20代・30代の女性に増える『プチ更年期』こんな症状が続いたら注意を!

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【お話を伺った人】小屋松 安子先生

医療法人社団「こころとからだの元氣プラザ」 女性のための生涯医療センターViVi 婦人科 佐賀大学医学部附属病院産婦人科助手を経て、現職。 「こころとからだの元氣プラザ」 http://www…

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原因はストレスや過剰なダイエット、過労など。放っておくと本当に閉経してしまうことも! 早めの治療とストレスをためない生活を心がけて。

若いのに更年期みたいな症状が

20~30代の女性は、更年期と聞いてもまだ先の話と思われるでしょう。しかし最近、若い女性にも更年期障害のような症状を訴える人が増えて、「プチ更年期」という言葉が使われるようになっています。

そもそも更年期とは閉経をはさんだ前後10年間をさし、平均的には40代半ばから50代半ばごろ。この時期になると卵巣機能が衰え、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減って月経周期が不順になります。このとき心身にあらわれるさまざまな不調を更年期障害といって、症状は「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言われるように、頭痛、肩こり、冷え、のぼせ、めまい、疲労倦怠感とさまざまです。

本来、卵巣機能が安定しているはずの若い女性に、なぜこのような症状があらわれるのでしょうか? 最大の原因は、ホルモンの“コントロールタワー”である視床下部(ししょうかぶ)がうまく働かなくなるため。エストロゲンの分泌を促す卵胞刺激ホルモンを分泌して月経周期をコントロールする視床下部は、同時に自律神経もコントロールしているため、ホルモンと自律神経は深く結びつき、影響し合っています。そのため、自律神経がバランスを崩すと、ホルモン分泌にも影響が及ぶのです。

ストレスや過剰なダイエット、過労、不規則な生活、激しい運動などによって自律神経のバランスが崩れると、卵胞刺激ホルモンの数値が下がってエストロゲンの分泌が減り、月経が止まったり、更年期障害のようなさまざまな症状が出てくるというわけです。

放っておくと卵巣機能が衰え閉経してしまうことも

実際の更年期は、エストロゲンの分泌が減る一方で、視床下部がエストロゲンを分泌させようと頑張ってしまい、その結果自律神経のコンロトールがうまくいかなくなることで起こるといわれています。これに対しプチ更年期は、自律神経の乱れによって卵胞刺激ホルモンの分泌が低下し、エストロゲンが減少するもので、卵巣機能は衰えていないのが普通です。

はっきりした原因もないのに月経が不順で、次のような症状が2週間以上続く場合はプチ更年期の可能性があります。

これらの症状がつらいのはもちろんですが、深刻なのは、女性ホルモンが低下した状態が長く続くことです。放っておくと不妊症になったり、そのまま卵巣機能が低下して本当に閉経してしまう可能性もあるのです。
また女性ホルモンは、子どもをつくるために必要な働きのほかに、体を守るさまざまな働きをしているため、不足を長く放置しておくと、骨量が減って骨粗しょう症になったり、コレステロール値が上がって動脈硬化が進んだりと、深刻な症状につながることもありますから、早めに婦人科で治療を受けましょう。

早期の治療、生活習慣を見直しストレスをためない生活を

プチ更年期は、人によって時間はかかっても、適切な治療で元に戻すことができます。ただし、放っておくほど治療に時間がかかるようになりますから、気がついたら早めに対処することが大切です。
プチ更年期の治療は、まず血液検査でエストロゲンや卵胞刺激ホルモンの量を測定したうえで、適切な治療が選択されます。また、日ごろの生活を見直して体の状態を整えることも大変重要です。

●ホルモン療法

周期的にエストロゲンを補充して卵巣を刺激し、ホルモンが出ていたころの周期をとり戻そうという治療です。具体的には、ホルモン剤や排卵誘発剤、低用量ピル、中用量ピルなどが、症状や患者さんの希望によって使い分けられます。

●漢方療法

ホルモン療法の代替療法として用いられます。プチ更年期の人は頑固な冷えや血行不良に悩まされていることが多く、これらが改善すると月経不順や不定愁訴がよくなる場合があります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)などの漢方薬が体質に応じて使用されます。

●生活の見直しを

過労や睡眠不足を避け、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけましょう。ストレスの多い現代社会で完全にストレスを避けることは不可能ですが、できるだけストレスをためず、発散させる方法をもつことが大切。スポーツや友だちとのおしゃべり、からおけなど、自分なりの方法を見つけましょう。ヨガやアロマ、ハーブ、半身浴などもリラックス効果があっておすすめです。
また、女性ホルモンの働きを助ける大豆のイソフラボンやビタミンE、抗ストレス作用のあるビタミンCなどを食事にとり入れ、しっかりとるようにするとよいでしょう。

普段から基礎体温をつける習慣をつけ、月経の異常に気づいたらなるべく早く、基礎体温表をもって婦人科を受診しましょう。

※この記事は2007年6月に配信された記事です



更年期障害ってどんなことがおこるの?つらい症状は薬で改善できる?

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つらい「更年期障害症候群」改善-漢方医学、西洋医学での対処法

気を巡らせて、イライラを改善

出典:株式会社法研「女子漢方」
著者:矢久保 修嗣 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 科長
木下 優子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 外来医長
上田 ゆき子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 救急担当医長

漢方医学の考え方

症状

更年期障害とは、おもに、閉経を挟んだ前後10年くらいの間に、のぼせやほてり、顔が赤くなる、息切れ、イライラしやすい、発作的な頭痛、動悸がする、手足に汗をかくなどの症状があらわれます。その多くは気逆(き ぎゃく)の症状と一致しています。そこで漢方では、気逆の治療をおもに行います。

気逆が起こる原因は、更年期の前後に、五臓の腎が加齢によって衰えることで、ほかの臓腑とのバランスが悪くなるためだと考えられます。

気逆になると、うまく巡れなくなった気が上昇して、気が不足します。これが、頭はのぼせるけれど足は冷えるという”冷えのぼせ”が起こる原因です。

また、気は血や水に比べて動きやすい性質をもっているので、症状が移り変わりやすくなっています。これが、「更年期は不定愁訴」と言われる原因の一つです。

なお、気の流れは呼吸や運動によってととのいやすくなります。つまり、更年期障害は、日頃から適度な運動をすることで軽減できるのです。

逆に、もともとストレスがあったり、気分が落ち込みやすく、気に異常が疑われる症状がある人は、更年期の症状も出やすくなっているので注意が必要です。

そして、更年期の症状が気逆の症状とよく似ているために、更年期ではない気逆の女性が、「自分も更年期?」と考えてしまうこともよくあります。

更年期障害は、卵巣機能の衰えによるエストロゲン(卵胞ホルモン)の急激な低下によって起こるものなので、きちんと月経がある若い人などの場合には当てはまりません。

ただし、漢方治療はどちらも気逆の治療になるので、結局、両方に加味逍遥散が処方されることが多いのです。

漢方処方

*更年期障害のNo.1処方・加味逍遥散

「更年期障害と言えばこれ!」と言うくらい代表的な気逆の処方が、加味逍遥散(かみしょうようさん)です。

逍遥という処方名は、そぞろ歩きという意味もあり、移り変わる多彩な症状があるときによく使われます。冷えのぼせや動悸などの身体症状と、イライラや落ち込みなどの精神症状の両面に効果があります。

加味逍遥散以外の気逆の処方としては、のぼせが強いときに使う女神散(にょ しん さん)、唇の乾燥や手のほてりを伴うときに使う温経湯(うん けい とう)、あまりひどくないけれど、どこかがずっと痛むときに使う五積散(ごしゃくさん)などがあります。女神散は、症状が移り変わる加味逍遥散に対して、一つの症状を訴える人に用います。

*全身の倦怠感や貧血がある場合

女性の三大処方である当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)など、血虚(けっ きょ)を改善する処方を使います。当帰芍薬散は、体が弱く、冷え、貧血がある人にも処方されています。

