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スマホを買い替えたら、カメラの画質がよくてビックリ……そんな経験はありませんか。技術は日進月歩。スマホでも肌のくすみやシミまでバッチリ分かる鮮明な写真が撮れるようになりました。日常のあらゆるシーンで画像を残せるからこそ、ふいの撮影に備えて、女優さんのような素肌風メイクを手に入れたいところです。

コスメ進化の裏にはテレビの進化あり!?

スマホ以上のスピードで劇的に高画質化が進んでいるのがテレビの世界です。最近話題の「4Kテレビ」はフルハイビジョンテレビの4倍もの画素数を誇ります。さらにその4倍の解像度の「8K」は来年にも試験放送開始とも言われ、映像技術の進化はとどまるところを知りません。画質のクリアさは4Kが肉眼と同等(もしくはそれ以上)、8Kでは確実に肉眼を超えると言われています。

美を追求する女優さんたちは、産毛までも見えてしまう4K、8K時代に備えて、どのようなメイク対策をしているのでしょうか。女優やプロのメイクアップアーティストから絶大な信頼を寄せられている化粧品メーカー『江原道』のブランドディレクター、瀬戸口めぐみさんにお話を伺いました。

「昔の女優さんはこってりとドーランで肌を覆い隠していましたが、テレビの画質が良くなるとともに厚塗りメイクが敬遠されて、10年ほど前から自然な質感が求められるようになりました。この流れを決定づけたのは地デジ化。ファンデーションを塗り重ねるほどに不自然に映るので、今は素肌の延長線上のような仕上がりが主流です」

テレビが高画質化すると、黒色がクリアに再現されるので、肌に陰影を生む毛穴などの凹凸が目立ってしまいます。凹凸隠しにはコンシーラーが主流ですが、カバー力が高いものほど粉っぽい仕上がりになるので、隠した部分だけが浮き立つような悲劇も実際に起きています。また、くすみ対策などに使用するパール入りパウダーは映像の世界ではご法度。高解像度のカメラだと、パールの欠片が不自然に光って影を作ってしまうそうです。

光の三原色を使って肌をレフ板に

いかにして肌の陰影をなくすか、江原道ではまったく新しい視点からベースメイクを開発しました。それが「アクアファンデーション」(写真)です。

「エステ後のツヤ肌を再現できるファンデーションを作りたいと思ったのが研究開発の始まりでした。エステでお手入れした後の肌はたっぷりの水分で潤い、血行も良いのでツヤがあって美しいですよね。当社サロンでもエステ後は『メイクをしたらもったいない』と素肌のままで帰られるお客様が多いんです。その美しさの秘密が何かを紐解いていったら、エステ前よりもエステ後の方が肌の光反射率が上がっていることが分かりました。これは肌に水分が十分入っていることを意味します」

光は赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色からなり、その3つが重なったところが白色になります。江原道ではこの光の仕組みをRGBパウダーで表現しました。RGBパウダーを独自のバランスでブレンドし、肌水分を満たすミネラル天然水と潤いを高めるエモリエントオイルを組み合わせることで、エステ後のような反射率が高い肌を作れるファンデーションが誕生したのです。

「RGBパウダーの効果で、肌の上に白い光の膜が作られ、レフ板のような効果を発揮します。オランダのヘアメイクアップアーティストさんが顔の半分だけメイクをする動画を公開しているのですが、ベースに使っているのが当社のアクアファンデーションです。薄付きながら、しっかりカバーできるので『(画像加工ソフトの)フォトショップを使っていないのに、フォトショップみたいな仕上がり』と解説してくれています」

江原道は1986年に、肌荒れに悩む女優が素肌美を取り戻すために化粧品を開発したことが始まりでした。女優の実体験を元にした製品だけに長時間使用してもメイクが崩れにくく、何よりも肌への優しさにこだわり続けています。夏は強い日差しと汗で肌にとっては過酷な環境ですから、自分の肌が喜ぶアイテムを選びたいですね。