大人の発達障害の特徴とは? 15の自己診断チェック

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

社会生活を送るのには、暗黙のルールや仕事上で細かなチェックが必要だったりと発達障害の人が苦手とする分野があります。注意しているのに困難な場合は、発達障害かもしれません。まずは、セルフチェックを行ってみましょう。

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社会に出てから気づく 大人の発達障害

一般的に、発達障害は幼少期に診断されることが多く、100人に1人の割合で起こると言われる脳機能障害のひとつです。それが近年では、大人になってから発達障害と診断される人も多くなっています。こういった人は、知的障害をともなわないことが多く、軽度のため、まわりも本人も気づかなかったことが要因のひとつ。仕事を始めるなど社会に出てから、集中できない、注意していてもミスをしてしまうなどのために発達障害を疑って病院を受診し、診断されるというケースです。

また、コミュニケーションや対人関係が苦手な障害を持つ人が接客業についているなど、その人の特性に合わない仕事をしているため、強いストレスを感じている場合もあります。自分の特性を知り、その苦手分野が重要でない仕事を選べば、普通に仕事ができるのはもちろん、自分の得意分野の能力を生かすことができます。また、職業を変えなくても、同僚や上司に発達障害の人がわかりやすい指示や会話の仕方にしてもらうことで、スムーズに作業ができるようになる場合もあります。

発達障害は、本人の性格や努力不足ではなく、生まれつきの脳機能の障害です。社会生活において困難なことがある場合は、支援を受けたり、まわりに発達障害であることを理解してもらうことで、よりよい生活環境を築けるようになります。

セルフチェックで自分の苦手分野を見つけて

発達障害の診断は難しいため、専門の病院に何度か通うなど時間が必要です。「私、発達障害かも?」と不安がある人は、まず下のチェックリストを行ってみましょう。自分の苦手分野が明確になります。

1、約束を忘れやすい
2、長時間座っているのが苦手
3、仕事のツメがあまい
4、不注意によるミスが多い
5、単純作業が苦手
6、1対1で話しているのに会話に集中できない
7、よく物を置き忘れたり、無くしたりする
8、雑音で気が散ってしまうことがよくある
9、落ち着かない、ソワソワすることがよくある
10、時間に余裕があってもリラックスできない
11、一方的にしゃべりすぎてしまう
12、相手の会話をさえぎってしまう
13、順番待ちをするのが苦手
14、慣れていない場所はかなり緊張する
15、あいまいな表現の会話が理解できない

これらのチェックリストにある項目は、一般的には努力や注意をすればできるもの。発達障害の人の場合は、やろうと思ってもできないのです。発達障害と気づかずに、そのまま生活を続けると「自分は仕事ができない」と自己嫌悪に陥り、うつ病などの二次障害が発生することにもなりかねません。半数以上当てはまったり、特に気になる項目がある人は、まわりの人に相談をするのはもちろん、地域の相談センターや専門医に相談をしてみましょう。




うまくいかない人間関係の原因は親への葛藤や感情にあるかも?

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【執筆者】ピースマインド・イープ

■ピースマインド・イープ株式会社 高度な専門性を活かしたメンタルヘルス関連サービスを提供。日本最大級のオンラインによる心理カウンセリングサービスを提供するほか、オフラインでも直営カウンセリングルーム…

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うまくいかない人間関係の原因は親への葛藤や感情にあるかも?

心理学用語―転移とは?

臨床心理学の用語に、『転移』という用語があります。この用語は、臨床心理学用語の中でも最も有名な用語のうちの1つと言っても良いほど、よく知られている用語です。

臨床心理学用語としての『転移』の意味は、「心理療法の過程で、クライエント(相談をする人)がセラピスト(相談を受ける人)に対して向ける感情。その感情は、クライエントが過去に出会った重要な人物(主に養育者)に対して抱いた感情と同様のものである」とされています。つまり、心理療法を受けていくうちに、セラピストに対して、親に対して抱くのと同じような感情を抱くようになることを、『転移』と呼びます。

この概念は、精神分析の創始者であるS.フロイトが提唱したもので、陽性と陰性とに分けられます。陽性とは好ましい感情を抱くこと、陰性とは攻撃・嫌悪などのネガティブな感情を抱くことを言います。精神分析では、この『転移』という現象は自然に起こるものとされており、セラピストはこの現象に敏感に気づくことを求められ、心理療法の過程に活かすことが望まれます。

うまくいかない人間関係は『転移』にあるかも?

