ドーナツに栄養はない!? 実は体によくない物質だらけ…

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

見た目もかわいくて、ついつい買ってしまうドーナツ。何気なく食べているドーナツに潜む、体によくない物質についてまとめました。

小麦の糖質と砂糖には依存性がある

コンビニでもよく目にするようになったドーナツ。手頃な価格で、ちょっと小腹が空いた時や、ランチのかわりに利用している人も多いはず。でも、ちょっと待って。実は、ドーナツには体によくない物質がたくさん入っているんです。その理由についてまとめました。

ドーナツに栄養はない!? 実は体によくない物質だらけ…

<ドーナツが体によくない理由>

◯輸入小麦への不安

ドーナツのメインの原料となっているのが小麦です。日本で消費される小麦のうち、国産の割合は15%ほど。それ以外は、輸入に頼っています。国産の小麦の多くは、うどんなどの麺類に使用され、パン用などの小麦はそのほとんどが輸入したものだそう。輸入小麦には「ポストハーベスト」の心配があります。ポストハーベストとは、収穫された後に使用される、品質を維持するための殺菌剤や防カビ剤のこと。ポストハーベストは、畑で使われる農薬より100倍以上濃い濃度で使われると言われており、その農薬は外側だけではなく農作物の内側まで浸透するそう。発がん性などが問題視されています。

◯砂糖の依存性

甘いドーナッツは心の癒やし。でも、その甘さには危険も伴っています。ドーナツの生地はもちろん、表面をコーティングするグレーズにも砂糖がたっぷり使われています。この砂糖には、依存性があるのだそう。アメリカで行われた動物実験では、砂糖はコカインの8倍も依存性があるという結果が発表されています。依存性の怖いところは、同じ量の砂糖を取っても快感が得られなくなり、どんどん甘いものを欲するようになるということ。砂糖の効果が切れると、イライラしてしまい、また甘いものを食べるという負のサイクルも生まれます。

◯小麦に含まれる糖質

小麦が原料のドーナツには糖質がたっぷり。糖質には、砂糖と同様の依存性があるのだそう。糖質を摂ると、脳内報酬系の「ドーパミン」と、脳内麻薬の「エンドルフィン」が分泌され、強い快感が生まれます。砂糖と糖質がたっぷり含まれるドーナツは、なかでも依存になりやすい食品。肥満や糖尿病のリスクが高まります。

◯揚げ油のトランス脂肪酸と油の酸化

ドーナツは生地を油で揚げていますが、揚げ油に大豆やコーンの油など「遺伝子組換え食品」が使われている可能性も高くあります。また、気になるのは、揚げ油に含まれる「トランス脂肪酸」です。アメリカでは、トランス脂肪酸を含む油やマーガリンの使用が2018年の6月から禁止されます。トランス脂肪酸を摂りすぎると、血液中の悪玉コレステロールが増加し、心臓疾患のリスクが高まるためです。また、コンビニなどで市販されているドーナツは揚げてから時間が経っているのも気になるところ。油は酸素に触れると、酸化します。酸化した油を含む食品を摂ると、体の酸化を促進。体の細胞をサビさせ、病気や老化の原因となります。




最強の夏バテ予防食!夏野菜とスパイスカレーでパワーアップ

【お話を伺った人】根本 理英子先生

管理栄養士 東京家政学院大学卒業、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。栄養士・管理栄養士の教育養成に携わる。その後、大学病院でさまざまな疾病の栄養管理および栄養指導に従事。健康管理、疾病予…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

きつい暑さを夏野菜のカレーで乗りきりましょう。ビタミン・ミネラル豊富な夏野菜とさまざまな機能性のあるスパイスを組み合わせた最強の夏バテ予防食!

体力を消耗する夏だからこそ栄養バランスのよい食事を

本格的な夏到来! 外はうだるように暑いのに、屋内は冷房で寒いくらい。疲れきって家に帰っても熱帯夜でよく眠れない……これでは食欲も低下します。でも、食べたくないからと食事を抜いたり、冷たくて口あたりのよいめん類ばかり食べていたら、体力が落ちて夏バテしてしまいます。
体力の消耗の激しい夏だからこそ、栄養素のバランスがとれた食事をすることが大切なのですが、「分かってはいるけど食べられない」ときだってありますよね。

そんなときは、量よりも質を充実させましょう。たんぱく質は、不足すると免疫力の低下を招き、基礎体力が落ちてしまうので欠かすことはできません。脂肪が少なく良質なたんぱく質を含む、白身魚や豆腐、鶏のささみ、豚ヒレ肉などは、胃腸に負担がかからず食べやすいでしょう。夏は汗とともにビタミンやミネラルを失うため、野菜はたっぷりとるようにしたいもの。香りや辛味を利用することにより、食欲増進も期待できます。
そこで強い味方となるのが旬の夏野菜とスパイス、そしてこれらをたっぷり使ったカレーです。そういえば、暑くなるとカレーが食べたくなりませんか?

最強の夏バテ予防食!夏野菜とスパイスのカレーでパワーアップ

夏にはやっぱり夏野菜

夏が旬の野菜にはトマト、キュウリ、ナス、ピーマンなどがありますが、どれも一年中スーパーに並んでいますから、旬といってもピンとこないかもしれません。でも、旬のものと季節外れのものでは味も栄養価も違います。見た目は変わらなくても、旬のもののほうがビタミン・ミネラルを多く含み、味がしっかりしています。薬膳の世界では、夏野菜は体を冷まし、冬野菜は体を温めるものが多いと言われます。その季節にとれたものを食べるのは理にかなっているのです。さらに、たくさん出回るので価格が安いのも魅力です。

夏野菜に豊富に含まれるビタミン・ミネラルは、体調を整えるのに欠かせない大切な栄養素。カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変わり、夏の強い日差しで疲れた目や肌の健康に役立ちます。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かすことができないため、日焼けによる肌のダメージをケアします。カリウムは体内のナトリウムを体外へ排出して血圧の上昇を予防し、利尿作用がむくみの解消に役立ちます。

主な夏野菜の夏バテ予防効果

ゴーヤ(ニガウリ):豊富に含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくく、苦味成分モモルデシンが食欲を増進させる。

トマト:酸味のクエン酸やリンゴ酸が胃酸の分泌を促し食欲増進効果が。赤色色素リコピンは抗酸化作用が強く、がんや老化予防だけでなく、メラニンの生成を抑え美白の効果も期待できる。

キュウリ:カリウムが豊富で利尿作用があるので、むくみ解消に。夏の露地栽培のキュウリは冬のものよりビタミンCが2倍以上含まれる。また、ぬか漬けにするとビタミンB1が大幅に増える。

ピーマン:ビタミンCやβ-カロテンが豊富。ピーマンのビタミンCは加熱に強く、β-カロテンは油と相性がよいので炒め物などにすると吸収されやすい。

モロヘイヤ:エジプトの王様が食べていたと言われ、ビタミン、ミネラルが豊富。ネバネバ成分ムチンは糖分やコレステロールの吸収を遅らせる働きがある。カルシウムは小松菜の1.5倍も。

トウモロコシ:食物繊維が多く、含有量は玄米と同じ。ひげ根を干して煎じて飲むと利尿作用があると言われ、漢方薬にもなっている。

ほかにもナス、オクラ、インゲン、カボチャなど、夏が旬の野菜を毎日の食事に取り入れ、夏バテを予防しましょう。

最強の夏バテ予防食!夏野菜とスパイスのカレーでパワーアップ

カレーには夏を乗り切るための秘密がいっぱい

インドやタイなど暑い国では、スパイスたっぷりの辛い料理が好まれますが、これは、辛いものを食べて体を中から温め、汗をかくことで体内にたまった熱を逃しているのです。またスパイスには、胃液の分泌を促し食欲を増進させる効果があります。
そして、夏バテに効くさまざまなスパイスがバランスよく調合されているのがカレー! カレーに使われるスパイスには、どのような効能があるのでしょうか?

ターメリック(ウコン):鎮痛、健胃、肝臓機能の強化、抗酸化作用など。カレーの黄色い色のもとになる。
唐辛子:発汗、消化促進、抗酸化作用など。カレーの辛さを決める。
コショウ:健胃、殺菌、発汗、消化促進など。香りは表皮に含まれるので、黒コショウのほうが香りが強い。
コリアンダー:健胃、整腸、鎮痛、消化促進など。煎ると香ばしい香りとなり、カレーの風味づけには欠かせない。
クミン:消化促進、下痢、腹痛、胃痛などに効果。カレー独特の強い香りをつくる。

これらのスパイスに共通するのが発汗、消化促進、抗酸化作用など。組み合わせることでより効果が高まり、胃腸の働きをよくし、食欲を増進させて疲労回復の効果が期待できます。殺菌作用もあり食べ物の腐敗を防ぐなど、カレーには暑い夏を乗りきるための秘密がいっぱい! 暑くなるとカレーが食べたくなるわけです。
生ではそんなに食べられない野菜もカレーで煮込めば嵩(かさ)が減り、溶け出した栄養素も捨てずに食べられます。さらに、疲れたときには欠かせないビタミンB1が豊富な豚肉や豆類をたんぱく源に加えれば、まさに理想的な夏バテ予防食!

インドでは、各家庭で好みのスパイスをブレンドしてカレーを作ります。10~30種類ものスパイスを使うそうですが、時間があるときはオリジナルカレーに挑戦するのも楽しそう。もっと手軽に、市販のルーに好みのスパイスを加えるのもいいですね。市販のルーは案外油脂が多く含まれ高カロリーなので、食べすぎるとカロリーオーバーにも。スパイスを加えた分、市販のルーを少なくするとよいでしょう。

また、刺激の強いスパイスのとりすぎは胃腸の粘膜を傷める原因にもなるので要注意。胃腸の弱い人や具合が悪い人は避けたほうがよいでしょう。

※この記事は2007年8月に配信された記事です

続きを読む




夏バテ&日焼け予防にはビタミンパワーを!効果的にとる方法とは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

夏バテを防いだり、日焼け対策にはビタミンが重要です。ビタミンを多く含む夏野菜と効率的なとり方とは。

旬の野菜を選べば効果的にビタミンがとれる

夏バテや、紫外線によるダメージ肌の対策に必要な栄養素といえば、ビタミンC、β‐カロテン、ビタミンB群などのさまざまなビタミン。
このビタミン摂取のためにとりたいのが、旬の野菜です。たとえばトマトは1年中栽培されていますが、6~9月の旬の時期は、ビタミンC、β–カロテンともに多くなっています。とくに、β–カロテンは、最大月の7月では最小月の11月の2倍以上(※1)にもなるのです。

ただし、ビタミンCは流通・販売方法などの影響も受けやすく、収穫後、日数が経つと含有量が減ってしまいます。そのため、なるべく近くの産地でとれた新鮮なものを選ぶことも大切。

また、冷凍野菜は一般的に旬の野菜でつくられるので、オフシーズンの生のものより冷凍野菜の方が、ビタミン量が豊富なことが多いそう。冷凍ものも上手に活用して。次で紹介するビタミン含有量を参考に、夏野菜ですこやかな体とお肌をキープしましょう。

夏バテ&日焼け予防にはビタミンパワーを!効果的にとる方法とは?

ビタミンをたくさんとれる夏野菜

それでは、夏バテや肌ダメージの対策にとりたいビタミンを挙げていきましょう。合わせて、それぞれのビタミンの含有量が多い夏野菜のトップ3もご紹介します。含有量は各野菜とも、1回分の使用量(可食部)を想定して、独自に算出したランキング(※2)です。

○ビタミンC~紫外線対策や免疫力アップに

肌のコラーゲンの合成に関わり、美白成分としてメラニンが過剰につくられるのを抑える働きが。免疫力を高めるためにも、積極的にとりたい成分。1日の目安量は100mg(※3)。

1位:ピーマン(赤)…85mg/50g(約中2個)
2位:かぼちゃ(西洋)…64.5mg/150g
3位:にがうり(ゴーヤ)…60.8mg/80g(約1/2本)

○β-カロテン~肌の生まれ変わりをサポート

体の中で必要に応じて、ビタミンAに変わり、肌の生まれ変わりをサポートする。抗酸化作用が高く、活性酸素の消去に有効とされている。摂取基準量はなし。

1位:モロヘイヤ…6000μg/60g(約1/2袋)
1位:かぼちゃ(西洋)…6000μg/150g
3位:つるむらさき…3000μg/100g(約1/2袋)

○ビタミンB1~疲れの解消に

炭水化物(糖質)の代謝を高める補酵素として働き、疲労物質を処理する働きが。お酒を飲む人はとくに消費されるので積極的にとりたいビタミン。1日の目安量1.1mg(※3)。

1位:えだ豆…0.31mg/100g(約2/3袋)
2位:とうもろこし…0.23mg/150g(大きめ約1/2本)
3位:モロヘイヤ…0.11mg/60g

○ビタミンB2~エネルギーを生む

エネルギー生産に関わる多くの栄養素、なかでも脂質代謝をサポート。不足すると、肌荒れやニキビなど肌トラブルのもとに。1日の目安量1.2mg(※3)。

1位:モロヘイヤ…0.25mg/60g
2位:えだ豆…0.15mg/100g(約2/3袋)
2位:とうもろこし…0.15mg/150g(大きめ約1/2本)

○ビタミンB6~皮膚炎の予防に働く

タンパク質のもとになるアミノ酸代謝の補酵素として働く。皮膚炎予防に有効なことでも知られている。1日の目安量1.2mg(※3)。

1位:かぼちゃ(西洋)…0.33mg/150g
2位:とうもろこし…0.21mg/150g(大きめ約1/2本)
2位:モロヘイヤ…0.21mg/60g

※1)「辻村卓他,ビタミン71巻2号:67-74(1997)」
※2)ビタミン量は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より算出
※3)成人女性の1日の推奨量または目安量で、各年齢層別の最大値

続きを読む




おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

健康的な食生活に欠かせない“サラダ”。でも、ちょっと待って。サラダには太るサラダと、痩せるサラダがあるんです。その違いをご紹介します。

サラダをもりもり食べても痩せるとは限らない

忙しい毎日を送っていると野菜不足になりがち。そんな時に食べたくなるのが、日頃の野菜不足を補うことができるサラダ。ただし、どんな種類のサラダでもよいというわけではありません。サラダには太るサラダと、痩せるサラダがあるのです。あなたがいつも食べているサラダは、どちらのサラダでしょうか? その見分け方をまとめました。

おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い

<太るサラダと痩せるサラダの大きな違いと見分け方>

○ドレッシング

サラダの味の決め手となるドレッシング。カロリーが高い、マヨネーズベースのものや、ごまベースのものを使うと“太るサラダ”になってしまいます。食べるときは、ドレッシングの量を調節して! 逆に“痩せるサラダ”になるのは、和風ドレッシングや、イタリアンドレッシングなど。ベースのオイルは、オリーブオイルや亜麻仁オイルだと◎。市販のドレッシングは、塩分が高く、さらに砂糖や添加物が入っているものも多いので、手作りがおすすめです。オリーブオイルなどのオイルに、酢orレモン、塩だけでも十分おいしくいただけます。

○ベースの野菜

定番のサラダといえば、グリーンの野菜がベースとなっているもの。そのベースとなる野菜の栄養価に注目を。お皿に山盛りのボリューム満点サラダでも、ベースがレタスだけでは、痩せるサラダになりません。というのも、レタスはカリウム、食物繊維は豊富ですが、95%が水分。カロリーは低くても、体を痩せさせるために必要な栄養価の高い野菜とは言えません。できれば、ベースのグリーンは数種類の葉野菜が混ざっているサラダを選びたいもの。そのほか、ニンジン、パプリカなどの緑黄色野菜や、海藻サラダも、ビタミン・ミネラルが豊富な痩せるサラダです。

○トッピング

健康のために積極的にとりたいのがタンパク質です。人の体を構成しているタンパク質は、三大栄養素のひとつであり、エネルギーを消費する体づくりに重要な栄養素。しかし、厚生労働省の調査によると、日本人のタンパク質摂取量は1950年代と同水準(※)で、不足が目立ちます。卵、豆類、肉、魚などを積極的にとりましょう。サラダのトッピングには、タンパク質がのっている、サラダを選びたいもの。タンパク質がない場合は、コンビニエンスストアで販売されている、サラダチキンやゆで卵などを加えて、バランスをとって。

○炭水化物が多い

サラダという名前でも、パスタサラダ、ポテトサラダは、痩せるサラダとは言えません。パスタや、イモには炭水化物が多く、カロリーが高くなりがち。また、こうしたサラダ+パンといった食事だと、炭水化物ばかりになり、バランスが悪く、痩せにくいメニューに。グリーン系のサラダがない場合は、豆やごぼうのサラダを選ぶのが正解です。

※)国立健康・栄養研究所「国民栄養の現状」
厚生労働省「平成25年国民健康・栄養調査」

続きを読む



ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

食事のたびにカロリーをチェックするカロリー制限ダイエットはストレス大! 誰もが望んでいる、楽に痩せられるダイエットの新常識をご紹介します。

運動よりもカロリー制限が手軽?

「ダイエットをしよう」と決意した時、まず思い浮かべるのが、太りそうな食べ物を控えたり、食べる物を減らす“カロリー制限”ではないでしょうか。いまは、スーパーやコンビニの商品、ファミリーレストランのメニューにもカロリーが記載されています。
ダイエットでカロリー制限するのは、摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やせば、痩せるという理論からきているもの。運動をして消費カロリーを増やすより、食べ物を制限して摂取カロリーを制限する方が手軽なため、まず食べ物のカロリーを制限する方に向かいがちです。
ただ、食べ物のカロリー制限は好きなものが食べられないというストレスも多い方法でした。しかし、近年の研究ではダイエットにはカロリー制限がいらないことがわかってきています。

ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識

お腹いっぱいたべても痩せるコツ

米国医師会が発行する『ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)』に掲載された記事によると、カロリー計算や食事量の制限をしなくても、体重を減らせるのだそう。そのダイエット成功のカギは、食事の質でした。スタンフォード・プリベンション・リサーチ・センターの研究で、体重超過や肥満の人、約600人を対象に、1年にわたり炭水化物が少ない(ローカボ)と、脂質が少ない(ローファット)のダイエット効果を検証しました。
その結果は、2つのグループともに、ウエストサイズ、体脂肪、血圧・血糖値などが減少し、健康度が上がったのです(※)。

この2つのグループが行った方法で注目したいのが、どちらのグループも「お腹いっぱいまで食べていい」というルールで行ったこと。それぞれのグループは、炭水化物や脂肪の摂取を控えましたが、それ以外の食事制限は行っていません。参加者によると、食べ物との付き合い方が変わり、テレビを見ながらの“ながら食い”が減って、家族で食卓を囲むことが増えたそう。

この結果を見ると、カロリー制限は必要なしと思われがちですが、実は、実験の終わりには、以前より少ないカロリー摂取量になっていました。意識的にカロリー制限をしたわけではないけれど、結果的に摂取カロリーが少なくなっていたということです。類似の実験も多数行われており、最近では「健康的な食事を意識すると自然と摂取カロリーが減っていくこと」がわかっています。

ダイエット成功の鍵は、カロリー制限を意識することではなく、食事の質を上げることを意識することでした。

・ 野菜や自然の食品をとる
・ 精製した穀類を避ける
・ 人工甘味料、添加物を加えた加工食品を極力避ける

また、これらを意識することによって、従来のカロリー制限による食事に対するストレスを感じることもなく、自然とカロリーを制限することができます。ダイエットには我慢がつきものとイメージする人も多くいますが、ストレスなくダイエットできる方法もあるのです。まずは我慢することではなく、食事の質を上げることに注目してみましょう。

※)『JAMA Network』

続きを読む



ガマンなしの”ゆるグルテンフリー”で痩せるからだになる方法

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

小麦に含まれるグルテンを避けてやせる「グルテンフリーダイエット」。より簡単にできる方法をご紹介。

小麦食をゆるく控えれば自然にやせ体質に!

海外セレブの間で大流行したグルテンフリー食。モデルのミランダ・カーなどが続々やせて話題になりました。
そもそもグルテンとは、小麦に含まれるたんぱく質の一種で、これを食事から除くと体質が改善され、ダイエットできるというもの。小麦粉のグルテンには、食べれば食べるほど小麦製品がやめられなくなる「グリアジン」という成分が含まれています。
このグリアジンには、食欲を増進させる作用がある上、パンやケーキなどの小麦製品をどんどん食べたくさせるため、肥満が加速されるのです。
また、小麦のでんぷん「アミロペクチンA」は、素早くブドウ糖に分解されるのが特徴です。そのため小麦製品は、血糖値を急上昇させてしまい、これも太るもとに。血糖値を急上昇させる力は砂糖よりも強く、これこそ小麦食で太る最大の原因なのです。

でも、パンもパスタも大好きでやめられない……とトライできなかった人も多いのでは?
そんな人にオススメなのが「ゆるグルテンフリー食」。エイジングケアにくわしい医師の松村圭子先生(成城松村クリニック院長)が提唱しています。
スタートは“1日1食は小麦製品をやめる”など、ゆるめでOK。下で紹介する3つのステップを順番に取り入れて、1週間試してみましょう。しらたきなどの小麦製品を代用するメニューを味方に、ゆるグルテンフリーをこの1週間で“小麦中毒”から脱出。その後は2日に1回小麦食をとるペースで続ければ、スルッとやせていきますよ。

