日焼け止めは数種類を使い分けがベター? 正しい日焼け止めの選び方

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

夏、最も重要なのは紫外線対策。エアコン下の乾燥にも要注意!日焼け止めは用途を知って適切なものを選び、ライフスタイルに応じ使い分けて。保湿には使用感の軽いものを。

エアコンの効いたところでは肌の乾燥にご注意

もうしばらく梅雨が続きますが、梅雨が明けると季節は一気に夏本番へ突入します。すると肌は過剰な皮脂や汗によってニキビや湿疹が出やすくなり、スキンケアの関心は洗顔に向かい、保湿は手薄になりがちです。ところがそれが落とし穴。

通勤・通学、職場、デパートやコンビニ、レストランなど至るところでエアコンはガンガンに効いています。家でもエアコンをつけっぱなしの人は多いと思います。洗顔や汗を拭いた直後の肌のつっぱりは、肌表面の保護膜が落ちたところにエアコンによって肌の水分を奪われている可能性が…。エアコンが効いた中で過ごす時間が長いほど、肌は乾燥の傾向にあります。過剰な皮脂や汗を落とすことは大切ですが、夏の保湿もまた大切なのです。

とはいえ、暑いのに重たい感じのクリームや乳液は不快ですね。実際にクリームでニキビができてしまうこともあります。しかし化粧水だけでは水分の蒸散は止められません。たっぷりの化粧水のあと、使用感の軽い美容乳液やジェルクリームで潤いが逃げないようにしてください。

日焼け止めはSPAとPAの両方の表示をチェック

さらに耳タコかもしれませんが、夏にもっと大切なのが、紫外線対策です。紫外線のダメージが老化に直結することが知られるようになり、日常的に日焼け止めを塗る人が増えていますが、本当に適切な日焼け止めを使っているかをここでチェックしてみましょう。

まず日焼け止めは、SPFとPA表示の両方を見ることがとても大切です。
地上に届く紫外線はA波とB波の2種類で、紫外線B波の防止指数はSPFで表します。B波は肌を真っ赤にしたり水ぶくれをつくるなど、炎症を起こすほどエネルギーが強く、肌の表面の細胞にダメージを与えます。皮膚がんはB波が細胞のDNAを傷つけることによって起こるといわれています。ただ、紫外線B波は波長が長くないので、厚い雲にいくらか吸収され、ガラスも通過しないので、室内にいればあまり心配する必要はありません。

一方、紫外線A波の防止指数はPAで表します。A波はエネルギーが弱く当たっても何も感じませんが、B波の20倍近くの量が降りそそぎ、波長が長いため雲もガラスも通過し、肌の奥の真皮組織をじわりじわりと壊していきます。シワやたるみなどはA波が主な原因ですから無視はできません。ちなみにシミは、A波B波の両方によって引き起こされることが分かってきています。

SPFは50が最高値でそれ以上はSPF50+で表示され、PAは+、++、+++の三段階で表示され、+++が最高値ということをまず覚えてください。ただここでも注意することがあります。それは、SPFもPAも1平方センチメートルあたり2mgを塗ったと仮定して数値が算出されていますが、実際に日焼け止めをそこまでたっぷり塗る人は少ないということ。

数値に安心せずに、こまめに塗り直しをするか、塗り直しができないならSPFもPA値もやや高めにしたほうがいいのです。とくに真夏の日中(10時~14時)外にいる時間が長いならば、なるべくSPFは50に近いものを、PAも最低++は確保したほうが得策です。

ライフスタイルに合わせて日焼け止めを2、3種類使い分ける

ただし日焼け止めの使用感は肌との相性があり、数値が高いものほど肌が疲れやすい傾向にあるのは事実です。そんな背景もあり、最近では高い数値でも白浮きせず、肌への負担が軽い日焼け止めが続々と登場しています。とはいえ数値よりまず肌との相性が大切です。できればテスターを顔に塗ってみて、半日から一日様子を見てから買うと失敗しません。

日中ほとんど外出しない日のSPF値は20~30で十分。でも家にいても窓辺で過ごしたり車を運転するのであれば、PAは最高値のものを選ぶなど、ライフスタイルに合わせて日焼け止めを2、3種類使い分けるとベターですね。
夕方から夜にはクレンジングでしっかり落とし、そのあとローションパックなどで、肌のほてりを鎮(しず)めてやると、紫外線疲れを翌朝に残さず落ちつきます。