このように、本来は心理療法におけるセラピスト-クライエント関係の理解を深めるための用語ですが、私たちの日常生活においても見受けられる現象です。例えば、どうしてもうまく付き合えない上司がいたとしましょう。では、自分にとってその上司とうまく付き合えない理由とは、どの辺にあるのでしょうか。「人の話を聞かずに自分の意見を押し付ける」「何事もいいかげんで頼りにならない」「こちらの機嫌ばかりとっていて、イライラする」……etc。うまく付き合えない理由は人それぞれです。この状況に、『転移』という概念を当てはめて考えてみると、その上司とうまく付き合えない理由は、両親との葛藤にその根源があるのかもしれない、ということになります。

厳格な父親のもとで何事も規律に縛られ、窮屈な思いを抱いて育ってきた人にとっては、規則、規則と口うるさく言う男性上司には反発を覚えるでしょう。母親の過大な期待に応えるために努力して育ってきた人は、期待を寄せてくれる女性上司のために身を粉にして働こうと思うかもしれません。

自分が誰かとぶつかったり、不愉快な思いを抱いたりした時、あるいは、誰かに過剰に依存したくなったり、こちらを見てほしいと思ったりした時、その感情の背景に過去の誰がいるのかに思いをめぐらせてみてください。そこに『転移』が起きているかもしれません。

※この記事は2008年3月に配信された記事です

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怒りの対処法「アンガーマネジメント」で人間関係を円滑に

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

仕事に家事に多忙な毎日。ちょっとしたことでイライラしていませんか? そんな怒りをコントロールするのが「アンガーマネジメント」。その方法をまとめました。

怒りの対処法「アンガーマネジメント」で人間関係を円滑に

怒りをコントロールしてストレスを減らす

レジで待たされイライラ……、上司に小言をいわれ憤慨……。すぐ怒ってしまったり、怒り出すと止まらないといったことはありませんか? 怒りは自然な感情ですが、激しい気持ちに振り回されて「仕事が手につかない」、「人間関係が悪化」といった支障もでてきます。

そこで、取り入れたいのが「アンガーマネジメント」です。アンガーマネジメントとは、怒りをコントロールしたり、癒やしたりする方法のこと。1970年代にアメリカで開発された、心理トレーニングがその始まりです。エグゼクティブが取り入れるなどして、日本でも近年急速に広まりました。

「あの時、怒らなければよかった」といった怒りにまつわる後悔や、「小さなことでもイライラしてしまい疲れる」などのストレスも減らすことができます。ただし、怒りの感情をなくしたり、無理に押さえ込んだりすることは不要。怒りの感情自体は悪いことではありません。自分の怒りの感情を理解し、コントロールすることが重要なのです。

アンガーマネジメント流 怒りの対処法

もしイライラしたり、カッとなったりしたら、次のことを取り入れてみましょう。怒りの感情が爆発するのを防ぐことができます。

◯6秒ルールで時間を稼ぐ

アンガーマネジメントの方法として有名なのが「6秒ルール」。怒りの感情のピークは、最初の6秒だとされます。そこで、この6秒をやり過ごすという方法です。怒りを感じたら、自分に「落ち着いて」と問いかけてみたり、手に指で怒りの内容を書くなどして、6秒をやり過ごしましょう。

◯怒りを感じた場所を離れる

強い怒りを感じて、自分の感情がコントロールできないと思ったら、まずその場を離れましょう。物理的に環境を変えることによって、相手を怒鳴り散らすなどの攻撃的な行為を避けることができます。

◯怒りに点数をつける

怒りという感情は目に見えないもの。怒りとひとくくりにするだけでなく、点数をつけて客観視することで、冷静に理解しやすくなります。まったく怒りを感じていない状態を0、絶対に許せないと思うくらいの激しい怒りが10です。怒りの感情が湧き上がった時、点数をつけるクセをつけることによって、自分の怒りの種類やクセを知ることもできます。

