20代・30代の女性に増える『プチ更年期』こんな症状が続いたら注意を!

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【お話を伺った人】小屋松 安子先生

医療法人社団「こころとからだの元氣プラザ」 女性のための生涯医療センターViVi 婦人科 佐賀大学医学部附属病院産婦人科助手を経て、現職。 「こころとからだの元氣プラザ」 http://www…

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原因はストレスや過剰なダイエット、過労など。放っておくと本当に閉経してしまうことも! 早めの治療とストレスをためない生活を心がけて。

若いのに更年期みたいな症状が

20~30代の女性は、更年期と聞いてもまだ先の話と思われるでしょう。しかし最近、若い女性にも更年期障害のような症状を訴える人が増えて、「プチ更年期」という言葉が使われるようになっています。

そもそも更年期とは閉経をはさんだ前後10年間をさし、平均的には40代半ばから50代半ばごろ。この時期になると卵巣機能が衰え、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減って月経周期が不順になります。このとき心身にあらわれるさまざまな不調を更年期障害といって、症状は「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言われるように、頭痛、肩こり、冷え、のぼせ、めまい、疲労倦怠感とさまざまです。

本来、卵巣機能が安定しているはずの若い女性に、なぜこのような症状があらわれるのでしょうか? 最大の原因は、ホルモンの“コントロールタワー”である視床下部(ししょうかぶ)がうまく働かなくなるため。エストロゲンの分泌を促す卵胞刺激ホルモンを分泌して月経周期をコントロールする視床下部は、同時に自律神経もコントロールしているため、ホルモンと自律神経は深く結びつき、影響し合っています。そのため、自律神経がバランスを崩すと、ホルモン分泌にも影響が及ぶのです。

ストレスや過剰なダイエット、過労、不規則な生活、激しい運動などによって自律神経のバランスが崩れると、卵胞刺激ホルモンの数値が下がってエストロゲンの分泌が減り、月経が止まったり、更年期障害のようなさまざまな症状が出てくるというわけです。

放っておくと卵巣機能が衰え閉経してしまうことも

実際の更年期は、エストロゲンの分泌が減る一方で、視床下部がエストロゲンを分泌させようと頑張ってしまい、その結果自律神経のコンロトールがうまくいかなくなることで起こるといわれています。これに対しプチ更年期は、自律神経の乱れによって卵胞刺激ホルモンの分泌が低下し、エストロゲンが減少するもので、卵巣機能は衰えていないのが普通です。

はっきりした原因もないのに月経が不順で、次のような症状が2週間以上続く場合はプチ更年期の可能性があります。

< 倦怠感、慢性疲労感、冷え、頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、微熱、食欲不振、不眠、イライラ、不安感、うつ、気力・集中力・記憶力の低下など >

これらの症状がつらいのはもちろんですが、深刻なのは、女性ホルモンが低下した状態が長く続くことです。放っておくと不妊症になったり、そのまま卵巣機能が低下して本当に閉経してしまう可能性もあるのです。
また女性ホルモンは、子どもをつくるために必要な働きのほかに、体を守るさまざまな働きをしているため、不足を長く放置しておくと、骨量が減って骨粗しょう症になったり、コレステロール値が上がって動脈硬化が進んだりと、深刻な症状につながることもありますから、早めに婦人科で治療を受けましょう。

早期の治療、生活習慣を見直しストレスをためない生活を

プチ更年期は、人によって時間はかかっても、適切な治療で元に戻すことができます。ただし、放っておくほど治療に時間がかかるようになりますから、気がついたら早めに対処することが大切です。
プチ更年期の治療は、まず血液検査でエストロゲンや卵胞刺激ホルモンの量を測定したうえで、適切な治療が選択されます。また、日ごろの生活を見直して体の状態を整えることも大変重要です。

●ホルモン療法

周期的にエストロゲンを補充して卵巣を刺激し、ホルモンが出ていたころの周期をとり戻そうという治療です。具体的には、ホルモン剤や排卵誘発剤、低用量ピル、中用量ピルなどが、症状や患者さんの希望によって使い分けられます。

●漢方療法

ホルモン療法の代替療法として用いられます。プチ更年期の人は頑固な冷えや血行不良に悩まされていることが多く、これらが改善すると月経不順や不定愁訴がよくなる場合があります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)などの漢方薬が体質に応じて使用されます。

●生活の見直しを

過労や睡眠不足を避け、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけましょう。ストレスの多い現代社会で完全にストレスを避けることは不可能ですが、できるだけストレスをためず、発散させる方法をもつことが大切。スポーツや友だちとのおしゃべり、からおけなど、自分なりの方法を見つけましょう。ヨガやアロマ、ハーブ、半身浴などもリラックス効果があっておすすめです。
また、女性ホルモンの働きを助ける大豆のイソフラボンやビタミンE、抗ストレス作用のあるビタミンCなどを食事にとり入れ、しっかりとるようにするとよいでしょう。

普段から基礎体温をつける習慣をつけ、月経の異常に気づいたらなるべく早く、基礎体温表をもって婦人科を受診しましょう。

※この記事は2007年6月に配信された記事です



女性なら知っておきたいからだのこと|更年期は何歳から? どんな症状?

【お話を伺った人】岡野 浩哉先生

飯田橋レディースクリニック院長 東京女子医科大学産婦人科非常勤講師 平成元年群馬大学医学部卒。6年同大学医学部大学院卒。医学博士。11年群馬県立がんセンター婦人科副部長、13年東京女子医科大学産…

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(編集・制作 (株)法研

女性の全身を守っているエストロゲンとは? 更年期はいつから、どんな症状が? 女性のライフステージとエストロゲン分泌を知って賢いエイジングを!

若い世代にも更年期症状がおこる?

「最近、顔がほてるし、すごく疲れやすいの」「それって更年期じゃない?」―こんな会話が20~30代の女性の間でも聞かれます。
20~30代でおこるほてりやのぼせ、めまい、イライラ、だるさ、月経不順などは、正しくは更年期症状とは別物です。それは、ストレスや疲れがたまっておこる自律神経失調症状や卵巣機能の一過性の変調であり、食事や睡眠をきちんととって生活を見直すことがまず肝要です。

では、更年期症状(障害)とはなんでしょう。まず、更年期とはだいたい、「閉経の前5年と閉経の後5年の合わせた10年間」を指します。日本人の女性が閉経を迎える平均的な年齢は、50.5歳とされていますから、一般的には40代後半から50代前半を「更年期世代」といえます。
卵巣機能が衰えて女性ホルモンが減少し、閉経を迎える時期です。この女性ホルモンのうち特にエストロゲン(卵胞ホルモン)の減少に伴って現れてくるのが更年期症状です。ただし、この時期はホルモンの低下に加え、加齢変化、心理的要因、社会的要因などが複雑に影響しあいます。そのため多彩な症状がでてくると考えられています。

初潮から閉経へ。女性の一生とホルモンサイクル

卵巣機能の低下は閉経の10年ぐらい前から少しずつおこり始め、閉経と共にエストロゲンは急激に減少します。しかし、エストロゲンは月経や妊娠に必要なだけではなく女性の骨や皮膚、血管、脳など全身を守っている大切なもの。そのため、エストロゲンの低下は全身にさまざまな症状を引きおこすわけです。
典型的にはホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)、発汗過多、それによる不眠などがみられますが、その他にもめまい、耳鳴り、イライラ、不安感なども引きおこします。これらが「更年期症状」であり、その症状が強くて仕事や家事に支障をきたす場合に、「更年期障害」といわれます。


多かれ少なかれ、更年期症状は女性の誰にでもおこりうること。しかし、そのしくみは、女性たちにあまり知られていません。月経の始まりである初潮や、妊娠、出産については、母親やまわりの大人が自分の体験を話してくれたのに、月経の終わりである閉経については聞いていないという人も多いでしょう。
そのため、突然訪れるさまざまな症状に翻弄され、自分の体や心がおかしくなってしまったのではないかと強い不安にかられるのです。

