よかれと思ってやっている食習慣が、実は体に悪かった?
健康にいいといわれている食べ方でも、医学的根拠がない場合が。やめた方がいい食べ方をご紹介。

サラダから食べるダイエットは効果がない?! やめた方がいい美容・健康法

「やめるだけ」でストレスフリーで健康に

◯◯ダイエットや◯◯健康法など、さまざま情報があふれる中、「一体、何からやったらいいのと」悩む人も多くいます。そんな人におすすめなのが「やってはいけないこと」を避けること。健康とは、体が元気なだけでなく、精神的にも社会的にも満たされている状態のこと。病気かどうかが健康の全てではありません。医師・医療ジャーナリストの森田豊先生による、体によくない健康常識の勘違い・食べ方編をご紹介します。これらをやめるだけなので、ストレスフリーで健康に!

朝のスムージーに柑橘類を入れるのをやめる

時間のない朝、手軽にとれると人気のスムージー。しかし、朝のスムージーに“柑橘類”を入れてはいけません!
柑橘類に含まれる「ソラレン」という成分が、紫外線に反応し、シミやそばかす、くすみを濃くする可能性が。パセリやセロリにもふくまれているので、グリーンスムージーにも注意して。

野菜から食べ始めるのをやめる

食事はサラダなど野菜から食べ始めるとダイエットにいいと聞いたことがある人は多いはず。これは血糖値の急な上昇を抑えるため。ただし、野菜によっては糖質を多く含むものがあり、糖質の高い野菜を見分けられないと、血糖値が上がりやすい食べ方をしていることもあるのです。野菜の糖質を見分ける自信がなければ、“肉”から食べるべき。肉は糖質を含まないうえ、最初に食べることで血糖値の上昇を抑える消化ホルモン「インクレチン」が分泌されます。

食物繊維豊富な食べ物をやみくもにとるのをやめる

便秘にいいと思われがちな食物繊維。しかし、便秘を解消するには、不溶性と水溶性の2種の食物繊維のバランスが大事です。話題のアーモンドなどの不溶性繊維は、腸の働きを活性化させる一方、水に溶けずにかさが増すため、便秘が悪化することも。海藻などの水溶性繊維とバランスよくとりましょう。

水をたっぷりとるのをやめる

健康や美容のためにと、飲みたくないのに無理して大量の水を飲んでいませんか。がぶがぶ飲んで、岩盤浴で汗を流してデトックス〜なんていうのは気のせいだそう。「水を飲んでデトックス」には、残念ながら医学的根拠がないんです。水の飲みすぎで、ミネラルバランスを崩すことも。

焦げを気にするのをやめる

焦げを食べるとがんになるというのは、実は都市伝説。確かに、魚や肉に含まれる動物性たんぱく質が焦げると発がん性物質を作ります。しかし、それは体重60kgの人が毎日およそ1トンもの量を食べた場合です。焦げた料理を日常生活で食べるぐらいでは、健康に影響することはないので大丈夫。

休肝日信仰をやめる

肝臓を休ませることがいいということに科学的根拠はなく、欧米では日本の風習や迷信という扱いだそう。週に2日連続の休肝日も提唱されていますが、それは体内のアルコール分が48時間でほぼ100%分解されるからと考えられているだけです。肝臓へのダメージは1週間に飲む総量が関係しているので、「休肝日を作っているから私は大丈夫」と思って週末に飲みすぎている人はご注意を。

ぎんなんを食べ過ぎるのをやめる

秋の味覚として茶碗蒸しに入れたり、塩炒りで食べる“ぎんなん”。なんと食べすぎで命を落とすことが。ぎんなんには中毒を起こす物質が含まれており、食べ過ぎるとけいれんや呼吸困難、不整脈などを引き起こします。なんと、死亡例も。中毒を起こす危険性の目安は、一度に小児は7〜150個、成人では40〜300個です(日本中毒情報センター)。食べ過ぎにはくれぐれも注意を。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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