ママがうれしい 子どもが風邪の時、薬を飲ませる以外にラクにできる方法【PR】

【お話を伺った人】伏間 真紀子(ふすま・まきこ)さん

NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)認定アロマ・インストラクター、アロマ・セラピスト国際ボンディング協会 ベビーボンディングケアスペシャリスト。東京・小金井にあるナード・アロマテラピー協…

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鼻づまり、くしゃみ…風邪の症状は早くラクにしてあげたい

ママが安心 子どもが風邪の時、薬を飲ませる以外にラクにできる方法

気温が下がり、空気が乾燥するようになると風邪が流行ってきます。子どもが一番かかりやすい病気は、風邪です。大人よりも子どもがかかりやすいのは、免疫力がまだ十分でないから。特に初乳の免疫が切れる6ヶ月ごろの赤ちゃんは、かぜをひきやすくなるタイミング。病院を受診するほどではないけれど、鼻づまりやくしゃみがつらそうなときは、早くラクにしてあげたいと、ママも気持ちがあせってしまいますよね。かといって市販の薬はまだ飲めないし……。

薬が飲めない小さい赤ちゃんにも、「触れる」ことは有効なケア

ママが安心 子どもが風邪の時、薬を飲ませる以外にラクにできる方法

そんなときにママができることのひとつが、“触れる”こと。「手当て」というように、お母さんに額に手をあててもらったり、お腹や背中を軽くさすってもらうだけで気持ちがラクになり、症状まで軽くなったような気持ちになったことのある人も多いのではないでしょうか。
4人のお子さんのママでアロマ・セラピストの伏間真紀子さんによると、赤ちゃんや子どもにとって、ママにタッチされることは、赤ちゃんの体と心を強くする働きがあるのだそうです。そのため、ベビーマッサージは世界各地で行われているのだとか。
「普段から赤ちゃんに触れていると、季節の変わり目などはいつもより少し肌がガサガサしたり、体調が悪くなる前は肌の色がいつもより違ったりと、小さな変化にも気づくようになります。すると、『かぜをひきそうだから、食事内容に気を付けよう、いつもより多く睡眠をとらせよう』など、早めの対応ができるので、赤ちゃんにとってもママにとってもいいことがたくさんありますよ」と伏間さん。ご自身も4人のお子さんの子育てにマッサージを取り入れて、とても助けられたそうです。

ぬるかぜ薬「ヴイックス ヴェポラッブ」をママの手で

ママが安心 子どもが風邪の時、薬を飲ませる以外にラクにできる方法

「ヴイックス ヴェポラッブ」は、お母さんに頼りにされてきた“ぬるかぜ薬”です。生後6ヵ月から使え、胸・のど・背中に優しくぬることで、鼻づまりやくしゃみなどがラクになります。その有効成分はいい香りの植物由来成分が中心。

ママのマッサージとアロマで、赤ちゃんも落ち着きます。
「親に触れられた温かさは一生残り、思春期や成人してからもずっと見守ってくれる安全基地になります」と、伏間さん。普段は忙しくてなかなかタッチしてあげられないママも、風邪の時は子どもに触れられるチャンスかもしれませんね。

大正製薬「ヴイックス ヴェポラッブ指定医薬部外品
taisho_vaporub400300

 

○効果・効能
鼻づまり、くしゃみ等のかぜに伴う諸症状の緩和
○用法・用量
次の量を1日3回、胸・のど・背中に塗布、又は塗布後布で覆ってください。
6ヵ月~2才:3g   3~5才:4g  6~11才:5g  12才以上:6~10g
6ヵ月未満:使用しないこと
※3gは、ティースプーン1杯が目安です。
○製品についての問い合わせ先
お客様119番室 03-3985-1800 受付時間8:30~21:00(土、日、祝日を除く)

提供:大正製薬株式会社[PR]




アウトドアでハチなどの虫に刺されたときの応急処置と予防法

ノーイメージ

【お話を伺った人】夏秋 優先生

兵庫医科大学皮膚科 准教授

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(編集・制作 (株)法研

虫に刺されない工夫と万一のときの対処法を紹介。刺されると危険なハチ、ひどいかゆみが続くブユ。夏のアウトドアを楽しむために知っておきたい対処法。

ハチに刺されたら安静にして様子をみる

キャンプやハイキング、山登りなど、アウトドアで楽しもうと考えている人も多いことでしょう。忙しい日常から開放され、自然と触れ合うのはとても楽しいものですが、自然の中には、蚊やブユ、ハチ、ムカデ、マダニなど、人を刺す虫もたくさんいます。なかでもハチに刺されると、命にかかわることもあるので、注意が必要です。

人を刺すのはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなどですが、とくに注意しなければいけないのはスズメバチとアシナガバチです。
ハチに刺されると、症状には個人差がありますが、通常は激しい痛みを生じ、刺されたところが赤く腫(は)れあがります。刺されたらまず安静にして局部を冷やします。強烈な痛みや腫れがある場合は、一刻も早く医療機関を受診しましょう。

2回目が怖い! アナフィラキシーショック

ハチに刺されても、普通は命に別状はありませんが、夏から秋にかけて、ハチに刺されて命を落す人が毎年のように出るのも事実。ハチに刺されたときの症状には、ハチ毒そのものによる場合と、ハチ毒に対するアレルギー反応の二つがあります。前者の場合、命にかかわるのは大量の毒が全身にまわった場合、たとえばスズメバチの大群に襲われた場合などです。

後者のアレルギー反応は大変危険で、過去にハチに刺されたことのある人が、同じ種類のハチ1匹にでも刺されると、強烈なアレルギー反応を起こして亡くなることがあります。このアレルギー反応=全身のじんましん、呼吸困難、血圧低下や意識障害などのショック症状をアナフィラキシーショックといいます。刺された後、息苦しさや吐き気、動悸(どうき)、呼吸困難などの全身症状が現れたときは要注意! すぐに救急車を呼びましょう。

一度ハチに刺されたことのある人は、再び刺されないようにしなければいけません。スズメバチとアシナガバチのハチ毒は成分が似ているため、初めアシナガバチに刺された人が今度はスズメバチに刺されると、アレルギー反応を起こす可能性もあることを覚えておきましょう。

ハチに刺されないためには、ハチを刺激しないこと。巣を見つけたら近づかない、ハチが近くによってきたら手ではらったりせず、そっと逃げるのが賢明です。また、黒い服装はハチの攻撃対象になりやすいので、淡い色の服を着て白っぽい帽子をかぶりましょう。香りの強い化粧品や整髪料などは避け、ジュースなどはこまめにふたをします。万一に備え、ハチ専用の殺虫剤を持参するとよいでしょう。

刺されると腫れてひどくかゆい「ブユ」

ハチのように命に危険はないけれど、刺されたところが真っ赤に腫れあがっていつまでもかゆい、なかには発熱する人もいて要注意なのがブユ。小型のハエのような、血を吸う虫で、地域によってブヨ、ブトとも呼ばれます。

高原や山間部の渓流沿いに多く生息し、キャンプなどでむき出しの足を刺される人が多いようです。刺されたときはほとんどかゆみを感じませんが、半日ほどすると赤く腫れ、次第に激しいかゆみを生じます。数日は腫れとかゆみが続き、腫れた部分に熱をもつこともあります。

熱をもっていたら冷やし、早めにかゆみ止めの軟膏をぬるとよいでしょう。かゆみがひどい場合は、ステロイド薬や抗ヒスタミン薬が必要になるので、皮膚科専門医を受診しましょう。化膿することもあるのでかきむしらないこと。

野外に行くときは長袖、長ズボンで

ハチやブユ以外でも、虫に刺されないためには、できるだけ露出部分を減らすこと。野外に行くときはなるべく長袖、長ズボンに靴下、帽子、手袋で全身を覆いましょう。肌の露出部分には虫除けスプレーをしておくと、蚊やブユには効果があります。虫刺され用のぬり薬やガーゼ付きばんそうこうなども持参し、刺されてしまったら次の手順で処置を。

(1)ハチやムカデの場合は傷口から毒を押し出す。ポイズンリムーバーという毒を吸引する器具があるので携帯しておくと便利。
(2)傷口を流水で洗いながら冷やす。
(3)虫刺され用のぬり薬をぬる。
(4)ガーゼ付きばんそうこうで傷口を覆う。

必要があれば医療機関を受診します。虫刺されに対処する方法を知って、アウトドアを楽しんでください。

※この記事は2007年7月に配信された記事です

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水素水は本当にからだにいいの? 水素の健康・美容効果とは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

話題の水素が体に起こす作用とその健康効果、効果的な摂り方を解説します。

水素水は本当にからだにいいの? 水素の健康・美容効果とは?

善玉と悪玉を見分ける水素の特別なパワー

スーパーやコンビニでもよく目にするようになった「水素水」。飲むとよさそう、とは思いつつ、どんなものかをよく知らない人も多いのでは? そもそも水素水とは「水素を含ませた水」のこと。
水素は砂糖や塩のように水に溶けるのではなく、水中に分子として存在している状態です。そして水素は、水と一緒になることで、体内に取り込みやすくなります。すると水素が持つ賢い性質で、私たちの体を守ってくれると、予防医学の観点から水素治療をいちはやく取り入れた、辻クリニック院長の辻直樹先生は言います。

体が老化する大きな原因は「活性酸素」によって体が酸化するから、とされています。
活性酸素は、疲労や糖尿病、脳梗塞など、体の不調から大きな病気にいたるまでの元凶。皮膚の細胞にもダメージを与えて、肌を老化させます。でも、もともと活性酸素は、体に侵入していたウイルスを殺すなど、体に必要な働きをするもの。しかし、過剰に発生すると、逆に自分自身の体を攻撃してしまいます。いわば、活性酸素には体にいい“善玉”と、病気や老化の原因となる“悪玉”の2つのタイプがあるということ。

そして水素には、活性酸素が善玉か悪玉かを見分けて、悪玉だけにくっつくという能力があるのです。さらに、活性酸素と水素がくっついても水ができるだけなので、体への負担は少ないのだそう。これが“水素は究極のアンチエイジング物質”と言われる理由なのです。こうした水素の働きによって、体内から悪玉の活性酸素が減ることで、さまざまな不調を予防する健康効果が期待できるのです。

美肌やダイエットにも効果が

また、健康だけでなく、美肌へのこんな効果も。悪玉の活性酸素は、皮膚の細胞にダメージを与えますが、これに働くのが水素。水素が加わると、皮膚細胞の酸化が抑えられ、機能を正常化して、皮膚が再生されるという研究結果があります。

また、肌トラブルの原因となる、肌の「糖化」を阻止する働きも。糖やアルコールが活性酸素と結びつくと、体内のたんぱく質が変性して「AGEs(糖化最終産物)」となります。これが、肌の成分であるコラーゲンやエラスチンに異常を起こし、肌トラブルの原因になるのです。しかし、水素によって活性酸素を抑えると、AGEsができにくくなって、肌の若々しさを取り戻す効果が期待できるというのです。

ほかにはダイエットにも働きます。水素によって活性酸素を除去すると、脂肪細胞の炎症が軽減し「アディポネクチン」という成分が増加することがわかっています。このアディポネクチンは、脂質を燃焼させる作用をもったたんぱく質。そのため、アディポネクチンがしっかり分泌されれば、体脂肪が減ったり、つきにくくなると考えられます。

水素は、水素水を飲むだけでなく、体の外から与えても効果が得られるそう。たとえば、水素風呂などを活用してみても。また洗顔のとき、水素水ですすぎを行うといった方法も。水素には、健康はもちろん美容にも役立つスーパーパワーが秘められているようです。

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太りやすい・肌老化・免疫力ダウン…『腸体温』の低下が招く体調不良

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

腸の体温が低いと、病気にかかりやすくなります。そのしくみを解説します。

太りやすい・肌老化・免疫力ダウン…『腸体温』の低下が招く体調不良

免疫細胞が働かず病気になりやすい体に

がんの死因は、女性で大腸がんがトップ。男性でも3位になっています(人口動態統計によるがん死亡データ/2016年)。
大腸がんが多くなっている原因として、食の欧米化があげられます。
それと共に注意してほしいのが“腸体温”の低下。大腸がんには、腸体温が関係していると考えられる、と東京有明医療大学の川嶋朗教授は指摘しています。
人の体は、体温が低くなると免疫力が低下します。実は、50年前の調査で、日本人の体温は、いまより1度近く高かったそう。それが運動不足や、冬でも冷たい食べ物や飲み物をとるなど生活様式の変化で低下してきました。

体温の低下にともない、腸の温度も下がっています。これが健康に大きな影響を与えているのです。
腸には食物の消化・吸収という重要な役割があります。体を作る、動かす、回復させる……すべての体の活動に栄養が必要です。
しかし、腸体温が低いと消化・吸収能力が落ち、栄養が十分に供給されず、体中に不調が起こってきます。また、がんは「嫌気性」といい、酸素のない状態を好む病気。冷えた体は酸素が巡りにくく、がんが喜ぶ状態です。つまり腸の冷えが大腸がん増加の原因のひとつと考えられるのです。

そして、腸は体で最も「免疫細胞」が集まるところでもあるのも、近頃知られるようになってきました。腸には食べ物などに付着した菌が、そのまま入ってきます。これを排除して体を守るため、体中の6〜7割の免疫細胞が集まり、外敵をやっつけているのです。しかし腸体温が下がると、免疫機能が働きにくくなり、病気にかかりやすくなってしまいます。

腸体温が下がると現れる全身の不調

腸が冷えると、以下のようにさまざまな不調が起こります。あなたも“腸冷え”が原因で、体にトラブルが起きているかもしれません。

◯体が栄養不足に

消化酵素は40度くらいで最もよく働くため、腸は常に40度の高温を保っています。この温度が低いと消化酵素が十分働かず、栄養不足になってしまい、全身の機能が低下します。

◯代謝が下がり生活習慣病に

腸は24時間365日働き、カロリーを消費しています。腸温度の低下で動きが悪くなると、代謝がダウンします。すると太りやすくなったり、さまざまな生活習慣病を引き起こすことにも。

◯免疫力ダウンで病気がちに

腸には体の約7割の免疫細胞が集中しています。腸温度が下がると、免疫細胞の働きも悪くなります。免疫力が下がり、病気にかかりやすい体になります。

◯アレルギー反応も腸冷えから

腸体温の低下で起こりがちなのが、アレルギー症状です。卵などのタンパク質が十分に消化されないまま血中に入ると、体はこれを異物とみなして、アレルギー反応が起こることにも。

◯血液老化で肌が老化!

腸の環境が悪くなると、悪玉菌が増加します。ここで発生した有害物質は、血液にのって全身に回ります。汚れた血で肌が老化したり、さまざまな不調の原因にもつながります。

腸のためにとヨーグルトを食べている人は気をつけて!

健康のために“腸活”を心がけている人も多いのでは? ただし、腸にいいと思ってやっていることが、実はまちがっている場合もあるのです。

◯ヨーグルトで腸が冷える

「腸にいいから」と食べるヨーグルトで、逆に腸を冷やしているかも。腸にいい発酵食品は、納豆や漬物、みそなど日本古来のものがオススメです。ヨーグルトを食べるなら、レンジで40度くらいまで温めましょう。

◯半身浴は温活にならない

半身浴では体が十分温まりません。必要なのは水圧が心配な心臓病の人だけ。腸体温アップには、39度くらいのお湯に全身で長く入るのがベスト。熱いお湯は交感神経を刺激して、腸体温を逆に下げてしまうので×。
ちなみに、体温が高くても冷房が苦手だったり、冷えを感じる人は、腸が冷えている可能性が高いので油断禁物です。温かい食べ物を食べ、腹巻をしたり、お腹に湯たんぽを当てるなどして、腸を温めるよう心がけましょう。

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40代からは骨盤底トレーニングを|排尿トラブルを招くトイレ習慣とは?

ノーイメージ

【執筆者】中田 真木先生

三井記念病院産婦人科医長 1981年東京大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。1991年フランス政府給費研究生(研修先はオテル・デュー・ド・パリ産婦人科)。東京警察病院産婦人科医幹を経て、2…

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(編集・制作 (株)法研

出産経験のある女性は不具合が出る前から始めたい。骨盤底トレーニングの効果が期待できない人もいることに注意。高齢者は全身の健康管理から。

40歳になったら骨盤底トレーニングを

前回は、骨盤底は妊娠・出産によってダメージを受けやすいため、妊娠中から十分に養生し、分娩時に骨盤底を傷めないようにすることが大切であること、出産後は骨盤底の回復を待ってトレーニングを始めたいことなどを述べました。今回は、加齢によって骨盤底の緩みが出てくる40代以降のケアと、骨盤底の緩みにつながりやすい習慣やくせについて説明します。

40~50代は、更年期の訪れとともに心身の衰えを感じる年代です。骨盤底はもともと、子宮や膀胱などの臓器を支えている微妙な部位。この年代には、腟とその周辺の緩みや排尿の勢いの低下、尿意切迫感など骨盤底に関係する問題も増えてきます。妊娠・出産時に被った骨盤底の「古傷」が元になり、尿もれ(尿失禁)や子宮下垂になる人が増えるのもこの年代です。

そこで、とくに出産経験がある女性は、今はこれといった不具合はなくとも、40代を迎えたら1日1回10分間ほど、骨盤底というボディ・パーツを思い出しながら筋力トレーニングをしましょう。別に難しいことではなく、腰かけた姿勢や寝た姿勢で腟や肛門周辺の筋肉をまとめておへその方向へ引き上げる動作を10秒間ほど持続(このとき腹筋は使わない)、ゆっくり休んで筋肉を休ませてからまたくり返す、これを10分間ほど行えばいいのです。

骨盤底の筋肉が健常な人については、40~50代に骨盤底トレーニングを続けることで骨盤底障害を減らせる、発症を遅らせられると考えられています。一方、神経の病気があって骨盤底を正しくすぼめられない、出産のときに骨盤底に大きな傷を負い筋肉の一部が欠損しているなどの場合には、骨盤底トレーニングの効果はあまり期待できないこともあります。

骨盤底に痛みや不快感のある人が受診せずに自己判断で骨盤底トレーニングを続けることは、大いに問題があります。骨盤底トレーニングには痛みや不快感を治める効果がないばかりか、トレーニング中は骨盤底に意識を集中させるため、この部位の痛みや不快感をより強く感じるようになってしまうおそれがあります。

高齢者はトレーニング以前にメタボ対策や足腰の衰えを防ぐことが必要

年をとると尿もれする人が増え、骨盤底の健康は高齢になればなるほど重要です。骨盤底トレーニングは高齢者にも有用ですが、身体機能全般で考えるとき、膀胱・尿道機能だけでなく足腰の力や骨粗しょう症防止を含めて対策を立てないとQOL(生活の質)の向上や日常生活範囲の拡大につながりません。

骨格・筋肉がしっかりしていれば骨盤底障害はおこりにくく、また、まめに体を動かし全身の運動能力を維持している高齢者は、メタボリック症候群にもなりにくい傾向があります。メタボ対策や足腰の衰えを防ぐロハスな(環境や健康に意識の高い)生活などは、骨盤底障害とも密接な関係をもつテーマであるといえます。

この年代では、糖尿病、変形性脊椎症などが増加し、これらよくある疾患から来る骨盤底や排尿のトラブルが増えます。生活習慣病などであれこれと投薬を受けている高齢者には、多重投薬による膀胱障害がみられます。

若いときから骨盤底を意識して健康管理を

最後に、普段のちょっとしたくせや習慣が、骨盤底のゆるみにつながることもあるということを覚えておいてください。

たとえば、排尿するときおなかに力を入れたり、尿が止まった後に尿をしぼり出そうとおなかに力を入れる人がいますが、これは腹圧で膀胱の出口をこじ開けていることになります。排尿の度にこんなことをくり返していると、将来、おなかに力が入ったときに尿がもれる「腹圧性尿失禁」を起こす原因になるので、お腹の力で尿を絞り出すことは絶対にやめましょう。
また、便秘がちの人が毎日のようにトイレで長時間いきむのは、骨盤底が緩んで、年をとったとき肛門が下がってくる原因になります。スムーズに排便できるように、食事と生活を整えましょう。

以上、骨盤底と排尿機能の健康を保つためには、不具合を自覚する以前の長い地道な健康管理が必要、ということがご理解いただけたものと思います。

※この記事は2008年12月に配信された記事です

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大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

シーンとした中で、くしゃみが出そうになったら我慢してしまいますよね? でもこの行為、実はとても危険なんです。その理由をまとめました。

大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

くしゃみが出る速さは新幹線と同じ!

花粉、ホコリなどが舞っていると「へ〜っくしょん」と出るのがくしゃみです。くしゃみは、体のなかに入ろうとするホコリやバイ菌、ウイルスなどを排出する役目があります。

人は、鼻から空気を吸いますが、そのなかにホコリなどがたくさん含まれているのです。そのまま、吸い込むと病気の原因にもなるので、まず鼻毛で大きなゴミを取り除きます。同時に、鼻の粘膜で小さなゴミを除去するのです。常に粘膜が湿っているのは、小さなゴミが付着しやすくするためだったんですね。粘膜にゴミが付着すると、粘膜にある神経を刺激して、付着したゴミを体外に吐き出そうと息を出すのが、くしゃみの仕組み。これは体を病気から守るための生理現象です。

ちなみに、くしゃみは時速約300kmの速度で、なんと新幹線とほぼ同じ速さ。また、一度のくしゃみで最大500ml、ペットボトル1本分もの空気を排出するそう。
もし、電車の中やレストラン、会議中など、静かな空間でくしゃみが出そうになったら……。マナーの観点から我慢したり、鼻をつまんで止める人も多いのでは。でも、この行為とても危険なんです。くしゃみを我慢してはいけない理由はこちらです。

くしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

1)気管、咽頭裂傷
喉の下の方から肺につながる、空気の通り道が「気管」です。くしゃみを止めることによって、気管に異常な圧がかかり、気管が裂傷したというケースが報告されています。あるイギリスの男性は、鼻をつまんで口を閉じてくしゃみを我慢したことで気管が裂傷。飲み込むことや、声を出すことができなくなり、緊急入院を余儀なくされました。入院中は、飲食ができないためチューブで栄養を補給。回復するのに、1週間の入院と、2ヶ月の通院が必要だったそう。

2)鼓膜破裂
口と鼻、耳はつながっています。口と鼻をふさぐことで、空気の逃げ場がなくなり、耳に圧がかかります。くしゃみを止めた後、キーンという音がして、聞こえが悪くなったり、鼓膜が破れることも。

3)脳内の血管破裂
口や鼻をふさぐことによって、空気が通る気道の圧が上がり、血圧が急上昇します。もともと脳動脈瘤がある人は、脳内の血管が破裂する可能性も。

4)腰痛の悪化
くしゃみを我慢すると、体に排出されなかった空気圧が原因で、脳脊髄圧が上昇。もともと腰痛持ちの人や、坐骨神経痛の人は、くしゃみを止めると腰が痛くなる可能性があります。

くしゃみをするときは、決して鼻をつままないようにしましょう。ハンカチで鼻と口を軽く押さえて、空気を逃がしつつ、唾液や鼻水などが周囲に飛び散らないように配慮するのが、マナーも体の健康も守る、正しいくしゃみの方法です。

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