ニキビが治った後にも残る、茶色い色素沈着や、デコボコしたクレータ。できてしまった後でも治すことができる、ケア法をご紹介します。
セルフケアでニキビ跡を消す方法-色素沈着・クレータ対策

ターンオーバーを整え肌の再生を促すのがポイント

できてしまったニキビ跡、現在ではいろいろなケアで治すことができます。多少時間はかかりますので、じっくり自分の肌と向き合いましょう。特に目立つ「色素沈着タイプ」と「クレータタイプ」、それぞれの原因と、自分でできる改善法をご紹介します。

◯色素沈着タイプ
ニキビ跡の色素沈着は、メラニン色素が肌の奥に残ってしまったことが原因と考えられます。メラニンは紫外線のほか、炎症のダメージからも皮膚を守る働きがあります。メラニン色素はメラノサイトという細胞から作られますが、ニキビが炎症を起こした時も、皮膚組織を守るためにメラニンが多く生成。ニキビが治った後は、通常メラニンは、肌のターンオーバーによって古い角質とともに剥がれ落ちます。でも、肌のターンオーバーが乱れていると、メラニンがうまく排出されず、皮膚に残ってしまうのです。それが、ニキビ跡の茶色い色素沈着です。

・改善するには?
肌のターンオーバーを促し、古い角質とともにメラニンを除去するため、ピーリングをスキンケアに取り入れましょう。ピーリング剤には、塩や砂糖、ジェルで落とすゴマージュやスクラブ、シートにピーリング剤が染み込んでいるふき取りタイプ、クリームやジェルの洗い流すものなどがあります。肌に合ったタイプを選び、1週間に1度行うと、滞った肌のターンオーバーが整いやすくなります。

そして、ピーリングをした後は、肌が乾燥しやすくなっています。いつもより入念にスキンケアで保湿を。この時、美白効果のあるビタミンC誘導体やハイドロキノンが入った化粧水や美容液を使い、イオン導入器で肌の内側まで成分を届けるとよいでしょう。また、日焼けをするとメラニン色素が増えるので、外出時はUVケアをすることも忘れずに行って。

◯クレータタイプ
月の表面のクレータのようにデコボコした凹凸が目立つニキビ跡は、皮膚がくぼんでしまった状態。ニキビをつぶしたりして傷つけることで、皮膚の深くの真皮にある皮膚組織が傷つくとこういった跡が残ります。

・改善するには?
朝晩のスキンケアには、肌のハリに効果がある化粧品を取り入れましょう。また、コラーゲンの生成を促す効果のあるスキンケアとしてピーリングを取り入れると良いでしょう。成分は、レチノールやビタミンC誘導体、プラセンタ、グリコール酸などがおすすめです。クレータタイプのニキビ跡を改善するには、美容皮膚科や美容外科で治療を行うのも効果的です。こういったクリニックでは、ケミカルピーリングやレーザー治療を受けることができます。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと