手軽な市販薬に要注意!20代以上の女性に多い『酒さ様皮膚炎』

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【お話を伺った人】古賀 道之先生

古賀皮ふ科院長・東京医科大学名誉教授 1962年 長崎大学医学部卒業後、東京医科大学皮膚科学教室入局 。1971年、東京医科大学講師。立正佼成会佼成病院皮膚科部長、都立大久保病院皮膚科医長、東京医…

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(編集・制作 (株)法研

(「ヘルス&ライフ」法研より)

ステロイドの入ったかぶれ止めを顔に常用すると起こりやすい。ニキビ状のブツブツ、ピリピリ感、強いほてりを伴い、腫れて赤ら顔になる。

ステロイド外用薬の長期使用が原因

あなたは、化粧品やヘアケア用品でかぶれやすいほうですか? そんなとき、ステロイドの入った市販のかぶれ止め薬を使うこともあるでしょう。はじめは炎症が抑えられて湿疹はすぐに治りますが、使い続けるうちに赤ら顔になって、ニキビ状のブツブツができるようになります。このときステロイド薬をやめると、それまで抑えられていた炎症が一気にあらわれ、顔が赤く腫(は)れ上がって、ピリピリしたりほてりを感じたり、かゆみが出ることもあります。これがしゅさ様皮膚炎です。

しゅさ様皮膚炎は、20~50代の女性に多くみられます。もともと顔がほてりやすい、発赤(ほっせき)を繰り返しやすいといった素因のある人が、脂漏性皮膚炎や、化粧品、シャンプー、リンスなどによるかぶれを副腎皮質ステロイドの入った塗り薬で治療しているうちに起こってくる皮膚炎です。

ステロイド外用薬を長期間使い続けると、皮膚が薄く弱くなり、血管が拡張して毛包(毛根を包んでいるところ)を刺激するため、むしろ炎症を起こしやすい条件が整ってしまいます。一般に薬の副作用の症状が出たときにはその薬の使用を中止するのが原則ですが、しゅさ様皮膚炎の場合、ステロイド薬の使用中止後2~3週間は症状が悪化します。このとき、またステロイド薬に頼るとふりだしに戻り、悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。

ステロイド薬の使用を中止し、皮膚科を受診する

症状を自覚したときには、直ちに皮膚科を受診してください。皮膚科では、まずステロイド薬の使用をやめ、そのときの症状に応じた適切な外用薬を用いながら、ニキビの治療に使われるテトラサイクリン系の抗生物質を内服します。一時的に症状が悪化しますが、必ず治るので、医師の指示どおりに薬を服用してください。症状がひどく精神的苦痛や不安を伴い、社会生活に支障がある場合は、入院をすすめられるかもしれません。

日常生活では、香辛料などの刺激物を避け、アルコールも控えたほうがよいでしょう。また、化粧品は、腕などの目立たない部分につけて、かぶれがないかどうか、試してから使うようにしたいものです。

ステロイド薬は用法を守って使用することが大切

ステロイド薬は、上手に使うと大変有用な薬ですが、使い方を誤ると副作用を起こしてしまいます。まさに「両刃の剣」といえる薬です。それだけに、皮膚科専門医の指示に従って、正しく使うべきです。

化粧品かぶれなどを起こしたとき、「わざわざ皮膚科を受診するのは面倒だから」という理由で、市販のステロイド外用薬に頼ってしまうこともあるでしょう。しかし、ストロイド薬は使い方しだいで、「薬にもなれば毒にもなる」ものなのです。手軽なはずの市販薬が原因で、何カ月も顔面の炎症に苦しむことにもなりかねません。

ステロイド薬には強さの異なる製剤がたくさんあります。中には、弱い抗炎症作用がありながら血管拡張作用がほとんどないものもあって、症状によってはしゅさ様皮膚炎の治療にさえ使うことができるものもあります。「ステロイドは怖い」という人もいますが、間違った使い方に問題があるのです。ステロイド薬を使うときは、用法をきちんと守って使用することが大切です。

※この記事は2007年12月に配信された記事です



足のむくみや疲れには”足浴”がいい訳。効果アップの秘訣

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【お話を伺った人】平井 正文先生

愛知県立看護大学外科教授 昭和18年愛知県生まれ。昭和42年名古屋大学医学部卒業。国立循環器病センター医長、名古屋大学第一外科講師、愛知県立尾張病院外科部長などを経て、平成4年より現職。この間、デ…

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(編集・制作 (株)法研

「足浴」で足の疲れをリフレッシュ。足は体の中で一番の働きもの。疲れやむくみを感じたら、足浴をためしてみませんか?

