現代人にデトックスが必要な訳|簡単にできて本格的!デトックスのやり方

【お話を伺った人】大森 隆史先生

銀座サンエスペロ大森クリニック院長 1954 年大分県生まれ。79 年九州大学工学部大学院合成化学専攻修士課程終了。石油会社勤務後、医師を志し 83 年九州大学医学部入学。89 年同大学卒業。福岡…

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(編集・制作 (株)法研

(「すこやかファミリー」、法研より)

体のなかからきれいになるには引き算の健康法が効果的! 朝晩コップ1杯の水、毎日の食事の工夫、呼吸法、入浴法など、家庭で気軽にできるデトックスを紹介します。

デトックスは引き算の健康法

これから旬を迎えるふきのとう、ふき、つくし、たらの芽、たけのこなど、アクがあってちょっと苦い春の恵みは、冬にたまった毒素を出してくれるといわれています。冬は一般に活動量も落ちて汗もかきにくいため、毒素や脂肪を体にためこみがち。日本人は昔から、意識せずに自然と「デトックス」をしていたのですね。
ここ数年、本当によく耳にする「デトックス」ですが、知っているようで実はよくわからないことも多いのでは?

デトックスはdetoxification(体内の有毒物質を毒性の低いものにするという意味)から生まれた造語です。体内の有毒物質というと特別なことのようですが、現代社会では環境汚染、食品添加物、残留農薬などによって、私たちの体は知らないうちに毒素をためこんでいます。そしてこの体内の毒素が、生活習慣病やがん、アレルギー、便秘、冷え性、肩こりといった、さまざまな病気や症状にかかわっていると考えられています。さらに毒素がたまった体では、せっかく体によいものをとり入れてもうまく働きません。

もともと人間には有毒物質を解毒する機能が備わっていますが、現代の生活では解毒能力を超える毒素を取り込んでしまうため、入ってしまった毒素を出すことが大切。そこでデトックスなのです。デトックスは、体内にたまった毒素を排出することで健康になろうという「引き算」の健康法なのです。

現代人にデトックスが必要な訳|簡単にできて本格的!デトックスのやり方

体内にたまった“毒素”とは?

体内に入り込む毒素には、大きく有害ミネラル(水銀、鉛、ヒ素、カドミウムなど)と有害化学物質(ダイオキシン、PCBなど環境ホルモンといわれるもの)があります。中でも特に毒性の強い水銀は、汚染された魚介類や歯の詰めものなどに含まれ、体内にたまると腎臓や肝臓障害をはじめ、さまざまな健康障害を引き起こします。また、脂肪分解酵素に吸着して脂肪の燃焼を妨害。つまり水銀をデトックスすることで健康障害を防ぐだけでなく、皮下脂肪を燃やすダイエットにもなるということに。

病院で行う本格的なデトックスでは、有害ミネラルの過剰摂取がないか調べる「毛髪ミネラル検査」、腸内洗浄、デトックスサプリメントの処方、生活指導などを行いますが、デトックスは病院でしかできないものではありません。

生活の中でできるデトックス

ここで、家庭で簡単にできるデトックスを紹介しましょう。

●朝晩にコップ1杯の水を飲む

水はデトックスする上で最も基本となる要素で、排便、排尿、発汗に欠かせない。水道水には鉛や環境ホルモンの存在も確認されるため、ミネラルウォーターか逆浸透膜浄水器を通した水を、常温かそれ以上の温度で。ハーブティーもおすすめ。一気に飲むよりこまめに飲もう。

●デトックス効果の高い野菜を積極的に

有害ミネラルの75%は便から排出されるため、お通じをよくすることはとても重要。食物繊維を十分とり腸の善玉菌を増やす食生活を心がけ、よくかんで食べる(唾液には毒を分解したり殺菌したりする作用がある)。次にあげる食品にはデトックス効果があるので積極的に食べたい。

