常にダイエットをしている“万年ダイエッター”には、うまくいかない共通の理由があることが、大学の研究発表で明らかになりました。

あなたのダイエットがうまくいかない3つの理由

制限したり、避けたり…我慢ばかりしていると反動がおこる

ダイエットがうまくいかない人には共通点がありました。アメリカのベイラー大学の研究報告によると、食事内容を改善するダイエットの場合、成功するかどうかは、ほぼ計画の段階で決まっているのだそう。ダイエットに成功する人とうまくいかない人の差は、ダイエットの方法ではなく、その前の段階の「取り組み方」にカギがあったのです。

食事によるダイエットをしようとした時には、下記のようなことをついやりがち。それが、ダイエットがうまくいかない理由だというのです。

1)それほど好きでない食べ物を食べようとする

新しいダイエット法が次々と登場する昨今。カロリーが低いから、栄養価が高いから、少量で満足感が得られるから、などを理由に、ダイエット食品を選んでいませんか? この選び方は、ある意味正しいのですが……。でも、その前に、その食品自体が好きかどうかが問題です。食事は基本3食摂るもの。今、流行しているダイエットフードだからといって、もともと好きでない系統の食べ物を取り入れていると、後々苦しくなってきます。食生活の改善を行うダイエットは、短くても1ヶ月程度の期間が必要です。それほど好きでないものを食べる方法は、1ヶ月も続けることができず、ダイエットに成功することはできないのです。

2)大好きなものを我慢する

食欲は人間の3大欲求のひとつ。中でも、大好きなものを思いっきり食べる時間は、心も体も満たされる大切な時間です。それを、ダイエットを理由に我慢するのは、かなり意志の強い人でないとできないこと。しかも、大好きなものを我慢し続けると、食べることも楽しくなくなってしまいます。そして、我慢が限界に達した時、ドカ食いなどに走るリスクも高くなります。自分の大好きなものがたとえ太りやすい食品でも、完全に断つのは失敗のもとです。

3)おいしくないものばかりリストアップする

「ダイエット食=おいしくない食事」と思っていませんか? ダイエットがうまくいかない人は、健康的な食事を思い浮かべる時、おいしくないものばかり思い浮かべる傾向にあります。すると、スーパーやレストランで食べるものを選ぶ時にかなりのストレスになり、これもダイエットに挫折する原因となります。

できるだけ健康的で、好きな食べ物を探すことがポイント

ダイエットがうまくいかない人の理由を見ると、食生活で我慢すること、ストレスになることばかり。例えばダイエットに不向きとされるチョコレートやアイスクリームが大好物なら、無理に我慢するのではなく、時々は食べていいことにしましょう。少量を味わって楽しめば問題はありません。
また、世の中にはたくさんの健康的な食品があります。ダイエットをサポートする食品を探す時は、できるだけ自分がおいしく感じる食品を取り入れるようにすることもポイントです。もちろん、好きだからといって何か一つの食品だけを食べ続けるのはよくありませんが、「ダイエットとは、好きなものを制限し、嫌いなものを食べるもの」という考えをやめ、「健康的でおいしいものを選んで食べる」ことを心掛ければ、ストレスなく食生活の改善が可能です。食事を楽しみつつ、ダイエットを成功させましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと