大人ニキビの治し方|毛穴のつまりを解消するスキンケア4つのコツ

(編集・制作 (株)法研

(「すこやかファミリー」法研より)

肌の新陳代謝が衰え、角質層が厚くなり、毛穴をつまらせる。生活習慣の改善で肌の新陳代謝を促し、毛穴を清潔に保つスキンケアを!

肌の新陳代謝の衰えが原因

10代なら青春のシンボルと言われるニキビも、20歳を過ぎたら吹き出物。最近は、大人になってからできるニキビをアダルトニキビと呼ぶことが多くなっています。

ニキビは、毛穴がふさがって皮脂がつまり、そこにアクネ菌が増殖して炎症を起こしたもの。毛穴がつまる原因は、思春期ではホルモンの影響で皮脂の分泌量が多くなるためであるのに対し、アダルトニキビは、皮膚の新陳代謝が衰えて角質層が厚くなり、そこに化粧品などの刺激が加わったためです。そのため、前者が額や鼻など皮脂の分泌量が多い部分にできやすいのに対し、後者はあごやほお、口の周りといった、皮脂分泌の多くない部分にもできるのが特徴です。

アダルトニキビは、脂性肌の人だけでなく乾燥肌の人にもでき、化膿しやすいうえ、治りにくく、痕(あと)が残りやすいというやっかいなもの。対策は、まず皮膚の新陳代謝がスムーズにいくようにケアしてあげることです。肌の新陳代謝に大きく影響するのがホルモンバランスの乱れですが、その原因はふだんの生活習慣の中にあります。

規則正しい生活が最大の予防策

ホルモンバランスの乱れを招く原因には、ストレス、不規則な生活、栄養バランスの乱れ、睡眠不足、生理の前後、季節の変わり目、便秘、過激なダイエット、喫煙などがあげられます。
アダルトニキビを予防・改善するには、これらさまざまな原因を取り除くこと。忙しいからと食事や睡眠をないがしろにせず、規則正しい生活を心がけ、休日はスポーツなどで気分をリフレッシュしましょう。

●夜は遅くとも12時に寝る
皮膚の新陳代謝が活発になるのは午後10時から午前2時くらいまでの時間帯。この時間帯に熟睡していることが理想だが、遅くとも12時には寝るようにすれば大丈夫。そのためには早寝、早起き。

●栄養バランスのとれた食事を1日3回
ご飯を主食に、脂肪の少ない魚や肉、豆などのたんぱく源、緑黄色野菜を組み合わせた和食がおすすめ。主食を食物繊維やミネラルが豊富な玄米にすると理想的で、便秘解消にもよい。脂肪分の多い食事、チョコレートやコーヒー、アルコールなどのとりすぎはニキビの原因に。朝食抜きや夜遅い食事、偏食、間食もよくない。

スキンケアで毛穴のつまりを解消

スキンケアのポイントは、毛穴のつまりを解消すること。常に毛穴を清潔に保ち、皮脂分泌をスムーズにしてあげましょう。

1.蒸しタオルパックで毛穴を開かせる

まずメイクなど油性の汚れをクレンジング剤で洗い流し、毛穴の栓を取り除く。次に毛穴を開かせるため蒸しタオルでパック(タオルを水でぬらしてレンジで温め、1~2分顔にのせる)。このひと手間で次の洗顔がより効果的になる。入浴にも同様の効果が。
クレンジング剤は、毛穴に残りにくいクリームタイプを。

2.洗顔で余分な皮脂や古い角質を落とす

洗顔料をよく泡立て、皮脂分泌の多い順(鼻→ひたい→あご→ほお)にのせていく。すすぐときは逆の順番に、人肌程度のぬるま湯で洗い流す。洗顔料を残さないように十分すすぐこと。何度も洗いすぎると必要な皮脂まで取り除いてしまうので、朝晩2回の洗顔で十分。
洗顔料に、厚くなった角質を落とすピーリング石けん(AHAなどのピーリング剤が配合されたもの)を使うのもおすすめ。週に1回程度から始め、慣れたら回数を増やすが、肌が赤くなったりヒリヒリする場合はすぐに使用を中止して。

3.洗顔後の保湿しすぎに気をつけて

洗顔後は化粧水で水分を補うだけで十分。ヒアルロン酸やコラーゲン入りの美容液は毛穴をつまらせニキビを悪化させる原因になる。ニキビができてしまった場合は、乾燥作用のあるイオウを含んだものや、殺菌・抗炎症効果のある化粧水がおすすめ。油分を含んだ乳液やクリームは余分な皮脂をつくるので避ける。