ガマンなしの"ゆるグルテンフリー"で痩せるからだになる方法

ゆるグルテンフリー食を成功させる3ステップ

小麦食とは、パスタ、パン、カレー、ぎょうざ、焼きそば、お好み焼き、フライもの、洋菓子など。小麦が主原料の食品はもちろん、ルウに小麦粉が含まれているカレー、衣に小麦粉やパン粉が使われる揚げ物も注意が必要です。また、市販の肉団子やハンバーグなどの加工品は、つなぎに小麦粉やパン粉が使われているので、原材料をチェックしましょう。
健康によいとされる全粒粉も、グルテンフリーでは同様に避けて。
小麦製品の代わりに、豆腐、ビーフン、しらたき、米粉、ご飯を食べるとストレスがなく続けられます。

○STEP1…小麦食を2食続けない
「朝食にパン」→「昼食にパスタ」と小麦食が続くのはNG。朝がパンなら、昼はご飯にするなど、小麦なしの食事をはさんで。

○STEP 2…小麦食を1日1回にする
次のステップでは、朝・昼のどちらかは小麦食OK。脂肪になりやすい夕食は、小麦製品なしで。主食だけでなくおかずにも注意を。

○STEP 3…小麦食を2日に1回にする
さらに小麦製品は1日おきにし、1食に控えます。2日のうち1日は完全にノー小麦デーに。これで体がグンと変わります。

完全な小麦粉断ちは難しいという人も、2日に1回はOKだったら、続けやすいはず。ぜひトライしてみて!

続きを読む



  1. 1
    使うほどお尻にダメージが…ウォシュレットでお尻が悲鳴を上げている
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと トイ…
  2. 2 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    みぞおちの辺りの腹痛 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛? それとも、ほかの病気? …
  3. 3
    知りたくなかったかも…身の周りにあるトイレよりも不潔なものたち
    見た目では意外とわからない、トイレより不潔なもの。実は、自分の体の一部…
  4. 4
    ヘルプマーク、ハートプラスマークなど、見えない障害を持つ人のためのマーク
    (編集・制作 gooヘルスケア) 外見からはわからない障害を抱え…
  5. 5
    おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 健康…
  6. 6
    【女性に多い貧血】体がだるい・動悸…鉄分が足りないサインとは?
    (編集・制作 (株)法研) 【取材協力】澤田 賢一先生 秋田大学医学…
  7. 7
    知っておきたい女性の『アソコ』5つの真実|大事な場所の正しいケア方法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと デリ…
  8. 8
    コンビニ弁当を食べ続けると早死にする? その理由は…
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 忙し…
  9. 9
    1分で寝落ちしちゃう!? 気絶するように眠りにつける呼吸法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと ベッ…
  10. 10 「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    多くのツボが集まる手をマッサージすれば、自然にツボを刺激できる パー…
  11. 11 ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    下着売り場でブラジャーのサイズを測ってもらったのはいつ? 実はサイズが…
  12. 12
    【女性の病気】こんな症状がでたら婦人科へ!注意してほしい8つの症状
    (編集・制作 (株)法研) 信頼できる婦人科医が決まっていると、毎日…
  13. 13
    女性にも急増! 自覚症状なく進む「膵臓」の病気 7つの危険な症状
    地味ながら、消化液を作りインスリンを分泌する重要な消化器 …
  14. 14
    顔のたるみを加速させる4つのNG習慣|顔のシワ・目のクマを予防
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 顔が…
  15. 15
    お風呂の入浴剤はもう不要!?キッチンのある物を入れるだけでOKの入浴法
    (編集・制作 (株)法研) 自宅でのバスタイム、天然温泉、クアハウス…
  16. 16 年齢よりおばさん臭く見えてるかも?見た目年齢を左右する体内老化度診断!
    年齢よりおばさん臭く見えてるかも?見た目年齢を左右する体内老化度診断!
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 街中…
  17. 17
    目のかすみ・ぼやけ・近くのものがみえづらい…眼精疲労のタイプと症状
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 【監…
  18. 18
    コリの原因はストレスにある!?コリを簡単にとる方法とは?
    (編集・制作 (株)法研) 運動性とストレス性のコリは違います。コリ…
  19. 19 無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック
    無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 疲れ…
  20. 20
    ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 食事…

一覧