知ってる? 確実な避妊法ー40~50代に意外に多い中絶の割合

太田 寛先生

【執筆者】太田 寛

慈桜会 瀬戸病院産婦人科 北里大学医学部公衆衛生学 助教 1989年京都大学工学部電気工学科卒業後、日本航空株式会社羽田整備工場に勤務。2000年東京医科歯科大学卒業。茅ヶ崎徳洲会総合病院産婦人科…

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自分の未来のためにも、正しい避妊の知識を持って!
意外に知られていない確実な避妊法。「絶対妊娠しては困る」状況なのに不確実な避妊法に頼っている人が多い。

40~50歳代も、実は中絶の割合が高い

あなたは正しい避妊法を知っていますか? 年間100万人の赤ちゃんが生まれている一方で、約20万件の中絶が行われています。中絶の絶対数は20~30歳代の女性が多いのですが、中絶の割合で見ると若者だけではなく、40~50歳代も中絶率が高くなっています。また、どの世代であってもコンドームが破れた結果の中絶が結構多くなっています。コンドームの避妊効果は不確実であることがあまり認識されていないようです。
生理があって、セックスをすれば、常に妊娠の可能性があることを忘れてはいけません。大人の妊娠は、10代の早すぎる妊娠とは抱える課題が異なります。子どもの教育費のこと、女性自身のキャリア形成などといったそれぞれの事情もありますから、正しい避妊の知識を持つことは大事です。

<参考>
平成22年 人口動態調査
平成22年度 衛生行政報告例  第62表 人工妊娠中絶件数,年齢階級・妊娠週数・事由別

中絶に至る事情は世代ごとにさまざまだが……

中絶に至る事情はさまざまですが、世代ごとに多くみられる例を以下にあげてみます。

●妊娠する可能性を全く考えていなかった20代

厳しい就職戦争を勝ち抜いて4月から新入社員として働くことになっているのに、卒業直前の妊娠発覚。避妊は基礎体温法と外出し(腟外射精)で行っていて、今まで妊娠したことはなかった。中絶は絶対に嫌だが、入社してすぐに産休というわけにもいかない。確実な避妊法を知らなかったことを悔いて涙を流す。

●念願の仕事が始動する矢先に妊娠した独身女性30代

がんばってきた甲斐あって、ようやく重要なプロジェクトの一員になれた。苦労して立ち上げたプロジェクトが始動するという矢先に妊娠。避妊のために必ずコンドームを使っていたが、途中で破れてしまった。コンドームは1年間で3%が妊娠することのある避妊法で、もし妊娠したら産んでもいいと考えている人向けの方法であることは知らなかった。仕事では隅から隅まで漏れがないように考えていたのに、こんな不確実な避妊法に頼っていたことを知って自責の念に駆られている。

●子育て卒業と思いきや、予期せぬ妊娠に戸惑う主婦40代

20歳代に3人の子どもを出産し育ててきた。その後は、外出しのみによる避妊で失敗したことはなかった。更年期も近くなってきたし、セックスの回数も減ったから妊娠するはずはないと思いこんでいた。なのに、久しぶりにたった1回セックスしただけなのに妊娠してしまった。いい年をした大人が今さら中絶なんてと思うが、もうすぐ子どもは大学受験で、勉強できる静かな環境を与えたいし、経済的にも大変な時期に赤ちゃんを育てることは考えられない。まして、年老いてきた両親の世話もあって精神的にも余裕がない。不用意なセックスをしたことを後悔するばかり。

どの程度妊娠を避けたいのかによって違う避妊法

避妊法を選ぶときまず考えなくてはいけないこと、それはどの程度まで妊娠を避けたいのかということです。絶対に妊娠したくないのか、もし妊娠してしまったら産むつもりでいるのか、現在の自分の許容範囲をまず考えましょう。絶対に妊娠したくないなら確実な方法を選ぶ必要があります。妊娠したらそれでもかまわないときの避妊法とは違うのです。
中絶する人を見ていて残念に思うのは、「絶対に妊娠しては困る」状況なのに不確実な避妊法(コンドームや腟外射精など)に頼っている人が多いことです。仕事や買い物のときには詳しく調べてから行動している人達が、避妊に対してはあまり調べもせずに不確実な方法を繰り返して妊娠してしまっています。セックスは身近なことなのに、妊娠や避妊に関しては学校教育で必修とは言えない状況だし、親もちゃんと教育できないからでしょうか。しかし、命に直結することですから、しっかりとした知識を付けてもらいたいですね。

