じんましん、10種類の蕁麻疹の原因と対処法-再発の予防法は?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

突然、皮膚がかゆくなったり、ぷくっと盛り上がったりするじんましん。しばらく経つと自然に消えますが、繰り返す場合もあります。じんましんの対処法をまとめました。

じんましん、10種類の蕁麻疹の原因と対処法-再発の予防法は?

アレルギー持ちの人はじんましんがでやすい傾向に

皮膚が蚊にさされたようにぷくっと腫れたり(膨疹)、赤み(紅斑)ができて、2時間ほどすると消えてしまうのがじんましん。激しいかゆみをともなうことも多く、かきむしって傷になってしまったりするなど、かなりのストレスになります。じんましんのできやすい人は、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー結膜炎、喘息、アトピー性皮膚炎にもなりやすい傾向が。また、バッグなどを腕にかけて持っているだけでも、その部分が赤くなったり、腫れ上がったりすることもあります。じんましんには下記のようにさまざまな種類があり、原因に合わせた対策をとることが必要です。

◯特発性じんましん
患者の70~80%は、原因がわからないじんましんで、「特発性じんましん」と診断されます。原因が不明なだけで、原因がないということではありません。何が原因となっているが、じんましんが出たときの状態を思い出して原因を探る必要があります。

◯アレルギー性じんましん
その人がアレルギーを起こす原因となる食べ物や食品添加物、動植物に触れることで、じんましんがおこります。アレルゲンとなる代表的なものは、小麦、そば、乳製品、ピーナッツ、ゴム(ラテックス)やハチ、抗生物質や解熱剤など。これらのアレルゲンが体の中で異物として認識されると、ヒスタミンという物質が放出。ヒスタミンは、皮膚の血管を拡張し、血中の水分を血管外に染み出させるという働きをするため、皮膚が赤くはれます。また、かゆみを司る神経も刺激するため、皮膚がかゆくなります。

◯機械的じんましん
時計のバンド、下着のゴムによる圧迫など、物理的に刺激を受けたことで起こるのが機械的じんましん。皮膚の真皮の血管周辺にある肥満細胞が刺激を受けることで、その細胞壁からヒスタミンが分泌。アレルギー性じんましんと同様に、赤みやふくらみが皮膚にあらわれます。刺激を受けた部分にじんましんができるので、比較的原因が見つけやすいじんましんです。

◯温熱じんましん
温水や温風が刺激となりじんましんが、温熱じんましん。体が冷えている状態で、温かい場所に入ると、体が温まり血流がよくなります。そのため、血管が集まっているももや、ひじ、ひざ周辺にヒスタミンが集中して、じんましんが起こります。じんましんを発症した部位の皮膚の温度は40~50℃ぐらいまで上がります。入浴後や運動後、暖房器具に当たった後などに起こりやすいじんましんです。

◯寒冷じんましん
温熱じんましんとは対照的に、冷たい水や冷風など体温より低い物質に触れたり、体が冷やされると起きるじんましんです。激しい温度変化が血管周辺の肥満細胞を刺激してヒスタミンが分泌されることによって、皮膚が赤くなったり、鳥肌に似たようなわずかな腫れやかゆみが発生します。例えば冬の朝、ベッドから起きて冷たいフローリングに素足で触れると足にじんましんができるなどがこれにあたります。

◯日光じんましん
太陽の光に直接当たった部分が赤くなり、かゆくなるのが日光じんましん。4~9月の紫外線が強い時期に起こりやすくなります。太陽光にあたると数秒後にはじんましんを発症、10分以内にはピークに達し、1時間以上は症状が続くケースが多くみられます。これは、日光の刺激により、皮膚内でヒスタミンが放出されるためです。じんましんができた箇所をかくと、かゆみが発生します。

◯コリン性じんましん
汗が刺激となり、じんましんが起こるのがコリン性じんましん。運動や入浴、緊張したときに出る汗などで起こります。暑い季節は特に、少し歩いただけでも首や背中にじんましんが。コリン性じんましんは、皮膚にある交感神経の末端で、汗腺を刺激するアセチルコリンという神経伝達物質が放出されることが原因です。

◯ストレス性じんましん
ストレスなど心の病が原因で発症するじんましんです。自覚症状はなくても精神的な負担があるときに、皮膚に肌荒れや湿疹などが起こります。自覚症状がないストレスが長く続くと、軽いストレスでも体が反応するようになります。精神的な負担を軽減させるよう工夫することが大切です。

◯病巣感染じんましん
風邪、虫歯、副鼻腔炎などにかかっている人が発症するじんましんで、病巣にすみつく細菌や毒素の死んだ組織などの影響でじんましんが起きます。病巣感染の原因の60%が扁桃腺炎、30%が歯の病気、10%がそのほかの病気とされています。改善には、原因となっている病巣を治療することが必要です。

◯じんましん型薬疹
薬を服用したりすることで生じるじんましんです。特に抗生物質で薬疹が起こりやすいとされています。じんましんを起こす原因となる薬は人によって異なるので、じんましんが出たら皮膚科を受診し、その際に服用している薬なども報告しましょう。

寒冷じんましん以外は、冷やして応急処置を

前述のようにじんましんは、原因不明や原因を特定するまでに時間がかかることがほとんど。原因がわかっている場合は、それを避ければいいのですが、わからない場合は、発症数日以内に食べたもの、どういったときに発症したか、ストレスの有無など、じんましんが出たときの状況を自分で把握しておくことが必要です。

また、寒冷じんましん以外は、冷やして安静にすることでかゆみが治まります。じんましんが出たら、濡らしたタオルを患部にあてて冷やし、様子をみましょう。じんましん用の市販薬を持ち歩くのも応急処置に役立ちます。激しいじんましんの場合は、皮膚科を受診すると抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の処方が受けられます。1ヶ月以上続く慢性じんましんの場合は、漢方を併用すると改善する場合もありますので、医師に相談してみましょう。




手軽な市販薬に要注意!20代以上の女性に多い『酒さ様皮膚炎』

ノーイメージ

【お話を伺った人】古賀 道之先生

古賀皮ふ科院長・東京医科大学名誉教授 1962年 長崎大学医学部卒業後、東京医科大学皮膚科学教室入局 。1971年、東京医科大学講師。立正佼成会佼成病院皮膚科部長、都立大久保病院皮膚科医長、東京医…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

(「ヘルス&ライフ」法研より)

ステロイドの入ったかぶれ止めを顔に常用すると起こりやすい。ニキビ状のブツブツ、ピリピリ感、強いほてりを伴い、腫れて赤ら顔になる。

ステロイド外用薬の長期使用が原因

あなたは、化粧品やヘアケア用品でかぶれやすいほうですか? そんなとき、ステロイドの入った市販のかぶれ止め薬を使うこともあるでしょう。はじめは炎症が抑えられて湿疹はすぐに治りますが、使い続けるうちに赤ら顔になって、ニキビ状のブツブツができるようになります。このときステロイド薬をやめると、それまで抑えられていた炎症が一気にあらわれ、顔が赤く腫(は)れ上がって、ピリピリしたりほてりを感じたり、かゆみが出ることもあります。これがしゅさ様皮膚炎です。

しゅさ様皮膚炎は、20~50代の女性に多くみられます。もともと顔がほてりやすい、発赤(ほっせき)を繰り返しやすいといった素因のある人が、脂漏性皮膚炎や、化粧品、シャンプー、リンスなどによるかぶれを副腎皮質ステロイドの入った塗り薬で治療しているうちに起こってくる皮膚炎です。

ステロイド外用薬を長期間使い続けると、皮膚が薄く弱くなり、血管が拡張して毛包(毛根を包んでいるところ)を刺激するため、むしろ炎症を起こしやすい条件が整ってしまいます。一般に薬の副作用の症状が出たときにはその薬の使用を中止するのが原則ですが、しゅさ様皮膚炎の場合、ステロイド薬の使用中止後2~3週間は症状が悪化します。このとき、またステロイド薬に頼るとふりだしに戻り、悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。

ステロイド薬の使用を中止し、皮膚科を受診する

症状を自覚したときには、直ちに皮膚科を受診してください。皮膚科では、まずステロイド薬の使用をやめ、そのときの症状に応じた適切な外用薬を用いながら、ニキビの治療に使われるテトラサイクリン系の抗生物質を内服します。一時的に症状が悪化しますが、必ず治るので、医師の指示どおりに薬を服用してください。症状がひどく精神的苦痛や不安を伴い、社会生活に支障がある場合は、入院をすすめられるかもしれません。

日常生活では、香辛料などの刺激物を避け、アルコールも控えたほうがよいでしょう。また、化粧品は、腕などの目立たない部分につけて、かぶれがないかどうか、試してから使うようにしたいものです。

ステロイド薬は用法を守って使用することが大切

ステロイド薬は、上手に使うと大変有用な薬ですが、使い方を誤ると副作用を起こしてしまいます。まさに「両刃の剣」といえる薬です。それだけに、皮膚科専門医の指示に従って、正しく使うべきです。