毒素を捕まえて出す:たまねぎ、れんこん、海藻、玄米、りんご、コリアンダーなど
毒素をくっつけて出す:ごぼう、こんにゃく、さといも、にら、ねぎ、たまねぎなど
肝臓の解毒作用を強化:たまねぎ、にら、にんにく、ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、大根など
活性酸素を抑える:みそ、しょうゆ、にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、ごまなど

●深呼吸で生体リズムを整え体内毒素に負けない体に

自律神経をきたえ、全身の生体リズムを整えるのに効果的。次の方法で深呼吸を。
(1)背中を伸ばしていすに腰掛け、口から息を吐ききる。
(2)鼻からゆっくり息を吸い込む。このとき首や肩に力を入れる(肩が上がる)。
(3)口から息を吐き出すと同時に一気に肩の力を抜く(肩が下がる)。

●半身浴やシャワー浴で汗を出す(ウォーキングにも同様の効果あり)

じっくり体を温め皮脂腺を開いて汗を出すと、毒素や脂肪分が排出されやすいため、ぬるめのお湯におなかのあたりまで20分ほどつかる半身浴がおすすめ。リンパ液の流れをよくして毒素の体外への排出を促すため、シャワーによるマッサージを併用しよう。リンパ管と静脈の交わる左の鎖骨から浴び、手、足とも体の先端から心臓に向かって当てる。入浴中や入浴後にリンパの流れに沿ってマッサージをするのも効果的。水分補給も忘れずに。

※この記事は2007年2月に配信された記事です



美肌やデトックスのために水は1日1.5ℓ必要 水の種類が美容を左右する?

【お話を伺った人】桐村里紗(きりむら・りさ)先生

内科医・認定産業医。栄養学や抗加齢医学の知識を活かし、執筆・講演を行う。著書に『「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)がある。旧姓・土井里紗名義の著書多数。『ドクタ…

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美容・健康にも不可欠な水は選び方が大切です。1日1.5リットルは飲み物として摂ることが必要な水はからだへの影響が大きいです。水を選ぶ際のポイントなどをご紹介します。

美肌やデトックスのために水は1日1.5ℓ必要 水の種類が美容を左右する?

老化とは水を失って枯れること

食事を摂らなくても数週間は生きられますが、水を摂らなければ数日で死んでしまいます。つまり水は、生きる基本。また、若さの根本でもあります。
生まれる前、胎児は羊水の中で水に浸かりながら成長します。生まれたての赤ちゃんは8割が水分。それが大人になるにしたがって、だんだんと体の水分量が減っていき、成人では6割程度、高齢者になると5割程度に減少します。
赤ちゃんのお肌がプルプルなのは、水分保持力が高いから。年齢とともに水分保持力が低下して、ガサガサ、シワシワになっていきます。年をとることを「枯れる」と言いますが、老化とはつまり、水を失って枯れることとも言えます。

からだの中での水の役割

ところで、それほど多く私たちの体内にある水分は、からだの中でどんな働きをしているのでしょうか。水のからだの中での役割は、
●必要な栄養素や酸素を運ぶ
●不要な老廃物を運び出す
●体温を調節する
●恒常性(ホメオスタシス)を維持する

などで、いずれも生命に不可欠なもの。水分不足はお肌がカサカサになるだけでなく、全身に大きな影響を及ぼすのです。
倦怠感や脱力感、様々なアレルギー症状や慢性的な痛みなどにも関連していることがわかっています。
また、多くの人は潜在的な脱水状態と言われています。水分を摂っているようでも、カフェイン入りの飲み物を摂ると逆に利尿作用で摂った以上の水分を体から追い出す恐れがあるからです。