4.メイクはオイルフリー製品で

ニキビを隠そうと厚化粧するのは逆効果。アイメイクだけなどポイントメイクにするか、水溶性のローションを下地に、粉おしろい(フェイスパウダー)を薄くのせるメイク法にすればニキビを悪化させずにすむ。油性のクリームやリキッドタイプのファンデーションは、毛穴をふさぐ原因になるので避ける。帰宅後はすぐにメイクをおとす。

さまざまな原因が重なって起こるアダルトニキビは、肌の清潔を心がけるだけではなかなか治りません。生活習慣を見直し、スキンケアで改善しない場合は、皮膚科専門医を受診しましょう。

※この記事は2007年10月に配信された記事です



手軽な市販薬に要注意!20代以上の女性に多い『酒さ様皮膚炎』

ノーイメージ

【お話を伺った人】古賀 道之先生

古賀皮ふ科院長・東京医科大学名誉教授 1962年 長崎大学医学部卒業後、東京医科大学皮膚科学教室入局 。1971年、東京医科大学講師。立正佼成会佼成病院皮膚科部長、都立大久保病院皮膚科医長、東京医…

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(編集・制作 (株)法研

(「ヘルス&ライフ」法研より)

ステロイドの入ったかぶれ止めを顔に常用すると起こりやすい。ニキビ状のブツブツ、ピリピリ感、強いほてりを伴い、腫れて赤ら顔になる。

ステロイド外用薬の長期使用が原因

あなたは、化粧品やヘアケア用品でかぶれやすいほうですか? そんなとき、ステロイドの入った市販のかぶれ止め薬を使うこともあるでしょう。はじめは炎症が抑えられて湿疹はすぐに治りますが、使い続けるうちに赤ら顔になって、ニキビ状のブツブツができるようになります。このときステロイド薬をやめると、それまで抑えられていた炎症が一気にあらわれ、顔が赤く腫(は)れ上がって、ピリピリしたりほてりを感じたり、かゆみが出ることもあります。これがしゅさ様皮膚炎です。

しゅさ様皮膚炎は、20~50代の女性に多くみられます。もともと顔がほてりやすい、発赤(ほっせき)を繰り返しやすいといった素因のある人が、脂漏性皮膚炎や、化粧品、シャンプー、リンスなどによるかぶれを副腎皮質ステロイドの入った塗り薬で治療しているうちに起こってくる皮膚炎です。

ステロイド外用薬を長期間使い続けると、皮膚が薄く弱くなり、血管が拡張して毛包(毛根を包んでいるところ)を刺激するため、むしろ炎症を起こしやすい条件が整ってしまいます。一般に薬の副作用の症状が出たときにはその薬の使用を中止するのが原則ですが、しゅさ様皮膚炎の場合、ステロイド薬の使用中止後2~3週間は症状が悪化します。このとき、またステロイド薬に頼るとふりだしに戻り、悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。

ステロイド薬の使用を中止し、皮膚科を受診する

症状を自覚したときには、直ちに皮膚科を受診してください。皮膚科では、まずステロイド薬の使用をやめ、そのときの症状に応じた適切な外用薬を用いながら、ニキビの治療に使われるテトラサイクリン系の抗生物質を内服します。一時的に症状が悪化しますが、必ず治るので、医師の指示どおりに薬を服用してください。症状がひどく精神的苦痛や不安を伴い、社会生活に支障がある場合は、入院をすすめられるかもしれません。

日常生活では、香辛料などの刺激物を避け、アルコールも控えたほうがよいでしょう。また、化粧品は、腕などの目立たない部分につけて、かぶれがないかどうか、試してから使うようにしたいものです。

ステロイド薬は用法を守って使用することが大切

ステロイド薬は、上手に使うと大変有用な薬ですが、使い方を誤ると副作用を起こしてしまいます。まさに「両刃の剣」といえる薬です。それだけに、皮膚科専門医の指示に従って、正しく使うべきです。

化粧品かぶれなどを起こしたとき、「わざわざ皮膚科を受診するのは面倒だから」という理由で、市販のステロイド外用薬に頼ってしまうこともあるでしょう。しかし、ストロイド薬は使い方しだいで、「薬にもなれば毒にもなる」ものなのです。手軽なはずの市販薬が原因で、何カ月も顔面の炎症に苦しむことにもなりかねません。

