ストレス疲労におすすめ!スッキリ爽やかグレープフルーツの癒し効果

【お話を伺った人】佐々木 薫

AEAJ認定アロマテラピープロフェッショナル (株)生活の木プランニングマネージャー。ハーブ・アロマテラピーの研究に携わり、ハーブ製品・ショップ・ハーブガーデンの企画・開発を担当。アロマテラピーや…

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(編集・制作 (株)法研

グレープフルーツの芳香浴でさわやか気分。ストレスや緊張を解きほぐし、ポジティブな気持ちと活力を与えてくれるグレープフルーツの香りで気分転換。

気分が落ち込んだときにはグレープフルーツの香り

ストレスや疲れがたまったときは、理由もなく無気力になったり、集中力が低下したり、精神的にも不安定になりがちです。

フルーツでおなじみのグレープフルーツの学名はCitrus paradisiといい、「パラダイスのシトロン(ミカン)」という意味をもっています。原産地の西インド諸島では、「禁断の木の実」として珍重されていたところからついたと考えられますが、その名のとおり、この香りはストレスや緊張を解きほぐし、自信と前向きな活力を与えてくれます。明るい太陽、青い空と海、まるでパラダイス(天国)にいるような明るい気分を引きおこしてくれます。

ストレス疲労におすすめ!スッキリ爽やかグレープフルーツの癒し効果

嗅覚の特性を考えた効率的な香りの楽しみ方

何となく気分がウツウツとしたときは、グレープフルーツの香りを部屋にくゆらせましょう。

専用のアロマポットにお湯をはり、3、4滴の精油を落とします。アロマポットは、香りが熱でより拡散する効果を利用するものです。キャンドル式と電球式がありますが、最近は、ほかにもいろいろなタイプのものが出回り、超音波による振動で作り出されるミスト(霧)とともに精油を微粒子にして拡散させるものもあります。

精油そのものの香りを楽しめるもの、マイナスイオン効果も期待できるものなど、目的や部屋の広さに応じて選択できます。

よい香りだなと感じても、しばらくするとその感覚はなくなります。嗅覚は疲労する特性があるため、同じ香りを長時間流しても、楽しめるのはほんの数十分程度です。部屋に香りはあるのに、そこにいる人は感じなくなってしまいます。そのため、効率的に香りを楽しむためには、1時間ほど流したらいったん止め、また1時間ほどしたら流すというように、交互にするのがよいでしょう。また、置き場所によって香りの流れ方が違うので、空気の流れなどを意識しておくとよいと思います。

香りを持続させるハーブ系の香りとのブレンド

グレープフルーツには殺菌作用もあるので、空気をきれいにもしてくれますし、汗ばむ季節もさわやかにしてくれます。この香りは揮発性が高く、香りのよさをすぐに実感できますが、すぐに飛びやすいので、より長く楽しむには、ローズマリーなどハーブ系の香りとブレンドするのもよいでしょう。ほかにグレープフルーツと相性のよい香りとしては、ラベンター、ジュニパーなどがあります。

ふと空気が動いたとき、ほのかに香る……心地よいのはそんな香り方です。「過ぎたるは及ばざるが如し」、アロマテラピーにはこの言葉がとてもよく似合います。

(「へるすあっぷ21」、法研より/ 写真:松本博行)

※この記事は2005年10月に配信された記事です



ストレスやイライラには『ハーブティー』!あなどれないハーブの効能

山本 晴義先生

【お話を伺った人】山本 晴義先生

横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長 1972年東北大学医学部卒業。2001年より現職。医学博士。神奈川産業保健推進センター相談員、文京学院大学講師、駒沢大学講師ほか。著書に:『ストレス一日決…

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(編集・制作 (株)法研

フレッシュ・ハーブは、心を癒す効き目たっぷり!おいしい一杯のお茶でリフレッシュしましょう。

自然の恵みいっぱいのハーブ

「最近、緊張したり、イライラすることが多いな。疲れがたまっているみたい…」
そんなふうに感じる日は、気分転換に友達と遊びに出かけようという元気もなかなか出ないもの。ストレスをためて体調をくずす前に、ハーブの力で元気になりませんか?

ハーブとは、西洋の人々の間で古くから受け継がれてきた、暮らしに役立つ植物のこと。体の調子を整えたり、心をリラックスさせたり、料理の風味づけをするなどさまざまな目的で使われる植物です。調理に使われるものではミントやセージ、バジルなどがよく知られています。
これらのハーブは、その色や形、香りから「気」を放ち、人の心とからだを癒すといわれています。このような効用を活かした療法のひとつが、女性のあいだですっかりおなじみとなったアロマテラピー(芳香療法)です。
アロマテラピーでは、ハーブ類から抽出したエッセンシャルオイルをリラクゼーションなどに活用します。ティッシュやハンカチにオイルを数滴染み込ませてその香りを楽しんだり、アロマキャンドルで香りを部屋中に広げたり。お風呂タイムにアロマオイルを数滴お湯に垂らすと、よりリラックスして入浴を楽しむことができます。

ストレスやイライラに『ハーブティー』を!あなどれないハーブの効能

さまざまなハーブの効能

それでは、さまざまな種類のハーブとその効能を紹介しましょう。

◆食用として使用した場合、期待できる効果

・頭が痛い=サフラン
・ストレス、気分がふさぐ、眼精疲労=カモミール、ローズマリー、セージ、タイム
・口臭、口内炎などが気になる=バジル、クローブ
・よく眠れない=カモミール、サフラン
・下痢ぎみ=シナモン、セージ

◆アロマテラピーで期待できる効果

・気分を安定させたり、痛みを和らげる=ラベンダー
・リラックス、消化を促す=レモングラス
・頭をスッキリとさせたいとき、風邪の季節に=タイム
・緊張、不安を和らげる=レモンベルガモット
・不安や緊張、消化不良、月経時の不快症状に=カモミール

ハーブ療法はヨーロッパで広まったものですが、日本でも伝統的に健康増進効果のある植物を暮らしに活用してきました。ここではお茶にするといい野草・薬草を紹介しましょう。

◆日本の伝統的なハーブ

・カキ
生葉20gを600mlの水で半量まで煎じて飲みます。血圧が高い方におすすめ。
・クコ
若々しさを保ちたい人たちの間で珍重されてきました。乾燥させたクコの実でクコ酒を作ったり、料理にそのまま使用します。長期使用で肌がつやつやし、疲れにくくなります。
・ビワ
古くからビワ葉は民間療法として用いられてきました。乾燥させた葉5~10gを600mlの水に入れて半量まで煮詰め、ハチミツで甘味をつけます。せき止めや下痢、むくみ、風邪などにいいといわれます。
・オオバコ
種子は、便秘解消やダイエットなどに利用されています。煎じて飲めば目にもいいのだとか。
・ドクダミ
ドクダミは10種の健康パワーがあるとされ、漢方では「十薬」と呼ばれます。解毒作用、緩下・抗菌・利尿作用などがあり、先人たちは健康づくりにドクダミを活用してきました。

フレッシュ・ハーブティーのおいしいいれ方

これまでハーブの底力を紹介してきましたが、最後に代表的なハーブの用い方「ハーブティー」のいれ方を紹介します。ハーブティの材料にはドライハーブとフレッシュハーブがありますが、香りを楽しむならフレッシュハーブがおすすめ。そこでフレッシュハーブティの淹れ方を紹介します。使用するティーポットやカップは、温めておくのがポイントです!

ハーブは、好きなハーブを一種類選んでも、いくつかのものをブレンドしてもOK。葉っぱは適当な大きさにちぎって使用します。
1、ティーポットに熱湯を入れ、約30秒ほどさます。
2、ティーポットにハーブを入れる(お好みですが、1人分ティースプーン3杯(3~15g)くらいを目安にどうぞ)。
3、ハーブを入れたらすぐに蓋をして、3~5分蒸らす。抽出時間はどうぞお好みで。

いかがでしたか? 「たかがお茶」とあなどるなかれ! フレッシュ・ハーブティーは、明日への活力とヘルシーな効き目の両方をプレゼントしてくれます。さまざまなハーブを使い分けると、さらに楽しさが広がりますよ。