くるぶしの上までお湯につけて「足浴」

長時間立ちっぱなしだったり、一日中ハイヒールをはいて過ごしたりして足が疲れたり、むくんだとき。足浴をためしてみませんか?

足をお湯につけて温めると、足先の血管が広がって、血行がよくなります。温められた血液が体を循環して、全身が温かくなってきます。風邪をひいてお風呂に入れないときにも最適です。

足浴をするには、まず、洗面器やバケツなど、足のくるぶしの上までお湯につけられる深さの容器を用意します。その容器に42〜43度の熱めのお湯を入れ、くるぶしの上まで両足を湯につけて、およそ10分間のリラックスタイム。

読書をしたり、音楽を聴きながら、のんびり過ごしてください。途中でお湯が冷めてきたら熱いお湯をつぎ足せるよう、やかんやポットをすぐそばに用意しておくとよいでしょう。

足のむくみや疲れには

「足浴」をもうひと工夫して、より効果的に

お湯には、スプーン1杯のあら塩を入れると冷めにくく、効果が高まります。また、ラベンダーやローズマリーなどのエッセンシャルオイルを2〜3滴たらすと、香りによるリラックス効果とともに、新陳代謝が促進されます。また、お湯の中で足首を上下に動かしたり、グルグル回したりすると、さらに効果がアップします。

足浴を終えたら、しっかり水気をふき取りましょう。いくら温めても水分が残っていると、蒸発するときに体の熱を奪ってしまいます。

ドライヤーで温めても簡単

足浴の温度管理が面倒という人には、お湯の温度を一定に保つ市販のフットバスが便利。マッサージ機能がついたものもあり、立ち仕事や足が疲れやすい人におすすめです。

また、お風呂に入ったとき、ひざから下にシャワーを当ててマッサージする方法もあります。気持ちよいと感じる温度で、つま先から足首、ふくらはぎ、ひざ裏へと下から上へ小さな円を描くようにお湯を当て、これを数回繰り返します。温水と冷水を繰り返すと、足のむくみだけでなく、ほてりにも効果があります。

お湯は使わず、ドライヤーの温風をあてるのも手軽な方法です。やけどに注意しながら、足の裏を集中的に温風で温めます。また、温風と冷風を交互に繰り返してあてると、新陳代謝がさらに高まります。足全体を温めたいときは、乾いたタオルを足にかけ、その上からドライヤーを当てると足の乾燥を防ぐことができます。肌のかさつきが気になる人は保湿クリームで仕上げを忘れないようにしましょう。

(「足をスッキリきれいにする本」平井正文著、法研より)

※この記事は2005年12月に配信された記事です

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素足に自信が持てる!フットケアのやり方|肌を傷めないムダ毛の処理法

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【お話を伺った人】平井 正文先生

愛知県立看護大学外科教授 昭和18年愛知県生まれ。昭和42年名古屋大学医学部卒業。国立循環器病センター医長、名古屋大学第一外科講師、愛知県立尾張病院外科部長などを経て、平成4年より現職。この間、デ…

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(編集・制作 (株)法研

自慢できる素足をつくるお手入れプログラム。美しく健康的な足をつくるには、セルフケアが大切です。せめて週に1度は足のお手入れタイムを。

足のケアの基本はきちんと洗うこと

毎日、顔はちゃんと洗ってケアをしているのに、足のお手入れを忘れている人が意外と多いようです。足は1日中動き回っていることもあり、思いのほか汚れているものです。せめて1日の終わりには、やさしくいたわってあげたいものです。

まず、バスタイムは足のケアにも最適な時間です。「素足美人」の基本は何よりもきちんと洗うこと。洗浄は美容の鉄則というわけです。今さら足の洗い方なんてと思われるかもしれませんが、正しいセルフケアとなると知ってる人は少ないのではないでしょうか。
そもそも、ひざのカサカサや黒ずみは、洗い落とされなかった汚れがたまって、皮膚が厚くなったものです。肌は毎日、新陳代謝をくり返しています。古い角質をそのままにしておくと、新しい皮膚が生まれてくるのを邪魔したり、肌に負担をかけ、たるみや黒ずみの原因になります。

素足に自信が持てる!フットケアのやり方|肌を傷めないムダ毛の処理法

洗ったあとの足には保湿ケアを

体を洗うタオルは、肌にやさしくなじみやすいコットンや麻素材のものがおすすめです。刺激の強いボディブラシやタオルで洗い続けると、防御反応で肌が硬くなったり、皮膚に色素が沈着し、足全体の肌が黒ずんでしまいます。

足の指の間は汗やアカがたまりやすいところです。においの原因にもなるので、指を1本ずつ広げて、ていねいに洗いましょう。専用の指間ブラシも便利です。また、いちばん汚れがたまりやすい足の爪は、爪ブラシや小さいブラシで洗う習慣をつけ、お風呂上がりには化粧水をふりかけます。足の指のつけ根やかかとなど角質が厚くなっているところは、専用のヤスリで週1回を目安に少しずつこすります。かかとまわりは足の甲から裏に向かって、土踏まずはなでるようにやさしくこするのがポイント。入浴時に行うのが効果的ですが、こすり過ぎには注意しましょう。

洗ったあとの保湿ケアとして、足の肌そのものの力を高め、肌の細胞を活性化させるには、クリームタイプより化粧水タイプがおすすめです。お風呂上がりと朝の着替え時の1日2回続けると、しだいに肌がしっとりしてきます。お風呂上がりの手入れ後は、おやすみまでの間、木綿のソックスをはいて冷えと肌の乾燥から足を守りましょう。

気になるムダ毛の処理法

まず、ワックスを使ってムダ毛を抜く場合は、足のムダ毛の流れに沿ってワックスを貼り、毛の流れと逆方向に一気にはがします。皮膚への負担をかけるため、処理後は保湿クリームでケアが必要です。10日に1回を目安にします。

次にレザーカミソリで剃るときは、毛の流れに沿って、ひざから足首へとレザーを動かすのが基本です。ひざなどの骨張った部分は、肌を引っ張って剃ります。一度剃ったところは肌を傷めるので、2度3度と重ねて剃らないようにしましょう。

最近では、毛を科学的に溶かして洗い流す除毛方法が、手軽さと素早い効果で人気です。刺激臭のない無香性や肌にやさしい植物エキス入りなども市販されています。もし、ムダ毛の処理で皮膚が赤くなったら、ビタミンE入りのクリームを塗りましょう。血液の循環がよくなり、肌のハリもよくなります。

(「足をスッキリきれいにする本」平井正文著、法研より)

※この記事は2005年11月に配信された記事です

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肌ダメージが増える夏のスキンケア…肌質に合う洗顔法のみつけかた

【お話を伺った人】赤須 玲子先生

赤須医院院長 皮膚科専門医、医学博士、日本美容皮膚科学会員。確かな臨床経験と美容に精通したきめ細やかな診療で多くの女性患者を集める。専門はしみ、しわ、にきび、ほくろなど。著書に「2週間でつるつる美…

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(編集・制作 (株)法研

汚れはふんわり泡で包んでやさしく落とす。正しい洗顔、うるおい補給と紫外線対策であなたも素肌美人。

紫外線と汗、乾燥でいためつけられている夏の肌

じりじりと照りつける太陽にふき出す汗、ビルからの熱風、そしてクーラーによる乾燥……。夏の肌はいためつけられています。日焼けが肌にいけないことはいうまでもありませんが、汗もお肌の大敵です。

大量にかく汗が流れたり蒸発するとき、お肌のうるおい成分も一緒に奪ってしまいますから、そうならないうちにふき取ってしまいましょう。汗をかいたままにしていると、角質層が汗の水分を吸収し、ふやけてもろくなります。だからハンカチなどで汗をふくとき、こすってはいけません。そっと押しあて、汗を吸い取るようにしましょう。

うっかり紫外線を浴びてしまったら早めのお手入れを。まずはしっかり洗顔して、汚れや古い角質をとることが大切。肌に残った古い角質はメラニン色素を増加させ、シミの原因になるからです。汗によるダメージを最小限にするためにも、家に帰ったらすぐに洗顔しましょう。

肌ダメージが増える夏のスキンケア…肌質に合う洗顔法のみつけかた

メイクをした肌にはダブル洗顔を

メイクをしている人は、クレンジングと洗顔のダブル洗顔が基本です。夏は汗をかいても落ちにくい化粧品を選ぶ方が多いと思いますが、落ちにくいということは、落としにくいということ。でも、しっかり落とそうとゴシゴシこすったり、洗いすぎたりしては、肌に大きな負担がかかります。やさしく、短時間に、確実に落とすことが肝心です。

1.まずポイントメークを落とす

落ちにくいアイライナー、マスカラ、口紅などには専用リムーバーがありますが、肌への刺激も強いため注意が必要です。おすすめなのが、オリーブオイルやスクワランオイル(サメの肝臓から抽出したオイル)。コットンに含ませて目元や口元にのせておき、メークが浮き上がったらやさしくぬぐいます。

2.顔全体のメークを落とす

クレンジング剤は、洗い流せるクリームタイプやジェルタイプなど刺激が少ないものを。ごしごしこすらないように量はたっぷり使いましょう。まずTゾーン(額から鼻にかけて)にのせて、指の腹でなでるようにしてなじませます。次にUゾーン(ほほからあごにかけて)、最後に目元・口元の順になじませます。全体になじんだら、すぐに洗い流しましょう。

3.泡でやさしく洗顔

石けんや洗顔料をしっかり泡立ててから顔全体にのせます。のせる順番はクレンジングと一緒。汚れを泡で包んで落とすという気持ちで、指の腹でやさしく洗いましょう。小鼻、鼻筋、額などはとくにていねいに。ぬるま湯でしっかり洗い流したら、柔らかいタオルで押さえるよう水気を取ります。このときもこすらないこと。

肌質を見分けて正しい洗顔方法を

以上が洗顔の基本ですが、肌が乾燥気味な人と脂っぽい人では洗顔法も違ってきます。みなさんは自分の肌質がどのタイプか知っていますか? 見分け方は簡単です。洗顔後10分くらいそのままにして、肌質をチェックしてみましょう。

顔全体にテカリが出る⇒脂性肌
ノーメークの日もしっかりダブル洗顔を。クレンジング後、顔に蒸しタオルをのせると毛穴が開き、皮脂の汚れが落ちやすくなります。

ほおはつっぱるのに額や鼻にテカリが出る⇒混合肌
Tゾーンは念入りに、ほかの部分は軽めに、ゾーン別に洗い方を変えると効果的です。

顔全体がつっぱる⇒乾燥肌
朝の洗顔はぬるま湯でよごれを洗い流すだけで十分でしょう。洗いすぎて皮脂を落としすぎないよう注意。

つっぱらずテカリもない⇒普通肌
うるおいがあって理想的ですが、季節や体調で肌の状態は変わるので、その日のコンディションで洗顔方法を変えましょう。

洗顔後は保湿成分でうるおいキープ

洗顔後は、保湿効果のある化粧品でうるおいを補いましょう。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、レチノールなどが配合されている美容液が効果的。ビタミンC誘導体は、皮膚の水分の蒸発を防ぎ、皮脂の分泌をコントロールするので、どんな肌質の人にもおすすめです。

紫外線対策には、メラニン色素の生成を抑えシミを予防する物質を配合した美白剤を使用するとよいでしょう。ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、ビタミンC誘導体などが有効です。ただし、長時間たってしまったシミには、あまり効果は期待できません。

化粧品は、自分の肌に合うものを選びましょう。サンプルなどで1週間ほど試してみるのがおすすめ。使用後にかゆみや赤みが出るようなら肌に合わない証拠ですから、すぐに使用をやめます。1~2カ月使ってみて効果が感じられないときは、別の成分のものを試してみるとよいでしょう。

(「すこやかファミリー」法研より)

※この記事は2007年8月に配信された記事です

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日焼け止めはもう古い?『塗らないUVケア』で美肌になる人が増えている

