アレルギーを引き起こす意外な物。予防する方法は?

ノーイメージ

【お話を伺った人】千葉 友幸先生

千葉クリニック院長

もっとみる

提供:gooヘルスケア

(編集・制作 (株)法研

「果物」や「見えない金属」は暮らしの中の意外なアレルゲン。バナナなど、果物によるアレルギーが問題になっています。意外な原因物質を知っておきましょう。

アボカドやキウイにも要注意!

アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)といえば、これまでホコリ、ダニ、杉花粉などが知られていました。しかし、最近では思いがけない物質からもアレルギー症状がおこることがわかってきています。そのひとつがフルーツ。

バナナ、アボカド、キウイなどは、ラテックス・フルーツアレルギー症候群とよばれるアレルギーをひきおこすことがあります。

ラテックスとはゴムの原料ですが、果物アレルギーをもつ患者の多くは、ラテックスにも過敏反応を示すことが知られています。これは、バナナやアボカドといった果物が生ゴムのラテックスと似た分子構造を持っているため、共通のアレルゲンとなるのです。

症状は、口唇の腫れや口腔内の違和感、じんま疹やアレルギー性鼻炎、結膜炎などで、重症の場合はショックに陥ることも。果物アレルギーは、まだ広く一般には知られていないので、日頃からよくフルーツを食べるという人は気をつけたいもの。自分で食べるときはもちろんですが、果物を食べたがらない人や子どもなどに無理強いするのは注意が必要です。

“見えない金属”によるアレルギーも

メガネや、ネックレスやピアスなどの金属に接触したとき、湿疹や腫れなどの症状がおこる金属アレルギー。ところが金属の中には、目に見えないものもあるのです。

たとえばバッグなど革製品のなめし剤として使われているのは、クロムという金属。クロムは肉眼では見えないので、金属アレルギーの人が革製品に触れるときは注意が必要です。また、食品のチョコレートの中にはニッケルが多く含まれていますし、シャンプーや化粧品の中にも金属を含むものがあります。

そして、とくに気をつけたいのは、歯科の治療に使われる金属。アトピー性疾患など、なんらかのアレルギー症状をもつ人は、歯科での治療の前に金属アレルギーがないかどうか検査してみましょう。治療に使われる金属は合金が多いので、見た目で単純に金、銀などと決めつけるのは禁物です。

ストレスや疲労も引きがねに

アレルギーは、私たちの体に異物が侵入してきたとき、それを排除しようという「免疫」の反応が過剰になり、体調を崩した状態です。

その症状の現われ方は、よく水とコップにたとえられます。コップである体に水(アレルゲン)が注がれ、コップからあふれ出たときに症状が出てくるというものです。しかし、水がコップいっぱいにならなくても症状が出るケースもあるのです。

人間の体は免疫、自律神経、ホルモン、精神が支え合ってバランスを保っています。ところが、感染や疲労、ストレスなどアレルギーの悪化原因によって、そのどれか一つでも崩れると、コップそのものがゆがんでしまうのです。コップがゆがむと、中の水はたとえ半分しかなくても、外にこぼれ出してしまうというわけです。

アレルギーを防ぐには、原因となる物質に気をつけるだけではなく、疲れやストレスをためない、心身ともにバランスのいい生活をおくることが重要だといえます。

(「へるすあっぷ21」、法研より)

※この記事は2006年2月に配信された記事です



花粉症のつらい症状を緩和してくれるお助け食材

提供:gooヘルスケア

花粉症の食養

気、血、水のバランスをととのえる

出典:株式会社法研「女子漢方」
著者:矢久保 修嗣 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 科長
木下 優子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 外来医長
上田 ゆき子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 救急担当医長

冷えやストレスに要注意

花粉症は、アレルギー症状ですが、鼻水やくしゃみなどの症状を改善させるには、漢方の視点から言うと、気、血、水の乱れを改善することである程度対応できます。気、血、水の乱れは、おもに冷えやストレスなどで起こりやすくなります。体を温め、ストレスによって滞ったり、不足したりする気を補う食養で、気、血、水のバランスをととのえるようにしましょう。

また、花粉症を発症しやすい春は、体内の気が昇りやすいので、熱が上に逃げて体の上部にこもり、それが原因で鼻や目の炎症を引き起こします。この現象は、冬に部屋を温めても、冷気は下にたまり、暖気が上昇するのと同じで、体も下半身が冷えていると、熱が上昇し、鼻や目の炎症に繋がります。

とくに、春になると女性はスカートに素足など、薄着をする人が多いのですが、このとき、できるだけ下半身を冷やさないよう注意してください。

 

気の滞りを解消することが先決

気、血、水のバランスをととのえるには、どうすればよいでしょうか。

まずは、気を巡らせることを考えましょう。血や水を巡らせているのは気で、気が滞っているとすべてに影響するからです。

そして、食事では、体が冷えてくしゃみを連発し、水っぽい鼻水が出る人は、タマネギ、金柑、鮭など、体を温め、気の滞りを解消する食材をとりましょう。

タマネギの辛味成分アリシンは、胃腸を温め消化と新陳代謝を促してくれます。利尿作用のあるカリウムも豊富で、水毒の改善にも役立ちます。なお、タマネギをサラダなど生で食べるときは、水にさらす人が多いと思いますが、その際、アリシンも減ってしまうので、さらす時間は2、3分にとどめるようにしてください。

粘り気のある鼻水が出る人の場合は、熱がこもっているので、余分な熱をとる食材が必要です。穀類なら、小麦やハトムギ、野菜類はホウレンソウなどの葉野菜、キュウリ、白菜、キャベツ、モヤシなど定番の野菜の大多数のほか、セリ、タケノコなど、春が旬の野菜も含まれます。

セリは春の七草の一つであることからも伺えるように、古くから栄養価や薬効が高いことで知られてきました。解熱作用と発汗、利尿など水分の代謝をよくする作用があり、香味で食欲もアップします。

タケノコは、熱を収めイライラを落ち着かせます。利尿作用や、便通をよくする作用など、体内の毒素や老廃物を排出するデトックス効果が高い食材ですが、粗い食物繊維が多く、体を冷やす性質が強いので、胃腸の弱い人や冷え症の人は控えめにしてください。

 

香りの高い食材でストレス緩和

日本は4月からが新年度のため、春は卒業、入学、入社、異動、引っ越しなど、環境が大きく変わる時期でもあります。そのため、環境の変化からストレスが生じ、気の流れが滞りやすくなり、花粉症の悪化に繋がります。

気が滞ると食欲が落ち、食べないでいると”心身にとってよい気”も入ってこないという悪循環に陥って、慢性的な気滞の状態になってしまいます。

ストレスを軽減させるには、主に香りの高い食材がおすすめです。なかでも花粉症には、ジャスミン、紫蘇、ミントなどが有効です。

ジャスミンはモクセイ科の花で、身近なものとしては、その花の香りを緑茶に移したジャスミンティーが一般的です。爽やかな香りのジャスミンティーは、イライラを鎮め、気持ちを落ち着かせる効果や、血行をよくし、免疫力を高める作用などがあります。お茶として飲むほかにも、ジャスミンティーで豚肉を煮ると肉の臭みが取れて、柔らかくなるなど、料理に使うこともできます。

紫蘇は、胃や腸をととのえる働きや、発汗、利尿、精神安定など、さまざまな効能があります。刺身のツマや梅干しに用いられるのは、抗菌、防腐作用も高いためです。ただし旬は夏で、春のスギ花粉の時期は生の葉は手に入りにくいので、紫蘇茶や紫蘇ジュース、紫蘇酒などで対処するとよいでしょう。

清涼感のあるミントの作用は、解熱、鎮静で、炎症を抑え鼻づまりを緩和します。ハーブティーとしてドライハーブが市販されていますが、丈夫で育てやすく、春から秋まで収穫でき、フレッシュな香りを長く楽しめるので、家庭で栽培してみることもおすすめします。

 

冬のイベントの”ごちそう三昧”に要注意

体の不調はある日、突然起こるものではありません。そのため、食養では、調子が悪いその日、そのときだけでなく、一つ前の季節の過ごし方も大切だと考えています。

春にあらわれる花粉症の場合、その前の季節にクリスマス、お正月、バレンタインデーなどがあり、たいていの人がカロリーの高いもの、甘いものなどを食べ過ぎ、飲み過ぎる傾向があります。

花粉症などのアレルギーは、免疫機能の異常によるものなので、免疫機能を司っている腸が、過食や過飲によってダメージを受けると、アレルギー症状も出やすくなります。

また、冬の間は、食べたものや、それによって負担がかかった胃や腸の症状も、滞りがちで、体に蓄積されやすくなります。それが、春の芽吹きの季節になると、いっせいに体の外に出ていこうとして、花粉症の症状も強まるのです。