◯深呼吸をする

怒りを感じると、体は自律神経の交感神経を優位にします。心拍数を上げて体を攻撃モードにして備えるためです。逆に副交感神経は体をリラックスさせるもの。怒りを感じたら、深呼吸をしましょう。深呼吸すると、副交感神経を優位にする効果が。深呼吸で体をリラックス状態にすれば、怒りがトーンダウンしてくるでしょう。

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批判されても挫けない!『心が折れない』強いメンタルの作り方

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

自分の意見をはっきり伝え、やりたいことをやる。批判を恐れずに行動する。そんな、メンタルの強い人になれる方法をご紹介します。

批判されても挫けない!『心が折れない』強いメンタルの作り方

誰でも強いメンタルを作ることはできる

「断ったら気まずくなるかな」、「これをやったらまわりに嫌われるかな?」など、常にまわりを気にして生活していませんか?
社会で調和するためには、ついつい波風を立てないように行動しがちです。でも、自分の本当の気持ちを常に押し殺していると、ストレスがたまります。少しでも今より、自分らしく生きるために、心の強い人になるにはどうしたらいいのでしょうか。強いメンタルの作り方をまとめました。

『心が折れない』強いメンタルの作り方

1)自立する

心理的に自立を目指すこと。特に、友達の意見に同調することが多い人は、小さなことからでいいので、自分で判断して、行動するクセをつけましょう。人の意見を待つのでなく、自分から提案してみる。また「ひとりで寂しい人と思われないかな…」などと取り越し苦労しないで、ひとりの時間を積極的に楽しみましょう。やがて、人の目を気にすることが少なくなります。

2)腸内環境を整える

腸と人の体を動かす自律神経には深い関係があります。脳がストレスを感じると腸内環境が悪化することは以前からわかっていましたが、最近では逆のことが起こることも報告されています。腸内環境が悪いと、その環境の乱れに関する情報が脳に送られます。すると不安感が増したり、ストレスに弱くなるのだそう。腸内環境を安定的に保つことが、心が折れにくく強いメンタルのためには重要です。

3)睡眠を十分にとる

睡眠不足は自律神経のバランスを乱します。寝不足だと、体をリラックスさせる副交感神経が作用せず、不安やイライラを感じやすくなります。ふつうに起こることでもネガティブにとらえ、落ち込みやすくなってしまうのです。1日6〜7時間は、睡眠時間を確保しましょう。さらに「寝具を好みのものに整える」、「寝る前1時間前からスマホやPCを使わない」といったことを実践して、睡眠の質を上げるとさらに◎。

4)メンタルが強いと思い込む

メンタルが弱い人は「自分はメンタルが弱い」と思い込んでいる傾向があります。そのため、常に思考がネガティブになってしまうのです。思考は現実化するものなので、ネガティブな人には、ネガティブなことが起こってしまいがちに。もしかしたら「自分はメンタルが弱い」というのは、ただの思い込みかもしれません。逆に「自分はメンタルが強い」と思い込むだけでも、自然と強くなっていきます。

5)人と自分を比べない

メンタルが弱い人の多くは、他人と自分を比べて、自分の劣っている部分を見つけたり、他人の優位な部分を見つけては、自己卑下する傾向があります。メンタルの強い人になるには、他人との比較をやめること。誰もが自分より優れた面を持っていますが、自分にも他の人にない優れた面があるものです。比較するクセをやめるだけで、ストレスにかなり強くなれるはず。

6)完璧主義をやめる

メンタルが強い人は、完璧を求めすぎません。完璧主義だと、できなかった自分を責めて、ネガティブな思考に陥るからです。もちろん、完璧を目指すことはよいことでもありますが、目標を高く設定しすぎないこと。できなかったことにこだわるのでなく、できた部分に対して自分を評価するクセをつけましょう。

7)恐怖や不安の先取りはしない

自分の意見を言ったり、新しいことを始めることに、不安はつきものです。ただし、その不安を過大にイメージしすぎないで。もし、マイナスなことが起こっても、その時に考えて対処すればいいのです。考えても解決できないような大きな出来事は、人生でそうそう起こらないもので、だいたいのことは解決できるものです。自分の人生で、解決できなくて困った経験がどれだけありますか? もっと自分を信じて。