 

知っておけば、いざというときあわてない

エストロゲンは体の実に200種類もの代謝に関与しているといわれています。わかりやすく言えばエストロゲンは、脳、骨、血管、皮膚、粘膜など全身のさまざまな器官に作用し、細胞の潤いと柔軟性を守る働きをしています。そこで閉経後は、骨粗しょう症や動脈硬化、関節痛、シミ、シワ、肌のくすみ、粘膜の萎縮、うつ気分、脳機能の低下などもおこりやすくなります。更年期に現れる症状から、閉経後数十年経たのちにでてくる症状までエストロゲンは関係しているのです。
更年期障害は、さまざまな症状を呈するため、不安にかられてあちこちの病院を渡り歩くこともよくあります。一般内科をはじめ、めまいや耳鳴りは耳鼻科へ、関節の痛みは整形外科へ、胸のドキドキは循環器内科へとあちこちで検査を受けても原因がわからないので、疲れ果てて落ち込んでしまうこともめずらしいことではありません。

だからこそ、更年期症状は備えあれば憂いなし。その変化のメカニズムを知っていれば「40代後半になればこんな症状もおこるかも」という心の準備ができます。
症状を緩和し、毎日を快適に過ごすための治療法もありますから、「更年期にはどのような治療法を選んでどんな生活を過ごしたいか」を考えておくこともできるでしょう。

更年期障害に対するホルモン補充療法

更年期障害の治療法として、また女性の健康を守る方法としてホルモン補充療法があります。女性ホルモンの低下により生じた症状に対し、女性ホルモンを補充することは理にかなっています。エストロゲンの補充にて症状は改善しますが、子宮体がん予防のためにプロゲステロン(黄体ホルモン)の併用が必要となります。ホルモン補充療法にはいい面と気をつけなくてはいけない面があります。信頼できる主治医とよく相談するように心がけましょう。
また、閉経直前の月経不順の時期にも、ホルモンバランスのくずれ、変調により強い症状が出ることがあります。この場合には不正出血のコントロールがつけやすいためホルモン補充療法として低用量ピルが選択されることもあります。

代替療法として漢方薬もよく用いられます。単一症状にとらわれない全人的な効果が期待できる漢方は、症状の多彩な更年期障害に合っている治療法のひとつです。つらさを一人で抱え込まず、婦人科を受診して自分に合った治療法を選びましょう。

ダイエットなどによる無月経を放置しないで!

20~30代でも、むりなダイエットや精神的なストレスにより脳の視床下部の働きが抑えられ、女性ホルモンの分泌が止まってしまう場合があります。「視床下部性無月経」というもので、激しいトレーニングで体脂肪を絞り込んでいるスポーツ選手にもおこることがあります。

どんな理由であっても、これが長く続くと子宮内膜が萎縮して、月経が再開しにくくなります。半年以上の無月経は骨粗しょう症の原因にもなることがわかっています。エストロゲンは妊娠・出産のための役割だけでなく、女性の全身を守ってくれているのです。放置せず、ぜひ婦人科専門医を受診しましょう。

※この記事は2008年6月に配信された記事です

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女性ホルモンを増やすには大豆より『朝のピーナッツ』がおすすめ!!

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ナッツ類のなかでも抗酸化物質の含有量が豊富で値段も手頃。
ピーナッツには女性ホルモンの代謝を助けるビタミンEが豊富。ピーナッツの効果的な食べ方を紹介。

女性ホルモンを増やすには大豆より朝の●●がおすすめ!!