【各種避妊法の理想的な使用による失敗率】

( )内は一般的な使用の場合
・低用量ピル …………………0.1% (5%)
・薬物添加IUS(ミレーナ) ……0.1% (0.1%)
・コンドーム ……………………3% (14%)
・オギノ式(基礎体温法)………1~9% (25%)
・緊急避妊ピル(ノルレボ) ……3%
・避妊せず(妊娠希望) ………85%

※使用開始後1年間のデータ
※一般的な使用とは、例えばピルの飲み忘れや、コンドームを射精後すぐに抜かず腟内に抜け落ちた場合などを含む。
(低用量経口避妊薬の医師向け情報提供資料より作成)

以下に、妊娠を避けたいレベルごとにおすすめしたい避妊法をあげます。絶対に妊娠したくない人は、現代の技術を使って安心できるセックスをしましょう。

・最強レベル:絶対に妊娠したくない人へ
→「低用量ピル」または「薬物添加IUS(商品名:ミレーナ)」(+コンドーム)

低用量ピルを毎日飲んでいれば、99.9%妊娠しません(毎月2,000~3,000円程度、ただし初診時8,000円程度)。ピルは生理痛を劇的に軽くし、生理不順もなくなるので働く女性にすすめられます。ただし同時に性感染症予防としてコンドームを使うことが大事です(ほかの避妊法でも同じ)。
既に出産経験のある人であれば、薬物添加IUS(薬を塗った小さな器具)を子宮内に置いておく(産婦人科外来で挿入)ことにより妊娠を防ぐ方法もあります(1回3万円程度、5年間有効=ひと月あたり500円:2014年に、約3分の1に安くなりました!)。こちらは、1回挿入すれば毎日薬を飲む必要もないため、忙しい人に向いています。なお、出産してない人でも挿入できないわけではありません。

・中程度レベル:もし妊娠してしまったら産んでもよいと思っている人へ
→「コンドーム+基礎体温法(+緊急避妊ピル)」

コンドームは破れたり抜けたりすることがあり、また基礎体温法では排卵がたまたまずれたり精子が長く生きていたりすることもあります。より可能性を下げるためには二つを併用したほうがより安心ですが、それでも少し不確実です。この避妊法では1年間に2~3%程度の人が妊娠する可能性があるので、もし妊娠してしまったら産むつもりの人でないとおすすめできません。パートナーがいて、そのうち子どもが欲しいなあ、避妊はしているけど赤ちゃんができたらできたでうれしいなあ、と思っているくらいの人におすすめです。
もしも排卵日前後にコンドームが破れてしまったときは、72時間以内に緊急避妊ピル(商品名:ノルレボ錠)を飲めば妊娠の確率を下げることができます(1回2万円程度)。ただし、夜中に病院に来るのは避けてください。72時間以内なら効果がありますから、厳しい勤務でがんばっている産婦人科医を寝かせてあげてください。また、もし1回でも緊急避妊ピルを飲む事態になったなら、次回からは低用量ピルやミレーナを考えたほうがいいですね。

・気休めレベル:あまり避妊するつもりのない人
→「腟外射精(外出し)」

避妊した「つもり」になりたい人ならこれもありかも。射精前にも精子は少し漏れていますし、射精直前で抜いても妊娠することはよくあります。それまで妊娠しなかったのは、たまたま運がよかっただけです。ほかに有効な方法のある現代日本では避妊法とは言いがたい失敗率の高い方法です。まあ、女性ならこのような「避妊」しかしてくれない男とは別れたほうがよいでしょう。あなたの体や心を気遣っているとは思えません。また、性感染症をうつされる可能性も高いですね。他の女性もそのように扱っていたのでしょうから。

女性にとって妊娠出産は大きな出来事です。自分で自分の未来を決めていくためにも、自分が主体となった避妊法を選びましょう。妊娠の不安のないセックスなら、心から楽しむこともできるでしょう。何より自分で選択した結果の妊娠であれば、喜びをもって新しい命を迎えることができるでしょう。

※この記事は2012年7月に配信された記事です



妊娠中のつわりに効果のある漢方とは? 風邪やむくみなどの体調不良にも

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つらい「妊娠・出産の症状」改善-漢方医学、西洋医学での対処法

ストレスをためず、軽い運動を

妊娠中のつわりに効果のある漢方とは? 風邪やむくみなどの体調不良にも

出典:株式会社法研「女子漢方」
著者:矢久保 修嗣 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 科長
木下 優子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 外来医長
上田 ゆき子 日本大学医学部附属板橋病院 東洋医学科 救急担当医長


漢方医学の考え方

症状

妊娠中の女性の体の変化には個人差があり、とくに不快感はなく、心地よく過ごしている人もいますが、つわりになったり、切迫流産や早産になったりするなど、予想できないことの連続です。

つわりは、とくに、においや食の嗜好には敏感になりがちで、今まで好きだった食べ物がおいしいと感じなくなったり、ご飯を炊くにおいも気になったりするなど、さまざまな変化が起こります。

その原因には、気の巡りが悪いことや水の滞りがあることが考えられます。妊娠すると、妊婦さんは、ほぼ全員、水毒(すい どく)になります。そのため、むくみが出たり、ひどい場合は高血圧になったりします。

また、血虚(けっ きょ)もよくみられる症状で、貧血や立ちくらみなどが起こることがあります。

一方の切迫流産や早産は、おなかの張りが強くなることで起こると考えられます。そこで、緊張をゆるめる作用のある芍薬(しゃく やく)を含む処方を使うことになります。

つわりは、赤ちゃんからのメッセージだという考え方もあります。食べないで欲しいものや、食べて欲しいものを赤ちゃんが伝えてきていると言うのです。

また、それまでの食生活や生活習慣によって母体に出ている影響を、この時期にリセットしようとしているという見方もあります。

どちらにしても、つらいことには変わりがないので、症状を少しでも和らげるようにするのがよいでしょう。

なお、食べられないと胎児が育たないのではないかと心配する人もいますが、そんなことはありません。食べられるときに食べられる物を食べたらいいと気楽に考えることが大切です。

妊娠の症状には個人差があり、また、同じ人でも、一人目はつわりが重かったけれど、二人目はそうでもなかったなど、妊娠するたびに異なります。しかし、つわりや妊娠高血圧症候群などは二度目も出ることが多いので、一回目の妊娠で症状があった人は早めに漢方薬を飲むことをおすすめします。

漢方処方

*妊娠時の万能薬は、当帰芍薬散

妊娠時に、もっともよく使われるのが、婦人科系の病気の処方としても代表的な漢方薬、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。安胎薬(あん たい やく)と呼ばれ、もともとは、妊娠時の腹痛の薬として処方されていました。

血虚(けっ きょ)に対する漢方薬なので、貧血に効果があり、また、水毒の漢方薬として、むくみを改善する作用もあります。そこで、現在では、腹痛に加えて、妊娠時の貧血や高血圧症候群に対する漢方薬としても使われています。

妊娠の初期から出産時にまで使うことができる便利な処方なので、一回目の妊娠で高血圧症候群やむくみが認められた人は、早い時期から内服をおすすめすることがあります。

また、不妊や習慣性流産のある人などにも処方されます。まさに、女性のための万能薬と言えます。

*つわりがある場合

よく使われる漢方薬は、香蘇散(こう そ さん)です。つわりには紫蘇がよいとされており、この香蘇散にも入っています。

吐き気に対しては、半夏(はん げ)と茯苓(ぶく りょう)の組合せも有効で、小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)、茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)が使われます。

また、胃腸のもたれや体力回復に効果のある人参湯(にん じん とう)を処方することもあります。

ただし、つわりがひどいときは、エキス剤すら飲みたくないと感じることがあります。その場合は、生薬(しょうやく)を粉末にして内服すると飲める場合があります。それでもつらいときは、漢方薬ではなく、紫蘇酢(し そ ず)なども効果があります。ドラッグストアでも売っているので、ためしてみるとよいでしょう。

つわりは、悪化すると入院になることもある症状です。体調が悪いときには、無理をせず、主治医に相談しましょう。

*風邪を引いた場合

よく使われるのが、香蘇散(こう そ さん)です。現在では、気分が落ち込むなど、抑うつの傾向のみられる人に使うことで知られていますが、もともとは、風邪の処方です。

風邪とは、読んで字のごとく、風の邪(じゃ)であり、気の巡りをよくすることで風邪を追い出そうというものです。

なお、風邪で咳や喉の痛みが続く場合には、麦門冬湯(ばく もん どう とう)を使います。悪寒がして、風邪かなと思うようなときには、桂枝湯(けい し とう)がおすすめです。

*むくみや妊娠高血圧症候群がある場合

むくみや妊娠中の高血圧には、水毒が関係していることが多いので、余分な水分をのぞく作用のある漢方薬、五苓散(ご れい さん)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を処方します。悪くなってから飲むのではなく、早めの内服が効果的です。

 

西洋医学の考え方

 妊娠初期は、つわり。後期は、むくみや妊娠高血圧症候群などの症状があらわれやすくなります。医師の指示に従いながら生活習慣をととのえますが、ひどいときは、漢方薬をすすめられる場合もあります。

 

症状

妊娠中は、短期間でホルモンのバランスが変わるため、さまざまな不調が起こります。

具体的な症状としては、初期は眠気、頻尿、食欲不振、食欲増加、便秘、貧血、つわりによる吐き気やむかつきなどがあります。妊娠4~6週目から12~16週目の時期は、胃のむかつきや吐き気を感じるつわりが起こります。

つわりの症状が強く、食べ物だけでなく、水も受けつけなくなって脱水症状を起こすなど、日常生活に支障をきたすような場合は、妊娠悪阻(お そ)と呼び、入院が必要になる人もいます。

また、妊娠中は、月経前に増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)が、普段の何倍も出ることが原因で、むくみやすくなります。

中期以降になると、切迫流産、妊娠に伴ってみられる高血圧、たんぱく尿、むくみ、1週間に500g以上の体重増加などの症状の一つ、もしくは二つがあらわれる妊娠高血圧症候群の症状が起こりうる可能性があります。

妊娠後期(6ヵ月以降)は、基本的には安定期に入りますが、さらにむくみやすくなります。これは、おなかの中で大きくなった子宮が血管を圧迫して、血液やリンパの流れが悪くなるためです。

ほかにも、内臓が圧迫されたような感覚になり、息苦しさや、胃もたれなどがあらわれることがあります。これを第二のつわり、と呼ぶ人もいます。

また、ホルモンの影響と、大きくなったおなかの負担により、腰痛を起こしやすくなります。食欲が増加して、食べ過ぎや妊娠高血圧症候群や、切迫早産などの可能性もあります。

そのほか、妊娠期間中に、風邪を引いたり、花粉症の症状が出たりする人もいると思います。風疹の感染なども、問題になっています。しかし薬の服用は、漢方薬であっても絶対に自分では判断せずに、担当の医師に相談してください。

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痩せていることは悪いこと?妊娠中の『痩せ』が子供の病気リスクを高める

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執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと

2500g未満の低出生体重児が増えています。将来の病気リスクと予防法について解説します。

お母さんの栄養不足などで低体重赤ちゃんが増加

グルメ大国といわれる日本で、お母さんの栄養不足による赤ちゃんの低体重が問題になっていると聞いたら驚くでしょうか? 低出生体重児とは、生まれた時の体重が2500g未満の赤ちゃんのこと。日本ではその割合が増え続け、今ではなんと約10人に1人が低出生体重児として生まれています。

出生体重は子宮内の栄養状態を示すひとつの指標として考えられているもの。最近では早産でなく、予定日近くでも小さく生まれる子供が多いのです。そして小さい赤ちゃんは、将来さまざまな生活習慣病になりやすい素因を持って生まれることがわかってきました。

痩せていることは悪いこと?妊娠中の『痩せ』が子供の病気リスクを高める

将来は高血圧・脳梗塞・冠動脈疾患などになりやすい

低出生体重との関連がはっきりしている病気は、高血圧、脳梗塞、冠動脈疾患、脂質代謝異常、2型糖尿病、神経発達障害です。
しかし素因があるだけでは病気を発症しません。運動不足、栄養やストレス過多等の望ましくない生活をすると発症リスクが高くなります。
これを「成人病胎児期発症起源説(DOHaD<ドーハッド>説)」と言います。