ステロイド薬には強さの異なる製剤がたくさんあります。中には、弱い抗炎症作用がありながら血管拡張作用がほとんどないものもあって、症状によってはしゅさ様皮膚炎の治療にさえ使うことができるものもあります。「ステロイドは怖い」という人もいますが、間違った使い方に問題があるのです。ステロイド薬を使うときは、用法をきちんと守って使用することが大切です。

※この記事は2007年12月に配信された記事です

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臭いの強いできもの“粉瘤”と“ニキビ”の見分け方

ニキビのような感じなのに、なんだか臭うと感じたら、それは粉瘤かもしれません。ニキビと似ているのに、自己ケアでは完治しないのが粉瘤。見分け方や治療の方法をご紹介します。

臭いの強いできもの“粉瘤”と“ニキビ”の見分け方

ニキビと同じケアで粉瘤は治らない

皮膚にできるボコッとしたできものといえば、ニキビ。でも、通常のニキビケアをしても改善しない場合は、ニキビではなく粉瘤(ふんりゅう)かもしれません。ニキビは、毛穴の中に皮脂が詰まってしまうことでおこるもの。それに対し、粉瘤は皮膚の下に袋状の嚢胞(のうほう)というものができ、そこに皮膚から剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が溜まってしまうことでできます。粉瘤は良性の腫瘍で、アテロームとも呼ばれることもあります。

ニキビと大きく違う点は、自然に消えることはないということ。角質や皮脂がどんどん溜まっていくので、徐々に大きくなったり、急に大きくなる場合もあります。粉瘤は、医学名は「表皮嚢腫(のうしゅ)」で、頭にできることが多い粉瘤は「外毛根鞘性嚢腫(がいもうこんしょうせいのうしゅ)」、小さな粉瘤が同じ場所にたくさんできるものを「多発性毛包嚢腫(たはつせいもうほうのうしゅ)」といいます。粉瘤が多発する先天性の体質もあり、耳たぶや脇の下、お尻などにできやすい傾向があります。ニキビか粉瘤か、わからない時は下記の点をチェックしてみましょう。いずれかにあてはまる場合は、粉瘤の可能性が高いです。

●粉瘤の見分け方
・しこりの中央に黒い点がある
・触ると皮膚の下にしこりがある
・どんどん大きくなる
・患部が臭う
・市販のニキビ用の薬が効かない
・押すと中から臭くてドロドロしたものが出る

小さいうちに手術した方が痛みや金銭的負担が軽い

粉瘤は良性の腫瘍のため、そのままでも危険性はないとされています。でも、雑菌が入って炎症を起こせば強い痛みを感じたり、腫れたりすることもあります。粉瘤は自然治癒しないので、根本的に治療するには、手術で皮膚の下にある袋状の嚢胞ごと取り出す必要があります。この袋状の嚢胞が皮膚の下に残ると再発する恐れが。小さいうちに手術をしたほうが、傷痕が小さく、手術後の痛みも少なくなります。手術の費用は保険適用で、小さいものだと5000円程度、大きくなると金額も大きくなります。ごく稀にですが、粉瘤が癌化することも報告されています。また、粉瘤が化膿して腫れ上がってしまうとすぐには手術ができず、まず抗生物質を飲んだり、中の膿を出す必要があるので時間がかかります。

ニキビの痕が原因で粉瘤になったり、小さな傷によって皮膚の一部が皮膚の下に潜り込むことで粉瘤ができるともいわれていますが、残念ながら粉瘤のほとんどは原因が不明。ニキビか粉瘤か、判断がつきにくい場合も多いので、気になったら皮膚科医に相談しましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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セルフケアでニキビ跡を消す方法-色素沈着・クレータ対策

ニキビが治った後にも残る、茶色い色素沈着や、デコボコしたクレータ。できてしまった後でも治すことができる、ケア法をご紹介します。
セルフケアでニキビ跡を消す方法-色素沈着・クレータ対策

ターンオーバーを整え肌の再生を促すのがポイント

できてしまったニキビ跡、現在ではいろいろなケアで治すことができます。多少時間はかかりますので、じっくり自分の肌と向き合いましょう。特に目立つ「色素沈着タイプ」と「クレータタイプ」、それぞれの原因と、自分でできる改善法をご紹介します。

◯色素沈着タイプ
ニキビ跡の色素沈着は、メラニン色素が肌の奥に残ってしまったことが原因と考えられます。メラニンは紫外線のほか、炎症のダメージからも皮膚を守る働きがあります。メラニン色素はメラノサイトという細胞から作られますが、ニキビが炎症を起こした時も、皮膚組織を守るためにメラニンが多く生成。ニキビが治った後は、通常メラニンは、肌のターンオーバーによって古い角質とともに剥がれ落ちます。でも、肌のターンオーバーが乱れていると、メラニンがうまく排出されず、皮膚に残ってしまうのです。それが、ニキビ跡の茶色い色素沈着です。

