熟睡するには体温の高さがポイント-質の良い睡眠に最適な体温とは

【お話を伺った人】瀬戸口美香(せとぐち・みか)先生

麻布温熱、MAR温熱スクール(健康・美容の体質改善専門)運営。鍼、灸、あんま、マッサージ指圧師の国家免許取得者。「温熱コンシェルジュ」としても活躍。 麻布温熱 http://www.salon-ma…

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

眠りが浅い、寝ても疲れが取れないなど睡眠の質が悪い人に、薬を使わずに睡眠の質を上げる方法を紹介します。

熟睡するには体温の高さがポイント-質の良い睡眠に最適な体温とは

睡眠薬を飲むと寝汗で体が冷え、逆効果になることもある

私たち人間は、人生の3分1を眠って過ごすといわれています。そのため、質の高い睡眠がとれるということは幸せな人生にもつながります。逆に睡眠の質が悪いと、精神的不安や思考力の低下を招き、人生の幸福感を下げることにもなりかねません。

眠れない人の中には睡眠薬を服用する人もいますが、睡眠薬を飲むと寝汗をかくので、汗で体が冷えがちに。そのせいで冷え性になってしまい、より眠れなくなるという悪循環に陥ることもあります。薬を使わなくても、睡眠の質を上げる方法をご紹介します。

夜、体の深部体温をしっかり下げることで眠りが訪れる

良質な睡眠には体温、特に脳や内臓など体の中心部の「深部体温」と深い関係があります。深部体温は1日のうちで、日中は高くなり、夜に下がるというリズムを毎日繰り返しています。

良い睡眠を得るためには、このリズムを整え、夜にしっかり深部体温を下げることがポイント。そのためには、寝る前に40度前後のぬるめのお湯に浸かったり、軽めのストレッチをするなどして、まず体の表面の血行をよくし、表面温度を上げます。体の表面温度が上がると、深部体温は反比例して低下。すると、自然な眠気が訪れ、よく眠れるようになるのです。

冷え性の人は、腹部を温めると熟睡できる

深部体温が上下するリズムは、普段の平均体温が36.5度以上でないと整いにくくなります。現代人は、体が冷えて平均体温が35度台の人も増えています。低体温の人は、普段から体を温めることから始めましょう。

眠る前には、湯たんぽやカイロをお腹に当てるのもおすすめです。全身の血行がよくなることで、眠る準備を促すホルモンの分泌が促進されます。さらに、温まるとリラックスできるので、精神的に安心して眠りに入りやすくなります。ただし、そのまま眠ってしまう場合は直接肌に触れないようにして、低温やけどに注意しましょう。また、首を冷やさないよう、スカーフをしてベッドに入ることで、安眠できるようになった例もあります。

寝室の温度や明るさなど、寝る環境を見直すことも大切

また、心地よく眠るためには、睡眠をとるときの環境も重要です。睡眠に最適な温度は15~26度、湿度は50~60%とされています。明るすぎたり、騒音のする部屋は脳が興奮して深い眠りは得られません。寝室は暗くし、リラックスできる静かな曲を流したり、好きなアロマオイルをたくなどして、自分なりの心地よい空間を作りましょう。

さらに、寝る前に食べないこともポイント。消化が不十分のまま寝ると、睡眠中も消化器官は働き続けるため、眠りが浅くなるとともに体の疲労回復の妨げにもなります。就寝の3時間前には食事を終わらせておきましょう。

快眠を得られるようになれば、人生が何倍も楽しく過ごせるようになるはずです。ぜひ試してみてください。




寝苦しい夜をぐっすり眠るには?クーラーなしで涼むための知恵

ノーイメージ

【お話を伺った人】坂本 憲枝先生

消費生活アドバイザー 1970年日本女子大学卒業。主婦業18年を経て91年から消費生活アドバイザーとして活動。社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会に所属。省エネ、環境問題など消費者…

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(編集・制作 (株)法研

ちょっとした工夫でひんやり、リラックス。暑さに負けず夏を乗り切るためには質のよい睡眠を十分にとることが大切です!

夏の疲労回復には質のよい睡眠

夏も中盤にさしかかると、食欲が低下する、体がだるい、疲れやすいといった夏バテの症状が出てきます。体温以上の気温が何日も続けば、夏バテになるのも無理はないかもしれません。夏バテする、しないの違いは、暑さに負けずに夏を乗り切るだけの体力、気力が持続するかどうかではないでしょうか。

そのカギを握るのは睡眠です。仕事や勉強の疲れに加え、うだるような暑さで、体は大きなダメージを受けています。ぐっすり眠って体力を回復し、気力も充実させる必要があるでしょう。

もし、質のよい睡眠を十分にとれなければ、体は疲れをかかえたまま、翌日も暑さと闘わなければなりません。体力の低下しているところに、追い打ちをかけるように、暑さや仕事などのストレスが加わるわけですから、体調はさらに悪化してしまいます。この悪循環を早く断ち切らなければなりません。

それには、早寝早起きを実行して、生活のリズムを整えることが大切です。メリハリのきいた生活を送ることや十分な栄養をとることで、体は次第に抵抗力を回復し、疲れや暑さに負けないだけの体力をつけることができるでしょう。

寝苦しい夜をぐっすり眠るには?クーラーなしで涼むための知恵

クーラーなしで涼む方法

疲労回復には質のよい睡眠を十分にとる必要があるとわかっていても、夜の気温が25度以上の熱帯夜が続き、寝苦しくてぐっすり眠れないというのが日本の夏の特徴です。何とかぐっすり眠るための工夫が必要です。

そのためには、クーラーで快適な室温にすることでしょう。しかし、一晩中クーラーをつけていると、体が芯まで冷え切ってしまい、かぜをひいたり頭痛に見舞われたりすることがしばしば。かぜをひかないまでも、体は体温を保つためにフル回転を続け、結果的に疲れの度合いを大きくしてしまいます。これでは元も子もありません。もしクーラーを使うのなら、寝る前に部屋を冷やしておいて寝るときに電源を切るか、設定温度を28度程度と高めにしてタイマーをかけ、冷やしすぎないように注意することが大切です。

クーラーばかりに頼らないで、快適な睡眠をとる方法も工夫したいものです。
まず考えられるのは、扇風機の利用。一時的に窓を開けて、扇風機で室内の暑い空気を外に出します。窓を閉めた後も、扇風機で室内の空気を動かすと、多少は涼しく感じられます。このとき、扇風機の風が体に直接当たらないように注意します。

部屋の温度調節や涼風だけでなく、寝巻きや寝具に吸水性や通気性のよいものを選ぶことも大切です。とくにおすすめなのが麻の一種であるリネン。その吸水性はコットンの4倍、通気性も抜群で速乾性にすぐれているため、ひんやり・さらっとした肌触りがさわやかで、夏のパジャマやシーツにぴったりの素材です。値段はコットンに比べ高めですが、手作りに挑戦するのもよいでしょう。リネンのシーツなら端を縫うだけだから簡単です。その他、リネンだけでなく、ガーゼやワッフル素材も涼しく感じられておすすめです。

また、ひんやりとした感覚の「竹シーツ」や「寝ゴザ」などがあります。これらは、体と布団の密着する面積を減らして、体感温度を下げる効果があるため静かなブームを呼んでいます。
さらに、ベッドパッドや枕にも、冷たさを感じられる素材のものが次々と開発されているので、寝具売り場などで手に取って確かめてみるのもいいですね。
また、水まくらや氷まくらをしたり、保冷剤などをタオルで包んで首すじやわきの下を冷やすのも一つの方法です。

眠りを誘うリラックスタイムを

「神経は疲れていても、体が疲れていないと眠れない」といわれます。じっとしているだけでも汗が出てくるのに、運動なんてする気になれないかもしれませんが、暑い夏でも、適度の運動は必要です。朝か夕方の比較的気温の低い時間帯を選んで、体を動かしましょう。ちょっと早めに歩く程度の軽い運動でかまいません。心地よい汗をかくくらいでよいのです。

体が適度に疲れたら、ゆったりと入浴をして、心身ともにリラックスしましょう。夏はシャワーだけという人が少なくないようですが、リラックスするためには、ぬるめのお風呂にゆっくり入ることをおすすめします。

心身をリラックスさせ心地よい眠りを誘うのに効果的な方法として最近流行しているのがヨガです。ヨガの深い呼吸に合わせたゆっくりとした動きが、心拍数を整え、血圧を落ちつかせる効果があるようです。

また、香りの鎮静効果としてアロマテラピーを利用するのもよい方法です。心地よい眠りを誘うラベンダー、緊張や不安を鎮めるローマンカモミールなどは心身をリラックスさせる働きがあります。自分に合った香りを見つけ、試してみてください。ただし、妊娠中の方は香りに敏感になっているため、注意が必要ですね。

暑さに負けないように、睡眠をとる工夫をしてしっかり夏を乗り切ってください。

※この記事は2008年8月に配信された記事です

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これぐらいは知っておきたい! 熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