花粉症の症状を軽くしたいのならば、冬の間、食べ過ぎに注意して、胃や腸に負担をかけないようにすることをおすすめします。

 

花粉症のお助け食材

温性 米麹、タマネギ、エシャレット、金柑、カジキマグロ、鮭、紫蘇、ジャスミン、ワイン、八角
平性 キビ、小豆、キャベツ、グリーンピース、ピーマン、スダチ
涼性・寒性 小麦、ハトムギ、麩、春雨、豆腐、菊花、ホウレンソウ、小松菜、セリ、タケノコ(寒)、モヤシ(寒)、ミント、アサリ(寒)、ワカメ

+αでいつもの食事が、鼻すっきりご飯に

 

  • 副菜や味噌汁にタマネギをプラス
  • 旬の野菜や葉野菜をたっぷりとる
  • いつものお茶をジャスミン、紫蘇、ミントなどに

 

季節別おすすめ食材とおかず

春の食材 菜の花、タラの芽、アサリ、グリーンピース

●おかず
タケノコご飯、グリーンピースご飯、菜の花のゴマ和え、ヨモギ茶

夏の食材 タマネギ、紫蘇、キャベツ、ピーマン

●おかず
紫蘇ジュース、じゃこピーマン

秋の食材 サトイモ、鮭、菊花

●おかず
菊花のおひたし、鮭のムニエル、金柑のハチミツ漬け、サトイモの煮もの

冬の食材 ホウレンソウ

●おかず
ホウレンソウのゴマ和え、サトイモのグラタン

 

続きを読む




知っておくと便利!花粉症に効く漢方薬。症状別に合わせて選ぶのが正解

提供:gooヘルスケア

つらい「花粉症」改善-漢方医学、西洋医学での対処法

水を巡らせて、鼻水、くしゃみを改善
知っておくと便利!花粉症に効く漢方薬。症状別に合わせて選ぶのが正解

出典:株式会社法研「女子漢方」
著者:矢久保 修嗣 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 科長
木下 優子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 外来医長
上田 ゆき子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 救急担当医長

漢方医学の考え方

症状

花粉症は、西洋医学の視点では、体の外部から侵入した異物に反応して、アレルギー症状を起こすと考えています。アレルギー症状は、鼻水、くしゃみなどですが、漢方では、これらの症状が起こる原因が、気、血、水のバランスの崩れだと考えています。

体が冷えすぎても、熱がこもりすぎても、バランスが崩れる原因になります。また、鼻水やくしゃみは、水がたまってしまう水毒(すい どく)の典型的な症状です。つらいくしゃみや鼻水は、水の巡りをよくすることでかなり緩和されます。

漢方処方

*水っぽい鼻水がある場合

くしゃみや鼻水が出て、体が冷えている場合には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を使うと、速効性が期待できます。一番、よく処方されている漢方薬で、花粉症の季節になるとドラッグストアの市販薬でもよく見かけます。

*手足の冷えや悪寒がある人の場合

冷えが強い場合や体力のない人、お年寄りには麻黄附子細辛湯(ま おう ぶ し さい しん とう)を使います。発熱を伴う風邪にも効果があります。

*ズルズルとした鼻水が出て、鼻が詰まる場合

鼻水がサラサラではなくズルズルとしたタイプは、熱がこもっている可能性があります。この場合、熱を冷ます効果のある葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)が有効です。日本でつくられた処方で、鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎に用いられています。

*眼のかゆみ、顔や眼の下にむくみがある場合

アレルギーによる炎症、血管が刺激されて、むくみが生じている可能性があります。この場合、炎症による熱を発散させる漢方薬、越脾加朮湯(えっ ぴ か じゅつ とう)を併用して、かゆみを抑えます。

 花粉症用のマスクやメガネなどを使い、外出するときは花粉がつきにくいツルツルした素材の上着を着て、家に入る前に花粉を払い落としましょう。

 

西洋医学の考え方

症状

スギ花粉症の人にとっては、春の訪れは憂鬱なものです。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどに悩まされて、集中力も低下し、つらい時期を送ることになります。花粉症の原因は、免疫機能の過剰反応によって、花粉を外敵とみなして体外に追い出そうとするアレルギー反応です。

対処法

花粉症のアレルギー反応を抑えるためには、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤を使います。効き始めるのに少し時間がかかるので、医師の指示に従って、症状が出る前から薬を服用するのがポイントです。