・改善するには?
肌のターンオーバーを促し、古い角質とともにメラニンを除去するため、ピーリングをスキンケアに取り入れましょう。ピーリング剤には、塩や砂糖、ジェルで落とすゴマージュやスクラブ、シートにピーリング剤が染み込んでいるふき取りタイプ、クリームやジェルの洗い流すものなどがあります。肌に合ったタイプを選び、1週間に1度行うと、滞った肌のターンオーバーが整いやすくなります。

そして、ピーリングをした後は、肌が乾燥しやすくなっています。いつもより入念にスキンケアで保湿を。この時、美白効果のあるビタミンC誘導体やハイドロキノンが入った化粧水や美容液を使い、イオン導入器で肌の内側まで成分を届けるとよいでしょう。また、日焼けをするとメラニン色素が増えるので、外出時はUVケアをすることも忘れずに行って。

◯クレータタイプ
月の表面のクレータのようにデコボコした凹凸が目立つニキビ跡は、皮膚がくぼんでしまった状態。ニキビをつぶしたりして傷つけることで、皮膚の深くの真皮にある皮膚組織が傷つくとこういった跡が残ります。

・改善するには?
朝晩のスキンケアには、肌のハリに効果がある化粧品を取り入れましょう。また、コラーゲンの生成を促す効果のあるスキンケアとしてピーリングを取り入れると良いでしょう。成分は、レチノールやビタミンC誘導体、プラセンタ、グリコール酸などがおすすめです。クレータタイプのニキビ跡を改善するには、美容皮膚科や美容外科で治療を行うのも効果的です。こういったクリニックでは、ケミカルピーリングやレーザー治療を受けることができます。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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白・黒・赤・黄・紫ニキビの治し方-ニキビの種類別ケア方法

大人になってからもできるニキビ。色別に種類があるのを知っていますか? 種類ごとに適切なケアは違います。種類に応じた正しいケアなら、早く、きれいに治すことができるのです。

白・黒・赤・黄・紫ニキビの治し方-ニキビの種類別ケア方法

自己流ケアで改善するのは初期段階まで

ひとことでニキビといっても、それぞれに特徴があります。色によって原因が異なるのはもちろん、できはじめのニキビと、悪化したニキビでは、適切な対処法は別。それぞれ、ニキビの種類を初期段階から順を追って解説します。

<ニキビの種類別の治し方>

◯白ニキビ
初期段階のニキビがこの白ニキビ。毛穴につまった皮脂や老廃物が、盛り上がっている状態です。白ニキビを放置すると、炎症をともなう黄ニキビや、赤ニキビになっていきます。白ニキビは、その部位を清潔に保ち、化粧水や乳液などで保湿をする、バランスのよい食事を摂るだけで、改善が可能です。無理やり爪で皮脂を押し出したりすると、傷がついてそこから雑菌が入り、炎症して悪化しますので注意しましょう。
◯黒ニキビ
毛穴の内側に溜まった皮脂や老廃物が盛り上がり、その先が空気に触れて酸化、黒くなったのが黒ニキビです。これは、まだニキビの初期段階に入ります。肌を清潔に保ち、保湿を心がけることと同時に、古い角質を落とし、肌のターンオーバーを正常にするピーリングなども取り入れるといいでしょう。

◯赤ニキビ
ニキビが炎症を起こしているものを赤ニキビと呼びます。炎症を起こしたまま放置すると、ニキビ跡が残る可能性が。病院で抗生物質やステロイドといった炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。炎症を起こすと顔がほてったり、かゆくなったりすることもありますが、決して触らないように。爪でひっかいたりすると重症化するので、ほてりやかゆみが我慢できないときは、冷したタオルを当てるなどして応急処置をして。その後は、肌が乾燥しないように化粧水などで潤いを補給しましょう。

◯黄ニキビ
ニキビが悪化して黄色い膿が出た状態が黄ニキビ。赤ニキビが悪化し、肌の表面だけではなく深部まで広がった状態です。自己流のケアで完治は難しいので、皮膚科を受診することをおすすめします。ここまでくると、炎症が広がり痛みをともなう場合も。ニキビが治ってもニキビ跡が残る可能性もでてきます。また、膿を出そうと自分で潰すと、肌に凹凸や色素沈着が残るので、自己流のケアは絶対に避けて。

◯紫ニキビ
ニキビが最も悪化した状態が紫ニキビです。炎症や化膿が繰り替えされると皮膚の深部にまで炎症が進み、そこに血液や膿が溜まります。それが、皮膚表面に紫色の塊のように盛り上がってくるのです。そのため、ニキビに触れたときゴリゴリした感じがあり、見た目も凸凹した状態になります。紫ニキビになっていたら、自己流のケアはせず、すぐに皮膚科を受診しましょう。皮膚内の膿や血液を出すために切開が必要になる場合もあります。また、冷えで血流が悪いことも紫ニキビを作る原因となるので、体を温めるよう心がけましょう。

ニキビケアの基本は、肌を清潔に保つ、保湿ケアをする、バランスの取れた食事、たっぷりの睡眠などです。それでもなかなか改善しない人はニキビぐらいと思わず、皮膚科を受診するのがおすすめです。塗り薬や内服薬の処方以外にも、ピーリングや漢方で体質改善、ホルモン療法など、治療法は豊富にあります。保険適用外のものもありますが、治療の幅が広がっているので一度相談してみましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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ニキビが同じ場所に発生する原因を解明! ニキビ予防のスキンケア

治ったと思っても、また同じところにできる大人のニキビ。その理由と、再発予防のための正しいスキンケア法をご紹介します。

ニキビが同じ場所に発生する原因を解明! ニキビ予防のスキンケア

ニキビは一度できると同じ場所にできやすい

思春期のニキビと、20歳を超えてからできるニキビは原因が違います。大人になってからできるニキビは、体調不良、食生活の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどがきっかけです。さらに、大人のニキビは、同じところにばかりできるという悩みも。それには、下記のような理由があります。

<同じ場所にニキビができる原因>

◯皮脂腺が多い箇所の洗浄不足
顔のおでこや、鼻のTゾーン、頭皮、背中、胸などの体の中心は、皮脂腺が多くもともとニキビができやすい場所です。皮脂が毛穴に詰まるとアクネ菌が繁殖してニキビができます。こうした場所を自分では洗っているつもりでもしっかり洗えていなかったり、洗顔料やシャンプー、リンスなどの洗い残しで毛穴が詰まり、ニキビになることも考えられます。

◯治ったつもりでもアクネ菌が残存
一見、ニキビが完治したように見えても、ニキビの原因であるアクネ菌は毛穴の奥にまだいます。そのため、毛穴に皮脂がたまるとまた繁殖して、ニキビを作るのです。一度、ニキビができた毛穴は皮脂がたまりやすくなっているので、同じ場所にニキビができる原因となります。

ニキビの治療にはじっくり時間をかけて

同じ場所にニキビを作らないためには、はじめにできたニキビの治し方が重要。ほとんどの人は、表面の皮膚の炎症が治ったら、薬を塗るのをやめてしまいますが、まだ毛穴の奥にアクネ菌は潜んでいます。そのため少なくとも1ヶ月はケアを続けましょう。これにより、ニキビで広がった毛穴も元に戻り、皮脂がたまりにくくなって、ニキビが再発するのを防げます。

また、普段のスキンケアで余分な皮脂を取り除くことも必要です。洗顔は、しっかり泡立てて、肌の表面をやさしくなでるように洗います。髪の生えぎわや、もみあげ、フェイスラインまで洗えているかどうか、鏡で確認を。ただし決して、ゴシゴシこすらないように注意しましょう。
そして、洗顔料のすすぎ残しがないよう、すすぎは洗顔の倍以上の時間をかけてください。洗顔後は、乾いた清潔なタオルでそっと肌に押し当てるようにして、水分を拭き取ります。この時も、タオルで肌をこすらないように注意が必要です。
また、皮脂を気にして1日に何度も洗顔をするのはNG。肌が乾燥して、より過剰な皮脂が分泌されニキビのもとになります。洗顔は、朝晩の1日2回にしましょう。

ニキビ再発の原因になるその他の習慣にも注意

シャンプーやリンスのすすぎ残しは、背中や首のニキビのもとになります。お風呂に入る時は、上から順に頭を先に洗ってから、体を洗うようにしましょう。ほかにも、髪が顔にかかったり、ほお杖など顔をさわるクセのある人は、肌に雑菌がつきやすくなるので、髪型を変えたり、むやみに顔をさわらないように心がけるとよいでしょう。バランスの取れた食事を意識したり、睡眠を十分にとるなど、健康的な生活を心がけることもニキビの再発を防いでくれます。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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