自覚のない隠れ冷え性…あなたの体が冷えているか症状をセフルチェック!

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【お話を伺った人】班目(まだらめ) 健夫先生

東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック 1980年岩手医科大学医学部卒業後、同大第一内科、東京女子医科大学附属東洋医学研究所助手を経て、東京女子医科大学附属成人医学センター自然療法外来担…

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昼でもこまめに体を温めて冷えを解消。足先でなく体の中心部を温めることで、効率的に冷えを改善・解消することができる。

(編集・制作 (株)法研

(「健康のひろば」法研より)

体のどこかがわきの下より冷たかったら冷え性

ここ数年、「湯たんぽ」がちょっとしたブームです。お湯を沸かして湯たんぽに入れるだけで、あとはガスも電気も使わないから経済的。やわらかな温かさが気持ちいいと女性に大人気です。寒い冬の夜、冷えた布団の中で足先を温めるのに使われてきたこの湯たんぽ、実は、昼間も積極的に使うことで「冷え性」を改善・解消できるすぐれものなのです。

「冷えは万病のもと」といわれますが、最近は自覚症状はないが体の表面温度の低下した人が増えています。まずは自分が冷え性かどうかチェックしてみましょう。

朝目覚めたとき、寝たままでわきの下に手をはさみ、その部位と、おなか、太もも前面、お尻、二の腕の4カ所をさわって温度の違いをチェックします。わきの下よりも、1カ所でも冷たいところがある人は冷え性です。また、太ももの前面に湯たんぽを当て、気持ちがいいと感じたら、やはり冷えがあるといえます。

もう一つ冷え性かどうかを判断するチェックポイントを紹介しましょう。次のうち一つでも該当したら軽い冷え性、半分の6つ以上該当する人はかなり冷えているといってよいでしょう。

●かぜをひきやすい
●トイレが近く、夜中にトイレに起きる
●肩こり・頭痛・腰痛がある
●人よりも疲れやすい
●のぼせやすい、汗かきである
●脚がよくむくむ
●ダイエットをしていないのに便秘がちである
●太りすぎ、またはやせすぎている
●睡眠時間は足りているのに、朝起きるのがつらい
●長風呂が苦手である
●エアコンの効いた部屋に長時間いることが多い
●食事を抜くことがよくある。または早食いである

湯たんぽでおなか、太もも、お尻、二の腕を温めよう

冷えは、リラックス神経ともいわれる副交感神経の働きを弱め、頭痛や肩こり、体のだるさ、便秘、月経異常など体の不調を招いたり、免疫力を低下させてさまざまな病気の原因にもなります。
これを防ぐためには自分の冷えを自覚し、体を温めることが大切。ここで「湯たんぽ」の登場です。足先だけを温めても体全体は温かくなりませんが、朝チェックした4カ所は体の中心に近く筋肉も多いため、ここを直接温めることで効率的に体全体を温めることができるのです。次の順番で温めましょう。

(1)おなか→湯たんぽを抱えて手も温める
(2)太ももの前面→湯たんぽを太ももの上に置き、ずらしながら全体を温める
(3)お尻→いすの背に湯たんぽを置いて腰から温める
(4)二の腕→机の上などに湯たんぽを置き、二の腕を当てて温める

温めたらしっかり保温し、温める機会を増やそう

湯たんぽを当てるときは、汗をかく前にやめること、やけどを防ぐために少しずつずらしながら当てることに注意しましょう。当てる時間はそれぞれ3~10分が適当です。

温めたら重ね着をしてしっかり保温しましょう。手袋、マフラーなどで熱を逃さないことも大切です。そして外出時や職場などでも、カイロなどを使って、少しでも体を温める機会を増やしましょう。

お風呂にゆっくり入ると体が温まりますが、体が冷えている人の場合、温まる前にのぼせてしまって、十分に体を温めることができません。足が冷えて眠れない人は、湯たんぽでおなかなどを温めてから入浴するとよいでしょう。

