過剰な紫外線対策は妊娠力を下げる? ビタミンD不足の問題点とは

【お話を伺った人】桐村里紗(きりむら・りさ)先生

内科医・認定産業医。栄養学や抗加齢医学の知識を活かし、執筆・講演を行う。著書に『「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)がある。旧姓・土井里紗名義の著書多数。『ドクタ…

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ビタミンD不足は妊娠力、免疫力、骨密度低下を引き起こすといわれています。美容の敵と言われる紫外線には、体内でビタミンDを活性化する働きが。特に妊娠を望む女性は不足に注意しましょう。

過剰な紫外線対策は妊娠力を下げる? ビタミンD不足の問題点とは

紫外線UVBが皮膚に当たることでビタミンDが活性化する

「紫外線、百害あって一利なし」と思って必死に日光を避けている女性も多いのではないでしょうか。最近は男性用の日傘も登場し、女性だけでなく男性の間でも日焼けしたくない人が増えているようです。
ところが、この常識が、もはや非常識になりつつあることをご存じでしょうか。
確かに、紫外線は活性酸素を発生させ、細胞や遺伝子、コラーゲンなどにダメージを与えるので、肌老化に関連するのは確か。でも、実は、紫外線が女性や子供に不可欠だったと、最近になって次々に明らかになっています。
これに関係するのが、紫外線UVBが皮膚に当たることで体内で活性化するビタミンDの働きです。

ビタミンDが不足すると女性も男性も不妊の原因になることが

ビタミンDは日本人に不足しているビタミンのひとつですが、体内のビタミンD濃度の低下と、女性の妊娠力、免疫力、骨密度の低下や、また子供の皮膚炎やくる病などの増加に関連していることが報告されています。閉経後の女性にとっては、ビタミンDの不足は骨粗鬆症のリスクの増加にもつながります。

特に、妊娠したい女性にとっては、ビタミンDは重要です。ビタミンDの濃度と妊娠力には大いに関係があるようです。ビタミンDの血中濃度の低下は、卵子の数の減少、妊娠率や着床率の低下、初期流産のリスクの増加などとの関連が報告されています。また、男性でも、ビタミンDの不足で精子の運動率や正常形態率が低下することが報告されています。
さらに、生まれてくる子供にも影響があることが報告されています。妊婦のビタミンD欠乏で小児湿疹が増加することが分かっているのです。

また、最近では、赤ちゃんのうちから将来シミにならないようにと日焼け止めを塗ったり、バギーをすっぽり布で覆ったりするお母さんを見かけます。近年、小児で骨がもろくなったり、変形したり、成長が遅れたりする例が増えていて問題になっていますが、ビタミンDは骨や歯を作るカルシウムの吸収に不可欠ですから、赤ちゃんの紫外線不足もその一因になっていると考えられています。

過剰な紫外線対策は妊娠力を下げる? ビタミンD不足の問題点とは

ビタミンDを体内合成するには1日15~30分程度は紫外線を浴びて

食品に含まれるビタミンDのうち活性の高いビタミンD3は動物性食品に豊富。あん肝・しらす干し・イワシ・紅鮭などに多く含まれます。しかしながら、主なビタミンDの供給源は体内合成です。
紫外線UVBが皮膚に当たると作用の強いビタミンD3が合成されます。そのため、1日15分~30分程度は、日焼け止めを塗らない皮膚を日光に露出したいもの。
紫外線が増えるこれからの季節、紫外線を怖がらずに日光に当たる時間を持つようにしましょう。

【参考】
『「美女のステージ」に立ち続けたければ、その思い込みを捨てなさい』(光文社)




