白髪染め、カラー、パーマetc…髪や頭皮に一番ダメージが強いのは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

カラーやパーマを繰り返して、髪が傷んだことはありませんか? 実は髪だけではなく、頭皮にもダメージがあるんです。一番、ダメージが強い施術とは?

白髪染め、カラー、パーマetc…髪や頭皮に一番ダメージが強いのは?

髪にやさしいカラーやパーマが登場し進化中

ヘアサロンでカラーやパーマ、好みの髪型になるには欠かせない施術です。ただし、気になるのは頭皮や髪へのダメージ。そこで、ヘアサロンの施術でダメージが強いものをランキング形式でご紹介します。

1位 縮毛矯正

一般的なストレートパーマよりダメージが強いのが縮毛矯正です。
ストレートパーマではまっすぐにできない強いクセの髪を、アルカリ性のパーマ液とストレートアイロンで熱を加えることでのばしていきます。パーマ液を付けた後、薄く髪を取りストレートアイロンで全ての髪をのばすので、髪の長さにもよりますがパーマだけで3〜4時間かかります。

クセの強さによりますが、一度縮毛矯正した部分は、半永久的にストレートのまま。次回から、のびた部分のみかければOKと、持ちがいいのも魅力のひとつです。施術は、長時間、髪や頭皮にパーマ液が付いていること、そしてさらに熱を加えて、引っ張るという作業が加わるので、ダメージは大。ただし、最近ではダメージを減らした弱アルカリ性の縮毛矯正もあるそうです。

2位 ブリーチ

髪の色素を抜く作用が強いブリーチ。ブリーチは、日本人の黒い髪を金髪にするほどの脱色作用があるので、その分ダメージも大。ブリーチ剤がタオルに付くとタオルの色も白くなるほど強力です。頭皮にブリーチ剤が付くと、痛みがともなう場合も。
現在では、ゴールドやシルバーなど、明るい色にしたい人の施術で用いられます。また、発色のよいピンクや青などの色にしたい場合は、一度ブリーチをして髪の色素を抜いてから色を入れるという作業に。

3位 白髪染め

白髪を黒くする白髪染め。強い色を入れるため、ダメージは大きくなります。真っ白な髪を真っ黒にするほど、髪への負担が大きくなるということ。

4位 アルカリカラー

ヘアサロンで行われているカラーリングの主流が、アルカリカラー。ドラッグストアで販売されている、セルフのカラーリング剤もアルカリカラーです。髪を明るくしながら、色を入れることができるもの。もとの髪の色からどれだけ離れた色にするかで髪へのダメージ度は異なります。そのため、あまり髪色を明るくしなければ、ダメージは最小限で抑えることが可能。逆にかなり明るくする場合は、ハイダメージになります。

同点4位 パーマ

パーマ剤を使用して、髪にウェーブを作り動きを出す施術です。薬剤を2種類使い、1液で髪の毛の中の組織の結合を離し、2液で離した組織を再び結合させます。この時、髪にロット(カーラー)が巻かれていると、その状態に形状記憶します。薬剤を使うので頭皮と髪に負担がかかります。
パーマは髪の外部にダメージが出るので、髪が傷んだという印象になりやすいのも特徴。ただし、最近では熱を出すロットでパーマをかけるデジタルパーマや、空気と水の力でパーマをかけるエアウェーブ、スチームを使う水パーマ、化粧品登録されているパーマ液を使うコスメパーマなど、髪の負担を減らしたパーマもたくさん登場しています。髪質によっても相性がありますが、痛みがほぼ気にならない人も。

6位 ヘアマニキュア(酸性カラー)

表面を色でコーティングするのがヘアマニキュア。施術のしかたにより、ハツヤやコシを出すこともできます。カラーリング剤を髪の内部に浸透させることはしないので、その分髪のダメージは減ります。ただし、髪の色を脱色して明るくすることはできません。ヘアマニキュアで白髪を染めることも可能ですが、アルカリカラーほどしっかりは染まりません。

7位 ヘナ(草木染め)