(「ストレスチェックノート」山本晴義監修、法研より)

※この記事は2006年12月に配信された記事です

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ポッコリお腹とプヨプヨ二の腕はこれで解決!リンパマッサージのやり方

ノーイメージ

【お話を伺った人】劉 勇先生

「コリとれーる」代表・医学博士 1958年中華人民共和国遼寧省沈陽市生まれ。北京軍医学校第二軍医大学卒業後、外科医として活躍。1983年来日し、86年中国鍼灸治療院(東京・銀座)で治療を始める。1…

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(編集・制作 (株)法研

手作りアロマオイルでリンパマッサージ。リンパの流れを意識したマッサージを手作りアロマオイルでおこなってみましょう。疲れもとれて脂肪も燃焼!

アロマオイルを手作りしてみよう!

精油によるマッサージ効果は、みなさんよくご存知ですよね。精油の有効成分が身体の疲れに働きかけ、マッサージ効果が高まるのです。
このアロマオイルを手作りしてみませんか? 呼吸に合わせリンパの流れを意識してマッサージすると脂肪がぐんぐん燃焼します。あこがれのスリムボディももう間近です!

精油は肌に直接付けると刺激が強すぎるので、植物油の一種であるオリーブオイルやココナッツオイルなどで薄めてから使用します。
フェイス用は植物油30mlにつき精油約6滴、ボディ用は植物油30mlにつき精油約12滴をブレンドします。

身体のコリにはシナモン・ジュニパー・ジンジャーグレープフルーツなど、ストレスを感じる人はゼラニウム・ベルガモット・パインなどがおすすめです。精油を部屋に炊いて香りを充満させたり、お風呂にいれても良いでしょう。

マッサージオイルができたら、適量を手のひら全体に広げ、水分を拭き取った首や肩、腕や足などをマッサージします。あまったオイルはビンに入れてふたをし、冷暗所に保管しましょう。次に、二の腕とウエストのマッサージを紹介します。

リンパをマッサージ ~ぷよぷよ二の腕編~

肘のすぐ上の二の腕から脇にむかって、もみながらつまんでいきます。たるんだ部分は特に念入りに。次に、脇の下のくぼみの部分にあるリンパ節を親指で押します。脂肪をもみだしながらリンパのながれを良くすると、二の腕のプルプルが解消されていきます。

余力のある人は、腕の力が無くても簡単にできる腕立て伏せを行いましょう。足をそろえて立ち、両手を肩幅に開いて台所や洗濯機の上にのせます。その状態で腕立て伏せを毎日約30回おこなうと脂肪が燃焼され、二の腕が引き締まります。

呼吸しながらマッサージ ~ぽっこりおなか編~

下腹部を両手のひらでなでるように時計回りにマッサージして、温めながら血行をよくします。3~5回まわしながら息を吐き、2~3回まわしながら息を吸う。これを繰り返しながらマッサージしましょう。

次に固くなっている下腹部のお肉をやや強めに広く浅くつまんでいきます。脇腹のお肉をつまめば、ウエストのくびれが出やすくなります。ゆっくりと深呼吸しながらマッサージしましょう。

自分だけのお気に入りアロマオイルを手作りして、リンパの流れを意識したマッサージをおこないましょう。すっきり脂肪を燃焼させて、あこがれのスリムボディを手に入れましょう!

(『呼吸マッサージ』2006年、法研より)

※この記事は2006年6月に配信された記事です

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【超万能ハッカ油を使い倒す】さっそく試したくなる10個の活用術

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

ハーブのミントから抽出した植物オイル「ハッカ油」を知っていますか? 昔から使われているものですが、用途が広く万能だと改めて人気が広がっています。その活用術をご紹介。