また、十全大補湯も、体が虚弱で、貧血、疲労などとともに、産後、病後などで体力が弱っている場合にも使われます。

*アンチエイジングの処方、八味地黄丸

足がつる、かかとが痛む、目がかすむ、手足の先がしびれる、腰が痛いなど、腎に関わる症状が強いときには、八味地黄丸(はち み じ おう がん)を使います。

八味地黄丸には、地黄(じ おう)、 山茱萸(さん しゅ ゆ)、山薬(さん やく)、沢瀉(たく しゃ)、茯苓(ぶく りょう)、牡丹皮(ぼ たん ぴ)、桂皮(けい ひ)、附子(ぶ し)という8つの生薬(しょうやく)が使われています。疲れやすい人や下半身の冷えがある人、糖尿病の副作用を軽減する目的や、高齢者の頻尿などにも使われるアンチエイジングの漢方薬です。

ただし、体の冷えをとり除く作用があるので、ほてりやのぼせがある人にはおすすめできません。

八味地黄丸でほてりが強くなってしまう場合には、温める作用のある桂皮(けい し)、附子(ぶ し)の二つの生薬を除いた六味丸(ろく み がん)にします。単独で処方するだけでなく、加味逍遥散との併用も行います。

 

西洋医学の考え方

症状

40代後半から50代半ばまでの閉経前後のいわゆる更年期と言われる時期になると、卵巣の機能が低下して、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が急激に減少します。

そのため、ほてり、のぼせ、発汗、動悸、頭痛、便秘、イライラ、落ち込み、不眠、肌荒れなど、実にさまざまな不快な症状が起こります。

体の変化もさることながら、女性は、30代から50代にかけて、出産、子育て、子離れ、人によっては親との別れなど、実に変化が多く、精神的にもストレスのかかる状況にあります。この環境要因によって、症状がより悪化することもあります。

更年期障害の西洋医学的な治療としては、減少した女性ホルモンを補うHRT(hormone replacement therapy. ホルモン補充療法)があります。

HRTは、乳がんや子宮がんになるリスクが増えるといって恐れる人がいますが、乳がんになる確率は1万人に3人程度の増加です。

また、乳がんの人とそうでない人だと、そうでない人のほうがHRTをしている人が多かったというデータもあります。

 適度な運動で筋力や体力を保ちましょう。気、血、水の巡りをよくする効果があります。

 

乳がんや子宮がんはむしろ、早期発見することが大切なので、きちんと検診を受けて、早期に治療するほうが重要だと考えられています。

しかし、HRTはやりたくないと言う人に無理やりおすすめする治療でもありません。主治医の先生ときちんと相談して、納得したうえで、治療を受けましょう。

一般的に、急にのぼせるなどの血管運動神経性障害が見られるときにはHRTが有効です。

これに対して、症状が多い、気分の落ち込みやイライラなどの精神的な症状が主といった場合には、漢方治療が向いています。

ただし、更年期障害だと思っていたらうつ病だったというケースもあります。おかしいなと感じたときは、ぜひ受診してください。

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骨粗しょう症になる女性とならない女性の差とは?骨粗しょう症の予防法

【お話を伺った人】岡野 浩哉先生

飯田橋レディースクリニック院長 東京女子医科大学産婦人科非常勤講師 平成元年群馬大学医学部卒。6年同大学医学部大学院卒。医学博士。11年群馬県立がんセンター婦人科副部長、13年東京女子医科大学産…

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(編集・制作 (株)法研

閉経前後から起こる骨量減少。まずは自分の骨の量(骨密度)を知ることから!

骨量は閉経前から減り始め、閉経後はぐんぐん減っていく

更年期の症状といえば、よく知られているのは頭がカーッと熱くなり顔から汗が吹き出るホットフラッシュや、動悸、イライラ感、皮膚の乾燥、性交痛などでしょう。これらは、卵巣機能が低下し女性ホルモンであるエストロゲンが減少して起こる症状です。

しかし、エストロゲン減少によって起こる体の変化は、実感できる症状ばかりではありません。むしろ、体の内部でひそかに起こる変化にこそ、対処の重要なものがあります。その代表が、骨の量(骨密度)の減少です。

