週2回でアンチエイジング効果が期待できる。40度以上の熱めのお湯に入ることで、コラーゲンの修復、内臓機能の改善効果が期待できる話題のHSP入浴法。

アンチエイジングに効果的なヒートショックプロテイン入浴法とは?

体を修復して若返る“ヒートショックプロテイン”を増やす

入浴は、血流の改善、老廃物を排出、美肌効果に抗酸化力アップなど、いいことづくめ。いつまでも若くいたい人にとって、シャワーではなく湯船につかることは、もう常識かもしれません。
さらに美力を高めるためには週2回のヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を取り入れてみてはいかがでしょうか。2週間の実験で体温が1度上がったとの報告もあり、低体温の解消にも効果的と言われています。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、私たちの体の中に備わる優秀なメンテナンスシステムのひとつです。壊れたたんぱく質を修復、修復不可能な細胞は自然と排除に導くという働きがあります。コラーゲンや酵素、ホルモンなど、体の多くはたんぱく質でできていますが、これが壊れると老化や病気に向かうのです。残念ながら、このHSPの分泌量は加齢とともに低下。これを最も効率よく増やせるのがヒートショックプロテイン(HSP)入浴法なのです。

40度以上の熱めのお湯に浸かり体温を2度以上あげる

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、リラックス効果が得られる半身浴とは真逆の入浴法です。ヒートショックプロテイン(HSP)を効果的に分泌させるには、入浴で体温を2度以上上げることが必要。そのため、熱いお湯につかります。
42度のお湯なら10分、41度なら15分、40度なら20分が目安です。この温度に体が慣れてしまうと、逆にヒートショックプロテイン(HSP)の分泌が低下するので、週2回くらいにしましょう。

より温浴効果と発汗作用を高めるため岩塩や重曹を活用

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、かなり発汗するため、水分補給は十分に行ってください。また、より温浴効果と発汗作用を高めるために、ヒマラヤ岩塩やバスボムなどを入れるのもおすすめ。これは肌を傷める水道水の塩素の中和作用もあります。重曹のみを100〜200g程度お風呂に入れてもいいでしょう。弱アルカリ性の重炭酸ナトリウム泉を家庭で再現できます。

前述した通り、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、リラックス効果を得られる半身浴とは違い、交感神経が刺激されます。そのため寝る直前は避け、入浴後に1時間程度自然にほてりを冷ます時間が取れるタイミングで入浴するようにしましょう。
また、熱いお湯に入るため心臓に負担がかかります。高血圧などの病気がある人は控えてください。週2回のヒートショックプロテイン(HSP)入浴法と半身浴をうまく組み合わせて、バスタイムを楽しみましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

【お話を伺った人】桐村里紗(きりむら・りさ)先生

内科医・認定産業医。あまねクリニック 内科医師。栄養学や抗加齢医学の知識を活かし、執筆・講演を行う。著書に『「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)がある。旧姓・土井…

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