生後4ヵ月半なんて早すぎるかも……と葛藤しながら決めた保育園入園。娘と一日中ベッタリな日々を名残惜しみながらも、持ち物を用意して名前をつけてと入園準備をしているうちに、もう入園式。さて、どんな生活になることやら……?

【アラフォー育児ライフ】4ヵ月半で保育園デビューしてみたら……

娘のいない家

慣らし保育が始まると、朝8時半には夫は会社、娘は保育園へ。家には私とネコだけが残されました。考えてみればこのシチュエーション、産後初めてかも。今頃、娘はどうしてるのかな……? 寂しさを感じながらも、最低限の家事をこなし、少しずつ仕事に手をつけ始めると、お迎えの時間はあっという間にやってきます。

まだ人見知りも後追いも始まっていない月齢なので、泣きもせず保育士のお姉さんに抱っこされる娘。お迎えにいっても、わかっているのかいないのか、きょとんと私を見ています。もっと月齢が上の子たちは、ママが恋しくて一日中泣いていたそうだけど。

そして慣らし期間を終えれば、17時半まで9時間の保育園生活。まだ生まれて間もない小さな女の子は、こんなに長い時間ママと離れて過ごすこと、その間一緒に過ごすお姉さんやお友達のことを、どんなふうに感じているのでしょうか。

ミルクを飲まない

そうして始まった保育園生活の初めの関門は食事、つまり授乳でした。園では基本的には粉ミルク。搾乳した母乳を預けることもできますが、私として家では母乳、園では粉ミルクと、うまい具合に混合育児になればいいなと思っていました。

でも、入園から何日かたった頃、「ミルクをなかなか飲まないので、家でも慣らしていただけませんか?」と保育士さん。

あんなに苦労して完母に近づいていたのに、ここで卒乳なんて悔しい。昼間はずっと離れているんだから、せめて家だけでも母乳をあげたい。わがままかもしれないけど、私にしては珍しくこだわっていました。

家で使い慣れた哺乳瓶を園で使用してもらったり、夜1回だけは園と同じ粉ミルクをあげたりと慣らす努力をしつつ、「朝はミルク100mlあげました(ホントは母乳だけど)」と方便なウソ?もつきつつ、園ではミルク、家では母乳というスタイルがなんとか軌道に乗り始めました。

ただ、いまだに一回に飲む量が少なく3時間おきなのは、母乳と混合のせいなのかも。

保育園との連絡帳保育園との連絡帳

うつぶせ寝の不安

そしてもうひとつ。私が不安だったのが「うつぶせ寝」。娘は3ヵ月頃から果敢に寝返りに挑戦し、4ヵ月には軽々とできるように。でも、まだ寝返り返りはできないので、そのままうつぶせで寝てしまいます。

となると心配なのは、うつぶせ寝のときに発症頻度が高いという「SIDS=乳幼児突然死症候群」。日本でも年間約150人の子供が命を落としている怖い病気で、4~6ヵ月頃が危険性のピークといわれます。

家でも夜中に何度もうつぶせからあおむけに直すので親も大変ですが、残念ながら保育園のお昼寝中にもSIDSが起こっているとのこと。娘の園では経験の浅い保育士さんが多いため、ちゃんと見てくれるのかも不安要素のひとつでした。

面談でそのことを伝えると、「お昼寝中はタイマーをセットして、5分おきに呼吸確認をしています」と担任の先生。園長先生も「大切なお子さんを他人に預けることが、親にとってどれだけ勇気のいることか、若い保育士にもよく伝えています」と言ってくださいました。

9人の赤ちゃんの呼吸確認を5分おきに繰り返すなんて大変な仕事だ……と頭が下がる思い。さらに、日にちがたち保育士さんたちの人柄がわかってくるにつれ、だんだんと不安感も薄れていきました。

若くて元気な保育士さんに遊んでもらうのは、お疲れ気味のアラフォーママと一日中いるより良いかもしれない。それに、瞬く間に過ぎてしまう赤ちゃん時代の記憶を、私たち親だけでなくいろんな人と共有できるのは、うれしいことだなと思いました。

預ける罪悪感を消すための気休めでしょうか。1歳までは母親と一緒がいいとか、0歳から預けるとどんな影響があるとか、正直よくわかりません。それでも、迷いながら始まった保育園生活は、ニコニコな日もグズグズな日もありながら、毎日があっという間に過ぎていきます。

仰向けに寝よう仰向けに寝よう

(フリーライター:五十嵐なな)