疲れ目解消で顔の印象まで変わる!?出会いの季節に役立つ即効目元ケア

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

目は顔の印象を大きく左右する重要なパーツ。出会いの多い季節に、第一印象をよくする目元ケアをまとめました。

疲れ目解消で顔の印象まで変わる!?出会いの季節に役立つ即効目元ケア

こまめなケアで疲れ目を解消してイキイキした目に

初対面では、まず目をみてあいさつしますよね。そのとき、目に力がなければ自信がなく見えますし、白目がクリアなら清潔感のある印象に。つまり目は、顔の一部というだけでなく、人の印象までも左右する重要なパーツです。
しかし、現代の生活では、パソコンやスマホなどの時間が増え、目にかかる負担が増えています。また、コンタクトレンズを日常使いしていると、ドライアイになり目の疲れに。目の疲れをそのままにしておくと、目の下のクマ、たるみ、しわなどの原因になります。
さらに、目が疲れると小さくなってくるので、顔全体に力がなく、疲れた印象を与えるように。そこで、目の疲れを取り、顔の印象をよくする方法をご紹介します。

<出会いの季節に役立つ速攻目元ケア>

1)ツボを押す

目の疲れに速攻で効くツボを押しましょう。目の疲れを感じたら、下の3つのツボを刺激して。ゆっくり息を吐きながら押し、吸いながら指を離して。ツボ押しはイタ気持ちいいくらいの強さが目安ですが、目の周りは皮膚が薄いので、優しく押しましょう。

・魚腰(ぎょよう)…眉のほぼ中央で、黒目から真上のラインにあたる部分。押すと痛みを感じる。
・攅竹(さんちく)…眉頭(眉毛のいちばん内側)の、すぐ下にある骨のきわの部分。
・晴明(せいめい)…目頭と鼻の横の間にあるくぼみの部分。

2)目を潤す

コンタクトレンズを使っていると、目の潤い物質が蒸発しやすくなり、目が乾きます。ドライアイは目の疲れの原因になるので、ドライアイ専用の人口涙液をこまめに使用しましょう。また、目の疲れがひどい時はメガネにするなど、コンタクトレンズを使い続けるのを避けることも必要です。

3)目を温める

手をこすり合わせて温めたら、目を閉じて手のひらを目元に当てます。すると、じんわりした温かさを感じるはず。目のまわりの血行がよくなり、目の疲れが取れます。疲れが楽になるまで、何回かくり返しましょう。

4)ストレッチをする

目元に疲れを感じている場合、首や肩、背中の筋肉も疲労しています。トイレに立つついでなどにストレッチをして、血流を良くしましょう。体内の疲労物質が流れて、目元がパッチリします。

5)耳をまわす

耳にはたくさんのツボが集中しています。耳を両手でつかみ、軽くひっぱりながら前に10回、後ろに10回まわしましょう。耳を前に折りたたんだり、上下に二つ折りにするのもおすすめ。疲れ目で血行が悪い人は、耳が冷たく、触ると痛い人も。少しずつほぐすことで顔の血行がよくなり、目の疲れが軽減します。

6)目の充血用の目薬を使う

目が疲れてくると、目の血管が目立ち、白目の部分が少しピンク色に見えます。目の充血用の目薬を使うと、白目がクリアに。速攻ケアとして目薬を常備するとともに、日頃から紫外線、パソコンなどのブルーライトなどから目を守りましょう。真っ白な白目をキープして、清潔感のある印象を与えて。

7)まつげをカールさせる

目が疲れている時、応急処置としてビューラーでまつげをカールさせるのも効果的。まつげを上向きにすることで、目が大きく見えるのはもちろん、目に光が入りやすいので、目が輝きイキイキして見えます。顔の印象を変える、即効テクとしておすすめです。

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顔の歪みチェックのやり方|えっこれだけ!?簡単マッサージで左右対称顔

ノーイメージ

【お話を伺った人】平山昌弘氏

フィジカル・ディレクター 1959年東京生まれ。日本体育大学大学院修士課程修了。ヨーロッパのナショナルスキーチーム専属フィジカルトレーナーとして貢献。帰国後、ゴルファーなどプロスポーツ選手の指導・…

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(編集・制作 (株)法研

(「きれいになる ボディデザイン」平山昌弘監修、法研より)

顔のゆがみはからだ全体のゆがみのサイン。からだも顔もニュートラルポジションに戻し、魅力的な顔になろう!

