がん予防・老化防止・疲労回復・美肌…緑茶には健康効果がいっぱい!

ノーイメージ

【お話を伺った人】大森 正司先生

大妻女子大学家政学部教授 1942年東京生まれ。東京農業大学大学院博士課程修了。農学博士。専門は食品化学、食品微生物学。世界緑茶協会理事、日本緑茶インストラクター協会副会長などを務める。著書に『日…

もっとみる

(編集・制作 (株)法研

(「すこやかファミリー」法研より)

「ホッ」とするだけではない、緑茶の健康パワーに注目!おいしく飲んで健康にもいい緑茶。最近わかってきた有効成分と健康効果について紹介します。

3つの味をつくる成分=健康成分!

古くは中国から伝わったものですが、食後の一服や「ホッ」と一息というとき、また気分をしゃんとさせたいときにも、緑茶は私たち日本人にとって欠かせない飲みものとなっています。
緑茶は、かつては薬として貴族たちの間で珍重されていました。ビタミンCが豊富で健康によいことは前から言われていましたが、実際に最近の研究で、お茶には体によい物質がたくさん含まれていることがわかってきました。カテキンやテアニンなど、緑茶の健康成分をみなさんも耳にしたことがあるのでは。

カテキン:緑茶の渋み成分。強力な抗酸化力をもつポリフェノールの一種で、動脈硬化やがんなどの予防・改善に効果がある。殺菌・抗ウイルス作用をもち、血糖値の急上昇を防いで糖尿病を予防。余分な脂肪や糖分の吸収を防ぎダイエット効果も。

テアニン:緑茶の旨み成分。アミノ酸の一種で、特に玉露や抹茶に豊富。リラックス効果や、集中力を高める効果がある。

カフェイン:緑茶の苦味成分。中性脂肪の分解を促すため、ダイエット効果がある。覚醒作用や利尿効果、疲労回復効果も。

ビタミンC:免疫力アップ、美肌効果。

香り成分:森林や草の香りと同じ系統でリラックス効果がある。

ほかにも、緑茶には各種ビタミン、ミネラル、水溶性の植物繊維などが含まれますが、なかでも緑茶の味のもととなる3つの成分、カテキン、テアニン、カフェインが、効能の鍵を握っています。だから健康効果を引き出すには、お茶をおいしく淹(い)れること。旨み成分がたっぷり抽出されたお茶には、健康成分も十分引き出されているからです。

緑茶にはこんなに多彩な健康効果が

これらのことから緑茶の主な健康効果をまとめると、下記のようになります。

(1)がんや生活習慣病(動脈硬化、高血圧、糖尿病など)を予防する
(2)老化を防止する
(3)リラックス効果がある
(4)疲労回復効果がある
(5)かぜや食中毒を予防する
(6)美容効果がある

このほか、むし歯や口臭予防、二日酔いに、便秘対策、胃腸の調子を整える、脳のリフレッシュ効果、精神安定効果などなど、驚くほど多彩な健康効果があります。

これらは、動物実験や疫学調査によっても裏づけられています。たとえば、同じ条件のもとで毎日緑茶を与えられたネズミは、水だけを与えられたネズミに比べ、中性脂肪やコレステロール値が低く、高齢になっても記憶力が衰えず長生きだったという結果が出ています。
高齢者を対象にした調査でも、認知障害を起こす人が少ないこと、脳卒中の発生率・死亡率ともに低いことなどが確認されています。

自分で淹れればもっとおいしい

以前は、緑茶は急須で淹れて飲むものでしたが、最近はペットボトルの緑茶がぐんぐん売り上げをのばし、これまで飲まなかった人も緑茶を飲むようになってきました。
逆に、ペットボトルの緑茶の売り上げばかり伸びて、茶葉の売り上げは伸び悩んでいるとか。しかし、茶葉から淹れたお茶はペットボトルのお茶よりも有効成分が多く、味もおいしいのです。

ペットボトルで緑茶のおいしさに目覚めた人は、今度は急須でお茶を淹れてみませんか? 急須に茶葉を入れてお湯をそそぎ、少しおいてからお茶碗にそそぎ入れる……、確かに一手間かかりますが、ゆっくりとお茶を淹れることで、気持ちのゆとりを持つこともできるでしょう。お休みの日などにぜひ試してみてください。

たしかにペットボトルのお茶は持ち運びに便利で、デスクにおいてパソコンを使っても安心。でもそればかり飲んでいると、空きペットボトルがいっぱいになってしまいますね。そこで飲み終わったペットボトルをきれいに洗い、急須で淹れたお茶を詰めて持ち歩く“マイペットボトル”はいかがでしょうか?おいしいだけでなく経済的、さらに雑菌の増え方も市販のお茶にくらべて断然少ないそうですから、安全面からもおすすめです。もちろん、水筒にお茶を詰めるのもいいですね。

おいしく飲んで健康にいいこといっぱいの緑茶を、自分で淹れて味わってみてはいかがでしょうか?