猛暑日が続くなか、熱中症に注意喚起するニュースが連日報道されています。そこで、基本的な熱中症予防に役立つ飲み物と食べ物をご紹介します。

カフェイン入りのお茶は水分補給にならない

災害レベルといわれるほどの、暑い夏。熱中症予防対策は十分でしょうか? 厚生労働省では、室内外問わず、喉の渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給することを呼びかけています。そこで水以外に、積極的にとりたい飲み物と食べ物をまとめました。

これぐらいは知っておきたい! 熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物の選び方

<熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物>

○ 麦茶

夏の定番のお茶といえば麦茶。夏場は、汗でミネラルを失いがちです。麦茶には、カリウムやリン、ナトリウムなどのミネラルが含まれており、汗で流れたミネラルを補給することができます。また、麦茶はノンカフェインなのもポイント。カフェインには利尿作用があり、体の水分を排出してしまいます。カフェインの成分があるお茶の飲み物やアイスコーヒーを飲んでいても、逆に水分を排出してしまうことになるので注意して。

○ スポーツドリンク

運動後など、たくさん汗をかいた後は、体の塩分とエネルギーが失われがち。塩分、糖分を含むスポーツドリンクは、それらを補うことができます。ただ、塩分と糖分がたっぷり含まれているので、飲み過ぎに注意を。スポーツドリンクは2〜3倍に薄めた方が体に浸透しやすく、塩分と糖分の取りすぎも防げます。

○ 牛乳や乳製品

ややきつい運動後に牛乳や乳製品を摂ると、体温の調整機能が改善するそう。牛乳にはタンパク質と糖質が含まれており、これらを一緒に摂ることで血液量が増加して汗をかきやすい体に。暑さに順応できるため、熱中症になりにくい体を作ることができます。

○ 梅干し

少し動くだけで汗をかくため、体がバテやすくなっています。体の疲労物質をはやく除去するためにも、クエン酸を含む梅干しは最適。塩分補給のほか、殺菌効果もあります。クエン酸を含む食材は、柑橘類やお酢なども。

○ モロヘイヤ

汗で流れ出たカリウムを補給してくれるのが、モロヘイヤ。カルシウム、鉄などのミネラル、造血作用のある葉酸も含んでおり、栄養価の高い食材です。栄養補給をして熱中症になりにくい体を作りましょう。

○ 豚肉

豚肉にはビタミンB1がたっぷり。ビタミンB1が体内に不足すると、糖質をとってもエネルギーに変えることができず、疲労やだるさにつながります。1日のビタミンB1の推奨量は、成人男性で1.4mg、成人女性で1.1mg。豚モモ肉(赤身)は、100gあたり1.01mgとビタミンB1が豊富です。梅干しベースのソースを作って合わせれば、クエン酸が一緒に摂れるので◎。

○ 納豆

納豆には、ビタミンB1とミネラルが豊富です。夏場は、食欲がなく冷たい麺類を食べることが多くなりがち。麺類に納豆をプラスすることで、麺類の糖質をエネルギーに効率よく変換して、疲れにくい体を作り、熱中症予防に役立ちます。

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熱中症になりやすいのはどっち? 汗が多い人と汗が少ない人

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

連日ニュースで注意喚起されている熱中症。汗が多いタイプの人と、少ないタイプの人ではどちらがなりやすいのでしょうか? 熱中症予防対策とともに解説します。

サラサラとした汗をかける人はなりにくい

高温多湿の夏で気をつけなければならないのが熱中症。こまめに水分補給したり、体を休めたりなど、体調管理が必要です。
熱中症は、気温と湿度が高い環境に体が適応できないときに起こる症状の総称。めまいや立ちくらみ、吐き気、筋肉痛や頭痛など、さまざまな症状があらわれます。すぐに対処しないと、死に至ることも。特に、真夏に屋外で1時間以上過ごす場合には、熱中症の予防に水分と塩分の補給が必須です。

熱中症になりやすいのはどっち? 汗が多い人と汗が少ない人

また、日頃から熱中症予防に意識したいのが汗のかきかた。汗が多い人と汗が少ない人、どちらが熱中症にかかりやすいと思いますか? 正解は、汗が少ない人なんです。それは、汗をかくと体から熱が放出されるため。ふだんからしっかり汗をかける体にしておくことが、熱中症予防対策にもなります。しかし、昨今ではエアコンが完備された室内にずっといることで、汗を出す汗腺が退化し、自分で体温調節ができない体になっている人が多くなっています。

