毎日つけるなら自分用に調整できる「手作りマスク」が便利でエコ!

提供:gooヘルスケア

(編集・制作 gooヘルスケア)文/亀井満月

かぜ予防や花粉症対策にと重宝するマスク。この時期は手放せないという人も多いのではないでしょうか。

市販のマスクも様々なタイプがあり、ウイルスや花粉だけでなく、PM2.5の侵入を考慮したものなど機能性の高いタイプが出回っています。また、サイズも大・小だけでなく女性向けにサイズを調整、メイクに影響がでないよう快適性を追求したものと用途によって選択肢が随分と広がりました。

一方で、エコやファッション性の観点から注目されているのが「ハンドメイドマスク」。お気に入りの布でつくったオリジナル作品がInstagramで話題を集めています。

キャラものから大人向けのレースまで「ハンドメイドマスク」が人気

市販のマスクは機能性は高いものの、長時間装着していると耳が痛くなる、微妙にサイズが合わないなど調整がきかないケースも。つけ心地を追求できるのもハンドメイドならではです。

子ども用にはかわいいキャラクタープリント。マスクを嫌がるお子さんも喜んでつけてくれそうですね。

肌触りの良いやわらかいガーゼ素材に、太めのゴム紐でしっかりホールド。

こちらは大人向けの清楚系マスク。レースの柄が上品でハンカチを持つようにマスクも携帯。

新学期のスタートに向けて給食用のマスクを親子で一緒に手作りしても楽しそうです。

こちらはミニリボンをアクセントに。
自分だけのアレンジができるところもハンドメイドの魅力。

YyYyYさん(@akaoni.aooni.27)がシェアした投稿 – 2月 7, 2018 at 11:36午後 PST

gooヘルスケア「PM2.5から体を守る-マスクはした方が良い? 対策法など」によれば、マスクを着用する際の注意点として、「医療用や産業用の高性能な防じんマスクには微粒子の吸入を減らす効果があるが、顔の大きさに合ったものを空気が漏れないように着用する必要がある」と、まずは顔にフィットさせることが大切だとしています。

飛沫感染を防ぐ「レスピラトリー・エチケット」

くしゃみや咳などで感染する飛沫感染。特にインフルエンザなどのウイルス性の疾患の場合にはマスクをして感染拡大を最小限にとどめたいもの。そこで徹底したいのが「レスピラトリー・エチケット」。

レスピラトリーとは「呼吸器の」という意味で、熱やせき、くしゃみなどの症状を周囲に映さないようにするためのエチケットを指します。その一つの手段がマスクの着用です。
咳やくしゃみの影響範囲は3〜5メートルといわれるほど影響は大きく、マスクをすることによって飛沫の拡散を最小限に抑制することができます。
医療用のマスクなど機能性の高いマスクが理想ではあるものの、市販のマスクでも抑止効果があるとのこと。

(出典:gooヘルスケア「健康用語の解説 レスピラトリー・エチケット」より)

長時間の装着で耳が痛い、不織布が肌に合わない……など直接肌に触れるものですから、下着を選ぶように肌触りはとことん追求したいもの。繰り返し洗えて衛生的かつ経済的なハンドメイドマスク。かぜなどの予防から睡眠時の乾燥対策にとかなり重宝するアイテムになりそうです。




【花粉症対策におすすめ】鼻うがいの正しいやり方。痛みなくスッキリ!

提供:gooヘルスケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

花粉症による鼻水やくしゃみ、慢性鼻炎に悩まされる人におすすめな鼻うがいの方法をお教えします。

【花粉症対策におすすめ】鼻うがいの正しいやり方。痛みなくスッキリ!

入り口だけ洗えば花粉は取り除ける

花粉症で鼻のズルズルに悩まされるこれからの季節。その改善に、鼻の中を洗う「鼻うがい」が効果的。ただしやり方が重要だと、耳鼻科医の川野健二先生は指摘します。鼻で水を強く吸うやり方だと、水が奥まで入って気道に流れ込みやすく、炎症の原因になる危険性があるのです。ですが、そもそも花粉やホコリは粒子が大きいので、鼻の奥まで水を流さなくても、入り口を洗えば取り除けるのだとか。

また、ツーンとした痛みが苦手という人もいますが、それは真水を使っているから。塩を溶かしたぬるま湯なら、温度や浸透圧が体液と近いので、痛くならずに鼻の穴をきれいにできます。

悪い姿勢や睡眠不足も鼻づまりが原因かも!

花粉症で鼻の通りが悪いと、息苦しいだけでなく、さまざまなトラブルの原因となります。鼻水や鼻づまりでうまく鼻呼吸ができないと、口呼吸になります。すると気道を確保しようと前かがみになるため、知らず知らずのうちに姿勢が悪くなります。また、寝起きにのどが渇いていたり、ヒリついている人は、睡眠中に鼻がつまって口で呼吸している可能性があります。特に鼻炎の人は、症状が慢性化しがち。正しい鼻うがいを習慣にして、鼻の健康を保ちましょう。

ツーンとしない鼻うがいのやり方

・準備するもの
塩小さじ1/2、ぬるま湯200ml、鼻洗浄容器(※)
※鼻洗浄容器は、専用のものがインターネットなどで購入できます。100円ショップで買える、柔らかい素材でできたノズル付きの調味料ボトルでも代用可。

1)ぬるま湯に塩を入れる
清潔なカップなどに、37℃前後のぬるま湯を入れ、塩を溶かす。

2)鼻洗浄容器に1を入れる
塩が完全に溶けたら、鼻洗浄容器に入れて使う。慣れてきたら直接、容器に塩とぬるま湯を入れてもOK。

3)鼻の穴の入り口を洗う
顔を左に傾け、右の鼻の穴に容器のノズル部分をあてる。息を口から吐きながら容器を押して、食塩水を少しずつ鼻の穴の入り口に入れる。入れたらそのまま、右の鼻の穴からたれ流す。左の鼻を洗うときは顔を右に傾け、同様に洗う。顔を上に向けたり、水を鼻で吸い込むと、耳や鼻の奥に水が入るリスクが高まるので避けて。

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花粉シーズンが楽になる秘訣。花粉症対策は今から始めて!

提供:gooヘルスケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

つらい花粉シーズンが日に日に迫ってきています。シーズンのピークを迎える前に取り入れることで、症状を軽くする方法をご紹介。花粉は早め対策が吉です!

花粉シーズンが楽になる秘訣。花粉症対策は今から始めて!

薬も家の環境も早めに整えて!

寒い冬を乗り越え、少しずつ気温が上がって春が待ち遠しいこの時期。温かくなるのがうれしい反面、花粉症シーズンの到来に憂鬱な気分になっている人も多いのでは? 花粉症はもはや国民病とも呼ばれるほど多くの人が患者となっていて、日本人の4人に1人とも。花粉症は、花粉の量がピークを迎える時期より前から、対策を行うことでつらい思いを軽減できます。毎年、花粉症の症状が出ている人は、早めに医療機関で相談を。

今から始めた方がいい花粉症対策

○抗アレルギー薬

アレルギー症状を誘発する、ヒスタミンなどの物質の放出を抑制する薬。十分な効果が出るまで、2〜4週間かかるとされているので、アレルギー症状が出る前からの服用が効果的です。早めに抗アレルギー薬で対策をしておくことで、症状が出始めるのを遅らせたり、花粉の量がピークを迎える時期の症状を軽減し、薬の利用頻度を減少させることができます。市販薬として販売されているので、ドラッグストアなどで購入できます。

○生理食塩水を準備

花粉症の症状が出て、鼻や目がかゆくてつらい時に、生理食塩水で洗うとすっきりします。ドラッグストアなどで低価格で購入できるので、花粉の飛散前にいくつか自宅にストックしておきましょう。