※この記事は2007年6月に配信された記事です



夏バテ&日焼け予防にはビタミンパワーを!効果的にとる方法とは?

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

夏バテを防いだり、日焼け対策にはビタミンが重要です。ビタミンを多く含む夏野菜と効率的なとり方とは。

旬の野菜を選べば効果的にビタミンがとれる

夏バテや、紫外線によるダメージ肌の対策に必要な栄養素といえば、ビタミンC、β‐カロテン、ビタミンB群などのさまざまなビタミン。
このビタミン摂取のためにとりたいのが、旬の野菜です。たとえばトマトは1年中栽培されていますが、6~9月の旬の時期は、ビタミンC、β–カロテンともに多くなっています。とくに、β–カロテンは、最大月の7月では最小月の11月の2倍以上(※1)にもなるのです。

ただし、ビタミンCは流通・販売方法などの影響も受けやすく、収穫後、日数が経つと含有量が減ってしまいます。そのため、なるべく近くの産地でとれた新鮮なものを選ぶことも大切。

また、冷凍野菜は一般的に旬の野菜でつくられるので、オフシーズンの生のものより冷凍野菜の方が、ビタミン量が豊富なことが多いそう。冷凍ものも上手に活用して。次で紹介するビタミン含有量を参考に、夏野菜ですこやかな体とお肌をキープしましょう。

夏バテ&日焼け予防にはビタミンパワーを!効果的にとる方法とは?

ビタミンをたくさんとれる夏野菜

それでは、夏バテや肌ダメージの対策にとりたいビタミンを挙げていきましょう。合わせて、それぞれのビタミンの含有量が多い夏野菜のトップ3もご紹介します。含有量は各野菜とも、1回分の使用量(可食部)を想定して、独自に算出したランキング(※2)です。

○ビタミンC~紫外線対策や免疫力アップに

肌のコラーゲンの合成に関わり、美白成分としてメラニンが過剰につくられるのを抑える働きが。免疫力を高めるためにも、積極的にとりたい成分。1日の目安量は100mg(※3)。

1位:ピーマン(赤)…85mg/50g(約中2個)
2位:かぼちゃ(西洋)…64.5mg/150g
3位:にがうり(ゴーヤ)…60.8mg/80g(約1/2本)

○β-カロテン~肌の生まれ変わりをサポート

体の中で必要に応じて、ビタミンAに変わり、肌の生まれ変わりをサポートする。抗酸化作用が高く、活性酸素の消去に有効とされている。摂取基準量はなし。

1位:モロヘイヤ…6000μg/60g(約1/2袋)
1位:かぼちゃ(西洋)…6000μg/150g
3位:つるむらさき…3000μg/100g(約1/2袋)

○ビタミンB1~疲れの解消に

炭水化物(糖質)の代謝を高める補酵素として働き、疲労物質を処理する働きが。お酒を飲む人はとくに消費されるので積極的にとりたいビタミン。1日の目安量1.1mg(※3)。

1位:えだ豆…0.31mg/100g(約2/3袋)
2位:とうもろこし…0.23mg/150g(大きめ約1/2本)
3位:モロヘイヤ…0.11mg/60g

○ビタミンB2~エネルギーを生む

エネルギー生産に関わる多くの栄養素、なかでも脂質代謝をサポート。不足すると、肌荒れやニキビなど肌トラブルのもとに。1日の目安量1.2mg(※3)。

1位:モロヘイヤ…0.25mg/60g
2位:えだ豆…0.15mg/100g(約2/3袋)
2位:とうもろこし…0.15mg/150g(大きめ約1/2本)

○ビタミンB6~皮膚炎の予防に働く

タンパク質のもとになるアミノ酸代謝の補酵素として働く。皮膚炎予防に有効なことでも知られている。1日の目安量1.2mg(※3)。

1位:かぼちゃ(西洋)…0.33mg/150g
2位:とうもろこし…0.21mg/150g(大きめ約1/2本)
2位:モロヘイヤ…0.21mg/60g

※1)「辻村卓他,ビタミン71巻2号:67-74(1997)」
※2)ビタミン量は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より算出
※3)成人女性の1日の推奨量または目安量で、各年齢層別の最大値

続きを読む




おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

健康的な食生活に欠かせない“サラダ”。でも、ちょっと待って。サラダには太るサラダと、痩せるサラダがあるんです。その違いをご紹介します。

サラダをもりもり食べても痩せるとは限らない

忙しい毎日を送っていると野菜不足になりがち。そんな時に食べたくなるのが、日頃の野菜不足を補うことができるサラダ。ただし、どんな種類のサラダでもよいというわけではありません。サラダには太るサラダと、痩せるサラダがあるのです。あなたがいつも食べているサラダは、どちらのサラダでしょうか? その見分け方をまとめました。

おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い

<太るサラダと痩せるサラダの大きな違いと見分け方>

○ドレッシング

サラダの味の決め手となるドレッシング。カロリーが高い、マヨネーズベースのものや、ごまベースのものを使うと“太るサラダ”になってしまいます。食べるときは、ドレッシングの量を調節して! 逆に“痩せるサラダ”になるのは、和風ドレッシングや、イタリアンドレッシングなど。ベースのオイルは、オリーブオイルや亜麻仁オイルだと◎。市販のドレッシングは、塩分が高く、さらに砂糖や添加物が入っているものも多いので、手作りがおすすめです。オリーブオイルなどのオイルに、酢orレモン、塩だけでも十分おいしくいただけます。

○ベースの野菜

定番のサラダといえば、グリーンの野菜がベースとなっているもの。そのベースとなる野菜の栄養価に注目を。お皿に山盛りのボリューム満点サラダでも、ベースがレタスだけでは、痩せるサラダになりません。というのも、レタスはカリウム、食物繊維は豊富ですが、95%が水分。カロリーは低くても、体を痩せさせるために必要な栄養価の高い野菜とは言えません。できれば、ベースのグリーンは数種類の葉野菜が混ざっているサラダを選びたいもの。そのほか、ニンジン、パプリカなどの緑黄色野菜や、海藻サラダも、ビタミン・ミネラルが豊富な痩せるサラダです。

○トッピング

健康のために積極的にとりたいのがタンパク質です。人の体を構成しているタンパク質は、三大栄養素のひとつであり、エネルギーを消費する体づくりに重要な栄養素。しかし、厚生労働省の調査によると、日本人のタンパク質摂取量は1950年代と同水準(※)で、不足が目立ちます。卵、豆類、肉、魚などを積極的にとりましょう。サラダのトッピングには、タンパク質がのっている、サラダを選びたいもの。タンパク質がない場合は、コンビニエンスストアで販売されている、サラダチキンやゆで卵などを加えて、バランスをとって。

○炭水化物が多い

サラダという名前でも、パスタサラダ、ポテトサラダは、痩せるサラダとは言えません。パスタや、イモには炭水化物が多く、カロリーが高くなりがち。また、こうしたサラダ+パンといった食事だと、炭水化物ばかりになり、バランスが悪く、痩せにくいメニューに。グリーン系のサラダがない場合は、豆やごぼうのサラダを選ぶのが正解です。

※)国立健康・栄養研究所「国民栄養の現状」
厚生労働省「平成25年国民健康・栄養調査」

続きを読む




ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

食事のたびにカロリーをチェックするカロリー制限ダイエットはストレス大! 誰もが望んでいる、楽に痩せられるダイエットの新常識をご紹介します。

運動よりもカロリー制限が手軽?

「ダイエットをしよう」と決意した時、まず思い浮かべるのが、太りそうな食べ物を控えたり、食べる物を減らす“カロリー制限”ではないでしょうか。いまは、スーパーやコンビニの商品、ファミリーレストランのメニューにもカロリーが記載されています。
ダイエットでカロリー制限するのは、摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やせば、痩せるという理論からきているもの。運動をして消費カロリーを増やすより、食べ物を制限して摂取カロリーを制限する方が手軽なため、まず食べ物のカロリーを制限する方に向かいがちです。
ただ、食べ物のカロリー制限は好きなものが食べられないというストレスも多い方法でした。しかし、近年の研究ではダイエットにはカロリー制限がいらないことがわかってきています。

ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識

お腹いっぱいたべても痩せるコツ

米国医師会が発行する『ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)』に掲載された記事によると、カロリー計算や食事量の制限をしなくても、体重を減らせるのだそう。そのダイエット成功のカギは、食事の質でした。スタンフォード・プリベンション・リサーチ・センターの研究で、体重超過や肥満の人、約600人を対象に、1年にわたり炭水化物が少ない(ローカボ)と、脂質が少ない(ローファット)のダイエット効果を検証しました。
その結果は、2つのグループともに、ウエストサイズ、体脂肪、血圧・血糖値などが減少し、健康度が上がったのです(※)。

この2つのグループが行った方法で注目したいのが、どちらのグループも「お腹いっぱいまで食べていい」というルールで行ったこと。それぞれのグループは、炭水化物や脂肪の摂取を控えましたが、それ以外の食事制限は行っていません。参加者によると、食べ物との付き合い方が変わり、テレビを見ながらの“ながら食い”が減って、家族で食卓を囲むことが増えたそう。

この結果を見ると、カロリー制限は必要なしと思われがちですが、実は、実験の終わりには、以前より少ないカロリー摂取量になっていました。意識的にカロリー制限をしたわけではないけれど、結果的に摂取カロリーが少なくなっていたということです。類似の実験も多数行われており、最近では「健康的な食事を意識すると自然と摂取カロリーが減っていくこと」がわかっています。

ダイエット成功の鍵は、カロリー制限を意識することではなく、食事の質を上げることを意識することでした。

・ 野菜や自然の食品をとる
・ 精製した穀類を避ける
・ 人工甘味料、添加物を加えた加工食品を極力避ける

また、これらを意識することによって、従来のカロリー制限による食事に対するストレスを感じることもなく、自然とカロリーを制限することができます。ダイエットには我慢がつきものとイメージする人も多くいますが、ストレスなくダイエットできる方法もあるのです。まずは我慢することではなく、食事の質を上げることに注目してみましょう。

※)『JAMA Network』

続きを読む



コンビニ弁当を食べ続けると早死にする? その理由は…

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

忙しいからと、ついついコンビニ弁当で食事を済ませてしまう人は、たくさんいるはず。でも、こういった食事を続けていると、もしかしたら早死にしてしまうかもしれませんよ!

手軽なコンビニ弁当の裏に潜む怖いこととは?

私たちの生活になくてはならなくなったコンビニ。仕事で忙しいときのランチなど、コンビニ弁当に頼っている人も多いはず。昨今では、コンビニもヘルシーな食事に力を入れており、野菜がたくさん使われたものや、玄米ご飯なども登場しています。その一方で、コンビニ弁当を食べ続けると早死にするといったことも耳にしますが、本当のところは? コンビニ弁当が体に悪いといわれる理由についてまとめました。

コンビニ弁当を食べ続けると早死にする? その理由は…

<コンビニ弁当を食べ続けると早死にする? その理由>

・酸化した油

コンビニ弁当の定番おかずといえば、からあげにコロッケ、フライ、天ぷらなど。ボリュームがでる揚げ物系おかずは、必ずといっていいほど入っています。コンビニ弁当は工場で作られてから各店舗に届くため、賞味期限内であっても作られてから時間が経っているもの。コンビニ弁当の揚げ物は酸化しています。また、価格を抑えるために安い油で大量に揚げ物が作られている可能性大。新鮮な油が使われていればよいのですが、何度も使われた古い油で作られている場合もあります。揚げてから時間が経った揚げ物はもちろん、古い油はそれ自体が酸化しており、こういった酸化した食品をとると体内で活性酸素が作られます。活性酸素は病気のリスクを上げたり、体の免疫力の低下、老化などを引き起こす要因です。

・添加物

コンビニ弁当には、保存や色持ちをよくするために食品添加物が使われています。もちろん法律で許可されているものが使用されていますが、数種類の食品添加物を数年にわたりとっている場合の安全性は不透明です。欧米では禁止されている食品添加物も、日本では使用できたり、少量または原材料に含まれるものは表示義務がなかったりなど、不安視される要素はたくさん。添加物は体を酸化させるほか、さまざまな病気の要因にも。

・砂糖

ソースやドレッシング、煮物の味付けなどに、たくさん砂糖が使われています。低価格のコンビニ弁当に使われている甘みは、砂糖より安いブドウ糖果糖液糖のことも。これは血糖値を急上昇させ、体に脂肪がつきやすくなります。また、砂糖は常用性があり、摂取量がどんどん増えて、とらないとイライラするといったことにも。砂糖を常用的にとることで偏頭痛や冷えなどの不定愁訴にもつながります。

