こんな症状があったら薄毛予備軍かも! 女性の薄毛危険度をセルフチェック

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

「私の髪、大丈夫?」と不安になっていませんか? そこで、薄毛の危険度がわかるセルフチェックをご紹介します。

こんな症状があったら薄毛予備軍かも! 女性の薄毛危険度をセルフチェック

頭皮のかゆみ、食事制限のダイエットも薄毛予備軍に

加齢にともない、髪の悩みは増えるもの。今は大丈夫でも、「将来、私の髪は?」と気になる人は、下記のセルフチェックを試してみましょう。

薄毛危険度セルフチェック

下記の項目にいくつ当てはまりますか? 3つ以上当てはまる人は、薄毛予備軍。薄毛になる危険性があります。すぐに薄毛対策を始めましょう。

・頭皮がべたつく

毎日シャンプーしているのに、頭皮がべたつく人は、皮脂が過剰になっている可能性があります。皮脂が出すぎていると、髪がぺたっとするだけではなく、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮トラブルがおこりやすく。毛穴も詰まりやすくなるので、健やかな髪の生育を阻みます。皮脂が過剰になっている原因は、揚げ物や肉に偏った食生活やシャンプーの仕方などが考えられます。べたつくからとシャンプーをしすぎると、かえって皮脂が過剰になることも。今のやり方やシャンプーを変えてみて、頭皮のべたつきが変化するか、確認しましょう。

・分け目が目立つ

いつも右側で髪を分けている人は、左側で分けてみて。その時、右側の分け目の方が頭皮が目立つようなら、薄毛になりはじめています。ずっと同じ分け目をしていると、同じ方向にばかり髪が引っ張られるため、分け目の部分から薄毛になりやすく。また、分け目の部分には紫外線が当たるので、頭皮ダメージもおこります。分け目を変えたり、その部分を重点的に頭皮ケアするなどの対策をとって。

・頭皮がかゆい

頭皮がかゆい人は、乾燥していたり、逆に皮脂が過剰になっている場合も。シャンプーやスタイリング剤が頭皮トラブルを起こしている場合もあるので見直してみて。頭皮が乾燥してかゆい人は、シャンプーをする時に熱いシャワーは避け、また、シャンプー剤を使う日と、ぬるま湯だけで汚れを落とす日を交互にしましょう。乾燥からくるかゆみの場合は、フケをともなうこともあります。

・頭皮が赤い

洗浄力の強いシャンプーを使っている、またはシャンプーの時に頭皮を強くこすりすぎている可能性があります。健康な頭皮は、青白い色です。頭皮が炎症を起こしているので、健康な髪が育ちにくい環境になっています。

・10年以上同じ髪型をしている

ずっと同じ髪型をしていると、シャンプーやブローも常に同じやり方になりがち。常に同じ方向に髪が引っ張られるので、頭皮が硬くなりやすくなり、分け目や生え際から薄毛になる可能性があります。

・カラーとパーマを両方している

カラーやパーマは、それぞれ髪や頭皮に負担のかかる施術です。両方を行っているとたとえトリートメントしたとしても髪にダメージが残ります。頭皮にもカラー剤やパーマ剤がつくのでダメージは避けられません。どうしても両方したい人は、将来の髪のためにも極力同じ日に行うのをさけ、数週間あけてから行って。

・頭皮が1cm以上動かない

頭皮に、親指以外の指の腹4本を当て、上下左右に動かしてみましょう。1cm以上動かない人は、頭皮がかたくなっています。頭頂やサイド、襟足付近など、頭皮の部分によっても動き方が変わるのでチェックを。頭皮が動きにくい部分は、頭皮マッサージやブラッシングをしてほぐしましょう。

・食事制限を行うダイエットをしている

髪の育成のためにバランスのよい食事は必要不可欠。ダイエットで食事制限をしていると栄養不足になり、髪に栄養が届きません。食事制限系のダイエットをする場合は、1日に必要な栄養素が食事で確保できるか確認をしましょう。

・1日2回以上シャンプーしている

頭皮の皮脂は、天然の潤い成分。皮膚の常在細菌のバランスを整え、頭皮を外敵から守ってくれます。皮脂は健康な髪を育てる環境に欠かせないものです。皮脂が過剰にでるからと1日2回以上シャンプーすると、皮脂を取りすぎて頭皮の乾燥、またはさらに皮脂を過剰に分泌します。シャンプーは1日1回までに。




