女性ホルモンを増やす5つのコツ!不調の原因はホルモンの減少かも?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ホルモンが減少しているせいで不調に悩む女性が急増中。ホルモンを分泌させるコツをお教えします。

不調を改善のカギ!ホルモンは自分の力でつくれる治療薬

いま、ホルモンの分泌バランスが乱れている女性が増えています。これが女性を悩ませる“病気の手前の不調”の大きな原因になっている、と指摘するのは婦人科医の松村圭子先生(成城松村クリニック院長)です。

体内にあるホルモンは、なんと100種類以上。臓器以外にも筋肉や骨など、あらゆる部位から分泌されて全身を駆けめぐり、60兆個もの細胞を正常に動かしています。この分泌が減ると体のバランスが崩れ、さまざまな不調が引き起こされることに。

女性ホルモンを増やす5つのコツ!不調の原因はホルモンの減少かも?

ホルモンは加齢によっても減りますが、まだ分泌できる年齢なのに、分泌量が減っている女性が多いそう。それは、規則正しい生活ができていないからなんです。偏った食事、睡眠不足、ストレス、体の冷えなど、生活習慣でホルモンは一気に減ってしまいます。

そもそもホルモンは、体が正常に動くための指令をする物質のこと。脳などから分泌されたホルモンは、血液にのって全身を渡り、「壊れた筋肉を修復する」「排泄をする」といった指令を伝え、各細胞を働かせています。

ホルモンは加齢により分泌量が低下するもので、たとえば、更年期障害は女性ホルモンの量が急減することで起こります。そのホルモン低下を食い止め、分泌を促すことで、不調の解消につながります。カギは規則正しい生活の基本を整えること。この“タダでつくれる治療薬”を復活させて、若々しい体を取り戻しましょう!

ホルモン分泌をコントロールする生活習慣

◯女性ホルモンの原料に良質な油をとる

油といえば、ダイエットの敵として控えている人も多いはず。しかし、油=脂質は、ホルモンの原料になります。そのため控えすぎると、ホルモンが作られなくなることに。体に必須でありながら不足しがちな「オメガ3系」の油を意識して摂りましょう。亜麻仁油やえごま油に含まれており、青魚から摂取するのも◎。

◯毎日湯船につかる

深い眠りで増える「成長ホルモン」を出すために、寝る1〜2時間前に少しぬるめのお風呂に入りましょう。お風呂から上がって体温が下がると、深い眠気が起こります。リラックスできるよう、好きな香りの入浴剤やアロマを使ってみて。

◯ウォーキングで下半身を鍛える

全身の血流がよくなると、ホルモン分泌も活性化します。血流アップのためには、適度な運動が不可欠。なかでもストレスをかけず、お尻や太ももなどの大きな筋肉を効率よく刺激できるウォーキングがおすすめです。

◯ストレスをためない

副腎から分泌される「コルチゾール」は、ストレスから体を守ってくれるホルモン。しかし、ストレス過多だと副腎が疲れて分泌が低下し、疲れが抜けなくなったり、病気にかかりやすくなります。また、ストレスで脳が疲れると、他のホルモンの分泌も低下することに。たまる前に息抜きを心がけて。

◯寝るときは真っ暗にする

成長ホルモンは寝入りばなの深い眠りでたくさん分泌されることがわかっています。また、眠りに導くホルモンの「メラトニン」は、明るい光で分泌量が低下します。寝室を暗くして音は遮断し、熟睡できる環境を作りましょう。




骨粗しょう症になる女性とならない女性の差とは?骨粗しょう症の予防法

【お話を伺った人】岡野 浩哉先生

飯田橋レディースクリニック院長 東京女子医科大学産婦人科非常勤講師 平成元年群馬大学医学部卒。6年同大学医学部大学院卒。医学博士。11年群馬県立がんセンター婦人科副部長、13年東京女子医科大学産…

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(編集・制作 (株)法研

閉経前後から起こる骨量減少。まずは自分の骨の量(骨密度)を知ることから!

骨量は閉経前から減り始め、閉経後はぐんぐん減っていく

更年期の症状といえば、よく知られているのは頭がカーッと熱くなり顔から汗が吹き出るホットフラッシュや、動悸、イライラ感、皮膚の乾燥、性交痛などでしょう。これらは、卵巣機能が低下し女性ホルモンであるエストロゲンが減少して起こる症状です。

しかし、エストロゲン減少によって起こる体の変化は、実感できる症状ばかりではありません。むしろ、体の内部でひそかに起こる変化にこそ、対処の重要なものがあります。その代表が、骨の量(骨密度)の減少です。

たとえば、同じ50歳という年齢でも、その骨の状態は月経の状態によりかなり違ってきます。エストロゲンは、ヒトの体の中で骨の健康を維持する重要な役割を演じています。
月経の状態によって骨の状態がどのように変わるかを追った調査があります。月経が順調な人、不順な人、閉経を迎えた人、閉経後年数1~3年の人、4~6年の人と細かく分けて、1年間の変化をみたものです。それによれば、月経が順調な人は、ほとんど変化しません。しかし閉経を迎えると、骨量ははじめの1年間で約3%減り、10年間で20%も減ってしまいました。骨粗しょう症の診断基準では、若い人の骨密度の平均値(YAM:Young Adult Mean)を100%として、20~30%減少した状態を「骨量減少」、30%以上減少した状態を「骨粗しょう症」と診断します。

骨の健康状態は血液検査や尿検査でもわかります。骨の成分がどれだけ溶け出しているかがチェックできるのです。それらの検査を骨代謝マーカーといいます。閉経後はこの骨代謝マーカーは急速に増加しますが、これは骨が薄く脆くなっていっていることを物語ります。

背中が丸いのも、骨粗しょう症の症状

骨粗しょう症になると、どんな問題が起こるのでしょう。
高齢者の寝たきりの原因になりやすいのは、太もものつけ根の骨が折れる大腿骨頸部骨折です。しかし、多いのは背骨の圧迫骨折で、一つひとつの背骨の中がスカスカになり、ある時クシャッとつぶれてしまうものです。「年をとると背中が丸くなる」と思っている人が多いかもしれませんが、骨粗しょう症のせいかもしれません。

背骨が曲がると、生活の中でさまざまな問題が出てきます。たとえば、これまで手が届いていたところに届かなくなる、これまで似合っていた服が着られなくなる、背中が丸くなるので肺が十分に広がらない、胃腸の不調、逆流性食道炎などにもなりやすい……などです。
さらに、そんなふうに姿勢が悪くなると、外に出るのもイヤになってしまう⇒抑うつ気分も出て活動性が低下し、骨量もどんどん減っていく⇒バランス感覚が鈍くなり、転倒しやすくなる⇒さらに骨折を起こす……というように、骨折の連鎖が始まってしまいます。

自分の骨の状態を知りましょう

閉経は、すべての女性に起こります。しかし、実際に骨粗しょう症になる女性と、ならない女性がいます。その差はどこからくるのかといえば、もともとの骨の強さや骨の蓄えがあるかどうかによります。しかし若いころには戻れません。

そのため、更年期からの食事のとり方や運動量など、ライフスタイルがとても重要です。バランスのよい食事を中心に、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどを十分とること、毎日30分以上歩くなど、適度な運動で骨に負荷をかけることも大切です。しっかり食べても、動かない生活では骨は強化されません。
すでに閉経している人や月経不順の人、過去にダイエットで月経が止まる経験をしたことのある人、ご両親が骨粗しょう症の人、小柄で骨の細い人、生活習慣病や嗜好品も、骨粗しょう症と深い関係があります。

多くの自治体で、50歳以上の女性に対して住民検診の中で骨密度検査を行っています。こうした機会をうまく利用して、まずは自分の骨の状態を確認しましょう。

更年期は、その後の人生を健康に過ごすための準備期間

今、世界では、更年期を「今の健康状態をチェックするとともに、閉経後も健康に過ごすことの大切さをよく理解して健康管理をする時期、そして閉経後に急激に増えるさまざまな病気の予防対策を講じる時期」と、とらえるようになってきています。

その中でも骨粗しょう症は骨折した後の死亡率が高いことがわかってきています。現在は死に至る病として認識され、骨折予防に非常に力が入れられています。

のぼせやほてり、イライラ感などが解消すれば、「更年期は一件落着!」ではありません。閉経後35年を超えて生きるという長寿・高齢時代を、ずっといきいき過ごすために、更年期を健康を見直す良い機会としてください。

※この記事は2010年12月に配信された記事です

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実は怖い静電気。病気や老化に影響!?まずは静電気たまり度をチェック

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

体には知らないうちに静電気がたまりそれが不調の原因に。そのメカニズムと簡単にできる解消法をご紹介します。

体は精密機器のように「電気」でダメージを受ける

ドアノブに触れたとき、パチッ!と痛い静電気。実は私たちの体内でも静電気が発生していて、これを抜くことで病気や老化を防ぎ、健康になれるのだそう。これは、医学博士の堀泰典先生(昭和大学医学部客員教授)が提唱しており、堀先生は、パソコンのトラブルをきっかけに気づいたのだとか。
パソコンには静電気によって電子部品が壊れるトラブルがあります。しかし、人体はパソコンよりデリケート。ならば静電気が悪影響を与えているのではないかと考え、研究をスタート。今では治療で「静電気抜き」を行い、生活習慣病、認知症、うつから肌荒れ、むくみにまで成果を上げていると言います。

物が動いて摩擦が起こる場所には、静電気が発生します。そのため、大量の血液がフルスピードで流れている全身の血管や、ひんぱんに食べ物が通る消化管の中では静電気が発生していると掘先生。
また、偏った生活習慣やストレスでも増えていきます。血管はストレスがかかると収縮します。ホースをつまんだように血管が細くなることで、血管壁の摩擦が大きくなります。すると、静電気がどんどん発生することに。
こうした体内の静電気に感電することで、細胞はじわじわとダメージを受け続けます。これが病気を生み出し、老化を早める原因に。

実は怖い静電気。病気や老化に影響!?まずは静電気たまり度をチェック

体内静電気たまり度チェック

まずは、体内に静電気がたまっているかチェックをしてみましょう。
10項目のうち、3つ以上あてはまる人は静電気がかなり「蓄電」されている可能性大。でも、大丈夫! 静電気は誰にでも自然とたまってしまうもの。抜けば健康体に戻れます。

・ 疲れやすい
・ 手足が冷える
・ 物忘れが多くなった
・ 冬でも冷たい飲料や食品を好む
・ ストレスを感じている
・ 首や肩のコリがある
・ 足がよくむくむ
・ 気がつくと猫背になっている
・ 髪が薄くなってきた
・ パソコンや携帯電話をよく使う

日々の「静電気抜き」で細胞が元気に

静電気はどうしても発生するものですが、大切なのはためないこと。静電気をこまめに抜くことで、血管がしなやかになり、血液サラサラに。それが脳の血流改善にもつながり、うつや認知症の予防にも。また、血流改善効果で美肌になったり、むくみもとれて小顔になる美容効果も期待できるそう。
日常生活の中で、簡単に静電気は抜くことができます。積極的に抜いて、若さと健康をキープしましょう。

体内静電気の抜き方

1)土や水に手足をつける
電気製品についているアース線と同じ働きで、静電気を抜いてくれるのが、土と水。野原や海など、自然の中で触れるのがベストですが、家で行ってもOK 。プランターに腐葉土を入れたり、塩水を作ったりして、毎日4~5回、手足をつけて。

2)アルカリ性食品を毎日食べる
静電気を体内でイオン化して中和するのが、ミネラルを豊富に含むアルカリ性食品。野菜、果物、きのこ、大豆、海藻などがそれ。なかでもミネラル含有量の多い海藻は、毎日必ず食べてほしいもの。

3)北枕で寝る
地球の磁力線は、南極から北極へ向かって走っています。血液が磁力線を横切ると静電気が発生しやすいため「北枕」で寝るのが静電気を最小限に抑えるワザ。また血流が促進されるため、短時間でよく眠れるように。

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【医師が教える】紫外線対策!夏に食べたいパーフェクト食材は?

【お話を伺った人】桐村里紗(きりむら・りさ)先生

内科医・認定産業医。栄養学や抗加齢医学の知識を活かし、執筆・講演を行う。著書に『「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)がある。旧姓・土井里紗名義の著書多数。『ドクタ…

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

強い日差しは美肌の大敵! 肌に悪影響を残さないため、老化を防ぐ食材で内側からのケアを行いましょう。

「光老化」の対策にはフィトケミカルを

紫外線が強い季節になってきました。UVケアをしていても、紫外線は完全には避けられません。ジリジリと「チリつも」で皮膚にダメージが加わる初夏から真夏は、内側からの紫外線ケアも欠かせません。以前に、鉄不足がシミを悪化させることを警告しました(【医師が警鐘】夏は鉄分不足にご用心|シミ対策には美容液よりも鉄分を!)。

女性に多い隠れ貧血は、ぜひ改善したいものです。鉄分だけでなく、紫外線が原因で起きる「光老化」の対策に不可欠なのがビタミンやミネラル。そして野菜や果物の抗酸化物質・フィトケミカルがあります。この時期は、特に皮膚のためにしっかり食べることが大切です。

【医師が教える】食べる紫外線対策!シミ・シワを予防する食材とは?

シミ・シワができるメカニズムと栄養不足の関係

紫外線が当たると、皮膚で活性酸素が発生し、皮膚の脂を酸化(サビ)させます。ここにメラニンが蓄積すると、しつこく取れにくいシミになってしまいます。コラーゲンが酸化されて劣化すると、シワの原因にもなるのです。
紫外線による肌老化のための抗酸化ビタミンといえば、まずはビタミンCが思い浮かびます。メラニン自体の生成を抑えるだけでなく、酸化して黒くなってしまったメラニンを薄い色に戻す働きがあります。

ダメージを受けたコラーゲンを助け、再び体内で作り出すにも、ビタミンCは欠かせません。そもそも皮膚のコラーゲンを回復させるために、コラーゲン自体を飲むことは、実はあまり意味がありません。コラーゲンとは、タンパク質。体内に入ると消化され、分解されてしまうので、そのまま皮膚に使われるとは限らないのです。
しかしコラーゲンを合成するには、ビタミンC、コラーゲンの原料であるタンパク質、それに鉄分が不可欠です。いずれも、毎日食べるべき必須の栄養素ですから、これをしっかり摂取しない“栄養不足”こそが老化の原因なのです。

メラニンを追い出すビタミンとは?

また、脂の酸化を防ぐには、抗酸化物質の中でもビタミンEが必須です。ビタミンEは、油に溶ける“油溶性”のビタミンで、アボカドやアーモンドなどのナッツ類、ゴマなどに多く含まれています。

さらに蓄積したメラニンを追い出すため、皮膚のターンオーバーを正常に働かせるのに必要なのは、ビタミンAとビタミンB2です。いずれも、活性酸素を消去する働きがあります。レバー、うなぎなどの魚類、卵などの動物性食品に豊富です。ビタミンAは、緑黄色野菜や海藻類などに含まれているカロチンを摂ることで、体内で作り出すことができます。これらの食品には、抗酸化作用の高いフィトケミカルも豊富です。

たっぷりの緑黄色野菜や海藻に、アボカドやナッツ、チキン、卵などをトッピングしたパーフェクトサラダなど、いかがでしょう。インスタ映えも、狙えますね!

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【シワ・シミ・たるみ】老け顔の原因になる9つの食べ物

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

鏡で自分の顔を見て「老けたみたい…」とショックを感じたことのある人は多いはず。それ、いつも何気なく食べているものが原因になっているかもしれません。老け顔の原因になる食べ物をまとめました。

ふだんの食べものが老け顔の元に!

健康のため、美肌のためにと、体にいい食べ物を選ぶ人も増えています。でも、いいものを食べるだけではダメなんです。アンチエイジングのためにやってほしいのが、老け顔の原因になる食べ物を避けること。食べてはいけない、あなたを老けさせる食べ物をまとめてご紹介します。

【シワ・シミ・たるみ】老け顔の原因になる食べ物9つ

老け顔の原因になる9つの食べ物がこれ

1)やらかい食べ物

やわらかくてふわふわなパンなどを食べると、幸せを感じますよね。でも、こういったやわらかい食品ばかり食べていると、口の周りにある「口輪筋」などの噛む筋力が衰えて、顔にシワやたるみができます。口元にできるほうれい線やマリオネットラインは、一度できると消しにくいといわれるもの。できないように日頃から予防するため、やわらかい食べ物ばかりを選ぶのは避けて。

2)スナック菓子

スナック菓子には、発がん性も指摘されているトランス脂肪酸が含まれています。肌にも悪影響があり、動脈や毛細血管の流れを悪くして、肌を硬くすることに。その結果、シワやたるみにつながります。

3)レモン

ビタミンCを含む食品として美容目的で積極的にとっている人も多いレモンですが、摂るタイミングに注意を。レモンには「ソラレン」という紫外線の吸収しやすくする物質が含まれています。ソラレンは、レモンだけでなく、柑橘類に含まれているもの。ソラレンは、摂取してから2時間で体内に行き渡るので、日中出かける前に食べると、紫外線を吸収しやすくなります。柑橘類を摂るなら、夕方から夜がおすすめです。

4)乳製品

日本人は「乳糖不耐症」といって、牛乳の成分を分解できない人が多くいます。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして、腹痛や下痢気味になるという人がそれ。お腹の調子を崩すだけでなく、乳糖による炎症が顔のたるみを引き起こすとされています。

5)インスタント食品

インスタント食品や加工食品には、いろいろな食品添加物が含まれています。食品添加物は体にとっては食べ物でなく異物なので、肝臓で解毒されます。そのため、たくさんの食品添加物をとっている人は、肝臓にかなりの負担が。肝臓と肌は密接な関係があり、メラニンを抑制する成分を分泌したり、コラーゲンをつくる役割を持っています。そのため、肝臓に負担がかかる食品添加物を含む食べ物をたくさん食べていると、シミやたるみになりやすいとされます。

6) 揚げ物

顔の老化を防ぐには、体のサビをとる「抗酸化物質」が必要です。油を多く含む食べ物は、体内の抗酸化物質を消費するので、肌のシワやたるみができやすく。特に、揚げてから時間が経ったフライや天ぷらは、油分がすでに酸化しています。酸化しているものを食べると、体も酸化し抗酸化物質の消費が激しくなります。揚げ物は、揚げたてを少量楽しむ程度にとどめて。

7) 冷たい飲み物・食べ物

冷たい飲食物は、体を冷やします。体の冷えは自律神経の働きに影響し、血流を悪くしたり、ホルモンバランスを崩します。女性ホルモンは美肌を保つ働きがあるので、ホルモンバランスが崩れると、肌が乾燥してシワになったり、肌代謝が低下して、シミやたるみの原因にも。血流の低下も、同じような結果につながります。

8)スイーツ

スイーツの糖分は、体内で過剰になると、タンパク質と結合し「糖化」という現象を起こします。この糖化は、肌にさまざまな悪影響を及ぼします。まず、糖化によって肌のコラーゲン繊維が破壊されると、たるみに。また、糖化で生じた老廃物が皮膚の細胞に沈着すると、シミやくすみに。ちなみに、ホットケーキやクッキーは、焼かれるとき糖とタンパク質が結合して糖化が起こった状態であり、肌の糖化も同じような状態を引き起こします。ホットケーキの表面がこんがりキツネ色になるように、肌も色がついて黄ぐすみに。また、クッキーが焼かれて硬くなるように、肌も硬くなるのです。スイーツの糖分は、肌に大敵といえます。

9)お酒

アルコールを摂取すると「コルチゾール」というホルモンが分泌されやすくなります。コルチゾールは、コラーゲンやエラスチンなど、肌の弾力を維持する成分の代謝を遅らせてしまう働きがあるのだそう。そのため、お酒を飲み過ぎると、顔たるみの原因になるので気をつけて!

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20代・30代の女性に増える『プチ更年期』こんな症状が続いたら注意を!

ノーイメージ

【お話を伺った人】小屋松 安子先生

医療法人社団「こころとからだの元氣プラザ」 女性のための生涯医療センターViVi 婦人科 佐賀大学医学部附属病院産婦人科助手を経て、現職。 「こころとからだの元氣プラザ」 http://www…

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(編集・制作 (株)法研

原因はストレスや過剰なダイエット、過労など。放っておくと本当に閉経してしまうことも! 早めの治療とストレスをためない生活を心がけて。

若いのに更年期みたいな症状が

20~30代の女性は、更年期と聞いてもまだ先の話と思われるでしょう。しかし最近、若い女性にも更年期障害のような症状を訴える人が増えて、「プチ更年期」という言葉が使われるようになっています。

そもそも更年期とは閉経をはさんだ前後10年間をさし、平均的には40代半ばから50代半ばごろ。この時期になると卵巣機能が衰え、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減って月経周期が不順になります。このとき心身にあらわれるさまざまな不調を更年期障害といって、症状は「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言われるように、頭痛、肩こり、冷え、のぼせ、めまい、疲労倦怠感とさまざまです。

本来、卵巣機能が安定しているはずの若い女性に、なぜこのような症状があらわれるのでしょうか? 最大の原因は、ホルモンの“コントロールタワー”である視床下部(ししょうかぶ)がうまく働かなくなるため。エストロゲンの分泌を促す卵胞刺激ホルモンを分泌して月経周期をコントロールする視床下部は、同時に自律神経もコントロールしているため、ホルモンと自律神経は深く結びつき、影響し合っています。そのため、自律神経がバランスを崩すと、ホルモン分泌にも影響が及ぶのです。

ストレスや過剰なダイエット、過労、不規則な生活、激しい運動などによって自律神経のバランスが崩れると、卵胞刺激ホルモンの数値が下がってエストロゲンの分泌が減り、月経が止まったり、更年期障害のようなさまざまな症状が出てくるというわけです。

放っておくと卵巣機能が衰え閉経してしまうことも

実際の更年期は、エストロゲンの分泌が減る一方で、視床下部がエストロゲンを分泌させようと頑張ってしまい、その結果自律神経のコンロトールがうまくいかなくなることで起こるといわれています。これに対しプチ更年期は、自律神経の乱れによって卵胞刺激ホルモンの分泌が低下し、エストロゲンが減少するもので、卵巣機能は衰えていないのが普通です。

はっきりした原因もないのに月経が不順で、次のような症状が2週間以上続く場合はプチ更年期の可能性があります。

< 倦怠感、慢性疲労感、冷え、頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、微熱、食欲不振、不眠、イライラ、不安感、うつ、気力・集中力・記憶力の低下など >

これらの症状がつらいのはもちろんですが、深刻なのは、女性ホルモンが低下した状態が長く続くことです。放っておくと不妊症になったり、そのまま卵巣機能が低下して本当に閉経してしまう可能性もあるのです。
また女性ホルモンは、子どもをつくるために必要な働きのほかに、体を守るさまざまな働きをしているため、不足を長く放置しておくと、骨量が減って骨粗しょう症になったり、コレステロール値が上がって動脈硬化が進んだりと、深刻な症状につながることもありますから、早めに婦人科で治療を受けましょう。

早期の治療、生活習慣を見直しストレスをためない生活を

プチ更年期は、人によって時間はかかっても、適切な治療で元に戻すことができます。ただし、放っておくほど治療に時間がかかるようになりますから、気がついたら早めに対処することが大切です。
プチ更年期の治療は、まず血液検査でエストロゲンや卵胞刺激ホルモンの量を測定したうえで、適切な治療が選択されます。また、日ごろの生活を見直して体の状態を整えることも大変重要です。

●ホルモン療法

周期的にエストロゲンを補充して卵巣を刺激し、ホルモンが出ていたころの周期をとり戻そうという治療です。具体的には、ホルモン剤や排卵誘発剤、低用量ピル、中用量ピルなどが、症状や患者さんの希望によって使い分けられます。

●漢方療法

ホルモン療法の代替療法として用いられます。プチ更年期の人は頑固な冷えや血行不良に悩まされていることが多く、これらが改善すると月経不順や不定愁訴がよくなる場合があります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)などの漢方薬が体質に応じて使用されます。

●生活の見直しを

過労や睡眠不足を避け、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけましょう。ストレスの多い現代社会で完全にストレスを避けることは不可能ですが、できるだけストレスをためず、発散させる方法をもつことが大切。スポーツや友だちとのおしゃべり、からおけなど、自分なりの方法を見つけましょう。ヨガやアロマ、ハーブ、半身浴などもリラックス効果があっておすすめです。
また、女性ホルモンの働きを助ける大豆のイソフラボンやビタミンE、抗ストレス作用のあるビタミンCなどを食事にとり入れ、しっかりとるようにするとよいでしょう。

普段から基礎体温をつける習慣をつけ、月経の異常に気づいたらなるべく早く、基礎体温表をもって婦人科を受診しましょう。

※この記事は2007年6月に配信された記事です

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