顔の手入れの前にからだのゆがみをとろう

顔もからだの一部ですから、からだがゆがんでいると顔にもゆがみが出ます。だから顔だけをケアしたのでは魅力的な顔にはならないのです。
たとえば姿勢が悪いと、からだは無意識にバランスをとろうとして、首から肩、背中などが緊張します。そうすると、血行やリンパの流れが悪くなって老廃物がたまり、肌荒れやくすみができてしまうのです。また、からだの緊張は顔の筋肉や皮膚を下へ引っ張り、顔をゆがませる原因になります。

顔のゆがみをとる近道は、からだをニュートラルポジション(ゆがみがなく自然なバランスがとれた状態)に戻すことです。(『【体のゆがみをチェック】ゆがみを直せばスタイルが良く見える!』、『姿勢が悪い人は体が歪んでいる!? 寝る前のストレッチで歪みをリセット』 参照)

からだの中でも、ニュートラルポジションから外れやすいのが首。ほかの動物と違って、2本足で立って歩く人間の首は位置がずれやすく、デスクワークでパソコンを使うことが多い人は、特にその傾向がみられます。
首から肩へかけての緊張がひどくなると、顔がゆがむだけでなくしわやたるみ、口角が下がる原因に。だから、顔の手入れよりも前に、首の緊張をとることです。
方法は簡単。姿勢を正し、頭を前にうなだれ首の後ろを脱力したら、今度は頭を後ろに倒して首の前面を伸ばします。このとき首の力は抜いて、頭の重さにゆだねるようにするのが大切。もっと簡単なのは、舌をできるだけ前に出すこと。舌の奥の筋肉は首の前面の筋肉につながっているため、そこをストレッチすることで首の緊張をとくことができるのです。

鏡に向かって自分の顔をチェック、ゆがみに気づこう

魅力的な顔になるためには、顔のゆがみを知って、からだのゆがみといっしょに正していくことです。そこで大切なのは顔のゆがみに気づくこと。鏡に向かって自分の顔をじっくり観察し、顔のどこがどのくらいゆがんでいるのかチェックしましょう。こうした顔のゆがみは全身のゆがみの縮図。顔のゆがみから、全身のゆがみがチェックできるのです。

顔のマッピングでゆがみ具合がわかる

顔のゆがみを自分で手軽にチェックするためのエクササイズが顔のマッピングです。顔がゆがんでいると、肌の状態まで悪くなり、化粧品の効果も台無しに。顔のマッピングで、顔の骨格やほお骨、肌の弾力を感じ、顔のゆがみ具合をチェックしましょう。マッピングによって、今の状態がニュートラルポジションからどれだけ離れているかがわかります。手でしっかり触ってチェックしてください。

小鼻のマッサージで左右の顔のゆがみを解消、小顔効果まで

顔のゆがみがはっきりわかるのが、鼻の穴の大きさ。マッピングで鼻の穴の大きさとほお骨の高さをチェックしてみましたか? 左右差のある人が多かったのではないでしょうか。鏡の前であごを上げ、鼻の穴とほお骨をチェックすると、ほお骨の高いほうが鼻の穴が大きく、低いほうが鼻の穴が小さく楕円がきつくなっているはず。これは、鼻の穴の小さいほうが顔の緊張が強くなっているため。これでは、顔全体が下に引っ張られ、老け込んだ表情になってしまいます。

この顔のゆがみを正すには、鼻の穴が小さいか、楕円のきつい小鼻の横を円を描くようにマッサージする方法が効果的。これによって緊張していた皮膚がゆるみ、下から引っ張られていた顔の筋肉が上がってほお骨の高さがそろってきます。
これだけで小顔に見えると言ったら信じられないかもしれませんが、ほお骨がほんのコンマ数ミリ高くなっただけでも、実際の顔より小さく見えるのです。

※この記事は2007年3月に配信された記事です

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目をこすると皺が増える?! 花粉でかゆくても我慢すべき理由

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

目がかゆくなったとき、まぶたをゴシゴシ…。ふつうに行っているこのちょっとした動きが、どんどんあなたのまぶたを老化させているのです! 気をつけるべき理由をご紹介します。