飲み物として摂るべき水分は1日1.5リットル

では、1日にとるべき水分は? 私たちのからだからは、呼吸で400ml、発汗で600ml、排泄で1300ml程度と、1日にすると合計で約2.3リットルの水分がからだから出ていきます。
一方、プラスされる水分は、食事から摂る水分が600ml、代謝で産生される水分200mlの合計800ml程度。残りの1.5リットルは飲み物として摂る必要があるのです。
活動量が多い時や、汗をかく季節、熱がある時などはこれ以上の水分が必要になります。
この場合、もちろん、カフェインや糖分などの入っていない水分のことです。
カフェインは尿と一緒にビタミンB群やCなどの水溶性のビタミンやミネラル類も同時に排泄し、砂糖やブドウ糖などの糖質は、代謝の為にビタミンB1やミネラルを消費します。

毎日飲む水が体内環境を左右する

水はからだの半分以上を占めるため、毎日飲む水は体内環境を左右します。自分に合う水を選んで、それを飲み続けることが大切です。
一口に水と言ってもたくさんの種類があり、味も成分も違います。自分に合う水かどうかは、しばらく飲み続けてみて、体調がいいかなどチェックする必要があります。また、味の好みもあるでしょう。

例えばカルシウムやマグネシウムといったミネラル分の多い「硬水」は、ミネラルによるコクのある味が特徴で、肉料理との相性が抜群です。また、マグネシウムは便秘解消に効果的で、女性にうれしいデトックス効果が期待できます。
日本の土壌にはミネラルが比較的少ないため、一般的な水は硬水に比べてミネラル分の少ない「軟水」になりますが、「ナチュラルミネラルウォーター」「ミネラルウォーター」と表示されたものには微量のミネラル成分が含まれています。軟水は和食と相性が良く、出汁の抽出やお茶の香りも引き出しやすいのが特徴です。
また、炭酸水は、胃の血流を活発にして、胃酸の分泌を助けますから、食欲を増して消化を助けます。

水の体への影響を考えると、採水地も重要です。山が多い日本は、地層の天然ろ過装置でろ過された天然水が多く採れます。採水地は環境汚染のないキレイな土地を選び、なるべく地下深くから採水したものが安全です。ぜひ、ひと手間かけてホームページをチェックしてみましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

【参考】
『「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)

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ビヨンセも認めた!スイカジュースで脚のむくみが解消される?

日本でも大ブームを起こしたココナッツウォーター。アメリカで“ネクストココナッツウオーター”として、今注目されているのが、スイカジュースです。

あのビヨンセがスイカジュースの会社に出資

もともと夏になると、LAでもよく飲まれているスイカジュース。それがなぜ、これほどまでに注目されているか。その理由は、あのビヨンセがスイカジュースの会社「WTRMLN WTR」に出資したから。
ビヨンセといえば、夫婦の総資産は1000億円以上。誰もが認めるセレブ中のセレブ。今年4月に発売した自身のスポーツウエアブランド「IVY Park」も大人気と絶好調です。しかし、今までに手がけたビジネスは2つだけとお金に関しては超慎重派としても有名。そのビヨンセが「ついに動いた!」と、経済誌でも大きく報道されました。ちなみに「WTRMLN WTR」は、ビヨンセから出資を受けるまで2年以上もかかったとか。

マドンナが、ココナッツウォーターの「Vita coco」に投資して、一躍その販売路線が拡大したように、スイカジュースも同じ道をたどるのではと、注目されています。もともと、Whole Foods Marketだけで販売されていたこのジュースも、ビヨンセのツアーでも売られたりするなどして、知名度を飛躍的に伸ばし、今ではいたるところで目にするほど。ボトルデザインがかわいいのも手伝って、有名モデルをはじめ、ヘルシーコンシャスな人々の間では、このスイカジュースを片手にセルフィーする写真が、ぞくぞくSNSにアップされています。

スイカジュース

むくみに効果があり、ビタミンCの補給にも

ビヨンセが出資するスイカジュースは100%スイカ果汁。電解質、シトルリン、ビタミンCを含み、スポーツ時の水分補給にぴったり。シトルリンはむくみ防止作用もあるので、エアコンの夏冷えで足がパンパン、という人にもぴったり。

気になる味は、「まさにスイカ!」なのですが、スイカは水分が多いので他のフルーツジュースと比べ、スポーツドリンクとジュースの間のような感じ。口に甘さが残ることなくスッキリ飲めます。このスイカジュース、日本で発売される日も近いかもしれません!

