UVケアの前に自分のスキンタイプをチェック!|紫外線対策の基礎知識

【お話を伺った人】須賀 康先生

順天堂大学浦安病院皮膚科学教室 教授 1992年順天堂大学医学部大学院卒業、95~98年米国テキサス州ベイラー医科大学に留学。帰国後は順天堂大学皮膚科の講師、助教授を経て、2007年順天堂大学浦…

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(編集・制作 (株)法研

紫外線によるダメージにも個人差が。肌老化を防ぐサンケア。紫外線は肌の老化を早める。日焼け対策と適切な保湿で、ダメージを防ごう。

肌老化のほとんどは紫外線が原因!

紫外線というと、まず気になるのは日焼けですが、シミやシワなどにも深くかかわっていることがわかっています。シミ・シワといえば、典型的な肌の老化現象。肌の老化を「光老化」と呼ぶように、肌の老化の約80%は紫外線が原因といわれています。日焼けが紫外線による急性のトラブルであるのに対し、シミ・シワは、長い間の積み重ねによって表に出てくる慢性のトラブル。若いときからの紫外線対策が必須です。

紫外線には、波長の長いUV‐Aと、波長の短いUV‐Bの2種類があります。地上に届く紫外線のおよそ97%はUV‐A、3%がUV‐Bです。UV‐Aは、UV‐Bより傷害作用が弱いものの、量が多いので注意が必要です。一方、UV‐Bは、量は少なくても傷害作用が強いので、やはり要注意です。

何も紫外線対策をしないまま皮膚が紫外線を浴びると、波長の長いUV‐Aは肌の奥深く真皮まで届きます。一方、波長の短いUV‐Bは表皮に吸収されます。このとき、皮膚の色素細胞は、真皮が紫外線によるダメージを受けないようにメラニンという色素を出して防御します。このメラニンは、通常時期がくればアカとなってはがれ落ちますが、なかには色素沈着を起こすものもあり、これをシミと呼んでいます。
メラニン色素による防御では抵抗しきれず、紫外線が真皮まで届いてしまうと、皮膚の深い部分の線維組織が傷つけられてシワができます。これが、紫外線によってシミ・シワができるメカニズムです。

紫外線は、表皮の保湿機能にもダメージを与えます。その結果、肌が乾燥してシワをつくり、本格的なシワのもとになるという説もあります。

スキンタイプで異なる警戒レベル

紫外線によって受けるダメージの大きさは人種によって異なり、白色人種が最も大きく、黄色人種、黒色人種の順に続きますが、同じ人種でも個人差があり、ダメージを受けやすいタイプと、比較的受けにくいタイプがあります。
日焼けに対するスキンタイプは、日焼け後の皮膚の色の変化で知ることができ、黄色人種では次の3つに分けることができます(近畿大学川田暁教授による)。

スキンタイプ I

日焼けの後、皮膚がすぐに赤くなるものの黒くならないタイプ。紫外線によるダメージを受けやすく、皮膚がんになりやすいといわれています。

スキンタイプ II

日焼けして赤くなってから数日後に黒くなるタイプ。タイプIと次に挙げるタイプIIIの中間です。日本人に最も多いタイプといわれ、不必要に紫外線を浴びない工夫が大切です。

スキンタイプ III

皮膚が赤くならずに黒くなるタイプ。メラニン色素による皮膚の防御能力が発達していて紫外線によるダメージを受けにくい半面、シミやくすみなどの色素沈着を起こしやすいといわれます。

スキンタイプの I、II、IIIは、紫外線に対する警戒レベルの違いも表わしています。I が最も警戒レベルが高く、次にII、IIIの順です。外出時などの紫外線対策に役立ててください。

紫外線から肌を守るためにも保湿は重要

シミ・シワなど紫外線によるダメージは、すぐには表に出てきません。しかし、若いときから紫外線対策をしてきたかどうかで、40歳代後半ごろには大きな差となって出てきます。とはいっても、紫外線対策は何歳から始めても遅すぎるということはありません。できれば、子どものころからの対策が理想的ですが、40歳、50歳で始めても、それだけ肌の老化を遅らせることができます。

