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イマドキの飲み水といえばミネラルウォーターが一般的で、外出先ではペットボトルの水を買うこともありますよね。特に夏場は熱中症対策のためにも、ペットボトルを携帯してこまめに水分補給することが大切です。

しかし、外出先で飲みきれなかった水のボトル、持ち帰って後から飲んでいませんか? 本来、水は腐らないものですが、保存環境によってはボトルの中で雑菌が繁殖しているかもしれませんよ?

室温で24時間後から菌が増加

飲用水の安全性や選び方、活用方法を改めて考え直すことを目的とする「水を考えるプロジェクト」は、2015年5月、原水の違いによる菌の増殖に関する検証実験を実施。水道水、国産天然水2種類、輸入天然水、逆浸透膜(RO膜)で処理したRO水、ミネラルを添加したRO水の6種類の各500mlに大腸菌を加えて、25℃で保存した場合、その後どのように菌が増えていくかを測定しました。

その結果、水道水と国産天然水2種類は24時間後から菌が増えはじめ、72時間後には水道水で380倍、国産天然水で最大43倍にも菌が増殖しました。逆に RO水では時間経過とともに菌が減少していました(RO水で550分の1、ミネラル添加RO水で14分の1)。

これは、RO水が逆浸透膜というフィルターを用いて原水をろ過した過程で原水中の有機物や細菌まで除去しているため、実験のために添加した大腸菌が栄養不足状態に陥り、最終的に菌数が減少したのだと考えられます。

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時間経過によるグラフ

口飲みを避けて早めに飲みきる

この実験結果に対して、首都大学東京 客員教授の矢野一好先生は「開封済みのペットボトルの水は、長くてもその日のうちに飲みきるほうが安全」とのコメントを発表。特に、水道水や天然水由来とされるペットボトルの水には、なんらかの有機物が含まれている可能性があり、開封後に室温で長期間置いておくと、今回の実験のように菌が増殖してしまう恐れがあるのです。

しかし、たとえRO水であっても、口をつけて飲むことで細菌が混入する可能性はあります。どうしてもその場で飲みきることが難しそうな場合は、コップに移して飲むなど、「口飲み」を避けるように推奨しています。

適切な水分補給は、熱中症対策だけでなく、健康な体づくりや美容のためにも大切なことです。水の選び方、飲み方、飲むタイミングなど考えて、上手にカラダを潤しましょう。

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