ちなみにSPFやPAの測定法は日本独自のもので、海外ではPAに関しては表示されていないことが多いようです。
日焼け止めは一昔前に比べて潤いを与えるものなど年々よくなってきています。上手に取り入れて、肌にとって過酷な夏を乗り切ってね。

※この記事は2009年6月に配信された記事です



素足に自信が持てる!フットケアのやり方|肌を傷めないムダ毛の処理法

ノーイメージ

【お話を伺った人】平井 正文先生

愛知県立看護大学外科教授 昭和18年愛知県生まれ。昭和42年名古屋大学医学部卒業。国立循環器病センター医長、名古屋大学第一外科講師、愛知県立尾張病院外科部長などを経て、平成4年より現職。この間、デ…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

自慢できる素足をつくるお手入れプログラム。美しく健康的な足をつくるには、セルフケアが大切です。せめて週に1度は足のお手入れタイムを。

足のケアの基本はきちんと洗うこと

毎日、顔はちゃんと洗ってケアをしているのに、足のお手入れを忘れている人が意外と多いようです。足は1日中動き回っていることもあり、思いのほか汚れているものです。せめて1日の終わりには、やさしくいたわってあげたいものです。

まず、バスタイムは足のケアにも最適な時間です。「素足美人」の基本は何よりもきちんと洗うこと。洗浄は美容の鉄則というわけです。今さら足の洗い方なんてと思われるかもしれませんが、正しいセルフケアとなると知ってる人は少ないのではないでしょうか。
そもそも、ひざのカサカサや黒ずみは、洗い落とされなかった汚れがたまって、皮膚が厚くなったものです。肌は毎日、新陳代謝をくり返しています。古い角質をそのままにしておくと、新しい皮膚が生まれてくるのを邪魔したり、肌に負担をかけ、たるみや黒ずみの原因になります。

素足に自信が持てる!フットケアのやり方|肌を傷めないムダ毛の処理法

洗ったあとの足には保湿ケアを

体を洗うタオルは、肌にやさしくなじみやすいコットンや麻素材のものがおすすめです。刺激の強いボディブラシやタオルで洗い続けると、防御反応で肌が硬くなったり、皮膚に色素が沈着し、足全体の肌が黒ずんでしまいます。

足の指の間は汗やアカがたまりやすいところです。においの原因にもなるので、指を1本ずつ広げて、ていねいに洗いましょう。専用の指間ブラシも便利です。また、いちばん汚れがたまりやすい足の爪は、爪ブラシや小さいブラシで洗う習慣をつけ、お風呂上がりには化粧水をふりかけます。足の指のつけ根やかかとなど角質が厚くなっているところは、専用のヤスリで週1回を目安に少しずつこすります。かかとまわりは足の甲から裏に向かって、土踏まずはなでるようにやさしくこするのがポイント。入浴時に行うのが効果的ですが、こすり過ぎには注意しましょう。

洗ったあとの保湿ケアとして、足の肌そのものの力を高め、肌の細胞を活性化させるには、クリームタイプより化粧水タイプがおすすめです。お風呂上がりと朝の着替え時の1日2回続けると、しだいに肌がしっとりしてきます。お風呂上がりの手入れ後は、おやすみまでの間、木綿のソックスをはいて冷えと肌の乾燥から足を守りましょう。

気になるムダ毛の処理法

まず、ワックスを使ってムダ毛を抜く場合は、足のムダ毛の流れに沿ってワックスを貼り、毛の流れと逆方向に一気にはがします。皮膚への負担をかけるため、処理後は保湿クリームでケアが必要です。10日に1回を目安にします。

次にレザーカミソリで剃るときは、毛の流れに沿って、ひざから足首へとレザーを動かすのが基本です。ひざなどの骨張った部分は、肌を引っ張って剃ります。一度剃ったところは肌を傷めるので、2度3度と重ねて剃らないようにしましょう。

最近では、毛を科学的に溶かして洗い流す除毛方法が、手軽さと素早い効果で人気です。刺激臭のない無香性や肌にやさしい植物エキス入りなども市販されています。もし、ムダ毛の処理で皮膚が赤くなったら、ビタミンE入りのクリームを塗りましょう。血液の循環がよくなり、肌のハリもよくなります。

(「足をスッキリきれいにする本」平井正文著、法研より)

※この記事は2005年11月に配信された記事です

続きを読む




肌ダメージが増える夏のスキンケア…肌質に合う洗顔法のみつけかた

【お話を伺った人】赤須 玲子先生

赤須医院院長 皮膚科専門医、医学博士、日本美容皮膚科学会員。確かな臨床経験と美容に精通したきめ細やかな診療で多くの女性患者を集める。専門はしみ、しわ、にきび、ほくろなど。著書に「2週間でつるつる美…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

汚れはふんわり泡で包んでやさしく落とす。正しい洗顔、うるおい補給と紫外線対策であなたも素肌美人。

紫外線と汗、乾燥でいためつけられている夏の肌

じりじりと照りつける太陽にふき出す汗、ビルからの熱風、そしてクーラーによる乾燥……。夏の肌はいためつけられています。日焼けが肌にいけないことはいうまでもありませんが、汗もお肌の大敵です。

大量にかく汗が流れたり蒸発するとき、お肌のうるおい成分も一緒に奪ってしまいますから、そうならないうちにふき取ってしまいましょう。汗をかいたままにしていると、角質層が汗の水分を吸収し、ふやけてもろくなります。だからハンカチなどで汗をふくとき、こすってはいけません。そっと押しあて、汗を吸い取るようにしましょう。

うっかり紫外線を浴びてしまったら早めのお手入れを。まずはしっかり洗顔して、汚れや古い角質をとることが大切。肌に残った古い角質はメラニン色素を増加させ、シミの原因になるからです。汗によるダメージを最小限にするためにも、家に帰ったらすぐに洗顔しましょう。

肌ダメージが増える夏のスキンケア…肌質に合う洗顔法のみつけかた

メイクをした肌にはダブル洗顔を

メイクをしている人は、クレンジングと洗顔のダブル洗顔が基本です。夏は汗をかいても落ちにくい化粧品を選ぶ方が多いと思いますが、落ちにくいということは、落としにくいということ。でも、しっかり落とそうとゴシゴシこすったり、洗いすぎたりしては、肌に大きな負担がかかります。やさしく、短時間に、確実に落とすことが肝心です。

1.まずポイントメークを落とす

落ちにくいアイライナー、マスカラ、口紅などには専用リムーバーがありますが、肌への刺激も強いため注意が必要です。おすすめなのが、オリーブオイルやスクワランオイル(サメの肝臓から抽出したオイル)。コットンに含ませて目元や口元にのせておき、メークが浮き上がったらやさしくぬぐいます。

2.顔全体のメークを落とす

クレンジング剤は、洗い流せるクリームタイプやジェルタイプなど刺激が少ないものを。ごしごしこすらないように量はたっぷり使いましょう。まずTゾーン(額から鼻にかけて)にのせて、指の腹でなでるようにしてなじませます。次にUゾーン(ほほからあごにかけて)、最後に目元・口元の順になじませます。全体になじんだら、すぐに洗い流しましょう。

3.泡でやさしく洗顔

石けんや洗顔料をしっかり泡立ててから顔全体にのせます。のせる順番はクレンジングと一緒。汚れを泡で包んで落とすという気持ちで、指の腹でやさしく洗いましょう。小鼻、鼻筋、額などはとくにていねいに。ぬるま湯でしっかり洗い流したら、柔らかいタオルで押さえるよう水気を取ります。このときもこすらないこと。

肌質を見分けて正しい洗顔方法を

以上が洗顔の基本ですが、肌が乾燥気味な人と脂っぽい人では洗顔法も違ってきます。みなさんは自分の肌質がどのタイプか知っていますか? 見分け方は簡単です。洗顔後10分くらいそのままにして、肌質をチェックしてみましょう。

顔全体にテカリが出る⇒脂性肌
ノーメークの日もしっかりダブル洗顔を。クレンジング後、顔に蒸しタオルをのせると毛穴が開き、皮脂の汚れが落ちやすくなります。

ほおはつっぱるのに額や鼻にテカリが出る⇒混合肌
Tゾーンは念入りに、ほかの部分は軽めに、ゾーン別に洗い方を変えると効果的です。

顔全体がつっぱる⇒乾燥肌
朝の洗顔はぬるま湯でよごれを洗い流すだけで十分でしょう。洗いすぎて皮脂を落としすぎないよう注意。

つっぱらずテカリもない⇒普通肌
うるおいがあって理想的ですが、季節や体調で肌の状態は変わるので、その日のコンディションで洗顔方法を変えましょう。

洗顔後は保湿成分でうるおいキープ

洗顔後は、保湿効果のある化粧品でうるおいを補いましょう。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、レチノールなどが配合されている美容液が効果的。ビタミンC誘導体は、皮膚の水分の蒸発を防ぎ、皮脂の分泌をコントロールするので、どんな肌質の人にもおすすめです。

紫外線対策には、メラニン色素の生成を抑えシミを予防する物質を配合した美白剤を使用するとよいでしょう。ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、ビタミンC誘導体などが有効です。ただし、長時間たってしまったシミには、あまり効果は期待できません。

化粧品は、自分の肌に合うものを選びましょう。サンプルなどで1週間ほど試してみるのがおすすめ。使用後にかゆみや赤みが出るようなら肌に合わない証拠ですから、すぐに使用をやめます。1~2カ月使ってみて効果が感じられないときは、別の成分のものを試してみるとよいでしょう。

(「すこやかファミリー」法研より)

※この記事は2007年8月に配信された記事です

続きを読む




日焼け止めはもう古い?『塗らないUVケア』で美肌になる人が増えている

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

紫外線対策といえば「日焼け止め」が一般的です。でも、美肌になりたいなら「塗らないUVケア」がおすすめ。そのやり方と理由をご紹介します。

日焼け止めを正しく使えている人は少ない

シミ、シワなど肌の老化で、一番の原因となるのが紫外線。その紫外線対策として、まず思いつくのが日焼け止めですよね。でも、日焼け止めを正しく使えている人は少ないそう。
化粧品メーカーが宣伝する効果を実際に得るためには、日焼け止めをたっぷり塗り、さらに2〜3時間ごとに塗り直す必要があります。また汗をかいた後などは日焼け止めが取れやすいので、もっとこまめに塗り直さなければいけません。これが完璧に実践できている人はどれだけいるでしょう。
そして気になるのが肌への悪影響です。美白肌を保つために、SPF値が高いものを選びがちですが、こうしたものは肌を刺激する成分が多く、肌のバリア機能を破壊し、悪影響を与えるとされています。
実は手間が多く、肌への負担が大きいのが日焼け止め。皮膚科医のなかでは、日焼け止めを使わない紫外線対策をすすめている方もいます。
そこで、日焼け止めを使わずに、上手に紫外線を防ぐ方法をご紹介します。日焼け止めによる肌への負担をなくすことで、肌本来の美肌力を強化。紫外線から受けるダメージを排出できる肌を作りましょう。

日焼け止めはもう古い?『塗らないUVケア』で美肌になる人が増えている

<美肌になる塗らないUVケア>

○黒づくしの衣装で紫外線を通さない

中途半端に塗る日焼け止めより、日傘や帽子やサングラスといった、物理的に紫外線をカットするものの方が効果的です。夏はノースリーブなど肌を露出する衣類が増えますが、薄手のカーディガンを持ち歩くなどして対策を。特に黒には、光を吸収して遮断し、肌まで通さない効果があります。帽子、手袋、日傘を黒いものにすると、より日焼け止め効果がアップします。

○うす色サングラスがメラニンをおさえる

目に入った紫外線は、シミや日焼けの元であるメラニンを活性化させます。最も紫外線が強くなる10~14時は、必ずUV効果のあるサングラスを。ただし、濃い色のサングラスは瞳孔が開き、外した時に紫外線が入りやすくなるので逆効果だとか。薄い色のレンズをかけると、まぶしいときは瞳孔が縮まって紫外線をしっかりシャットアウトできます。

○抗酸化フードを毎日欠かさない

抗酸化力の高い食材は、活性酸素を抑えて紫外線をブロックします。緑黄色野菜には抗酸化成分が豊富に含まれるので、朝のスムージーは、小松菜などの緑の野菜を入れて。また、そばのルチンやカレーのスパイスにも抗酸化力があるので、昼食のメニューにピッタリ。ただし、レモンなどの柑橘系には「ソラレン」という、紫外線を吸収しやすくする成分が含まれています。そのため、日中は柑橘類を食べるのは避けて。ソラレンは、きゅうりやセロリ、パセリにも含まれています。

