睡眠中の歯ぎしりにご用心! 歯ぎしりが与える体へのダメージは?

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【お話を伺った人】菅野 直之先生

日本大学歯学部歯周病学講座准教授 同大付属歯科病院予防歯科科長 1988年日本大学歯学部卒業。92年日本大学大学院歯学研究科終了。同年日本大学歯学部助手。94年~97年米国スクリプス研究所研究員。…

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(編集・制作 (株)法研

歯周病の悪化、顎の痛みや肩こりなど全身の不調にもつながる。
歯ぎしりが疑われたら歯科医に相談し、マウスピースで保護。かみ合わせの調整やストレス対策が必要なことも。

ほとんどの人が無意識に歯ぎしりをしている

友人との旅行先などで夜中に「ギリ、ギリ、ギリ」と何やら不気味な音を耳にして、目が覚めてしまったことはありませんか? しばらく耳を澄ませて音の出所を探っていると、音源は歯ぎしりだということがわかり、音があまりに大きいことに驚いてしまいます。それなのに、当の本人はぐっすり眠っていて、目も覚めなければ、自分が歯ぎしりの音を立てていることも気づきません。誰かに歯ぎしりを指摘されない限り、自分で歯ぎしりに気づくことはほとんどないのです。

歯ぎしりには、寝ている間に無意識に上下の歯をこすり合わせるタイプと、寝ている間や緊張しているときに上下の歯をグッとかみしめているタイプがあります。前者では「ギリ、ギリ、ギリ」と大きな音を出し、後者ではほとんど音はしません。
いずれにしても、ほとんどの人が無意識のうちに歯ぎしりをしているといわれます。無意識に行われる歯ぎしりでは、起きているときには考えられないような大きな力が出て、体重と同程度か、それ以上の力が歯に加わることさえあります。

歯ぎしりの主な原因は精神的なストレスで、歯ぎしりをすることで無意識にストレスを解消しているといわれています。他にも顎の筋肉の緊張、上下の歯のかみ合わせが悪いことなども原因になると考えられますが、そのメカニズムはまだわかっていません。最近では、睡眠時無呼吸症候群と深い関係があるのではないかという指摘もあります。
ストレスや緊張が強くなったりかみ合わせが悪いほど、歯ぎしりの頻度や程度がひどくなるといわれています。

歯の寿命を縮め、顎のダメージから全身の不調の原因にも

歯ぎしりで問題なのは、歯を傷めて歯の寿命を短くしたり、顎にダメージを与えて全身に悪影響を及ぼしたりすることです。歯ぎしりの影響には、次のようなものがあります。

●歯のすり減りやひび割れ、歯の根もとの欠け

歯は、通常の生活を送っているうちに少しずつ摩耗(まもう)していきますから、成人の歯がある程度すり減っているのは普通のことです。しかし、ひどい歯ぎしりがあると、歯は病的にすり減っていきます。時には、歯がひび割れてしまうこともあり、冷たい水が歯にしみる知覚過敏を起こしたり、歯を抜かなければならないケースもあります。特に中高年の人や歯の神経を抜いた人は、歯がもろくなっていてひび割れやすいので注意が必要です。くり返し大きな力が加わることで歯の根もとが欠けて、知覚過敏を起こすこともあります。

●歯周病が進行する

大きな力が加わっても、歯ぐきが健康な状態であれば、ある程度は耐えることができます。しかし、歯周病が進んで歯を支える力が弱くなっていると、自分の体重ほどもある力に耐えることはできません。歯がグラグラしたり、歯が動いて歯並びが変わってしまうこともあります。歯周病に拍車をかけて、歯の寿命を一気に縮めてしまいかねないのです。

●顎関節症から頭痛、腰痛、めまいなども

歯ぎしりの影響は歯だけにとどまらず、歯を支えている顎にもダメージを与えます。顎の筋肉や関節に大きな負担がかかり、口を開けたり動かしたりするたびに顎の関節が音をたてたり痛んだりする顎関節症になることもあります。顎関節症を放置すると、首や肩のコリにつながり、頭痛、腰痛、めまいなどを引き起こすこともあります。

マウスピースで保護したり、かみ合わせの調整、ストレス解消の工夫も

こうして全身の不調を招きかねないのですから、「たかが歯ぎしりくらいで」と軽く考えることはできません。もし、家族や友人から歯ぎしりを指摘されたら、放置しないで歯科、あるいは口腔外科を受診し、相談してください。

よく行われる治療は、マウスピースを使った「スプリント療法」です。プラスチック製のマウスピースを上下どちらかの歯並びに合わせてつくり、夜寝るときに装着します。こうして歯が強くこすれ合うのを防いで保護します。マウスピースは健康保険でつくることができます。歯のかみ合わせが悪い場合は、かみ合わせを整える治療が必要です。

精神的ストレスや緊張が原因と考えられる場合は、できるだけストレスの原因を取り除き、十分に休養をとって、心身の疲れを解消するようにしましょう。趣味やスポーツを楽しむなど、気分転換を図るのも一つの方法です。ケースによっては、心療内科を受診する必要もあります。

なお、一人暮らしなどの場合、歯ぎしりを指摘される機会がなく、なかなか歯ぎしりに気づかないこともあるでしょう。朝起きた時に「歯が浮いた感じがする」「顎がだるい」といった症状があったら、歯ぎしりによるものかもしれません。一度、歯科医を受診したほうがよいでしょう。

※この記事は2011年6月に配信された記事です



ヤセる秘訣は睡眠の質にある!? 寝るだけダイエットのやり方

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

眠りの浅い人、睡眠時間が短い人は、それだけで太りやすい生活習慣と言えます。眠りの質はダイエットにも大きく影響。寝るだけダイエットのコツをご紹介します。

しっかり眠るだけでストレスによるドカ食いも予防

毎日の睡眠、しっかりとれていますか? 睡眠はホルモンの分泌や自律神経のバランスに大きく関わっているため、食欲や基礎代謝にも影響があります。睡眠時間が短いと太ることは医学的にも証明されているのです。ただし、毎日6時間は寝ているという人も、睡眠の質が低くては意味がありません。時間はもちろん、質も見直す必要があります。
睡眠の質が向上すると、まず自律神経のバランスが整うことで、ストレスによりドカ食いが減ってきます。また夜に熟睡すると、朝から思い切り活動できるため、自然と1日の活動量が増えてカロリーを使えるように。よく動くことで夜には心地よい疲労感が生じ、ぐっすりと眠れる好循環につながります。

ヤセる秘訣は睡眠の質にある!? 寝るだけダイエットのやり方

ヤセホルモン=成長ホルモンを出すことがカギ

質の良い睡眠でヤセるコツは、代謝促進や筋肉の活性化を促す「ヤセホルモン=成長ホルモン」の分泌がカギに。成長ホルモンは疲れをリセットし、脂肪燃焼のサポートに働くホルモンです。寝入りばなの3時間に最も多く分泌されるので、スムーズな入眠が重要に。おすすめは、寝る前の複式呼吸です。これからご紹介するお腹をヘコませる呼吸をすることで、自律神経がリラックスモードになり、その後の眠りが深くなります。同時にインナーマッスルを刺激するので、下腹を引き締める効果も期待できます。

<お腹ヘコませ呼吸のやり方>

毎日の習慣にすれば、寝ながらヤセる体に! 立って行ってもOKです。

1)仰向けに寝てお腹をふくらませる

ベッドに仰向けに寝たら、足を肩幅くらいに開き、へその下のあたりに両手を置く。鼻からゆっくり息を吸い、下腹を中心にお腹をふくらませる。ここで腰が浮かないように注意を。

2)口から息を吐きお腹をヘコませる

お腹を限界までふくらませたら、今度は口から少しずつ息を吐く。息を吐き切って、下腹をできるだけヘコませる。これを5~10回ほどくり返して。

正しく寝るだけで毎日300kcalが消費され、1カ月強で1kgヤセることができると言われるので、寝る前の腹式呼吸をぜひ続けてみて。
また、スムーズに入眠できるように、シーツやパジャマを好きな質感のものにしたり、眠る2時間前からはブルーライトを発光するスマホやPCを見ないようにするなども、睡眠の質を向上させるためにおすすめです。

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甘い物が虫歯になりやすいのは本当?虫歯予防で大事なこと

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【お話を伺った人】河野 正清先生

河野歯科医院院長

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(編集・制作 (株)法研

甘いものだけが悪者じゃない。今日からできるセルフケア。将来、虫歯や歯周病に悩まされないために、その原因を知って予防のオーラルケアに励みましょう。

口内が酸性になると、虫歯の危険信号!

虫歯や歯周病にかかると、痛みや苦痛に加えて、病院に通う手間や費用なども大変です。正しい歯の磨き方など、事前にケアの方法を知っておき、毎日こまめに実践して予防したいものです。

甘い物が虫歯になりやすいのは本当?虫歯予防で大事なこと

まず、意外に知られていない虫歯の原因からお話ししましょう。

虫歯ができる原因には、口内のPH値が大きくかかわっています。本来、口内は唾液の働きによってPHは中性に保たれているものですが、モノを食べると食物中に含まれる炭水化物が細菌によって分解され、酸性に傾いていきます。そのため、プラーク(歯垢)も酸性となり、歯の表面のエナメル質からカルシウムイオンやリン酸イオンなどの基本物質が溶け出していき、虫歯になってしまうのです。

口の中に入る食物や飲み物は、すべて虫歯菌のエサとなり、PH値を下げるのですが、とりわけ値を低下させるのが砂糖を多く含むもの。だから「甘いものを食べると虫歯になる」と一般にいわれているのです。

いっぽう「甘いものはそんなに食べないから大丈夫」という人にも思わぬ落とし穴が。それは、日頃口にするドリンク類。缶コーヒーやジュース、スポーツドリンク、栄養ドリンクにも糖分が含まれているので注意が必要です。

虫歯を防ぐのに大きな役割を果たしているのが唾液。唾液は虫歯や歯周病の原因菌を胃に流すだけでなく、飲食によって酸性に傾いた口内を中性に戻す作用を持っています。飲食をして一定時間がたつと、唾液の働きにより口内は中性になり、溶け出した歯は再石灰化によって元の状態に戻ります。

しかし唾液の働きも、食事の間にダラダラお菓子などを食べていると台無しになってしまいます。虫歯のリスクを減らすためにも、間食はひかえめにしましょう。

“4面磨き”が効果的

歯磨きは「食後すぐ」行うのが効果的といわれてきました。しかし実際には、1日1回“歯の4面をきちんと磨く”方が効果があるとされています。

磨くタイミングとして、重要なのは就寝前。就寝中は唾液の分泌量が減るので、その前に細菌の量を減らしておかないと、高いレベルで菌が繁殖してしまうのです。

そして朝起きたら、ご飯を食べて唾液で菌を洗い流し、歯磨きをして菌を減らす、これを習慣にしましょう。

磨くときはゴシゴシ強くこすったり、強力な研磨材入りのものを使うのを避けること。歯にも歯ぐきにも悪い影響を与えます。歯ブラシを鉛筆を持つようにして、ソフトなタッチでブラッシングするように磨くといいでしょう。また、年齢とともに歯周病のリスクも高まります。ときにはフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間や歯と歯ぐきのすきまを掃除しましょう。

フッ化物とキシリトールの効果

市販の歯磨き粉にも含まれているフッ化物。フッ化物には再石灰化の促進やエナメル質の耐酸性を向上させる作用があります。フッ化物は低濃度のものを毎日使用するのが効果的で、虫歯の発生率を50%にするといわれています。虫歯予防のためには、フッ化物配合の歯磨き粉などを使うといいでしょう。

また、ガムなどに含まれ、一般に知られるようになってきたキシリトールは、虫歯菌が代謝できない甘味料で、菌の育成を阻害して再石灰化を促進します。ガムを噛むという行為自体が、唾液の分泌をうながすものでもあるので、意識してキシリトール入りのものを選んでみるのもいいでしょう。

