【乳がん患者の体験談】ホルモン療法と抗がん剤、治療の選択の難しさ

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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前向きな闘病には、納得のいく治療の選択が大切です。

乳がんは初期の段階では、自覚症状がないことが多く、私の場合も宣告を受けたその瞬間に、いきなり「乳がん患者」というレッテルを貼られてしまった、というのが正直な感想です。健康だったさっきまでの私と、今の私は一体何が違うの? と思うくらい、違う人間になってしまったような気がするのです。

がん、…まだ40代なのに、死ぬの? とまず思う。そして、すぐに死ななくても、今までと同じ生活は到底できなくなるのだろう。なんたって「がん」なんだから。と漠然と思い、見えない将来に恐怖を覚える。あまりの衝撃で悲しいという以前に思考を停止させてしまい、笑ってしまいそうになるくらい自分のこととは思えない。

しかし、数十分、あるいは数時間後には、これは夢じゃない、と否応ナシに現実に引き戻されます。

目の前の医師が私の症状を紙に書いてていねいに説明してくれているのを、現実逃避しようとする脳を必死でおさえこみ、言葉を理解しようとする。とても理解できる精神状態ではないけれど、ここで理解しないと大変だ! とまさに葛藤でした。

幸い私の検査結果は、超早期の乳がんという診断で、治ると言われました。しかし、範囲が広いので右胸は全摘出になるとも。治るなら超ラッキー、なのだろう。でも、片ほうのおっぱいがないまま、この先を生きていくなんて、想像できませんでした。

しかし、そんな私の心を安定させてくれたのは、買い込んだ医学書などから得た乳がんの知識でした。

私は、私のようにしこりにならない乳がんがあることも知らなかった。でも、先生がくれた手書きの紙を片手に、乳がん本を読み進めていくうちに、乳がんという病気のこと。自分のおかれている状況を少しずつ理解できるようになり、それとともに、冷静さを取り戻せたのです。
人は先が見えない状況に一番恐怖を覚える。悪いことでも自分の状況が分かると、次に進むべき道が見えてくるので、恐怖が和らぐのだと、以前取材した精神科医の言葉を思い出しました。確かに、私には「超早期だから死なない」という心の余裕もありました。でも早期でなくても、分からないより、分かって対策を立てるほうが精神的には安定するのだそうです。

治療の情報を集め、友人を介して乳がん経験者に話を聞かせてもらっているうちに、どんどん不安が薄れ前向きになりました。そして、乳房を失うのであれば、すぐに取り戻したいと思うようになり、同時再建を決意しました。乳首も可能であれば残したい。手術跡はできれば脇にしたい。そんな私の要望を考慮してくれる病院を探しました。手術を引き延ばして手遅れになっては大変、という限られ時間のなか、セカンドオピニオンをとり、転院し、手術を受けました。精神的に辛いけれど、ここで人任せにして後悔したくないと思いました。おかげで自分にとって納得のいく手術にのぞむことができました。

検査の段階では超早期という結果でしたが、手術後の患部を病理で調べてみると、思ったよりも進行していたことが分かりました。超早期なら、手術で治療が終わるはずでしたが、今後、転移再発する可能性がでてきたため、女性ホルモンを止めるホルモン療法と、抗がん剤をすすめられたのです。

正直いって、乳がんを宣告されたときよりも、私にとってショックでした。やっと治療が終わったと思ったら、これからもっと辛い治療をしろというのですから。

治療法は自分で選ばなければなりません。

私にとってホルモン療法も抗がん剤もどちらも絶対に嫌でした。しかし、自分の現状と再発リスクを考え、2週間かけて両方とも受け入れる決心をしました。迷いに迷い、ものすごく辛い作業でしたが、自分で納得して受けたことで、結果的に治療に自信がもてました。ただ、これは私にとってのベストであって、人それぞれに納得のいく治療の選択があります。

治療は人任せにすると、何かあったときに人のせいにしてしまい、不安がつきまとう。自分で納得できる治療を選ぶには、正しい知識が必要でした。

しかし、平常心ではいられないない患者にとって、溢れるがん情報から、正しい情報をピックアップしていくことは、大変な作業です。精神的な安定には体験者の話を聞くこと以外にも、正しい知識の提供が不可欠だと気づきました。

そこで抗がん剤が終わって落ちついたところで、NPO法人キャンサーネットジャパンが開設している乳がん体験者コーデディネーター(BEC)の養成講座で勉強をして認定をとりました。

患者はそれぞれに、とても小さな分からないことで不安になりますが、忙しい医師や看護師にいちいち聞くことができず、悶々とします。養成講座はそういう患者さんと医療者の間にたてる人を養成するのが目的です。

がんと宣告されると、2~3日パニックになる「衝動段階」になり、やがて1~2週間の「不安定段階」を経て、病気を受け入れる「適応段階」へたどりつくそうです。ところが不安定な状態から解放されず、適応障害を含む鬱になる方が3~4割いるといいます。不安定な状態から早く抜け出して前向きな治療をしていくには、正しい知識をもって治療を自分で選択していくこと。そして体験者の話を聞くことが有効だと思います。

乳がん体験者コーディネーターに相談できる場所はまだ限られていますが、これからこのような役割を担う人たちが求められていくことは、明らかです。そして、患者さんや家族が治療を乗り越えられたら、ぜひ養成講座に参加していただけたらと思います。

次回は、闘病生活を明るくする工夫についてご紹介します。

※この記事は2009年10月に配信された記事です



【乳がん患者の体験談】抗がん剤で脱毛して外見が激変…でも綺麗でいたい

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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病気との付き合い方、私の場合。人ごとではないから知って欲しい乳がんになること。

乳がんの治療は、局所治療と全身治療の二つに分けられます。

患部を摘出する手術や、術後に取り残したがん細胞をやっつけるために乳房に当てる放射線治療は、部分的なものなので、局所治療とよばれます。
また、がん細胞が血液やリンパの流れにのって全身を巡っている可能性がある場合は、点滴や注射、飲み薬によるホルモン療法や抗がん剤、新しいところでは分子標的薬があり、これらは全身に作用させるので全身治療とよばれます。

術後の痛みや、乳房や乳首を失ったり、形が大きく変形したときの喪失感は、人によって性格を変えてしまうほどの影響を与えることもあります。また女性ホルモンの分泌を抑えるホルモン療法では、更年期と同じさまざまな不調がでてきます。しかし、なかでも辛いのは、抗がん剤治療ではないでしょうか。

抗がん剤は、吐き気や胃腸の不調、しびれ、味覚障害など、個人差はあるものの身体的に辛い副作用を伴いますが、そこへ追い打ちをかけるのが、外見をガラリと変えてしまう脱毛です。健康な細胞にも強いダメージを与える、標準治療の抗がん剤では、ほぼ完全脱毛してしまいます。それも頭髪だけでなく、眉もまつ毛も鼻毛も抜けてしまい、くすみやむくみ、肌荒れがおこり、まさに「重病人」の風貌になってしまうのです。

ニキビができるだけで、人に見られたくないと思うのが女性の心理ですから、想像するだけで耐えられない、と思うものです。
私も抗がん剤の選択を迷ったときに、そんな姿を人に見られたくない。おっぱいは服を着れば分からないけれど、顔は隠せない。抗がん剤をしたら、仕事も楽しいこともすべてあきらめて、引きこもっているしかない。そう思うと絶望的になりました。

皆さんは、がんというと、病院で寝たきりのイメージがあるかもしれませんが、実際はそうとも限りません。

乳がんの場合、手術で3日から長くて2週間日の入院。手術以外の治療はすべて通院が一般的です。いっそ入院しているなら病院に守られているし、患者だらけなので外見もそう気にならない。でも実際の闘病の場は、普段の生活の場なのです。病院の外では自分で自分を守らないといけないからこそ、孤独という恐怖を感じるのです。

ところが、医師や経験者の話を聞き回ってみると、抗がん剤の治療中、ずっと具合が悪いわけではないことが分かりました。確かに、薬を点滴した数日間は吐き気などの副作用がでるので、安静にしていたほうがいいけれど、それ以外は案外、普通の生活ができるというのです。

このことが分かり、やっと恐怖から解放されました。
「元気な日があるのなら、オシャレなウィッグを作ろう。流行の帽子を用意しよう。どうせなら今以上にオシャレになってやろうじゃないの! 病気だからって、ひと目を気にしてこそこそ生活するなんて、まっぴらごめん! 具合が悪い日は病人だけれど、元気なときは普通の人に戻ろう!」そう思ったら、ムクムクと力が沸いてきたのです。

そして抗がん剤が始まる前に、希望どおりのオシャレなウィッグやつけ毛、帽子を準備できたときに、大丈夫だと思えました。「脱毛どんと来い!」と思えたのです。

髪はもちろん、病人風の顔も、元気に見えるメイクで克服できました。メイクして、ウィッグや帽子をかぶった私の姿は、我ながらとても抗がん剤中とは思えませんでした。すると不思議なことに、そんな姿を人に見てもらいたくなるので、体調がいいときは、積極的に仕事や遊びに出るようになりました。なんと、趣味のバレーボールも帽子をかぶって参加したほどです。