○アルコール・喫煙をさける

アルコールを摂取すると体の血流がよくなるのと同時に、鼻の粘膜を充血させて鼻づまりをひどくさせます。また、たばこはのどや鼻の粘膜を刺激するので、花粉症の症状を悪化させる原因にも。花粉のシーズンに向けて、この2つはできるだけ避けておきましょう。

○冬の晴れ間に布団を干しておく

花粉が飛散する前に、布団を干しておきましょう。できるだけ日光に当てて布団を日光消毒し、ダニなどのアレルゲンを除去して。そのほか、シーツなどの寝具もできるだけこの時期に洗って清潔にしておくと、花粉の付着を防げます。花粉飛散後は、花粉の少ない午前中に干すか、布団乾燥機を使うのがおすすめ。

○空気清浄機と加湿器を準備

花粉対策に空気清浄機はもはや必須ですが、加湿器も合わせて準備を。まず、玄関にリビングなど花粉が入りやすいところに空気洗浄器を設置。入ってくる花粉をここでつかまえます。そして、寝室には加湿器を置いて、空気中に飛んでいる花粉に湿度を与え、床に落としましょう。床に落ちた花粉は、拭き掃除で除去することができます。この空気清浄機と加湿器のダブル作用で、家庭内の花粉を徹底的に排出! もちろん、外で着用した衣類は帰宅後にすぐ脱いで洗うか、袋などに入れておく。また顔や手も帰宅してすぐ洗うなど、家に花粉を持ち込まない基本的な対策は必ず行って。

○ストレスをためない

ストレスがたまっていると、アレルギー症状は悪化します。生活習慣を整え、できるだけ心身ともにストレスのかかりにくい環境にしておきましょう。ただ、ストレスはどうしても生活する上で避けられないもの。ストレス発散できる自分なりの気分転換法も見つけておくとよいでしょう。

○耳鼻科医を予約

花粉シーズンのピークを迎える前に、かかりつけの医師に相談または耳鼻科医を予約して、花粉症の相談を。シーズンが近づくと予約が取りにくくなるほか、薬も効果が出るまでに時間のかかるものがあるので、早めに医療機関を受診しましょう。

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花粉症のつらい症状を緩和してくれるお助け食材

提供:gooヘルスケア

花粉症の食養

気、血、水のバランスをととのえる

出典:株式会社法研「女子漢方」
著者:矢久保 修嗣 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 科長
木下 優子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 外来医長
上田 ゆき子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 救急担当医長

冷えやストレスに要注意

花粉症は、アレルギー症状ですが、鼻水やくしゃみなどの症状を改善させるには、漢方の視点から言うと、気、血、水の乱れを改善することである程度対応できます。気、血、水の乱れは、おもに冷えやストレスなどで起こりやすくなります。体を温め、ストレスによって滞ったり、不足したりする気を補う食養で、気、血、水のバランスをととのえるようにしましょう。

また、花粉症を発症しやすい春は、体内の気が昇りやすいので、熱が上に逃げて体の上部にこもり、それが原因で鼻や目の炎症を引き起こします。この現象は、冬に部屋を温めても、冷気は下にたまり、暖気が上昇するのと同じで、体も下半身が冷えていると、熱が上昇し、鼻や目の炎症に繋がります。

とくに、春になると女性はスカートに素足など、薄着をする人が多いのですが、このとき、できるだけ下半身を冷やさないよう注意してください。

 

気の滞りを解消することが先決

気、血、水のバランスをととのえるには、どうすればよいでしょうか。

まずは、気を巡らせることを考えましょう。血や水を巡らせているのは気で、気が滞っているとすべてに影響するからです。

そして、食事では、体が冷えてくしゃみを連発し、水っぽい鼻水が出る人は、タマネギ、金柑、鮭など、体を温め、気の滞りを解消する食材をとりましょう。

タマネギの辛味成分アリシンは、胃腸を温め消化と新陳代謝を促してくれます。利尿作用のあるカリウムも豊富で、水毒の改善にも役立ちます。なお、タマネギをサラダなど生で食べるときは、水にさらす人が多いと思いますが、その際、アリシンも減ってしまうので、さらす時間は2、3分にとどめるようにしてください。