生活のあらゆるところ使える天然の万能オイル

昔から使われてきた「ハッカ油」。簡単に説明すると、ハーブのミントからできた植物オイルです。ミントは、シソ科ハッカ属のハーブの総称ですが、ハッカ油は「ハッカソウ」という種類のミントを乾燥させて、オイルを抽出したものです。ハッカの名産地として有名なのが北海道の北見市ですが、現在は国内の9割以上の生産量を占めているのが隣町の滝上町だそう。ハッカ油は、清涼感のほか、防虫、消臭、除菌、リラックス効果などがあり、昔からいろいろなものに活用されてきました。ドラッグストアやネットショッピングで、20ml・500円前後と手軽に購入できるのも人気のひとつ。今回は、超万能なハッカ油の活用術をご紹介します。

【超万能ハッカ油を使い倒す】さっそく試したくなる10個の活用術

<ハッカ油を使い倒す 10個の活用術>

1) ハッカ油スプレー

スプレーボトルに水と、ハッカ油を数滴入れます。暑い日は、そのスプレーをワキや首、足や腕などに、涼感&制汗スプレーとして吹きかけましょう。ハッカ油の清涼感が体感温度を下げて涼しく感じさせてくれます。なおハッカ油は、粘膜にふれると刺激になるので、スプレー使用時は目や口、鼻に入らないように気をつけて。

2) ハッカ湯

湯船にお湯を溜めたら、ハッカ油を1滴垂らして混ぜましょう。スーッとした香りが広がり、夏場でもさわやかに湯船につかることができます。また、肌についたハッカ油が、湯上りの体温を下げてくれる効果も。ハッカ油の量は、湯船のサイズやお湯の量によって調節を。まずは、1滴から試してみて。

3) ボディソープ

ふだん使っているボディソープに、ハッカ油を1滴プラスして使ってみましょう。消臭作用で、汗臭さ、加齢臭の撃退に効果が。シャワー後の清涼感も快適です。シャンプーに加える方法もありますが、目に入りやすいので、使う場合は手元でシャンプーとハッカ油をしっかり混ぜてからにしましょう。

4) ハッカ油で足湯

エアコンのきいた部屋に1日中いると、体が冷えて足もむくみます。湯船に入るのがめんどうな時は、洗面器にお湯を張って足湯を。そこに、ハッカ油を1滴プラスすれば、足のにおいを取り除き、除菌効果で清潔に保つことができます。

5) ハッカ油を入れて寝具を洗濯

夏場は、寝ている間もたっぷり汗をかくので寝具もこまめに洗濯したいもの。枕カバーやシーツの脱水をする時、1滴ハッカ油をプラスして。ほのかなハッカ油の香りが残り、スムーズな入眠を助けてくれます。ハッカ油スプレーを直接、寝具にスプレーするよりも、ほのかな香りがベター。

6) マウスウォッシュ

口の中をすっきりさせたい時、コップ1杯の水にハッカ油を1滴たらせば、即席のマウスウォッシュが完成。口にふくんで、ハッカ油を隅々まで行き渡らせるようにブクブクしましょう。口臭予防にも効果が。

7) 涼感アロマハンカチ

汗をかく夏場の必須アイテム、ハンカチにもハッカ油を1滴。汗を吹くたびに、ここちよい清涼感が得られます。また、眠くなったり、気分が悪くなった時に、ハンカチの香りをかぐことで、気分転換に。

8) ハッカ油で床の拭き掃除

フローリングの床などを拭き上げる際、モップに1滴、または雑巾のバケツに1滴ハッカ油を加えましょう。天然のさわやかな香りが家に広がります。

9) 涼風が出るハッカ油扇風機

ティッシュやコットンにハッカ油を数滴垂らしたものを、扇風機の送風部分にクリップなどで固定。いつもの扇風機の風が、ハッカ油の香りをまとった涼感のある風に変身します。ただしハッカ油は引火性があるので、扇風機のモーター部分などには近づけないように注意して。

10) 害虫撃退スプレー

ハッカ油には防虫効果があります。スプレーボトルに無水エタノール10ml、ハッカ油を5〜10滴ほどたらして混ぜたら、さらに水90mlを加えよく混ぜます。これを網戸や玄関などにスプレーすると害虫が家の中に入ってくるのを防ぐ効果が。害虫の通り道にスプレーしたり、ハッカ油をティッシュやガーゼに垂らしたものを置いて置くのも効果的。