治療は医師に任せる。でも外見をキレイにすることは自分でできる。

女性にとって外見が心に与える影響の大きさと、外見を整えることの大切さを、この経験から改めて学びました。そしてこれはなにも、がんに限らずの話だと思いました。辛く、具合が悪いときは、外見など気にする必要はありません。でも、元気なときは、外見を整えてやると、自分のモチベーションが上がるのです。再び社会とつながりたくなるのです。身体力、気力、知識、経験はすべて、困難を乗り越えていく「力」になります。同じようにキレイも「力」、なのだと私は思っています。

自分の経験から、元気に見える簡単なメイク法を著書や講演会などで、機会があるごとにご紹介させていただいており、私が所属するNPO法人キャンサーリボンズが運営する、新百合ヶ丘駅(神奈川県・新百合ヶ丘)のリボンズハウスでも、定期的に小さな美容セミナーも開いていますので、もし機会があったら、のぞいてみてくださいね。健康な方も大歓迎です。

最後にひとつ、医療用ウィッグについてです。実は医療用のウィッグは、どんなに安くても10万円前後します(私は2種類買って、40万円以上しました)。製造にとても手間がかかるため、高額なのは仕方がないのですが、抗がん剤治療が高額な上に手痛い出費。もちろん買えずにあきらめる人も少なくないのが現状です。
残念ながら日本では医療用ウィッグに保険適用が認められていませんが、ファッション用のウィッグは患者用にできていないので、不具合が多いのです。髪はあればいいってももではない。不自然なヘアスタイルで人に会いたくなくなるものです。現在NPOで抗がん剤を受ける患者さんに医療用のウィッグを贈る活動をしていますので、皆さんにも、ぜひそんな現状を知って頂けたら嬉しいです。

関連コラム
●第一回 【乳がん患者の体験談】告知のショックーまさか自分が乳がんになるなんて

●第二回 【乳がん患者の体験談】ホルモン療法と抗がん剤、治療の選択の難しさ

※この記事は2009年10月に配信された記事です

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【乳がん患者の体験談】告知のショックーまさか自分が乳がんになるなんて

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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人ごとではないから知ってほしい 乳がんになるということ。

乳がんになって思い知らされた検診が必要な本当の理由

今年もピンクリボン運動月間が始まり、さまざまな場所でイベントが繰り広げられています。ただ、この運動を季節の風物詩かなにかで、自分自身に向けられたメッセージとは思っていない女性も多いようです。そこで乳がんの体験者として声を大にして言います。乳がんは女性の誰もがかかる可能性があり、しかも予防ができない病気です。ピンクリボン運動とは、「乳がんを早く発見し、寿命まで幸せな人生を送るために、皆さん乳がん検診にいってください」、と呼びかけるための運動だということを。

とはいえ、健康だと思っている人のほとんどは、自分が乳がんになる、などと思わないものです。何を隠そう私はその代表選手のようなものでした。忙しいし、予約するのは面倒だし、検診代も高いし。だいいち体が丈夫な私が40代でがんなどという怖い病気になるはずがない。そう思って疑いませんでした。ところが、これまで検診をさぼっていた私は、本当にラッキーな偶然により、乳がんを見つけることができたのです。検診で命拾いをした、と心の底から思います。

そこでまず、私が乳がんを発見した経緯を書きたいと思います。

私は4年前、44歳の夏、子宮を調べておこうと、婦人科へ検診に行ったのです。理由は近い将来の更年期に備え、今のうちに子宮や卵巣を調べておこう。そして信頼できる婦人科の主治医を見つけておきたい、と考えたからです。若いころから生理が重かったので、いつか大きな病気をするとしたら、きっと婦人科系だろうと決めつけていたため、乳がんについてはまったくノーマークでした。

ところが私が選んで行ったクリニックは、初診時に婦人科の他にマンモグラフィを含む乳がん検診も必ず受けるシステムになっていました。なので、私はついでのつもりでマンモグラフィを受けました。乳がん検診は実に10年ぶりでした。

その結果、婦人科系は問題なし。ところがマンモグラフィでひっかかってしまったのです。とはいえ触ってもしこりはないし、乳腺症の疑いかな? と、このときは気楽に構えていました。