(小山陽子 LA在住 健康&美容エディター)

監修:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

●こちらも参考に!

スイカの成分と美容効果
スイカには、女性に嬉しい成分がたっぷり含まれています。

<β-カロテン>
スイカにはには、ビタミンAの作用をするというβ-カロテンが豊富です。活性酸素から体を守る抗酸化作用や、免疫を増強する働きがあります。

<リコピン>
リコピンが豊富に含まれている食材といえばトマトが思い浮かぶ方が多いかと思いますが、実はスイカの方がリコピンの成分が多い事が分かっています。
美白効果やダイエット効果、抗酸化作用、血糖値を下げるなど、動脈硬化の予防にもつながるそうです。

<システイン>
システインはシミやそばかすを予防・解消してくれる成分で、紫外線でダメージを受けた肌の細胞を蘇らせてくれる作用があるといわれています。

<シトルリン>
スイカに多く含まれるアミノ酸の一種でスーパーアミノ酸とも言われる「シトルリン」には、冷えやむくみなどの改善、肌の保湿効果、ホルモンの分泌を促す、筋肉の増強や疲労回復、体内の老廃物であるアンモニアの解毒=デトックス作用、さらに抗酸化作用により、活性酸素を除去し体のアンチエイジングに働きかける作用があります。
シトルリン – からだにいいコトバ事典

むくみをとる!スイカエキスダイエット
スイカエキスダイエットの方法と効果

むくみを取りたいあなたにおすすめ!

夏を代表する果物スイカにダイエット&デトックス効果があるなんて知ってた?くつくつ煮詰めて、スイカのパワーを凝縮させたエキスを1日2回飲むだけで、体に溜まった毒素をどんどん排出してくれちゃう。顔や首、二の腕や脚のきになるむくみを即効ですっきりさせてくれる「魔法のスイカエキス」を紹介しちゃいます!

体に毒素がたまるとやせにくい体質になる


最近、ダイエットを行う人たちの間で、「体の毒出しをしよう!」ということが盛んにいわれています。ここでいう毒というのは、私たちの体の中にたまった老廃物や害のある成分のことをさします。
体内に毒素がたまると、エネルギーの代謝機能が落ちて太りやすくなるばかりか、さまざまな不快症状を招くことになります。たとえば、なんとなく体がだるい、冷える、よく眠れない、頭が痛い……など。どれもちょっとした症状かもしれませんが、体全体の機能としてみると、じつは深刻です。

なかでも、体がむくむうえに、太りやすくなったというかたは要注意。腎臓の機能が低下している可能性があります。
では、体内の毒出し機能をアップさせてやせやすい体質になるには、どうしたらよいのか? そこで今回、皆さんにご紹介したいのが、【スイカエキス】です。
というのも、スイカには、アンモニアを尿素に変換させるのを促す成分「シトルリン」が含まれているからです。しかも、このシトルリンには、体内でアミノ酸の一種であるアルギニンに変化したのち、一酸化窒素を生成して、血管を拡張させる働きもあります。
血管が広がると、動脈硬化などの生活習慣病が防げるのはもちろん、血行がよくなって腎臓にも大量の血液が流れますから、尿素をはじめとする老廃物の濾過がさらにスムーズになります。