基本は、肌の露出を少なくし、UVカット加工を施した日傘、サングラス、つばの広い帽子などを利用して肌をカバーすることです。
日焼け止めを使うことも大切です。日焼け止めには、UV‐Aをカットする「PA」と、UV‐Bをカットする「SPF」の値が記されています。値が大きいほど紫外線の防御力は大きいものの、それだけ肌への負担も大きくなります。スキンタイプ、使う時間帯や場所などの違いによって、上手に使い分けましょう。

紫外線対策には皮膚の保湿も重要です。皮膚には、もともとウロカニン酸という紫外線を吸収する働きをもつ成分が含まれていますが、肌に潤いがないと、ウロカニン酸が安定して作られません。肌が乾燥していると、本来備わっているはずの防御機能も働かなくなり、紫外線によるダメージを受けやすくなってしまうのです。
洗顔や入浴をした後、肌がしっとりしている間に保湿剤を使い、皮膚の角質の中に水分を閉じ込めるのが保湿のコツです。保湿はスキンケアの基本といわれますが、紫外線から肌を守り、シミ・シワなどを防ぐためにも、保湿は重要なのです。

※この記事は2012年5月に配信された記事です



無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

疲れた時やイライラした時、甘いものを欲していませんか? もしかしたら、砂糖依存症かもしれません。すぐ、セルフチェックを試してみて。

小腹満たしのお菓子が気づかぬうちに習慣に

仕事や家事で疲れた時、ストックしておいたお菓子を食べるなんてことよくありますよね。小腹が空いた時に活躍する甘いもの。毎日食べる習慣になっている人は、砂糖中毒に要注意です。また「お菓子は食べないから」という人も人ごとではありません。
昨今、スーパーやコンビニで販売されているたくさんの商品には、いわゆるスイーツでなくても砂糖が使われています。パン、スープ、調味料、清涼飲料水などがそれ。パンは、いわゆる菓子パンでなく、サンドイッチなどの食事系パンにも原料に砂糖が使われているのです。砂糖中毒の弊害は、糖尿病のほか、うつ病、骨粗しょう症、冷え性、老化を促進させる糖化など多数。下の「砂糖依存症度チェック」で、2つ以上当てはまる人は、砂糖依存症になっている可能性があります。

無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック

<砂糖依存症度チェック>

・ 食後に甘いものを食べないと落ち着かない
・ 疲れやストレスを感じると甘いものが欲しくなる
・ 年々、甘いものを食べる量が増えてきている
・ 炭酸飲料やジュースが好き
・ 甘いものがないとぼーっとする
・ お腹が空いてないのに何か食べたくなる
・ 食事の代わりの甘いものを食べる時がある
・ 甘いものを食べ出すと止まらない
・ コーヒーや紅茶に砂糖が必須

コカインよりも強力な砂糖の中毒性

では、砂糖をとると体の中でどのようなことが起こるのでしょうか。甘いものをとると、血糖値が上昇します。特に、白砂糖は糖の中でも分子が小さいので、血糖値を急上昇させます。すると、血糖値を一定に保とうと、膵臓から血糖値を下げる作用のある「インスリン」という物質を分泌します。このインスリンが血糖値を急降下させると、今度は体内が「低血糖」の状態に。すると、脳はエネルギー不足と勘違いし、「甘いものを摂取しろ!」という指令を出します。この繰り返しで、砂糖をずっと欲するようになってしまうのです。

また、砂糖依存になる大きな原因といわれているのが、砂糖をとると脳内の神経伝達物質の「ドーパミン」などが分泌されること。ドーパミンは、脳機能を活性化させ、快楽とともに、意欲も作りだす物質です。昨今では、ドーパミンは依存にも関わっていることがわかっています。コカインなどの覚せい剤やモルヒネなどの麻薬のように依存性を持つ物質も、ドーパミンを分泌させる作用が。なんと、ラットを使ってコカインとサッカリン(砂糖の4,500倍の甘みを持つ人工甘味料)の中毒度を比べた実験では、甘いものの中毒の方がコカイン中毒よりも強いということがわかりました。この実験では、中毒になるとともに、どんどん量を増して欲することも判明したのです。