目をこすると皺が増える?! 花粉でかゆくても我慢すべき理由

しみ、しわ、たるみの老化現象が加速

アレルギーなどが原因で、目がかゆくなったとき、つい目をゴシゴシこすってしまう人は多いはず。あるいは、寝起きにまず目をこすったり。なにげなく行っている、この「目をこする」という行為。実は、目にとってデメリットばかりなんです。
目のまわりの皮膚は、とても薄く繊細にできています。そのため、目をこすることによって、予想以上に悪影響が起きているのです。その理由をまとめてご紹介します。

<かゆくても目をこするのを我慢すべき理由>

1)しわが増える
顔の皮膚は体の皮膚より薄くできていますが、顔のなかでも特にデリケートなのが目のまわりの皮膚です。その厚さは、ティッシュ1枚分とも言われています。目をこすると皮膚の表面に小さな傷がつき、皮膚が乾燥してしまいます。もともと乾燥しやすい目元が、さらに乾燥することで、目のまわりに小じわが増えることに。

2)しみ
目をこすると、皮膚の表面に小さなしわができ、これが原因で皮膚に色素沈着を起こします。目のまわりが黒ずむとともに、皮膚が弱くなっているので、さらに紫外線が当たることで、しみもできやすくなります。

3)はれ
まぶたをこすることによって、まぶたがむくみ、はれが起こります。目をこするのが習慣になっている人は、毎日まぶたをはれさせているのと同じこと。まぶたのはれが習慣化すると、たるみやしわの原因にもなります。

4)たるみ
目をこすると、皮膚が伸びてしまいます。伸びた皮膚は、目のまわりのたるみとなり、目ヂカラがダウンします。

5)目が小さくなる
まぶたには「ミュラー筋」という、まぶたを持ち上げる働きをする筋肉があります。この筋肉は刺激に弱く、目をこすると伸びてしまいます。このミュラー筋、一度伸びると、元には戻らないのです! まぶたをうまく持ち上げることができず、目が小さくなってしまいます。

6)結膜炎などの病気
目をこすると、目の角膜に傷がつきます。そこから、ウイルスや細菌に感染することで目の病気につながります。特に、手にはさまざまなウイルスや細菌が付着しているので、手でこすらないことが重要なのです。

目をこすらずにかゆみを止める方法とは

目をこすることなく、かゆみを止める方法はいくつかあります。まず、アレルギーなど目の炎症が原因でかゆい場合は、まぶたが熱をもっているのが原因です。タオルを冷たい水で濡らし、まぶたの上にのせて皮膚を冷やすとかゆみが緩和します。

また、乾燥によるかゆみの場合は、蒸しタオルをのせることで目が温まり、涙が分泌されやすくなってかゆみが治まります。目の乾燥は、濃いメイクを落とすときに強くこすりすぎていることも原因のひとつなので、注意して。乾燥によるかゆみがある場合は、一時的に石けんで落とせるタイプのコスメを使い、強いメイク落としを使わなくてもよいようにしましょう。なかなか改善しない場合は、自己判断せず、眼科医に相談してください。

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春になったら紫外線対策をお忘れなく|日焼け止めのSPF・PAの選び方

【お話を伺った人】漆畑 修

東邦大学医学部客員教授、宇野皮膚科医院院長 1973年東邦大学医学部卒業後、東邦大学医学部皮膚科教室入局。1978年より東邦大学医学部大橋病院皮膚科講師、准教授、皮膚科部長、院長補佐を経て、200…

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(編集・制作 (株)法研

しみ・しわ、皮膚がんの原因にもなる光老化。紫外線によるダメージは長い間に積み重なり、慢性的な皮膚障害に結びつく。

春からはじまっている紫外線による皮膚のダメージ

紫外線と聞いて、何を連想するでしょうか。真夏の太陽? それとも日焼けした肌? 紫外線量は、北半球では夏至のころ、6月に最も多くなります。4月ごろから増えはじめますから、5月のよく晴れた日などは要注意です。真夏の7月、8月ともなると、大なり小なり、紫外線対策をしている人が少なくありませんが、春はまだ、対策があまりとられていないだけに、紫外線の影響を強く受けやすい季節なのです。「まだ大丈夫だろう」と油断していると、そのスキをねらわれてしまいます。

紫外線は、晴れている日だけでなく、曇りや雨の日でも地上に降り注いでいます。曇りの日は晴れの日の約50%、雨の日でも20~30%は地上に到達しているだけに厄介です。晴れの日に外に1時間いるのと曇りの日に2時間いるのとでは、同じ量の紫外線を浴びることになるわけです。

同じことが、建物の中にいる場合についてもいえます。建物や車の中にも、ガラス越しに紫外線は届いています。建物の中の紫外線は屋外の1割以下といわれますが、時間が長くなれば、屋外で浴びるのと同じことです。春だから、曇っているから、建物の中にいるから、と油断していると、紫外線の影響で、皮膚はダメージを受けることになってしまうのです。

皮膚の老化を早める紫外線

紫外線によって生じる急性のトラブルは日焼けです。日焼けは英語ではサンバーン、つまり日光によるやけどです。ひどくなると水泡を生じ、発熱したり、命にかかわることもあります。通常の日焼けなら、赤くほてったり火ぶくれになったりしますが、やがて黒ずんで皮がむけ、見た目はだんだん元の状態に戻ります。問題なのは、こうした急性のトラブルが表面上は治ったように見えても、そのダメージが長い間につみ重なって、慢性的な皮膚の障害へとつながる恐れがあることです。

例えば、しみ・しわは肌の典型的な老化現象と考えられていますが、その大きな原因が紫外線であることがわかっています。紫外線によって受けたダメージが長い間につみ重なった結果、しみ・しわとなってあらわれるのです。光老化と呼ばれています。時に皮膚がんに発展することもあるだけに、注意が必要です。

しみ・しわ、皮膚がんなどの症状は、かなりの年月がたってからでもあらわれるため、高齢になってから初めて紫外線の怖さを思い知らされることが少なくありません。また、症状のあらわれかたや皮膚がんへ結びつく度合いなどは、人種によって、また人によって大きく異なります。
仮にそういう点で同じ素質を持っているとすると、子どものころから成人するまでの間に紫外線をどのくらい浴びたかが、症状のあらわれ方や皮膚がん発症の重要なカギを握っています。要するに、子どものころから紫外線をたくさん浴びていると、それだけ皮膚の老化が早くなるのです。

これからの季節、UVカットは必須

紫外線量が増える季節を迎えたら、日よけ、日焼け止めが絶対に欠かせません。特に春先は、紫外線量が多い割に肌が日差しに不慣れな分、ダメージを強く受けやすいからです。
最善策は屋外に出ないことですが、日常生活のいろいろな場面を考えると、それは現実的ではありません。屋外に出るとき、しっかりと紫外線の害を防ぐ日よけをすることが不可欠です。

長袖で肌の露出を少なくし、つばの大きい帽子と日傘を使うと、かなりの部分がカバーされます。また、UVカット効果のあるサングラスで目に対する悪影響を防ぐことも忘れずに。できるだけ日陰を選んで歩くのも一つの方法です。

日焼け止めの選び方

日焼け止め(サンスクリーン剤)も、この季節は必須アイテム。表示のSPFは、紫外線B波(UVB)をカットする力をあらわすもので、何も塗らない状態と比べて、日焼けが始まるまでの時間を何倍に延ばせるかという目安です。SPF5なら、日焼けするまでの時間を5倍に延ばせるということになります。もう一つの表示PAは、紫外線A波(UVA)をカットする力をあらわし、強い順に+++、++、+となっています。

ただし、効果が高ければそれだけ肌への刺激も強くなりますから、屋外で過ごす時間や自分の日焼けしやすさなどを考えて、適切な日焼け止めを選びましょう。日常の紫外線であれば、SPF20、PA+程度までで十分です。また、汗で流れたり、こすれて落ちることも考えて、こまめに塗りなおす必要があります。

もし日焼けをしてしまったら、炎症部分をシャワーの水などで十分に冷やし、低刺激性の化粧水などで水分を補い、乾燥を防ぎましょう。水ぶくれができたり、広範囲に炎症が起きているとき、痛みがひどいときは、皮膚科専門医を受診することです。