たとえば、同じ50歳という年齢でも、その骨の状態は月経の状態によりかなり違ってきます。エストロゲンは、ヒトの体の中で骨の健康を維持する重要な役割を演じています。
月経の状態によって骨の状態がどのように変わるかを追った調査があります。月経が順調な人、不順な人、閉経を迎えた人、閉経後年数1~3年の人、4~6年の人と細かく分けて、1年間の変化をみたものです。それによれば、月経が順調な人は、ほとんど変化しません。しかし閉経を迎えると、骨量ははじめの1年間で約3%減り、10年間で20%も減ってしまいました。骨粗しょう症の診断基準では、若い人の骨密度の平均値(YAM:Young Adult Mean)を100%として、20~30%減少した状態を「骨量減少」、30%以上減少した状態を「骨粗しょう症」と診断します。

骨の健康状態は血液検査や尿検査でもわかります。骨の成分がどれだけ溶け出しているかがチェックできるのです。それらの検査を骨代謝マーカーといいます。閉経後はこの骨代謝マーカーは急速に増加しますが、これは骨が薄く脆くなっていっていることを物語ります。

背中が丸いのも、骨粗しょう症の症状

骨粗しょう症になると、どんな問題が起こるのでしょう。
高齢者の寝たきりの原因になりやすいのは、太もものつけ根の骨が折れる大腿骨頸部骨折です。しかし、多いのは背骨の圧迫骨折で、一つひとつの背骨の中がスカスカになり、ある時クシャッとつぶれてしまうものです。「年をとると背中が丸くなる」と思っている人が多いかもしれませんが、骨粗しょう症のせいかもしれません。

背骨が曲がると、生活の中でさまざまな問題が出てきます。たとえば、これまで手が届いていたところに届かなくなる、これまで似合っていた服が着られなくなる、背中が丸くなるので肺が十分に広がらない、胃腸の不調、逆流性食道炎などにもなりやすい……などです。
さらに、そんなふうに姿勢が悪くなると、外に出るのもイヤになってしまう⇒抑うつ気分も出て活動性が低下し、骨量もどんどん減っていく⇒バランス感覚が鈍くなり、転倒しやすくなる⇒さらに骨折を起こす……というように、骨折の連鎖が始まってしまいます。

自分の骨の状態を知りましょう

閉経は、すべての女性に起こります。しかし、実際に骨粗しょう症になる女性と、ならない女性がいます。その差はどこからくるのかといえば、もともとの骨の強さや骨の蓄えがあるかどうかによります。しかし若いころには戻れません。

そのため、更年期からの食事のとり方や運動量など、ライフスタイルがとても重要です。バランスのよい食事を中心に、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどを十分とること、毎日30分以上歩くなど、適度な運動で骨に負荷をかけることも大切です。しっかり食べても、動かない生活では骨は強化されません。
すでに閉経している人や月経不順の人、過去にダイエットで月経が止まる経験をしたことのある人、ご両親が骨粗しょう症の人、小柄で骨の細い人、生活習慣病や嗜好品も、骨粗しょう症と深い関係があります。

多くの自治体で、50歳以上の女性に対して住民検診の中で骨密度検査を行っています。こうした機会をうまく利用して、まずは自分の骨の状態を確認しましょう。

更年期は、その後の人生を健康に過ごすための準備期間

今、世界では、更年期を「今の健康状態をチェックするとともに、閉経後も健康に過ごすことの大切さをよく理解して健康管理をする時期、そして閉経後に急激に増えるさまざまな病気の予防対策を講じる時期」と、とらえるようになってきています。

その中でも骨粗しょう症は骨折した後の死亡率が高いことがわかってきています。現在は死に至る病として認識され、骨折予防に非常に力が入れられています。

のぼせやほてり、イライラ感などが解消すれば、「更年期は一件落着!」ではありません。閉経後35年を超えて生きるという長寿・高齢時代を、ずっといきいき過ごすために、更年期を健康を見直す良い機会としてください。

※この記事は2010年12月に配信された記事です

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女性ホルモンを増やす5つのコツ!不調の原因はホルモンの減少かも?

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ホルモンが減少しているせいで不調に悩む女性が急増中。ホルモンを分泌させるコツをお教えします。

不調を改善のカギ!ホルモンは自分の力でつくれる治療薬

いま、ホルモンの分泌バランスが乱れている女性が増えています。これが女性を悩ませる“病気の手前の不調”の大きな原因になっている、と指摘するのは婦人科医の松村圭子先生(成城松村クリニック院長)です。

体内にあるホルモンは、なんと100種類以上。臓器以外にも筋肉や骨など、あらゆる部位から分泌されて全身を駆けめぐり、60兆個もの細胞を正常に動かしています。この分泌が減ると体のバランスが崩れ、さまざまな不調が引き起こされることに。

女性ホルモンを増やす5つのコツ!不調の原因はホルモンの減少かも?

