体温と同じくらいの外気温が続く猛暑。汗だくになる不快感や汗によるニオイを解消する、汗対策をまとめました。

汗の悩みを解消!ツボ・食品・対策グッズで汗を止める方法

猛暑で出る滝汗は体を効率的に冷やして対策を

猛暑日が続く夏は、数分間、屋外にいるだけで汗だくになってしまいます。きれいに仕上げたメイクや、クリーニング済みのパリッとしたワイシャツも一瞬でドロドロ、シワシワに。エアコンの効いた屋内や電車などに急いで避難しても、汗をかいた体の不快感はぬぐえないし、汗を吸った衣服のニオいも気になります。汗は、体の体温を調整する大切な機能。体温を下げるために汗を出しているので、体を冷やせば汗が止まります。汗が吹き出そうになったら、効率よく体を冷やすと汗の抑制に。太い血管の流れているところやリンパがたくさん流れるところに、冷却シートや、水で濡らしてしぼってから凍らせたハンカチなどを当てると、汗をかきにくくなります。冷却ポイントは「首の後ろ、脇の下、太ももの付け根、ひざの裏」です。

汗は濡らしたハンカチや、汗ふきシートでさっぱり

また、汗をかいた時は、濡らしたハンカチやタオルで拭くのがおすすめ。体をクールダウンさせながら、皮膚の上に残った塩分やニオイの元も取り去ることができます。拭いた後に皮膚に残った水分が蒸発するので、さらに体温を下げてくれるという効果も。濡らしたハンカチは外出時、ジッパー付きビニール袋に入れて持ち歩くと水漏れしません。使った後はキレイな面を外側にしてビニール袋に戻すと、次に使う時に気持ち良く使うことができます。ドラッグストアやコンビニで販売されている汗ふきシートを活用するのも手です。

汗対策は複数取り入れると効率がアップ

昔から伝わる、汗をかきにくくする方法はたくさんあります。ひとつではなく、いくつか取り入れるとより高い効果を感じられるかもしれません。

<対策グッズ>

◯ハッカ油
ドラッグストアや薬局でも販売されているハッカ油。ハッカのスーッとする皮膚感覚により、体感温度を下げ快適に過ごすことができます。ハッカは刺激が強いので、水やエタノールと混ぜたものをスプレーボトルに入れて持ち歩くと便利です。分量は無数エタノール10mlに対し、ハッカ油5滴の割合。これに、精製水90mlを入れれば完成です。暑さを感じた時、皮膚に吹きかけると爽快感が得られます。

◯ミョウバン
調理の際のあく抜きや色止めに昔から使われてきたミョウバンには、汗とニオイを抑える働きがあります。生ミョウバンと焼きミョウバンがありますが、手に入りやすいのは焼きミョウバン。スーパーやドラッグストアなどで買えます。この焼きミョウバンを水に溶かせば、手作りの制汗剤の完成です。作り方は、焼きミョウバン16gに水道水500mlを加えます。ミョウバンが溶けるのに数日かかるので、涼しいところで保管してください。ミョウバンが溶けたら冷蔵庫で保存し、持ち運びやすいサイズのスプレーボトルに入れて使いましょう。外出前、汗をかきやすいところにつけておくと制汗作用が。汗をかいた時にもスプレーすればニオイを抑えることもできます。

<ツボ>
ツボ押しでも汗を抑えることが可能です。汗を止めたい時、活用してみましょう。

◯陰げき(いんげき)
まず、手のひらを顔に向け、手首にある線を確認します。その線の小指側に小さな骨がありますが、そこからひじの方に指1本分のところが陰げき。体にたまった熱を放出するツボです。

◯合谷(ごうこく)
手の甲にある、親指と人差し指の骨が合流する地点が合谷です。万能のツボといわれさまざまな作用がありますが、脳に刺激が伝わりやすいため、自律神経を整える効果があり、汗を抑えるのにも役立ちます。

◯屋翳(おくえい)
乳首の3〜5cmほど上にあるのが屋翳。ここを刺激すると、半側発汗という反射が起こり、圧迫された側の汗が抑えられ、その反対側で汗が出にくくなります。これは舞妓さんも取り入れている方法。屋翳を刺激することで、体の下半身には汗をかきやすくなりますが、その分、顔から上は汗をかきにくくなります。帯で屋翳を刺激する専用の商品も販売されています。メイクのくずれが気になる女性や、外回りの営業マンにおすすめです。

<食べ物>
汗を大量にかく要因のひとつに自律神経の乱れがあります。自律神経は、副交感神経と交感神経がバランスよく交互に優位になるのが正常ですが、交感神経優位の状態が長く続くと体が興奮して汗をかきやすくなります。自律神経のバランスを整え、発汗をコントロールする成分として注目されているのが、大豆製品に含まれるイソフラボンです。夏場は、冷奴などで豆腐を積極的に摂りましょう。
また、昔から「夏野菜は体を冷やす」といわれていますが、きゅうり、なす、トマトなどは、体にこもった熱を発散させてくれる作用が。逆に、辛いもの、カフェイン、肉類、揚げ物は、体の熱を高め、発汗量をアップ。汗のニオイも強くなりますので、汗対策のためには避けたい食品です。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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