間違った歩き方ではウォーキングが逆効果になることも? ダメな歩き方は今すぐ見直し、健康になる歩き方を心がけましょう。

頭痛・腰痛・肩こりなどの不調を引き起こす、良くない歩き方4つのタイプ

多くの人が思い込んでいる「いい歩き方」が不調の元に

「ウォーキングすればするほど体にいい」と思っている人は多いもの。しかし、この健康神話に一石を投じる専門家が増えています。笠原接骨院院長の笠原巌先生によると、多くの人がやっている、かかとから着地する「かかと着地」では、腰・ひざの痛みや首こり、肩こり、頭痛などの不調を引き起こす場合もあるそう。また、医師の奥井識仁先生によると、ウォーキングで健康や若さを維持するなら、適切な“歩く量”が大切であり、歩きすぎるとホルモン不足になる危険性があるのだとか。誰でもが1万歩を目指す必要はないといいます。

さらに、トレーナーの矢野龍彦さんによると、腕を前後に大きく振る歩き方は、体を疲れさせ、ダイエット効果も少ないのだそう。こうした指摘にドキッとした人は、以下に挙げる悪い歩き方になっているかもしれません。まずは自分の歩き方をチェックしてみましょう。

靴のかかとが大きくすり減っているなら「かかと衝撃タイプ」

靴のかかとが大きくすり減っていたり、長時間歩くとかかとが痛くなる人は、「蹴ってかかとで着地する」歩き方が正しいと思っているのでは。ひざをまっすぐ伸ばしてかかとで着地する歩き方は、かかとに来る衝撃がひざ、腰、首、頭に響き、痛みや不調の元になります。

段差のないところでつまずくなら「脚を上げない」タイプ

段差のないところでつまずいたり、歩くと靴底が「ズズッ」とすれる音がしたり、人と比べて歩くのが遅いという人は、ひざをほとんど上げずに脚を引きずるようにベタベタ歩いている可能性が大。こうした歩き方では歩いても脚の筋肉が鍛えられないため、疲れやすく、むくみで太くなりやすいのです。

靴底の外側が大きくすり減っているなら「外側重心」タイプ

靴底の外側が大きくすり減っていたり、足の裏の外側にタコができたり、歩行中に足首が外側にグキッと倒れることがあるなら、体の重心が外側に傾いている可能性があります。これは現代人の多くがあてはまると言われ、外側の筋肉ばかり使われて、腰痛や脚のだるさ、O脚の原因にもなります。

ヒールでひざを曲げた方が歩きやすいなら「猫背ゆがみ」タイプ

ヒールを履いた時、ひざを大きく曲げると歩きやすい人や、歩行中に携帯をよく見る人は、気づくと背中が丸い「猫背」になっていませんか? この歩き方がクセになると、骨格や内臓の位置もゆがんでしまい、全身不調が起こりやすくなります。

体にとって理想の歩き方は江戸時代の日本人の「ぞうり歩き」

いかがでしたか? ほとんどの人がいずれかのタイプに当てはまったのではないでしょうか。実は日本人の歩き方は明治時代以降、どんどん体に悪くなっているのだとか。体にとって理想の歩き方は、江戸時代の「ぞうり歩き」。歩くとき、腕をふらず、腰をひねらない歩き方です。ぞうりで足裏全体をバランスよく地面に置くため、体に負担がかからないのが特徴です。
靴を履く現代ではなかなか同じようには歩けませんが、まずはかかと着地をやめ、足裏全体で地面をけるように心がけるだけでも体への負担が違ってくるそう。試してみてはいかがでしょうか。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

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