もうひとつ、オーラルケアにとって大切なのは、かかりつけの歯科医を持つこと。歯科医では、歯のクリーニングはもちろん、その人の口腔内の写真を撮って、虫歯や歯周病のリスクを判断し、それを未然に防ぐための治療や指導を行ってくれます。信頼できる病院を見つけて、定期的にチェックに通いたいものです。

(「へるすあっぷ21」、法研より)

※この記事は2006年3月に配信された記事です

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睡眠中の”よだれ”に潜む意外な健康リスク

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

朝、起きたとき枕や口のまわりに、よだれのあとがついていることはありませんか? いつもついている場合は、ちょっと注意が必要。よだれの健康リスクについてご紹介します。

よだれは睡眠中に口呼吸をしているサイン

寝ている時によだれがたれてしまったという経験は誰しもありますが、起きたらいつもよだれが出ている…という人は、注意が必要です。よだれは、睡眠時に口から唾液がこぼれて出るもの。寝ている時に口が開いているため、よだれがでてしまうのです。この場合、口呼吸になっている人がほとんどで、それによりさまざまな健康リスクが起こります。

睡眠中の"よだれ"に潜む意外な健康リスク

よだれに潜む意外な健康リスク

○ 虫歯

よだれの大きな原因が「口呼吸」。睡眠時に口が開いていることで、唾液が排出されてしまうのです。ここで気になるリスクが「虫歯」。口の中は唾液で潤されることで、口内の細菌バランスをキープし、虫歯を防いでいます。しかし口呼吸をすると、口の中が乾くため、細菌のバランスが崩れます。そのため、よだれが多い人は虫歯になるリスクが高まることに。

○ 口臭

口呼吸で口の中がドライになる影響は、虫歯だけではありません。雑菌が繁殖しやすくなるために、口臭が強くなる傾向があります。

○ 風邪

よだれがでる人は、睡眠中に口が開いています。長時間口が開いているためにウイルスや細菌が入り込みやすく、風邪をひきやすくなります。また喉に炎症が起こりやすくなるので、喉の痛みを感じる人も。

○ 睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」とは、寝ている間、ひんぱんに呼吸が止まる症状のこと。呼吸が10秒以上、止まってしまうと「無呼吸」とされます。この無呼吸が、一晩で30回以上、または1時間に5回以上起きると、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。睡眠が浅くなることで、日中のパフォーマンスが低下するだけでなく、突然死の可能性も。原因は肥満、口呼吸、鼻炎、あごの筋力の低下などが複合的に関係しているとされます。そして、よだれは、睡眠時無呼吸症候群をしているサインのひとつ。もしかして? と思う人は、内科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。

あごの力を鍛えて口呼吸を改善

よだれがたれる大きな原因は、睡眠時の口呼吸にあります。口が開いてしまうのは「鼻炎で鼻がつまっている」、「枕の高さが合っていない」、「あごの力が弱い」などの要因から。鼻炎は治療をして改善を。枕は高すぎて気道がせまくなっている可能性があるので、低くするなどで調整しましょう。またあごの力は、日頃から硬いものを意識的に食べたり、食事で一口30回を目安に噛む回数を増やすことで強化できます。ガムを噛むなども効果的。日中も、鼻呼吸ができているかを意識してチェックしましょう。睡眠中の鼻呼吸をサポートする、口を閉じるテープや、鼻腔を広げて鼻呼吸をしやすくするアイテムなどがドラッグストアで販売されているので活用してみて。

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忙しい人に知ってほしい、質の高い睡眠をとるための快眠10か条

【お話を伺った人】内村 直尚先生

久留米大学医学部精神神経科助教授 久留米大学医学部精神神経科で1981年より日本最初の睡眠障害専門外来を開設し、現在、そのチーフとして心療や研究に従事している。現在の主な研究内容としては、不眠と生…

