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女性は毎月、月経で大量の血液を失います。内科医の間では「女性を見たら貧血と思え」と言われるほど、女性にとって貧血は注意したい病気のひとつ。
貧血といえば鉄分不足というイメージがありますが、なかには非鉄欠乏性貧血、すなわちタンパク質不足による貧血も。鉄分をとっても改善しない、という人はタンパク質が足りていないのかもしれません。

なぜ女性は貧血になりやすいの?

貧血というのは、血液中にある血色素(ヘモグロビン)の量が正常より下回り、血液が薄くなっている状態のこと。その結果、酸素がうまく全身に運ばれず、酸素不足による動悸や息切れ、立ちくらみ、めまいなどの症状を引き起こします。女性は月に1度、月経で大量に血液を失うため、貧血になりやすいのです。
くわえて、出産の高齢化や出産回数が減った現代女性は、昔の女性に比べ、一生のうちに失う血液量が増える傾向にあります。近年は、40代で不調を訴える女性が増加。プチ更年期などと呼ばれることもありますが、このような生活スタイルの変化も一因になっていると考えられています。

貧血の女性4人に1人がタンパク質不足

生理の血液は体液のタンパク質とともに失うため、女性は毎月、鉄分とともに相当量のタンパク質を失っていることになります。貧血に悩む女性のうち、4人に1人はタンパク欠乏性貧血という調査結果も出ているほどです(女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」調べ)。このタンパク質は、健康を司る肝機能の働きにも欠かせない、生きる上でとても大切な栄養素。本当なら、生理で失ったタンパク質は食事で補わなければいけないのですが、大多数の女性は補いきれていないのが現状です。

必須アミノ酸が豊富な「肉、たまご、チーズ」を積極的に

だからこそ、女性はとくにタンパク質を多めに摂るように意識することが大切!
積極的にとりたい食材は、必須アミノ酸がバランスよく含まれる肉、たまご(鶏卵)、チーズなど。必須アミノ酸を摂ると肝機能も良くなり、心身ともに健康な毎日につながります。貧血は症状がはっきりしないため、採血などで検査をしないと断定しづらい病気。毎日の食生活で鉄分&タンパク質を多く摂るように意識して、貧血予防を心がけましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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