ホルモンは加齢によっても減りますが、まだ分泌できる年齢なのに、分泌量が減っている女性が多いそう。それは、規則正しい生活ができていないからなんです。偏った食事、睡眠不足、ストレス、体の冷えなど、生活習慣でホルモンは一気に減ってしまいます。

そもそもホルモンは、体が正常に動くための指令をする物質のこと。脳などから分泌されたホルモンは、血液にのって全身を渡り、「壊れた筋肉を修復する」「排泄をする」といった指令を伝え、各細胞を働かせています。

ホルモンは加齢により分泌量が低下するもので、たとえば、更年期障害は女性ホルモンの量が急減することで起こります。そのホルモン低下を食い止め、分泌を促すことで、不調の解消につながります。カギは規則正しい生活の基本を整えること。この“タダでつくれる治療薬”を復活させて、若々しい体を取り戻しましょう!

ホルモン分泌をコントロールする生活習慣

◯女性ホルモンの原料に良質な油をとる

油といえば、ダイエットの敵として控えている人も多いはず。しかし、油=脂質は、ホルモンの原料になります。そのため控えすぎると、ホルモンが作られなくなることに。体に必須でありながら不足しがちな「オメガ3系」の油を意識して摂りましょう。亜麻仁油やえごま油に含まれており、青魚から摂取するのも◎。

◯毎日湯船につかる

深い眠りで増える「成長ホルモン」を出すために、寝る1〜2時間前に少しぬるめのお風呂に入りましょう。お風呂から上がって体温が下がると、深い眠気が起こります。リラックスできるよう、好きな香りの入浴剤やアロマを使ってみて。

◯ウォーキングで下半身を鍛える

全身の血流がよくなると、ホルモン分泌も活性化します。血流アップのためには、適度な運動が不可欠。なかでもストレスをかけず、お尻や太ももなどの大きな筋肉を効率よく刺激できるウォーキングがおすすめです。

◯ストレスをためない

副腎から分泌される「コルチゾール」は、ストレスから体を守ってくれるホルモン。しかし、ストレス過多だと副腎が疲れて分泌が低下し、疲れが抜けなくなったり、病気にかかりやすくなります。また、ストレスで脳が疲れると、他のホルモンの分泌も低下することに。たまる前に息抜きを心がけて。

◯寝るときは真っ暗にする

成長ホルモンは寝入りばなの深い眠りでたくさん分泌されることがわかっています。また、眠りに導くホルモンの「メラトニン」は、明るい光で分泌量が低下します。寝室を暗くして音は遮断し、熟睡できる環境を作りましょう。

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女性なら知っておきたいからだのこと|更年期は何歳から? どんな症状?

【お話を伺った人】岡野 浩哉先生

飯田橋レディースクリニック院長 東京女子医科大学産婦人科非常勤講師 平成元年群馬大学医学部卒。6年同大学医学部大学院卒。医学博士。11年群馬県立がんセンター婦人科副部長、13年東京女子医科大学産…

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(編集・制作 (株)法研

女性の全身を守っているエストロゲンとは? 更年期はいつから、どんな症状が? 女性のライフステージとエストロゲン分泌を知って賢いエイジングを!

若い世代にも更年期症状がおこる?

「最近、顔がほてるし、すごく疲れやすいの」「それって更年期じゃない?」―こんな会話が20~30代の女性の間でも聞かれます。
20~30代でおこるほてりやのぼせ、めまい、イライラ、だるさ、月経不順などは、正しくは更年期症状とは別物です。それは、ストレスや疲れがたまっておこる自律神経失調症状や卵巣機能の一過性の変調であり、食事や睡眠をきちんととって生活を見直すことがまず肝要です。

では、更年期症状(障害)とはなんでしょう。まず、更年期とはだいたい、「閉経の前5年と閉経の後5年の合わせた10年間」を指します。日本人の女性が閉経を迎える平均的な年齢は、50.5歳とされていますから、一般的には40代後半から50代前半を「更年期世代」といえます。
卵巣機能が衰えて女性ホルモンが減少し、閉経を迎える時期です。この女性ホルモンのうち特にエストロゲン(卵胞ホルモン)の減少に伴って現れてくるのが更年期症状です。ただし、この時期はホルモンの低下に加え、加齢変化、心理的要因、社会的要因などが複雑に影響しあいます。そのため多彩な症状がでてくると考えられています。

初潮から閉経へ。女性の一生とホルモンサイクル

卵巣機能の低下は閉経の10年ぐらい前から少しずつおこり始め、閉経と共にエストロゲンは急激に減少します。しかし、エストロゲンは月経や妊娠に必要なだけではなく女性の骨や皮膚、血管、脳など全身を守っている大切なもの。そのため、エストロゲンの低下は全身にさまざまな症状を引きおこすわけです。
典型的にはホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)、発汗過多、それによる不眠などがみられますが、その他にもめまい、耳鳴り、イライラ、不安感なども引きおこします。これらが「更年期症状」であり、その症状が強くて仕事や家事に支障をきたす場合に、「更年期障害」といわれます。


多かれ少なかれ、更年期症状は女性の誰にでもおこりうること。しかし、そのしくみは、女性たちにあまり知られていません。月経の始まりである初潮や、妊娠、出産については、母親やまわりの大人が自分の体験を話してくれたのに、月経の終わりである閉経については聞いていないという人も多いでしょう。
そのため、突然訪れるさまざまな症状に翻弄され、自分の体や心がおかしくなってしまったのではないかと強い不安にかられるのです。

 

知っておけば、いざというときあわてない

エストロゲンは体の実に200種類もの代謝に関与しているといわれています。わかりやすく言えばエストロゲンは、脳、骨、血管、皮膚、粘膜など全身のさまざまな器官に作用し、細胞の潤いと柔軟性を守る働きをしています。そこで閉経後は、骨粗しょう症や動脈硬化、関節痛、シミ、シワ、肌のくすみ、粘膜の萎縮、うつ気分、脳機能の低下などもおこりやすくなります。更年期に現れる症状から、閉経後数十年経たのちにでてくる症状までエストロゲンは関係しているのです。
更年期障害は、さまざまな症状を呈するため、不安にかられてあちこちの病院を渡り歩くこともよくあります。一般内科をはじめ、めまいや耳鳴りは耳鼻科へ、関節の痛みは整形外科へ、胸のドキドキは循環器内科へとあちこちで検査を受けても原因がわからないので、疲れ果てて落ち込んでしまうこともめずらしいことではありません。

だからこそ、更年期症状は備えあれば憂いなし。その変化のメカニズムを知っていれば「40代後半になればこんな症状もおこるかも」という心の準備ができます。
症状を緩和し、毎日を快適に過ごすための治療法もありますから、「更年期にはどのような治療法を選んでどんな生活を過ごしたいか」を考えておくこともできるでしょう。

更年期障害に対するホルモン補充療法

更年期障害の治療法として、また女性の健康を守る方法としてホルモン補充療法があります。女性ホルモンの低下により生じた症状に対し、女性ホルモンを補充することは理にかなっています。エストロゲンの補充にて症状は改善しますが、子宮体がん予防のためにプロゲステロン(黄体ホルモン)の併用が必要となります。ホルモン補充療法にはいい面と気をつけなくてはいけない面があります。信頼できる主治医とよく相談するように心がけましょう。
また、閉経直前の月経不順の時期にも、ホルモンバランスのくずれ、変調により強い症状が出ることがあります。この場合には不正出血のコントロールがつけやすいためホルモン補充療法として低用量ピルが選択されることもあります。

代替療法として漢方薬もよく用いられます。単一症状にとらわれない全人的な効果が期待できる漢方は、症状の多彩な更年期障害に合っている治療法のひとつです。つらさを一人で抱え込まず、婦人科を受診して自分に合った治療法を選びましょう。

ダイエットなどによる無月経を放置しないで!

