こんな使い方もあるのっ?! 冬に役立つアロマオイル活用法

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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(編集・制作 (株)法研

たっぷり保湿で全身プルプル。温めと免疫力アップでかぜ予防。
心を和らげるユズ、巡りをよくするラズベリーリーフ、心沸き立つジャスミンなどを用いて!

たっぷり保湿肌! つるつる美肌になれるアロマテラピー

寒さが厳しい冬のボディケアは温めとたっぷり保湿、そして代謝アップ! これに尽きます。クリスマスや年末のパーティーなどで、肩から背中、腕と大胆に露出する機会が増えてきます。顔も体も、全身プルプル肌をめざしましょう。

お風呂で使える☆ソルティーハーブゴマージュ

<材料>
天然塩 35g
植物油(ホホバオイルなど) 10cc
ラベンダーの精油 2滴
ユズの精油 2滴

粒の細かい天然塩に植物油をしっかりと混ぜ合わせます。植物油はスウィートアーモンドオイルでもOK。ラベンダーの精油とユズの精油を入れてかき混ぜると、柔らかい香りに包まれます。ユズの香りは副交感神経の働きを高め、リラックス効果があります。
できればゆったりと湯船につかり、洗い場でゴマージュタイム!
かかとやひざ、ひじを手のひらでゆっくりマッサージしていきましょう。粒の細かな天然塩ですから、足からお尻までしっかりと磨き上げ、肩から腕も柔らかくマッサージしましょう。温かいシャワーで塩を洗い流したら、オイルの加減で体がしっとりと保湿されていますから、そのままバスタオルに包まれてしばらく過ごすことをおすすめします。ごしごしこすらないことが大切です。夜はぐっすり眠ることができるでしょう。

美肌の伝統療法☆ハト麦パック

<材料>
ハト麦(ヨクイニン)の粉末 50g
水 30cc
ゼラニウムの精油 2滴
サンダルウッドの精油 2滴

ハト麦が肌に良いことはとても有名です。ハト麦パックは夏の終わりのケアとしても紹介しましたが、乾燥する冬にもぜひ続けて行ってほしいケアです。今回は精油をプラスしてみましょう。
ハト麦(ヨクイニン)の粉に、その半分量の水を混ぜ合わせると、粘土のようなもちもちしたパックの基材ができあがります。そこへゼラニウムとサンダルウッドの精油をしっかりと混ぜ合わせます。洗顔後に首から顔全体にたっぷりと塗って7分ほど待ち、洗い流しましょう。

ハト麦を煎じて飲み、塗って肌を和らげることが、舞子さんの美肌の秘訣! 昔からある伝統療法の一つですが、保湿力のあるゼラニウムとサンダルウッドをブレンドして、心まで温まるアロマテラピー効果もお楽しみください。ゼラニウムには肌の引き締め効果があり、また虫よけ効果もあるので夏にもおすすめです。サンダルウッドは肌を柔軟にし、シミや肌荒れ、にきびや吹き出物にも効果があります。

寒さに負けない! かぜ予防に役立つアロマテラピー

かぜやインフルエンザの流行する季節。『あっ、かぜっぽい?!』では遅すぎます。免疫力を高める温かいハーブティーと、こまめなうがいで予防しましょう。ハーブと精油にきっと助けられることでしょう。

免疫力を高める☆エキナセアとラズベリーリーフのハーブティー

<材料>
(2人分)
ナツメの実(乾燥したもの) 2個
クコの実(乾燥したもの) 5~6粒
ラズベリーリーフ 5g
エキナセア 5g

これらの乾燥果実とハーブを不織布製のお茶・だし用ティーバッグに詰めて弱火で6~7分煎じます。ナツメが入ることで甘みが出ます。夜温かい飲み物にすっとした甘さは心の栄養になります。エキナセアは免疫力を上げかぜの予防になります。ラズベリーリーフは出産のためのハーブともいわれるくらい、血流を高め体の巡りを良くしてくれます。ナツメは神経の興奮を抑えて安眠効果があります。クコは不老長寿の薬ともいわれ、疲労回復や美容効果、老化予防効果などが期待されています。
全ての材料を小さな缶に入れ、シリカゲルを入れて保管しましょう。冬ごもりのためにぜひ用意してくださいね。カップの色にもひと工夫が必要です。温めには、色はピンクやオレンジ色。ハートがついていたり、少しユーモアのあるカップがよいでしょう。

抗菌作用とさわやかな香り☆ティートリー&ユーカリのうがい水

<材料>
ぬるま湯 100cc
ティートリーの精油 1滴
ユーカリの精油 1滴

洗面台にティートリー油とユーカリ油を置き、毎朝と帰宅時のうがいを日課にしましょう。どちらの精油も非常に強い抗菌力をもち、さわやかな香りがのどに気持ちいいですよ! 遊びに来た友人にもおすすめのレシピです。

お好みの香りでリラックス! 手作りクリーム

手作りだから安心☆ミツロウとジャスミンのリップクリーム

<材料>
ミツロウ 5g
植物油(ホホバオイルなど) 8~10cc
ジャスミンの精油 2滴
空のリップケース

小鍋にお湯を沸かします。ミツロウと植物油(スウィートアーモンドオイルでもよい)を耐熱ガラスの容器に入れ、容器ごとお湯につけて温めます。ミツロウがゆっくりと植物油に溶けていくのがわかります。2~3分冷まし、指を入れることができるくらいになったときジャスミンの精油を入れます。よくかき回し、さっとリップケースに流してそのまま固めましょう。安心して使える天然素材のリップクリームのできあがりです。
ジャスミンの香りは心の免疫力を高めてくれます。疲れたな…というときに耳の下から首筋にひと塗り。ジャスミンの心湧き立つ香りに、周りの気がぱっと変わったような気がするから不思議です。寒い冬、がんばりすぎたときのエールの香りを1本作っておきましょう。ジャスミンにオレンジを1滴加えても素敵です。

この冬を温かくのりきっていきましょう。

 

※この記事は2010年12月に配信された記事です



植物のパワーを取り入れよう!美容・健康・生活に役立つ”アロマレシピ”

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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生活のひとこまにアロマテラピーを取り入れ、心豊かに楽しく!食事や仕事、美容、掃除、心のケア、ボディーケアに、手軽に取り入れられる「とっておきレシピ」

植物の力を取り入れて生活を楽しむ

2年前の春に始まった「アロマテラピーでナチュラルホームケア」も今回が最終回になります。このシリーズでは、精油を用いる狭義のアロマテラピーだけでなく、ハーブ、薬草、しょうがやみそといった身近な食べ物まで、植物のもつ力を利用して心身の健康や美容に役立てる簡単な方法を紹介してきました。これまで、春夏秋冬とその季節におすすめのレシピを中心に紹介して、ちょうど季節を2巡しました。最終回の今回は、季節を問わずおすすめしたい「とっておきのレシピ」を紹介しましょう。

植物は、健康に美容に、さまざまな効果をもつ抗酸化物質の宝庫です。これまで見てきたように、この植物の力を利用したアロマテラピー(広くはフィトテラピー)には心身の健康や美容などにさまざまな効果があります。思いつくまま挙げてみましょう。

心の健康に:気分をリラックスさせる、心を鎮める、沸き立たせる、明るくする……
体の健康に:体を温める、痛みをとる、炎症を鎮める、胃腸を丈夫にする、免疫を高める、疲れをとる、食欲を増す……
美容に:肌を保湿する、肌荒れを防ぐ、美白・美肌、むくみをとる、ボディの引き締め……
生活のさまざまな場面で:殺菌、消臭、虫よけ、汚れ落とし……

ほかにもさまざまあって書ききれませんが、このような素晴らしい植物の力を、もっと生活のひとこまに取り入れてもらえたら、心豊かに、楽しく生活できると思います。
生活のスタイルは人によりさまざま。一人ひとり環境も習慣も違う中で、これからは「いかに生活を楽しむか」が大切なテーマになるのではないでしょうか。苦しい想いの中でも、光を見つけられる自分であることが大切です。

生活のひとこまで手軽にできる「とっておきレシピ」

食事や仕事、美容、掃除、心のケア、ボディーケアといった生活のひとこまで、薬草、ハーブ、アロマテラピーを手軽に取り入れるアイディアを提案します。

食事:発酵食品を取り入れよう

これからは毎日発酵食品をとりましょう。人類は、発酵という技術を手に入れました。日本ではその技術を使って味噌、醤油、酢、漬物などの食品を作り、健康に役立ててきました。人工的ではなくしっかりと自然に発酵させたものを選んでください。

☆赤味噌(八丁味噌)
ビタミン・ミネラルの豊富さが一目置かれ、たくさんある味噌の中でも疲れたときにおすすめの味噌です。赤味噌のみそ汁は、疲れたとき、免疫力が落ちているときに最適なスープ。肌の調子を整え心を穏やかにします。ときには野菜のディップとして食べるのも最高です。口の中で香りを味わうとよいでしょう。

☆酵素ドリンク
酵素は細胞にとって不可欠な成分。食べ物の消化や排泄、新陳代謝、血液循環、体温調整、免疫など生体内のほとんどの働きにかかわり、健康と美容に重要な役割を果たしています。生の野菜や果物、発酵食品に豊富です。
最近では、微生物の力を借りて数十種類の野菜や果物、薬草等を発酵させ、生体に吸収されやすく作られた食品(粒状や液体のものがある)が人気を集めています。朝、酵素ドリンクを1杯飲むと効果的です。もちろん朝の果物もいいですね。
私の実家でも、春と秋に野菜や穀物、果物、海藻まで50種類を細かく切り刻み、白砂糖で揉み込んでその後発酵させ酵素ドリンクを作ります。疲れたときや免疫力が落ちたとき、妊娠・出産時には完璧な栄養剤になります。

仕事:合間をみてさっとリフレッシュ

仕事の合間にさっとできる健康法を紹介します。その数分が、1日の疲れを軽減してくれること間違いなしです。

☆ユーカリの精油を1本デスクに
ユーカリ(ラジアタ)を用意します。ティッシュ・ペーパーに1滴落とし、その濡れたところを上手に丸めて片方の鼻の中に入れ、ゆっくりと深呼吸します。ティッシュ・ペーパーを反対の鼻の穴に入れ替えて、同様に深呼吸します。花粉症の予防と、のどのケアになります。爽やかな香りで瞬間にリフレッシュ。周りに風邪をひいた人がいるときなどおすすめの、抗菌力の高い1本。
香りのケアとしては、やる気を出して「仕事を楽しめる自分」が生まれます。

美容:女性であることを愛しむ1杯

☆ピンクのハーブティー 幸せのティザンヌ
<材料>
ローズヒップ
ハイビスカス
ローズ
ステビア

上記のハーブをそれぞれ100gずつ用意します。ふたがしっかりと閉まる缶を見つけ、シリカゲルとともに全て入れます。1回分は大さじ2杯を150ccのお湯で3分程。美しいピンク色のハーブティーができ上がります。フランスでは「ティザンヌ」と言われます。女性であることを愛しむ1杯です。ステビアの甘さも加わりリラックスできるとともに、内側からのケアが肌を美しく保ちます。

掃除:香りを楽しみながらキッチンの油汚れを落とす

☆蜜柑の皮を天日干し
食べ終わった柑橘系の皮を刻んで天日干しにします。網の袋にたっぷりと入れて湿らせます。キッチンの油汚れのこびりつきにキュッキュと擦ってみましょう。オレンジの香りも心地よく、それ以上に油汚れがきれいになっていくことに気持ちが高まります。抗菌力も抜群です。柑橘系の皮には、油を吸着してしっかりと落とす作用があります。

心のケア:ストレスに、気持ちが沈んだ夜に

☆ビタミンC&ユズ茶&ユズの精油のトリプルケア
ストレスがあると体からビタミンCが奪われます。ビタミンCは毎日欠かせないサプリメントの1つとしましょう。ビタミンCは人間の体では作ることのできない成分の1つ。免疫力を高めるには欠かせない成分です。もちろんEも同様。
気持ちが深く沈んだ夜の特効薬はユズ茶。甘みと酸味が程良く、気持ちをホッとさせる1杯。市販の物で十分です。
手のひらにクリームを少々置いてそこにユズの精油を1滴。ゆっくりと首からデコルテをマッサージ。ユズの香りが副交感神経を高めていきます。トリプルが効きます。

ボディーケア:メリハリのあるボディー作りに

☆ダイエットブレンドオイル
<材料(1回分)>
スウィートアーモンドオイル 20ml
ジュニパーの精油 5滴
ローズマリーの精油 3滴

とっておきのブレンドオイルで気になる部位をマッサージしましょう。ジュニパー&ローズマリーの成分には代謝力を上げる作用があり、このブレンドオイルはエステティックサロンでもリンパドレナージュに使用されています。お腹周りから太もも、そして二の腕をお風呂上りにケアしましょう。メリハリのあるボディー作りを目指して。

※この記事は2011年5月に配信された記事です

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汗のイヤな臭いはアロマで解決!夏に役立つアロマオイル活用法

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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(編集・制作 (株)法研

高温多湿の日本の夏を快適にさわやかに過ごすためのアロマ。寝苦しい夜も熟睡、汗のにおい対策、日焼けした肌のケア、気分をリフレッシュさせるマウスウォッシュなど。

脳に伝えられた香りの情報が心身に多くの作用をもたらす

アロマテラピーにおいて一番大切なことは、香りの記憶に近い嗅覚生理学のメカニズム。精油(植物の花や葉や種から抽出されたオイル)の香りを嗅ぐことで気分が落ち着いたり、不眠が解消されたり、気分がリフレッシュしたりします。
精油の揮発した香り成分は、鼻から入って嗅覚の神経線維を経由し脳に伝わっていきます。そして脳に伝えられた情報が中枢神経系を刺激して、心身に多くの作用をもたらすのです。

アロマテラピーはヨーロッパだけでなく、日本でも古くから大いに利用されてきました。ゆず湯や菖蒲(しょうぶ)湯、お香がそうですし、除虫菊から蚊取り線香が、くすの木から樟脳(しょうのう)が作られたのも、植物の成分を生活に役立ててきた方法の一つです。

高温多湿の日本の夏は、汗のにおいや日焼けが気になるだけでなく、食欲が落ちたり寝苦しくて寝不足になったりと、体に疲れがたまりやすい季節です。そんな夏を少しでも快適にさわやかに過ごすために、役立つアロマテラピーを紹介しましょう。アロマテラピーの習慣をもつことで生活がひときわ楽しくなります。

寝苦しい夏、今夜こそぐっすり眠ろう

ベッドに入ってもなかなか寝つけない夜は焦ってよけいに眠ることができない、1日の疲れやイライラが原因でストレスがたまってしまった……。そんなとき、アルコールや薬の力に頼る前に一度試してほしい方法です。

☆ラベンダーとローマンカモミールのアロマポット
<材料>
アロマポット(電気式、またはディフューザー)
ラベンダー 3滴
ローマンカモミール 1滴

ラベンダーには精神への鎮静作用があり、ローマンカモミールはイライラを和らげてくれます。アロマポットの上皿に精油を少量落とし、お部屋に漂わせましょう。いつのまにか眠りにひきこまれているでしょう。

汗のにおいをしっかり抑えるアロマデオドラント

夏は背中や脇の下から汗をかき、皮膚についている細菌が汗と混ざっていやなにおいを発生させます。デオドラント効果のある精油を使ったスプレーやパウダーを試してみてください。

☆アロマデオドラントスプレー
<材料>
30mlのアトマイザー
精製水またはミネラルウォーター 30ml
サイプレス 3滴
レモン 2滴

アトマイザー(香水などを入れる携帯用スプレー)に精製水またはミネラルウォーターを入れて精油をブレンドします。まず精製水を入れ(少量の無水エタノールを加えてもいい)、そこに精油を5~6滴落してしっかりと振っておきます。
ヒノキの仲間サイプレスの葉から抽出した精油には清涼感があり、抗菌作用や発汗を抑える効果もあります。レモンもさわやかな香りで体臭を防ぐデオドラント効果があります。このスプレーをシュッとひと吹きしておくと、汗をかいても平気でいられます。

☆コーンスターチを使ったアロマパウダー
<材料>
コーンスターチ 20g
サイプレス 3滴
レモン 2滴

コーンスターチ20gに対して精油を5~6滴落としてよく混ぜ合わせます。サイプレスとレモンを、ラベンダーとティートリーに替えてもいいでしょう。
入浴やシャワーのあとで脇の下やおしりにパウダーをはたきましょう。精油の抗菌性とさわやかな香りが夏の汗のにおいを吹き飛ばしてくれます。

日焼けした肌のケアはアロマのマッサージオイルで

軽い日焼けから本格的な日焼けまで、日焼けにはアフターケアがとても大切です。うっかり日焼けしてしまったときは、アロマを使ったマッサージオイルでお手入れを。

☆ラベンダーとティートリーのマッサージオイル
<材料>
スウィートアーモンドオイル 20ml
ラベンダー 5滴
ティートリー 3滴

スウィートアーモンドオイルにラベンダーとティートリーをブレンドして可愛い小瓶に保存しておきます。(1か月以内に使い切りましょう)
ラベンダーにもティートリーにも皮膚のケアに最適な成分が含まれています。夜お風呂上りに、たっぷりとオイルを使ってマッサージしてあげましょう。

さわやかマウスウォッシュで口臭予防&リフレッシュ

殺菌作用とリフレッシュ作用のある精油を選べば、口臭予防になるだけでなく気分もリフレッシュさせてくれます。

☆ペパーミントとレモンのマウスウォッシュ
<材料>
ウォッカまたはエタノール 50ml
ペパーミント 1滴
レモン 2滴

全てを加えてよく混ぜておきます。使用時はコップ1杯のお水に5mlのマウスウォッシュを溶かしてうがいをします。
メントールの香りがさわやかなペパーミントには殺菌作用や炎症を抑える効果もあり、特にインフルエンザが流行っている時期には最適です。ペパーミントの替りにティートリーを使ってもいいでしょう。

※この記事は2009年6月に配信された記事です

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ハーブの効能と使い方|ベランダでハーブを育てるには?

(編集・制作 (株)法研

生活にハーブを取り入れて、心地よい暮らしを!香りの特性を利用して、身心ともにリラックス&リフレッシュ。

ガーデニングで心を癒す

忙しい状態が続くと、心にゆとりを失いがちになります。自然に触れる機会の少ない都会では、なおさらですね。

自然は、たとえ小さな草花でも、四季の移り変わりなど私たちに多くのことを教えてくれます。実際に自分で育てた草花ならば、成長していく姿を見つめることで、より深い喜びを得て、癒しにもつながるのではないでしょうか。

最近は、便利なガーデニンググッズも増えているので、広い庭がなくても、アパートやマンションのベランダでガーデニングが楽しめます。ベランダガーデニングをするときには、以下の点に注意しましょう。

(1) 季節によって、日の当たる場所に注意したい。その上で、植物の特性にあわせて、植木鉢やプランターの置き場所を移動させる。

(2) 真夏は、コンクリートの照り返しなどで高温になり、植物を痛めることがあるので、風通しや日当たりの調節をする。

(3) 水やりのときは、階下に迷惑をかけないよう、注意する。

(4) 手すりにプランターを取りつける場合は、落下しないよう、しっかりとした紐や金具を使って設置する。

(5) プランターを置くときは、家の中からだけでなく、外からも美しく見えるように配慮する。

古代から利用されてきた香りの効果

植物の中でもハーブは、料理やハーブティー、アロマセラピー(芳香療法)など、さまざまな暮らしの中で利用できます。

香りを心身の癒しに役立てようという考え方は、数千年前の古代文明の時代からありました。インダス文明の遺跡からは、精油(エッセンシャルオイル)を抽出するための器具も発見されているほどです。

植物の香りには、人間本来の自然治癒力や抵抗力を高め、自律神経の働きや免疫力を向上させる働きがあります。

精油ならば、季節を問わず楽しめます。入浴時には、浴槽にお湯をはり、精油を5~6滴垂らして混ぜれば、浴室は香りに包まれ、贅沢な気分を満喫できます。

仕事から帰って何もする気になれない……というときには、洗面器やバケツにお湯をはり、精油を2~3滴垂らして手浴、足浴をするのもいいでしょう。

外出先でも、ハンカチやティッシュに精油を2~3滴垂らして、鼻や口から吸いこむなど、手軽な方法があります。

ハーブを栽培してアロマセラピー効果

ハーブのアロマセラピー効果には、個々に特性があります。

気分をリラックスさせるハーブの代表は、ラベンダーとカモミールです。どちらも心を穏やかにして、ストレスをやわらげてくれます。ローズ、マジョラム、レモンバーム、ローズウッド、サンダルウッドなどにも同様の効果があります。

気分をリフレッシュさせるハーブの代表は、ペパーミントとローズマリーです。心を元気にしてくれて、スッキリします。レモングラス、バジル、ジンジャー、オレガノ、ベルガモット、ジャスミンなどにも同様の効果があります。

ハーブはお店で気軽に買うことができます。けれど、自分のベランダで小さな種や苗から時間をかけて育った植物ならば、いっそうの愛着と喜びが味わえるでしょう。 つみたてのフレッシュな香りを放つハーブでリラックスして、身心ともにゆとりある暮らしをしましょう。

(「オン&オフ生活術」法研より)

※この記事は2006年5月に配信された記事です

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ナチュラル派におすすめ!塩・重曹・精油で梅雨~夏のジメジメ対策

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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(編集・制作 (株)法研

身近な材料と精油を使って、梅雨から夏を快適に!塩や重曹と精油を用いたケアで梅雨時もすっきり。虫よけ、日焼け対策も忘れずに!

塩と精油を使ってじめじめした季節をさわやかに

梅雨の時期は気圧のせいもあり、体がだるかったり、気分も今一つのりません。そんなときこそ、ひと工夫で毎日の生活が変わります。私たちの周りにあるものを使って、ちょっとしたケアを始めましょう。

塩は、人間の体にとって水や空気と並んでとても大切な、なくてはならないものです。化学的にはナトリウムと塩素という2つの物質が結びついたもので、体の血液量を一定に保ったり、細胞組織の水分バランスを保ったり、食べ物の消化や心臓の拍動にも大切な役割があります。
昔は塩は金と並ぶほど貴重なものでした。多くの国で塩には人間を悪魔から守ってくれる働きがあるとされ、偉大なパワーがあると信じられています。日本でも歌舞伎の舞台の前には塩をまいたりします。家の玄関先に山盛りに置いてあったり、お葬式の帰りには塩をひとつまみ配ることも多く見られます。そんな塩を使って、梅雨時を快適にすごすナチュラルケアを試してみませんか? また、夏の虫よけや日焼け対策についても紹介しましょう。

☆鼻づまりすっきり 塩とユーカリの清浄剤
<材料>
塩 小さじ1/2
重曹 小さじ1/2
ユーカリ 1滴
水 50cc

ティッシュにユーカリを1滴落としてゆっくりと吸入する方法もありますが、しっかりと鼻を洗ってみるのもよい方法です。鼻に流し込みやすいようスプレー式の小ビンまたはスポイドのついている入れ物を容器にしてつくりましょう。材料を混ぜ合わせ、鼻にゆっくりと流し込んでいきます。塩が入っていることで粘膜の汚れやほこりやウイルスが除去できます。
花粉症の季節にもよい方法ですが、このじめじめした梅雨の季節にも最適です。鼻やのどをすっきりさせることでさわやかに過ごすことができます。スポイドは自分の物を用意し、使用後は熱湯で洗って乾かしておきます。

☆足つやつや 塩とユズの角質落とし
<材料>
塩 大さじ2杯
ユズ 2滴
オリーブオイル 大さじ2

ユズは誰もが良い香りと感じるハーブ。その香りは自律神経の副交感神経を優位にしてくれ、ストレスによって気持ちが沈んだとき、心がくよくよとしたときなどに最適です。
材料を混ぜ合わせておき、お風呂上がりに足をゆっくりとマッサージしていきます。ゴマージュのように、角質化したかかとや足の指の硬くなったところなどをとくに念入りに行います。乾燥してかさかさの皮膚に塩が効果的です。ユズ湯のように足を温める働きもありますが、何よりもアロマテラピー効果を楽しみながら足をつやつやにします。

☆塩とティートリーのマウスウォッシュ
<材料>
塩 大さじ1/2
重曹 大さじ1/2
ティートリー 1滴
水 1カップ

材料を混ぜ合わせます。塩には歯ぐきの引き締め効果があり、重曹には口の中を中性からアルカリ性に傾け虫歯菌の活動をしずめる働きがあります。最近は塩と重曹を使った歯磨き粉が人気のようです。
ティートリーには抗菌力があり、水虫やニキビなどにもよいといわれています。マウスウォッシュとして息のにおいをすっきりとさせるのはもちろん、口内炎やキズがあったりするときはより効果的です。ペパーミントを使う方もいますが、ときにスースーとしますのでご注意ください。

夏の虫よけ、日焼け対策は安心な手作りで

夏は虫よけと日焼け対策が欠かせません。子どもにも安心して使える手作りをおすすめします。

☆虫よけスプレー
<材料>
アルコール 10ml
シトロネラ 5滴
レモングラス 5滴
ラベンダー水 40ml
スプレービン

スプレービンにアルコールを入れて材料を混ぜ合わせます。シトロネラ油やレモングラス油は古くから虫よけとして有名で、虫が嫌がる香りといわれます。自然素材でつくる虫よけスプレーは、子どもにも、市販の虫よけスプレーにかぶれやすいような人でも安心して使うことができます。キャンプに行ったときなどその効果に驚かされます。1時間おきにスプレーする必要がありますが、その度に魅惑的なよい香りがします。

☆日焼け止めクリーム
<材料>
シアバター 10g
スウィートアーモンドオイル 5ml
ラベンダー 2滴
二酸化チタン 小さじ1/2
酸化亜鉛 小さじ1/2

手作りの日焼け止めクリームが簡単にできます。ガラスビンにシアバターを入れ、容器ごとお湯をはったボールにつけてゆっくり溶かしていき、そこへスウィートアーモンドオイルを混ぜ合わせます。二酸化チタンと酸化亜鉛を少しずつ加え、しっとりとするまでゆっくりと混ぜ合わせましょう。二酸化チタンと酸化亜鉛は手作りコスメ専門店またはインターネット販売などでも入手できます。
これから紫外線の強い夏に向かいます。しっかりと日焼け止めを使いましょう。子どもが外に遊びに行くときにもつけてあげましょう。何回も、頻繁につけることが大切です。

☆日焼けのあとのひんやりスプレー
<材料>
ラベンダー水 30ml
ラベンダー 4~5滴

外から帰って来たとき、日焼けで体がほてったときなど、ほてりをさましてあげましょう。スプレーに入れてたっぷりと吹きかけ、ぱしゃぱしゃと手でパッティング。ラベンダーはやけどにも最適なオイルです。体の日焼けは、そのつどケアしてあげることが肌をきれいに保つために必要です。

※この記事は2010年6月に配信された記事です

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春のストレスを解消! 花粉症・カサカサ肌に効果のあるアロマの使い方

森田 敦子先生

【執筆者】森田 敦子先生

植物療法士、サンルイ・インターナッショナル代表取締役 1992年パリ大学所属の薬学専門校入学、生物化学、植物学、大脳生理学、フィトテラピーを学び、植物療法士資格を取得。1998年サンルイ・インターナ…

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春の精神的ストレス、花粉症、肌のダメージに! まずは気に入った香りのエッセンシャルオイルを1本、手元に置いて始めてみませんか?

自然療法が自分自身の体の声を聞くきっかけに

はるか昔から世界のさまざまな地域で、その土地でとれる植物の力や人の手などを利用した自然療法が、家庭でも一般的に行われていました。今日のように西洋医学が普及していなかった時代には、身近に手に入れやすい材料を利用して体の不調を治すことが、あたりまえのように行われてきたのです。今でもヨーロッパでは、ハーブティーやハーブのエキスなどを使う植物療法が日常的に用いられています。

何となく体調が優れないといったときに自然療法を用いると、穏やかな作用を実感できるよい経験になります。何より自分自身の体の声を聞くことができるきっかけにもなると思います。また、周りの家族や仲間の方々へのケアを通してお互いの心が癒されたり信頼が深まったりすることは間違いありません。

さて植物中に含まれる天然の成分には、香りを放つものがたくさんあります。それらは薬草とかハーブと呼ばれ、日常的に親しまれてきました。その香り成分をいただいて健康を保つ療法をアロマテラピー(芳香療法)といいます。今では嗅覚生理学という学問によって、香りが脳へ与える刺激がさまざまな効果をもたらすことがわかってきました。

このシリーズでは、さまざまな分野で活用されているアロマテラピーの中から、誰でも家庭で簡単にできる利用法を紹介していきたいと思います。

アロマテラピーを始めるには?

アロマテラピーを初めて利用する方は、まずは気に入った香りの精油(エッセンシャルオイル)を1本手に入れるとよいでしょう。アロマテラピー用のディフューザーがあると、お部屋に香りを漂わせることが簡単にできます。ディフューザーとは空気圧で精油を微粒子にして香りを拡散させる器具のこと。熱を加えないので精油本来の香りが楽しめます。
ベースオイルやクリーム基材(精油を薄めるための材料)に薬草やハーブのエキスをブレンドすれば、マッサージしながら香りを楽しむことができますし、お湯を張った洗面器に精油を2~3滴落としてゆっくりと蒸気を吸入する方法もありますので試してみてください。

今回は、春に役立つハーブとその利用法を紹介しましょう。

春に受けやすいストレス・イライラ・疲労感の解消に

季節の変わり目は、自分でも気づかないうちにストレスを受けることがよくあります。とくに春は、新しい環境、人との出逢いの季節です。体と心のバランスを崩し、イライラしたり疲労感を感じたりしたら試してみましょう。

☆ユズのハーブクリーム

<材料>
シアバター 30g
スイートアーモンドオイル 5g
ユズの精油 2~3滴

シアの実から採取するシアバターは、肌を保護する効果があります。スイートアーモンドオイルにユズの精油を混ぜ合わせ、そこへシアバターを加えてよく練っていきます。ユズの香りは、心を和らげ高いリラックス効果を期待できます。首の回りや手、唇のお手入れも同時にできる万能のハーブクリームです。やさしくなでるようにマッサージしてください。

☆ユズのバスソルト

<材料>
天然海塩または岩塩 20g
ユズの精油 3~4滴

塩とユズの精油を混ぜ合わせたものをバスタイムに使います。お風呂から香るユズの香りに深いリラックス感を覚えます。体をゆっくり温めるとさらにリラックス効果が高まります。海塩や岩塩には免疫系を強くするミネラルがたっぷり含まれています。

花粉症の辛い症状を和らげる

つらい花粉症ももう一息の辛抱ですね。鼻づまりや頭痛によく効くコットンボールで乗り切りましょう。

☆ユーカリとペパーミントのコットンボール

<材料>
コットン 20g
ユーカリラジアタの精油 1~2滴
ペパーミントの精油 1~2滴

鼻づまりや呼吸器の炎症を和らげてくれるユーカリは、ペパーミントと混ぜ合わせるとさわやかな香りが強まります。鼻づまりや頭痛にユーカリとペパーミントを同量混ぜ合わせます。丸めたコットン、またはガーゼに浸み込ませてマスクの中に入れて吸入します。ゆっくり吸ってハーと息を吐くことを5~6回繰り返します。

カサカサ肌へのダメージに

寒さが緩み、肌全体が春に備えを始めるころから、まだ冬からのカサカサ肌が続いているところへ汗やほこりによる刺激が加わって肌荒れが目立ち始めます。そんなときには次のような試みを。

☆よもぎのバスエッセンス

<材料>
ティー用の袋
乾燥よもぎ ひとつまみ

乾燥したよもぎは、どこの漢方専門店でも手に入ります。モモの葉があれば一緒に購入しましょう。ティー用の袋にひとつまみのよもぎを(あればモモの葉も一緒に)詰めて、水3カップ(600ml)と一緒に鍋に入れて弱火で煮て、半量になるまで煮詰めます。この液を風呂の中に入れます。よもぎ(とモモ)の懐かしい香りが広がります。よもぎとモモの葉のエッセンスの中に体をゆっくりとつけてみてください。まるでローション風呂のように肌がしっとりとしてきます。

※この記事は2009年3月に配信された記事です

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