高濃度カテキンが脂肪を分解して燃焼させる

スイカの有効成分は、これだけではありません。スイカは、活性酸素を除去して生活習慣病やガン、老化を予防する抗酸化物質・リコピンやタンニン(高濃度カテキン)を多く持っています。
タンニンには、うれしいダイエット効果もあります。炭水化物を過剰に摂取すると、エネルギーとして消費されずに中性脂肪になって、皮下脂肪や内臓脂肪として体にため込まれていきます。タンニンは、この体脂肪を盛んに分解・燃焼してくれる働きがあるのです。こうした働きを持つ成分は、なかなかありませんので、とても貴重といえます。


このほか、スイカには、腸の働きを活性化させる食物繊維も豊富。便秘で腸内に便が滞ると、尿と同様、体内に毒素がたまってしまいますから、スイカはここでも毒出しに一役買っているといえるでしょう。また、カリウムも多く含まれているので、利尿作用が高く、むくみの改善にも効果的です。
スイカが持つ多彩な成分は、体内で総合的に働き、それが相乗効果となって、内臓の働きや代謝機能を全体的に高めてくれます。とはいえ、スイカをそのままでたくさん食べたのでは、体を冷やす心配もあります。その点、スイカのエキスなら有効成分がぎゅっと凝縮されていますから、少量でも十分効果を得ることができます。


スイカエキスの作り方

1週間分まとめ作りでらくちん!

★材料(約1週間分
スイカ2kg(大玉のもので1/4個)

種をとる

手に持ちやすい大きさにスイカを切り分け、種をとり除く


すりおろす
おろし器でスイカの赤い実の部分をすりおろす(すりおろすのがめんどうな人は、ミキサーを使ってもよい)


煮る
すりおろしたスイカを鍋に入れ、弱火から中火で30〜40分ほど煮詰める。オレンジ色のアクが出てもとらないこと。焦げつきや吹きこぼれに注意して、よくかきまぜる


火からおろす
写真のようにとろみが出てきたら完成!鍋を火からおろす


保存する
あら熱がとれたら密閉瓶(できれば、熱湯消毒した耐熱用保存瓶)に移して冷蔵庫に置く。保存の期限は1週間以内

★飲み方

基本は、1日に50ml(目安はおちょこ1杯分)を2回飲む。とる時間はいつでもOK。甘さが気になる人は、水やお湯で薄めてもよい。ヨーグルトに加えて食べたり、料理の甘味つけに使ったりと使い方は自由自在。なお、エキスをとる際は、水やスイカのお茶など、水分を多くとると体の水はけがいっそうよくなる。
ダイエット-むくみをとる!スイカエキスダイエット

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夏はシャワーだけだと太る? お風呂にアレを入れて代謝をUP!

暑い時期ほど湯船につかって、手作り薬湯で血流&代謝アップ!
暑いからとシャワーで済ませていると代謝が低下。発汗などで血液がドロドロになる夏こそ入浴で血流アップを。

夏こそ手作り薬湯で血流と代謝をアップ

血流と代謝が低下する夏は、シャワーより入浴がおすすめ

夏になると、ついシャワーで済ませてしまうという人も多いのではないでしょうか。でも、お風呂タイムに汗や汚れを流すだけというのはもったいない。湯船につかることで、美肌やデトックス、代謝アップ効果が期待できるのです。
特に暑い時期は汗をたくさんかいて水分不足になったり、体を動かすことが減るために、血流が低下し、代謝も低下しがちになります。お風呂で全身を温めると血行がよくなり、腎機能が活発になって、代謝もアップも期待できるのです。

入浴剤入りのお風呂はさらに効果アップ

でも暑いのにお風呂なんて……という人は、何も入れない白湯ではなく、入浴剤を入れたお風呂がおすすめです。医療の世界では『病人は一番風呂に入るな』と言われていますが、これは水道水に含まれる塩素の刺激が強いため。特に夏場は、紫外線でダメージを受けた肌に塩素の刺激はストレスになります。
刺激緩和のためにも、お風呂のお湯には入浴剤を混ぜた方がベター。また、入浴剤を入れた湯の方が皮膚温度が上がり、血流が増加するので、比較的短時間でも温浴効果が得られます。