生活習慣病といえば、長年の生活習慣が引き起こす病気と考えられていますが、その多くが胎児期の栄養不足などがひとつの原因ではないかという説が有力になってきているというから驚きです。お母さんが低栄養だと、赤ちゃんは、少ない栄養でも生きていけるよう遺伝子の働きを調節する仕組みを変化させて対応します。
胎児期に起こった低栄養による変化は元に戻りにくいのが特徴です。また、胎児は受精時からすでに子宮環境の影響を受けているため、妊娠がわかってからではなく、常日頃から栄養に注意しておくことも大事と言えます。

妊娠する前・妊娠中・生まれた後の食生活が大切

遺伝子の働きの調節には、さまざまな栄養素が関わっていることがわかってきています。食事の量が減ると、そうした大事な栄養素は十分に摂ることが難しくなるので、妊娠したい人は無理なダイエットをしないこと。

しかし、低体重で生まれても、食生活や生活習慣に注意すれば、生活習慣病のリスクを低下させることは可能であることもわかってきました。子供の食習慣は、母親の食習慣の影響を多大に受けるもの。ですから、まずは女性が自分の食生活を整え、栄養・健康に気をつけることがとても大切なのです。

参照元
低出生体重児 | e-ヘルスネット 情報提供
マニュアル等厚生労働科学研究成果|厚生労働省

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ピルの入手方法や飲み方・ピルの基礎知識|ピルを使用できない人とは?

【お話を伺った人】松峯 寿美先生

東峯婦人クリニック院長・医学博士 東京女子医科大学卒。 専門は婦人科一般、不妊症治療など。 日本産婦人科学会専門医、思春期学会理事、東京女子医科大学非常勤講師など兼任。『マタニティホワイトブック』…

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正しく使って自分の健康は自分で守る!確実な避妊にはピル、性感染症の予防にはコンドーム!ダブルブロックで自分を守りましょう。

ピルはどこで手に入るの?

低用量経口避妊薬=低用量ピル(以下ピル)は、日本ではかぜ薬などのように薬局などで買うことができません。使用には医師の処方が必要です。一般的には婦人科や産婦人科を受診して医師による問診や血圧測定を受け、問題がなければ処方してもらいます。以前は多くの検査が必要でしたが、2005年12月の「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」の改訂により、基本的には問診と血圧測定だけで入手できるようになりました。

まず問診でリスク因子がないかを確認し、リスク因子があれば必要な検査を行います。子宮がんや性感染症の検査などは健康管理のために重要ですが、ピルの処方に必要というわけではありません。ただ、せっかく産婦人科を受診するのですから、検査を受けていない人はこの機会に検査しておくのもよいことです。
ピルについてわからないことがあればささいなことでも質問し、きちんと説明してくれる医師を選びましょう。これをきっかけに、体のことを何でも相談できる「かかりつけ医」ができるとよいですね。

ヘビースモーカーはピルを使えない!

ピルは月経が始まる10代から50代で閉経するまで、ほとんどの女性が使うことができますが、なかには飲むと危険な人もいます。次のような人はピルの使用を避けるか、注意して使う必要があります。

●血栓症の人、あるいは血栓症にかかったことのある人
●脳・心血管系の病気にかかっているか、かかったことのある人
●乳がん、子宮体がん、子宮頸がんにかかっている人
●肝機能障害、高血圧、糖尿病、高脂血症にかかっている人
●妊娠、授乳中の人
●35歳以上で1日15本以上喫煙する人

血栓症のリスクの高い人はピルを使用できません。また、タバコを吸う人がピルを服用すると、血栓症や乳がんなどのリスクが高くなるといわれています。健康のためにもぜひ禁煙を! また、結核やてんかんの薬、ある種のサプリメントには、ピルの避妊効果を低下させるものがありますから、何か薬を服用している人は医師に相談しましょう。

二つのタイプと服用開始日が選べる

ピルは1カ月分(1周期分)が1シートに入っていて、シートに指示された順番どおりに飲んでいきます。「21錠タイプ」と「28錠タイプ」があり、服用開始日も自分で決めることができます。

服用期間はそれぞれ21日間と28日間で1周期です。「21錠タイプ」の服用方法は、1日1錠を21日間連続して飲み、22日目から7日間休薬し、8日目から新しいシートのピルを飲みます。「28錠タイプ」は、飲み忘れを防ぐため7日間は偽薬(ホルモンの含まれないプラセボ錠)を飲み続けます。飲み終ったら、翌日から新しいシートのピルを飲みます。