クリニックで見せられた私のマンモグラフィの画像には、右乳房だけに塩をまいたような白いツブツブがたくさん映っていて、これを石灰化といい、ほとんどが良性のものだが、なかには乳がんが隠れている場合があるということでした。そして3度の検査の結果、乳がんと診断されてしまったのです。痛くも痒くもないのに、この瞬間から私は乳がん患者になったのです。どれだけ触っても、しこりらしきものも感じられないのに!なぜ!? なんと私の乳がんは、しこりにならず、がん細胞が乳管の中をじわじわ這うように増殖していたのです。このようなタイプは、触診ではまず見つけることは不可能で、超音波にも映らない。超早期の石灰化も映し出す、マンモグラフィでなければ見つからないものでした。

告知を受けたときは頭が真っ白になり、床がスッと抜け落ち、椅子ごと底へ落ちていくようでした。

しかし、あのとき検診を受けに行っていなければ、今も私は乳がんと知らずにのうのうと生活していた可能性があります。そして、自分で気づいたときは病状が進んでいて、私は本来の寿命を全うできなかっただろうと思うと、怖しくなります。
乳がんでおっぱいがなくなっても人は死にません。乳がんで死亡するのは、他の臓器に転移再発してしまうからです。そして再発すると完治は困難と言われています。乳がんは早く見つけるほど、完治の確立が高いことが分かっています。乳がんになるのを止めることはできない。ならば、乳がんになっても早く見つけて、早く治すことが最大の防衛策です。それには、定期的に乳がん検診を受けて、手で触っても分からないくらいの段階で見つけることがとても大切なのです。

進行がゆっくりの乳がんは、1cmのしこりになるのに、約10年かかるといわれています。でも1cmから2cmになるのは、わりとすぐなのだそうです。私の乳がんも広がりかたをみるとおそらく10年前には始まっていたと言われました。なんのことはない。私は34歳のときにすでに乳がんだったのです。

私は本当にラッキーだった。でも私のように乳がんにならないと信じて検診に行かずにいて、でも実はすでに乳がんという人が世の中にはたくさんいます。それはあなたかもしれないし、あなたの大切な人かもしれない。

日本の乳がんでの年間死亡者数は交通事故死よりもずっと多い事、そして乳がんにかかる人も死亡する人も年々増えていることをご存知でしたか? その恐ろしい現実をもう一度自分のこととして、考えてほしいと思います。

結果的に私は右乳房を全摘出し、再建をしました。当初、超早期と言われていた乳がんは思ったよりも進行していて、再発を防ぐために抗がん剤治療を受け、吐き気や脱毛などの副作用を経験し、現在は女性ホルモンを抑えるホルモン療法を続けています。治療を受けたことに後悔はありませんが、もっと早くから乳がん検診にいっていたら、抗がん剤を受けなくてもすんだかもしれなかったのに、と思わずにはいられません。早く見つければ、治療も軽くすむ可能性が高いのです。

次回は、万が一乳がんになってしまったときの、治療について書きたいと思います。

※この記事は2009年9月に配信された記事です

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乳がんリスクを『ほぼ確実』高める行為とは?|乳がんの予防と治療の新常識

選択肢が広がる乳がん治療 早期発見がより重要に。
最近20年で乳がん医療は大きく進歩。乳がんのなりやすさや、乳房温存治療など、乳がんの最新情報を紹介。

乳がんの予防と治療の新常識ー乳がんリスクを『ほぼ確実』高める行為とは?

乳房温存療法が世界標準に

日本女性の11人に1人がかかる乳がん。乳がんにかかる女性は増加しており、1年間に1万4000人の人が乳がんで亡くなっています(2016年の統計による)。
その一方で、乳がん医療は大きく進歩。例えば、以前は、乳がんになったら乳房全体を切らなければならないと言われていましたが、乳房全体を切除しても、がん細胞とその周囲だけを小さく切っても、治療後の余命には変わりがないとする報告が相次いだため、現在では乳房を残す温存療法が世界標準になっています。乳がんになったら即、胸を失う、ということにはならなくなりました。

欧米では遺伝性乳がんの予防的切除も

ハリウッドの人気女優、アンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために乳房を切除したことは記憶に新しいでしょう。アンジーが乳房切除に踏み切ったのは、遺伝子検査によって乳がんに関係する遺伝子の異変が見つかったからで、この手術により、彼女の乳がんリスクは87%から5%になったと言われています。遺伝子検査で乳がんの発症リスクがわかり、乳房切除手術で発症リスクが下げられるなど、以前は考えられないことでした。欧米では遺伝性乳がんの研究が進み、手術には多くの場合、保険も適用されます。

乳がんリスクを高める生活習慣に注意

遺伝子が原因の乳がんは、乳がん全体の5~10%と言われており、それ以外の乳がんの原因はよくわかっていません。これまで欧米を中心に、食事などさまざまな生活習慣と乳がんとの関連が研究されてきましたが、乳がんは発症するまで20年、30年とかかるため、生活習慣との関連を検証するのは難しいのが現状。ただ、その中でも「乳がんリスクを増加させる」ことがわかっているものを避け、「乳がんリスクを減少させる」可能性があるとわかっているものを取り入れることは、乳がん予防につながると考えられます。

飲酒と喫煙は「ほぼ確実」に乳がんリスクを増加

「乳癌診療ガイドライン2013」(日本乳癌学会編)で紹介されている、国際的なリスク評価によると、乳がんリスクを「ほぼ確実に増加させる」とされているのは、アルコールとタバコ。また、乳がんにかかりにくくなる「可能性がある」とされているのは、大豆イソフラボンと乳製品の摂取です。一方、高脂肪食品の摂取や、ストレス、電磁波など、乳がんリスクを増加させると言われているものは、今のところ「証拠不十分」。バランスのよい食事が大切であることは言うまでもありません。

閉経後は運動をして、太らないように注意!

運動や肥満との関係で言えば、閉経前の運動が乳がんリスクを下げるかについては「証拠不十分」。一方、閉経後の運動は「ほぼ確実」に乳がんリスクを下げると言われています。閉経後の肥満は乳がんにかかりやすくなることも「ほぼ確実」なので、閉経後は運動をして、太らないように気を付けることが大切と言えます。

早期発見・早期治療が最も重要

乳がんは早期に発見できれば約9割は治る病気です。また、早期であれば見た目を重視した治療など、選択の幅が広がります。月1回の自己検診と、40歳以上はマンモグラフィ、30代で気になる人はエコー(超音波)による検診を受けるようにしましょう。自己検診で異変を発見したら、婦人科ではなく乳腺外科を受診します。

(編集・制作 (株)からだにいいこと)

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乳がんのセルフチェックの仕方-自己検診で乳がんを早期発見

福田 護先生

【お話を伺った人】福田 護先生

聖マリアンナ医科大学附属研究所 ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック院長 1969年金沢大学医学部卒業後、国立がんセンターを経て74年に聖マリアンナ医科大学第一外科助手に。米国Me…

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通常の状態をしっかり感じ、知っておくことが大事。
20歳になったら毎月1回自己検診を。気になる異常を見つけたら、自己判断せずすぐに受診しよう。

毎月1回自己検診を続け、異常があれば乳腺外来で検査してもらおう

乳がんは自分で見て触って、かなり初期のうちに発見することができるがんです。これは、進行して自覚症状が出るまで気づきにくいほかのがんにはない利点。この利点を活かすには、定期的に自己検診を行うことが決め手です。ぜひ正しい自己検診の方法を身につけ、そして実行してください。

20歳になったら、月に1度の自己検診を習慣づけましょう。検診に適しているのは、月経が始まって5日目から1週間くらいまで。この時期は乳房がやわらかく安定しているので、しこりがわかりやすいのです。月経がない人は毎月1回、日を決めて行いましょう。
自己検診を行っていくうち、自分のいつもの乳房の状態がわかってくると、何かしらの異常が生じたとき、「何かいつもと違う感じ」がわかるようになります。乳房の表面にできる乳がんは、注意深く触れば、1~2cmほどの大きさになるとわかりますし、がんによる皮膚のひきつれやくぼみなどにも気づくことができます。初めは、慣れるまで毎日でも自己検診を行い、自分の乳房のいつもの状態がどんな感じなのか、しっかり感じて、知っておくことが大切です。

自己検診でいつもと違う何かを見つけたときは、すぐに乳腺外科や乳腺内分泌外科などを標榜している乳腺外来を受診し、検査をしてもらいましょう。乳がんは、早期に発見して適切な治療をすれば9割以上が完治するといわれています。「これはたぶん良性」などと自己判断したり、怖いからと受診をためらったりしているうちにがんが進行してしまったら大変です。

乳がんの自己検診の方法

●鏡で見ながらチェック
乳房の自然な曲線に微妙な乱れ(引きつれ、くぼみ、ふくらみ、ただれなど)がないか、チェックしましょう。

(1)鏡の前にリラックスして立ち、乳房の大きさ、形、色、乳頭のただれなどの変化がないか、よく観察しましょう。両腕を下ろしたり、腰に当てたり、頭の後ろで組んだりしながら左右で違うところはないか、いつもと違うところはないかチェックします。

(2)バンザイをすると乳房の奥の大胸筋が緊張して乳房が平たくなり、形の変化がよくわかります。また、前かがみになったり後ろにそったり、横を向いたりして、いろいろな方向から乳房を観察しましょう。