※この記事は2008年4月に配信された記事です

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知らぬ間に『足指』が変形…疲れや冷えの原因に|足指健康度チェック

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

「靴を履く」「平らな道ばかり歩く」~現代人にとってあたり前のことですが、そのために昔の人に比べて足指が弱り、疲れや冷えなどの不調をひきおこしているのだそう。あなたの足指の健康度をチェックしてみましょう。

知らぬ間に『足指』が変形…疲れや冷えの原因に|足指健康度チェック

足指がうまく使えず、浮き指になると体に不調が

「なんだか疲れが取れない」「体が冷えやすい」と感じたら、その原因は足の指にあるかもしれません。というのも、慢性的な疲労や冷えに悩まされる人の多くに、足指の変形が見られそう。

でも、普段から自分の足指を気にしている人ってなかなかいませんよね? そのため、自分の足指の変形に気付かぬまま、慢性的な不調に悩まされている人も多いのだとか。昨今では、女性の3人に1人、男性の2人1人が、足の指が地面に着かない「浮き指」になっているともいわれています。

靴と靴下を履いた生活時間が長く、舗装された平らな道を歩くことが多いため、現代人の足指は年々退化しています。足指は、全身を支えている重要な部位なのですが、ここが変形するとひざや腰など全身の骨格にも悪影響が。すると、体がコリ、痛みなどが発生するのです。足指が地面に接触していると地面からの衝撃を吸収することができるのですが、浮き指だとその衝撃をダイレクトに受けるため、体の不調を引き起こす大きな原因に。
冷えやむくみ、頭痛、腰痛、肩こりも浮き指が原因のひとつです。自分の足指が浮き指かどうか、下のセルフチェックを試してみましょう。

足指健康度チェック

●浮き指チェックのやりかた

1)足を片手でにぎる。
2)もう一方の手で、指をつまみ、手前に倒していく。
3)指が手前に倒れる角度を確認する。5本指とも行う。

指が90度以上の角度で手前に倒れたら、浮き指の可能性があります。手前に大きく倒れるのは、足の筋力が衰えているためです。しっかりと足指が使えていれば、90度以上に反り返ることはないと考えられます。

また、下記の質問に当てはまるものが1つでもあれば、あなたの疲れや冷えの原因が足指にあるかもしれません。

・足指が浮いている
・親指の腹やつけ根にタコがある
・足指の爪が小さい
・巻き爪になっている
・足先が冷えている
・足指でグーができない
・足指を曲げると痛む
・歩くとペタペタという足音がする

ほぐしてからトレーニングで浮き指を改善!

実は、ほとんどの人が何かしら浮き指の傾向をもっているのだとか。足指が踏ん張る力を取り戻せるように、足指ほぐしとトレーニングを行いましょう。ほぐす&トレーニングのW効果で、足指がしっかり動かせるようになり、浮き指の改善につながります。また、ほぐしていると足先がポカポカして冷えが解消されますよ。

●足指ほぐしのやり方

1)足裏が見えるように、足を太ももにのせる
イスに座るか、あぐらをかいて床に座る。片方の足を、足の裏が見えるように、反対の脚の太ももの上に乗せる。

2)足指をつかんで足裏側に曲げる
足の親指の付け根をつかむ。持ち方は、手の親指を足裏側に、その他の指を足の甲側に当てて。しっかりつかんだら、足の親指を足の裏側に曲げる。

3)足指の関節を曲げる
足指をつかんでいる位置を少し足先側に移動させ、足指の関節を曲げる。仕上げに、足指の先をつまんで、円を描くようにまわす。これを両方の足指すべてに行う。

●足指トレーニングのやり方

ハンドタオルを足指で引き寄せるトレーニングで、足指のつかむ力を強化します。

1)ハンドタオルを床に敷く
ハンドタオルを床に敷き、タオルの端に足先をのせる。

2)足指でグーパーの動きを繰り返す
足指をぎゅっと曲げて、タオルをつかむ。足指でグーパーの動きをするようして、タオルを少しずつ引き寄せる。両足行う。

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