発にするので、食物繊維の多い食事を心がけましょう。野菜、果物、きのこ、海藻、豆、玄米などに多く含まれます。
水分が不足すると便が硬くなるため、水やお茶などで水分補給をしっかり。

●ストレスを予防する

ストレスがあると交感神経が優位になって腸管の働きが抑えられます。できるだけリラックスした状態を保ちましょう。ゆったりしたテンポのリラックスできる音楽を聴きながら腹式呼吸をするのがおすすめ。

●適度の有酸素運動を習慣に

酸素を十分とり入れながら行う有酸素運動は、腸の働きを活発にします。30分程度のウオーキングやストレッチ、ヨガなどが効果的。

おなかの外側から刺激を! 腸のマッサージのやり方

おなかを外側から直接刺激することも、腸の動きを活発にしてガスを出しやすくします。
ここでは、腸の動きや走行に合わせて手で圧迫する方法を紹介します。腸のぜん動運動が活発になる朝行うのがおすすめですが、夜寝る前でもOK。ぜひ毎日の習慣にしてください。
*マッサージの説明に出てくる大腸各部の位置はこちらを参照してください→『大腸・直腸と排便 – 人体図・図解・体の仕組み』

(1)右側を下にして横になり、右脇腹に枕を当てます。左手で右脇腹を持ち上げるようにして、1分間腸を刺激します。枕で上行結腸を押し、手で横行結腸を軽く圧迫するように行います。
今度は左側を下にして左脇腹の下に枕を当てます。右手で左脇腹を持ち上げるように、1分間腸を刺激します。枕で下行結腸を押し、手でS状結腸を軽く圧迫するように行います。

(2)仰向けになり、両手で下腹部を刺激します。両手で1分間、下腹部をさするようにマッサージします。直腸が刺激されて老廃物が排泄されやすくなります。

(3)最後にうつ伏せになり、1分間、ゆっくりと深呼吸します。おなかまで深く息を吸い込むようにすると、直腸がさらに刺激されます。

このほか、入浴中に腸を圧迫する方法もおすすめです。39~40℃のややぬるめのお湯につかり、リラックスしながら行うと効果的です。いすやトイレに座り、へそをへこませてお尻を締め、体を左右にひねる(5秒ずつ静止)のもよい方法です。

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2012年5月に配信された記事です

続きを読む



【これで冬もぬくぬく過ごせる】からだを冷やさない5つの腸ポカテクニック

気温が低いと腸が冷えて便秘になりがち。腸を温めて健康に。
腸の冷えは便秘の原因になるだけでなく、肌荒れ、疲労などにも関係。腸を温める簡単な方法をご紹介。

【これで冬もぬくぬく過ごせる】からだを冷やさない5つの腸ポカテクニック

寒くなると腸管の運動が停滞して、便秘になりやすくなる

寒くなると便秘や下痢などお腹の不調が現れたり、肌荒れ、肩コリがひどくなったり……。思い当たる人は「腸冷え」による不調かもしれません。腸博士として知られる医師の松生恒夫先生の元には、毎年冬になると、便秘に悩む患者さんが増えるのだそう。これは、手足とともにお腹も冷えて、腸管の運動が停滞することが原因と考えられるのだとか。

便秘だけじゃない 腸冷えで起こる不調

腸が冷えると腸内の悪玉菌が増えて腸内環境が悪化。便秘だけでなく、以下のようにさまざまな不調につながる可能性もあります。

・ 肌荒れ・吹き出物
・ やせにくい
・ 便秘ぎみ
・ 肩がこる
・ すぐに疲れる
・ 風邪をひきやすい
・ 体臭・口臭が気になる

こうした不調は、腸を温めて働きを正常にすれば、解消や予防ができるということ。お腹がぬくぬくと温まって腸が元気になると、体全体も元気になっていきます。健康を維持したいなら、お腹は絶対に冷やさず、常に温める意識をもちましょう。

簡単「腸ポカ」テクニックで、手軽に腸冷えを撃退!