こういった砂糖依存を予防するには、少しずつ自分の食生活から砂糖の摂取量を減らしていくことが必要です。清涼飲料水やソーダ、ジュースといった飲み物を、お茶に変える、お菓子のストックをしないなどといったことを実践していきましょう。
砂糖をいきなり断つのは難しいので、甘いものが欲しいときは、フルーツやさつまいもなど、自然の甘みのものを少量とるように心がけて。食事では、甘いものの摂取で不足しがちな、ビタミンやミネラルを積極的にとりましょう。知らずにとっている砂糖もあることを意識して、砂糖の摂取を少しずつ減らしていくことが大切です。

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舌を見て健康チェック!色・形・舌苔から分かるからだの不調とは?

【お話を伺った人】天野 恵子先生

千葉県衛生研究所所長 千葉県立東金病院副院長  1942年生まれ。東京大学医学部卒業(医学博士・循環器内科専攻)。東京大学講師、 東京水産大学教授を経て、現在千葉県衛生研究所所長 兼 千葉県立東金…

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(編集・制作 (株)法研

舌は健康のバロメーター。色、形、舌苔をチェックしよう。血液が集まる舌は、全身の健康状態をあらわす「鏡」。貧血や水分過多、血液のドロドロ状態までわかります。

舌はからだをうつす鏡

鏡に向かって、あ~んと口を開き、自分の舌を見てみましょう。どんな色、形をしていますか? 舌はからだの情報の宝庫。舌には血液がたくさん集まっているために、血液や体液の質およびその過不足が見てとれ、体調などがよくわかります。東洋医学でも、患者の舌を診る「舌診」を非常に重視しています。
それでは、舌の色、形、大きさなど、ポイントごとに健康状態の判断の目安をお話していきましょう。

舌の色

健康な人の舌はピンク色をしています。白っぽい人は貧血ぎみ。また、冷えがあるときも、血の巡りが悪くなり白くなります。舌が紫色がかっていたり、黒っぽいときは血液に粘りが出て、血行障害を起こしています。また、舌が真っ赤なときは、血液中の水分が減少しているか、発熱により血管が拡張している可能性があります。

舌の形

周囲に歯形がついている舌は、水分の代謝が悪く、舌がむくんでいる証拠です。舌が水をふくんで膨張し、歯におしつけられているからです。このようなときには、循環器系疾患の疑いがあり、色もややオレンジがかっています。逆に、舌が小さくなって口の中が乾いているときは、水分不足の証拠です。

舌の厚さ

厚ぼったく黄色みをおびている舌は、胃腸の状態が悪いときに見られます。通常より厚い舌は、エネルギー過剰で血流が悪くなりがちです。逆に薄い舌は、水分が不足していたり、栄養不良で体力が衰えている可能性があります。舌が薄くなっている人は、しっかりと栄養を摂るようにしましょう。

静脈の状態

舌を上にあげて裏側を見ると、舌下静脈が両側に見られます。この静脈が黒みをおびて浮き出ているときは、血流が滞っているしるしです。体の他の部分にも、微小血管障害を起こしている可能性があります。また、静脈が細すぎて見えないときは、貧血や低血圧の疑いがあります。これはエネルギー不足の現われと考えられます。

舌苔

舌の表面に見られる白い苔のようなものが舌苔です。舌苔は、新陳代謝によって剥がれ落ちた舌の上皮細胞、食べ物のかす、口腔内細菌などからできています。うっすらと、舌の上に白く付着した状態が健康といわれます。

舌苔が厚いときは、水分代謝の不良や胃腸障害などが疑われます。一方、薄い場合は水分不足のしるしです。また、舌が見えないほどびっしり生えているときは、重い病気の可能性もあります。

また舌苔の色が、過剰に白いときはアレルギーや発熱などの症状があることも。黄色い舌苔は、歯周病など感染症があったり、喫煙習慣のある人によく見られます。

最近では、舌苔は口臭のもとになる、と、頻繁に除去する人が見られます。欧米では歯磨きとともに舌磨きは、毎日の習慣となっているほど。でも、舌苔の取り過ぎは舌の表面を荒らしたり、味覚を感知する「味蕾」を傷つけることも。除去するのは、適度な回数にしておきましょう。

