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マラソン大会のシーズンたけなわ。エントリーした大会の出場を控えている人も多いのではないでしょうか。
秋風そよぐ中、全国各地で魅力的なコースを走るマラソンの楽しみは格別ですが、忘れてならないのがラン前後のケア。ぶっつけ本番の人はもちろん、普段から走り込んでいる人にとっても、フルマラソンを走ることは想像以上のダメージを体に受けます。走っている途中に脚が痛くなったり気分が悪くなったり、走った後は全身の筋肉痛が1週間以上続くことも。そこで、ウルトラマラソン(100キロ)を完走したマラソンの達人に、「完走できる」「疲れが残らない」バテない食べ物を教えてもらいました。

「アミノ酸」「クエン酸」「ミネラル」を補給しながら走る

フルマラソンを初めて走った時はケア方法がわからず、足がつったり疲れ果ててしまった苦い経験から、今回は綿密に作戦を立てて臨んだというYAさん。ペース配分以上に気を配ったのが、飲み物や食べ物です。
ポイントは、「アミノ酸」「クエン酸」「ミネラル」の補給です。

「アミノ酸」は、筋肉などのタンパク質を作る元になる成分で、筋肉のエネルギー源になったり、筋肉の分解を防いだり、疲労回復に効果があります。アミノ酸飲料やサプリメントやゼリーなどで摂れます。
「クエン酸」は、筋肉内に溜まる乳酸を分解することで疲労回復をサポートし、レモンやお酢、梅干しに入っています。
「ミネラル」は、カルシウム、マグネシウムなどで、体の組織をしっかり働かせるために必要で、ミネラルが不足すると、脚がつったり(けいれん)しやすくなると言われています。汗でどんどん出ていくので、スポーツドリンクや、食事の塩分、梅干し、ミネラルのサプリなどで走りながら補給し続けることが大切です。

還元型コエンザイムQ10と、足つり予防の漢方もプラス

まずスタート前に飲んだのは、「お酢ドリンク」と「アミノ酸ゼリー」、そして「還元型コエンザイムQ10」のサプリメント。「還元型コエンザイムQ10」は細胞を活性化して、エネルギーの生産や代謝を上げ、エネルギー不足を防ぎ疲労回復を助けてくれるといわれます。
また、10キロの周回コースには3か所のエイド(ランナー向けに飲み物や食べ物を提供してくれるところ)があります。さまざまな飲み物や食べ物が並ぶ中で、YAさんは迷わず「アミノ酸系スポーツドリンク」「レモン」「梅干し」をチョイス。
「そろそろ疲れてきたな」という頃には念のため、漢方薬「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」の粉末を飲んで、脚がつるのを予防。走った後はすぐビール……ではなく、疲労回復を助けるお酢ドリンクと還元型コエンザイムQ10を飲み、近くの温泉施設で汗を流して帰りました。おかげで翌日は疲れも少なく、仕事への支障もまったくなかったそうです。

13時間も走り続けるウルトラマラソンと、普通のマラソンでは過酷さが違いますが、走った後はいつもフラフラ……という人は、参考にしてみては?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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