ピーナッツを食べるだけで、女性ホルモンの代謝をサポート

更年期が気になる女性が、大豆以上に摂りたいのが、ビタミンEが豊富なピーナッツです。ピーナッツは他のナッツよりやわらかいため、栄養素がしっかり吸収されやすいと言われています。
ビタミンEは、人間の体の副腎や卵巣にも蓄えられていて、女性ホルモンの代謝を助けています。ピーナッツを食べることで女性ホルモンを補い、更年期の不調を軽くしたり、肩こり、冷え症を改善したり、美肌にする効果が期待できます。

脂肪分が多いので、ビタミンEが吸収しやすい

油に溶けやすく水に溶けにくいビタミンEを効率的に取り込むには、油と一緒に摂るのが理想的。その点ピーナッツは脂肪分が多いので、油で炒めたりせずそのまま食べても、ビタミンEをしっかり吸収できます。毎朝20粒でビタミンEをたっぷり摂れ、更年期の不調が現れにくい元気な体と肌になれます。

肩こり、頭痛、眼のトラブルや美肌にも

ビタミンEには、女性ホルモンの代謝を助ける以外にも、肩こりや頭痛が楽になる、肌のくすみや目のトラブルが軽くなるという効果が。また、ピーナッツにはポリフェノールも含み、くすみや乾燥から肌を守ってくれます。そのほか、イライラの緩和に効くカルシウム。便秘がすっきりする食物繊維も。ピーナッツは、ナッツ類の中で抗酸化物質の含有量が一番な上に、お手頃価格なのもいいところ。手軽に始められるのもおすすめのポイントです。

女性ホルモンを増やすには大豆より朝の●●がおすすめ!!

おすすめの食べ方【1】毎朝20粒食べる

最近の研究で、人間の体は午前中により酸化するというデータがあるのだそう。そのため、抗酸化力の高いピーナッツは、朝のうちに20粒食べるのがおすすめです。一度に食べきれなければ、半分の10粒を朝の時間帯に、残りをその日のうちに食べましょう。

おすすめの食べ方【2】ピーナッツサラダ

ビタミンEは緑黄色野菜などに含まれるベータカロテンを一緒に摂ると、相乗効果でより強力な抗酸化パワーを発揮します。アンチエイジングを狙うなら、毎日の朝食にピーナッツを加えたサラダを。さらに果物でビタミンCを摂れば抗酸化パワーが最強に。

おすすめの食べ方【3】ピーナッツご飯

素焼きのピーナッツをそのまま食べるのもいいですが、飽きたらこんなアレンジも。うす皮つきピーナッツと米、昆布、塩と酒で炊き込みピーナッツご飯を作ってみては。ご飯の中にピーナッツの栄養がたっぷりです。冷めても美味しいのでお弁当にも◯。

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ちょっと転んだだけで骨折! 骨がもろくなる骨粗鬆症対策は10代から

若い女性にとって、骨粗鬆症はまだ私には関係ない病気と思われがち。でも、予防対策はできるだけ若い頃から始めた方が効果絶大なんです!

ちょっと転んだだけで骨折! 骨がもろくなる骨粗鬆症対策は10代から

20歳で骨密度は最大値に。増やせるうちに増やすのが◎

骨がスカスカになってもろくなり、ちょっとした衝撃でも骨折してしまう病気が骨粗鬆症。閉経後の女性や高齢者の男性によくみられる病気です。ある程度年齢を重ねてから発症する病気ですが、予防は早ければ早いうちに始めるのが吉。

その理由は、骨密度にあります。骨密度とは、骨の量のこと。赤ちゃんの時、骨は体重の100分の1で約30gとされています。その後、成長期を経て20歳前後で骨密度はほぼ最大値に。そこから、30代、40代の安定期を経て、女性が閉経を迎える50歳前後から、骨密度は急激に減少します。

骨密度の特徴は、20歳前後で最大値の骨密度になった以降は、それ以上増えないということ。そして、閉経後に急激に減少しはじめるということです。これは、女性ホルモンのエストロゲンの作用によるもの。
骨は、古くなった骨を壊す破骨細胞と、新しく骨を作る骨芽細胞がバランスよく働くことで新陳代謝を行い、骨量を保っています。閉経でエストロゲンが減少すると、破骨細胞の働きが過多となり、骨芽細胞の骨を再生する力が追いつきません。そのため、骨量が減少してしまうのです。

