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ついに臨月。お腹はズシーンと重みが増し、いよいよ赤ちゃんが出てくる準備を始めているんだなと実感します。37週から41週は「正期産」。赤ちゃんの身体機能が発育し、もういつ産まれてもおかしくないという時期に入りました。

陣痛、難しすぎる

手術日は38週の2日目。陣痛→子宮破裂のリスクを避けるためには、もっと早くすべきかと思いきや、1日でも長く子宮で過ごしたほうが赤ちゃんの発育には良いんだとか。「でも、陣痛って来るときは突然来るからね~」と先生。サラリと言うけれど、実際にこれまで悲しいケースも見てきてるんだろうなぁ(まさに『コウノドリ』の世界ですね…)。

それにしても、陣痛の見極めって初心者には本当に難しいんですよね。ネットで検索しまくったけど、「もう痛すぎて絶対に陣痛!」という人から「いつの間にか陣痛きちゃってた?」という人まで温度差がスゴイ。おまけに「本陣痛」の練習みたいな「前駆陣痛」まであるから、紛らわしいったら。

「生理痛、腰痛、下痢でゴロゴロに似てるとかパターンはいろいろ。でも1時間に2、3回痛みを感じたり、出血があるとき、赤ちゃんが30分以上動かないときは、すぐに電話して」と助産師さん。

「お願い、もうちょっと待ってね」とお腹をなだめていたある夜、ギューッといつもより強い張りが。心なしか呼吸も荒くなってきました。まさか……。こんなとき限って夫は不在。病院に電話すべきか、でもまだそんなに規則的じゃないし、いや遠慮なく電話しろって言ってたし……。と、葛藤しているうちに波は去っていきました。こんなヒヤヒヤ、あと何回あるんだろう。まったく気が休まりません。

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臨月のエコー写真

もうひとりのアラフォー妊婦

「ななちゃん、どうしてる? 私はもう予定日を迎えましたが、まだベビは産まれてませ~~ん」。

予定日前週に届いたメール。彼女は私より2歳年下のアラフォー妊婦仲間(笑)。10年来の友人ですが、今回、同じ時期に第一子を授かってうれしい偶然になりました。

ドタバタ妊婦の私とは対称的に、3ヵ月前から産休をとり、実家の近くに引っ越しをして、マタニティヨガに通い、赤ちゃんの洋服を手作り…と優雅なマタニティライフを送っていたとか。う~ん、ウラヤマシイ。

彼女は自然分娩なので、私とは逆で本陣痛待ち。たくさん動いて、お腹も張ったほうが良いそうです。「前駆陣痛やお印は来てるけど、本陣痛までつながらずソワソワ。『もう産まれた?』とかメールがけっこう来てプレッシャー感じる…」。

高齢出産だとまわりの心配度も高く、ありがたいけどそっとしておいてほしい気持ち、なんだかわかるなぁ。

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入院前日のおなか

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入院のしおり

まるで上京前の…?

そうこうするうちに、予定日を4日後に控え最後の検診。いろいろ心配したけど、2500グラムまで成長しなんとか予定日を迎えられそうです。「もうすぐ赤ちゃんに会えるんだ~!」と、私はもう安堵の気持ちが大きかったけれど、帰り際に先生が「何か変化あったらすぐに連絡して」といつもより真顔で言うので、最後の最後まで気は抜けないんだと痛感。

入院前日、退院後に使う宅配食料を注文していると、いよいよ緊張感が増してきました。いったい、どんな生活になるんだろう。あまりに未知すぎて…。

まだ部屋の片付けも終わってないけど、1週間後にはこの部屋に赤ちゃんがやってくる!? この感じ、無理矢理たとえるなら大学進学で上京する前夜? 荷造りが終わってないのに引っ越し屋さんが来ちゃう感じでしょうか(笑)。あと、何と何と何をしなきゃいけないの? 未知への希望と不安が交錯する、42歳の旅立ち前夜です。

(フリーライター:五十嵐なな)

監修:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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