鏡に向かうとすぐに観察できる舌は、健康チェックのためには役立つ器官です。朝、メイクするときなど、数秒間でできる自己診断法として、習慣にしたいものですね。

(「よくわかる女性のからだ事典」、法研より)

※この記事は2006年7月に配信された記事です

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日焼け止めはもう古い?『塗らないUVケア』で美肌になる人が増えている

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

紫外線対策といえば「日焼け止め」が一般的です。でも、美肌になりたいなら「塗らないUVケア」がおすすめ。そのやり方と理由をご紹介します。

日焼け止めを正しく使えている人は少ない

シミ、シワなど肌の老化で、一番の原因となるのが紫外線。その紫外線対策として、まず思いつくのが日焼け止めですよね。でも、日焼け止めを正しく使えている人は少ないそう。
化粧品メーカーが宣伝する効果を実際に得るためには、日焼け止めをたっぷり塗り、さらに2〜3時間ごとに塗り直す必要があります。また汗をかいた後などは日焼け止めが取れやすいので、もっとこまめに塗り直さなければいけません。これが完璧に実践できている人はどれだけいるでしょう。
そして気になるのが肌への悪影響です。美白肌を保つために、SPF値が高いものを選びがちですが、こうしたものは肌を刺激する成分が多く、肌のバリア機能を破壊し、悪影響を与えるとされています。
実は手間が多く、肌への負担が大きいのが日焼け止め。皮膚科医のなかでは、日焼け止めを使わない紫外線対策をすすめている方もいます。
そこで、日焼け止めを使わずに、上手に紫外線を防ぐ方法をご紹介します。日焼け止めによる肌への負担をなくすことで、肌本来の美肌力を強化。紫外線から受けるダメージを排出できる肌を作りましょう。

日焼け止めはもう古い?『塗らないUVケア』で美肌になる人が増えている

<美肌になる塗らないUVケア>

○黒づくしの衣装で紫外線を通さない

中途半端に塗る日焼け止めより、日傘や帽子やサングラスといった、物理的に紫外線をカットするものの方が効果的です。夏はノースリーブなど肌を露出する衣類が増えますが、薄手のカーディガンを持ち歩くなどして対策を。特に黒には、光を吸収して遮断し、肌まで通さない効果があります。帽子、手袋、日傘を黒いものにすると、より日焼け止め効果がアップします。

○うす色サングラスがメラニンをおさえる

目に入った紫外線は、シミや日焼けの元であるメラニンを活性化させます。最も紫外線が強くなる10~14時は、必ずUV効果のあるサングラスを。ただし、濃い色のサングラスは瞳孔が開き、外した時に紫外線が入りやすくなるので逆効果だとか。薄い色のレンズをかけると、まぶしいときは瞳孔が縮まって紫外線をしっかりシャットアウトできます。

○抗酸化フードを毎日欠かさない

抗酸化力の高い食材は、活性酸素を抑えて紫外線をブロックします。緑黄色野菜には抗酸化成分が豊富に含まれるので、朝のスムージーは、小松菜などの緑の野菜を入れて。また、そばのルチンやカレーのスパイスにも抗酸化力があるので、昼食のメニューにピッタリ。ただし、レモンなどの柑橘系には「ソラレン」という、紫外線を吸収しやすくする成分が含まれています。そのため、日中は柑橘類を食べるのは避けて。ソラレンは、きゅうりやセロリ、パセリにも含まれています。

○“赤い物”が食べる日焼け止めに

日に当たりそうな時、前もって食べておくといいのが赤い食材。トマトやベリー類に含まれる抗酸化物質は、植物が紫外線から身を守るための成分なので、日焼け防止に働きます。生でなくてもOKなので、クコの実やアサイーなどのフリーズドライでも。

○バリアを壊さないケアで強い肌をキープ

肌が整い、バリア機能が備わっているのが、日焼けしない条件です。クレンジングや洗顔時に顔をゴシゴシこすったり、化粧水などをバンバン強くはたきこむと、肌のバリア機能を低下させます。スキンケアは手を使って優しく。

○入浴で血行促進してターンオーバーを正しく

肌のターンオーバーを整えて焼けにくい肌を作るには、入浴で体の代謝を上げるのも大切。熱めと冷たいシャワーを交互にあびると、血行が促進されて代謝がよくなります。また、強めのシャワーは、リンパの刺激にも。ただし、夏だからといってシャワーだけで済ませず、浴槽に入ってしっかり温まることが、代謝のいい焼けない肌作りには必要です。

○紫外線量チェッカーを使う

紫外線対策は外出時だけでは不十分。室内にも、紫外線は降り注いでおり、なんと室外の80%、カーテン越しでも50%程度が届いているそう。しかも日当たりの悪い部屋にも紫外線は届いており、壁や天井に乱反射、肌に当たっているのだとか。紫外線量がわかるアイテムを使って、身の回りの紫外線の量を確認できるようにしましょう。ブレスレットやキーホルダーなど、種類も豊富です。

○家具の位置を見直す

日当たりのいい場所に、くつろぎスペースを作ると、そこで過ごす時間が多くなり、必然的に紫外線を浴びる量も多くなります。日当たりのいいところに、テーブルやソファなどを置くのは避けて。家具自体の日焼けを防ぐこともでき、インテリアが長持ちするという利点も。

○窓やカーテンのUVカット力を強化

紫外線は窓から降り注ぎます。最近では、布製品にスプレーできる紫外線カットスプレーや、99.5%という高水準で紫外線をカットしてくれる窓用フィルムが販売されています。カーテンにスプレーしたり、窓にフィルムを貼ったりして、家の中の紫外線カット力を強化しましょう。

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シミの原因になる間違ったスキンケア|やりすぎ美容はシミのもと?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

肌によいと思ってやっている習慣が、逆にシミを作る原因になることも。その理由をお教えします。

キレイになるための習慣がまさかの逆効果に

“顔についたゴミ”ともいえる、にっくきシミ。「いやだわ~」と思いながら、ついつい触ってしまっていませんか? 実は、触れば触るほどシミは増えてしまうのです!と指摘するのは、美容皮膚科医の阿部圭子先生。年のせいばかりでなく、自分の手で増やしていたとは……。
特に女性が陥りやすいのが“やりすぎ美容”によるシミ。たるみを取るためヒマさえあれば美顔器を当てていたり、スキンケアコスメを何種類も重ね塗りしたり。こうして肌を触るたび、シミの元がつくられます。つまり美へのこだわりが強い人ほど、シミが多かったりするのです。
シミの原因には、肌の炎症、皮膚や体の酸化、食べ物の3つが大きく関わっています。今回、紹介するのはその代表例。この習慣をストップして「顔ゴミ」を減らしましょう!

シミの原因になる間違ったスキンケア|やりすぎ美容はシミのもと?

シミをつくる6つのNG習慣

1)コスメジミ

チーク、アイシャドー、アイライナーなど色ものコスメは要注意。着色料がアレルギーの原因になったり、塗る時や落とすときの摩擦で肌に炎症を起こしやすくシミの原因に。シミを防ぐには、メイクはやさしく、肌をこすりすぎないようにして。また落とし残しを防ぐため、ウォータープルーフタイプの日常使いは避けましょう。

2)美顔器ジミ

適度に使うのはOKですが、やりすぎると肌は慢性の刺激で色素沈着を起こします。アラフォー女性に多い頬骨のシミ「肝斑」も、さらに濃くなります。美顔器を使うなら「寝る前1分」など、時間を決めてやりすぎ防止を。また肌の乾燥を感じているときは、摩擦による刺激が強くなるので避けて。

3)クリーム・オイルジミ

シミの元・メラニン色素は、紫外線を浴びたり、皮膚の油分が長時間空気にふれて酸化することで増加します。クリームやオイルにも油分が含まれるので、肌の上で酸化するとシミに! 夜にクリームやオイルを塗ったら、朝は必ず洗顔を。肌に残った油分が、日中に酸化します。

4)お菓子ジミ

食べ過ぎて余った糖と、体のタンパク質がつながると、褐色の老化促進物質「AGE」がつくられます。これを「糖化」といい、まるで食べ物がコゲるように、肌がだんだん黄色くシミ色に。おやつはクッキーなら2枚程度までにして、糖分を控えて。揚げ物や焼き目のあるものは糖化食品なので、ポテトフライやパンケーキも要注意。

5)メガネジミ

メガネの鼻パッドは皮膚を圧迫し、さらに動いてこすれるため、炎症が起きやすくなります。その炎症が慢性化すると、やがて色素が沈着してくっきりジミに。長年同じメガネの人は、鼻パッドが動きやすくなっていないか、圧が強過ぎないか調整を。鼻への圧を減らせる軽量タイプや、鼻パッドなしのメガネに替えるのもおすすめです。

6)がんばりジミ

ヘトヘトになるまで運動すると呼吸が荒くなり、体内の酸素量が増加します。その分、活性酸素も多くなり体がサビることに。そのサビがメラニン色素の生成を刺激して、やがてシミになるのです。シミを予防するには、激しいスポーツはNG。運動はウォーキングなど息が上がらないものを行いましょう。また適度な運動は、代謝が上がって肌のターンオーバーが促進され、シミを薄くできるのでおすすめです。

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あなたのパートナーは大丈夫? 相手のモラハラ度をチェック!

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

「モラハラ」がひどいパートナーになにもかも合わせていると、心に大きなダメージを受けることになります。ひどくなってしまう前に、相手のモラハラ度チェックを試してみて。

まわりはもちろん自分でも気づきにくいのがモラハラ

夫婦や恋人など、親密な間柄で起こりやすいのが「モラハラ」。モラハラとは「モラル・ハラスメント」の通称で、言葉や態度などによって人の心を傷つける、精神的な暴力や嫌がらせのこと。
近年ではパートナーのモラハラに悩む人が増えています。身体的に暴力をふるわれるDV(ドメスティックバイオレンス)と違い、まわりはもちろん、本人も気づかない場合があるのが特徴です。パートナーの態度が急に変わるのではなく、徐々に変わってくるのも、気づきにくい理由のひとつ。
また、モラハラを行う男性には外面のいい人も多く、2人きりの時以外は優しかったり、時折見せる優しさの方を本当の彼だと信じてしまう女性の傾向もあります。また、モラハラを行う方は、自分が正しいという態度を取るので、受け手側は自分が悪い、と思い込んでしまう傾向もあります。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、ずるずるとパートナーと一緒に過ごしていませんか? 下の「モラハラ度チェック」を試してみて。

<パートナーのモラハラ度チェック>

・ 無視されたり、舌打ちされたりすることがある
・ 思い通りにいかないとパートナーがキレる
・ 2人きりの時にだけ機嫌が悪くなる
・ うまくいかないことはすべてこちらのせいにされる
・ 日中の行動やお金の使い道を管理される
・ 子供のしつけが悪いのはお前のせいだと怒鳴られたことがある
・ あやまっても、なかなか許してくれない
・ 小さな間違いでも延々と責められる
・ 自分が決めたルールを強要する
・ あなたの両親や友達の悪口を言う
・ 機嫌がいい時はやさしい
・ 会社や近所の評判はよい
・ パートナーの帰宅時間になると緊張する
・ パートナーに自分の意見を言えない
・ パートナーの機嫌がいいだけで安心する
・ 夫婦生活を強要される

上の項目のいずれかにあてはまるなら、モラハラパートナーの可能性があります。たくさんチェックがつくほど、モラハラのひどい相手ということに。

真面目な人が被害に遭いやすい

また、モラハラの被害に遭いやすいのが、真面目で責任感が強い人。モラハラを受けても「自分が我慢すれば幸せに生活できる」、「自分の努力が足りない」など、パートナーのモラハラを自分のせいと勘違いしてしまいます。
まずは、一人で抱え込まないこと。ただし、親などパートナーの手の届く存在の人に相談するのはNGです。モラハラをする男性は、外面がよいので親に相談すると「あんないい人がそんなことするわけない。あなたの我慢が足りない!」などと言われる可能性が。昔からの友人など、自分の味方になってくれる人に相談しましょう。
ちなみに、モラハラは会社やサークル、ママ友同士など、人間関係のあるところならどこでも起こるそう。被害者はもちろん、加害者にもならないように気をつけましょう。

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