目的別・身近な材料で作る「手作り薬湯」

市販の入浴剤を楽しむのもよいのですが、菖蒲湯、ゆず湯、りんご湯など、昔から身近にあるものをお風呂に入れてきたのが日本人。その日の体調や気分で材料を選んでお風呂に入れる「手作り薬湯」なら、自分のほしい効果が得られます。
下記でご紹介する材料をそのまま入れるほか、わかめやレモン、アロエなどをホワイトリカーに漬けて3日程度置いた「リカー漬け」も、入浴剤として効果的です。

■酢

においが苦手な人は、りんご酢などでもOK。毛穴を引き締め、体臭や水虫にも効果的なので夏にぴったり。残り湯で髪を洗うと、リンス効果でサラサラになります。1回につき100~200mlを入れます。

■重曹
おそうじにも大人気の重曹は、入浴にも活躍。そのまま大さじ5杯程度を入れます。実は重曹は市販入浴剤の主成分。温泉のナトリウム炭酸泉と同様の効果が得られます。また、毛穴の皮脂汚れも取り除くので、汗をかく夏にぴったり。

夏こそ手作り薬湯で血流と代謝をアップ

■コーヒー
インスタントでも、抽出済みのコーヒーの粉でも、深い香りでリラックスが得られます。コーヒーにはアンチエイジングに役立つ抗酸化作用もあるといわれています。1回につきインスタントコーヒーなら大さじ3~5杯を、抽出済みの粉なら市販のダシ袋に入れて。

■日本酒
肌すべすべ効果が期待される日本酒。乾燥しにくい肌になります。合成酒でないものを使用した方がベター。1回につき400~600mlを入れます。

夏こそ手作り薬湯で血流と代謝をアップ

■ワイン
皮膚の汚れを落とし、毛穴をきゅっと引き締めてくれます。ぶどうの香りでリラックスも。1回につき200~500mlを入れます。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

【お話を伺った人】
監修 西田元彦(にしだ もとひこ)先生

西田メディカルクリニック理事長。内科、消化器科の専門医であり、積極的に漢方や東洋医学、代替医療を治療に取り入れている。

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朝だけ断食で便秘を解消させる!モチリンのすごいデトックス効果

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体が活発に動き始める春。でも、むくみや肌荒れ、便秘、冷えなど、ちょっとした不調に悩まされていませんか?
これは、新陳代謝が悪くなる冬の間にためこんだ脂肪や毒素が悪さをするせい。そこでおすすめなのが「毒出し」。これで、春の体のお悩みにさよならできるんです。

朝のプチ断食で一石三鳥

毒出しといっても難しそう……と思う人もいることでしょう。鍼灸師で薬剤師の平地治美さんは、「1日2食にするだけで効果はてきめん」だと言います。

現代栄養学では、「1日3食」が基本といわれていますが、日本人が1日3食になったのは、明治時代からといわれています。朝食を食べずにせっせと農作業をこなしていた時代の方が長いので、日本人には朝食抜きの方が体に適しているのだとか。

前日の夕飯から時間がたっているのに、食べ物が入ってこない! この緊急事態に、体は眠っていた機能を発揮。生命を維持するために、体内に潜んでいた毒素や老廃物を一斉に出そうとするというわけです。

本来、朝はしっかりと便や尿の老廃物を出す時間。朝食を抜いて朝のプチ断食を行えば、毎朝の排便が習慣になる、ちょっとの空腹のおかげで午前の仕事がはかどる、朝食の時間がなくなりゆとりの時間ができるなどの効果が望めます。

空腹時に分泌される「モチリン」が毒出しの強い味方

そもそも食べ過ぎは、肥満だけでなく冷えの原因になるとされています。食べ物を消化するとき、胃腸を働かせるために体中の血液が集められます。その間、全身に十分な血液が行き渡らず、体のあちこちが冷えてしまうのです。

