意外と知らない食べ合わせが悪い食品―知らずに食べているかも!?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

何気なく食べている食材の組み合わせが、実は食べ合わせが悪いということも! 意外と知らない、食材の悪い組み合わせをまとめました。

現代の栄養学からわかる食べ合わせが悪い食品

昔から、食べ合わせの悪い食品というのは言い伝えられています。代表的なのが「うなぎ」と「梅干し」の組み合わせ。脂っこいうなぎと、酸味の強い梅干しは、消化不良を起こすと言われてきました。
しかし、現代では、むしろ梅干しは脂っこいうなぎの消化を助けるとされています。諸説ありますが、高価なうなぎを食べ過ぎないようにこの説が作られたとも。
現代でも、栄養学的に食べ合わせが悪い食品はあります。ただし、この組み合わせで食べたからといってその場ですぐに具合が悪くなるというほどの影響は考えにくいもの。無駄に大きな心配はいりませんが、健康的な生活を送るためにも知っておいた方がいいこともあります。知らずに食べている悪い組み合わせをまとめました。

<食べ合わせが悪い食品>

◯ほうれん草+ベーコン

ベーコンの発色剤である「亜硝酸塩」と、ほうれん草の「硝酸」。この2つの成分が体内で反応すると、発がん性物質の「ニトロソアミン」を生成してしまうとか。ただし、ビタミンCを加えると、ニトロソアミンの抑制に働くので、レモン汁をたっぷりかければOK。また、発色剤不使用のベーコンを選べば◎。

◯焼き魚+漬物

和食の定番といえば、焼き魚に漬物。でも、焼き魚の焦げに含まれる「ジメチルアミン」と、漬物に含まれる「亜硫酸塩」が組み合わさると、発がん性物質が生まれるとか。レモン汁をかけると、発がん性物質の生成の抑制に働くので、焼き魚に添えられてくるレモンはぜひ活用して。

◯トマト+キュウリ

サラダにはいつもセットで見かける定番の組み合わせ。しかし、キュウリに含まれる酵素が、トマトのビタミンCを破壊してしまうそう。キュウリの酵素は、酢に弱いので、酢を使ったドレッシングを使いましょう。また、キュウリとトマトはいずれも夏野菜ですが、東洋医学で夏野菜は体を冷やすとされています。冬に一緒にとるとお腹が冷えるという理由も。

◯牛乳+スナック菓子

牛乳には、骨を丈夫にしてくれるカルシウムが豊富。しかし、このカルシウムは、体内にリンが多すぎると吸収が阻害されてしまいます。リンは食品添加物として使われることが多く、スナック菓子やインスタント食品に多く入っています。牛乳のカルシウムをムダにしないため、スナック菓子は控えめにして。

◯納豆+卵白

納豆と卵を混ぜて白いご飯にかけると、朝食に最高ですね。しかも納豆と、卵の黄身に含まれる「ビオチン」は、髪や肌によい栄養成分でWパワーが期待されます。しかし、卵白に含まれる成分は、このビオチンの吸収を妨げてしまうそう。納豆に卵を入れるときは、卵黄だけにするのがおすすめ。

◯レモン+カフェイン

紅茶にレモンを加えて飲むレモンティーが、実は食べ合わせの悪い組み合わせ。レモンについている防カビ剤と、紅茶のカフェインが反応して、発がん性物質が発生してしまうそう。レモンティーを飲む場合は、皮をむいた輪切りレモンを入れるか、果汁だけしぼったり、オーガニックのレモンを使うのがよさそう。




納豆よりクセがなくて食べやすい!栄養豊富『テンペ』のアレンジレシピ2選

ノーイメージ

【お話を伺った人】沖 五月氏

管理栄養士 東京家政大学栄養学科卒業。ライフサイエンス研究所で栄養療法を学び、アメリカの先進栄養学を推進。東洋医学と西洋医学の両面からアプローチする統合医療ビレッジで栄養指導を行う一方、講演会、雑…

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(編集・制作 (株)法研

腸もお肌も若返る話題の大豆食材。もう食べてみましたか?健康食品店やデパートの食材売り場などでテンペを見かけるようになってきました。これは大豆を発酵させて作るインドネシアの伝統食。400年もの昔から常食されてきました。たんぱく質が豊富で消化もよいテンペは、欧米の自然食レストランなどでも人気の食材です。

大豆発酵食品だから、栄養価が高く消化もgood

テンペは大豆を発酵させて作る加工食品です。発酵させて作ることから「インドネシアの納豆」などとも呼ばれますが、納豆とは別物。納豆は細菌の一種である納豆菌で大豆を発酵させますが、テンペはカビの仲間であるテンペ菌を使う点が、大きな違いです。納豆に比べゆっくりと発酵が進むため、独特の匂いや糸を引く粘りはありません。

納豆よりクセがなくて食べやすい!栄養豊富『テンペ』のアレンジレシピ2選

大豆は「畑の肉」といわれるほどたんぱく質が豊富ですが、消化されにくいのが難点。その点、テンペはたんぱく質が分解されているので消化のよいのが特徴です。
また、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることで注目されていますが、テンペ菌で発酵させることによってイソフラボンがより吸収されやすい形(アグリコン型)に変化しています。

さらに、大豆をテンペ菌によって発酵させることでビタミンB群も豊富になり、抗酸化作用やコレステロール低下作用を促進することがわかっています。カルシウム、カリウム、鉄などのミネラルも豊富に含み、抑制神経伝達物質として精神安定や脳の血流改善に効果のあるGABA(ガンマアミノ酪酸)も含まれています。

簡単にできるテンペ・レシピ -テンペピザ-

テンペピザ とろ〜りチーズが引き立て役

【材料】
テンペ150g、ピザ用チーズ(細切り)40g、たまねぎ1/4個、ピーマン1個、アンチョビ4〜5枚、ケチャップ(またはピザ用ソース)大さじ3〜4、バジル少々

【作り方】
(1) テンペは6〜7mmの厚さに切り、片面にケチャップを塗る。

(2) たまねぎ、ピーマンは薄くスライスし、アンチョビは半分に切る。

(3) (1)のテンペにたまねぎ、ピーマン、アンチョビをのせ、ピザ用チーズをかける。

(4) (3)をオーブントースターで5〜7分、チーズが溶けるまで焼く。

(5) 器に盛りつけてバジルをのせる。

簡単にできるテンペ・レシピ -ピリ辛サンチュ包み-

テンペのピリ辛サンチュ包み 野菜たっぷりエスニック風

【材料】
テンペ50g、ゆでタケノコ100g、生しいたけ3枚、ピーマン1個、赤ピーマン1/2個、サンチュ6〜8枚、赤唐辛子1本、ごま油大さじ1、春雨2g、揚げ油適宜
合わせ調味料:砂糖小さじ1、しょうゆ大さじ1、酒大さじ2、オイスターソース小さじ2、水50cc、ラー油少々

【作り方】
(1) 生しいたけは石づきを取り、1cmの角切りに。テンペ、ゆでタケノコ、ピーマン、赤ピーマンもそれぞれ1cmの角切りにする。

(2) 春雨は3〜4cmの長さに切り、180度の揚げ油でさっと揚げておく。

(3) 合わせ調味料の材料は混ぜ合わせておく。サンチュは冷水にとって、水気を切っておくとよい。

(4) ごま油を引いたフライパンを弱火で熱し、種を取った赤唐辛子を炒め、辛みを出したら取り出し、テンペ、ゆでタケノコ、生しいたけ、ピーマン、赤ピーマンを入れ、中火で2〜3分炒める。

(5) 合わせ調味料を加えてさらに炒め、全体がしっとりしたら、(2)の春雨とともにサンチュに包んで盛りつける。

(「テンペのおいしいレシピ」沖五月著、法研より/写真:海老原隆)

※この記事は2005年10月に配信された記事です

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栄養バランスの良い食事とは?ひと目でわかる食事バランスガイド

(編集・制作 (株)法研

食事バランスガイドでかたよりがちな食生活をチェック!健康はバランスのとれた食生活から。食事バランスガイドで1日の望ましい摂取量とメニュー例が一目瞭然。

栄養バランスの良い食事とは?ひと目でわかる食事バランスガイド

分かりやすい目安「食事バランスガイド」

ビタミン、カルシウムをしっかりとらなくっちゃ。塩分、脂質はひかえめに……なんて、知識としてはわかっていても、毎日のメニュー選びとなると、好き嫌いや習慣、気分まかせになっていないでしょうか。一人暮らしだったり、家族がそれぞれ別々に食事をしていると、ついつい食生活はかたよりがちです。言うまでもないことですが、食事は体をつくる基本です。かたよった食生活が続くと、肥満や生活習慣病を招いてしまいます。とはいってもカロリー計算をしたり、栄養の勉強をするのは大変なことです。

そこで、食生活バランスを図れる目安となるような「食事バランスガイド」が平成17年6月に厚生労働省と農林水産省から発表されました。これは栄養の知識がなくても、大まかな1日の摂取量と食事の目安がわかるようにイラストで表したものです。

 

食事バランスは回転するコマのバランス

「食事バランスガイド」はコマのような形をしています。コマの本体は1日の食事バランスで、軸にあたる部分は必要不可欠な水分。コマのひもは「菓子・嗜好飲料は楽しく適量に」で、コマを回すのは適度な運動です。これらがそろえばコマが安定して回転し、私たちの健康を維持することができることを意味しています。

コマの本体は次の5つのグループに区分されています。
(1)主食(ごはん・パン・麺)
(2)副菜(野菜・きのこ・いも・海藻料理)
(3)主菜(肉・魚・卵・大豆料理)
(4)牛乳・乳製品
(5)果物
それぞれについて、成人1人が1日に食べる料理の組み合わせと量を表しています。量の単位は1食の標準的な量を1サービング(SV)として、1サービングを「1つ」と表記しています。

1日にとりたい量のおおよその目安は以下の通りです。主食は5〜7つ、副菜は5〜6つ、主菜は3〜5つ、牛乳・乳製品は2つ、果物は2つです。メニューはいろいろでも、この目安を守っていればバランスのよい栄養と必要なエネルギーを摂取できます。

食事バランスガイドの使い方

たとえば、1日のうちの主菜の選び方をみてみましょう。食事バランスガイドに主菜の料理例としてあげられているのは、1つ分=冷やっこ・納豆・目玉焼き、2つ分=焼き魚・マグロとイカの刺身・魚の天ぷら、3つ分=ハンバーグステーキ・豚肉のしょうが焼き・鶏肉のから揚げなどです。

あなたが朝食で目玉焼きをひとつ食べたとすると、1つ(SV)とカウントされます。さらにランチでハンバーグステーキを食べると、3つ(SV)が加算されます。主菜は3〜5つが1日の目安ですから、朝と昼で4つ(SV)となるので、夕食は1つ(SV)のものを選びます。ここでは1つ分の納豆か冷やっこを選ぶとよいでしょう。

朝はパンとコーヒーのみ、昼は焼き魚(2つ分)定食という場合は、夜には3つ分の主菜、豚肉の生姜焼きを選ぶことで、合計5つ(SV)になります。さっそく今日からバランスのとれた食生活のバイブルとして、食事バランスガイドを活用してみませんか。

(「健康のひろば」、法研より)

※この記事は2005年10月に配信された記事です

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夕食に●●を食べるだけで脂肪が燃える!? 夜フルーツダイエット

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

フルーツを食べるだけで、寝ている間に脂肪が燃えてヤセられる! こんな楽ちんダイエット法をご紹介。

低カロでヤセ力UP! 3つのフルーツに注目

ヤセるためには「夕食後のデザートなんてNG!」と思っていませんか? たしかに夕食後、脂肪として体にたまりやすいものを食べれば太ってしまいます。でもその心配がなく、食べることで寝ている間にヤセやすくなるデザートがあるんです。それが「フルーツ」! これを教えてくれたのは、医師の日比野佐和子先生です。

夕食に●●を食べるだけで脂肪が燃える!? 夜フルーツダイエット

睡眠中、深く眠ることで体内では「成長ホルモン」が分泌され、細胞を修復しています。この働きがスムーズに行われることで代謝がアップし、ヤセやすく太りにくい体質に。この働きを促す成分を含み、かつカロリーが低くて脂肪がたまりにくいため、フルーツは夕食のデザートに最適なのです。なかでも近年、注目を集めているのがスイカ、グレープフルーツ、パパイヤの3つです。
どのフルーツも実や皮、香りにまで“寝ヤセ”パワーがたっぷり! 消化の時間を考えて、就寝3~4時間前までにとりましょう。冷えやすい人は、夕食でネギやショウガなど体を温める食材を合わせてとると、さらに効果的です。

“寝ヤセ成分”をおいしく注入できる3つのフルーツ

1)スイカ

高い抗酸化力があり、老化を防いで代謝を上げる「スーパーアミノ酸」として注目の成分「シトルリン」。このシトルリンは瓜類に豊富ですが、中でもダントツに多いのがスイカです。特に皮に多いので、白い部分まで食べると睡眠中の細胞修復力が大幅アップ。

●スイカの“寝ヤセ”成分
 
・シトルリン
血管を若返らせる効果抜群。寝ている間の細胞修復を促し、ヤセやすい体質に導く。血行をよくするため熟睡に入りやすく、成長ホルモンの分泌にも有効。

・カリウム
夏に多くなるのが、むくみ太り。スイカに豊富なカリウムは、体にため込まれた余分な水分と塩分を排出。めぐりのいい体にしてむくみを防ぎ、スッキリボディに!

2)グレープフルーツ

「ヤセる香り」として注目を集めているのが、グレープフルーツの香り。2つの香り成分があり、一方が体を温めて熟睡に導き、もう一方が脂肪燃焼を促す相乗効果でダイエットに働きます。

●グレープフルーツの“寝ヤセ”成分
 
・リモネン
かんきつ類に多く含まれる香り成分。血管を拡げて血流を促し、体温を上昇させる。上がった体温が下がるとき、眠気が訪れて熟睡に。これで成長ホルモンをしっかり分泌。

・ヌートカトン
グレープフルーツ独特の香り成分。脂肪燃焼を促すUCPというタンパク質の生成を促し、就寝中のダイエット効果を高める。疲労も軽減し、翌日も元気に動けてカロリー消費量がアップ!

3)パパイヤ

重要な栄養素をオールマイティーに含み「ファンタスティックフルーツ」とされるパパイヤ。特にデトックス力は絶大。さらに、熟す前の青パパイヤには大量の酵素が。消化を促し熟睡をサポートするので、見つけたらぜひ食べて。

●パパイヤの“寝ヤセ”成分

夕食に●●を食べるだけで脂肪が燃える!? 夜フルーツダイエット

・イソチオシアネート
体内の有害物質を無毒化する“毒消し成分”。パパイヤはバツグンの含有量を誇り、200g(約1個)食べればデトックス効果が約3日持続するとか。体の機能を高め、代謝アップをサポート。

・β‐カロテン
β‐カロテンは、黄色やオレンジ色の野菜や果物に多い色素成分。体内の活性酸素を除去し、睡眠中の細胞修復を促して、太りにくい体に。

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ぐっすり眠りたい人に…睡眠の質を高くする5つの食べ物

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ベッドに入るけどなかなか寝つけない、しっかり寝たのに疲れが取れない、という人は必見。睡眠の質を上げる食べ物をご紹介します。

心地よい睡眠を誘う5つの食材とは?

