第一子は自然に授かったものの、いざ第二子と思っていると、なかなかできない……。これを一般的に「2人目不妊」と呼びます。ほとんどの人は順調に妊娠できるのに、うちだけ?と悩んでいる人に、その原因について解説します。

2人目が欲しいけどなかなかできないのはなぜ? 『2人目不妊』の5大原因

生活習慣の変化も影響大

「2人目不妊」の、要因はいくつか考えられるものはあるものの、明確なものはありません。社会的ストレスや生活習慣などが、複合的に合わさっていることが多数。自分の生活や体の変化と照らしあわせ、少しずつ紐解いていきましょう。

1)排卵状態、卵子の質の低下
出産後に月経周期に変化が起こることがあります。また、加齢にともなう卵子の質の低下は20代後半から始まり、35歳でさらに低下、40歳以降では、もっとという具合にどんどん深刻化していきます。30代後半から40代では流産の確率も上昇。だいたい2人目を考えるのは、第一子から1~3年後。5年以上経過してから婦人科を受診する人もあり、その段階で、この目安となる年齢を超えている人は、治療を急ぐ必要があります。

2)ストレス
2人目を考える年代となると、すでに社会復帰して育児と仕事に追われている人や、社会的地位が上がり仕事上のストレスが膨大になっていることも考えられます。ストレスは女性の体に大きく影響するため、不妊の要因のひとつになっているかもしれません。

3)精子の質の低下
精子も卵子と同様に、加齢とともに質が低下していきます。ただ、男性の精子は女性と比べて、速度はゆるやか。男性側の精子の数や運動率を調べることも可能ですので、気になる方は試してみてください。

4)卵管の閉塞
卵巣で卵子と精子が出会い受精卵となり、卵管を通って子宮まで運ばれ、着床するのが妊娠。
その受精卵の通り道、卵管は卵管炎や子宮内膜症、骨盤内の手術の経験などによって、閉塞や癒着が起こります。すると、受精卵が通れず不妊に。
卵管がちゃんと機能するか、検査するには造影剤を注入してレントゲン撮影をする卵管造影検査や、細いカテーテルで生理食塩水を注入しその注入圧で通過性を判別する卵管通水検査などがあります。

5)性交渉の減少
第一子が誕生すると、家事や育児に追われ、夫婦の時間が取れなくなってきます。そのため、性交渉の回数も減少していることが考えられます。意図的に減らしているわけではないものの、実際に性交渉の回数が減れば、妊娠の確率も低くなるのは事実です。

「2人目不妊」の場合、第一子の育児もあり不妊治療にたくさんの時間を割けない可能性もでてきます。不妊治療は、第一子を望む人が行う順番と同じく、タイミング法からはじめるのが一般的。ただ、時間を置くほどに、第一子と歳の差が離れていくという精神的な不安を感じる人が多くいます。そのため、できるだけ早く婦人科で相談するのがおすすめです。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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