眠気などの副作用が出ることもありますので、気になる場合は、医師に相談してください。

このほか、アレルギー症状を起こす原因となっている花粉を少量ずつ注射などで注入することで、体を少しずつ慣れさせていき、アレルギー反応を起こりにくくする減感作療法(げんかんさりょうほう)も行われています。

続きを読む




常温保存の小麦粉類に注意!パンケーキシンドロームで救急搬送も

提供:gooヘルスケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

開封済みの小麦粉やミックス粉の保管。輪ゴムなどで簡単に口を閉じて食品棚で保管している人が多いのでは? この方法、実はかなり危険なんです!

常温保存の小麦粉類でアナフィラキシーが起こる可能性も

かわいい名前ですが、それと反対に恐ろしい症状が起こる「パンケーキシンドローム」を知っていますか? 1993年にアメリカで報告されたもので、ホットケーキなどの小麦粉製品を食べた後に起こるアナフィラキシー症状のことを言います。アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質が体内に入ることによって、さまざまな強い症状が起こること。じんましんやかゆみ、鼻がつまる、鼻水がでるなどのほか、血圧低下や呼吸困難、意識障害などが起こると、命の危険もあります。ぜんそくや鼻炎など、もともとアレルギーを持つ人はより注意が必要です。

常温保存の小麦粉類に注意!パンケーキシンドロームで救急搬送も

使い残りの粉にダニが繁殖する

パンケーキシンドロームの原因は、ホットケーキミックスやお好み焼き粉を一度使った後、残りの粉を常温保存した時に袋内で増殖したダニ。小麦粉自体の見た目は変化がなく匂いもないため、気づかずにそのまま調理してしまいます。調理で熱を加えるので、ダニは死にますが、ダニのアレルゲンはそのまま小麦粉に残るので、食べた後に反応がでます。食事をしてからアレルゲンが腸から吸収されるまで、だいたい1時間くらいかかります。そのため、食後1時間後くらいから、アナフィラキシーの症状が現れるのが特徴です。

ダニは、温度25~30度、湿度60~80%という環境が整うと活発に増殖することがわかっています。湿気が多い梅雨時期はもちろん注意が必要ですが、エフシージー総合研究所による研究発表では、冬から春にかけての袋内でのダニの繁殖が顕著だったとのこと。
秋冬は外気が下がり空気も乾燥気味になりますが、日本の家屋内、特にキッチンまわりは湿気が多く、温かいため、冬から春も絶好の増殖条件が揃っているのです。

開封後、常温で2~3カ月保存した小麦粉類は捨てる

ホットケーキミックスやお好み焼き粉は、小麦粉に砂糖やダシとなる旨味成分がたっぷり入っているので、ダニにとっては高い栄養の食品。より袋内で増えやすいと言われています。

開封した小麦粉やホットケーキミックス、お好み焼き粉は、輪ゴムでまるめてキッチンの戸棚にしまっている人も多いのでは? ダニは0.02ミリの隙間があれば入ることができます。開封後は密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管しましょう。すでに常温保存して2~3カ月経過しているものは、潔く破棄して。
さらに、小麦粉類だけでなくカツオ節やポテトチップス、粉チーズ、チョコレート、七味、味噌などもダニの好物だそう。これらも開封後は密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存をすることが必要です。

続きを読む



目をこすると皺が増える?! 花粉でかゆくても我慢すべき理由

提供:gooヘルスケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

目がかゆくなったとき、まぶたをゴシゴシ…。ふつうに行っているこのちょっとした動きが、どんどんあなたのまぶたを老化させているのです! 気をつけるべき理由をご紹介します。

目をこすると皺が増える?! 花粉でかゆくても我慢すべき理由

しみ、しわ、たるみの老化現象が加速

アレルギーなどが原因で、目がかゆくなったとき、つい目をゴシゴシこすってしまう人は多いはず。あるいは、寝起きにまず目をこすったり。なにげなく行っている、この「目をこする」という行為。実は、目にとってデメリットばかりなんです。
目のまわりの皮膚は、とても薄く繊細にできています。そのため、目をこすることによって、予想以上に悪影響が起きているのです。その理由をまとめてご紹介します。

<かゆくても目をこするのを我慢すべき理由>

1)しわが増える
顔の皮膚は体の皮膚より薄くできていますが、顔のなかでも特にデリケートなのが目のまわりの皮膚です。その厚さは、ティッシュ1枚分とも言われています。目をこすると皮膚の表面に小さな傷がつき、皮膚が乾燥してしまいます。もともと乾燥しやすい目元が、さらに乾燥することで、目のまわりに小じわが増えることに。

2)しみ
目をこすると、皮膚の表面に小さなしわができ、これが原因で皮膚に色素沈着を起こします。目のまわりが黒ずむとともに、皮膚が弱くなっているので、さらに紫外線が当たることで、しみもできやすくなります。

3)はれ
まぶたをこすることによって、まぶたがむくみ、はれが起こります。目をこするのが習慣になっている人は、毎日まぶたをはれさせているのと同じこと。まぶたのはれが習慣化すると、たるみやしわの原因にもなります。

4)たるみ
目をこすると、皮膚が伸びてしまいます。伸びた皮膚は、目のまわりのたるみとなり、目ヂカラがダウンします。

5)目が小さくなる
まぶたには「ミュラー筋」という、まぶたを持ち上げる働きをする筋肉があります。この筋肉は刺激に弱く、目をこすると伸びてしまいます。このミュラー筋、一度伸びると、元には戻らないのです! まぶたをうまく持ち上げることができず、目が小さくなってしまいます。

6)結膜炎などの病気
目をこすると、目の角膜に傷がつきます。そこから、ウイルスや細菌に感染することで目の病気につながります。特に、手にはさまざまなウイルスや細菌が付着しているので、手でこすらないことが重要なのです。

目をこすらずにかゆみを止める方法とは

目をこすることなく、かゆみを止める方法はいくつかあります。まず、アレルギーなど目の炎症が原因でかゆい場合は、まぶたが熱をもっているのが原因です。タオルを冷たい水で濡らし、まぶたの上にのせて皮膚を冷やすとかゆみが緩和します。

また、乾燥によるかゆみの場合は、蒸しタオルをのせることで目が温まり、涙が分泌されやすくなってかゆみが治まります。目の乾燥は、濃いメイクを落とすときに強くこすりすぎていることも原因のひとつなので、注意して。乾燥によるかゆみがある場合は、一時的に石けんで落とせるタイプのコスメを使い、強いメイク落としを使わなくてもよいようにしましょう。なかなか改善しない場合は、自己判断せず、眼科医に相談してください。

続きを読む



大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

提供:gooヘルスケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

シーンとした中で、くしゃみが出そうになったら我慢してしまいますよね? でもこの行為、実はとても危険なんです。その理由をまとめました。

大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

くしゃみが出る速さは新幹線と同じ!

花粉、ホコリなどが舞っていると「へ〜っくしょん」と出るのがくしゃみです。くしゃみは、体のなかに入ろうとするホコリやバイ菌、ウイルスなどを排出する役目があります。

人は、鼻から空気を吸いますが、そのなかにホコリなどがたくさん含まれているのです。そのまま、吸い込むと病気の原因にもなるので、まず鼻毛で大きなゴミを取り除きます。同時に、鼻の粘膜で小さなゴミを除去するのです。常に粘膜が湿っているのは、小さなゴミが付着しやすくするためだったんですね。粘膜にゴミが付着すると、粘膜にある神経を刺激して、付着したゴミを体外に吐き出そうと息を出すのが、くしゃみの仕組み。これは体を病気から守るための生理現象です。

ちなみに、くしゃみは時速約300kmの速度で、なんと新幹線とほぼ同じ速さ。また、一度のくしゃみで最大500ml、ペットボトル1本分もの空気を排出するそう。
もし、電車の中やレストラン、会議中など、静かな空間でくしゃみが出そうになったら……。マナーの観点から我慢したり、鼻をつまんで止める人も多いのでは。でも、この行為とても危険なんです。くしゃみを我慢してはいけない理由はこちらです。

くしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

1)気管、咽頭裂傷
喉の下の方から肺につながる、空気の通り道が「気管」です。くしゃみを止めることによって、気管に異常な圧がかかり、気管が裂傷したというケースが報告されています。あるイギリスの男性は、鼻をつまんで口を閉じてくしゃみを我慢したことで気管が裂傷。飲み込むことや、声を出すことができなくなり、緊急入院を余儀なくされました。入院中は、飲食ができないためチューブで栄養を補給。回復するのに、1週間の入院と、2ヶ月の通院が必要だったそう。

2)鼓膜破裂
口と鼻、耳はつながっています。口と鼻をふさぐことで、空気の逃げ場がなくなり、耳に圧がかかります。くしゃみを止めた後、キーンという音がして、聞こえが悪くなったり、鼓膜が破れることも。

3)脳内の血管破裂
口や鼻をふさぐことによって、空気が通る気道の圧が上がり、血圧が急上昇します。もともと脳動脈瘤がある人は、脳内の血管が破裂する可能性も。

4)腰痛の悪化
くしゃみを我慢すると、体に排出されなかった空気圧が原因で、脳脊髄圧が上昇。もともと腰痛持ちの人や、坐骨神経痛の人は、くしゃみを止めると腰が痛くなる可能性があります。

くしゃみをするときは、決して鼻をつままないようにしましょう。ハンカチで鼻と口を軽く押さえて、空気を逃がしつつ、唾液や鼻水などが周囲に飛び散らないように配慮するのが、マナーも体の健康も守る、正しいくしゃみの方法です。

続きを読む



  1. 1
    発達障害と共に現れやすい障害|ADHD・解離性障害の症状とは?
    発達障害と併存が多い障害(ADHD、運動能力障害、解離性障害、適応障害…
  2. 2
    乳首がかゆくなる原因とは?乳がんの可能性もある?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと たま…
  3. 3
    更年期障害ってどんなことがおこるの?つらい症状は薬で改善できる?
    つらい「更年期障害症候群」改善-漢方医学、西洋医学での対処法 気を巡…
  4. 4
    かぜを早く治すには?|食欲がないなら食べなくてもいいってホント?
    つらい「風邪」改善-漢方医学、西洋医学での対処法 早めの対処で、悪化…
  5. 5
    発達障害の小学生|クラスの問題児『困った子を何とかして』という教師
    出典:株式会社法研「子どもの発達障害 家族応援ブック」 著者:高…
  6. 6
    【発達障害の特徴】幼児期に視線があわないことがあったー理由と対処法
    出典:株式会社法研「子どもの発達障害 家族応援ブック」 著者:高…
  7. 7
    手作りケーキの生クリームに注意!安価な植物性ホイップは体に悪い?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 張り…
  8. 8
    目の下にクマができるのは血のめぐりが悪い証拠?原因と改善法
    つらい「目のクマ」改善-漢方医学、西洋医学での対処法 温めて、血を巡…
  9. 9
    めまい、立ちくらみ…女性に多い貧血の症状。鉄分が摂れる食材とは?
    つらい「貧血」改善-漢方医学、西洋医学での対処法 鉄分をとり、血を補…
  10. 10
    背中の肉がつまめるのは太っている証拠?スッキリ後姿の作り方
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 気づ…
  11. 11 アスペルガー症候群(広汎性発達障害)とは? 疑いのある12の症状
    アスペルガー症候群(広汎性発達障害)とは? 疑いのある12の症状
    広汎性発達障害のひとつ、アスペルガー症候群。大人になってから気づく人…
  12. 12
    実年齢より『若くみえる人』と『老けてみえる人』の違いはどこにある?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  13. 13
    やる気が出ない・落ち込みがち・息苦しいなど…うつ症状の改善方法
    「気分が落ち込みがち」改善-漢方医学、西洋医学での対処法 ストレスを…
  14. 14
    【発達障害の特徴】こだわりが強い子どもの場合ー理由と対処法
    特定のものや習慣に異常に固執する 出典:株式会社法研「子どもの発…
  15. 15 ムシ歯予防には"うがい"も大事。歯磨き後のうがいは何回が正解?
    ムシ歯予防には"うがい"も大事。歯磨き後のうがいは何回が正解?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと むし…
  16. 16
    ヘルプマーク、ハートプラスマークなど、見えない障害を持つ人のためのマーク
    (編集・制作 gooヘルスケア) 外見からはわからない障害を抱…
  17. 17
    朝食を変えれば『ヤセ体質』になれる!食べてヤセる食事法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  18. 18
    カロリーゼロはヘルシーでも健康的でもない?人口甘味料の落とし穴
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  19. 19 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    みぞおちの辺りの腹痛 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛? それとも、ほかの病気?…
  20. 20
    発達障害の支援ー医療・福祉・教育機関の連携『浜松方式』とは?
    出典:株式会社法研「子どもの発達障害 家族応援ブック」 著者:高…

一覧