冷えの強い人は、直接体を温めるだけでなく、食事や運動、睡眠など生活習慣全体の見直しすることも大切です。

※この記事は2008年11月に配信された記事です



あなたはどれ?好奇心旺盛orリスク回避型『脳のクセを知るテスト』

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【お話を伺った人】篠原 菊紀先生

諏訪東京理科大学助教授 1960年長野県生まれ。 東京大学大学院博士課程(健康教育学)を経て、現在、東京理科大学共通教育センター助教授。脳システム論、人システム論、学生相談室長。

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(編集・制作 (株)法研

「新しもの好きの人」「怖がり屋さん」のストレス対策。あなたはA・B・C・Dのどのタイプ? 脳のクセからわかるタイプ別ストレス対策を紹介。

あなたのタイプはどれ?『脳のクセを知るテスト』でストレス対策_1

あなたの脳のクセは?

好き嫌いの傾向は、遺伝子や育ち方、環境要因と密接なかかわりのある「脳のクセ」に影響されます。逆にいえば、脳のクセを知ることで、自分に合ったストレス対策を見つけることができるとも考えられます。

まずは、「脳のクセを知るテスト」のABCDそれぞれについて、いくつの項目が自分にあてはまるかを数えてみましょう。当てはまる項目が5個以上あれば、それがあなたの脳のクセ(気質のタイプ)です。

Aは新しもの好きの「新奇探索傾向」、Bはリスク嫌いの「損害回避傾向」、Cは仲間好きの「報酬依存傾向」、Dは完璧主義の「固執傾向」を示しています。この4つの傾向は誰もが複合的にもっているものなので、自分のなかの各タイプとのつきあい方を考えてみてください。

今回は、AタイプとBタイプについて紹介します。

好奇心旺盛だが飽きっぽく、現状に満足しにくいAタイプ

このタイプは「行動のアクセル」と呼ばれるドーパミン系神経の働きが過剰なために、新しいことが大好きで、次々と興味が移り変わります。好奇心旺盛で流行に敏感ですが、飽きるのも早く、いつも現状に満足できません。一見ストレスとは無縁にみえますが、このタイプならではのストレスもあり、とくにリスクを嫌うBタイプや完璧主義のDタイプが強く同居していると満足感が得にくく、葛藤をまねきがちです。

Aタイプのストレス対策

コツ(1) スケジュールは前倒しに
新しい仕事を引き受けたら一気にこなすように心がけましょう。そうしないと、すぐにほかの仕事に目移りし、仕事はたまる一方。自分の気まぐれな性格を自覚し、期限のある仕事は締め切りを前倒しに設定し、早めにこなしてしまいましょう。

コツ(2) 10年後の自分をイメージする
日々、変化に富んだ仕事をしていれば新奇性は満たされやすいものの、一般の職種ではそうもいきません。不満がたまらないように多彩な趣味をもちましょう。ただし、器用貧乏になりがちなので、10年後の自分の姿を多少なりともイメージしながら、物事に取り組んでみましょう。

日本人に多い、リスクを嫌うBタイプ

このタイプは「損害回避傾向」が強い、リスクを嫌う怖がり屋さん。日本人に多くみられるタイプです。

「脳内の行動のブレーキ」「脳の安定装置」といわれるセロトニン系神経の働きが強すぎたり、逆に弱すぎるために、慣れていることや知っている人を好み、リスクを避けようとします。リスクを避けようとするあまり「イヤイヤ思考」に陥り、気持ちが堂々めぐりをしてしまうことも多く、とくにDの固執傾向をあわせもっていると、さらにこの傾向が強まります。また、セロトニン系が強いと慢性疲労に、弱いと抑うつ傾向に陥りやすいともいわれるので注意が必要です。