ハッカ油を使う時に注意したいこと

超万能なハッカ油は、生活のあらゆるところに活用できます。ハッカ油を安全に使うために、以下のことに気をつけましょう。

・室内に放置しないこと

ハッカ油の劣化を避けるため、保管時は冷暗所に置くようにしましょう。引火する恐れもあるので、火気のまわりに置くのは避け、子供の手の届かないところにしまっておいて。

・猫を飼っている人は気をつけて

猫はハッカ油の成分が苦手です。猫を飼っている場合、猫のいる空間ではハッカ油の使用を避けましょう。防虫、除菌効果のため洗濯に使用する場合は、洗濯機に入れる時だけ使って、成分が残らないようによくすすぎを行ないましょう。

・容器はできればガラス製が安心

ハッカ油には、プラスチックを溶かすことがあります。ルームスプレーや制汗剤を作る場合、スプレーボトルは、ポリエチレン製(PE)ならOKなので表示をチェックしましょう。見分けがつかない場合は、ガラス製のボトルを選ぶのが安心です。

・直接皮膚に塗ったり、使いすぎに注意して

ハッカ油は、強い清涼感のあるオイルです。直接、皮膚に塗ると刺激が強すぎるので避けて。また、使用の際は、傷のあるところや、粘膜に付着しないように注意を。さらに、ハッカ油を使い続けていると、より強い清涼感を求めて、多めに使ってしまがち。肌トラブルにもなるので、目安の量を守って使ってください。初めて使う場合は、少量ずつ試すことをおすすめします。

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スーっとして気持ちいい!ハッカオイルの活用法|臭いや汗に便利!

【お話を伺った人】佐々木 薫

AEAJ認定アロマテラピープロフェッショナル (株)生活の木プランニングマネージャー。ハーブ・アロマテラピーの研究に携わり、ハーブ製品・ショップ・ハーブガーデンの企画・開発を担当。アロマテラピーや…

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(編集・制作 (株)法研

鎮痛作用や冷却作用のあるミントの効能。部屋の芳香剤から、歩き疲れたときのフットスプレーまで。幅広い活用ができるミントのリフレッシュコロン。

特徴的な芳香と刺激的な清涼感

ラベンターとともに、北海道で精油生産の歴史をもつハーブのひとつが薄荷(ハッカ)です。開拓時代、入植した屯田兵がハッカを育てたのが北海道におけるハッカの歴史の始まりといわれています。

そのハッカの仲間がペパーミント。シソ科ハッカ属の多年草です。一般に「ミント」とよばれるものは、ペパーミント、スペアミント、ジャパニーズミント(和種ハッカ)などに代表され、さらにアップルミント、パイナップルミント、オーデコロンミントなど、たいへん多品種です。

7月から8月頃に花を咲かせ、つぼみがつく頃に精油の含有量が最も多くなります。特徴的な芳香があり、刺激的な清涼感は世界中で人気があります。

ミントの精油は、乾燥した葉を水蒸気蒸留して採ります。主成分はL−メントール。そのほかピネン、リモネン、メントンなどを含み、歯磨きやチューインガム、薬品やお菓子など、幅広い製品に活用されています。

幼い頃から親しんできた懐かしい味と香り

アロマテラピーによる鎮痛作用や冷却作用を利用して、筋肉痛やかぜの予防のためのマッサージに使ったり、頭が痛いときには希釈した精油をこめかみに塗ったりします。

また、殺菌効果も期待され、アロマポットで香りをくゆらせれば、空気清浄のための室内香となります。

日本のハッカは、平安時代に中国から持ち込まれたといわれますが、自生する種もあるとされ、疲れたときにはハッカの葉をちぎってこめかみに貼るという民間療法もあります。ハッカ飴やハッカパイプなどの清涼菓子として幼い頃から親しんできた味と香りは、子どもからお年寄りまで、幅広く親しまれています。

旅先で重宝するミントのリフレッシュコロン

ミントの効果を利用したリフレッシュコロンは、ミントと同じように広範囲に活用できます。部屋の匂いが気になるときにひと吹きして空気をさわやかにしたり、乗り物に酔ったとき、ハンカチにつけて香りを吸入したり、汗ばんだときのデオドラントスプレーとして、歩き疲れたときのフットスプレーとしてなど、心身ともにリフレッシュしてくれます。

無水エタノールまたはウォッカ小さじ1に精油を6滴入れてよく混ぜ合わせたあと、精製水大さじ2を加えて、さらに混ぜ合わせます。それをスプレー容器などに移して携帯するのもよいでしょう。とくに旅行先では重宝します。ただし精油をブレンドしたり、ブレンドしたものを保存するときは、かならずガラスまたは陶器製の容器を使ってください。また、原液を肌に直接つけないように注意しましょう。とくにペパーミントは肌や神経系への刺激が強いので、注意が必要です。入浴などでの連続使用は避けてください。

(「へるすあっぷ21」、法研より )

※この記事は2005年11月に配信された記事です

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植物のパワーを取り入れよう!美容・健康・生活に役立つ”アロマレシピ”

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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(編集・制作 (株)法研

生活のひとこまにアロマテラピーを取り入れ、心豊かに楽しく!食事や仕事、美容、掃除、心のケア、ボディーケアに、手軽に取り入れられる「とっておきレシピ」

植物の力を取り入れて生活を楽しむ

2年前の春に始まった「アロマテラピーでナチュラルホームケア」も今回が最終回になります。このシリーズでは、精油を用いる狭義のアロマテラピーだけでなく、ハーブ、薬草、しょうがやみそといった身近な食べ物まで、植物のもつ力を利用して心身の健康や美容に役立てる簡単な方法を紹介してきました。これまで、春夏秋冬とその季節におすすめのレシピを中心に紹介して、ちょうど季節を2巡しました。最終回の今回は、季節を問わずおすすめしたい「とっておきのレシピ」を紹介しましょう。

植物は、健康に美容に、さまざまな効果をもつ抗酸化物質の宝庫です。これまで見てきたように、この植物の力を利用したアロマテラピー(広くはフィトテラピー)には心身の健康や美容などにさまざまな効果があります。思いつくまま挙げてみましょう。

心の健康に:気分をリラックスさせる、心を鎮める、沸き立たせる、明るくする……
体の健康に:体を温める、痛みをとる、炎症を鎮める、胃腸を丈夫にする、免疫を高める、疲れをとる、食欲を増す……
美容に:肌を保湿する、肌荒れを防ぐ、美白・美肌、むくみをとる、ボディの引き締め……
生活のさまざまな場面で:殺菌、消臭、虫よけ、汚れ落とし……

ほかにもさまざまあって書ききれませんが、このような素晴らしい植物の力を、もっと生活のひとこまに取り入れてもらえたら、心豊かに、楽しく生活できると思います。
生活のスタイルは人によりさまざま。一人ひとり環境も習慣も違う中で、これからは「いかに生活を楽しむか」が大切なテーマになるのではないでしょうか。苦しい想いの中でも、光を見つけられる自分であることが大切です。

生活のひとこまで手軽にできる「とっておきレシピ」

食事や仕事、美容、掃除、心のケア、ボディーケアといった生活のひとこまで、薬草、ハーブ、アロマテラピーを手軽に取り入れるアイディアを提案します。

食事:発酵食品を取り入れよう

これからは毎日発酵食品をとりましょう。人類は、発酵という技術を手に入れました。日本ではその技術を使って味噌、醤油、酢、漬物などの食品を作り、健康に役立ててきました。人工的ではなくしっかりと自然に発酵させたものを選んでください。

☆赤味噌(八丁味噌)
ビタミン・ミネラルの豊富さが一目置かれ、たくさんある味噌の中でも疲れたときにおすすめの味噌です。赤味噌のみそ汁は、疲れたとき、免疫力が落ちているときに最適なスープ。肌の調子を整え心を穏やかにします。ときには野菜のディップとして食べるのも最高です。口の中で香りを味わうとよいでしょう。

☆酵素ドリンク
酵素は細胞にとって不可欠な成分。食べ物の消化や排泄、新陳代謝、血液循環、体温調整、免疫など生体内のほとんどの働きにかかわり、健康と美容に重要な役割を果たしています。生の野菜や果物、発酵食品に豊富です。
最近では、微生物の力を借りて数十種類の野菜や果物、薬草等を発酵させ、生体に吸収されやすく作られた食品(粒状や液体のものがある)が人気を集めています。朝、酵素ドリンクを1杯飲むと効果的です。もちろん朝の果物もいいですね。
私の実家でも、春と秋に野菜や穀物、果物、海藻まで50種類を細かく切り刻み、白砂糖で揉み込んでその後発酵させ酵素ドリンクを作ります。疲れたときや免疫力が落ちたとき、妊娠・出産時には完璧な栄養剤になります。

仕事:合間をみてさっとリフレッシュ

仕事の合間にさっとできる健康法を紹介します。その数分が、1日の疲れを軽減してくれること間違いなしです。

☆ユーカリの精油を1本デスクに
ユーカリ(ラジアタ)を用意します。ティッシュ・ペーパーに1滴落とし、その濡れたところを上手に丸めて片方の鼻の中に入れ、ゆっくりと深呼吸します。ティッシュ・ペーパーを反対の鼻の穴に入れ替えて、同様に深呼吸します。花粉症の予防と、のどのケアになります。爽やかな香りで瞬間にリフレッシュ。周りに風邪をひいた人がいるときなどおすすめの、抗菌力の高い1本。
香りのケアとしては、やる気を出して「仕事を楽しめる自分」が生まれます。

美容:女性であることを愛しむ1杯

☆ピンクのハーブティー 幸せのティザンヌ
<材料>
ローズヒップ
ハイビスカス
ローズ
ステビア

上記のハーブをそれぞれ100gずつ用意します。ふたがしっかりと閉まる缶を見つけ、シリカゲルとともに全て入れます。1回分は大さじ2杯を150ccのお湯で3分程。美しいピンク色のハーブティーができ上がります。フランスでは「ティザンヌ」と言われます。女性であることを愛しむ1杯です。ステビアの甘さも加わりリラックスできるとともに、内側からのケアが肌を美しく保ちます。

掃除:香りを楽しみながらキッチンの油汚れを落とす

☆蜜柑の皮を天日干し
食べ終わった柑橘系の皮を刻んで天日干しにします。網の袋にたっぷりと入れて湿らせます。キッチンの油汚れのこびりつきにキュッキュと擦ってみましょう。オレンジの香りも心地よく、それ以上に油汚れがきれいになっていくことに気持ちが高まります。抗菌力も抜群です。柑橘系の皮には、油を吸着してしっかりと落とす作用があります。

心のケア:ストレスに、気持ちが沈んだ夜に

☆ビタミンC&ユズ茶&ユズの精油のトリプルケア
ストレスがあると体からビタミンCが奪われます。ビタミンCは毎日欠かせないサプリメントの1つとしましょう。ビタミンCは人間の体では作ることのできない成分の1つ。免疫力を高めるには欠かせない成分です。もちろんEも同様。
気持ちが深く沈んだ夜の特効薬はユズ茶。甘みと酸味が程良く、気持ちをホッとさせる1杯。市販の物で十分です。
手のひらにクリームを少々置いてそこにユズの精油を1滴。ゆっくりと首からデコルテをマッサージ。ユズの香りが副交感神経を高めていきます。トリプルが効きます。

ボディーケア:メリハリのあるボディー作りに

☆ダイエットブレンドオイル
<材料(1回分)>
スウィートアーモンドオイル 20ml
ジュニパーの精油 5滴
ローズマリーの精油 3滴

とっておきのブレンドオイルで気になる部位をマッサージしましょう。ジュニパー&ローズマリーの成分には代謝力を上げる作用があり、このブレンドオイルはエステティックサロンでもリンパドレナージュに使用されています。お腹周りから太もも、そして二の腕をお風呂上りにケアしましょう。メリハリのあるボディー作りを目指して。

※この記事は2011年5月に配信された記事です

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