また、汗には2種類あり、サラサラした汗と、ベタベタした悪い汗があります。いい汗は、さらっとして蒸発しやすく、効率的に体温調節ができます。しかし、ベタベタした悪い汗は、蒸発しにくいため体温調節がうまくできません。また、汗に体のミネラルなどが入っているため、こうした必要な成分を失いやすいという問題も。こうした理由で、悪い汗の場合は、汗をかいていても熱中症になりやすくなります。

汗を出せる体をつくるために今日からできること

熱中症予防に、いい汗をかける体を作るためには、汗腺がしっかり働くようにトレーニングするのがおすすめです。ふだんから、30分程度でいいので汗ばむ程度の運動をするように心がけましょう。

また、暑くて運動できない、運動が苦手な人は、お風呂で行う「手足高温浴」を。湯船に、42〜44度の高めのお湯を15cmくらい張り、手からひじまでと、足先からひざまでの体の末端をお湯につけます。四つんばいのような姿勢で10分ほどつかり、一番汗腺が衰えやすい体の末端を温めましょう。この体勢がつらい場合は、ひざ下だけを温める足湯でもOKです。その後、さらに37〜38度のぬるめのお湯で半身浴をすると◎。体の深部が温まり、いい汗をかけるようになります。

そしてお風呂上がりは、うちわや扇風機の弱い風で自然に汗がひくのを待ちましょう。どうしても冷房が必要な場合は、27度以上に設定を。またトレーニングの前後は、水分補給を忘れずに。ただし、冷えた飲み物は脳のセンサーが反応して汗をとめてしまうので避けて。常温の水がベストです。この手足高温浴や半身浴を3週間ほど続けると、体の汗腺が活性化していい汗をかけるように。暑いからとシャワーですませず、湯船を活用して熱中症予防を行いましょう。

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傷口に消毒液は使ってはいけない? キズの治療の新常識

(編集・制作 (株)法研

【取材協力】夏井 睦先生 傷の治療センター長

食品用ラップを使った閉鎖療法。「傷にはガーゼ」という常識を打ち破る新療法。別名「ラップ療法」、「湿潤療法」ともいわれる「閉鎖療法」とは。

消毒薬とガーゼは禁物! 自然治癒力を生かした閉鎖療法

「けがをしたら、傷口を消毒しないとばい菌が入る」。そう思っていませんでしたか?

ところが消毒薬を使うと、細菌と一緒に傷の表面の細胞も死んでしまい、傷口が痛む原因になってしまいます。またガーゼを使うと、傷を治す体液を吸い取り、傷口を乾燥させます。傷口が乾燥すると体液が固まってかさぶたになって、傷の治癒が遅れたり化膿する原因にもなってしまうのです。

閉鎖療法は、傷口に消毒薬やガーゼをいっさい使わず、フィルム状の被覆材で覆うのが特徴です。傷口から出てくる体液を被覆材で覆い、湿った状態にしておくことによって自然治癒を高め、新しい皮膚が傷口を覆う体の働きを早めるのです。

傷口に消毒液は使ってはいけない? キズの治療の新常識

傷から出る体液が傷を治すしくみ

けがが治り傷口に新しい皮膚ができるまでは、複雑なプロセスをたどります。

けがなどで皮膚が破壊されると、まず傷口に血小板が集まり血を凝固させ止血します。次に好中球やマクロファージなどの白血球が局所に集まり、死んだ細胞や雑菌を除去します。そして繊維芽細胞が集まって傷口を閉じ、最後に表皮細胞が集まり、新しい皮膚が傷口を覆っていきます。

閉鎖療法では、被覆材で覆われた傷口から、ジクジクした黄色っぽい体液が分泌されます。一見すると膿のようなこの分泌液には傷を治す成分が含まれています。最初は大量に分泌される体液はしだいに少なくなり、3~4日で新しい皮膚が再生されます。

とっさのときに役立つラップを使った閉鎖療法

「目からウロコ」の閉鎖療法。けがは時間と場所を選ばず起こるものです。いざというときのために、身近な材料でできる治療法を紹介しておきましょう。

治療に使うのは食品用ラップ、白色ワセリンかプラスチベースといった市販の安価な軟膏、ラップを止める絆創膏、包帯、タオルかガーゼ。いずれも家庭にあるか、手軽に入手できるものばかりです。

まず、このラップを使った閉鎖療法のポイントは、傷口をしっかり水洗いすることです。異物が残っていると化膿したり、跡が残ることがあります。ラップは傷よりふたまわりほど大きめに切り、軟膏があればラップの傷口にあたる部分に塗ります。軟膏を塗ると痛みが早く引きます。

ラップをかぶせたら、四方を絆創膏で固定します。ラップは1日1〜2回をめどに交換します。ラップを交換するときには、傷口を洗うようにしましょう。さらに、自己治癒力によって傷口に体液が分泌されますので、ラップの上から包帯を巻きます。傷が深く多くの体液が分泌された場合は、包帯を巻く前にタオルやガーゼで体液の漏れを防ぎます。

こうした手順で治療をすれば、3〜4日で新しい皮膚が再生されてくるでしょう。子どもの場合、痛がって暴れるなど、うまく洗えないときには医師に診てもらいましょう。

(「へるすあっぷ21」、法研より)

※この記事は2005年11月に配信された記事です

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寝苦しい熱帯夜を乗り越える!快眠のための4つの秘訣

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

眠れないから、寝酒に冷えたビールを飲んだりするのは逆効果。確実によく眠れて、寝苦しい熱帯夜を乗り越える秘策をご紹介します。

睡眠環境を見直して今日からすぐ快眠に

明日も朝から仕事なのに、暑くて眠れない。そんな時にぜひ取り入れてほしいのが、熱帯夜を乗り越える、快眠のための秘策です。いくつかの秘策をまとめて取り入れることで、睡眠環境が劇的に快適になるはず。睡眠は夏バテしない体をつくる大切な要素です。今日からさっそく取り入れましょう。

寝苦しい熱帯夜を乗り越える!快眠のための4つの秘訣

<熱帯夜を乗り越える 快眠のための4つの秘策>

1) エアコンの温度は寝る前に28度に上げる

睡眠中にエアコンをつけっぱなしにすると風邪をひきやすくなるなど、体に悪いと思ってエアコンを使用するのを我慢する人がいますが、それはまちがい。28度くらいの高めに設定しておけば、朝までエアコンをつけていても、だるくなることはありません。むしろ、心地よく眠ることができるので、疲労をスムーズに回復することができます。ポイントは、寝室は眠る1時間前くらいから26度ほどの低めに設定し、眠る時に28度に変更を。入眠と同時に、徐々に部屋の温度が上がっていくので、不快感なく体にやさしいエアコンの設定温度で、朝までぐっすり眠ることができます。

2)「頭寒足熱」を実践! 保冷剤で頭を冷やす

熱を感じやすい頭部を冷やし、冷えやすい足を温めることで、快眠に導いたり、健康によいとされる「頭寒足熱」。熱帯夜の時は、保冷剤を使って頭を冷やすことで、心地よく睡眠が取れます。あらかじめ、冷凍庫で凍らせておいた保冷剤にタオルを巻いて、首や後頭部に当てて眠りましょう。心地よい冷んやり感が1〜2時間続き、睡眠で一番大切とされる入眠からの3時間をサポート。眠りが深くなり、疲れがしっかり取れる上質な睡眠になります。

3) 寝る2〜3時間前にぬるいお湯に浸かる

暑い日は、どうしてもお風呂はシャワーだけで済ませがち。でも、ぬるいお湯に浸かることで、熱帯夜でも心地よく眠ることができます。人は、眠る時に体の深部の体温を下げ、体の熱を放出します。この時に、眠気がやってくるのですが、ぬるま湯である程度、体の深部体温を上げておくことで、体温が下がりやすくなるため寝つきがよくなるのです。湯船に浸かって血流を促進することは、体の疲労回復効果もあるので、睡眠の質もより良くなります。38〜40度のぬるめのお湯に10分くらい浸かるようにしましょう。

4) スマホ・PCの作業を避けて脳のクールダウンを

暑くて眠れないからといって、ダラダラとスマホやPCを触っていませんか? スマホやPCからは、脳を活性化するブルーライトが出ています。見れば見るほど、脳がさえてしまい寝つきが悪くなることに。寝室にスマホやパソコン機器は持ち込まない、寝る2時間前からスマホは見ないなど、自分なりのルールを作って、これらの機器と距離を置いて。

5) 寝具の質感をさっぱりとしたものに

快眠のためには、やはりパジャマを着るのがベスト。吸水、速乾性の高いパジャマなら、寝ている時の汗を吸い取って快適な睡眠時間をキープしてくれます。おすすめの素材は、コットンや麻などの天然のもの。パジャマのほか、枕カバーやシーツも夏場はコットンや麻にするのがおすすめです。特に、表面に凹凸のある織り方をしているものは、肌に当たる面が少なく、さっぱりした質感なので快眠できます。

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