ストレスはヘアトラブルを招く?抜け毛・薄毛・フケ・かゆみの原因

【お話を伺った人】天野 恵子先生

千葉県衛生研究所所長 千葉県立東金病院副院長  1942年生まれ。東京大学医学部卒業(医学博士・循環器内科専攻)。東京大学講師、 東京水産大学教授を経て、現在千葉県衛生研究所所長 兼 千葉県立東金…

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(編集・制作 (株)法研

抜け毛、かゆみ、フケ・・・憂鬱なヘアトラブルの原因とは?健康な髪をつくるには? 髪の毛や頭皮のしくみを知って、髪をツヤツヤに守りましょう。

健康な体が健康な髪をつくります

夏は紫外線の関係で、髪にもダメージの多い季節です。ヘアトラブルに悩まされていませんか。髪は見た目だけの問題ではありません。髪は健康をあらわすバロメーターでもあるのです。病気中や疲労時、体の栄養は生命維持に直接関わる脳や心臓に優先的にまわされ、髪や爪は後回しになってしまいます。つまり、髪や爪が健康であれば、体も健康であるということなのです。

ストレスはヘアトラブルを招く?抜け毛・薄毛・フケ・かゆみの原因

さまざまなヘアトラブルとその原因

抜け毛、薄毛、フケ、かゆみ、ヘアトラブルはさまざまな原因から起こります。

◆抜け毛・薄毛

抜け毛の原因は、主に毛穴がつまったり、頭皮の血流が悪くなったり、あるいは頭皮が弱ること。こうなると、毛根に栄養がゆきわたらず、抜け毛が増えてしまうのです。さらに、カラーリングのダメージや不規則な生活、無理なダイエット、ストレスによるホルモンバランスの乱れなどからも、抜け毛や薄毛がおこります。

◆髪のやせ

女性にとっては気になる“髪のやせ”。これは、加齢によるものもありますが、若い人の場合は、ストレスが主な原因です。ストレスは交感神経が優位な状態をつくります。すると血管が収縮して、血行不良に。頭部の毛細血管は非常に細いので、毛母細胞が酸素や栄養不足になるのです。また、喫煙も血管を収縮させ、同じ影響を与えます。

◆フケ・かゆみ

気になる症状の中には、フケ、かゆみもあるでしょう。新陳代謝が活発な人はフケが多くなりがち。
フケには乾性と脂性の2つのタイプがありますが、乾性のフケの原因は皮脂の不足や取りすぎ。シャンプーのしすぎには気をつけましょう。

脂性のフケは、皮脂分泌量の多い人に見られます。フケが毛穴をつまらせ、かゆみやベタつきがおこります。かといって、皮脂を取りすぎると、頭皮が弱り、抜け毛などが増えることも。食生活では脂肪の摂りすぎを避けましょう。また、シャンプーで頭皮の清潔を保つことは大切ですが、やりすぎにはご用心を。

健康な髪はすこやかな頭皮から!

では、どうすれば髪を健康に保てるのでしょうか。
健康な髪を守るには、頭皮をいい状態に保つことが重要です。頭皮の下にはいくつかの層があり、一番下の基底細胞は毎日新しい層をつくります。すると各層が表面におしやられ、角質化した細胞がフケなどに変わってはがれ落ちます。
健康な頭皮は青から白っぽい色でつやがあります。頭皮がかたくなり、血行が妨げられると、抜け毛などさまざまなトラブルにつながります。シャンプーする際は、頭皮マッサージを心がけるなど、頭皮の血行を良好に保ちましょう。
また、皮膚の一部である髪は、ヒト成長ホルモンの分泌量の多い夜につくられます。夜11時~午前2時の間は、かならず眠ることも、イキイキした髪を保つヒケツです。
さらに最近、カラーリングによるヘアトラブルが増えています。カラーリング剤やヘアマニキュアは、頭皮を傷めないように、地肌には触れさせず、髪の毛だけを染めるようにしたいものです。

円形脱毛症がおこったら

頭髪が、局所的に円形状に抜けてしまう症状を円形脱毛症といいます。 性別や年齢に関係なくおこりますが、一般的に子供や若い人に多くみられます。
円形脱毛症は、1カ所にできる単発型、2カ所以上におこる多発型、複数が融合する多発融合型など、いくつかのタイプに分かれます。いずれにしても、人目につきやすい頭髪が抜けてしまうのは、たいへん苦痛な状態です。

自己免疫反応により、免疫による防御機能が誤って毛根を攻撃するのではないかという説や、ストレスで自律神経のバランスがくずれ、毛根に栄養が届かなくなるのではないかという説などがありますが、精神的なストレスが深く係わっているとされています。
ストレス以外の原因としては、たばこの吸いすぎやフケ、皮脂による毛穴のつまり、妊娠、出産、月経障害、更年期などが考えられます。

円形脱毛症は、そのまま放っておいても数カ月で治るケースがほとんどです。しかし、治らないときは、皮膚科を受診しましょう。また、何度でもできてしまう場合は、原因となるストレスを解決するために、精神科や心療内科などを受診したいものです。

健康でツヤのある髪は、大きなチャーミングポイント。そして、全身の健康状態が良好なあかしでもあります。髪の毛だけでなく、頭皮ケアも行って、真夏の髪をすこやかにキープしたいですね。

(「よくわかる 女性のからだ事典」天野恵子監修、法研より)

※この記事は2006年8月に配信された記事です

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スマホ老眼!にならないための3つの方法

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

手元の文字がぼやける、ピントが合いにくいといった老眼のような症状がでている20〜30代の人が急増中。話題の「スマホ老眼」についてご紹介します。

目のピントが合いにくくなったと感じたら…

日常生活に欠かせなくなったスマホ。寝る時以外は、ほとんど手元に置いて使っていることが多いのでは? そんな昨今、スマホ老眼になる人が増えています。20〜30代なのに、目のピントが合いにくくなったと感じる人、ドライアイや目の疲労を感じる人は、注意が必要です。
そもそも老眼とは、目のレンズ部分にあたる「水晶体」や、ピント調節をする「毛様体筋」が硬くなり、調節力が弱くなることで、近くのものが見えにくくなる症状のことをいいます。その症状が現れるのは、45歳前後から。

スマホ老眼!にならないための3つの方法

スマホ老眼が日常化すると老眼が早まる!

しかし、スマホ老眼は、20〜30代の本来老眼になる年齢ではない人が、老眼のような症状に見舞われるものです。原因は、スマホを長時間近くで見続けることで、近くに目のピントがあったまま元に戻りにくくなり、直後に遠くを見ようとするとピントが合わずボヤけて見えたり、見えにくくなってしまうことです。スマホを長時間使うのが日常化すると、ピント調節がきかなくなり、近くてもぼやけるといった老眼のような症状が現れます。ほとんどが一時的な症状ですが、繰り返すうちに重症化することも。さらに、老眼を早める可能性もあると言われています。生活に欠かせないスマホですが、以下のことに注意してスマホ老眼にならないようにしましょう。

スマホ老眼!にならないための4つの方法

1)ブルーライトをカットする

スマホの画面から出ているブルーライト。波長の短い青い色の光のことで、紫外線に一番近く、網膜の奥まで届く非常に強い光です。これを長時間見続けていると、目を傷つける恐れがあります。ブルーライトには、波長が短く光が散乱しやすいという特徴が。画面で見ると、映像がにじんだり、まぶしく感じることにつながります。目は、ピントを合わせようと必死になるのでピント調節機能に負担がかかり、スマホ老眼になりやすく。スマホの機種に合わせた、ブルーライトカットフィルムをスマホ画面に貼ったり、スマホを使う時はブルーライトカット機能付きメガネをつけるなどして対策を。また、iPhone6以降のiPhoneではブルーライトカット機能が搭載されています。「設定」>「画面表示と明るさ」>「Night Shift」を選択しましょう。夜だけなど、時間ごとに自動で切り替えることも可能です。

2)スマホ画面を調整する

スマホの画面が明る過ぎると、それだけで目に疲労がたまりスマホ老眼になりやすくなります。明るさ設定で、画面がまぶしく感じない明るさに調整をしましょう。目安は、まぶしく感じず、白い画面がグレーに見えないくらいです。

3)ピント調節をする筋肉をほぐす

スマホ老眼の原因は、目の毛様体筋をはじめとする、調節に関わる筋肉が疲労することによるもの。近くと遠くを交互に見る、トレーニングでそれらの筋肉をほぐしましょう。やり方は、ペンを片手に持ち、腕を地面と水平に伸ばしたら、窓の外の景色が見える位置に立ちます。はじめに手に持ったペンに両目のピントを合わせましょう。次に、窓の外の景色にピントを合わせます。この時、外のビルや看板などポイントを決めるとやりやすくなります。手元のペンと、遠くのビルを3秒ずつ交互に見ることを、3回繰り返して。

4)1時間に5〜10分は目を休める時間を作る

スマホを長時間使う場合は、1時間に1回5〜10分程度目を休める時間をもうけましょう。スマホを長時間使っていると、どうしてもまばたきの回数が減り、ドライアイになります。定期的に目を閉じ、目を温める、遠くを見るなどの休憩時間を作って目を休めて。また、寝ながらや、暗いところでスマホを見るのは、目の負担が大きくなるので避けましょう。

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うっかりやりがち…シワ・たるみができるNG習慣!老け顔の原因に

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

シワやたるみは生活習慣による影響が大きいもの。やってはいけないNG習慣をお教えします。

“オバ線”は自分の行動や表情が原因

顔のシワや、たるみのせいでできる“オバ線”。老けた印象を与えるので、なるべく増やしたくないもの。このオバ線ができるのは、年齢によるものだから仕方ないと思っていませんか? でも、原因は加齢だけでなく、普段使っているスマホやメガネ、枕によるものも。日々なにげなく行っている、“オバ線”ができる習慣を改めるだけで、シワやたるみを改善できるのです。うっかりやりがちな、シワやたるみを作るNG生活習慣はストップしましょう!

うっかりやりがちなシワ・たるみができるNG習慣!老け顔の原因に

顔を老けさせる習慣はこれ!

・オーバーリアクションで“波平ジワ”が刻まれる!

良いコミュニケーションのために、豊かな表情は大切。でも、目を大きく見開いたオーバーな表情は、おでこにサザエさんのお父さんのような“波平ジワ”ができることに。オバ線を作らないためには、穏やかな笑顔でリラックスしながら会話を楽しんで。

・視力に合うメガネで目周りのオバ線を予防

視力に合わないメガネをかけていると、遠くのものを見るときに目を細めてしまいがち。これが目尻や目の下の小ジワの原因になります。度数の合ったメガネやコンタクトレンズにして、無意識のダメ習慣をストップ。

・歳バレする首の横線は低い枕でシワなしに!

顔は若く見えても、歳がバレるのが首の横線。高い枕だと眠っている間にあごをひいた体勢になり、首にシワが寄りやすくなります。首筋が伸びた状態になる、低めの枕を使いましょう。また顔と同様に、毎日のケアでは首への保湿も忘れずに。

・スマホは“顔の高さ”で肌をたるませない

スマホを使うときは、顔の高さまで上げて持ちましょう。下を向く時間が長いほど、顔の筋肉を支える筋膜やじん帯がたるんで、ほうれい線や目の下の“ゴルゴ線”のモトに。二重あごのたるみ線も、下向きスマホが原因に。

・ストレス解消法をたくさん持つほど老けない

ストレスは、老化を進める活性酸素を増やしたり、血流を滞らせる美容の大敵。一人でできること、友達と一緒にできること、雨の日、晴れの日にできること。美容のため、いろんなストレス解消法を持ってストレスリセットを。

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顔色を見れば、体の不調な場所が分かる!10秒でできる健康管理

ノーイメージ

【お話を伺った人】猪越 恭也先生

長春中医薬大学客員教授・吉祥寺東西薬局主宰 家庭の主婦に中国医学を普及させることをライフワークとする。近著に「顔色をみれば病気がわかる」(草思社)がある。

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(編集・制作 (株)法研

鏡を見ながら五臓の不調を察知する。朝の洗顔時は、鏡の前で10秒間。顔色を見ながら自分の体調をチェック。

毎朝、10秒間は顔色をチェック

日ごろ、どんなに忙しくしている女性でも鏡を見る習慣のない人はいないでしょう。また男性でも、朝、顔を洗うときくらいは、洗面台の鏡に映った自分の顔に目がいくのではないでしょうか?

そのわずか10秒で、顔色から、体の不調やその背景にある生活の乱れが見つけられる方法があるのです。中国医学に基づく“顔色チェック”で、健康状態や体調不良の原因を推測するポイントを、以下紹介しましょう。

顔色を見れば、体の不調な場所が分かる!10秒でできる健康管理

赤、青、黄……、顔色が何を表しているか

青→肝(目とつながる)
ストレスを受け止める内臓

中国医学の内臓論は「五臓六腑」です。五臓は肝・心・脾(胃腸)・肺・腎の5つ。

その1つである「肝」は、今日の肝臓とほぼ同じ働きのある内臓です。血液を貯蔵して浄化し、栄養を与え、そのきれいになった栄養豊かな血液で、体中のすべての働きを支え、ストレスを受け止めます。まさに「肝腎要め」の内臓です。
この「肝」の働きが滞ると、血液が汚れて濁り、肌を通して見える静脈は青く目立つようになります。こめかみやみけんに青筋が立ち、顔色が青味を帯びたり青黒くなったりします。そして怒りやすくなります。

また、顔の部分では目に症状が現れやすく、目の疲れ、視力減退、目のかすみ、ドライアイ、白内障などが起こってきます。
その他、血液の汚れによって血流が悪くなったり、血液が固まりやすくなり(お血=おけつ)、肩こり、頭痛、冷え性、子宮筋腫、子宮内膜症、チョコレートのう疱、痔などの原因となり、ひどいときには狭心症や心筋梗塞につながります(必ずしも肝の検査データが悪いわけではありません)。

赤→心(舌)
気になる赤ら顔は、心臓に要注意!

狭心症や心筋梗塞などの予兆であり、血圧が高くなっていることがあります。
五臓のうちの「心」は、今日の心臓と大脳の働きを合わせもった内臓です。びっくりすると心臓がどきどきするし、心臓病の人はよく不安感があり、不眠となります。

心の不調は、舌にも現れます。五臓の「心」の、大脳の働きの部分に起こる脳卒中(脳出血や脳硬塞)は、舌の働きを障害して、ろれつが回らなくなり、あるいは舌が右か左に曲ってしまいます。
狭心症や心筋梗塞を起こしやすい人の舌は、暗赤色や紫色をしていたり、紫の点々や斑点が現れ、舌の裏面の静脈が太くなり蛇行していることもあります(お血=おけつ)。

黄→脾(胃腸)(口)
ミカンの食べ過ぎでもないのに黄色い

五臓のうちの「脾」は、今日の消化器系で、おおむね胃腸に相当しています。胃腸の働きが悪いと(自覚していない人もいます)、栄養状態が悪くなり、血液が薄くなって肌は黄色っぽく見えるようになります。そして、血管が脆くなり、出血しやすくなります。そのため体のあちこちにアザ(内出血斑)が出たり、女性では月経がだらだらと長く続いたりします。
白目が黄色くなるのは黄疸の疑いがあります。胆のうの障害なので消化に影響します。

胃腸は口とつながっており、脾の異常は口や口唇に現れます。また胃は歯茎と深いつながりをもっています。
口の中がまずい、口の中が荒れる、味が分からない、口角が切れる、口唇が荒れる、歯茎から出血する、口内炎が出来るなどは、脾、胃の障害を示しています。

脾が弱いと、筋肉の発達が悪く、内臓下垂(胃下垂、脱腸、子宮下垂、遊達腎)を起こしやすくなります。

白→肺(鼻)
美容上は有利でも呼吸器系が弱い

中国医学の「肺」は、空気を吸い込み吐き出す呼吸器系の総称で、わずかながら呼吸をしている皮膚を含んでいます。
色白の人は、この「肺」の系統が弱い体質の人が多く、カゼをひきやすく、慢性的な鼻炎や、アトピーなどの皮膚疾患にもかかりやすく、アレルギー体質の人が多く見られます。

中でも鼻は、空気の取り入れ口であり、吐き出し口でもあるので、肺の弱い人はよく鼻の病気にかかっています。アレルギー性鼻炎、蓄膿症などが主なもので、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、味覚障害などの症状が起こります。

黒→腎(耳)
ホルモンと水分のコントロール

「腎」は、水臓といわれ、体内の水分の調節をする作用がありますが、中国医学では今日のホルモン系と関係の深い内臓です。それと関係してSEXを支配する内臓系でもあります。
この「腎」が弱るとホルモンの分泌が衰え肌が黒ずんできたり、目の下のクマが濃くなってきます。精力減退、不妊(男女とも)、生長発育不全、骨や歯が脆い、足腰がだるい、白髪や脱毛、尿の漏れ、老化の進行が早い(早老)などの症状が見られ、病気にかかりやすくなり、病気にかかると治りにくくなります(免疫力の低下)。

また、耳とのつながりが深く、聴力の低下や耳鳴り、慢性中耳炎などの症状を起こしやすいのは、五臓の腎の衰弱(腎虚)によるものです。
手足のほてりや午後の微熱、逆に腰や足の冷えなど体温の調節異常が起こることもあります。

これから毎朝、鏡を見ながら「顔色10秒セルフチェック」をおこなって、体調管理のバロメーターにするのはいかがでしょうか? 五臓の不調を意識することで、大きな病気を未然に防ぐきっかけになるかもしれません。

(「健康のひろば」、法研より)

※この記事は2006年5月に配信された記事です

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たるみ・シワが消える!?実年齢より若く見える人がしているスキンケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

40代なのに20代に見える美容家が実践している、たるみなしの若い顔を作るテクニックをご紹介。

超若見えの美容家2人が実践しているテクニックとは

40歳をすぎても一切たるみナシ! 奇跡の美肌を保つ人気美容家2人が、たるみやすいパーツ別のとっておきケア法を特別に公開します。
トータルビューティサロン「Riche」主宰の石井美保さんは、たるみを防ぐため“摩擦ゼロ”と“疲労回復”を徹底。生活から肌をこするしぐさはシャットアウトし、食生活も変えたそう。35歳の頃より、40代の今の方が若いといわれるとか。

そして、読者モデル出演を機に「美しすぎる40代」と話題になった美容家の水谷雅子さんは、30代後半から続けるケアで、アラフィフでもたるみ一切なしの美肌。無表情になることが多い家事中は、顔を必ず動かすことを意識。気になる部位を1カ所でも、毎日やっているそう。彼女たちが実践しているテクニックをまとめました。今日からはじめれば、あなたにもキセキは起こるかも!?

毎日続けたい美肌テク

○目元ケア

・絶対に目をこすらない
摩擦はたるみの一番の原因。目覚めのときや、目がかゆいとき、ゴシゴシしてしまいますが、目は絶対にこすらないで! また肉質をゆるませないため、柔らかいシルクパイル素材のタオルでしか顔をふかないというテクも。

・その日のたるみはシートパックで即戻し!
夜、目元用のシートパックを貼って就寝し、ハリを回復。1日酷使した目元はシワになりやすいので、その日のうちにケア。スキンケアの仕上げに、アイロンをかける感覚で貼りましょう。

たるみ・シワが消える!?実年齢より若く見える人がしているスキンケア

○口元ケア

・鏡の前で「ニコッ」で上向き口角を形状記憶
1日1回、鏡を見ながらニコッと口角を上げ30秒キープ。意外とキツイですが、筋肉に記憶させる効果が。片側の口角が極端にたれてしまっていたのが、これで左右対称に戻ったそう。

・口を左右に動かす“ひょっとこ口”エクサ
黙々と家事をしていると表情筋が固まってしまうので、朝晩は必ずコレを! “ひょっとこ口”エクサは、口をすぼめて左右に10回ずつ、思いっきり動かすだけ。ほうれい線が薄くなる効果が。

○あご下ケア

・良質なタンパク質であごたるみがスッキリ

野菜と玄米中心だった食生活を、38歳をすぎて肉入りにシフト、夜1切れでも肉を食べるようにしたら、以前よりもたるみがスッキリしたそう。肌を作るたんぱく質はしっかりとるのが正解。

・“上向きベロ回し”であご回りがシュッ
顔を真上に向けて舌を出し、右回り5回、左回り5回を3セット。首からフェイスラインがグーッと伸びます。実践している人は、みんなシャープなあご先が復活したそう!

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