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(編集・制作 (株)法研

午後10時から午前3時は睡眠のゴールデンタイム。睡眠時間が短いと生活習慣病のリスクが高まります。ライフスタイルに合わせて質の高い睡眠をとる工夫を。

睡眠不足は仕事の作業能率を下げる

ある調査による日本人の平均睡眠時間は7時間22分。これは、世界的にみても短い時間です。アメリカの実験によると、6時間睡眠を2週間続けた場合、作業能率は一晩徹夜したのと同じくらい低下することが明らかになっています。

また、1日の睡眠時間が5時間を切ると、脳・心臓疾患の発症を高めるとされ、新しい労災認定基準では、残業時間が月に100時間、2~6カ月で平均80時間以上の場合には、業務と脳・心臓疾患の関連性が高いと判断されることになっています。

今や日本人の4人に1人は睡眠不足に悩んでいるといわれています。そして睡眠不足は、高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中、うつ病などの病気になる危険性を高めます。これらの生活習慣病と睡眠不足は、同じ健康問題としてとらえるべきなのです。

眠れない人が増える夏。暑さだけではなく生活習慣にも原因が (概要 50文字以内) 夏は寝つけない、眠れない、途中で起きてしまうなどの不眠になりがち。暑さだけでなく夏の生活習慣にも注意

睡眠時間は人それぞれ、昼間の充足感が鍵

人間には体温のリズムがあり、それに沿って生活するためには、夜中の12時までに寝て、朝7~8時に起きるのが理想的です。ただし、ライフスタイルの多様な現代人のなかには、昼夜逆転している人も多いはずです。

夜型であっても、日中、仕事がしっかりできる人は無理して朝型に変える必要はありません。ただ、“睡眠の質”という点からいえば、午後10時から午前3時までの時間帯が睡眠の“ゴールデンタイム”です。夜型の人でも午前3時までには寝るようにして、それが難しい場合は、睡眠時間を長めにとるようにしましょう。

働く世代の快眠のための10か条

質の高い睡眠を確保するために、これだけは覚えておきましょう。

(1) 充分かつ快適な睡眠で仕事のやる気と効率がアップ

疲労回復やストレス解消になり、翌日の仕事の能率を上げます。

(2) 睡眠時間は人それぞれ。日中の充足感が睡眠のバロメーター

昼間に眠気がなく、気力の充実した状態で仕事がこなせるときの睡眠時間を基準にしましょう。

(3) 朝……目覚めとともに体内時計がスタート。快眠の秘訣は起床時間にあり

毎朝、決まった時間に目覚め、しっかり日光を浴びると、14~16時間後に眠くなります。休日の寝だめは2時間以内にしましょう。

(4) 昼……わずかな昼寝が、午後の仕事効率を高める

15分程度の昼寝は午後の眠気を減らし、仕事の効率をアップさせます。

(5) 夜……快適な眠りは自らの工夫で創り出す

就寝前のコーヒー、紅茶、緑茶などからのカフェイン摂取、喫煙は寝つきを悪くし、睡眠の質を低下させます。睡眠薬代わりの寝酒も厳禁です。

(6) 寝る前……自分なりのリラックス法を見つける

ぬるめの湯の入浴、軽い読書や音楽、香り、ゆったりしたストレッチなど、自分に合った方法をみつけましょう。

(7) 寝室……眠りやすい室内環境も大切

騒音は40フォン以下(図書館程度)、照明は30ルクス以下(月明かり程度)、温度は20℃前後、湿度は50%くらいが快眠の条件です。寝室は睡眠以外に使わないようにしましょう。

(8) 眠れないときの対処……眠りは追いかけると逃げていく

床に入っても30分以上眠れないときは、いったん床を離れましょう。睡眠が浅いときは、逆に遅寝・早起きを試みましょう。

(9) それでも眠れない場合は……早めに医師に相談を

睡眠障害は「心や体の病気」のサインであることも。寝つけない日が続く、熟睡感がない、朝起きられない、十分眠っても日中の眠気が強いときなどは、早めに医師に相談をしましょう。