服用開始日は通常、月経の第1~2日目ですが、サンデースタートピルといって、月経が始まって最初の日曜日(月経が日曜日に始まった場合はその日)から服用を始めることもできます。サンデースタートピルのメリットは、月経が週の半ばに来るため、週末に用事がある人には便利なことです。しかし、服用を開始して最初の1週間は避妊効果がなかったり、少量の出血が続くことがあるので注意しましょう。

大切なのは飲み忘れしないこと。毎日同じ時間帯に飲むのが望ましいので、例えば朝食時や歯みがきのときなど、毎日の習慣と結びつけると忘れにくいでしょう。携帯電話にアラームをセットするのも一法です。飲み忘れは妊娠と不正性器出血(月経以外の出血)の可能性を高めますから注意しましょう。
それでも飲み忘れた場合は、24時間以内なら気づいたときただちに1錠飲み、その日の分も通常通りに飲みます(計2錠服用することになる)。24時間以上たってしまったら、次の月経開始日から新しいシートの錠剤を飲みます。月経周期を崩したくなければピルを続けて飲みますが、飲み忘れた日から新しいシートを飲み始めるまでは避妊効果がありませんから、別の避妊法との併用が必要です。プラセボ錠の飲み忘れは問題ありません。

性感染症予防にはコンドームを忘れずに!

ピルを飲んでいれば性感染症にもかからないと思っていたら大変! クラミジアやエイズなど、性行為でうつる性感染症はピルで予防することはできません。性感染症を予防するのはコンドームだけです。
性感染症は感染初期には症状のないものが多く、気がつかないうちにうつしたり、うつされたりすることがあります。しかも多くは女性のほうが感染しやすく、腹膜炎や不妊の原因になるなど被害も大きくなってしまいます。ピルはあくまで避妊用のため。性感染症予防にはコンドームを正しく使用して、自分の健康は自分で守りましょう。

※この記事は2007年2月に配信された記事です

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望まない・意図しない妊娠は約4割|低用量ピルの避妊効果とは?

【お話を伺った人】松峯 寿美先生

東峯婦人クリニック院長・医学博士 東京女子医科大学卒。 専門は婦人科一般、不妊症治療など。 日本産婦人科学会専門医、思春期学会理事、東京女子医科大学非常勤講師など兼任。『マタニティホワイトブック』…

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ホルモンが作る女性のリズム。決めるのはあなた!避妊効果が高く副作用も少ないといわれるピル。あなたはどれくらい知っていますか?

自分のことは自分で決めたい

週刊誌やテレビで、芸能人の「できちゃった婚」のニュースをよく目にしますが、日本では避妊の失敗などによる「意図しない出産」や「望まない出産」が約40%弱もあるといわれています。問題なのは、望まない妊娠で仕事や学校を辞めざるを得なかったり、中絶したりする人が多いということです。

そういったことを避けるためにも、日ごろから避妊について考えておきたいものです。さまざまな避妊方法の中で何を選ぶのか、人任せにせず自分で決めるのが自立した女性!そのためには、十分な情報と正しい知識が必要です。

避妊効果が高く安全といわれるピルが広がらないのはなぜ?

1999年、アメリカから約40年遅れて低用量経口避妊薬=低用量ピル(以下ピル)が解禁され、避妊方法の幅が広がりました。でもピルについて、あなたはどれくらい知っていますか?

ヨーロッパを中心に、ピルは一般的に使われている避妊薬ですが、日本ではコンドームの利用が約8割と圧倒的に多く、ピルを利用している人はわずかです。ピルは避妊効果が高く、副作用も少ないといわれていますが、情報の少なさからか、なんとなく不安、ホルモンを飲むことに抵抗がある、などの理由で服用をためらう人が多いようです。

さらに、ピルの導入にあたってつくられた「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」によって、処方前にさまざまな検査が義務づけられたことも、ピルの利用が進まない原因の一つと考えられています。しかし2005年12月、日本産科婦人科学会などが同ガイドラインを改訂し、検査が大幅に簡素化されただけでなく、製薬会社などがピルの避妊以外の効用をうたってもよいことになりました。