粘り気のある鼻水が出る人の場合は、熱がこもっているので、余分な熱をとる食材が必要です。穀類なら、小麦やハトムギ、野菜類はホウレンソウなどの葉野菜、キュウリ、白菜、キャベツ、モヤシなど定番の野菜の大多数のほか、セリ、タケノコなど、春が旬の野菜も含まれます。

セリは春の七草の一つであることからも伺えるように、古くから栄養価や薬効が高いことで知られてきました。解熱作用と発汗、利尿など水分の代謝をよくする作用があり、香味で食欲もアップします。

タケノコは、熱を収めイライラを落ち着かせます。利尿作用や、便通をよくする作用など、体内の毒素や老廃物を排出するデトックス効果が高い食材ですが、粗い食物繊維が多く、体を冷やす性質が強いので、胃腸の弱い人や冷え症の人は控えめにしてください。

 

香りの高い食材でストレス緩和

日本は4月からが新年度のため、春は卒業、入学、入社、異動、引っ越しなど、環境が大きく変わる時期でもあります。そのため、環境の変化からストレスが生じ、気の流れが滞りやすくなり、花粉症の悪化に繋がります。

気が滞ると食欲が落ち、食べないでいると”心身にとってよい気”も入ってこないという悪循環に陥って、慢性的な気滞の状態になってしまいます。

ストレスを軽減させるには、主に香りの高い食材がおすすめです。なかでも花粉症には、ジャスミン、紫蘇、ミントなどが有効です。

ジャスミンはモクセイ科の花で、身近なものとしては、その花の香りを緑茶に移したジャスミンティーが一般的です。爽やかな香りのジャスミンティーは、イライラを鎮め、気持ちを落ち着かせる効果や、血行をよくし、免疫力を高める作用などがあります。お茶として飲むほかにも、ジャスミンティーで豚肉を煮ると肉の臭みが取れて、柔らかくなるなど、料理に使うこともできます。

紫蘇は、胃や腸をととのえる働きや、発汗、利尿、精神安定など、さまざまな効能があります。刺身のツマや梅干しに用いられるのは、抗菌、防腐作用も高いためです。ただし旬は夏で、春のスギ花粉の時期は生の葉は手に入りにくいので、紫蘇茶や紫蘇ジュース、紫蘇酒などで対処するとよいでしょう。

清涼感のあるミントの作用は、解熱、鎮静で、炎症を抑え鼻づまりを緩和します。ハーブティーとしてドライハーブが市販されていますが、丈夫で育てやすく、春から秋まで収穫でき、フレッシュな香りを長く楽しめるので、家庭で栽培してみることもおすすめします。

 

冬のイベントの”ごちそう三昧”に要注意

体の不調はある日、突然起こるものではありません。そのため、食養では、調子が悪いその日、そのときだけでなく、一つ前の季節の過ごし方も大切だと考えています。

春にあらわれる花粉症の場合、その前の季節にクリスマス、お正月、バレンタインデーなどがあり、たいていの人がカロリーの高いもの、甘いものなどを食べ過ぎ、飲み過ぎる傾向があります。

花粉症などのアレルギーは、免疫機能の異常によるものなので、免疫機能を司っている腸が、過食や過飲によってダメージを受けると、アレルギー症状も出やすくなります。

また、冬の間は、食べたものや、それによって負担がかかった胃や腸の症状も、滞りがちで、体に蓄積されやすくなります。それが、春の芽吹きの季節になると、いっせいに体の外に出ていこうとして、花粉症の症状も強まるのです。

花粉症の症状を軽くしたいのならば、冬の間、食べ過ぎに注意して、胃や腸に負担をかけないようにすることをおすすめします。

 