○“赤い物”が食べる日焼け止めに

日に当たりそうな時、前もって食べておくといいのが赤い食材。トマトやベリー類に含まれる抗酸化物質は、植物が紫外線から身を守るための成分なので、日焼け防止に働きます。生でなくてもOKなので、クコの実やアサイーなどのフリーズドライでも。

○バリアを壊さないケアで強い肌をキープ

肌が整い、バリア機能が備わっているのが、日焼けしない条件です。クレンジングや洗顔時に顔をゴシゴシこすったり、化粧水などをバンバン強くはたきこむと、肌のバリア機能を低下させます。スキンケアは手を使って優しく。

○入浴で血行促進してターンオーバーを正しく

肌のターンオーバーを整えて焼けにくい肌を作るには、入浴で体の代謝を上げるのも大切。熱めと冷たいシャワーを交互にあびると、血行が促進されて代謝がよくなります。また、強めのシャワーは、リンパの刺激にも。ただし、夏だからといってシャワーだけで済ませず、浴槽に入ってしっかり温まることが、代謝のいい焼けない肌作りには必要です。

○紫外線量チェッカーを使う

紫外線対策は外出時だけでは不十分。室内にも、紫外線は降り注いでおり、なんと室外の80%、カーテン越しでも50%程度が届いているそう。しかも日当たりの悪い部屋にも紫外線は届いており、壁や天井に乱反射、肌に当たっているのだとか。紫外線量がわかるアイテムを使って、身の回りの紫外線の量を確認できるようにしましょう。ブレスレットやキーホルダーなど、種類も豊富です。

○家具の位置を見直す

日当たりのいい場所に、くつろぎスペースを作ると、そこで過ごす時間が多くなり、必然的に紫外線を浴びる量も多くなります。日当たりのいいところに、テーブルやソファなどを置くのは避けて。家具自体の日焼けを防ぐこともでき、インテリアが長持ちするという利点も。

○窓やカーテンのUVカット力を強化

紫外線は窓から降り注ぎます。最近では、布製品にスプレーできる紫外線カットスプレーや、99.5%という高水準で紫外線をカットしてくれる窓用フィルムが販売されています。カーテンにスプレーしたり、窓にフィルムを貼ったりして、家の中の紫外線カット力を強化しましょう。

続きを読む



シミの原因になる間違ったスキンケア|やりすぎ美容はシミのもと?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

肌によいと思ってやっている習慣が、逆にシミを作る原因になることも。その理由をお教えします。

キレイになるための習慣がまさかの逆効果に

“顔についたゴミ”ともいえる、にっくきシミ。「いやだわ~」と思いながら、ついつい触ってしまっていませんか? 実は、触れば触るほどシミは増えてしまうのです!と指摘するのは、美容皮膚科医の阿部圭子先生。年のせいばかりでなく、自分の手で増やしていたとは……。
特に女性が陥りやすいのが“やりすぎ美容”によるシミ。たるみを取るためヒマさえあれば美顔器を当てていたり、スキンケアコスメを何種類も重ね塗りしたり。こうして肌を触るたび、シミの元がつくられます。つまり美へのこだわりが強い人ほど、シミが多かったりするのです。
シミの原因には、肌の炎症、皮膚や体の酸化、食べ物の3つが大きく関わっています。今回、紹介するのはその代表例。この習慣をストップして「顔ゴミ」を減らしましょう!

シミの原因になる間違ったスキンケア|やりすぎ美容はシミのもと?

シミをつくる6つのNG習慣

1)コスメジミ

チーク、アイシャドー、アイライナーなど色ものコスメは要注意。着色料がアレルギーの原因になったり、塗る時や落とすときの摩擦で肌に炎症を起こしやすくシミの原因に。シミを防ぐには、メイクはやさしく、肌をこすりすぎないようにして。また落とし残しを防ぐため、ウォータープルーフタイプの日常使いは避けましょう。

2)美顔器ジミ

適度に使うのはOKですが、やりすぎると肌は慢性の刺激で色素沈着を起こします。アラフォー女性に多い頬骨のシミ「肝斑」も、さらに濃くなります。美顔器を使うなら「寝る前1分」など、時間を決めてやりすぎ防止を。また肌の乾燥を感じているときは、摩擦による刺激が強くなるので避けて。