妊娠を防ぐ3つの主な働き

女性には約4週間で1サイクルの月経周期があり、その間に月経と排卵が1回ずつ起こります。そして、排卵のときに出てきた卵子が子宮のほうへ運ばれる途中で精子と出会えば受精卵となり、子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。ピルは、排卵を抑える、受精卵を子宮に着床しにくくする、精子を子宮に入りにくくするという、主に3つの働きで妊娠を防ぎます。

ピルは卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)と同じ成分を含む飲み薬で、これを飲むことで体が妊娠中に近い状態になり、排卵がストップします。また、ホルモンの働きで、精子が子宮に入りにくくなったり、受精卵が子宮内膜に着床しにくい状態になります。このように、何重にも避妊効果を高めているのです。

意外と知られていない、避妊以外のメリット

ピルを使ってみようと思ったら、また、ほかの避妊方法と比較するためにも、ピルのメリットとデメリットをしっかり押さえておきましょう。

メリット

●正しく使用すればほぼ100%の避妊効果があり、妊娠を希望するときは飲むのをやめればよい。
●月経周期をコントロールできる。ピルを飲むと月経周期がきちんと28日周期になり、いつ月経が来るかわかるため、スケジュールが立てやすい。ピルで月経をずらすこともできるため、たとえば、月経が旅行に重ならないようすることができる。
●女性の意思で避妊ができ、自分の体は自分で守る意識が生まれる。
●その他、月経痛が軽くなる、貧血が改善される、にきびがよくなる、子宮内膜症になりにくく悪化を防ぐ、長く飲み続けると子宮体がん・卵巣がんのリスクが減る、骨粗しょう症になりにくくなる、など。

デメリット

●毎日飲まなければならず、飲み忘れると避妊効果がなくなる。
●医師の処方が必要で、保険適用にならないため費用がかかる(月に約3000円~4000円程度)。
●飲み始めの2~3カ月は吐き気や頭痛、乳房の張りなどが起こることがある。
●血栓症のリスクの高い人は飲めない。
●性感染症は防げない(コンドームとの併用が必要)。

避妊だけでなく、健康面や月経周期の調整など女性のQOL(生活の質)をアップさせる効果が期待できるピルですが、上手に使いこなすためには正しい知識が必要です。
次回はピルの使い方についてご紹介しましょう。

※この記事は2007年1月に配信された記事です

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小さく生まれた赤ちゃんの将来の病気リスク|低体重で産まれる原因とは?

ノーイメージ

【お話を伺った人】福岡 秀興先生

早稲田大学胎生期エピジェネティック制御研究所教授 1973年東京大学医学部医学科卒業後、米国ワシントン大学薬理学教室リサーチアソシエート、東京大学医学部母子保健学講座助教授、同大学院医学系研究科発…

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出生体重の低下は、子どもの生活習慣病発症のリスクを高める。出生体重低下の背景に若い女性の「やせ」願望と「やせ」傾向。妊娠前からバランスのとれた十分な栄養摂取を。

出生体重の小さい児は心筋梗塞や糖尿病のリスクが高い

産婦人科医でもある早稲田大学の福岡秀興氏によると、出生体重と生活習慣病の関係を最初に指摘したのは英国のバーカー医師です。1986年、バーカー医師は「成人病(生活習慣病)胎児期発症説」を唱え、その最初のデータで、出生体重が低い子どもほど、特に5.5ポンド(2,500g)以下の場合、将来心筋梗塞などの心臓病(虚血性心疾患)による死亡率が上昇していることを示しました。また、出生体重4,300g以上でも死亡率は上昇していました。

また、インドと米国での、男性の2型糖尿病発症リスクと出生体重との関係を調べた結果では、インドでは出生体重約2,800g、米国では同約3,800gでリスクが最も低く、それよりも高くても低くてもそのリスクが高まることが明らかになっています。

出生体重の小さい女性が妊娠中に罹りやすい病気がある

日本でも、厚生労働省研究班の報告では、出生体重が小さい女性は、妊娠すると妊娠糖尿病になりやすいことが明らかになっています。生まれたときに2,500g未満の女性は、2,500~4,000g未満だった女性より、約5倍も妊娠糖尿病になりやすかったのです。妊娠糖尿病は、十分な栄養(血糖値)管理が行われなくてはならないことに加えて、分娩後に母親自身が将来、糖尿病になるリスクが高いことが知られています。
福岡氏は「日本では妊娠糖尿病になる女性は、肥満の人と必ずしも肥満でない人の比率が約半々ですが、必ずしも肥満でない人の妊娠糖尿病の発症率がこれほど高いのは、世界的にみても特異な現象といえます。」と指摘しています。