Bタイプのストレス対策

コツ(1) 交渉ごとの処理は一気に
怖がり屋さんにとって最も大きなストレッサーは他人とのかかわりです。とくに、まだ起きていない物事を心配する傾向があるので、他人と会うこと自体が強いストレスになります。しかし、慣れない相手との交渉をすべて避けることはできませんし、先延ばしにすると、その間ずっとストレスを抱え込むことになるので、できるだけ早く処理しましょう。それでも予定がたまってしまったら、一気に処理することです。たとえば、電話をかけ始めたら、必要なところには一気にかけてしまいましょう。また、交渉の際は、人に過剰に合わせないように心がけてください。

コツ(2) からだをほぐせば脳もリラックス
毛細血管を収縮させ、筋肉や心臓に血液を集中させ緊張を高める「交感神経」が優位になりがちです。交感神経は、心身のリラックスやエネルギー補給をつかさどる「副交感神経」とバランスよく活動していますが、このバランスが交感神経に偏りがちなのです。

その結果、ストレスが肩こり、眼の疲れ、胃の痛み、片頭痛、過呼吸、腰痛などの症状として現れやすい傾向があります。逆にいえば、ストレッチなどで筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせることが、脳の疲れの解消にもつながるわけです。

C・Dタイプについてはこちら

(「ぐんぐんよくなる頭の使い方」、篠原菊紀著、法研より)

※この記事は2005年12月に配信された記事です

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いつまでもサビない体づくりに!積極的に摂りたい7つの栄養素

(編集・制作 (株)法研

話題の有効成分を多く含む食品を食生活に取り入れましょう!最近、食品に含まれる有効成分として、6大栄養素(=炭水化物、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維)以外の成分にも注目が集まっています。話題の有効成分の特徴や多く含む食品を知って、上手に食生活に取り入れてみませんか。

セサミン(多く含まれる食品=ゴマ)

呼吸によって体内に取り込まれる酸素のうち数パーセントは、体内の細胞を酸化し、サビつかせる有害な活性酸素に変化します。この活性酸素は、疲労や老化を促進し、生活習慣病をまねきます。また、活性酸素の害は、皮膚や内臓、血管などあらゆる細胞におよびますが、内臓では24時間休むことなく働いている肝臓が害を受けやすいといわれています。

ゴマに含まれるセサミンには、活性酸素の発生を抑え、肝機能を高める働きがあります。また、脂肪肝の予防や二日酔い防止、HDL(善玉)コレステロールの増加、発がん予防などの効果も、動物実験のレベルで明らかになっています。ゴマはすって使った方が、消化がよく、セサミンの効果がアップします。

いつまでもサビない体づくりに!積極的に摂りたい7つの栄養素

カテキン(多く含まれる食品=お茶)

お茶に含まれる渋みの成分、カテキンはポリフェノールの一種で、さまざまな健康効果をもっています。まず、活性酸素による酸化の害から体内の細胞を守る強い抗酸化作用は、ビタミンEの20倍ともいわれます。また、血圧降下作用によって高血圧の予防や改善に効果があるだけではなく、血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防する効果、コレステロールや中性脂肪など血中の脂質を正常に保つ作用も期待できます。さらに、抗菌作用によって、虫歯やかぜの予防にも効果を発揮します。

カテキンを健康づくりに生かすためには、1日に湯飲み茶碗10杯くらいのお茶の摂取が目安となります。

アリシン(多く含まれる食品=タマネギ・ニンニク)

ニンニクやタマネギには、アリインという成分とアリナーゼという酵素が同じ細胞の中に別々に存在しています。ニンニクやタマネギを切ったり、炒めたりして細胞に傷がつくと、両者が反応して、イオウ化合物のアリシンが生成されます。

疲労回復に有効なビタミンB1は、アリシンと結合することで体や脳の血液中に長く留まり、体や脳の疲れをとり、活性化させます。アリシンには、血栓の予防・改善効果や、かぜの予防などに有効な強い抗菌作用なども期待できます。

リコピン(多く含まれる食品=トマト)

トマトの赤い色素成分のリコピンには、ベータカロテンの以上の活性酸素除去作用があります。そのため、動脈硬化やがんの予防に効果があるといわれています。また、血糖値を改善し、糖尿病を予防する効果も注目されています。リコピンは、よく熟した赤いトマトに多く含まれています。

タウリン(多く含まれる食品=貝類、タコ、イカ)

タウリンはアミノ酸の一種で、貝類やイカ、タコ、魚の血合いなどに多く含まれます。タウリンには、肝臓で胆汁酸の分泌を促進し、肝細胞の再生を促す作用があります。胆汁酸には血液中のコレステロール値を低下させる作用があるため、コレステロールを原因とする胆石や動脈硬化などの病気も予防するといわれています。さらに最近、タウリンに肥満を予防する作用があることが、日本栄養・食糧学会で報告されています。

アントシアニン(多く含まれる食品=ブルーベリー)

人間の目が見えるのは、網膜に分布するロドプシンという色素が、分解と再合成を繰り返して光の刺激を脳に送っているからです。ブルーベリーに豊富なアントシアニンには、このロドプシンの再合成を活性化することで、目でものを見る機能を向上させる作用があります。また、アントシアニンには、老人性白内障の原因となる活性酸素を抑える作用や、全身の血行を促進し、動脈硬化を予防する作用も期待されています。

葉酸(多く含まれる食品=緑黄色野菜・レバー)

ビタミンB群の仲間である葉酸は、緑黄色野菜やレバーに多く含まれています。赤血球の合成に不可欠な成分で、貧血の予防に欠かせません。また、動脈硬化の予防効果もあるとされています。葉酸は心の健康にも不可欠で、不足すると、うつ状態やイライラ、不眠をまねくといわれています。

(「オン&オフ生活術」、法研より)

※この記事は2005年12月に配信された記事です

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その夏バテ症状『かくれ脱水』では?放置すると熱中症の恐れも…

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

体がだるい、疲れやすいと感じたら「夏バテかな」と思いますよね。でも、その症状、軽度の脱水症の前段階にあたる「かくれ脱水」かもしれません!

二日酔いや夏バテもかくれ脱水のひとつ

体内の水分量は、成人で60%ほどにもなるといいます。つまり体の半分以上は、水分ということ。それが、気温の高いところにいたり、激しい運動をして汗を大量にかいたりすると、水分量が低下。すると、脱水症が起こります。

一般的に、体液の3〜5%を失うと、めまいやたちくらみ、口の渇きなどの症状に。さらに6〜9%で頭痛や悪心など、10%以上を失うと、意識障害が起こるとされています。脱水症は進行するまで症状がでにくいのが特徴です。特に、お年寄りは体液も50%ほどに減少しており、脱水症になりやすいのです。

そこで、提唱された言葉が「かくれ脱水」。軽度の脱水症よりも前の段階のことを表した言葉です。この段階では、脱水症になりかけているのに、本人は気づいていないことがほとんど。実は、二日酔いや夏バテも「かくれ脱水」のひとつなのです。下記に、かくれ脱水のサインをご紹介します。

その夏バテ症状『かくれ脱水』では?放置すると熱中症の恐れも…

<自分では気づきにくい「かくれ脱水」のサイン>

○ だるい、疲れやすい、眠い

夏バテとよく似た、だるさ、疲労、眠気に襲われたりします。これも、かくれ脱水のサイン。体液が減少することにより、体が疲れやすくなっているため、こういった症状があらわれると考えられます。

○ ふらつく

体の水分が減少すると、血流が悪くなるために、たちくらみやふらつきが起こることが。

○ 足がつる

体内の塩やミネラルなどが減少すると、筋肉が痙攣しやすくなります。そのため足がつりやすくなることに。

○ 尿の量が少ない、のどが渇く

夏バテは自律神経の乱れによっても起こりますが、これと、かくれ脱水を区別しやすい症状がこちら。上記の症状に加えて、尿量の減少が見られたり、のどの渇きを感じたら、かくれ脱水を疑って。

放置すると熱中症になる恐れも

かくれ脱水は、夏バテの症状と似ているため、自己判断がつきにくいもの。放置しておくと、脱水症になるだけでなく、熱中症にもなりやすくなります。なんとなくいつもと体の調子が違うと感じたら、まずかくれ脱水を疑いましょう。経口補水液を飲んで、体の水分を補給し症状が改善すれば、かくれ脱水です。

水分補給にはスポーツドリンクを飲むのもよいですが、脱水症の場合は治療飲料である経口補水液を。経口補水液は、塩分と糖分をバランスよく配合した飲み物で、体に吸収されやすくなっています。スポーツドリンクは、電解質濃度が低く、糖質が多め。運動の後には適していますが、脱水症の改善には経口補水液の方が適しています。

また、ふだんから規則正しい生活を心がけ、暑くて食欲がないからといって食事を抜かないこと。1日で体に入る水分は約2500ml。そのうち、食べ物から1000mlの水分を摂取しているとされます。食事以外で必要な水分補給として、2時間ごとにコップ1杯の水分をとりましょう。なお、アルコールやカフェイン入りのお茶は、利尿作用で逆に体の水分を排出してしまうので注意を。万全の体調管理で、暑い夏を乗り切りましょう。

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これぐらいは知っておきたい! 熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

猛暑日が続くなか、熱中症に注意喚起するニュースが連日報道されています。そこで、基本的な熱中症予防に役立つ飲み物と食べ物をご紹介します。

カフェイン入りのお茶は水分補給にならない

災害レベルといわれるほどの、暑い夏。熱中症予防対策は十分でしょうか? 厚生労働省では、室内外問わず、喉の渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給することを呼びかけています。そこで水以外に、積極的にとりたい飲み物と食べ物をまとめました。

これぐらいは知っておきたい! 熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物の選び方

<熱中症予防に役立つ飲み物・食べ物>

○ 麦茶

夏の定番のお茶といえば麦茶。夏場は、汗でミネラルを失いがちです。麦茶には、カリウムやリン、ナトリウムなどのミネラルが含まれており、汗で流れたミネラルを補給することができます。また、麦茶はノンカフェインなのもポイント。カフェインには利尿作用があり、体の水分を排出してしまいます。カフェインの成分があるお茶の飲み物やアイスコーヒーを飲んでいても、逆に水分を排出してしまうことになるので注意して。

○ スポーツドリンク

運動後など、たくさん汗をかいた後は、体の塩分とエネルギーが失われがち。塩分、糖分を含むスポーツドリンクは、それらを補うことができます。ただ、塩分と糖分がたっぷり含まれているので、飲み過ぎに注意を。スポーツドリンクは2〜3倍に薄めた方が体に浸透しやすく、塩分と糖分の取りすぎも防げます。

○ 牛乳や乳製品

ややきつい運動後に牛乳や乳製品を摂ると、体温の調整機能が改善するそう。牛乳にはタンパク質と糖質が含まれており、これらを一緒に摂ることで血液量が増加して汗をかきやすい体に。暑さに順応できるため、熱中症になりにくい体を作ることができます。

○ 梅干し

少し動くだけで汗をかくため、体がバテやすくなっています。体の疲労物質をはやく除去するためにも、クエン酸を含む梅干しは最適。塩分補給のほか、殺菌効果もあります。クエン酸を含む食材は、柑橘類やお酢なども。

○ モロヘイヤ

汗で流れ出たカリウムを補給してくれるのが、モロヘイヤ。カルシウム、鉄などのミネラル、造血作用のある葉酸も含んでおり、栄養価の高い食材です。栄養補給をして熱中症になりにくい体を作りましょう。

○ 豚肉

豚肉にはビタミンB1がたっぷり。ビタミンB1が体内に不足すると、糖質をとってもエネルギーに変えることができず、疲労やだるさにつながります。1日のビタミンB1の推奨量は、成人男性で1.4mg、成人女性で1.1mg。豚モモ肉(赤身)は、100gあたり1.01mgとビタミンB1が豊富です。梅干しベースのソースを作って合わせれば、クエン酸が一緒に摂れるので◎。

○ 納豆

納豆には、ビタミンB1とミネラルが豊富です。夏場は、食欲がなく冷たい麺類を食べることが多くなりがち。麺類に納豆をプラスすることで、麺類の糖質をエネルギーに効率よく変換して、疲れにくい体を作り、熱中症予防に役立ちます。

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熱中症になりやすいのはどっち? 汗が多い人と汗が少ない人

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

連日ニュースで注意喚起されている熱中症。汗が多いタイプの人と、少ないタイプの人ではどちらがなりやすいのでしょうか? 熱中症予防対策とともに解説します。

サラサラとした汗をかける人はなりにくい

高温多湿の夏で気をつけなければならないのが熱中症。こまめに水分補給したり、体を休めたりなど、体調管理が必要です。
熱中症は、気温と湿度が高い環境に体が適応できないときに起こる症状の総称。めまいや立ちくらみ、吐き気、筋肉痛や頭痛など、さまざまな症状があらわれます。すぐに対処しないと、死に至ることも。特に、真夏に屋外で1時間以上過ごす場合には、熱中症の予防に水分と塩分の補給が必須です。

熱中症になりやすいのはどっち? 汗が多い人と汗が少ない人

また、日頃から熱中症予防に意識したいのが汗のかきかた。汗が多い人と汗が少ない人、どちらが熱中症にかかりやすいと思いますか? 正解は、汗が少ない人なんです。それは、汗をかくと体から熱が放出されるため。ふだんからしっかり汗をかける体にしておくことが、熱中症予防対策にもなります。しかし、昨今ではエアコンが完備された室内にずっといることで、汗を出す汗腺が退化し、自分で体温調節ができない体になっている人が多くなっています。

また、汗には2種類あり、サラサラした汗と、ベタベタした悪い汗があります。いい汗は、さらっとして蒸発しやすく、効率的に体温調節ができます。しかし、ベタベタした悪い汗は、蒸発しにくいため体温調節がうまくできません。また、汗に体のミネラルなどが入っているため、こうした必要な成分を失いやすいという問題も。こうした理由で、悪い汗の場合は、汗をかいていても熱中症になりやすくなります。

汗を出せる体をつくるために今日からできること

熱中症予防に、いい汗をかける体を作るためには、汗腺がしっかり働くようにトレーニングするのがおすすめです。ふだんから、30分程度でいいので汗ばむ程度の運動をするように心がけましょう。

また、暑くて運動できない、運動が苦手な人は、お風呂で行う「手足高温浴」を。湯船に、42〜44度の高めのお湯を15cmくらい張り、手からひじまでと、足先からひざまでの体の末端をお湯につけます。四つんばいのような姿勢で10分ほどつかり、一番汗腺が衰えやすい体の末端を温めましょう。この体勢がつらい場合は、ひざ下だけを温める足湯でもOKです。その後、さらに37〜38度のぬるめのお湯で半身浴をすると◎。体の深部が温まり、いい汗をかけるようになります。

そしてお風呂上がりは、うちわや扇風機の弱い風で自然に汗がひくのを待ちましょう。どうしても冷房が必要な場合は、27度以上に設定を。またトレーニングの前後は、水分補給を忘れずに。ただし、冷えた飲み物は脳のセンサーが反応して汗をとめてしまうので避けて。常温の水がベストです。この手足高温浴や半身浴を3週間ほど続けると、体の汗腺が活性化していい汗をかけるように。暑いからとシャワーですませず、湯船を活用して熱中症予防を行いましょう。

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