化粧品かぶれなどを起こしたとき、「わざわざ皮膚科を受診するのは面倒だから」という理由で、市販のステロイド外用薬に頼ってしまうこともあるでしょう。しかし、ストロイド薬は使い方しだいで、「薬にもなれば毒にもなる」ものなのです。手軽なはずの市販薬が原因で、何カ月も顔面の炎症に苦しむことにもなりかねません。

ステロイド薬には強さの異なる製剤がたくさんあります。中には、弱い抗炎症作用がありながら血管拡張作用がほとんどないものもあって、症状によってはしゅさ様皮膚炎の治療にさえ使うことができるものもあります。「ステロイドは怖い」という人もいますが、間違った使い方に問題があるのです。ステロイド薬を使うときは、用法をきちんと守って使用することが大切です。

※この記事は2007年12月に配信された記事です

続きを読む




目をこすると皺が増える?! 花粉でかゆくても我慢すべき理由

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

目がかゆくなったとき、まぶたをゴシゴシ…。ふつうに行っているこのちょっとした動きが、どんどんあなたのまぶたを老化させているのです! 気をつけるべき理由をご紹介します。

目をこすると皺が増える?! 花粉でかゆくても我慢すべき理由

しみ、しわ、たるみの老化現象が加速

アレルギーなどが原因で、目がかゆくなったとき、つい目をゴシゴシこすってしまう人は多いはず。あるいは、寝起きにまず目をこすったり。なにげなく行っている、この「目をこする」という行為。実は、目にとってデメリットばかりなんです。
目のまわりの皮膚は、とても薄く繊細にできています。そのため、目をこすることによって、予想以上に悪影響が起きているのです。その理由をまとめてご紹介します。

<かゆくても目をこするのを我慢すべき理由>

1)しわが増える
顔の皮膚は体の皮膚より薄くできていますが、顔のなかでも特にデリケートなのが目のまわりの皮膚です。その厚さは、ティッシュ1枚分とも言われています。目をこすると皮膚の表面に小さな傷がつき、皮膚が乾燥してしまいます。もともと乾燥しやすい目元が、さらに乾燥することで、目のまわりに小じわが増えることに。

2)しみ
目をこすると、皮膚の表面に小さなしわができ、これが原因で皮膚に色素沈着を起こします。目のまわりが黒ずむとともに、皮膚が弱くなっているので、さらに紫外線が当たることで、しみもできやすくなります。

3)はれ
まぶたをこすることによって、まぶたがむくみ、はれが起こります。目をこするのが習慣になっている人は、毎日まぶたをはれさせているのと同じこと。まぶたのはれが習慣化すると、たるみやしわの原因にもなります。

4)たるみ
目をこすると、皮膚が伸びてしまいます。伸びた皮膚は、目のまわりのたるみとなり、目ヂカラがダウンします。

5)目が小さくなる
まぶたには「ミュラー筋」という、まぶたを持ち上げる働きをする筋肉があります。この筋肉は刺激に弱く、目をこすると伸びてしまいます。このミュラー筋、一度伸びると、元には戻らないのです! まぶたをうまく持ち上げることができず、目が小さくなってしまいます。

6)結膜炎などの病気
目をこすると、目の角膜に傷がつきます。そこから、ウイルスや細菌に感染することで目の病気につながります。特に、手にはさまざまなウイルスや細菌が付着しているので、手でこすらないことが重要なのです。

目をこすらずにかゆみを止める方法とは

目をこすることなく、かゆみを止める方法はいくつかあります。まず、アレルギーなど目の炎症が原因でかゆい場合は、まぶたが熱をもっているのが原因です。タオルを冷たい水で濡らし、まぶたの上にのせて皮膚を冷やすとかゆみが緩和します。

また、乾燥によるかゆみの場合は、蒸しタオルをのせることで目が温まり、涙が分泌されやすくなってかゆみが治まります。目の乾燥は、濃いメイクを落とすときに強くこすりすぎていることも原因のひとつなので、注意して。乾燥によるかゆみがある場合は、一時的に石けんで落とせるタイプのコスメを使い、強いメイク落としを使わなくてもよいようにしましょう。なかなか改善しない場合は、自己判断せず、眼科医に相談してください。

続きを読む




大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

シーンとした中で、くしゃみが出そうになったら我慢してしまいますよね? でもこの行為、実はとても危険なんです。その理由をまとめました。

大事な場面でもくしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

くしゃみが出る速さは新幹線と同じ!