●指で触ってチェック
入浴時に石けんをつけた指で触ると、小さなしこりまで見つけやすくなります。乳房から脇の下にかけてくまなく触り、しこりや部分的に硬いところがないかチェックしましょう。

(1)親指以外の4本の指を軽くそろえ、指の腹(指先に近い部分)で乳房を押しぎみに(強く押さない)、場所を少しずつ移動しながら触ります。このほかに親指とあとの4本の指でそっとはさむ、手のひらで押す、人差し指と中指でキーボードをたたくようにしてさわるなどすると、別の感覚で異常をとらえることができます。

(2)しこりの調べ方は、次の「渦巻き式」や「平行線式」を用いると、くまなく触診することができます。

渦巻き式 親指以外の4本の指を軽くそろえ、10円玉大の「の」の字を描くように指の腹をすべらせます。乳頭周辺から乳房の外側に向って渦巻き状に触れ、しこりやひっかかりがないかチェックします。押す強さを何段階か変え、脇の下まで触りましょう。

平行線式 親指以外の4本の指を軽くそろえ、横方向と縦方向に平行線をひくようにすべらせチェックします。

*(1)と(2)は、就寝前にあおむけになって行ってもよいでしょう。

(3)最後に、乳房や乳首を絞るようにして、乳首から分泌物が出ないかチェックします。血液混じりの分泌物が出たときは、すぐに乳腺外来を受診してください。

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2012年10月に配信された記事です

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小林麻央が患っている「乳がん」の検診や治療って?【芸能人の健康まとめ】

(編集・制作 gooヘルスケア)

歌舞伎俳優市川海老蔵さんが、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが進行性の乳がんで、1年8カ月ものあいだ闘病中であることを明かしました。「かなりのスピードで進行している。深刻な状況」と説明されており、現在は一時退院していて、通院治療をしているとのことでした。日本人女性が生涯で乳がんにかかるリスクは12人に1人といわれ、女性がかかるガンで一番多いのが乳がんといわれています。乳がんの検診や治療についてご紹介します。

●目次
1、乳がんってどんな病気?
2、乳がんの原因は?
3、乳がんを患った芸能人
4、乳がんの検診ってどんなことをするの?
5、精密検査(二次検診)が必要と診断されたら?
6、正しく身につけて! 乳がんの自己検診法

「乳がん」の検診や治療って?

乳がんってどんな病気?
乳房組織に発生する癌腫のこと。乳房には、「脂肪」と「乳腺」組織があります。
乳がんとは「乳腺」から発生する癌で、脂肪からは発生しません。

大人の女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に15~20個並んでいます。それぞれの乳腺は小葉に分かれ、小葉は乳管という管でつながっています。
乳がんの約90%はこの乳管から発生し、乳管がんと呼ばれます。小葉から発生する乳がんが約5~10%あり、小葉がんと呼ばれます。

乳管内、あるいは小葉内にとどまっていて血管やリンパ管に浸潤していないものを、非浸潤(ひしんじゅん)がんといいます。非浸潤性乳管がんは比較的少数です。浸潤がんは血管やリンパ管から全身への血流にのり、リンパ節、骨、肺、肝臓、脳などに転移します。
ヘルスケア-乳がんの症状や原因・診断と治療方法

乳がんの原因は?

乳がんの原因は単一ではありません。乳がんを発症する危険因子(リスク)としては、近親者に乳がんにかかった人がいること、過去に乳頭腫(にゅうとうしゅ)や線維腺腫(せんいせんしゅ)などのリスク病変にかかったこと、片側の乳がんにかかったことなどが最も重要視されます。これらは遺伝的要因によるものです。そのほかにも出産を経験していないこと、授乳をあまりしていないことなどもリスクになります。
これらは乳がんの発生の母地となる乳腺が、萎縮せずに長期間存在することを意味します。また卵胞ホルモンであるエストロゲンの関与が発がんや増殖、転移に関係していることも知られており、経口のホルモン薬も長期にわたって服用すると発がんのリスクを上げるといわれています。しかし、近年の日本における乳がんの急増は、これだけでは説明しきれません。未知の要因が多く関係しているものと思われます。

下記のリスクは一応の目安です。予防のために少しでもリスクを軽減したり、早期発見に気をつける上で、参考にしてください。

○40歳以上
○母親や姉妹など家族に乳がんになった人がいる
○良性の乳腺疾患がある(あった)
○出産経験がない
○初産年齢が30歳以上
○放射線被曝が頻回または高線量
○初潮年齢が早い(11歳以下)
○閉経年齢が遅い(55歳以上)
○授乳経験がない、または短い
○閉経後の肥満
○身長が高い
○ホルモン補充療法(HRT)を長期間続けている
○経口避妊薬(ОC)を長期間使用した
○強い飲酒習慣がある
○高カロリー、高脂肪の食事をとっている など
ヘルスケア-乳がんの検診と検査

乳がんを患った芸能人

○小林麻央
2016年 6月9日、乳がんを患っていることが、夫・市川海老蔵の記者会見において明らかにされた。
小林麻央とは – goo Wikipedia

○南果歩
2016年 3月11日に乳がんのステージ1の診断により手術をした。
南果歩とは – goo Wikipedia

○北斗晶
2015年 9月23日、乳がんで入院中であり、右胸全摘手術をすることを明らかにした。
9月24日に右乳房全摘出手術を受け、29日にわきのリンパまで転移したがんを取り除いた手術で、わきの神経も取ったことも告白した。
北斗晶とは – goo Wikipedia

○生稲晃子
2011年 4月28日、43歳の誕生日に乳がんが発見される。
5月6日に腫瘍のある部分を切除する乳房温存手術を受け、放射線照射と薬による治療を続けた。
2012年 夏、再発が判明。がんのできた部分を切除する再手術を受ける。
2013年 10月に3度目の切除手術、同年12月27日に右胸の全摘手術を受けた。
2015年 10月27日、右乳房の再建手術を受ける。
生稲晃子とは – goo Wikipedia

○田中好子(満55歳没)
1992年 乳がんが見つかり、幾度か再発を繰り返したが、いずれも早期発見で治療を受ける。
2010年 10月に十二指腸潰瘍を患い、その治療のため絶食をしたことで体力・免疫力が低下、乳がんが再発。
2011年 2月には、がん細胞組織が急激に増殖するラッシュ状態となり、肺や肝臓にもがんが転移した。
4月21日午後7時4分頃、懸命の治療も甲斐なく、国際医療福祉大学三田病院にて逝去。
田中好子とは – goo Wikipedia

○樹木希林
2005年 1月、乳癌が判明して摘出手術を受ける。
樹木希林とは – goo Wikipedia

乳がんの検診ってどんなことをするの?
乳がんの早期発見のためには、自治体や職場が実施している「乳がん検診」を定期的に受けることが大切です。自治体を中心とした集団検診としては、40歳以上の女性は2年に1回、乳がん検診を受けることがすすめられています。健康保険組合などによっては、毎年の検診をすすめている場合もあったり、35歳からの検診が可能なこともあります。

家族に乳がん経験者がいる場合などは40歳になるのを待たず、20歳代のうちに、一度乳腺の専門クリニックなどで、自主的に乳がん検診を受けておくと安心です。その後の検診の受け方や、日常生活の注意点などを相談しておくとよいでしょう。家族歴がなくても、30歳代の乳がんも増加しているので、30歳になったらかかりつけ医と相談して、自分に合った検診を始めたほうがよいでしょう。

【乳がん検診(一次検診)】
●問診
年齢、月経周期、妊娠・分娩・授乳の経歴、家族の乳がん歴などや、体調などを尋ねます。

●視触診
視診は、医師が乳房を観察して、以下のような乳房の異常はないかをチェックします。
・皮膚の陥没/乳房の異常な膨らみ/むくみ(浮腫)/皮膚の潰瘍/乳頭陥没/乳頭びらん(ただれ)

触診は、医師が指で乳房と脇の下を触れて、以下の点をチェックします。
・腫瘤(しこり)の有無・大きさ・位置・硬さ・動くか/分泌物の有無/脇の下のしこり

視触診のチェック項目は、自己検診(乳房の自己チェック)のときの参考になります。

●マンモグラフィ検査
乳房専用のX線装置を使った検査です。透明のプラスチック板で乳房を挟み、平らに延ばして撮影します。乳房を上下から挟む場合と、左右から挟む場合の2方向からの撮影が基本ですが、1方向からの撮影としているところもあります。
X線撮影なので、妊娠している人や妊娠の可能性のある人は受けられません。
医師の視触診や自己検診では発見できない小さなしこりや、微細石灰化と呼ばれる状態(非常に小さな白い点)の発見に適しています。若い人では乳腺が発達しているため乳房全体が白く映り、白く映るしこりを判別しにくい場合があります。

マンモグラフィ検査

●超音波(エコー)検査
超音波を使って乳房をチェックします。医師の視触診や自己検診では発見できない小さなしこりを発見したり、発見したしこりが良性か悪性かの診断を行います。ただし、微細石灰化を映すことは不得意です。
放射線の被曝を避けたい妊婦、乳腺が発達している若年者、乳房に痛みや炎症や外傷などがあってマンモグラフィの圧迫に耐えられない場合など、超音波検査が適しています。
超音波(エコー)検査

精密検査(二次検診)が必要と診断されたら?