20~30代でも、むりなダイエットや精神的なストレスにより脳の視床下部の働きが抑えられ、女性ホルモンの分泌が止まってしまう場合があります。「視床下部性無月経」というもので、激しいトレーニングで体脂肪を絞り込んでいるスポーツ選手にもおこることがあります。

どんな理由であっても、これが長く続くと子宮内膜が萎縮して、月経が再開しにくくなります。半年以上の無月経は骨粗しょう症の原因にもなることがわかっています。エストロゲンは妊娠・出産のための役割だけでなく、女性の全身を守ってくれているのです。放置せず、ぜひ婦人科専門医を受診しましょう。

※この記事は2008年6月に配信された記事です

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女性ホルモンを増やすには大豆より『朝のピーナッツ』がおすすめ!!

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ナッツ類のなかでも抗酸化物質の含有量が豊富で値段も手頃。
ピーナッツには女性ホルモンの代謝を助けるビタミンEが豊富。ピーナッツの効果的な食べ方を紹介。

女性ホルモンを増やすには大豆より朝の●●がおすすめ!!

ピーナッツを食べるだけで、女性ホルモンの代謝をサポート

更年期が気になる女性が、大豆以上に摂りたいのが、ビタミンEが豊富なピーナッツです。ピーナッツは他のナッツよりやわらかいため、栄養素がしっかり吸収されやすいと言われています。
ビタミンEは、人間の体の副腎や卵巣にも蓄えられていて、女性ホルモンの代謝を助けています。ピーナッツを食べることで女性ホルモンを補い、更年期の不調を軽くしたり、肩こり、冷え症を改善したり、美肌にする効果が期待できます。

脂肪分が多いので、ビタミンEが吸収しやすい

油に溶けやすく水に溶けにくいビタミンEを効率的に取り込むには、油と一緒に摂るのが理想的。その点ピーナッツは脂肪分が多いので、油で炒めたりせずそのまま食べても、ビタミンEをしっかり吸収できます。毎朝20粒でビタミンEをたっぷり摂れ、更年期の不調が現れにくい元気な体と肌になれます。

肩こり、頭痛、眼のトラブルや美肌にも

ビタミンEには、女性ホルモンの代謝を助ける以外にも、肩こりや頭痛が楽になる、肌のくすみや目のトラブルが軽くなるという効果が。また、ピーナッツにはポリフェノールも含み、くすみや乾燥から肌を守ってくれます。そのほか、イライラの緩和に効くカルシウム。便秘がすっきりする食物繊維も。ピーナッツは、ナッツ類の中で抗酸化物質の含有量が一番な上に、お手頃価格なのもいいところ。手軽に始められるのもおすすめのポイントです。

女性ホルモンを増やすには大豆より朝の●●がおすすめ!!

おすすめの食べ方【1】毎朝20粒食べる

最近の研究で、人間の体は午前中により酸化するというデータがあるのだそう。そのため、抗酸化力の高いピーナッツは、朝のうちに20粒食べるのがおすすめです。一度に食べきれなければ、半分の10粒を朝の時間帯に、残りをその日のうちに食べましょう。

おすすめの食べ方【2】ピーナッツサラダ

ビタミンEは緑黄色野菜などに含まれるベータカロテンを一緒に摂ると、相乗効果でより強力な抗酸化パワーを発揮します。アンチエイジングを狙うなら、毎日の朝食にピーナッツを加えたサラダを。さらに果物でビタミンCを摂れば抗酸化パワーが最強に。

おすすめの食べ方【3】ピーナッツご飯

素焼きのピーナッツをそのまま食べるのもいいですが、飽きたらこんなアレンジも。うす皮つきピーナッツと米、昆布、塩と酒で炊き込みピーナッツご飯を作ってみては。ご飯の中にピーナッツの栄養がたっぷりです。冷めても美味しいのでお弁当にも◯。

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  16. 16 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
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  17. 17
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  18. 18
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  19. 19
    【発達障害者支援センター】とはどんなところ?専門家のアドバイスや訓練も
    出典:株式会社法研「子どもの発達障害 家族応援ブック」 著者:高…
  20. 20
    1分だけ頑張ればいい!ウエスト・二の腕がほっそり『振り子エクササイズ』
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …

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