暴飲暴食だけでなく、間食やダラダラ食べも要注意。胃腸がフル稼働する時間が長くなればなるほど、体はどんどん冷えていきます。暴飲暴食やダラダラ食べによって胃は傷ついています。この傷を修復するのが胃に何も入っていない夜の就寝タイム。胃をきれいに修復するために、寝る3~4時間前には食事は終えましょう。

寝ている間に胃が修復されると、排泄物は腸に押し出されていきます。そして、朝食をとらずに空腹状態にすると、モチリンという消化管ホルモンが分泌するとされています。モチリンは、腸の動きを活発にして排便を促してくれる頼れる味方。
毎朝、モチリンを分泌させて、きちんとお通じが来れば、体の毒素が排出されることが期待できます。それによって血流がよくなり体も温まる効果が望める訳です。

いきなり朝食を抜くのは大変だという人は、少しずつ量を減らしましょう。物足りないときは、白湯や具のないおみそ汁を飲むと体が温まります。また水分を少し入れることで、より排泄を促す効果もあります。

1日2食でたまった毒を出して、スッキリした体で春を満喫しましょう!

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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毎日のむくみ解消が美脚への近道-寝る前のストレッチでデトックス

【お話を伺った人】内藤未映(ないとう・みえい)さん

ベリーダンサー・インストラクター・舞踏家。都内数ヶ所で講師を務めるベリーダンス教室はどれも人気。著書に『“30秒で即効”爽快美脚』(イースト・プレス)などがある。

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毎日リセットして老廃物をためないことが、美脚への近道

「いくら筋肉を鍛えても、老廃物がたまったままでは効果が出ません」と、ベリーダンサーで美脚のプロ、内藤未映さん。
ほどよく筋肉がついた内藤さんのカモシカ脚も、むくみケアをせずにそのままにしておくと1~2週間で確実に太くなるのだそう。
「1日の老廃物がたまっている夜は、必ずエクサを行ってリセットするのが、美脚への近道です。むくみが解消するだけでなく、全身の血流もよくなるので、疲れやだるさがとれてぐっすり眠れますよ。交感神経が高まりすぎると安眠できなくなるので、神経を興奮させない軽めのエクササイズがおすすめです」
エクサをしたらすぐ眠れるよう、パジャマを着てベッドの中でどうぞ。

むくみ解消と引き締めが同時にできる「さそりのポーズ」

まずは脚からお尻の筋肉を効果的に鍛えることができるエクササイズを教えてもらいました。セルライトができやすい太ももの裏側にも効きます。

1 背中~つま先が一直線になるように脚を上げる
ひじから先とひざ下を床(ベッド)につけ、右脚を脚の付け根から真後ろに上げる。顔は正面を向き、背中~つま先が一直線になるようにする。
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2お腹を伸ばすよう、なるべく高く脚を上げる
お腹を伸ばすイメージで、なるべく高いところまで脚を上げる。1~2を早いテンポで10回行い、体が温まったらゆっくり10回行う。反対側の脚も同様に。
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関節まわりの詰まりを取って血流アップ「寝る前ブラブラ」

デスクワークなどで座りっぱなしの人は、股関節まわりの血流が滞っています。関節まわりの詰まりを解消してむくみを取るエクサで1日を終えましょう。
仰向けに寝て、手足を上に伸ばしたら、ひざから下と手首の力を抜いて30秒ブラブラさせます。手足がポカポカして寝つきもよくなります。

仕上げに「足枕」でむくみをとって

エクサが終わったら、枕やクッションを足の下に入れ、脚を高くして寝ましょう。足裏にたまった老廃物を重力で心臓に戻してくれるため、むくみを取るのに効果的です。このまま眠ってしまってもOK。枕が低すぎる場合は二つ折りにして。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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