アーユルヴェーダでハーブとして使われていたもので、ヘナの葉を乾燥させたものをカラー剤として使用します。天然の染料のため、髪へのダメージがなく、トリートメント効果が高いことで人気に。ただし、色味の種類が少なく、一時的に髪がきしむこともあります。

※髪や頭皮へのダメージは、髪質やヘアデザインによっても異なります。




いまこそダメージ肌の修復チャンス!透明感UPのスキンケア

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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(編集・制作 (株)法研

秋の夜長は美肌巻き返し期間!「パック&マスク」とツボ押しで一気に若返りを計って

肌が一番安定する秋はお肌のエネルギーもチャージ

食欲の秋ですね~。旬のお魚も野菜もお米もすべてに勢いがあって、それをエネルギーごといただく、という感じがします。それ以外にも、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋。体を動かしたり、知識を深めたり、感性を磨いたり。自分を磨く、実りの秋、収穫の秋。一番いい季節なのかもしれません。

肌にとってもそれは同じです。気温が下がるごとに過剰な皮脂や汗もおさまり、毛穴や筋肉は適度に引き締まり、血行がよくなります。肌の大敵である紫外線量も減り、雑菌も繁殖しにくく、まだ空気の乾燥も激しくないので、年間を通して一番の安定期に入りました。
肌がもっとも正常な状態を保ち、本来の修復機能が発揮できるこの季節こそ、老化の巻き返しを計る絶好の機会。お肌のエネルギーもチャージしちゃいましょう。

メイク落とし、洗顔、保湿といった普段のお手入れはもとより、ピーリングや美容液、クリームで集中ケアをするなら、今がもっとも効率よし。老化対策用の攻めの新作コスメを試すなら、今です。

いまこそダメージ肌の修復チャンス!透明感UPのスキンケア

「パック&マスク」で肌の奥底まで美容成分をたっぷり

そこで、自分の肌を鏡でチェックしてみましょう。自分の肌に何が欲しいですか?

肌のざらつきとくすみを抑えたいなら、夏の間に厚くなってしまった肌表面の不要な角質を取り除く、ピーリング作用のあるコスメを集中して使ってみてはどうでしょう。ただしこういったコスメは肌を乾燥させやすいので、そのあと水分や油分を補うことが大切です。もし、たるみやシミが気になるなら、リフティング効果のある美容液やクリームを使ってください。目元用のアイクリームも使うなら冬になる前の今からです。

さて、冬になる前に一気に若返りをしておきたいこの時期、ぜひ行ってほしいのが「パック&マスク」です。メーカーによって呼び方は異なりますが、要するに肌をクリームやシートで覆ってしばらく放置し、美容成分をたっぷり肌の奥底へと浸透させる目的のコスメです。
密閉作用により体温がこもり、肌表面の温度が上がるためそれだけでも血行がよくなり、むくみやくすみがとれ、毛穴が開いて美容液成分の浸透がよくなるという作用があります。使用する「パック&マスク」は、自分の肌の悩みに応じて選べばOK。

もしマスクやパックが手元にないというときは、化粧水をミネラルウォーターで薄めて、コットンにしみ込ませたコットンパックでもOK。ただし、ただの水だけではかえって肌が乾燥するのでNGです。これを毎晩行ってください。3日から遅くとも1週間で肌のハリと透明感が俄然上がります。

顔のストレッチとツボ押しでむくみ解消、リフトアップ効果も

さらにもう一つ、美容液やクリームで肌が潤った状態で、顔のストレッチとツボ押しをしましょう。ストレッチは、口を大きく開けたり顔をくしゃっとしたり、思いっきり百面相をしてみて。目元のむくみを取りたいなら、目をぎゅっとつぶったあと、目を軽く閉じて眉毛を思いっきり引き上げ、まぶたをつっぱらせる。こんな動作をくり返すだけでもリンパの流れがよくなります。

目の周りや頬骨下、小鼻の脇、フェイスラインのツボを押すのもリフトアップ効果があります。ツボの位置がわからなくても、気持ちがよい場所を押せば大丈夫。ツボ押しをするときは、呼吸を深くゆっくり行い、息を吐くときにじわ~っと押すと、緊張がゆるみ、効果がアップします。マッサージは間違ったやり方をすると、たるみやシワの原因になりますが、押すだけなら、そんな心配もなく、むくみや顔コリもすっきりとれるんです。