人生の三分の一は眠っていると言われるほど、睡眠は生活する上で大切です。睡眠の質を上げる方法は、寝具や明かりの調整、運動など多岐にわたります。今回は、中でも簡単にできる睡眠の質を上げる食べ物をご紹介。睡眠の質を上げるには夕食を就寝時間の3時間前までに済ませて、食べ物の消化を済ませておくのが基本です。

<睡眠の質を高くする5つの食べ物>

1)バナナ

睡眠に大きく関わっているのが、脳内伝達物質の「セロトニン」と「メラトニン」。「セロトニン」は別名ハッピーホルモンとも呼ばれ、心の安定やバランスをとることに作用します。そして「セロトニン」は夕方になると、睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」に変換されます。「セロトニン」は脳内で作られますが、その材料として必須アミノ酸の「トリプトファン」が必要です。トリプトファンを多く含む食品は、バナナ、乳製品、豆製品、アボカド、肉類など。特に、朝食にトリプトファンを含む食品をとると、セロトニンが分泌されやすくなります。例えば、バナナ牛乳を朝飲んでおくと、夜の睡眠の質がアップ!

2)鶏胸肉

鶏の胸肉には、抗酸化力のある「イミダペプチド」という成分が含まれています。この成分は、疲労の原因成分である活性酸素に働き、疲労を回復する効果が。1日200mlのイミダペプチドを摂取するのがおすすめなので、鶏胸肉なら100gを目安に食べて。体の疲労物質を効率的に取り除くことで、睡眠の質を高めます。

3)チョコレート

脳の神経伝達物質「ギャバ」には、興奮を抑える作用があります。ギャバを含む食品をとることで、体をリラックスさせ良質な睡眠を促します。ギャバが含まれているのは、チョコレートやココア、玄米、発芽玄米、雑穀類など。日中のイライラ緩和にも役立つので、仕事中のおやつにもおすすめです。

4)魚介類

人は眠る時に、体の深部体温を下げます。この作用がうまくいかないと、寝つきが悪くなったり、眠りが浅い状態に。必須アミノ酸のひとつ「グリシン」には、血管を拡張させて深部体温を下げる働きがあります。「グリシン」は体内でも作ることができるアミノ酸ですが、食事からもとれます。主に魚介類に多く含まれており、中でも含有量の多いエビやカニ、ホタテなどを意識してとりましょう。

5)梅干し

酸味の成分「クエン酸」は、疲労回復成分として有名。梅干しや柑橘類などをとることで「クエン酸」がエネルギーを効率的に作り出し、疲労を回復させます。睡眠中にしっかり疲労回復できるので、翌日に疲れを持ち越しません。この「クエン酸」は前述の「イミダペプチド」と一緒にとることで相乗効果が。鶏胸肉に梅肉ソースを添えて食べるなどして、日常的に摂取するのがおすすめです。

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ストレス対策は食事から!ストレスに負けない心と体を作る4つの栄養素

山本 晴義先生

【お話を伺った人】山本 晴義先生

横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長 1972年東北大学医学部卒業。2001年より現職。医学博士。神奈川産業保健推進センター相談員、文京学院大学講師、駒沢大学講師ほか。著書に:『ストレス一日決…

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(編集・制作 (株)法研

ストレスに効くのは、こんな食材です。運動やショッピングなど、ストレス対策はいろいろ。でも食事の内容で解消することも可能です。

キメ手はビタミン!

「最近、ストレスがたまってるな……」
ふと、そう感じたとき、あなたならどんな解消の手段をとりますか? ジムで運動、買い物、友達とお酒を飲みに行く……ストレス対策には、いろんな方法がありますが、日頃の食事でストレスをやわらげる方法もあるのです。

まず、意識するのは、栄養のバランスをととのえること。その上で、ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、たんぱく質を含む食材を積極的に食事にとりましょう。
それはなぜでしょう? これらの栄養素はストレスに負けない心と体を作るうえで有用な働きをしているからです。以下にそれぞれの働きを紹介してみます。

ストレスは、ビタミンB1、Cを消費!