がんこな冷えも日頃から腸を温める「腸ポカ」テクニックを取り入れれば、改善することができます。できるところから実行してみましょう。

テクニック1)エキストラバージンオリーブオイルを毎日摂る

温かい食べ物にオリーブオイルを加えると効果大。胃の中でオイルの油膜が広がり、一緒にとった食べ物の温度が冷めにくくなります。その結果、腸の温度が上昇するのです。特にエキストラバージンオリーブオイルは酸度が低く、抗酸化作用が高いため、腸のアンチエイジングにオススメです。
オリーブオイルはパンやパスタのほか、味噌汁やラーメンにスプーン1杯加えても。また、カレーなどスパイスがたっぷり入った食事にプラスするとなお良いです。オリゴ糖が豊富なバナナやリンゴなどのフルーツと一緒にとれば、腸が活性化されます。

テクニック2)朝食を食べて腸温度を上げる

食べ物をよくかんで食べるとエネルギー代謝が高まるため、体温が上がります。この反応がもっとも大きいのが朝。また、朝は腸のぜんどう運動がいちばん活発になる時間帯。朝食をしっかり食べることで腸を動かし、温めましょう。

テクニック3)「腹タオル」を持ち歩く

ちょっと寒いと感じた時、肩にショールを羽織ることがありますが、その時お腹にもタオルを一枚かけることを習慣にしましょう。ひざ掛けをする場合は、お腹まですっぽりと覆うこと。冷たい空気から腸が守られ、温まります。

テクニック4)薄手の腹巻を24時間着用して

昔ながらの腹巻は、腸冷え対策の強い味方。最近では薄手で温かいものが出ているので、服の下につけても着ぶくれしません。日中はもちろん就寝中も着用を。

テクニック5)家事をしながら歌をうたう

料理や掃除をしながら、大きな声を出して歌をうたってみましょう。ポイントは、お腹をふくらませるように息を吸い、お腹から声を出すこと。この腹式呼吸で腸の動きが活発に。歌っているうちにお腹がポカポカになります。

続きを読む



意外と悩んでいる女性が多い『下着の汚れ…』原因はお尻に溜まった●●!?

【お話を伺った人】瀬戸口美香(せとぐち・みか)先生

麻布温熱、MAR温熱スクール(健康・美容の体質改善専門)運営。鍼、灸、あんま、マッサージ指圧師の国家免許取得者。「温熱コンシェルジュ」としても活躍。 麻布温熱 http://www.salon-ma…

もっとみる

下着が汚れるのが悩みという女性は多いもの。便がつくのは腸や肛門の不調のサイン。その改善方法を紹介。

意外と悩んでいる女性が多い『下着の汚れ…』原因はお尻に溜まった●●!?

以外と多い!? 若い女性の下着汚れ

便で下着が汚れる……というと、高齢者のお悩みと思いがちですが、実は若い女性からも、「きちんと拭いても下着が汚れる」「どうすれば下着が汚れないのか」という相談をよく受けます。下着に便がつくなんてショックを受けるかもしれませんが、そもそも、下着が汚れるのはよくあることで、恥ずかしがることはありません。では、なぜ下着が汚れるのでしょうか。

原因はお尻の穴に便がたまること。高齢者の便失禁とは異なる

肛門括約筋の機能が低下したり、直腸の感覚が衰えて便意を感じなくなった結果、便が漏れることを「便失禁」と言います。出産時に会陰が傷ついたり、骨盤底の神経が引っ張られて麻痺することによって便失禁がおこる場合もあります。ただ、高齢でも出産後でもないのに下着が汚れる場合は、原因は便失禁ではなく、お尻の穴に便がたまっていることがほとんどです。中でも「おならが出た時に下着が汚れる」「おならが臭い」という人は、かなりお尻の穴に便がたまっている証拠です。

毎日便が出ていても、“隠れ便秘”の可能性がある

では、なぜお尻の穴に便がたまってしまうのでしょうか? その原因は普段の排泄にあります。お尻の穴に便がたまるということは、きちんと排泄されていないからです。毎日便が出ていても、便が硬かったり、すっきり出ないと肛門に負担がかかり、その結果、お尻の穴に便がたまるのです。これは、毎日お通じがあっても便秘という“隠れ便秘”の状態です。
隠れ便秘は、精神的なストレスからくる場合も。思い当たる人は、リラックスする時間を持つなどストレス解消を。また、腸内環境を改善することを意識し、発酵食品や食物繊維を摂るように心がけて、隠れ便秘を解消しましょう。

肛門の不調は大腸に直結。違和感を放置しないで

お尻の穴に便がたまっても気づかないように、私たちは肛門に対して鈍感です。たかが便の出口と思いがちですが、肛門と大腸は直結しているため、肛門の不調を放っておくと、その奥の大腸にも悪影響を及ぼします。「肛門のかゆみ」「肛門から異物が飛び出す」「肛門の痛み」など違和感を感じたら、病院を受診しましょう。「お尻の穴がかゆい」「お尻の穴が痛い」「お尻の穴がしみる」といった症状も同様。大きな病気の場合もあるので、恥ずかしがらずに医師に相談しましょう。

夏の終わりは痔になりやすい!? 冷えに注意

現代人は、食生活が乱れ、日々ストレスにさらされています。これが「便」に悪影響を及ぼしています。また、冷えもお尻まわりの大敵です。実は夏の終わりに痔になる女性が多くなるのですが、これは真夏に素足でいることが多く、足の冷えがお尻の冷えを招いた結果です。お尻のためにも足は冷やさないようにしましょう。普段から便の状態、下着の色をチェックして、異変があれば生活習慣を振り返るなど、健康管理に役立ててください。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

続きを読む



  1. 1
    使うほどお尻にダメージが…ウォシュレットでお尻が悲鳴を上げている
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと トイ…
  2. 2 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    みぞおちの辺りの腹痛 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛? それとも、ほかの病気? …
  3. 3
    知りたくなかったかも…身の周りにあるトイレよりも不潔なものたち
    見た目では意外とわからない、トイレより不潔なもの。実は、自分の体の一部…
  4. 4
    おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 健康…
  5. 5
    ヘルプマーク、ハートプラスマークなど、見えない障害を持つ人のためのマーク
    (編集・制作 gooヘルスケア) 外見からはわからない障害を抱え…
  6. 6
    知っておきたい女性の『アソコ』5つの真実|大事な場所の正しいケア方法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと デリ…
  7. 7
    コンビニ弁当を食べ続けると早死にする? その理由は…
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 忙し…
  8. 8
    【女性に多い貧血】体がだるい・動悸…鉄分が足りないサインとは?
    (編集・制作 (株)法研) 【取材協力】澤田 賢一先生 秋田大学医学…
  9. 9
    1分で寝落ちしちゃう!? 気絶するように眠りにつける呼吸法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと ベッ…
  10. 10 「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    多くのツボが集まる手をマッサージすれば、自然にツボを刺激できる パー…
  11. 11 ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    下着売り場でブラジャーのサイズを測ってもらったのはいつ? 実はサイズが…
  12. 12
    【女性の病気】こんな症状がでたら婦人科へ!注意してほしい8つの症状
    (編集・制作 (株)法研) 信頼できる婦人科医が決まっていると、毎日…
  13. 13
    ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 食事…
  14. 14
    顔のたるみを加速させる4つのNG習慣|顔のシワ・目のクマを予防
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 顔が…
  15. 15
    女性にも急増! 自覚症状なく進む「膵臓」の病気 7つの危険な症状
    地味ながら、消化液を作りインスリンを分泌する重要な消化器 …
  16. 16 無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック
    無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 疲れ…
  17. 17
    目のかすみ・ぼやけ・近くのものがみえづらい…眼精疲労のタイプと症状
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 【監…
  18. 18
    コリの原因はストレスにある!?コリを簡単にとる方法とは?
    (編集・制作 (株)法研) 運動性とストレス性のコリは違います。コリ…
  19. 19
    お風呂の入浴剤はもう不要!?キッチンのある物を入れるだけでOKの入浴法
    (編集・制作 (株)法研) 自宅でのバスタイム、天然温泉、クアハウス…
  20. 20
    意外と知らない耳そうじの豆知識|耳そうじの頻度は?耳かきの使い方は?
    (編集・制作 (株)法研) 耳あかはドライ? それともウェット? 耳…

一覧