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

紫外線対策といえば「日焼け止め」が一般的です。でも、美肌になりたいなら「塗らないUVケア」がおすすめ。そのやり方と理由をご紹介します。

日焼け止めを正しく使えている人は少ない

シミ、シワなど肌の老化で、一番の原因となるのが紫外線。その紫外線対策として、まず思いつくのが日焼け止めですよね。でも、日焼け止めを正しく使えている人は少ないそう。
化粧品メーカーが宣伝する効果を実際に得るためには、日焼け止めをたっぷり塗り、さらに2〜3時間ごとに塗り直す必要があります。また汗をかいた後などは日焼け止めが取れやすいので、もっとこまめに塗り直さなければいけません。これが完璧に実践できている人はどれだけいるでしょう。
そして気になるのが肌への悪影響です。美白肌を保つために、SPF値が高いものを選びがちですが、こうしたものは肌を刺激する成分が多く、肌のバリア機能を破壊し、悪影響を与えるとされています。
実は手間が多く、肌への負担が大きいのが日焼け止め。皮膚科医のなかでは、日焼け止めを使わない紫外線対策をすすめている方もいます。
そこで、日焼け止めを使わずに、上手に紫外線を防ぐ方法をご紹介します。日焼け止めによる肌への負担をなくすことで、肌本来の美肌力を強化。紫外線から受けるダメージを排出できる肌を作りましょう。

日焼け止めはもう古い?『塗らないUVケア』で美肌になる人が増えている

<美肌になる塗らないUVケア>

○黒づくしの衣装で紫外線を通さない

中途半端に塗る日焼け止めより、日傘や帽子やサングラスといった、物理的に紫外線をカットするものの方が効果的です。夏はノースリーブなど肌を露出する衣類が増えますが、薄手のカーディガンを持ち歩くなどして対策を。特に黒には、光を吸収して遮断し、肌まで通さない効果があります。帽子、手袋、日傘を黒いものにすると、より日焼け止め効果がアップします。

○うす色サングラスがメラニンをおさえる

目に入った紫外線は、シミや日焼けの元であるメラニンを活性化させます。最も紫外線が強くなる10~14時は、必ずUV効果のあるサングラスを。ただし、濃い色のサングラスは瞳孔が開き、外した時に紫外線が入りやすくなるので逆効果だとか。薄い色のレンズをかけると、まぶしいときは瞳孔が縮まって紫外線をしっかりシャットアウトできます。

○抗酸化フードを毎日欠かさない

抗酸化力の高い食材は、活性酸素を抑えて紫外線をブロックします。緑黄色野菜には抗酸化成分が豊富に含まれるので、朝のスムージーは、小松菜などの緑の野菜を入れて。また、そばのルチンやカレーのスパイスにも抗酸化力があるので、昼食のメニューにピッタリ。ただし、レモンなどの柑橘系には「ソラレン」という、紫外線を吸収しやすくする成分が含まれています。そのため、日中は柑橘類を食べるのは避けて。ソラレンは、きゅうりやセロリ、パセリにも含まれています。

○“赤い物”が食べる日焼け止めに

日に当たりそうな時、前もって食べておくといいのが赤い食材。トマトやベリー類に含まれる抗酸化物質は、植物が紫外線から身を守るための成分なので、日焼け防止に働きます。生でなくてもOKなので、クコの実やアサイーなどのフリーズドライでも。

○バリアを壊さないケアで強い肌をキープ

肌が整い、バリア機能が備わっているのが、日焼けしない条件です。クレンジングや洗顔時に顔をゴシゴシこすったり、化粧水などをバンバン強くはたきこむと、肌のバリア機能を低下させます。スキンケアは手を使って優しく。

○入浴で血行促進してターンオーバーを正しく

肌のターンオーバーを整えて焼けにくい肌を作るには、入浴で体の代謝を上げるのも大切。熱めと冷たいシャワーを交互にあびると、血行が促進されて代謝がよくなります。また、強めのシャワーは、リンパの刺激にも。ただし、夏だからといってシャワーだけで済ませず、浴槽に入ってしっかり温まることが、代謝のいい焼けない肌作りには必要です。

○紫外線量チェッカーを使う

紫外線対策は外出時だけでは不十分。室内にも、紫外線は降り注いでおり、なんと室外の80%、カーテン越しでも50%程度が届いているそう。しかも日当たりの悪い部屋にも紫外線は届いており、壁や天井に乱反射、肌に当たっているのだとか。紫外線量がわかるアイテムを使って、身の回りの紫外線の量を確認できるようにしましょう。ブレスレットやキーホルダーなど、種類も豊富です。