花粉症のお助け食材

温性 米麹、タマネギ、エシャレット、金柑、カジキマグロ、鮭、紫蘇、ジャスミン、ワイン、八角
平性 キビ、小豆、キャベツ、グリーンピース、ピーマン、スダチ
涼性・寒性 小麦、ハトムギ、麩、春雨、豆腐、菊花、ホウレンソウ、小松菜、セリ、タケノコ(寒)、モヤシ(寒)、ミント、アサリ(寒)、ワカメ

+αでいつもの食事が、鼻すっきりご飯に

 

  • 副菜や味噌汁にタマネギをプラス
  • 旬の野菜や葉野菜をたっぷりとる
  • いつものお茶をジャスミン、紫蘇、ミントなどに

 

季節別おすすめ食材とおかず

春の食材 菜の花、タラの芽、アサリ、グリーンピース

●おかず
タケノコご飯、グリーンピースご飯、菜の花のゴマ和え、ヨモギ茶

夏の食材 タマネギ、紫蘇、キャベツ、ピーマン

●おかず
紫蘇ジュース、じゃこピーマン

秋の食材 サトイモ、鮭、菊花

●おかず
菊花のおひたし、鮭のムニエル、金柑のハチミツ漬け、サトイモの煮もの

冬の食材 ホウレンソウ

●おかず
ホウレンソウのゴマ和え、サトイモのグラタン

 

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知っておくと便利!花粉症に効く漢方薬。症状別に合わせて選ぶのが正解

提供:gooヘルスケア

つらい「花粉症」改善-漢方医学、西洋医学での対処法

水を巡らせて、鼻水、くしゃみを改善
知っておくと便利!花粉症に効く漢方薬。症状別に合わせて選ぶのが正解

出典:株式会社法研「女子漢方」
著者:矢久保 修嗣 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 科長
木下 優子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 外来医長
上田 ゆき子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 救急担当医長

漢方医学の考え方

症状

花粉症は、西洋医学の視点では、体の外部から侵入した異物に反応して、アレルギー症状を起こすと考えています。アレルギー症状は、鼻水、くしゃみなどですが、漢方では、これらの症状が起こる原因が、気、血、水のバランスの崩れだと考えています。

体が冷えすぎても、熱がこもりすぎても、バランスが崩れる原因になります。また、鼻水やくしゃみは、水がたまってしまう水毒(すい どく)の典型的な症状です。つらいくしゃみや鼻水は、水の巡りをよくすることでかなり緩和されます。

漢方処方

*水っぽい鼻水がある場合

くしゃみや鼻水が出て、体が冷えている場合には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を使うと、速効性が期待できます。一番、よく処方されている漢方薬で、花粉症の季節になるとドラッグストアの市販薬でもよく見かけます。

*手足の冷えや悪寒がある人の場合

冷えが強い場合や体力のない人、お年寄りには麻黄附子細辛湯(ま おう ぶ し さい しん とう)を使います。発熱を伴う風邪にも効果があります。

*ズルズルとした鼻水が出て、鼻が詰まる場合

鼻水がサラサラではなくズルズルとしたタイプは、熱がこもっている可能性があります。この場合、熱を冷ます効果のある葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)が有効です。日本でつくられた処方で、鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎に用いられています。

*眼のかゆみ、顔や眼の下にむくみがある場合

アレルギーによる炎症、血管が刺激されて、むくみが生じている可能性があります。この場合、炎症による熱を発散させる漢方薬、越脾加朮湯(えっ ぴ か じゅつ とう)を併用して、かゆみを抑えます。

 花粉症用のマスクやメガネなどを使い、外出するときは花粉がつきにくいツルツルした素材の上着を着て、家に入る前に花粉を払い落としましょう。

 

西洋医学の考え方

症状

スギ花粉症の人にとっては、春の訪れは憂鬱なものです。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどに悩まされて、集中力も低下し、つらい時期を送ることになります。花粉症の原因は、免疫機能の過剰反応によって、花粉を外敵とみなして体外に追い出そうとするアレルギー反応です。