花粉、ホコリなどが舞っていると「へ〜っくしょん」と出るのがくしゃみです。くしゃみは、体のなかに入ろうとするホコリやバイ菌、ウイルスなどを排出する役目があります。

人は、鼻から空気を吸いますが、そのなかにホコリなどがたくさん含まれているのです。そのまま、吸い込むと病気の原因にもなるので、まず鼻毛で大きなゴミを取り除きます。同時に、鼻の粘膜で小さなゴミを除去するのです。常に粘膜が湿っているのは、小さなゴミが付着しやすくするためだったんですね。粘膜にゴミが付着すると、粘膜にある神経を刺激して、付着したゴミを体外に吐き出そうと息を出すのが、くしゃみの仕組み。これは体を病気から守るための生理現象です。

ちなみに、くしゃみは時速約300kmの速度で、なんと新幹線とほぼ同じ速さ。また、一度のくしゃみで最大500ml、ペットボトル1本分もの空気を排出するそう。
もし、電車の中やレストラン、会議中など、静かな空間でくしゃみが出そうになったら……。マナーの観点から我慢したり、鼻をつまんで止める人も多いのでは。でも、この行為とても危険なんです。くしゃみを我慢してはいけない理由はこちらです。

くしゃみを我慢しちゃいけない理由4つ

1)気管、咽頭裂傷
喉の下の方から肺につながる、空気の通り道が「気管」です。くしゃみを止めることによって、気管に異常な圧がかかり、気管が裂傷したというケースが報告されています。あるイギリスの男性は、鼻をつまんで口を閉じてくしゃみを我慢したことで気管が裂傷。飲み込むことや、声を出すことができなくなり、緊急入院を余儀なくされました。入院中は、飲食ができないためチューブで栄養を補給。回復するのに、1週間の入院と、2ヶ月の通院が必要だったそう。

2)鼓膜破裂
口と鼻、耳はつながっています。口と鼻をふさぐことで、空気の逃げ場がなくなり、耳に圧がかかります。くしゃみを止めた後、キーンという音がして、聞こえが悪くなったり、鼓膜が破れることも。

3)脳内の血管破裂
口や鼻をふさぐことによって、空気が通る気道の圧が上がり、血圧が急上昇します。もともと脳動脈瘤がある人は、脳内の血管が破裂する可能性も。

4)腰痛の悪化
くしゃみを我慢すると、体に排出されなかった空気圧が原因で、脳脊髄圧が上昇。もともと腰痛持ちの人や、坐骨神経痛の人は、くしゃみを止めると腰が痛くなる可能性があります。

くしゃみをするときは、決して鼻をつままないようにしましょう。ハンカチで鼻と口を軽く押さえて、空気を逃がしつつ、唾液や鼻水などが周囲に飛び散らないように配慮するのが、マナーも体の健康も守る、正しいくしゃみの方法です。

続きを読む



足がむくむ、足がダルい…女性に多い『下肢静脈瘤』かも? 原因と症状

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ふくらはぎなどの血管が青く透けて見えていたら、女性に多い「下肢静脈瘤」かもしれません。病気の基礎情報と、原因、症状についてお伝えします。

足がむくむ、足がダルい…女性に多い『下肢静脈瘤』かも? 原因と症状

40歳以上の女性に多くみられる病気

足の血管がボコボコと浮き出て見えるのが「下肢静脈瘤」の特徴です。良性の病気に分類されるので、急に悪化したり、命の危険があるわけではありませんが、重症化すると手術の必要も出てきます。
「下肢静脈瘤」は、特にふくらはぎの静脈がふくらんでしまう病気です。足の表面に血管が浮き出るため、見た目が気になるのはもちろん、日常的に足のむくみやだるさを感じ、不快感が続きます。ほかにも、足がつる・ほてる、ムズムズするなどの症状が出る場合も。40歳以上の女性に多く見られる病気で、10人に1人の割合で起こります。

血液は、心臓から動脈を通って体の末端まで送られ、静脈を通って心臓に戻される仕組みです。
このとき、血液が足先から心臓に戻る場合には、重力に逆らって下から上に流れることになります。そのため、送られた血液が戻らないよう、逆流を防ぐための「静脈弁」というものがあります。この静脈弁が何かの理由で壊れると、血液が元に戻ってしまい、足にたまって血管がふくらみ、下肢静脈瘤になります。