秋の夜長は、美肌づくりの時間です。お風呂上がりに、パック&マスクとツボ押しの時間を加えてください。夏の疲れも回復し、冬の乾燥にも負けないタフな美肌になりますよ。

※この記事は2009年10月に配信された記事です

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虫刺され跡の茶色いシミをどうにかしたい!早く消す方法は?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

虫に刺された後にできる茶色いシミ、できるだけ早く治したいですよね? 跡を残すことなく、きれいに消す方法がこちら。

虫刺され跡は日焼けと同じような症状

キャンプやバーベキューなど外で遊んだ時、虫に刺されてしまったら、跡が残らないようにするには、どう対処するのがベストなのでしょうか?
まず、虫に刺された跡にできる茶色いシミは「炎症後色素沈着」というものです。蚊などの虫刺されや、ニキビ、湿疹、やけどなどの炎症が原因で、日焼けもそのひとつ。皮膚に炎症が生じた後、その部分の皮膚が茶色くなってしまった状態のことをいいます。物理的な刺激により色素細胞が刺激され、メラニンが増加することで茶色いシミができるのです。

蚊に刺され跡の茶色いシミをどうにかしたい!早く消す方法は?

大人になるほど虫刺され跡が治りにくく

虫に刺された時は、決してかかないこと。かかなければ自然に治り、基本的には跡が残ることはありません。かいてしまうと、爪などで皮膚をひっかいた箇所が傷つき、炎症がひどくなったりして跡が残ります。
また、新陳代謝のよい子供の頃より、大人になってからの方が傷は治りにくく、跡が残りやすくなるのも事実。肌は、28日周期でターンオーバーを繰り返し、新しい皮膚になっていきますが、年齢を重ねるごとにその周期が延びるため、肌が生まれかわるのも遅くなります。虫に刺された跡がなかなか治らないからと、触ったりしていると刺激で跡が残りやすくなるので、極力触らないようにして。どうしても治りにくい場合は、皮膚科を受診しましょう。そのほか、自分でできる方法はこちら。

虫に刺された後の茶色いシミを早く消す方法

・紫外線に当てない

虫に刺された箇所は、紫外線ダメージを受けやすくなっています。絆創膏で保護するなどして、紫外線を当てないようにしましょう。また、絆創膏はかきむしってしまうのも防げるので一石二鳥です。

・美白化粧水や美白サプリを使う

虫に刺された部位が完全に治り、シミだけになった場合は、美白用化粧水などで保湿しながら、美白を促すのも有効です。また、美白サプリメントなど活用する方法も。あまりに濃いシミになってしまった場合は、皮膚科を受診して「ハイドロキノン」などの美白クリームを処方してもらう方法もあります。

・傷跡の改善薬を使う

市販薬で傷跡を改善する目的の軟膏も販売されています。傷跡に特化したものなので、活用するのもおすすめ。塗ればすぐに茶色いシミがとれるというわけではありませんが、用法用量を守ってじっくり使い続けて。

・バランスの良い食事

肌のターンオーバーを促して、シミを消すためには、バランスのよい食事も欠かせません。食事からとった栄養は、まず生命維持活動に必要な内臓や筋肉、骨などに使われます。肌に届くのは最後といわれているので、毎日栄養をしっかりとることが大切です。

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ストレスはヘアトラブルを招く?抜け毛・薄毛・フケ・かゆみの原因

【お話を伺った人】天野 恵子先生

千葉県衛生研究所所長 千葉県立東金病院副院長  1942年生まれ。東京大学医学部卒業(医学博士・循環器内科専攻)。東京大学講師、 東京水産大学教授を経て、現在千葉県衛生研究所所長 兼 千葉県立東金…

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(編集・制作 (株)法研

抜け毛、かゆみ、フケ・・・憂鬱なヘアトラブルの原因とは?健康な髪をつくるには? 髪の毛や頭皮のしくみを知って、髪をツヤツヤに守りましょう。

健康な体が健康な髪をつくります

夏は紫外線の関係で、髪にもダメージの多い季節です。ヘアトラブルに悩まされていませんか。髪は見た目だけの問題ではありません。髪は健康をあらわすバロメーターでもあるのです。病気中や疲労時、体の栄養は生命維持に直接関わる脳や心臓に優先的にまわされ、髪や爪は後回しになってしまいます。つまり、髪や爪が健康であれば、体も健康であるということなのです。

ストレスはヘアトラブルを招く?抜け毛・薄毛・フケ・かゆみの原因

さまざまなヘアトラブルとその原因

抜け毛、薄毛、フケ、かゆみ、ヘアトラブルはさまざまな原因から起こります。

◆抜け毛・薄毛

抜け毛の原因は、主に毛穴がつまったり、頭皮の血流が悪くなったり、あるいは頭皮が弱ること。こうなると、毛根に栄養がゆきわたらず、抜け毛が増えてしまうのです。さらに、カラーリングのダメージや不規則な生活、無理なダイエット、ストレスによるホルモンバランスの乱れなどからも、抜け毛や薄毛がおこります。

◆髪のやせ

女性にとっては気になる“髪のやせ”。これは、加齢によるものもありますが、若い人の場合は、ストレスが主な原因です。ストレスは交感神経が優位な状態をつくります。すると血管が収縮して、血行不良に。頭部の毛細血管は非常に細いので、毛母細胞が酸素や栄養不足になるのです。また、喫煙も血管を収縮させ、同じ影響を与えます。

◆フケ・かゆみ

気になる症状の中には、フケ、かゆみもあるでしょう。新陳代謝が活発な人はフケが多くなりがち。
フケには乾性と脂性の2つのタイプがありますが、乾性のフケの原因は皮脂の不足や取りすぎ。シャンプーのしすぎには気をつけましょう。

脂性のフケは、皮脂分泌量の多い人に見られます。フケが毛穴をつまらせ、かゆみやベタつきがおこります。かといって、皮脂を取りすぎると、頭皮が弱り、抜け毛などが増えることも。食生活では脂肪の摂りすぎを避けましょう。また、シャンプーで頭皮の清潔を保つことは大切ですが、やりすぎにはご用心を。

健康な髪はすこやかな頭皮から!

では、どうすれば髪を健康に保てるのでしょうか。
健康な髪を守るには、頭皮をいい状態に保つことが重要です。頭皮の下にはいくつかの層があり、一番下の基底細胞は毎日新しい層をつくります。すると各層が表面におしやられ、角質化した細胞がフケなどに変わってはがれ落ちます。
健康な頭皮は青から白っぽい色でつやがあります。頭皮がかたくなり、血行が妨げられると、抜け毛などさまざまなトラブルにつながります。シャンプーする際は、頭皮マッサージを心がけるなど、頭皮の血行を良好に保ちましょう。
また、皮膚の一部である髪は、ヒト成長ホルモンの分泌量の多い夜につくられます。夜11時~午前2時の間は、かならず眠ることも、イキイキした髪を保つヒケツです。
さらに最近、カラーリングによるヘアトラブルが増えています。カラーリング剤やヘアマニキュアは、頭皮を傷めないように、地肌には触れさせず、髪の毛だけを染めるようにしたいものです。

円形脱毛症がおこったら

頭髪が、局所的に円形状に抜けてしまう症状を円形脱毛症といいます。 性別や年齢に関係なくおこりますが、一般的に子供や若い人に多くみられます。
円形脱毛症は、1カ所にできる単発型、2カ所以上におこる多発型、複数が融合する多発融合型など、いくつかのタイプに分かれます。いずれにしても、人目につきやすい頭髪が抜けてしまうのは、たいへん苦痛な状態です。

自己免疫反応により、免疫による防御機能が誤って毛根を攻撃するのではないかという説や、ストレスで自律神経のバランスがくずれ、毛根に栄養が届かなくなるのではないかという説などがありますが、精神的なストレスが深く係わっているとされています。
ストレス以外の原因としては、たばこの吸いすぎやフケ、皮脂による毛穴のつまり、妊娠、出産、月経障害、更年期などが考えられます。

円形脱毛症は、そのまま放っておいても数カ月で治るケースがほとんどです。しかし、治らないときは、皮膚科を受診しましょう。また、何度でもできてしまう場合は、原因となるストレスを解決するために、精神科や心療内科などを受診したいものです。

健康でツヤのある髪は、大きなチャーミングポイント。そして、全身の健康状態が良好なあかしでもあります。髪の毛だけでなく、頭皮ケアも行って、真夏の髪をすこやかにキープしたいですね。

(「よくわかる 女性のからだ事典」天野恵子監修、法研より)

※この記事は2006年8月に配信された記事です

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秋の始めはスキンケアの正念場!肌の透明感を取り戻すスキンケア

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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(編集・制作 (株)法研

夏の間の老化のつけは秋まで残さない。秋口はスキンケアの正念場です。できたシミは早めに美白、顔以外も今、ケアして!

複数のダメージに包囲される夏の肌に、老化を定着させないお手入れを

そろそろ秋の気配を感じるころ。暑さから解放されるとホッとしますが、それはお肌も同じです。肌は夏の間に一気に年をとるといわれます。その理由は、いわずと知れた強い紫外線をはじめ、空気汚染による酸化、エアコンによる乾燥など複数のダメージに、肌が包囲されてしまうから。

紫外線やそのほか環境ダメージを受けると、肌は防御反応として、角質を厚くします。そのため、夏を過ぎた肌は手触りが固くなり、カサカサし、くすんでしまうのです。
若いうちは放っておいても時間がたてば回復していきますが、20代の後半にもなると、衰えを完全には回復できず、ひと夏ごとに老化が定着してしまいます。だから、秋口は、スキンケアの正念場といえます。

秋の始めはスキンケアの正念場!肌の透明感を取り戻すスキンケア

まず、固くなった肌は、朝晩の洗顔でていねい洗って、肌表面の角質を落とす。そのあとに、不要な角質を取り去るタイプの化粧水を、コットンに含ませてやさしく拭き取ると、なお効果的。肌のざらつきや固さが早く回復します。ただし、肌のざらざらを取りたいがため、コットンでごしごしこすると、頬に色素沈着を起こすので、絶対に力を入れて拭かないことが条件です。
そのあと、すかさず化粧水や美容液でたっぷり保湿をしてあげる。あとはお好みの乳液やクリームでしなやかさを与えれば、徐々に肌は柔らかさを取り戻し、透明感も戻ってくるはずです。

シミは新しいうちに美白コスメで消してしまおう

ところでみなさんが秋口にもっとも気になるのは、夏の間にできた(あるいは濃くなった)シミではないでしょうか?
みなさんはシミがどういうしくみでできるかご存知ですか? シミの正体は、褐色のメラニン色素です。皮膚は紫外線や摩擦などの刺激を受けると、メラノサイトという色素細胞からメラニン色素を作り出し、周辺の細胞へ受け渡します。そして、細胞の核にダメージを与えないようにブロックして肌を守るという、まるで「黒い日傘」の役目をしているのです。日に焼けると小麦色になるのは、細胞の一つひとつが、メラニンという日傘をさしているからなんです。

紫外線を浴びなくなるとメラニンも作られなくなるので、黒い部分が垢となってはがれ落ち、元の肌色に戻ります。ところが、紫外線などのダメージを何度も受けているうちに、メラノサイトの一部が暴走し、紫外線に関係なくメラニンを大量に作り続けることがあります。すると、メラニン入りの細胞が柱のように重なって、黒く見える。これがシミの正体です。

この、暴走しているメラノサイトなどにアプローチするのが美白成分です。ところが、新しくできたシミは、美白コスメでかなり薄くすることができるのですが、何年も前からあるシミは、その部分が厚くなっているため、メラニンを作り出すメラノサイトまで美白成分を届かせることがかなり困難です。こうなると、レーザーや塗り薬などで薄くするしかないので、シミは新しいうちに美白コスメで消してしまうことが肝心なんです。

また、シミの種類には、頬の両サイドに薄く広い範囲でできる、肝斑(かんぱん)というものがあります。これは、女性ホルモンの影響によるといわれていますが、実は、その半数近くは摩擦など生活習慣による微炎症から起こる色素沈着であるようです。
たとえば、タオルやコットンでごしごしこすると、頬骨に摩擦がかかります。布団の摩擦や、合わない化粧品の成分でも、微炎症が起こり、こういったことが何年も続くと、頬に肝斑のような色素沈着が起こるわけです。

肝斑か色素沈着かの見極めはかなり難しいけれど、こすったりする習慣を改めるだけでも薄くなります。また、肝斑に効果があるとされるトラネキサム酸は、抗炎症作用が高いので、色素沈着にも効果があると考えられています。
いずれにしても、シミは種類によってもケア法が違うので、古いシミを薄くしたいのであれば、シミに詳しい皮膚科に相談することが近道です。

美容用のオイルは夏の終わりのケアに最適

また、顔以外のパーツも、夏のダメージで老化が進んでいるはずです。腕や脚、首やデコルテ、背中はお風呂上がりなどに潤いをたっぷり与えてあげることです。

海やプールで過ごす機会が多かった人は、髪も相当なダメージを受けてパサパサになっているはずです。実は髪のつやは若さの象徴。ある実験では、同じ顔で髪につやがある場合と、つやがない場合では、見た目の印象に3~5歳の差があったといいます。

ボディローションや、ヘアトリートメントでももちろんいいのですが、美容用のオリーブオイルや椿油、スクワランなど、オイルを体や髪に少しすり込むだけでも、かさつきを回復し、若々しいつやを即効で演出してくれ、夏の終わりのケアに最適です。

夏のつけを秋まで残さないこと。これが若々しさを長持ちさせるコツですね。

※この記事は2009年8月に配信された記事です

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うっかりやりがち…シワ・たるみができるNG習慣!老け顔の原因に

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

シワやたるみは生活習慣による影響が大きいもの。やってはいけないNG習慣をお教えします。

“オバ線”は自分の行動や表情が原因

顔のシワや、たるみのせいでできる“オバ線”。老けた印象を与えるので、なるべく増やしたくないもの。このオバ線ができるのは、年齢によるものだから仕方ないと思っていませんか? でも、原因は加齢だけでなく、普段使っているスマホやメガネ、枕によるものも。日々なにげなく行っている、“オバ線”ができる習慣を改めるだけで、シワやたるみを改善できるのです。うっかりやりがちな、シワやたるみを作るNG生活習慣はストップしましょう!

うっかりやりがちなシワ・たるみができるNG習慣!老け顔の原因に

顔を老けさせる習慣はこれ!

・オーバーリアクションで“波平ジワ”が刻まれる!

良いコミュニケーションのために、豊かな表情は大切。でも、目を大きく見開いたオーバーな表情は、おでこにサザエさんのお父さんのような“波平ジワ”ができることに。オバ線を作らないためには、穏やかな笑顔でリラックスしながら会話を楽しんで。

・視力に合うメガネで目周りのオバ線を予防

視力に合わないメガネをかけていると、遠くのものを見るときに目を細めてしまいがち。これが目尻や目の下の小ジワの原因になります。度数の合ったメガネやコンタクトレンズにして、無意識のダメ習慣をストップ。

・歳バレする首の横線は低い枕でシワなしに!

顔は若く見えても、歳がバレるのが首の横線。高い枕だと眠っている間にあごをひいた体勢になり、首にシワが寄りやすくなります。首筋が伸びた状態になる、低めの枕を使いましょう。また顔と同様に、毎日のケアでは首への保湿も忘れずに。

・スマホは“顔の高さ”で肌をたるませない

スマホを使うときは、顔の高さまで上げて持ちましょう。下を向く時間が長いほど、顔の筋肉を支える筋膜やじん帯がたるんで、ほうれい線や目の下の“ゴルゴ線”のモトに。二重あごのたるみ線も、下向きスマホが原因に。

・ストレス解消法をたくさん持つほど老けない

ストレスは、老化を進める活性酸素を増やしたり、血流を滞らせる美容の大敵。一人でできること、友達と一緒にできること、雨の日、晴れの日にできること。美容のため、いろんなストレス解消法を持ってストレスリセットを。

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