8)ノートに気持ちを書く

ストレスを感じたら「その時どう思ったか」など、自分の感じた気持ちをノートやメモに書きつづりましょう。心の内側に溜まった気持ちを吐き出すことで、ストレス解消にもなりますし、後で読み返せば、自分の考え方のクセがわかります。どういう時に、気持ちが弱くなりやすいのか、自分のことを知ることがポイントです。すると、同じようなシチュエーションが起こりそうな時、事前に気持ちを整えることができるようになります。

こうしたことを習慣にして続けることで、徐々にメンタルが強くなっていきます。今日から始めてみてください。

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口ぐせやしぐさで分かる、ちょっと面倒な人の見抜き方

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

悪い人ではないけれど、つきあうのがちょっと面倒な人、まわりにいませんか? イヤな思いをしないよう、口ぐせやしぐさで見抜く方法をご紹介します。

口ぐせやしぐさで分かる、ちょっと面倒な人の見抜き方

相手のクセを見抜ければストレスが減る

なにかとチェックしてひとこと言ってくるご近所さんや、格付けしあうママ友たち、ネガティブな上司、ウワサ好きな同僚などなど。どこにでも、ちょっとめんどくさいと感じる人はいるもの。できれば当たりさわりなく、上手にかわしていきたいですよね。

人の心というのは、口ぐせやしぐさに表れるもの。相手のクセを見抜くと、その人の気持ちがわかりやすくなります。すると落ち着いて対応できるので、人間関係のストレスが減ってきます。
そこで、面倒な人によくある口ぐせやしぐさをご紹介していきます。これに当てはまる人がいたら、相手の本当の気持ちを先読みして、かわしていきましょう。

<ちょっと面倒な人の口ぐせやしぐさ>

◯口ぐせ編

・疲れた〜、大変だった〜
よく考えると普通のことなのに「◯◯で疲れた〜」「すごく大変だった〜」と過剰に話す人は、自分を過大評価しているタイプ。自分はこんなにがんばっていると、あなたにアピールしたいのです。そんな人には、否定せずある程度会話に同調したら席を離れるなどして、会話を終わらせて。長く付き合っているとこちらが疲れます。

・やっぱ
この言葉を使う人は、気まぐれな可能性が大。楽天家で、天然と人から思われているタイプの人もいます。気まぐれな分、計画性がないので、まわりの人はふりまされる場合も。気分が変わりやすい人だとはじめから思っていると、付き合うのがラクに。

・わたしは〜、わたしの場合は〜
人の話に割り込んで「わたしは〜」という人は、競争心の強い人。女性グループでこういった言葉をよく発する人は、いわゆるマウンティング女子。自分の意見や経験を披露することで、相手に自分の方が上だと知らしめたいタイプです。自分が一番でないと機嫌が悪くなったりするので、ある程度、話を聞いてあげた方が波風なくやり過ごせます。

・絶対
この言葉を使う人に限って、絶対ではありません。自分に自信がないからこそ、絶対という言葉を使っています。「絶対、◯◯だよ!」「絶対、返すからお金貸して」「絶対、時間に遅れないから」などと言う人は意外と多いもの。無責任なタイプなので、意見にまどわされないで。

・あの人って〜
人をチェックするのが好きな人で、ウワサ好きなタイプ。「あの人ってこうだよね」と人を注意深く観察しながら、あなたのこともチェックしています。自己肯定力が低く、相手と自分を常に比較。相手のダメな部分を見つけて自分より下に格付けし、自己肯定感を補うタイプです。ネガティブな面も強いので、自分にパワーがない時はパワーを奪い取られます。元気な時だけ話を聞くなどして、上手に対応を。

・なるほど
相手に「なるほど」と相づちを打たれると納得しているように感じますが、なるほどが口ぐせの人は、自分の意見に固執するタイプ。なかなかゆずらないので、会話が進んでも、まったく共感が得られないまま、ということも。対策として、そもそも、この手のタイプの人には共感を求めないこと。また、相手を納得させようとしないのが楽に付き合うコツです。

◯しぐさ編

・あごを突き出す
自慢話をしたい時に出るしぐさです。自虐的な話やグチを言っている時でも、このしぐさが現れたら、それは、自虐やグチを通して自慢したいということ。相手があごを突き出してきたら「お、来るな!」と心の準備をしておくだけでも、気楽に付き合えるように。

・口を隠しながら話す
悪口や人に聞かれたくない話、プライベートな話をする時に、口を隠しながら話す人がいます。あなただけに伝えているフリをしながら、実はまわりみんなに話している場合が多いのです。特に悪口の場合は、うっかり「そうですか」と同調すると、周囲に「◯◯さんが言っていたんだけど」と、あなたが言ったように話されてしまうことも。同意するのでなく「大変ですね」などと相づちを打って、できるだけ流しましょう。

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イライラや怒りで自分を疲れさせない“アンガーマネジメント”とは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

怒りをスルー、または怒りを軽くすませることで心をもっとラクに。
怒りを認めてコントロールするアンガーマネジメント。その理論を使って怒りをコントロールする方法を紹介。

イライラや怒りで自分を疲れさせない“アンガーマネジメント”とは?

夫・子供・姑など、身近な人に対する怒りほど強くなる

イライラして疲れたり、つい爆発して落ち込んだり……。そんな怒りストレスに悩む人が増える中、「アンガー(怒り)マネジメント」が注目されています。

アンガーマネジメントは70年代にアメリカで生まれた、怒りの感情とうまくつきあうための心理トレーニング。怒りをがまんするのでなく、怒りを認めてコントロールする方法です。

怒りは喜びや悲しみと同じように人間の自然な感情。ただ、怒りの感情は、身近な対象に対する怒りほど強くなるのが特徴です。「夫だからわかってくれるはずなのに」「自分の子なのになぜ思いとおりにならないの」と、期待を裏切られたと感じて、怒りが増幅するのです。

こうした怒りは、なんとか抑えようとしてもなかなかうまくいかないもの。そのため、怒らない努力をするのではなく、上手に怒る方法を知ることが大切です。怒るべきことは相手にわかりやすく伝え、怒らなくてもよいことはスルーしましょう。無駄なイライラが減り、自分も周りもぐんと楽になります。

「◯◯すべき」という意識が強い人ほど怒りやすい

では、怒りという感情はどのようにして生まれてくるのでしょうか。

怒りは、自分の中で「こうあるべき」という価値観が通用しなかった時に生まれます。その怒りの方向性は2種類。自分への怒りと、人への怒りです。

自分への怒りは、自分のセルフイメージが守れない時、理想と現実とのギャップを受け入れることができないために生じます。また、人への怒りは、自分が育った環境で身についた「自分の常識」が通用しない時に生じます。
両方とも「◯◯すべき」という意識が多い人ほど怒りやすい傾向にあります。これは、「許せないこと」が多いから。

ムダなイライラを減らすためには、「許せない」ことのうち、「まあ許せる」という事柄を増やすように意識しましょう。それでも、怒りが湧き上がったら。上手に受け流すワザで怒りをスルーして。

怒りをスルーする方法

・「6秒思考停止」で怒りのピークをやり過ごす

アンガーマネジメントでは、怒りは「6秒でピークが過ぎる」と考えられています。怒りが消えてなくなるわけではありませんが、最大のピークは6秒でおさまります。カッとなったら、心の中で6つ数えるなどして、何とかやりすごしましょう。6秒後には少し冷静に対応できるようになり、後悔するほど相手に怒鳴るなどの、最悪の事態は避けられます。

・変えられないものと変えられるものに分ける

夫の親族や、会社の同僚など、どうも苦手だけど、縁は切れない……そんな相手へのイライラもスルーが可能です。
世の中には変えられるものとそうでないものがあります。誰にでも苦手な人はいますが、他人の性格は“変えられない”のです。人の性格を変えようとするとイライラすることは、渋滞を自分ひとりで解消しようとすることと同じくらい、時間と心のムダ。例えば、親族が苦手なら、時間差で訪問して顔を合わせる時間を減らす。同僚が苦手なら、仕事を早く切り上げて帰るなど、自分でできることは何かを探しましょう。

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