○家具の位置を見直す

日当たりのいい場所に、くつろぎスペースを作ると、そこで過ごす時間が多くなり、必然的に紫外線を浴びる量も多くなります。日当たりのいいところに、テーブルやソファなどを置くのは避けて。家具自体の日焼けを防ぐこともでき、インテリアが長持ちするという利点も。

○窓やカーテンのUVカット力を強化

紫外線は窓から降り注ぎます。最近では、布製品にスプレーできる紫外線カットスプレーや、99.5%という高水準で紫外線をカットしてくれる窓用フィルムが販売されています。カーテンにスプレーしたり、窓にフィルムを貼ったりして、家の中の紫外線カット力を強化しましょう。

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シミの原因になる間違ったスキンケア|やりすぎ美容はシミのもと?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

肌によいと思ってやっている習慣が、逆にシミを作る原因になることも。その理由をお教えします。

キレイになるための習慣がまさかの逆効果に

“顔についたゴミ”ともいえる、にっくきシミ。「いやだわ~」と思いながら、ついつい触ってしまっていませんか? 実は、触れば触るほどシミは増えてしまうのです!と指摘するのは、美容皮膚科医の阿部圭子先生。年のせいばかりでなく、自分の手で増やしていたとは……。
特に女性が陥りやすいのが“やりすぎ美容”によるシミ。たるみを取るためヒマさえあれば美顔器を当てていたり、スキンケアコスメを何種類も重ね塗りしたり。こうして肌を触るたび、シミの元がつくられます。つまり美へのこだわりが強い人ほど、シミが多かったりするのです。
シミの原因には、肌の炎症、皮膚や体の酸化、食べ物の3つが大きく関わっています。今回、紹介するのはその代表例。この習慣をストップして「顔ゴミ」を減らしましょう!

シミの原因になる間違ったスキンケア|やりすぎ美容はシミのもと?

シミをつくる6つのNG習慣

1)コスメジミ

チーク、アイシャドー、アイライナーなど色ものコスメは要注意。着色料がアレルギーの原因になったり、塗る時や落とすときの摩擦で肌に炎症を起こしやすくシミの原因に。シミを防ぐには、メイクはやさしく、肌をこすりすぎないようにして。また落とし残しを防ぐため、ウォータープルーフタイプの日常使いは避けましょう。

2)美顔器ジミ

適度に使うのはOKですが、やりすぎると肌は慢性の刺激で色素沈着を起こします。アラフォー女性に多い頬骨のシミ「肝斑」も、さらに濃くなります。美顔器を使うなら「寝る前1分」など、時間を決めてやりすぎ防止を。また肌の乾燥を感じているときは、摩擦による刺激が強くなるので避けて。

3)クリーム・オイルジミ

シミの元・メラニン色素は、紫外線を浴びたり、皮膚の油分が長時間空気にふれて酸化することで増加します。クリームやオイルにも油分が含まれるので、肌の上で酸化するとシミに! 夜にクリームやオイルを塗ったら、朝は必ず洗顔を。肌に残った油分が、日中に酸化します。

4)お菓子ジミ

食べ過ぎて余った糖と、体のタンパク質がつながると、褐色の老化促進物質「AGE」がつくられます。これを「糖化」といい、まるで食べ物がコゲるように、肌がだんだん黄色くシミ色に。おやつはクッキーなら2枚程度までにして、糖分を控えて。揚げ物や焼き目のあるものは糖化食品なので、ポテトフライやパンケーキも要注意。

5)メガネジミ

メガネの鼻パッドは皮膚を圧迫し、さらに動いてこすれるため、炎症が起きやすくなります。その炎症が慢性化すると、やがて色素が沈着してくっきりジミに。長年同じメガネの人は、鼻パッドが動きやすくなっていないか、圧が強過ぎないか調整を。鼻への圧を減らせる軽量タイプや、鼻パッドなしのメガネに替えるのもおすすめです。

6)がんばりジミ

ヘトヘトになるまで運動すると呼吸が荒くなり、体内の酸素量が増加します。その分、活性酸素も多くなり体がサビることに。そのサビがメラニン色素の生成を刺激して、やがてシミになるのです。シミを予防するには、激しいスポーツはNG。運動はウォーキングなど息が上がらないものを行いましょう。また適度な運動は、代謝が上がって肌のターンオーバーが促進され、シミを薄くできるのでおすすめです。

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