・塩分

おかずの味付けが濃いめになっているコンビニ弁当。その分、塩分も多めで、よくコンビニ弁当を食べている人は1日の塩分と取量をオーバーしがち。塩分の取りすぎは、高血圧や動脈硬化、腎臓病などの原因となります。

・栄養不足

ご飯に揚げ物、少量の漬物などがコンビニ弁当の定番。こういったものばかり食べていると、どうしても野菜不足に。すると栄養失調になり、疲れが取れにくい、仕事に集中できない、偏頭痛などの症状がでる場合も。栄養不足は体のあらゆる機能を低下させ、病気になるリスクが高まります。

続きを読む



洋菓子を食べすぎると体調が悪くなる!? 困った症状7個

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

見た目も華やかでおいしい洋菓子。コンビニなどでも手軽に手に入りますが、食べ過ぎが体調不良を招くのを知っていますか? その症状をご紹介します。

おやつの習慣が冷えや頭痛の原因かも!?

仕事や家事の合い間、ほっとひと息つきたい時にあるとうれしいのが、クッキーなどの洋菓子。差し入れでもらう華やかなデコレーションのケーキもうれしいものです。オフィスで働く人のなかには、引き出しにビスケットやチョコレートを常備していることも多いのでは? 甘い洋菓子は気分転換に最適で、その後の作業のパフォーマンスも上がる気がしますよね。
でも、洋菓子を食べ過ぎると体調不良になるのを知っていますか? 最近なんとなく、体調がすぐれない人は、洋菓子の取りすぎが原因かもしれません。

 洋菓子を食べすぎると体調が悪くなる!? 困った症状7個

<洋菓子を食べ過ぎると起こる、困った症状7個>

1)冷え性

洋菓子にたっぷり使われている砂糖。マクロビオティックでは、砂糖は極陰性という強く体を冷やす食品と位置づけられています。栄養学から見ても、砂糖は体を冷やすことがわかっています。砂糖を摂ると、血糖値が急上昇し、しばらくすると、急上昇した血糖値を抑制するために、インシュリンが分泌されます。そして、血糖値を急激に降下させます。それと同時に体温も低下することに。これにより洋菓子を習慣的に食べていると、冷え性になってしまうのです。

2)慢性疲労

洋菓子に含まれる砂糖を代謝する際、ビタミンB1が必要になります。ビタミンB1は、豚肉やうなぎなどに含まれるもので、水溶性です。水溶性のビタミンは体内で保持できないため、洋菓子を食べ過ぎると、体は常に砂糖を代謝しなければならず、ビタミンB1が不足します。いくら糖分を摂っても、ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝がうまくいかなくなるので、疲労感が募ります。

3)便秘

女性に多い便秘も洋菓子の食べ過ぎが原因のひとつです。洋菓子に含まれる生クリームやバター、砂糖は悪玉菌の大好物。悪玉菌が増えることで腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が悪化します。その結果、便秘になってしまうのです。

4)肌老化

肌荒れやたるみなど、肌を老化させる「糖化」という現象を知っていますか? 肌のハリや弾力が失われるのは、弾力成分のコラーゲンが糖化することで起こります。糖化すると、コラーゲンが黄色や茶褐色に変化。この糖化は洋菓子にも同様に起こっており、クッキーなどこんがりとした茶褐色は、小麦粉や砂糖、卵、牛乳に含まれる糖質とタンパク質が結合した糖化によるもの。特に、洋菓子は糖化したものが多いので、こういった食品を食べ過ぎると、体内の糖化をさらに加速させ肌がどんどん老化することに。

5)頭痛

砂糖がたっぷり入った洋菓子を食べると、血糖値が急上昇することはお伝えしましたが、その影響は頭痛にも及びます。洋菓子を食べすぎると、膵臓の働きが弱まりインスリンの分泌がうまくいかない状態に。血糖値がコントロールできず、血糖値が下がりすぎ、低血糖の状態になることがあります。低血糖になると頭痛が起こりやすくなるのです。また、体の冷えも頭痛につながるので、砂糖たっぷりの洋菓子は頭痛の原因になると考えられます。

6)生理不順

洋菓子の食べ過ぎで砂糖をたっぷり摂る生活を続けていると、体が冷え、ホルモンバランスが乱れます。すると、PMS(月経前症候群)がひどくなったり、生理不順に。また、低価格の洋菓子に使われているマーガリンなどの植物油脂には、トランス脂肪酸が含まれています。トランス脂肪酸は健康への悪影響の可能性から欧米では使用禁止に。日本も規制されていますが、欧米諸国に比べて規制がゆるいのが現状です。トランス脂肪酸は、心疾患リスク、循環器系臓器の炎症を起こすとされているほか、生理不順や不妊の原因にもなると言われています。

7)アレルギー

食べてすぐに症状があらわれる「即効型アレルギー」に対し、食べてから数時間から数週間たって症状がでるものを「遅延型アレルギー」と言います。症状の発生が遅く、肌荒れ、下痢、倦怠感など、症状の種類もたくさんあるため、気づきにくいのも特徴です。同じものをよく食べ続ける、甘いものをよく食べる、便秘がちな人に、遅延型アレルギーは起こりやすいと言われています。洋菓子に欠かせない小麦もアレルゲンのひとつなので、洋菓子をよく食べる人は注意が必要です。

続きを読む



  1. 1
    使うほどお尻にダメージが…ウォシュレットでお尻が悲鳴を上げている
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと トイ…
  2. 2 みぞおちの辺りが痛い 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    みぞおちの辺りの腹痛 激しい痛みor鈍痛? 痛むのは真ん中・右・左?
    お腹の上の部分、みぞおちあたりの痛み。胃痛? それとも、ほかの病気? …
  3. 3
    知りたくなかったかも…身の周りにあるトイレよりも不潔なものたち
    見た目では意外とわからない、トイレより不潔なもの。実は、自分の体の一部…
  4. 4
    ヘルプマーク、ハートプラスマークなど、見えない障害を持つ人のためのマーク
    (編集・制作 gooヘルスケア) 外見からはわからない障害を抱え…
  5. 5
    おデブサラダになっていませんか?太るサラダと痩せるサラダの大きな違い
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 健康…
  6. 6
    【女性に多い貧血】体がだるい・動悸…鉄分が足りないサインとは?
    (編集・制作 (株)法研) 【取材協力】澤田 賢一先生 秋田大学医学…
  7. 7
    知っておきたい女性の『アソコ』5つの真実|大事な場所の正しいケア方法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと デリ…
  8. 8
    コンビニ弁当を食べ続けると早死にする? その理由は…
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 忙し…
  9. 9
    1分で寝落ちしちゃう!? 気絶するように眠りにつける呼吸法
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと ベッ…
  10. 10 「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ“手の指・甲マッサージ”-イラスト解説付
    多くのツボが集まる手をマッサージすれば、自然にツボを刺激できる パー…
  11. 11 ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    ブラジャーを外すと跡がくっきり! この原因はなに?
    下着売り場でブラジャーのサイズを測ってもらったのはいつ? 実はサイズが…
  12. 12
    【女性の病気】こんな症状がでたら婦人科へ!注意してほしい8つの症状
    (編集・制作 (株)法研) 信頼できる婦人科医が決まっていると、毎日…
  13. 13
    女性にも急増! 自覚症状なく進む「膵臓」の病気 7つの危険な症状
    地味ながら、消化液を作りインスリンを分泌する重要な消化器 …
  14. 14
    顔のたるみを加速させる4つのNG習慣|顔のシワ・目のクマを予防
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 顔が…
  15. 15
    お風呂の入浴剤はもう不要!?キッチンのある物を入れるだけでOKの入浴法
    (編集・制作 (株)法研) 自宅でのバスタイム、天然温泉、クアハウス…
  16. 16 年齢よりおばさん臭く見えてるかも?見た目年齢を左右する体内老化度診断!
    年齢よりおばさん臭く見えてるかも?見た目年齢を左右する体内老化度診断!
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 街中…
  17. 17
    目のかすみ・ぼやけ・近くのものがみえづらい…眼精疲労のタイプと症状
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 【監…
  18. 18
    コリの原因はストレスにある!?コリを簡単にとる方法とは?
    (編集・制作 (株)法研) 運動性とストレス性のコリは違います。コリ…
  19. 19 無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック
    無性にスイーツが食べたくなるのは砂糖中毒?砂糖依存症度チェック
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 疲れ…
  20. 20
    ダイエットにカロリー制限はいらない!? 食べて痩せるダイエットの新常識
    執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと 食事…

一覧