意外と悩んでいる女性が多い『下着の汚れ…』原因はお尻に溜まった●●!?

【お話を伺った人】瀬戸口美香(せとぐち・みか)先生

麻布温熱、MAR温熱スクール(健康・美容の体質改善専門)運営。鍼、灸、あんま、マッサージ指圧師の国家免許取得者。「温熱コンシェルジュ」としても活躍。 麻布温熱 http://www.salon-ma…

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

下着が汚れるのが悩みという女性は多いもの。便がつくのは腸や肛門の不調のサイン。その改善方法を紹介。

意外と悩んでいる女性が多い『下着の汚れ…』原因はお尻に溜まった●●!?

以外と多い!? 若い女性の下着汚れ

便で下着が汚れる……というと、高齢者のお悩みと思いがちですが、実は若い女性からも、「きちんと拭いても下着が汚れる」「どうすれば下着が汚れないのか」という相談をよく受けます。下着に便がつくなんてショックを受けるかもしれませんが、そもそも、下着が汚れるのはよくあることで、恥ずかしがることはありません。では、なぜ下着が汚れるのでしょうか。

原因はお尻の穴に便がたまること。高齢者の便失禁とは異なる

肛門括約筋の機能が低下したり、直腸の感覚が衰えて便意を感じなくなった結果、便が漏れることを「便失禁」と言います。出産時に会陰が傷ついたり、骨盤底の神経が引っ張られて麻痺することによって便失禁がおこる場合もあります。ただ、高齢でも出産後でもないのに下着が汚れる場合は、原因は便失禁ではなく、お尻の穴に便がたまっていることがほとんどです。中でも「おならが出た時に下着が汚れる」「おならが臭い」という人は、かなりお尻の穴に便がたまっている証拠です。

毎日便が出ていても、“隠れ便秘”の可能性がある

では、なぜお尻の穴に便がたまってしまうのでしょうか? その原因は普段の排泄にあります。お尻の穴に便がたまるということは、きちんと排泄されていないからです。毎日便が出ていても、便が硬かったり、すっきり出ないと肛門に負担がかかり、その結果、お尻の穴に便がたまるのです。これは、毎日お通じがあっても便秘という“隠れ便秘”の状態です。
隠れ便秘は、精神的なストレスからくる場合も。思い当たる人は、リラックスする時間を持つなどストレス解消を。また、腸内環境を改善することを意識し、発酵食品や食物繊維を摂るように心がけて、隠れ便秘を解消しましょう。

肛門の不調は大腸に直結。違和感を放置しないで

お尻の穴に便がたまっても気づかないように、私たちは肛門に対して鈍感です。たかが便の出口と思いがちですが、肛門と大腸は直結しているため、肛門の不調を放っておくと、その奥の大腸にも悪影響を及ぼします。「肛門のかゆみ」「肛門から異物が飛び出す」「肛門の痛み」など違和感を感じたら、病院を受診しましょう。「お尻の穴がかゆい」「お尻の穴が痛い」「お尻の穴がしみる」といった症状も同様。大きな病気の場合もあるので、恥ずかしがらずに医師に相談しましょう。

夏の終わりは痔になりやすい!? 冷えに注意

現代人は、食生活が乱れ、日々ストレスにさらされています。これが「便」に悪影響を及ぼしています。また、冷えもお尻まわりの大敵です。実は夏の終わりに痔になる女性が多くなるのですが、これは真夏に素足でいることが多く、足の冷えがお尻の冷えを招いた結果です。お尻のためにも足は冷やさないようにしましょう。普段から便の状態、下着の色をチェックして、異変があれば生活習慣を振り返るなど、健康管理に役立ててください。




水素水は本当にからだにいいの? 水素の健康・美容効果とは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

話題の水素が体に起こす作用とその健康効果、効果的な摂り方を解説します。

水素水は本当にからだにいいの? 水素の健康・美容効果とは?