対処法

花粉症のアレルギー反応を抑えるためには、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤を使います。効き始めるのに少し時間がかかるので、医師の指示に従って、症状が出る前から薬を服用するのがポイントです。

眠気などの副作用が出ることもありますので、気になる場合は、医師に相談してください。

このほか、アレルギー症状を起こす原因となっている花粉を少量ずつ注射などで注入することで、体を少しずつ慣れさせていき、アレルギー反応を起こりにくくする減感作療法(げんかんさりょうほう)も行われています。

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アレルギーを引き起こす意外な物。予防する方法は?

ノーイメージ

【お話を伺った人】千葉 友幸先生

千葉クリニック院長

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(編集・制作 (株)法研

「果物」や「見えない金属」は暮らしの中の意外なアレルゲン。バナナなど、果物によるアレルギーが問題になっています。意外な原因物質を知っておきましょう。

アボカドやキウイにも要注意!

アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)といえば、これまでホコリ、ダニ、杉花粉などが知られていました。しかし、最近では思いがけない物質からもアレルギー症状がおこることがわかってきています。そのひとつがフルーツ。

バナナ、アボカド、キウイなどは、ラテックス・フルーツアレルギー症候群とよばれるアレルギーをひきおこすことがあります。

ラテックスとはゴムの原料ですが、果物アレルギーをもつ患者の多くは、ラテックスにも過敏反応を示すことが知られています。これは、バナナやアボカドといった果物が生ゴムのラテックスと似た分子構造を持っているため、共通のアレルゲンとなるのです。

症状は、口唇の腫れや口腔内の違和感、じんま疹やアレルギー性鼻炎、結膜炎などで、重症の場合はショックに陥ることも。果物アレルギーは、まだ広く一般には知られていないので、日頃からよくフルーツを食べるという人は気をつけたいもの。自分で食べるときはもちろんですが、果物を食べたがらない人や子どもなどに無理強いするのは注意が必要です。

“見えない金属”によるアレルギーも

メガネや、ネックレスやピアスなどの金属に接触したとき、湿疹や腫れなどの症状がおこる金属アレルギー。ところが金属の中には、目に見えないものもあるのです。

たとえばバッグなど革製品のなめし剤として使われているのは、クロムという金属。クロムは肉眼では見えないので、金属アレルギーの人が革製品に触れるときは注意が必要です。また、食品のチョコレートの中にはニッケルが多く含まれていますし、シャンプーや化粧品の中にも金属を含むものがあります。

そして、とくに気をつけたいのは、歯科の治療に使われる金属。アトピー性疾患など、なんらかのアレルギー症状をもつ人は、歯科での治療の前に金属アレルギーがないかどうか検査してみましょう。治療に使われる金属は合金が多いので、見た目で単純に金、銀などと決めつけるのは禁物です。

ストレスや疲労も引きがねに

アレルギーは、私たちの体に異物が侵入してきたとき、それを排除しようという「免疫」の反応が過剰になり、体調を崩した状態です。

その症状の現われ方は、よく水とコップにたとえられます。コップである体に水(アレルゲン)が注がれ、コップからあふれ出たときに症状が出てくるというものです。しかし、水がコップいっぱいにならなくても症状が出るケースもあるのです。

人間の体は免疫、自律神経、ホルモン、精神が支え合ってバランスを保っています。ところが、感染や疲労、ストレスなどアレルギーの悪化原因によって、そのどれか一つでも崩れると、コップそのものがゆがんでしまうのです。コップがゆがむと、中の水はたとえ半分しかなくても、外にこぼれ出してしまうというわけです。

アレルギーを防ぐには、原因となる物質に気をつけるだけではなく、疲れやストレスをためない、心身ともにバランスのいい生活をおくることが重要だといえます。

(「へるすあっぷ21」、法研より)

※この記事は2006年2月に配信された記事です

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