立ち仕事の女性がなりやすい傾向に

誰もがなる可能性のある病気ですが、なかでも男性に比べて筋力の弱い女性、立ち仕事の人、肥満の人などがなりやすい傾向にあります。
遺伝の影響もあると言われており、両親ともに下肢静脈瘤の場合には、90%子供にも発症すると言われています。
また、販売員や、美容師など、長時間立ちっぱなしになりやすい仕事の人は、静脈内の血液が重力の影響を受けやすく、下肢静脈瘤になりやすい傾向が。
長時間立つことになる場合、ふくらはぎを下から上にマッサージしたり、足の指でグーパーをするエクサなどを行い、血液の流れをよくする対策を。また「弾性ストッキング」という圧がかかるストッキングを着用するのも役立ちます。
できるだけ、ふくらはぎの筋肉を使って静脈の流れをよくしたいので、こまめに動くことも必要です。家に帰ったら、足の血液が心臓に戻りやすいように、足の下にクッションを入れて横になりましょう。湯船でふくらはぎをマッサージするのも、むくみ解消や下肢静脈瘤予防に役立ちます。

女性で足のむくみを感じる人も多いと思いますが、むくんだ足を指で押して、戻らないほどのむくみの場合、下肢静脈瘤の可能性が高いと考えられます。
見た目が気にならない場合でも、血管外科のある病院を受診して一度医師に相談しましょう。症状が辛い場合や足の見た目が気になる場合、下肢静脈瘤が原因の皮膚炎が起こっている場合は手術になることも。最近では、治療法の幅も広がり、日帰りで入院が不要の手術もあります。

続きを読む



花粉の飛散はいつまで?ピークは? いますぐできる花粉症対策6つ

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

春に悩まされる花粉によるくしゃみや鼻水。今年の花粉の飛散ピークや、花粉の対策についてまとめました。

花粉の飛散はいつまで?ピークは? いますぐできる花粉症対策6個

スギは3月末から4月上旬、ヒノキは4月中旬まで

くしゃみや鼻水、目のかゆみなど、花粉症の人にとってつらいシーズンの春が到来。街にはマスク姿の人が多数見られるように、別名「季節性アレルギー性鼻炎」は、なんと日本人の4人に1人が罹患しているともいわれています。

環境省によると、今年の花粉は昨年並みまたは、多い傾向。前年と比較して、東北から中国、四国地方にかけて「非常に多く」、例年比では東北と東海地方で「やや多い」、特に青森県では「非常に多い」とされています。2月の上旬に九州や関東地方で花粉の飛散が始まったのを皮切りに、スギ花粉は3月にピークを迎え、3月末から4月上旬が終わり頃。ヒノキ花粉のピークは4月上旬で4月の中頃まで続きます。花粉シーズンもあと少し。今すぐできる花粉対策を取り入れて、できるだけ快適に乗り越えましょう。

いますぐできる花粉症対策

1)喫煙、受動喫煙を避ける

タバコの煙は、鼻の粘膜を刺激し、花粉症を悪化させることに。受動喫煙も粘膜の刺激になるほか、排気ガスなどの刺激に。室内では、空気清浄機を使って空気を清潔に保ちましょう。

2)ストレスを解消する

花粉症は免疫システムの異常によるものですが、その大きな原因がストレス。春は、学校や職場環境がかわることもあり、ストレスを感じやすい時期ですが、カラオケに行くなど、自分なり発散する時間をもうけて溜め込まないようにしましょう。

3)睡眠をたっぷりとる

睡眠不足だと免疫力が低下するので、花粉症が悪化しやすくなります。特に春は季節柄ホルモンバランスを崩しやすい時期。たっぷり睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。

4)アルコールはほどほどに

アルコールは血管を拡張させる作用があるので、鼻づまりや目の充血などが起こりやすく。完全にアルコールを避ける必要はありませんが、飲まない方が花粉症対策には◯。

5)アロマオイルを活用

アロマオイルには、鼻づまりを改善したり、免疫力を高めたりする効果があります。なかでも、花粉症対策に有効なアロマがペパーミント、ユーカリ、ティーツリーです。ペパーミントには、清涼感のある香りで鼻の通りをよくする効果が。ユーカリ、ティーツリーは殺菌効果があり、免疫力も高める作用があるそう。マグカップにお湯を入れ、数滴垂らすだけで簡単にアロマが楽しめます。また、お出かけする際には、ハンカチに数滴垂らしたものを持ち歩くと便利です。

6)腸内環境を整える

花粉症などのアレルギー症状は、体の免疫システムが異常になっている状態。免疫システムの70%は腸にあり、それに影響を与えているのが腸内細菌です。善玉菌が免疫システムをサポートすることがわかっているため、腸内環境を整えておくのが大切です。その代表的な食材がヨーグルト。菌のなかでもビフィズス菌の一種、BB536の花粉症改善効果が期待されているそう。また、便秘の人は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよくとって、快便習慣をつけて。

続きを読む



Sorry. No data so far.