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歌手のテイラー・スウィフトが自身のブログで、母親ががんと診断されたと発表しました。クリスマスプレゼントとして贈った健康診断を受けたところ、がんが発見されたそうです。プライベートなことなので病気の詳細は書かれていませんが、彼女の母親からのメッセージとして、親はいろいろなことに忙しいだろうけど、病院に行って検診を受けることで、がんなどの早期発見ができることを知ってほしいと、ブログを通じてファンに呼びかけています。

有名人のがん公表は当たり前に

つんく♂が喉頭がんにより声帯を全摘出したニュースや、ハリウッドを代表するセレブ女優のアンジェリーナ・ジョリーが乳がんや卵巣がんの可能性があるということで、予防的措置のために乳房の切除や卵巣の摘出を行ったという発表など、有名人のがんに関するニュースに接する機会が多くなっているようです。以前は有名人が病気にかかったときにはそれを隠すことも多かったですが、今は積極的に情報発信するほうがポジティブに受け止められているようです。

がんのリスクをしっかり知ろう

日本人の2人に1人ががんになり(!)、3人に1人ががんで亡くなる(!!)時代と言われています。自分ががんになるというイメージはなかなか湧かないかもしれませんが、実はとても身近な病気なのです。原因も、遺伝によるがんは5%程度と少なく、むしろ食生活や運動不足による生活習慣であることが多いそうです。

早期発見が重要だから、検診に行こう

医学の進歩等により、がんは約6割の方が治るようになりました。がんを早期発見し、適切な治療をすることで、がんは非常に高い確率で治癒するのです。ところが、がん検診の受診率は、男性が約4割程度、女性が3~4割と低い水準にあります。特に子宮頸がん、乳がんの受診率は、OECD加盟国30カ国の中で最低レベルという報告があります。

なぜ、がん検診を受けないのか。その理由を内閣府が調査したところ、
「受ける時間がないから」
「費用がかかり経済的にも負担になるから」
「がんであると分かるのが怖いから」
「健康状態に自信があり,必要性を感じないから」
が上位4項目となっていました。

しかし、ほとんどの市町村では、がん検診の費用の多くを公費で負担しています。自己負担は一部で、がん検診を受けることができますし、健康保険組合等でもがん検診を実施している場合があります。誰にでもそのリスクがある、という意識を持って、定期的に検診に行きましょう。