善玉と悪玉を見分ける水素の特別なパワー

スーパーやコンビニでもよく目にするようになった「水素水」。飲むとよさそう、とは思いつつ、どんなものかをよく知らない人も多いのでは? そもそも水素水とは「水素を含ませた水」のこと。
水素は砂糖や塩のように水に溶けるのではなく、水中に分子として存在している状態です。そして水素は、水と一緒になることで、体内に取り込みやすくなります。すると水素が持つ賢い性質で、私たちの体を守ってくれると、予防医学の観点から水素治療をいちはやく取り入れた、辻クリニック院長の辻直樹先生は言います。

体が老化する大きな原因は「活性酸素」によって体が酸化するから、とされています。
活性酸素は、疲労や糖尿病、脳梗塞など、体の不調から大きな病気にいたるまでの元凶。皮膚の細胞にもダメージを与えて、肌を老化させます。でも、もともと活性酸素は、体に侵入していたウイルスを殺すなど、体に必要な働きをするもの。しかし、過剰に発生すると、逆に自分自身の体を攻撃してしまいます。いわば、活性酸素には体にいい“善玉”と、病気や老化の原因となる“悪玉”の2つのタイプがあるということ。

そして水素には、活性酸素が善玉か悪玉かを見分けて、悪玉だけにくっつくという能力があるのです。さらに、活性酸素と水素がくっついても水ができるだけなので、体への負担は少ないのだそう。これが“水素は究極のアンチエイジング物質”と言われる理由なのです。こうした水素の働きによって、体内から悪玉の活性酸素が減ることで、さまざまな不調を予防する健康効果が期待できるのです。

美肌やダイエットにも効果が

また、健康だけでなく、美肌へのこんな効果も。悪玉の活性酸素は、皮膚の細胞にダメージを与えますが、これに働くのが水素。水素が加わると、皮膚細胞の酸化が抑えられ、機能を正常化して、皮膚が再生されるという研究結果があります。

また、肌トラブルの原因となる、肌の「糖化」を阻止する働きも。糖やアルコールが活性酸素と結びつくと、体内のたんぱく質が変性して「AGEs(糖化最終産物)」となります。これが、肌の成分であるコラーゲンやエラスチンに異常を起こし、肌トラブルの原因になるのです。しかし、水素によって活性酸素を抑えると、AGEsができにくくなって、肌の若々しさを取り戻す効果が期待できるというのです。

ほかにはダイエットにも働きます。水素によって活性酸素を除去すると、脂肪細胞の炎症が軽減し「アディポネクチン」という成分が増加することがわかっています。このアディポネクチンは、脂質を燃焼させる作用をもったたんぱく質。そのため、アディポネクチンがしっかり分泌されれば、体脂肪が減ったり、つきにくくなると考えられます。

水素は、水素水を飲むだけでなく、体の外から与えても効果が得られるそう。たとえば、水素風呂などを活用してみても。また洗顔のとき、水素水ですすぎを行うといった方法も。水素には、健康はもちろん美容にも役立つスーパーパワーが秘められているようです。

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太りやすい・肌老化・免疫力ダウン…『腸体温』の低下が招く体調不良

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

腸の体温が低いと、病気にかかりやすくなります。そのしくみを解説します。

太りやすい・肌老化・免疫力ダウン…『腸体温』の低下が招く体調不良

免疫細胞が働かず病気になりやすい体に

がんの死因は、女性で大腸がんがトップ。男性でも3位になっています(人口動態統計によるがん死亡データ/2016年)。
大腸がんが多くなっている原因として、食の欧米化があげられます。
それと共に注意してほしいのが“腸体温”の低下。大腸がんには、腸体温が関係していると考えられる、と東京有明医療大学の川嶋朗教授は指摘しています。
人の体は、体温が低くなると免疫力が低下します。実は、50年前の調査で、日本人の体温は、いまより1度近く高かったそう。それが運動不足や、冬でも冷たい食べ物や飲み物をとるなど生活様式の変化で低下してきました。

体温の低下にともない、腸の温度も下がっています。これが健康に大きな影響を与えているのです。
腸には食物の消化・吸収という重要な役割があります。体を作る、動かす、回復させる……すべての体の活動に栄養が必要です。
しかし、腸体温が低いと消化・吸収能力が落ち、栄養が十分に供給されず、体中に不調が起こってきます。また、がんは「嫌気性」といい、酸素のない状態を好む病気。冷えた体は酸素が巡りにくく、がんが喜ぶ状態です。つまり腸の冷えが大腸がん増加の原因のひとつと考えられるのです。

そして、腸は体で最も「免疫細胞」が集まるところでもあるのも、近頃知られるようになってきました。腸には食べ物などに付着した菌が、そのまま入ってきます。これを排除して体を守るため、体中の6〜7割の免疫細胞が集まり、外敵をやっつけているのです。しかし腸体温が下がると、免疫機能が働きにくくなり、病気にかかりやすくなってしまいます。

腸体温が下がると現れる全身の不調

腸が冷えると、以下のようにさまざまな不調が起こります。あなたも“腸冷え”が原因で、体にトラブルが起きているかもしれません。

◯体が栄養不足に

消化酵素は40度くらいで最もよく働くため、腸は常に40度の高温を保っています。この温度が低いと消化酵素が十分働かず、栄養不足になってしまい、全身の機能が低下します。

◯代謝が下がり生活習慣病に

腸は24時間365日働き、カロリーを消費しています。腸温度の低下で動きが悪くなると、代謝がダウンします。すると太りやすくなったり、さまざまな生活習慣病を引き起こすことにも。

◯免疫力ダウンで病気がちに

腸には体の約7割の免疫細胞が集中しています。腸温度が下がると、免疫細胞の働きも悪くなります。免疫力が下がり、病気にかかりやすい体になります。

◯アレルギー反応も腸冷えから

腸体温の低下で起こりがちなのが、アレルギー症状です。卵などのタンパク質が十分に消化されないまま血中に入ると、体はこれを異物とみなして、アレルギー反応が起こることにも。

◯血液老化で肌が老化!

腸の環境が悪くなると、悪玉菌が増加します。ここで発生した有害物質は、血液にのって全身に回ります。汚れた血で肌が老化したり、さまざまな不調の原因にもつながります。

腸のためにとヨーグルトを食べている人は気をつけて!

健康のために“腸活”を心がけている人も多いのでは? ただし、腸にいいと思ってやっていることが、実はまちがっている場合もあるのです。

◯ヨーグルトで腸が冷える

「腸にいいから」と食べるヨーグルトで、逆に腸を冷やしているかも。腸にいい発酵食品は、納豆や漬物、みそなど日本古来のものがオススメです。ヨーグルトを食べるなら、レンジで40度くらいまで温めましょう。

◯半身浴は温活にならない

半身浴では体が十分温まりません。必要なのは水圧が心配な心臓病の人だけ。腸体温アップには、39度くらいのお湯に全身で長く入るのがベスト。熱いお湯は交感神経を刺激して、腸体温を逆に下げてしまうので×。
ちなみに、体温が高くても冷房が苦手だったり、冷えを感じる人は、腸が冷えている可能性が高いので油断禁物です。温かい食べ物を食べ、腹巻をしたり、お腹に湯たんぽを当てるなどして、腸を温めるよう心がけましょう。

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女性はお腹にガスが溜まりやすい? その原因と解消法

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

お腹が張って苦しかったり、おならをガマンしてつらいと感じることが多いなら、それはガスが溜まっているからかも。女性がお腹にガスが溜まりやすい理由と、その解消法をご紹介します。

女性はお腹にガスが溜まりやすい? その原因と解消法

ガスの元は口から飲みこんだ空気

「ポコッと出た下腹」、「お腹の圧迫感」、「おならがでやすい」など、ガスが溜まることで起こる不快症状に悩む女性が多くいます。実際、20〜50代の女性の約3割がお腹にガスが溜まっていると感じているそう。お腹に溜まったガスのほとんどは、口から飲み込んだ空気です。
人は気づかないうちに、飲食をしながら空気も一緒に飲み込んでいます。その一部は、ゲップとして口から排出されますが、それ以外は腸に送られます。特に早食いの傾向がある人は、食事の時に空気もたくさん飲み込んでしまいがちです。また「副鼻腔炎」、「蓄膿症」などの人は、口呼吸になりがちで、喉に空気が流れ混みやすくなるため、ガスも溜まりやすくなるのです。

女性ホルモンの影響で女性はお腹にガスが溜まりやすい

そして、女性は女性ホルモンの影響で、ガスが溜まりやすいのだとか。排卵から月経までの半月は、腸が便を送り出すぜん動運動が鈍くなります。そのため腸に便が溜まりやすくなり、溜まった便がガスを発生させます。
また、炭水化物が好きな女性も注意が必要。イモ類、パン、ごはんなど、でんぷん質が多い食べ物は、腸内のガスを発生しやすくするのだそう。ガスが溜まったらおならとして排出すればよいのですが、人前では出しにくいもの。トイレなどで排出するのだけでは不十分で、日中ガマンし続けていると、なんと腸に穴が開く場合もあります。女性はお腹にガスが溜まりやすい要素がたくさん。お腹にガスが溜まってきたなと感じたら、こんな方法を試してみましょう。

<お腹に溜まったガスの解消法>

◯ヨガのガス抜きポーズをする

腸内のガスを排出して、腸内環境を整えるのが「ガス抜きのポーズ」。床に仰向けに寝たら、両ひざを腕でかかえるようにして胸に近づけます。お腹が圧迫されるのを感じるはず。そのまま、ゆっくり呼吸を10回程度行いましょう。終わったら足を戻し、仰向けのまま数回呼吸してリラックスします。

◯うつ伏せで寝る

お腹の下に枕やクッションなどを入れて、うつ伏せで寝ます。10分くらいを目安にお腹を圧迫して、おならを出しやすくしましょう。左右に体を揺さぶるとより効果的。寝る前に、うつ伏せになりながら読書をするなどを習慣にすると、ガスが溜まりにくくなります。

◯腸内環境を整える

ヨーグルトやぬか漬けなどに含まれる乳酸菌や、不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよくとって、腸内環境を整えましょう。食事の量が極端に少ない女性は、便の量が少ないため便秘がちになります。同時にガスも溜まりやすくなるのです。3食きっちり食べることも心がけて。

◯腹式呼吸をする

ストレスを感じると、腸のぜん動運動が起こりにくくなります。すると便秘になり、ガスがお腹に溜まりやすくなります。朝起きたとき、腹式呼吸を行ってリラックスし、腸のぜん動運動を促してスッキリ便が出せるような体を目指して。

◯お腹を冷やさない

お腹が冷えると腸内細菌のバランスが悪くなったり、腸のぜん動運動が鈍くなったりします。夏でも薄手の腹巻をする、素足にならないなど、お腹を含めた下半身を冷やさないようケアを心がけて。

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大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

シーンとした中で、くしゃみが出そうになったら我慢してしまいますよね? でもこの行為、実はとても危険なんです。その理由をまとめました。

大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

くしゃみが出る速さは新幹線と同じ!

花粉、ホコリなどが舞っていると「へ〜っくしょん」と出るのがくしゃみです。くしゃみは、体のなかに入ろうとするホコリやバイ菌、ウイルスなどを排出する役目があります。

人は、鼻から空気を吸いますが、そのなかにホコリなどがたくさん含まれているのです。そのまま、吸い込むと病気の原因にもなるので、まず鼻毛で大きなゴミを取り除きます。同時に、鼻の粘膜で小さなゴミを除去するのです。常に粘膜が湿っているのは、小さなゴミが付着しやすくするためだったんですね。粘膜にゴミが付着すると、粘膜にある神経を刺激して、付着したゴミを体外に吐き出そうと息を出すのが、くしゃみの仕組み。これは体を病気から守るための生理現象です。

ちなみに、くしゃみは時速約300kmの速度で、なんと新幹線とほぼ同じ速さ。また、一度のくしゃみで最大500ml、ペットボトル1本分もの空気を排出するそう。
もし、電車の中やレストラン、会議中など、静かな空間でくしゃみが出そうになったら……。マナーの観点から我慢したり、鼻をつまんで止める人も多いのでは。でも、この行為とても危険なんです。くしゃみを我慢してはいけない理由はこちらです。

くしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

1)気管、咽頭裂傷
喉の下の方から肺につながる、空気の通り道が「気管」です。くしゃみを止めることによって、気管に異常な圧がかかり、気管が裂傷したというケースが報告されています。あるイギリスの男性は、鼻をつまんで口を閉じてくしゃみを我慢したことで気管が裂傷。飲み込むことや、声を出すことができなくなり、緊急入院を余儀なくされました。入院中は、飲食ができないためチューブで栄養を補給。回復するのに、1週間の入院と、2ヶ月の通院が必要だったそう。

2)鼓膜破裂
口と鼻、耳はつながっています。口と鼻をふさぐことで、空気の逃げ場がなくなり、耳に圧がかかります。くしゃみを止めた後、キーンという音がして、聞こえが悪くなったり、鼓膜が破れることも。

3)脳内の血管破裂
口や鼻をふさぐことによって、空気が通る気道の圧が上がり、血圧が急上昇します。もともと脳動脈瘤がある人は、脳内の血管が破裂する可能性も。

4)腰痛の悪化
くしゃみを我慢すると、体に排出されなかった空気圧が原因で、脳脊髄圧が上昇。もともと腰痛持ちの人や、坐骨神経痛の人は、くしゃみを止めると腰が痛くなる可能性があります。

くしゃみをするときは、決して鼻をつままないようにしましょう。ハンカチで鼻と口を軽く押さえて、空気を逃がしつつ、唾液や鼻水などが周囲に飛び散らないように配慮するのが、マナーも体の健康も守る、正しいくしゃみの方法です。

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足がむくむ、足がダルい…女性に多い『下肢静脈瘤』かも? 原因と症状

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ふくらはぎなどの血管が青く透けて見えていたら、女性に多い「下肢静脈瘤」かもしれません。病気の基礎情報と、原因、症状についてお伝えします。

足がむくむ、足がダルい…女性に多い『下肢静脈瘤』かも? 原因と症状

40歳以上の女性に多くみられる病気

足の血管がボコボコと浮き出て見えるのが「下肢静脈瘤」の特徴です。良性の病気に分類されるので、急に悪化したり、命の危険があるわけではありませんが、重症化すると手術の必要も出てきます。
「下肢静脈瘤」は、特にふくらはぎの静脈がふくらんでしまう病気です。足の表面に血管が浮き出るため、見た目が気になるのはもちろん、日常的に足のむくみやだるさを感じ、不快感が続きます。ほかにも、足がつる・ほてる、ムズムズするなどの症状が出る場合も。40歳以上の女性に多く見られる病気で、10人に1人の割合で起こります。

血液は、心臓から動脈を通って体の末端まで送られ、静脈を通って心臓に戻される仕組みです。
このとき、血液が足先から心臓に戻る場合には、重力に逆らって下から上に流れることになります。そのため、送られた血液が戻らないよう、逆流を防ぐための「静脈弁」というものがあります。この静脈弁が何かの理由で壊れると、血液が元に戻ってしまい、足にたまって血管がふくらみ、下肢静脈瘤になります。

立ち仕事の女性がなりやすい傾向に

誰もがなる可能性のある病気ですが、なかでも男性に比べて筋力の弱い女性、立ち仕事の人、肥満の人などがなりやすい傾向にあります。
遺伝の影響もあると言われており、両親ともに下肢静脈瘤の場合には、90%子供にも発症すると言われています。
また、販売員や、美容師など、長時間立ちっぱなしになりやすい仕事の人は、静脈内の血液が重力の影響を受けやすく、下肢静脈瘤になりやすい傾向が。
長時間立つことになる場合、ふくらはぎを下から上にマッサージしたり、足の指でグーパーをするエクサなどを行い、血液の流れをよくする対策を。また「弾性ストッキング」という圧がかかるストッキングを着用するのも役立ちます。
できるだけ、ふくらはぎの筋肉を使って静脈の流れをよくしたいので、こまめに動くことも必要です。家に帰ったら、足の血液が心臓に戻りやすいように、足の下にクッションを入れて横になりましょう。湯船でふくらはぎをマッサージするのも、むくみ解消や下肢静脈瘤予防に役立ちます。

女性で足のむくみを感じる人も多いと思いますが、むくんだ足を指で押して、戻らないほどのむくみの場合、下肢静脈瘤の可能性が高いと考えられます。
見た目が気にならない場合でも、血管外科のある病院を受診して一度医師に相談しましょう。症状が辛い場合や足の見た目が気になる場合、下肢静脈瘤が原因の皮膚炎が起こっている場合は手術になることも。最近では、治療法の幅も広がり、日帰りで入院が不要の手術もあります。

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