汗をかけない人ほど臭いに注意!臭わない体作りのポイントは?

【お話を伺った人】桐村里紗(きりむら・りさ)先生

内科医・認定産業医。分子栄養学や常在細菌学、生命科学などの知識を活かし、執筆・講演を行う。著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)他。『ドクターりさの躍動するブログ』 …

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

汗をかけない人が増加中。ただし「サラサラ汗」はかけなくても「ベタベタ汗」をかく人は臭っているかも。

「汗をかけない」は体がサボっている証拠

夏場になると、なるべく汗をかかないようにと努力する人がいますが、これは、不健康。日本のように高温多湿の地域では、体温調整のためしっかり汗をかく方が自然です。
しかし、現代では汗をかく機能が低下している人が増えています。その理由は、運動不足やクーラーの完備など。ただし「汗をかけない」とは言っても、それは「サラサラ汗」のお話で、「ベタベタ汗」をかいている人は多いのです。

実は、自分に備わっている汗腺のすべてが、働いているとは限りません。体の多くの機能は、使わないとすぐにサボります! 汗をかく習慣がないと、汗腺が休眠状態になり、いざ、汗をかこうと思うと「ベタベタ汗」しかかけなくなります。これが、においの原因に!しっかりサラサラ汗をかいた上で、デオドラントケアをしましょう。

汗をかけない人ほど臭いに注意!臭わない体作りのポイントは?

ベタベタ汗は細菌のエサになる

体温調節のための汗は「エクリン汗腺」という汗の管から分泌されます。その数は、生後3年間に過ごしてきた環境によって決まっており、南国で生まれ育ったら多くなり、北国なら少なくなります。

そして「サラサラ汗」と「ベタベタ汗」の違いは、溶けている成分の量です。
通常、血液をろ過して汗を作る時、ナトリウムなどのミネラル分は、体内に再吸収されます。だから、汗腺がしっかり機能している人の汗は、舐めてもあまりしょっぱくないのです。

一方、汗腺が機能低下していると、汗の中にミネラル分などが排泄されやすくなります。これが、ベタベタの原因に。ミネラル分は、皮膚の表面にいる常在細菌のエサになるので、細菌たちは喜んで増え、これが臭いの原因になるのです。ベタベタ汗しかかけない人への汗臭対策は「汗をしっかりかく習慣を毎日持つこと」。
水分を補給しながら、20分以上の有酸素運動をしたり、40度程度の湯船にゆったり浸かる入浴を続けることで、サラサラ汗をかけるようになります。

デオドラントケアはポイント使いを基本に

デオドラントケアの注意点として、全身に制汗剤を使うと十分汗をかけないため、体温調整に影響します。脇などのポイント使いのみにして、他は汗をこまめに拭きましょう。
また、皮膚の常在菌は、増え過ぎるとにおいの原因になりますが、皮膚を守る重要な働きをしています。皮膚自体を殺菌するよりも、抗菌繊維などを使った肌着などを着ることをおすすめします。




お肌をゴシゴシ洗うのはやめて!夏のお肌に優しいスキンケアと入浴法

【お話を伺った人】漆畑 修

東邦大学医学部客員教授、宇野皮膚科医院院長 1973年東邦大学医学部卒業後、東邦大学医学部皮膚科教室入局。1978年より東邦大学医学部大橋病院皮膚科講師、准教授、皮膚科部長、院長補佐を経て、200…

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(編集・制作 (株)法研

お肌はやさしく洗って保湿を十分に。暑いからとシャワーですませず、半身浴で夏のだるさと冷えを解消、乾燥からお肌を守りましょう!

ゴシゴシ洗いは肌のバリアを壊す

蒸し暑い夏は、肌がベタベタして、家に帰ったら一刻も早く汗を流したいですね。ところであなたは、「夏はシャワーですませる」派? それとも、「夏でもしっかり湯船に入る」派ですか? 夏はシャワー派が多いと思われるかもしれませんが、意外に湯船に入る人が多いとか。
入浴には、汗や汚れを洗い流すことと、1日の疲れをいやすという二つの効果があります。前者だけならシャワーでも十分ですが、疲れをとるには、やはり湯船につかりたいですね。

皮膚には、気がつかないうちにさまざまな汚れや刺激物質、アレルギーの原因物質などが付着しています。夏は、これらに大量の汗も加わってベタベタに。皮膚を健やかに保つために、汚れはしっかり落とす必要がありますが、ゴシゴシ洗うのは実は逆効果。お肌にとって大切な保湿機能とバリア機能を壊してしまいます。
皮膚の一番外側には皮脂膜と角質層があって、この二つが皮膚のバリア層を作り、水分の蒸発を防ぐとともに、細菌やウイルス、アレルゲンなど外部からの異物の侵入を防いでいます。このバリア層は非常に薄く、ゴシゴシ洗いや紫外線、乾燥などで傷つくと、水分が失われて皮膚がかさかさになり、有害物質の侵入から皮膚を守れなくなってしまうのです。

お肌をゴシゴシ洗うのはやめて!夏のお肌に優しいスキンケアと入浴法

お肌についた汚れは、石けんを手のひらで泡立て、軽く洗いましょう。これだけで汚れを十分落すことができます。タオルを使うなら綿や絹のもので、やさしくさするように洗います。
湯船にゆっくりつかるだけでも汚れの大半は落ちてしまうと言われます。汗などで不潔になりやすい顔や頭、わきの下、陰部、手のひら、足の裏などは石けんを使って洗い、そのほかの部分は、とくに石けんを使わなくてもよいくらいです。

夏だからこそゆっくり湯船で半身浴を

夏は冷房で体が冷えている人も多いはず。おまけに冷房はお肌を乾燥させています。そんな人はゆっくり湯船につかって冷えや疲れを解消し、お肌をしっかり保湿しましょう。

体が冷えてだるいというようなときは、血管が収縮して血のめぐりが悪くなっています。ゆったりと湯船につかって体を温め、血行をよくして、冷えを和らげましょう。ぬるま湯にみぞおちまでつかる半身浴が、リラックス効果もあって断然おすすめです。

半身浴は、38~40度のぬるま湯で、おへそからこぶし1つ分上の、みぞおちのあたりまで湯につかります。腕は外に出して、少し汗ばむまで20~30分くらいゆっくりつかりましょう。全身の血行がよくなって、体が芯(しん)から温まり、疲労物質も排出され、冷えや疲れを取り除くことができます。新陳代謝がよくなるので、お肌の調子も整えられます。

お肌をゴシゴシ洗うのはやめて!夏のお肌に優しいスキンケアと入浴法

伝統の植物や入浴剤で清涼感+保湿を

半身浴がいいのはわかっているけど、お風呂から出た後、体がほてって汗がひかないという人は、いつもよりお湯をぬるめにするとよいでしょう。

清涼感のある植物をお風呂に入れるのもおすすめです。日本には古くから、季節に合わせて植物をお風呂に入れ、薬効を利用する習慣があります。夏なら7月の桃の葉、8月の薄荷(はっか:ミントの仲間)といった具合です。

桃の葉はあせもや虫刺され、日焼けなどに効果があり、お肌をしっとりさせると言われています。また、清涼感ある香りの薄荷は、血行促進や保温効果にすぐれ、スーッとする感じが入浴後も爽快にしてくれるすぐれもの。それぞれ布袋に入れて煮出したり、熱湯をかけてから使います。

市販の入浴剤も、各メーカーが夏向きの商品開発に力を入れているそうです。いろいろ試して、自分のお気に入りを見つけるのもいいですね。

乾燥が気になる人は、保湿成分入りの入浴剤を試してみてください。湯上りには、保湿液や保湿クリームでうるおいを補うことを忘れずに。

(「健康のひろば」法研より)

※この記事は2007年7月に配信された記事です

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夏はデリケートゾーンのトラブルに注意!ムレ・かゆみ・かぶれの予防法

ノーイメージ

【お話を伺った人】中田 真木先生

三井記念病院産婦人科医長 1981年東京大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。1991年フランス政府給費研究生(研修先はオテル・デュー・ド・パリ産婦人科)。東京警察病院産婦人科医幹を経て、2…

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(編集・制作 (株)法研

生理用ナプキンによる蒸れ、かぶれ、かゆみを防ぐには? 密着させず、風通しよく、清潔に。ひどいかゆみや痛み、分泌物の増加があったら早めに受診を。

かぶれやかゆみの正体は接触性皮膚炎と雑菌の繁殖

暑い日が続きますね。ただでさえ蒸し暑いのに、月経期のデリケートゾーンは生理用ナプキン(以下ナプキン)によって密閉され、非常に蒸れやすい状態になります。
そのため、もともと角質層が薄く刺激に弱い、文字通りデリケートな外陰部の皮膚はふやけて傷つきやすくなり、かぶれやかゆみなどのトラブルが発生しやすくなります。ナプキンが触れる刺激で接触性皮膚炎をおこしたり、常に湿った状態で不潔になりやすいため雑菌が繁殖したりするのです。

多くの女性がナプキンやおりものシートによるデリケートゾーンの蒸れやかぶれ、かゆみに悩んでいるようですが、他の人に相談しにくい場所だけに、がまんして症状が進んでしまったり、市販のぬり薬でかえって悪化させてしまうケースもみられます。

蒸れやこすれが原因のかぶれやかゆみなら、ひどくならないうちに原因を取り除けば解消します。そこで、今回は月経期の蒸れない工夫、かぶれない工夫を紹介しましょう。

夏はデリケートゾーントラブルに注意!ムレ・かゆみ・かぶれの対策方法

ナプキンを密着させず、風通しをよく

むれを防ぐには、まず、できるだけナプキンを密着させず、当てている時間も減らすこと。ぴったりしたジーンズやサニタリーショーツでナプキンを密着させ摩擦し続けると、蒸れてトラブルが増加します。ガードルなどの締め付けのきつい下着やズボン、ストッキングなどは、暑い場所で長く身に着けるのは避けたほうがいいでしょう。

せめて家にいるときくらいは、風通しをよくすることを考えて、下半身を締め付けない衣類に着替えましょう。経血量が少ないときは、サニタリーショーツは外し、おりものならシートを外して何度も下着を交換します。

素材を圧縮した薄手のナプキンで陰部を密閉すると問題がおこりやすいので、少し厚手のふっくらしたものに当て換えて、皮膚とナプキンの間にすきまをつくりましょう。中心部が盛り上がっている形状のものより平らなもののほうが、すきまができやすいようです。

ナプキンには表面がやわらかいもの、表面にプラスチックメッシュがのっているものなどいくつかのタイプがありますが、こすれてかゆくなる場合はやわらかいものにするほうがトラブルが少なくてすみます。その問題がない場合は、メッシュのさっぱりした感触を求めるのもよいでしょう。

出血がほとんど治まったら、夜寝ている間はナプキンを外して風通しをはかるのがよいでしょう。本格的にかゆみの出ている人は、ショーツをはかずに直接パジャマを着て寝ることをおすすめします。パジャマはぴったりしたものではなく、ゆったりしたものにします。

夏はデリケートゾーントラブルに注意!ムレ・かゆみ・かぶれの対策方法

清潔にして、洗濯にも一工夫を

デリケートゾーンの清潔を保つことも大切です。可能であれば、月経期やおりものが多いときは、局部の汗や分泌物をふきとるかトイレのシャワーで軽く流すなどしてさっぱりしましょう。ただし、腟の内側には強力な自浄作用があり、中を洗浄する必要はありません(かえって、洗わないほうがよいことがわかっています)。
また、外陰部の皮膚が傷んでいるときに繰り返し洗うとかえって炎症をおこすので、そのおそれのあるときには、ガーゼやおしぼりなどでそっと拭うだけにしましょう。
ナプキンやおりものシートはこまめに換えます。出血や分泌物の量が少なくても、長くても4~5時間たったら新しいものに交換しましょう。

下着も汚れたらすぐに清潔なものに換えましょう。また、洗濯後の下着に残った洗剤の刺激でかぶれることもあるので、すすぎは十分に行うようにしましょう。
高温多湿の日本の夏はカビにとって天国。陰干ししたり室内に干した下着をそのまま引き出しにしまうのは、かゆくなるもとです。日光(紫外線)に当てればカビ退治になりますが、それができない場合は、干した後に、短時間でも乾燥機を使う、低温のアイロンを当てるなどカビ対策を。

かゆみがある時の注意点は?

かゆいからといってかくと、さらにかゆくなって悪循環。風通しよく清潔にして、蒸れやすい局所の環境を改善するのが一番です。市販の外用薬を使うときには注意を。添付文書に「粘膜にはつけないように」と書いてあるものは、本来外陰部にはつけてはいけないのですが、そういった薬を外陰部につけてかぶれる人が多いようです。

ひどいかゆみがある場合、カンジダというカビの一種が腟内で繁殖する「カンジダ腟炎」や、別の感染症の可能性もあります。ひどいかゆみや痛みがあったり、おりものの量が増えたりしたら、早めに産婦人科か婦人科へ受診しましょう。

一方、咳やくしゃみ、スポーツなどで尿がもれてしまう人がいます。その量には個人差がありますが、決して少ない量ではありません。そういった場合は、暑い季節もパッドが手離せません。尿もれがあるのに生理用のナプキンを使っていると、皮膚障害をおこす原因になるため、尿を吸収させる場合には、尿もれ専用パッドを使うのがよいでしょう。
尿もれ専用品は、内部に生理用パッドよりたくさんの吸収材が詰まっていて、尿がしみてもパッドの表面がじめじめしないすぐれものです(ただし、血液を吸わせるのには向きません)。最近は、売り場でも生理用品の近くに尿もれ専用品を配置し、手に取りやすくしてありますから、尿もれには尿もれ専用パッドを使ってください。

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汗のイヤな臭いはアロマで解決!夏に役立つアロマオイル活用法

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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(編集・制作 (株)法研

高温多湿の日本の夏を快適にさわやかに過ごすためのアロマ。寝苦しい夜も熟睡、汗のにおい対策、日焼けした肌のケア、気分をリフレッシュさせるマウスウォッシュなど。

脳に伝えられた香りの情報が心身に多くの作用をもたらす

アロマテラピーにおいて一番大切なことは、香りの記憶に近い嗅覚生理学のメカニズム。精油(植物の花や葉や種から抽出されたオイル)の香りを嗅ぐことで気分が落ち着いたり、不眠が解消されたり、気分がリフレッシュしたりします。
精油の揮発した香り成分は、鼻から入って嗅覚の神経線維を経由し脳に伝わっていきます。そして脳に伝えられた情報が中枢神経系を刺激して、心身に多くの作用をもたらすのです。

アロマテラピーはヨーロッパだけでなく、日本でも古くから大いに利用されてきました。ゆず湯や菖蒲(しょうぶ)湯、お香がそうですし、除虫菊から蚊取り線香が、くすの木から樟脳(しょうのう)が作られたのも、植物の成分を生活に役立ててきた方法の一つです。

高温多湿の日本の夏は、汗のにおいや日焼けが気になるだけでなく、食欲が落ちたり寝苦しくて寝不足になったりと、体に疲れがたまりやすい季節です。そんな夏を少しでも快適にさわやかに過ごすために、役立つアロマテラピーを紹介しましょう。アロマテラピーの習慣をもつことで生活がひときわ楽しくなります。

寝苦しい夏、今夜こそぐっすり眠ろう

ベッドに入ってもなかなか寝つけない夜は焦ってよけいに眠ることができない、1日の疲れやイライラが原因でストレスがたまってしまった……。そんなとき、アルコールや薬の力に頼る前に一度試してほしい方法です。

☆ラベンダーとローマンカモミールのアロマポット
<材料>
アロマポット(電気式、またはディフューザー)
ラベンダー 3滴
ローマンカモミール 1滴

ラベンダーには精神への鎮静作用があり、ローマンカモミールはイライラを和らげてくれます。アロマポットの上皿に精油を少量落とし、お部屋に漂わせましょう。いつのまにか眠りにひきこまれているでしょう。

汗のにおいをしっかり抑えるアロマデオドラント

夏は背中や脇の下から汗をかき、皮膚についている細菌が汗と混ざっていやなにおいを発生させます。デオドラント効果のある精油を使ったスプレーやパウダーを試してみてください。