【ビタミンB1】

ストレスを受けると、体内のビタミンB1の消費量が多くなります。ビタミンB1は、別名“精神的ビタミン”とよばれるほど、ストレスと係わりが深い栄養素。
ビタミンB1が不足すると、イライラ、不眠、めまい、記憶力低下などがあらわれます。「この頃イラつき気味かも……」そう思ったときは、ビタミンB1を多く含む食材を意識して食べるようにしましょう。ちなみにビタミンB1が豊富な食材は以下の通り。
豚ヒレ肉、ボンレスハム、鶏レバー、牛乳、うなぎかば焼き、さつまいも、じゃがいも、白米(ごはん)、食パン、そば(生)、薄力粉、ごま、落花生

この中でも豚ヒレ肉は、80gでビタミンB1含有量0.98mgと、ストレス対策にとくに効果のある食材。ランチタイムのメニューにポークソテーを選ぶなど、日頃の食事にうまく取り入れたいものです。

ストレス対策は食事から!ストレスに負けない心と体を作る4つの栄養素

【ビタミンC】

ストレス状態になると、私達の体内では、全身の抵抗力を高めるために、副腎皮質ホルモンが分泌されます。そのときに必要なのがビタミンC。また、ビタミンCはストレスによって、体外に排出されやすくなるので、ストレス過剰の人は、たくさん摂るといいでしょう。ビタミンCを多く含む食品は、次の通りです。
いちご、ネーブルオレンジ、温州みかん、レモン汁、グレープフルーツ、柿、キウイ、菜の花、キャベツ、ピーマン、かぶ(大)、小松菜、カリフラワー、れんこん

ストレス対策は食事から!ストレスに負けない心と体を作る4つの栄養素

カルシウムとたんぱく質も強い味方!

【カルシウム】

カルシウムには骨を作るだけでなく、神経を鎮静させる効果もあります。“心の安定剤”ともよばれるのはそのため。カルシウムは、次の食材に豊富に含まれています。
牛乳、チーズ、ヨーグルト、スキムミルク、木綿豆腐、凍り豆腐、小松菜、切り干し大根、わかさぎ、いわし丸干し、煮干し、干しえび、しらす干し、ひじき

ストレス対策は食事から!ストレスに負けない心と体を作る4つの栄養素

【たんぱく質】

ストレスにさらされると体内では副腎皮質ホルモンが分泌されますが、体内がこのホルモンを合成するときにはビタミンCだけでなく、たんぱく質も必要です。副腎皮質ホルモンには全身の抵抗力を高めるほか、ストレスによる不安をやわらげてくれる効果がありますが、ビタミンCばかりとっていてもたんぱく質が不足していると副腎皮質ホルモンのパワーは期待通り発揮されません。たんぱく質も沢山とりましょう。良質のたんぱく質を含む食材は次の通りです。
あじ、くろまぐろ刺身、べに鮭、うなぎかば焼き、牛肉(もも)、豚肉(もも)、鶏卵、牛乳、ヨーグルト、チーズ、スキムミルク、木綿豆腐、納豆

ストレス対策は食事から!ストレスに負けない心と体を作る4つの栄養素

ストレスをやわらげるために、なにか行動を起こすのは大変。でも、ストレスをやわらげる栄養素を多く含む食材をとるのは、ずっと楽チンですね。「ココロに効く食事をとっているから、ストレスなんかに負けないゾ!」と、気持ちの張りもよみがえります。
ストレスには先手をとって対策をとる…そんな、パワフル&しなやかな毎日を送りたいものです。

(「ストレスチェックノート」山本晴義監修、法研より)

※この記事は2006年10月に配信された記事です

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