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赤ちゃんの肌はツルツル、スベスベのイメージがあり、スキンケアなどしなくても大丈夫だと誤解されがち。しかし、赤ちゃんの時期こそ、しっかりした保湿ケアが大切です。

最新の研究では、新生児期からしっかり保湿ケアをすることで、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症リスクも軽減できると言われています。赤ちゃんのスベスベお肌を守るために大切なことをしっかり学んでおきましょう!

「生後すぐからの保湿でアレルギーリスク減少」と判明

国立成育医療研究センターが昨年の10月に発表した研究成果では、アトピー性皮膚炎などで皮膚に湿疹がある状態だと食物アレルギーなどのアレルギー疾患にかかりやすいとのこと。乳幼児期の肌を健康に保つことが、食物アレルギーや喘息などの発症予防に役立つ可能性があるとしています。

湿疹のない健康な肌を維持するために有効なのは、保湿剤を使用してバリア機能を高めること。この研究でも、新生児期から保湿剤を使用したグループでは、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割減少することがわかりました。

食物アレルギーを予防するために妊娠中や授乳中のお母さんが食事制限をすることがありますが、それよりもしっかりとした肌ケアのほうが有効だというデータもあります。調査によると、ピーナッツを食べた子どもは食べたことのない子どもに比べて、ピーナッツアレルギーの発症が大幅に少ないという結果が出ました。

赤ちゃんの肌は、実はとってもカサカサ

「赤ちゃんのお肌はスベスベ」というイメージから、新生児に保湿剤を使うことに抵抗を感じる人もいます。しかし、赤ちゃんの表皮の厚さは大人の半分程度で、水分や脂分を保持する能力が極めて低く、かなり乾燥した状態です。

そのため肌のバリア機能が未熟で、乾燥や紫外線といった外部の影響を受けやすく、ちょっとした刺激で湿疹ができてしまいます。この湿疹が、アレルギー発症のきっかけになってしまいます。

そのように乾燥しやすい赤ちゃんの肌には、しっかりと保湿ケアで水分と脂分を補うことが大切。「できれば生後48時間以内に保湿を」と訴える小児皮膚科もいるほど、新生児期からの保湿は重要なのです。

しっかり保湿することで肌のバリア機能を高める

乾燥しやすいだけでなく、赤ちゃんの皮脂腺の数は大人と同じなため、とても汗っかきです。まずは刺激の元となる汚れをきれいに洗い流してあげること。デリケートな赤ちゃんの肌をゴシゴシと洗うのは禁物ですから、ボディソープや石けんを泡立て、泡で洗うような感覚で、やさしく手で洗ってあげましょう。

そして、お風呂やシャワー、おむつ替えをした後、食事で口のまわりを拭いた後など、こまめに保湿を行うことが基本。保湿剤がバリアとなって、刺激から赤ちゃんの肌を守ってくれます。赤ちゃん用の保湿剤としては、ワセリン、クリーム、乳液などさまざまありますが、季節や赤ちゃんの状態に合わせて、使いやすいものを選んでください。

意外と乾燥しやすい赤ちゃんの肌。アレルギー発症を予防するためにも、こまめな汚れ落としと保湿を心がけてあげたいですね。

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「国立成育医療研究センター」
世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見(アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連)

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