☆アロマデオドラントスプレー
<材料>
30mlのアトマイザー
精製水またはミネラルウォーター 30ml
サイプレス 3滴
レモン 2滴

アトマイザー(香水などを入れる携帯用スプレー)に精製水またはミネラルウォーターを入れて精油をブレンドします。まず精製水を入れ(少量の無水エタノールを加えてもいい)、そこに精油を5~6滴落してしっかりと振っておきます。
ヒノキの仲間サイプレスの葉から抽出した精油には清涼感があり、抗菌作用や発汗を抑える効果もあります。レモンもさわやかな香りで体臭を防ぐデオドラント効果があります。このスプレーをシュッとひと吹きしておくと、汗をかいても平気でいられます。

☆コーンスターチを使ったアロマパウダー
<材料>
コーンスターチ 20g
サイプレス 3滴
レモン 2滴

コーンスターチ20gに対して精油を5~6滴落としてよく混ぜ合わせます。サイプレスとレモンを、ラベンダーとティートリーに替えてもいいでしょう。
入浴やシャワーのあとで脇の下やおしりにパウダーをはたきましょう。精油の抗菌性とさわやかな香りが夏の汗のにおいを吹き飛ばしてくれます。

日焼けした肌のケアはアロマのマッサージオイルで

軽い日焼けから本格的な日焼けまで、日焼けにはアフターケアがとても大切です。うっかり日焼けしてしまったときは、アロマを使ったマッサージオイルでお手入れを。

☆ラベンダーとティートリーのマッサージオイル
<材料>
スウィートアーモンドオイル 20ml
ラベンダー 5滴
ティートリー 3滴

スウィートアーモンドオイルにラベンダーとティートリーをブレンドして可愛い小瓶に保存しておきます。(1か月以内に使い切りましょう)
ラベンダーにもティートリーにも皮膚のケアに最適な成分が含まれています。夜お風呂上りに、たっぷりとオイルを使ってマッサージしてあげましょう。

さわやかマウスウォッシュで口臭予防&リフレッシュ

殺菌作用とリフレッシュ作用のある精油を選べば、口臭予防になるだけでなく気分もリフレッシュさせてくれます。

☆ペパーミントとレモンのマウスウォッシュ
<材料>
ウォッカまたはエタノール 50ml
ペパーミント 1滴
レモン 2滴

全てを加えてよく混ぜておきます。使用時はコップ1杯のお水に5mlのマウスウォッシュを溶かしてうがいをします。
メントールの香りがさわやかなペパーミントには殺菌作用や炎症を抑える効果もあり、特にインフルエンザが流行っている時期には最適です。ペパーミントの替りにティートリーを使ってもいいでしょう。

※この記事は2009年6月に配信された記事です

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ナチュラル派におすすめ!塩・重曹・精油で梅雨~夏のジメジメ対策

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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(編集・制作 (株)法研

身近な材料と精油を使って、梅雨から夏を快適に!塩や重曹と精油を用いたケアで梅雨時もすっきり。虫よけ、日焼け対策も忘れずに!

塩と精油を使ってじめじめした季節をさわやかに

梅雨の時期は気圧のせいもあり、体がだるかったり、気分も今一つのりません。そんなときこそ、ひと工夫で毎日の生活が変わります。私たちの周りにあるものを使って、ちょっとしたケアを始めましょう。

塩は、人間の体にとって水や空気と並んでとても大切な、なくてはならないものです。化学的にはナトリウムと塩素という2つの物質が結びついたもので、体の血液量を一定に保ったり、細胞組織の水分バランスを保ったり、食べ物の消化や心臓の拍動にも大切な役割があります。
昔は塩は金と並ぶほど貴重なものでした。多くの国で塩には人間を悪魔から守ってくれる働きがあるとされ、偉大なパワーがあると信じられています。日本でも歌舞伎の舞台の前には塩をまいたりします。家の玄関先に山盛りに置いてあったり、お葬式の帰りには塩をひとつまみ配ることも多く見られます。そんな塩を使って、梅雨時を快適にすごすナチュラルケアを試してみませんか? また、夏の虫よけや日焼け対策についても紹介しましょう。

☆鼻づまりすっきり 塩とユーカリの清浄剤
<材料>
塩 小さじ1/2
重曹 小さじ1/2
ユーカリ 1滴
水 50cc

ティッシュにユーカリを1滴落としてゆっくりと吸入する方法もありますが、しっかりと鼻を洗ってみるのもよい方法です。鼻に流し込みやすいようスプレー式の小ビンまたはスポイドのついている入れ物を容器にしてつくりましょう。材料を混ぜ合わせ、鼻にゆっくりと流し込んでいきます。塩が入っていることで粘膜の汚れやほこりやウイルスが除去できます。
花粉症の季節にもよい方法ですが、このじめじめした梅雨の季節にも最適です。鼻やのどをすっきりさせることでさわやかに過ごすことができます。スポイドは自分の物を用意し、使用後は熱湯で洗って乾かしておきます。

☆足つやつや 塩とユズの角質落とし
<材料>
塩 大さじ2杯
ユズ 2滴
オリーブオイル 大さじ2

ユズは誰もが良い香りと感じるハーブ。その香りは自律神経の副交感神経を優位にしてくれ、ストレスによって気持ちが沈んだとき、心がくよくよとしたときなどに最適です。
材料を混ぜ合わせておき、お風呂上がりに足をゆっくりとマッサージしていきます。ゴマージュのように、角質化したかかとや足の指の硬くなったところなどをとくに念入りに行います。乾燥してかさかさの皮膚に塩が効果的です。ユズ湯のように足を温める働きもありますが、何よりもアロマテラピー効果を楽しみながら足をつやつやにします。

☆塩とティートリーのマウスウォッシュ
<材料>
塩 大さじ1/2
重曹 大さじ1/2
ティートリー 1滴
水 1カップ

材料を混ぜ合わせます。塩には歯ぐきの引き締め効果があり、重曹には口の中を中性からアルカリ性に傾け虫歯菌の活動をしずめる働きがあります。最近は塩と重曹を使った歯磨き粉が人気のようです。
ティートリーには抗菌力があり、水虫やニキビなどにもよいといわれています。マウスウォッシュとして息のにおいをすっきりとさせるのはもちろん、口内炎やキズがあったりするときはより効果的です。ペパーミントを使う方もいますが、ときにスースーとしますのでご注意ください。

夏の虫よけ、日焼け対策は安心な手作りで

夏は虫よけと日焼け対策が欠かせません。子どもにも安心して使える手作りをおすすめします。

☆虫よけスプレー
<材料>
アルコール 10ml
シトロネラ 5滴
レモングラス 5滴
ラベンダー水 40ml
スプレービン

スプレービンにアルコールを入れて材料を混ぜ合わせます。シトロネラ油やレモングラス油は古くから虫よけとして有名で、虫が嫌がる香りといわれます。自然素材でつくる虫よけスプレーは、子どもにも、市販の虫よけスプレーにかぶれやすいような人でも安心して使うことができます。キャンプに行ったときなどその効果に驚かされます。1時間おきにスプレーする必要がありますが、その度に魅惑的なよい香りがします。

☆日焼け止めクリーム
<材料>
シアバター 10g
スウィートアーモンドオイル 5ml
ラベンダー 2滴
二酸化チタン 小さじ1/2
酸化亜鉛 小さじ1/2

手作りの日焼け止めクリームが簡単にできます。ガラスビンにシアバターを入れ、容器ごとお湯をはったボールにつけてゆっくり溶かしていき、そこへスウィートアーモンドオイルを混ぜ合わせます。二酸化チタンと酸化亜鉛を少しずつ加え、しっとりとするまでゆっくりと混ぜ合わせましょう。二酸化チタンと酸化亜鉛は手作りコスメ専門店またはインターネット販売などでも入手できます。
これから紫外線の強い夏に向かいます。しっかりと日焼け止めを使いましょう。子どもが外に遊びに行くときにもつけてあげましょう。何回も、頻繁につけることが大切です。

☆日焼けのあとのひんやりスプレー
<材料>
ラベンダー水 30ml
ラベンダー 4~5滴

外から帰って来たとき、日焼けで体がほてったときなど、ほてりをさましてあげましょう。スプレーに入れてたっぷりと吹きかけ、ぱしゃぱしゃと手でパッティング。ラベンダーはやけどにも最適なオイルです。体の日焼けは、そのつどケアしてあげることが肌をきれいに保つために必要です。

※この記事は2010年6月に配信された記事です

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ジメジメした季節は肌が不安定に…梅雨から夏のスキンケアのポイント

山崎 多賀子さん

【執筆者】山崎 多賀子さん

美容ジャーナリスト 美容、健康に関する幅広いジャンルで長年取材を続ける。自らの乳がん体験から、各種NPO団体でのサポート活動、講演やがん患者対象のメイクセミナーにも力を注ぐ。NPO法人CNJ認定乳が…

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(編集・制作 (株)法研

じめじめした夏の「美肌的」快適生活術。室内の空気や肌に触れるものを清潔にして気分を爽やかに。質のよい睡眠をとり、お風呂で体を清潔に。

雑菌が活性化するじめじめした季節は、肌の環境づくりが大事

こんにちは。そろそろ梅雨時ですね。これからぐっと蒸し暑くなっていくことでしょう。

こんな季節、肌がむずがゆかったり、いやに毛穴が開いたり、ニキビができたりしませんか? 実は、湿気と温かい空気は、雑菌の大好物。空気中には活発化した雑菌がたくさん潜んでいるんです。その環境のなか、こまめにハンカチで汗をぬぐったり、たびたび顔を洗うと、肌表面にいて、外からの雑菌をプロテクトしている常在菌の数が手薄になり、かぶれたり、ニキビになるなどトラブルを起こしやすくなるんですって。

だからといって、汗にはかゆみの原因になる物質が混じっているので、汗をかいてそのままにしておくのもよくありません。もちろん、運動などで汗をたくさんかくことは体にとっていいことだけれど、じわじわとかき続けるのでは、肌がくたびれてしまいます。

ということで、じめじめ季節は乾燥はしないものの、肌は不安定になりがちです。こういうときは、スキンケアも大切だけれど、肌の環境づくりがとくに大事です。

気分がすっきりすると、肌もすっきり安定

たとえばエアコンよりも、除菌・消臭効果のある除湿器で室内の湿気と雑菌を吸い取るのは効果的。空気がカラッとするだけでずいぶん爽やかになるので、室温を下げなくても快適に過ごせますから、冷房病に悩まされることもありません。

また、ハンカチやタオル、枕カバーなど、顔に触れる寝具は、こまめに洗って清潔に保つこと。こまめにお掃除をして、室内のホコリを取り除いておくこと。こんなことでも、肌の状態は変わってくるものです。

また、シトラスやミント、ラベンダー、ユーカリなど、爽やか系の芳香剤やフレグランスで、気分を爽やかにするのも、じめじめ感をとるのに実はとっても効果的。肌と脳は連動しているから、気分がすっきりすると、肌もすっきり安定してくれるんです。

質のよい眠りこそ、美肌の最強エッセンス

寝苦しい夜などは、エアコンをガンガンに効かせるのではなく、リラックスできて爽やかなエッセンシャルオイルをコットンに一滴垂らして、パジャマのポケットに入れてみてください。ほのかな香りが暑さを軽減し、深い眠りへと誘ってくれるはず。
日中に負った細胞ダメージは、睡眠中、成長ホルモンなどが修復してくれるので、質のよい眠りこそ、美肌の最強エッセンスです。小さいニキビならひと晩で治ってしまう場合もあります。夏はとくに快適に眠れるよう、色々な工夫をするといいですね。

そして夏だからといって、入浴を烏の行水程度ですませてしまうのはもってのほか。冷房による冷え対策はもちろんですが、それ以外に雑菌・悪臭対策に入浴は欠かせません。
とくに夏、雑菌の温床になりやすいのが靴の中。だから足は、指の股や爪の甘皮、爪の内側に入り込んだ汚れもきれいに落とさないと、足臭がついて、なかなか取れません。ちなみに足の悪臭の元は、イソキッソウ酸という、垢など皮膚の老廃物が分解されたときに発生する悪臭物質です。悪臭はストレスの原因になることも明らかになっているんですよ。この物質が残った体で寝具に潜り込んだら……。言わずもがなですね。
そのほか脇の下など湿気がこもるところもお風呂で清潔に洗い流すことも、臭いの問題だけでなく美肌のために有効です。

できることからぜひ試してみてくださいね。

※この記事は2010年6月に配信された記事です

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