閉経により骨量が減る現象は、女性なら誰にも起こること。骨量が減ってから増やすのは至難の技なので、骨粗鬆症の予防には、骨量を「増やせるうちに増やし」、「できるだけ減らないようにする」ことが大切です。

「運動、食事、日光浴」で骨密度をアップ&維持

骨密度を上げるには、運動、食事、日光浴の3つの要素が欠かせません。
運動で適度な力が骨にかかると、カルシウムを呼び寄せて骨が強化されます。また、運動したことで血流がアップすることにより、骨を作る骨芽細胞を活性化する作用も。
食事は、カルシウムを積極的に摂ることを心がけましょう。厚生労働省の調査によると、日本人女性のカルシウム摂取量は所要量に達せず、常に不足しがち。15歳以上の女性の1日の摂取目標は650mgですが、実際に摂取できているのは30〜39歳の女性で407mgです。単純計算で、毎日243mg不足していることになります。

10代からたくさん摂りたい カルシウムを多く含む食品

カルシウムを多く含む食品として代表的なのが、乳製品。副菜として1品加えたり、おやつとして乳製品を摂ったりすると手軽です。乳製品のカルシウム含有量は下記の通りです。

牛乳1杯(200cc)…220mg
カマンベールチーズ1/3切(30g)…138mg
プレーンヨーグルト(100cc)…120mg

大豆製品にもカルシウムは豊富に含まれています。

もめん豆腐1/3丁(100g)…86mg
厚揚げ1/2枚(100g)…240mg
生おから(50g)…50mg
納豆1/2パック(50g)…45mg

魚介類では、煮干し、しじみ、ひじき、干しエビ、うるめいわしの丸干し、しらすなどに多く含まれ、野菜では、枝豆、カブの葉、小松菜、チンゲン菜、ほうれん草、切り干し大根、高菜漬け、野沢菜漬けなどに豊富です。

また、カルシウムの合成に欠かせないのがビタミンD。日光にあたると体内で産生されます。食事でも摂取できますが、必要量の半分は日光で作られているので、適度に外出することも忘れずに。

年代別 骨粗鬆症対策

これらの骨密度を上げる三大要素を基本に、10代では、できるだけ骨量をアップさせて骨の貯金を増やしておきましょう。20〜30代では骨密度を減らさないケアを。40〜50代では、骨密度やホルモン値をチェックして、ドクターと相談しながらケアするのもおすすめ。60代以降は、弱った骨を折らないように筋肉強化や対策を。以下に年代別の骨粗鬆症対策をまとめてみました。いつから始めても遅すぎるということはないので、今からできることを始めましょう。

●10代

栄養バランスのよい食事をとり、運動を積極的に行い骨を強化。無理なダイエットは避ける。

●20~30代

規則正しい生活をして、ストレスをためない。

●40~50代

骨量をチェックしつつ、更年期障害のケアも行う。

●60代

体を動かすことを習慣にし、筋力を維持する。

●70~80代

家の中で転倒・骨折しないように、住環境を見直す。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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30歳を過ぎたら始めた方がいい「更年期障害」対策

閉経の前後に女性ホルモンが減少することで起こる更年期障害。治療の幅が広がる一方で、30代で症状が出る若年性更年期になる人も。その対策をまとめました。

30歳を過ぎたら始めた方がいい「更年期障害」対策

20~30代で更年期症状が出てしまう人も

更年期障害とは、閉経に向けた女性ホルモンの減少に伴い、さまざまな不調が現れること。主な症状は、ほてり、イライラ、うつ、多量の汗などですが、こういった症状に限らず、一見、更年期と関係ないように思えるさまざまな症状が出るのも特徴です。閉経の平均年齢は50歳と言われており、その前後5年の45歳から55歳の女性に、更年期障害の症状を訴える人が多くみられます。
近年は、婦人科でのホルモン補充療法や漢方薬など、症状にあわせた治療法の幅も広がり、雑誌やインターネットなどで更年期の情報も手軽に得ることができるため、人知れず更年期障害に悩む人は、以前よりは少なくなりました。

その半面、増えているのが「若年性更年期」。一般的には45歳からと言われている更年期症状が30代や20代で起こってしまうものです。原因はさまざまですが、仕事やプライベートでの極度のストレス、激しいダイエット、体重過多、睡眠不足などにより女性ホルモンが減少して、更年期症状が起こるのです。

閉経は誰にも起こることで、更年期を必要以上に怖がる必要はありませんが、更年期障害はできれば軽く済ませたいもの。若年性更年期を予防するためにも、セルフケアで体を整えましょう。

更年期障害を軽く済ませるために 自分でできる更年期対策

◯睡眠の質を上げる

更年期障害のひとつに自律神経失調症があります。自律神経が乱れることで、不眠、眠りが浅くなるなど、睡眠に支障が出る場合もあります。眠れないときは、無理に眠る必要はありませんが、普段からスムーズに入眠できるように、眠る前はリラックスすることを心がけましょう。好きな香りのアロマや、癒しの音楽などを活用するのも一つの方法です。また、更年期になると肌が乾燥するので、パジャマも肌触りのよいものにすると、眠りやすくなります。パソコンやスマホなどが発するブルーライトは、脳を刺激して眠りにくくします。寝室に電子機器を持ち込むのはやめましょう。

◯食事のバランスを整える

食生活の乱れは、自律神経のバランスの乱れに直結して、更年期症状を重くします。3食決まった時間に、バランスの取れた食事をして、体内時計を整えましょう。特に、ビタミン・ミネラルの類が欠乏しがちなので、緑黄色野菜や海藻類を積極的に摂って。女性ホルモンのエストロゲンと似た作用のあるイソフラボンもおすすめです。また、糖質過多になると血糖値が急上昇し、それが下降するときに、気持ちの落ち込みにつながります。糖質をゼロにする必要はありませんが、控えめを心がけましょう。カロリーオーバーも女性ホルモンの分泌に影響を与えるので注意して。

◯朝日を浴びる

更年期障害の主な症状のひとつにうつ、イライラがあります。朝日を浴びると、脳内にセロトニンが分泌。心のバランスを保ち、うつ気分を緩和してくれます。このセロトニンを原料として夜に分泌されるのがメラトニン。入眠をスムーズにさせ、眠りの質を向上させる作用のある物質です。朝日を浴びることは、心の安定とともに、睡眠障害の改善にも役立ちます。

自分が更年期かどうかは、婦人科で女性ホルモンの量を測定すればすぐにわかります。すでに何かしらの症状が出て辛い場合は、すぐ婦人科に相談しましょう。症状を我慢することなく、快適な毎日を過ごせるアドバスがもらえるはずです。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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もしかして彼や夫も? 【男性更年期】を見分ける17のチェックポイント

落ち込み、不機嫌など様子がおかしい。性生活も激減。
男性ホルモンの低下により起こる、男性更年期の症状と見分け方、予防や改善方法を紹介。

もしかして彼や夫も? 【男性更年期】を見分ける17のチェックポイント

男性更年期は40代から静かに始まっている

40~50代女性に更年期・閉経期があるように、40代からの男性にも実は様々な症状が現れます。今までうつ症状や体の不調と思われていましたが、近年の研究で、実は男性ホルモンの減少が引き起こす一連の症状だったということがわかってきたのです。更年期に女性ホルモンが一気に減るのと比べて、男性ホルモンは20代前半のピーク時から徐々に減っていきます。しかし働き盛りの40代以降、過重なストレスなどで急激に減ることがあり、それが40~50代の体や心の変調“男性更年期障害”の原因となるのです。
男性ホルモンは、その名の通り、性欲はもちろん、男らしい体や考え方など、男性の特性を形づくるもの。また、その分泌が減るだけで様々な疾患を引き起こすくらい、健康と若さの維持に重要な役目を果たしていたのです。

調査によると、現代の40~50代の男性ホルモンを測ったところ、60代よりも低いという結果がでました。これは、様々なストレスがこの年代にかかり、本来、男性ホルモンを出せるはずの脳が、逆に出すなと指令してしまうことによるもの。さらに怖いのは、男性ホルモンが減少すると、脳がストレスに弱くなり、ストレス耐性が低くなると、さらにホルモン分泌を低下させることです。

妻やパートナーがチェックしたい男性更年期障害のサイン

夫やパートナーの男性更年期を見抜くには、身近な人が言動をチェックすることにより、サインに気づくことができます。17項目中6つ以上にチェックがついたら、男性更年期障害のおそれがあると考えられます。

1、男性的に調子が良くない……ようだ
2、関節や筋肉痛を訴える(腰痛や背中、手足の痛みも含む)
3、ひどく汗をかく
4、睡眠の悩みを抱えている
5、よくうたた寝をしている
6、イライラしている
7、神経質になった
8、不安感を訴える
9、「疲れた」「面倒くさい」と何もしない
10、筋力の低下を感じる様子
11、憂うつそう
12、「絶頂期は過ぎた」と感じる様子
13、「力尽きた」と感じる様子
14、ひげの伸びが遅くなった……ようだ
15、性的能力の衰えを感じる様子
16、早期勃起(朝立ち)の回数が減った……ようだ
17、性欲の低下があるようだ

男性は闘争心が強く、弱みを人に見せるのを嫌います。そのため、男性更年期の症状があっても、原因となるストレス・悩みから目をそらし、誰にも相談しないで我慢してしまいがちです。男性更年期障害の症状は大きく分けて3つ。体の不調、心の不調、性の不調。男性は女性の更年期症状より体の症状が目立たず、心の症状が目につきます。また、性機能の低下は男性が意識しやすい症状です。

男性更年期障害にならない暮らし方

上記のチェックに夫やパートナーがあてはまったら、男性ホルモンを回復できるようにサポートしましょう。まずは、早寝早起き。男性ホルモンが回復するのは夜。できれば、0時前に就寝、良質な睡眠をとりたいところ。体内時計をリセットするため、毎朝同じ時間の起床、休日も平日の起床時刻+2時間までに起きるよう促して。寝る前のテレビやパソコンは厳禁です。また、運動はテストステロンの分泌を促す効果あり。休日にゴロゴロしていると体内リズムが崩れるので、まずは子どもと遊びがてら体を動かすよう働きかけてみては。

食生活の改善も男性ホルモンに効果的です。栄養不足やストレス・疲れによって、ホルモン分泌を促す脳や男性ホルモンを分泌する精巣・副腎が十分に機能できなくなることがあります。
男性ホルモンの分泌を活発にする食材は4つ。ストレスや疲労を和らげる滋養強壮効果が高い、おくらや山芋、納豆、なめこなどのネバネバ食材。男性ホルモンの合成を促すのが、ニンニク、しょうが、唐辛子、ネギなどのスパイス・香味野菜。そして、別名「セックスミネラル」とも呼ばれる亜鉛が多い、牡蠣、しじみ、牛赤身肉、レバー、うなぎなどの亜鉛食材。さらに、ゴボウ、にんじん、大根などの根もの野菜には、ミネラルやビタミンが豊富に含まれます。これらの食材を積極的に献立に取り入れましょう。

とはいえ、口うるさく「あれをした方がいい」「これはしない方がいい」と言うのは禁物。気が乗らないことは無理強いしない、ダラダラしているように見えても好きにさせておくなど、追い詰めないことも大切です。症状が重い場合は男性更年期の専門外来など、医師に相談を。女性の更年期と同じく、一生続く症状ではないので、まずは理解して、一緒につらい時期を乗り切りましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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