乳がん検診(一次検診)で乳がんの可能性が疑われると、精密検査(二次検診)が必要になります。

【病理検査】
乳がんの存在が疑われる部分(しこりや微細石灰化の存在する部分)から、細胞や組織を採取して、顕微鏡で詳しく調べることを病理検査といいます。細胞の形状や並び方などから、良性か悪性か、また悪性の度合いの診断を行います。

●細胞診
細胞診には、細い針を刺して細胞を採取する穿刺(せんし)細胞診と、乳頭からの分泌液を採取する分泌液細胞診があります。穿刺細胞診は手で触れるしこりに細い針を刺して、ごく少量の組織を採取します。

●組織診
しこりや微細石灰化の部分の組織をやや太めの針で採取する「針生検」と、小さなメスでしこりの一部を切り取る「外科的生検」があります。細胞診より採取量が多いので、確実に診断を行うと同時に、治療方針に必要な乳がんの性質診断を行うことができます。組織診では、局所麻酔を行います。

●吸引式針生検
マンモグラフィや超音波の画像を確認しながら、やや太目の針を刺し、吸引をかけながら、針の側面にある吸引口から組織を採取します。1回の穿刺で多くの組織を採取でき、より詳しい診断を行うことができます。局所麻酔の上、行います。

【画像検査】
しこりや石灰化の有無、大きさや形、周囲への広がり、乳房以外の臓器、例えば肺、肝臓、脳などや骨への転移の有無を調べるために画像検査を行います。

●CT検査
コンピューター断層撮影検査ともいいます。X線を体の外周から照射し、組織に吸収されたX線量をコンピューターで処理し、体内の断層像(輪切り像)を描き出す画像検査です。

●MRI検査
磁気共鳴画像検査ともいいます。体に強い電磁波を作用させることで、電子が共鳴して放出したエネルギーをコンピューターで処理し、画像化する検査です。

●骨シンチグラム検査(アイソトープ検査)
骨への転移の有無を調べる検査法です。ごく微量のアイソトープ(放射性同位元素)を血液内に注入し、それが組織に集積する様子をガンマ線カメラで撮影します。骨折や炎症、がんの転移などで、骨の再生が活発に起きている箇所にアイソトープが集積します。
ヘルスケア-乳がんの検診と検査

正しく身につけて! 乳がんの自己検診法

乳がんは自分で見て触って、かなり初期のうちに発見することができるがんです。これは、進行して自覚症状が出るまで気づきにくいほかのがんにはない利点。この利点を活かすには、定期的に自己検診を行うことが決め手です。ぜひ正しい自己検診の方法を身につけ、そして実行してください。

●鏡で見ながらチェック
乳房の自然な曲線に微妙な乱れ(引きつれ、くぼみ、ふくらみ、ただれなど)がないか、チェックしましょう。

(1)鏡の前にリラックスして立ち、乳房の大きさ、形、色、乳頭のただれなどの変化がないか、よく観察しましょう。両腕を下ろしたり、腰に当てたり、頭の後ろで組んだりしながら左右で違うところはないか、いつもと違うところはないかチェックします。

(2)バンザイをすると乳房の奥の大胸筋が緊張して乳房が平たくなり、形の変化がよくわかります。また、前かがみになったり後ろにそったり、横を向いたりして、いろいろな方向から乳房を観察しましょう。

正しく身につけて! 乳がんの自己検診法

正しく身につけて! 乳がんの自己検診法

(2)しこりの調べ方は、次の「渦巻き式」や「平行線式」を用いると、くまなく触診することができます。

渦巻き式 親指以外の4本の指を軽くそろえ、10円玉大の「の」の字を描くように指の腹をすべらせます。乳頭周辺から乳房の外側に向って渦巻き状に触れ、しこりやひっかかりがないかチェックします。押す強さを何段階か変え、脇の下まで触りましょう。

平行線式 親指以外の4本の指を軽くそろえ、横方向と縦方向に平行線をひくようにすべらせチェックします。

正しく身につけて! 乳がんの自己検診法

*(1)と(2)は、就寝前にあおむけになって行ってもよいでしょう。

(3)最後に、乳房や乳首を絞るようにして、乳首から分泌物が出ないかチェックします。血液混じりの分泌物が出たときは、すぐに乳腺外来を受診してください。
ヘルスケア-正しく身につけて! 乳がんの自己検診法
ヘルスケア-乳がん検診が必要な本当の理由

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