出生体重の低下との関連がある病気

さらに、主に海外で多くの疫学調査が大掛かりに行われてきた結果、出生体重の低下による発症リスクとの関連がわかっている病気には、次のようなものがあります。

●出生体重の低下との関連が明らかな病気

虚血性心疾患、2型糖尿病、本態性高血圧症、メタボリックシンドローム、脳梗塞、脂質異常症、血液凝固能の亢進、神経発達異常

●出生体重の低下との関連が想定されている病気(確定したものではない)

慢性閉塞性肺疾患、うつ病、統合失調症、行動異常、子宮及び卵巣腫瘍、思春期早発症、乳がん、前立腺がん、睾丸がんなど

母体の低栄養が赤ちゃんにどう影響するのか?

ではなぜ、出生体重の小さい児は生活習慣病になりやすいのでしょうか。福岡氏はその一例として、亡くなった子どもを解剖した調査の結果を紹介し、出生体重の小さい児では、老廃物をろ過する腎臓のなかで、中心的な役割を果たす「ネフロン」という器官の数が減少していたことを示しています。少ないネフロンで老廃物の処理を行うため、ネフロンへの負担が増大し、生活習慣病に結びつく腎機能障害を起こしやすくなる、ということです。

出生体重の小さい児は、胎内での低栄養に対応した体のしくみをもって生まれてくると考えられています。低栄養という胎内環境で生き抜くしくみができ、エネルギーをため込みやすい体にもなります。その結果、食料が豊富で、運動量も少なく、ストレスが多い現在社会では、肥満になりやすい、というわけです。

このような胎児の低栄養は、母体の低栄養、すなわち「やせ」と密接につながっています。妊娠前にやせていたお母さんは、その食習慣に慣れて、妊娠中に十分な量の食事を摂ることが少ない傾向にあります。しかも、産後の肥満を恐れて食事を制限する妊婦さんもいます。このような妊婦さんからは、十分な栄養が子宮内に届かないために、胎児が低体重になるのです。

妊娠を望む女性の食生活の注意点とは?

では現在、日本では、子どもの出生体重や、妊娠する可能性のある女性の栄養状態はどうなっているのでしょう。

厚生労働省の2010年度『「出生に関する統計」の概況』によると、2009年に生まれた子どもの平均体重は3,020gであり、約30年前の1980年の3,200gに比べて180g減少。また、「母子保健の主なる統計」(母子衛生研究会編)によれば、低出生体重児(出生体重が2,500g未満)の占める割合は、2007年9.65%、2008年9.58%で約10人に1人と高く、1975年以降増え続けています。

一方、厚生労働省の2009年『国民健康・栄養調査』によると、20歳代女性の22.3%、30歳代女性の14.3%が「やせ」(BMI<18.5)となっており、その多さは「先進工業国では世界中でも珍しい、特異な状態」(福岡氏)となっています。

その背景には、これらの世代での過剰なダイエットの広がりが考えられます。実際に、20歳代女性の摂取エネルギー量は最近10年で10%以上も減少しているのです。

このような危機的な状況を改めるため、厚生労働省は「健やか親子21」推進検討委員会に「食を通じた妊産婦の健康支援方策検討会」を設置し、2006年、福岡氏も参加して『妊産婦のための食生活指針』を策定しました。

●妊産婦のための食生活指針

(1)妊娠前から、健康な体づくりを
(2)「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと
(3)不足しがちなビタミン・ミネラル(特に葉酸など)を、「副菜」でたっぷりと
(4)体づくりの基礎となる「主菜」は適量を
(5)牛乳・乳製品などの多様な食品を組み合わせて、カルシウムを十分に
(6)妊娠中の体重増加は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
(7)母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで
(8)たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう
(9)お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日は、体と心にゆとりのある生活から生まれます

福岡氏は「小さく産んで、大きく育てるという考え方は間違い。生まれてくる子どもが将来心筋梗塞や糖尿病などの病気を発症するリスクが高くなる可能性がある。」として、妊婦さん本人のためにも、生まれてくる子どものためにも、妊娠以前からのバランスのとれた十分な栄養摂取を呼びかけています。

※この記事は2011年3月に配信された記事です

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