3)クリーム・オイルジミ

シミの元・メラニン色素は、紫外線を浴びたり、皮膚の油分が長時間空気にふれて酸化することで増加します。クリームやオイルにも油分が含まれるので、肌の上で酸化するとシミに! 夜にクリームやオイルを塗ったら、朝は必ず洗顔を。肌に残った油分が、日中に酸化します。

4)お菓子ジミ

食べ過ぎて余った糖と、体のタンパク質がつながると、褐色の老化促進物質「AGE」がつくられます。これを「糖化」といい、まるで食べ物がコゲるように、肌がだんだん黄色くシミ色に。おやつはクッキーなら2枚程度までにして、糖分を控えて。揚げ物や焼き目のあるものは糖化食品なので、ポテトフライやパンケーキも要注意。

5)メガネジミ

メガネの鼻パッドは皮膚を圧迫し、さらに動いてこすれるため、炎症が起きやすくなります。その炎症が慢性化すると、やがて色素が沈着してくっきりジミに。長年同じメガネの人は、鼻パッドが動きやすくなっていないか、圧が強過ぎないか調整を。鼻への圧を減らせる軽量タイプや、鼻パッドなしのメガネに替えるのもおすすめです。

6)がんばりジミ

ヘトヘトになるまで運動すると呼吸が荒くなり、体内の酸素量が増加します。その分、活性酸素も多くなり体がサビることに。そのサビがメラニン色素の生成を刺激して、やがてシミになるのです。シミを予防するには、激しいスポーツはNG。運動はウォーキングなど息が上がらないものを行いましょう。また適度な運動は、代謝が上がって肌のターンオーバーが促進され、シミを薄くできるのでおすすめです。

続きを読む



ジメジメした季節は肌が不安定に…梅雨から夏のスキンケアのポイント

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

じめじめした夏の「美肌的」快適生活術。室内の空気や肌に触れるものを清潔にして気分を爽やかに。質のよい睡眠をとり、お風呂で体を清潔に。

雑菌が活性化するじめじめした季節は、肌の環境づくりが大事

こんにちは。そろそろ梅雨時ですね。これからぐっと蒸し暑くなっていくことでしょう。

こんな季節、肌がむずがゆかったり、いやに毛穴が開いたり、ニキビができたりしませんか? 実は、湿気と温かい空気は、雑菌の大好物。空気中には活発化した雑菌がたくさん潜んでいるんです。その環境のなか、こまめにハンカチで汗をぬぐったり、たびたび顔を洗うと、肌表面にいて、外からの雑菌をプロテクトしている常在菌の数が手薄になり、かぶれたり、ニキビになるなどトラブルを起こしやすくなるんですって。

だからといって、汗にはかゆみの原因になる物質が混じっているので、汗をかいてそのままにしておくのもよくありません。もちろん、運動などで汗をたくさんかくことは体にとっていいことだけれど、じわじわとかき続けるのでは、肌がくたびれてしまいます。

ということで、じめじめ季節は乾燥はしないものの、肌は不安定になりがちです。こういうときは、スキンケアも大切だけれど、肌の環境づくりがとくに大事です。

気分がすっきりすると、肌もすっきり安定

たとえばエアコンよりも、除菌・消臭効果のある除湿器で室内の湿気と雑菌を吸い取るのは効果的。空気がカラッとするだけでずいぶん爽やかになるので、室温を下げなくても快適に過ごせますから、冷房病に悩まされることもありません。

また、ハンカチやタオル、枕カバーなど、顔に触れる寝具は、こまめに洗って清潔に保つこと。こまめにお掃除をして、室内のホコリを取り除いておくこと。こんなことでも、肌の状態は変わってくるものです。

また、シトラスやミント、ラベンダー、ユーカリなど、爽やか系の芳香剤やフレグランスで、気分を爽やかにするのも、じめじめ感をとるのに実はとっても効果的。肌と脳は連動しているから、気分がすっきりすると、肌もすっきり安定してくれるんです。

質のよい眠りこそ、美肌の最強エッセンス

寝苦しい夜などは、エアコンをガンガンに効かせるのではなく、リラックスできて爽やかなエッセンシャルオイルをコットンに一滴垂らして、パジャマのポケットに入れてみてください。ほのかな香りが暑さを軽減し、深い眠りへと誘ってくれるはず。
日中に負った細胞ダメージは、睡眠中、成長ホルモンなどが修復してくれるので、質のよい眠りこそ、美肌の最強エッセンスです。小さいニキビならひと晩で治ってしまう場合もあります。夏はとくに快適に眠れるよう、色々な工夫をするといいですね。

そして夏だからといって、入浴を烏の行水程度ですませてしまうのはもってのほか。冷房による冷え対策はもちろんですが、それ以外に雑菌・悪臭対策に入浴は欠かせません。
とくに夏、雑菌の温床になりやすいのが靴の中。だから足は、指の股や爪の甘皮、爪の内側に入り込んだ汚れもきれいに落とさないと、足臭がついて、なかなか取れません。ちなみに足の悪臭の元は、イソキッソウ酸という、垢など皮膚の老廃物が分解されたときに発生する悪臭物質です。悪臭はストレスの原因になることも明らかになっているんですよ。この物質が残った体で寝具に潜り込んだら……。言わずもがなですね。
そのほか脇の下など湿気がこもるところもお風呂で清潔に洗い流すことも、臭いの問題だけでなく美肌のために有効です。

できることからぜひ試してみてくださいね。

※この記事は2010年6月に配信された記事です

続きを読む



  1. 1 女性は40代から肥満の人がどんどん増えていくーその理由とは
    女性は40代から肥満の人がどんどん増えていくーその理由とは
    中高年女性は内臓脂肪型肥満が増え、生活習慣病になりやすい。 基礎代謝…
  2. 2
    熱中症になりやすいのはどっち? 汗が多い人と汗が少ない人
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 連日…
  3. 3
    人前でうまく話せない人に…上手に話せるようになる5つのポイント
    (編集・制作 (株)法研) 【取材協力】日本話し方センター副所長 山…
  4. 4
    諦めてたガッチリふくらはぎがほっそり脚に!?ヘアゴムダイエット
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 足の…
  5. 5
    傷口に消毒液は使ってはいけない? キズの治療の新常識
    (編集・制作 (株)法研) 【取材協力】夏井 睦先生 傷の治療センタ…
  6. 6
    効率よく痩せるウォーキングのやり方|1日で何分歩くといいの?
    (編集・制作 (株)法研) 【取材協力】宮崎 義憲先生 東京学芸大学…
  7. 7
    これぐらいは知っておきたい! 熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  8. 8
    夕食に●●を食べるだけで脂肪が燃える!? 夜フルーツダイエット
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと フル…
  9. 9
    スーっとして気持ちいい!ハッカオイルの活用法|臭いや汗に便利!
    (編集・制作 (株)法研) 鎮痛作用や冷却作用のあるミントの効能。部…
  10. 10
    寝苦しい熱帯夜を乗り越える!快眠のための4つの秘訣
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 眠れ…
  11. 11
    寝苦しい夜をぐっすり眠るには?クーラーなしで涼むための知恵
    (編集・制作 (株)法研) ちょっとした工夫でひんやり、リラックス。…
  12. 12
    アウトドアで注意すべき虫|こんな症状がでたら病院へ!刺された時の対処法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 夏休…
  13. 13
    ヘルプマーク、ハートプラスマークなど、見えない障害を持つ人のためのマーク
    (編集・制作 gooヘルスケア) 外見からはわからない障害を抱え…
  14. 14
    油断できない加齢臭より強烈なミドル脂臭|女性もやるべき体臭対策
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  15. 15 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    みぞおちの辺りの腹痛 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛? それとも、ほかの病気? …
  16. 16
    その夏バテ症状『かくれ脱水』では?放置すると熱中症の恐れも…
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 体が…
  17. 17 昼夜逆転、睡眠リズムの乱れ…こころの問題が関係してるかも?
    昼夜逆転、睡眠リズムの乱れ…こころの問題が関係してるかも?
    【執筆】松浦慶子カウンセラー 快適な睡眠、とれていますか?睡眠のリズ…
  18. 18
    汗をかけない人ほど臭いに注意!臭わない体作りのポイントは?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと …
  19. 19
    汗をかいたあとの嫌なニオイ…服が臭わなくなるお手軽な方法とは?
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 洗っ…
  20. 20 ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    下着売り場でブラジャーのサイズを測ってもらったのはいつ? 実はサイズが…

一覧