(10) 交代勤務の工夫……上手な休息と、睡眠時間の確保が大切

夜勤明けで日が昇ってから帰宅するときは、サングラスなどで強い光を避けましょう。また帰宅後は、家族の協力を得て、快適な睡眠環境を整えましょう。

(「へるすあっぷ21」、法研より)

※この記事は2006年4月に配信された記事です

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放置するとダニ・カビの温床に…寝具のお手入れ方法

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【お話を伺った人】正木 拓朗先生

マサキ小児科アレルギー科院長・医学博士 昭和50年東京慈恵会医科大学卒業、同小児科教室に入局し、小児アレルギーの診療と研究を行う。平成10年1月より東京都練馬区でマサキ小児科アレルギー科を開業し現…

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(編集・制作 (株)法研

汗を吸い込んだふとんは、カビやダニの温床になっています!寝具のカビやダニによってアレルギーになることも。清潔に保つ手入れのしかたを知っておきましょう。

ふとんには、カビやダニの栄養がたっぷり!

忙しい毎日を送っていると、ふとん干しなどの手入れが、つい後回しになってしまいがち。
でも、気をつけて! 日ごろ使用しているふとんには、室内を漂うほこりやカビの胞子、ダニ・ダニのフン、花粉などのハウスダストが付着しています。これらはアレルギーを誘発し、気管支喘息やアトピー性皮膚炎を発症させたり、悪化させたりします。

しかも、私達が睡眠中にかく汗は約200ccともいわれますが、汗は寝具に吸収されて、カビやダニの好む環境を作ります。さらに人の体からはがれ落ちる皮膚、フケなども、カビやダニの絶好の栄養分に! 寝具を清潔に保つことは、健康な毎日をおくるためには、重要なポイントなのです。

放置するとダニ・カビの温床に…寝具のお手入れ方法

ダニ・カビ対策にはそうじ機を活用!

では、カビやダニをシャットアウトするには、どうしたらいいのでしょうか。
最近では、ふとんにダニを出入りさせないように、繊維の目を細かくしたふとんカバーや、静電気をおさえてほこりがたまらないよう加工したテトロンを用いたふとんが市販されています。アレルギーで悩んでいる人は、こうしたものを活用するのもひとつの手ですが、基本はふとんや枕などの寝具にかけたカバーをこまめに洗うことと寝具を天日に干すことです。

寝具は人体から出る水分で約80%の湿度を持つこともありますが、天日に干すと、40~50%に下げることができます。晴れた日の午前10時以降に寝具を干し、午後3時くらいまでに取り込むようにします。また、干すだけでなく、ふとんをたたいてほこりを出すといいでしょう。
ただし、ダニは天日干しだけでは完全に死滅しません。ふとんを取り込む際は、寝具に掃除機をていねいにかけるようにしましょう。掃除機をかけると、ダニ、カビだけでなく、花粉なども除去できます。

寝具を天日干しできない人は、乾燥機を使っても効果がありますが、乾燥後にやはり掃除機をかけましょう。さらに、定期的にクリーニングに出してふとんの丸洗いをしてもらったり、あるいはふとん綿を打ち直してもらうといったことも効果的です。

収納のし方にもひと工夫を

寝具を洗ったり、天日干しにすること以外に注意していただきたいことがあります。それは寝具の収納の仕方です。
押し入れは、低温多湿で結露しやすい場所。北向きの部屋の押し入れにふとんを長く入れる、ビニールの袋に入れて収納する、などは避けましょう。
また収納するときは、なるべく詰め込みすぎないことが重要です。そして、夏にも冬用のふとんを取り出して乾燥させるなど、ダニやカビの繁殖をおさえる工夫をしましょう。たまに押し入れの扉を開けて、除湿器の乾いた風を送り込むのも、内部の湿度を下げるうえで効果的です。

使用している寝具が原因でアレルギーに……そんなことが起こっては、リラックスするはずの睡眠タイムが台なし! ふとんに掃除機をかけるのは、初めは抵抗があるかもしれませんが、ダニ、カビとりには有効な手段。ふとん干しのときには、習慣にしたいものですね。

※この記事は2006年9月に配信された記事です

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