髪の毛の量が減らなくても、髪の毛が細くなるだけで、全体がボリュームダウンして、薄毛に見えてしまいます。健康的な太い髪の毛を育てる方法をご紹介します。

髪の毛が細くなるのはハゲの始まり?老化? 髪の毛を太くする方法

ホルモンの乱れを整えて細毛化をストップ

「髪にハリやコシがなくなった」と感じたら、それは髪の毛が細くなっている証拠です。薄毛は、抜け毛が増えるだけではなく、髪が細くなることもサインのひとつ。髪の量が変わらなくても、髪が細くなるだけで、全体がボリュームダウンして、髪が薄い印象になります。男性も女性も、加齢とともに髪が細くなるということが起こりますが、どちらもホルモンが関わっています。

女性の場合、女性ホルモンのエストロゲンが要因。このホルモンはコラーゲンの産生を促したり、髪の成長促進、血流改善などの作用があります。エストロゲンの分泌量は、20代後半がピーク。その後、どんどん減っていくので、髪の成長がサポートされなくなり、髪が細くなってしまうのです。男性の場合は、男性ホルモンがある酵素と結びつくことでできる、ジヒドロテストロンが、髪の成長を妨げて細く短くするとされています。

必要な栄養をしっかりとりホルモンバランスを整える

髪を太く育てるには、まず髪の栄養になる成分をしっかりとること。髪の99%はタンパク質でできています。そのため、髪の主成分のタンパク質が十分に摂取できていないと、髪が細くなることがあります。

タンパク質を摂るなら、魚、大豆、乳製品、鳥肉からがおすすめ。特に女性は、普段からタンパク質不足になっている傾向が。タンパク質は肌にも欠かせない栄養素なので、積極的にとりましょう。

また、亜鉛や鉄分などのミネラルは、新陳代謝を高めたり、髪の成長をサポートします。亜鉛を含むのは、納豆、ナッツ類、のりなど。ミネラルは、レバーやほうれん草、ピーマンなどに含まれます。

また、女性は女性ホルモンの分泌をスムーズにするビタミンEも忘れずに。抜け毛の原因となる過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。毛母細胞への血流が改善され、頭皮の血行促進に。食事でとった栄養が頭皮に届きやすくなります。

食事で摂った栄養を頭皮まで届けるために、頭皮をマッサージして血行を促進するのも◯。毎日のシャンプーのついでに、下から上に頭皮を揉み上げるようにマッサージすると、頭のコリがとれてスッキリします。また、髪がペタッとなるのを防ぐため、朝シャンプーをする人がいますが、育毛なら夜のシャンプーがおすすめ。それは、髪の成長に関わる細胞が夜修復されるため。毛根に詰まった皮脂をとって清潔にし、頭皮の血流がよい状態で眠った方が、より修復がスムーズにされて、成長が促されます。

ひとつひとつが地道なものですが、根気よく続けることが、健康で太い髪の成長をサポートする近道です。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと